| 【発明の名称】 |
無線ネットワークにおける無線リソースの再使用システムと方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】ウエイ−ポン チェヌ
【氏名】ツェヌシィ ジュ
【氏名】チン−フォン スゥ
【氏名】ジョナサン アール アグレ
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| 【要約】 |
【課題】無線ネットワーク中の中継局のチャネルのキャパシティは有限であり、場合によっては中継局のセル内のトラフィック需要をサポートするには不十分である。
【構成】無線ネットワーク(200)における無線リソースの再利用方法である。該方法は、第1の中継局(250)との第1の通信が第2の中継局(250)からの干渉を受ける確率を判断する段階と、前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいと判断したとき、前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当てる段階を有する。前記方法は、さらに、前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定する段階と、前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定する段階と、第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当てる段階と、前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する段階とを有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 無線ネットワークにおける無線リソースの再利用方法であって、 第1の中継局との第1の通信が第2の中継局からの干渉を受ける確率を判断する段階と、 前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいと判断したとき、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当てる段階と、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定する段階と、 前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定する段階と、 第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当てる段階と、 前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する段階とを有する方法。 【請求項2】 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいと判断したとき、 第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局に割り当てる段階と、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する段階とをさらに有する、請求項1に記載の方法。 【請求項3】 前記第1の中継局との前記第1の通信が前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率を判断する段階は、干渉マトリックスを構成する段階を含み、 前記第1の中継局との前記第1の通信が第2の中継局から干渉を受ける前記確率に対応するマトリックスエントリーは、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいとき1を含み、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいとき0を含む、 請求項1に記載の方法。 【請求項4】 無線ネットワークにおけるリソースの再使用方法であって、 第1の無線リソースを主無線リソースとして使用し第2の無線リソースを副無線リソースとして使用するよう指定する無線リソース指定メッセージを基地局から受信する段階であって、前記第2の無線リソースは隣接する中継局によっても使用される段階と、 前記第2の無線リソースを用いて端末と第1の無線接続を確立する段階と、 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記第2の無線リソースを用いた前記隣接する中継局からの干渉を検出したとき、前記主無線リソースを用いて前記端末と第2の無線接続を確立する段階とを有する方法。 【請求項5】 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出する段階は、第1の時間内に第1の数の再送要求を前記端末から受信する段階を有する、請求項4に記載の方法。 【請求項6】 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出する段階は、 信号品質レポートに対する要求を前記端末に送信する段階と、 前記信号品質レポートを端末から受信する段階とを有する、請求項4に記載の方法。 【請求項7】 無線ネットワークにおける無線リソースの再利用システムであって、 プロセッサを有し、前記プロセッサは、 第1の中継局との第1の通信が第2の中継局からの干渉を受ける確率を判断し、 前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいと判断したとき、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定し、 前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定し、 第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当て、 前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定するシステム。 【請求項8】 前記プロセッサは、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいと判断したとき、 第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局に割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する、請求項7に記載のシステム。 【請求項9】 前記第1の中継局との前記第1の通信が前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率を判断する前記プロセッサは、さらに干渉マトリックスを構成し、 前記第1の中継局との前記第1の通信が第2の中継局から干渉を受ける前記確率に対応するマトリックスエントリーは、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいとき1を含み、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいとき0を含む、 請求項7に記載のシステム。 【請求項10】 前記プロセッサと結合した、前記第1の中継局と前記第2の中継局からトラフィック需要データを受信するインターフェイスをさらに有し、 前記プロセッサは、前記第1の中継局と前記第2の中継局からの前記トラフィック需要データに基づき、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定し、 前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定し、 第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当て、 前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する、請求項7に記載のシステム。 【請求項11】 無線ネットワークにおけるリソースの再使用システムであって、 第1の無線リソースを主無線リソースとして使用し第2の無線リソースを副無線リソースとして使用するよう指定する無線リソース指定メッセージを基地局から受信するインターフェイスであって、前記第2の無線リソースは隣接する中継局によっても使用されるインターフェイスと、 前記インターフェイスと結合したプロセッサであって、 前記第2の無線リソースを用いて端末と第1の無線接続を確立し、 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記第2の無線リソースを用いた前記隣接する中継局からの干渉を検出したとき、前記主無線リソースを用いて前記端末と第2の無線接続を確立するプロセッサとを有するシステム。 【請求項12】 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出することは、前記インターフェイスが、さらに、第1の時間内に第1の数の再送要求を前記端末から受信する、請求項11に記載のシステム。 【請求項13】 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出することは、 前記インターフェイスが、さらに、 信号品質レポートに対する要求を前記端末に送信し、 前記信号品質レポートを端末から受信する、請求項11に記載のシステム。 【請求項14】 コンピュータ読み取り可能媒体に化体されたロジックであって、前記コンピュータ読み取り可能媒体は、 第1の中継局との第1の通信が第2の中継局からの干渉を受ける確率を判断し、 前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいと判断したとき、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定し、 前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定し、 第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当て、 前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定するコードを有する媒体。 【請求項15】 コンピュータ読み取り可能媒体に化体されたロジックであって、前記コンピュータ読み取り可能媒体は、 第1の無線リソースを主無線リソースとして使用し第2の無線リソースを副無線リソースとして使用するよう指定する無線リソース指定メッセージを基地局から受信し、前記第2の無線リソースは隣接する中継局によっても使用され、 前記第2の無線リソースを用いて端末と第1の無線接続を確立し、 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記第2の無線リソースを用いた前記隣接する中継局からの干渉を検出したとき、前記主無線リソースを用いて前記端末と第2の無線接続を確立するコードを有する媒体。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、概して通信システムに関し、より具体的には、無線ネットワークにおいて無線リソースを再使用するシステムと方法とに関する。 【背景技術】 【0002】 ブロードバンドネットワークサービスとボイスオーバーIP(VoIP)製品が成長・拡大を続けており、無線ネットワークの機能性に対する需要も同様である。この需要を満たすため、複数の基地局、中継局、アクセスポイント、またはコンタクトポイントを使用するネットワークが開発されつつある。実現しつつある技術の1つに802.16があり、WiMAXとして知られている。WiMAXはブロードバンド無線アクセスを提供するが、単一の基地局が広いエリア(理論的には31マイルまで)をカバーする。他の無線ネットワーク技術には、第3世代(3G)、3GPP(Third Generation Partnership Project)、及びWiFiとして知られる802.11がある。 【0003】 端末がWiMAX等の無線ネットワークの便益を享有できるかは、十分強い信号を探してロックできるかどうかにかかっている。これは、基地局からの信号に干渉が生じるエリア(例えば、レンジの端にあるエリア、2つの基地局のカバレッジが重なるエリア、トンネルまたはビルの中のエリア)では困難であることが多い。1つの解決策は、基地局の送信パワーを上げることであり、他の解決策として基地局を追加することがある。しかし、これは望ましくない。運営コストが増加するし、戻りリンクへのアクセスが限られているからである。他の解決策として802.16jがある。これは、802.16標準規格の一部として、802.16jリレーワーキンググループにより開発されている。802.16jは、WiMAX基地局のサービスエリアを拡大し、及び/またはスループット能力を増大する基地局を実施する方法を提供する。中継局は戻りリンクを必要としないが、それは中継局が基地局と端末の両方と無線通信するからである。この種のネットワークは、マルチホップネットワークと呼ばれることもある。端末とハードワイヤード接続との間に2つ以上の無線接続があるからである。 【0004】 明らかに、基地局及び端末の両方と無線通信するので、中継局が通信しなければならないデータ量は増加する。より具体的には、中継局は、無線接続を用いて、端末と基地局の間で同じデータを送受信する。無線ネットワーク中の中継局は、単一チャネルのみを使用して、端末、他の中継局、及び基地局との通信ニーズを満たすことが多い。このチャネルのキャパシティは有限であり、場合によっては中継局のセル内のトラフィック需要をサポートするには不十分である。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 実施形態によると、マルチラジオ無線ネットワークを実施するシステムと方法が提供される。該システムと方法は、従来の方法とシステムの不利益と問題の少なくとも一部を大幅に低減または除去する。 【0006】 本発明の一実施形態によると、無線ネットワークにおける無線リソースの再利用方法は、第1の中継局との第1の通信が第2の中継局からの干渉を受ける確率を判断する段階を含む。前記方法は、さらに、前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいと判断したとき、前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当てる段階と、前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定する段階と、前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定する段階と、第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当てる段階と、前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する段階とを有する。 【0007】 前記方法は、前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいと判断したとき、第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局に割り当てる段階と、前記第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する段階とをさらに有してもよい。 【0008】 前記方法は、さらに、前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースは異なる帯域幅、周波数、タイムスロット、またはサブチャネルを有してもよい。 【0009】 一実施形態では、さらに、前記第1の中継局との前記第1の通信が前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率を判断する段階は、干渉マトリックスを構成する段階を含んでもよい。この場合、前記第1の中継局との前記第1の通信が第2の中継局から干渉を受ける前記確率に対応するマトリックスエントリーは、前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいとき1を含み、前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいとき0を含むことができる。 【0010】 本発明の他の実施形態によると、無線ネットワークにおけるリソースの再使用方法は、第1の無線リソースを主無線リソースとして使用し第2の無線リソースを副無線リソースとして使用するよう指定する無線リソース指定メッセージを基地局から受信する段階であって、前記第2の無線リソースは隣接する中継局によっても使用される段階と、前記第2の無線リソースを用いて端末と第1の無線接続を確立する段階と、前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記第2の無線リソースを用いた前記隣接する中継局からの干渉を検出したとき、前記主無線リソースを用いて前記端末と第2の無線接続を確立する段階とを有する。 【0011】 一実施形態では、前記方法において、前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出する段階は、第1の時間内に第1の数の再送要求を前記端末から受信する段階を有してもよい。別の実施形態では、前記方法において、前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出する段階は、信号品質レポートに対する要求を前記端末に送信する段階と、前記信号品質レポートを端末から受信する段階とを有してもよい。 【0012】 本発明の他の実施形態によると、無線ネットワークにおける無線リソースの再利用システムは、プロセッサを有する。前記プロセッサは、第1の中継局との第1の通信が第2の中継局からの干渉を受ける確率を判断する。前記プロセッサは、さらに、前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいと判断したとき、前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当て、前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定し、前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定し、第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当て、前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する。 【0013】 本発明の他の実施形態によると、無線ネットワークにおけるリソースの再使用システムは、第1の無線リソースを主無線リソースとして使用し第2の無線リソースを副無線リソースとして使用するよう指定する無線リソース指定メッセージを基地局から受信するインターフェイスであって、前記第2の無線リソースは隣接する中継局によっても使用されるインターフェイスを有する。前記システムは、さらに、前記インターフェイスと結合したプロセッサであって、前記第2の無線リソースを用いて端末と第1の無線接続を確立し、前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記第2の無線リソースを用いた前記隣接する中継局からの干渉を検出したとき、前記主無線リソースを用いて前記端末と第2の無線接続を確立するプロセッサも有する。 【0014】 本発明の一部の実施形態による有利性により、基地局は、いくつかの中継局が同じ無線リソース、またはその一部を使用するように、無線リソースを割り当てられることを含む(例えば、2つの中継局により使用される中心周波数、帯域幅、タイムスロット、(例えば、ダウンリンクまたはアップリンクマップに記載される)サブチャネルのいくつかが重なる)。従って、いくつかの中継局を有する無線ネットワークでは、基地局は、無線リソースを再使用させることにより、個々の中継局に割り当てた無線リソース量を増やすことができる。 【0015】 他の技術的有利性は、以下の図面、詳細な説明、及び請求項から当業者には容易にあきらかになるであろう。さらに、具体的な有利性を列挙したが、様々な実施形態には、これをすべて含むもの、一部のみ含むもの、まったく含まないものがある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 図1は、一実施形態による、様々な通信ネットワークを含む通信システムを示す。通信システム100は複数のネットワーク110により構成されている。各ネットワーク110は、独立して、または他のネットワークとともに1つ以上のサービスを提供するように設計された様々な通信ネットワークである。例えば、ネットワーク110は、インターネットアクセス、オンラインゲーム、ファイル共有、ピア・ツー・ピアファイル共有(P2P)、ボイスオーバーIP(VoIP)、ビデオオーバーIP、またはネットワークにより一般的に提供されるその他の機能を提供する。ネットワーク110は、有線通信または無線通信のいずれかのための様々なプロトコルを用いてサービスを提供する。例えば、ネットワーク110aはWiMAXとして知られている802.16無線ネットワークを含み、基地局(例えば基地局120)と中継局(例えば中継局130)とを含む。ネットワーク110aは、802.16jを実施することにより中継局を使用してもよい。中継局を使用するWiMAXネットワークは、モバイルマルチホップ中継(MMR)ネットワークとも呼ばれている。 【0017】 ネットワーク110a内の各中継局と基地局は、1つ以上の無線リソースが割り当てられており、無線接続150の確立に使用される。無線リソースには、例えば、中心周波数、帯域幅、時間スロット、及び/または(例えば、ダウンリンクマップまたはアップリンクマップにおける)サブチャネルの組合せが含まれる。実施形態では、基地局120は同じ無線リソースまたはその一部を複数の中継局に割り当て、効果的にネットワーク110a内で利用できる無線リソースの量を増やしている。しかし、注意深くプランニングしても、2つ以上の中継局に同じ無線リソースが割り当てられ、干渉が生じることがある。このような問題を回避するため、基地局120は主無線リソースと副無線リソースを1つ以上の中継局に割り当てる。中継局は、最初、それに割り当てられた副リソースを使用して、それに接続された端末と通信する。端末に干渉が発生すると、中継器は主無線リソースに切り換えて、干渉を起こした端末と通信する。他のいずれかの中継局が主リソースを使用しており、端末がちょうど移動し干渉を起こすと、中継局は自分のリソースを調整してその中継局と端末が干渉を起こさずに主リソースにアクセスし、その主リソースを介して通信できるようにする。こうすることにより、中継局は無線リソースを再使用できる。しかし、再使用する無線リソースでも干渉が起こる場合、中継局は主無線リソースにアクセスして、干渉の無い通信を提供することができる。 【0018】 通信システム100は4つのネットワーク110a−110dを含むが、「ネットワーク」という用語は、ウェブページ、電子メール、テキストチャット、ボイスオーバーIP(VoIP)、及びインスタントメッセージにより伝送される信号、データ、またはメッセージを含む信号、データ、及び/またはメッセージを伝送できる任意のネットワークであると解釈すべきである。ネットワーク110a−110dは、その範囲、大きさ、及び/または構成に応じて、LAN、WAN、MAN、PSTN、WiMAXネットワーク、インターネット等の地球規模のネットワーク、イントラネット、エクストラネット、その他の形式の無線または有線のネットワークとして実施されてもよい。 【0019】 一般的に、ネットワーク110a、110c及び110dは、端末140及び/またはノード170の間のパケット、セル、フレーム、その他の情報の一部(以下、一般的にパケットと呼ぶ)の通信を提供する。ネットワーク110は、任意数の有線リンク160、無線接続150、ノード170及び/または端末140、またはこれらの組合せを含み得る。例示と単純化を目的として、ネットワーク110aは少なくとも一部はWiMAXを介して実施されたMANであり、ネットワーク110bはPSTNであり、ネットワーク110cはLANであり、ネットワーク110dはWANである。 【0020】 ネットワーク110a、110c及び110dはIPネットワークである。IPネットワークによるデータの送信は、そのデータをパケットに入れて、各パケットを1つ以上の通信経路に沿って選択された送り先に個別に送信することにより行われる。ネットワーク110bはPSTNであり、交換局、中央オフィス、移動電話交換オフィス、ページャ交換オフィス、リモート端末、及びその他の通信機器を含み、それらは世界中に配置されている。ネットワーク110dはゲートウェイを通じてネットワーク110bと結合されている。実施形態によっては、ゲートウェイはネットワーク110bまたは110dの一部であってもよい(例えば、ノード170eまたは170cがゲートウェイを含んでもよい)。ゲートウェイにより、PSTN110dは、ネットワーク110a、110c、110d等の非PSTNネットワークと通信することができる。 【0021】 どのネットワーク110a、110c及び/または110dも、インターネットを含むがこれに限定はされない他のIPネットワークに結合していてもよい。IPネットワークは、データ送信に共通の方法を使用するので、信号は、異なるが相互接続されたIPネットワーク上にあるデバイス間で送信できる。他のIPネットワークに結合されているのに加えて、どのネットワーク110a、110c及び/または110dは、ゲートウェイ等のインターフェイスまたは構成要素を使用して、非IPネットワークに結合していてもよい。 【0022】 ネットワーク110は、複数の有線リンク160、無線接続150、及びノード170を介して、相互に、及びその他のネットワークと接続されている。有線リンク160、無線接続150、及びノード170は、様々なネットワークを接続するだけでなく、端末140を相互に接続し、ネットワーク110に結合された他の構成要素またはそのネットワーク110の一部と接続する。ネットワーク110a−110dの相互接続により、端末140が相互にデータと制御信号を通信でき、任意の中間構成要素またはデバイスがデータと制御信号を通信できる。従って、端末140のユーザは、1つ以上のネットワーク110a−110dと結合した各ネットワーク構成要素間でデータと制御信号を送受信できる。 【0023】 無線接続150は、例えばWiMAXによる2つの構成要素間の無線接続を表す。WiMAX基地局及び/または中継局の拡張レンジにより、ネットワーク110aは、比較的少数の有線リンクを用いても、MANに係る大きい地理的エリアをカバーすることができる。より具体的には、都市エリア周辺に基地局と複数の中継局130を適当に配置することにより、複数の中継局130は、無線接続150を使用して、都市エリア中の基地局120と無線端末140と通信し得る。基地局120は、有線接続160aにより、他の基地局、無線接続をできないネットワーク構成要素、及び/またはMANの外の他のネットワーク(例えば、ネットワーク110dまたはインターネット)と通信する。 【0024】 ノード170は、例えば、ネットワーク構成要素、セッションボーダーコントローラ、ゲートキーパー、基地局、コンファレンスブリッジ、ルータ、ハブ、スイッチ、ゲートウェイ、端末、その他のハードウェア、ソフトウェア、通信システム100においてパケットの交換を可能とする任意数の通信プロトコルを実施する組み込みロジック等の任意の組合せである。例えば、ノード170aは、リンク160jを介して基地局120に、またリンク160aを介してネットワーク110dに有線接続された他の基地局を有する。基地局として、ノード170aは、様々な他の基地局、中継局、及び/または端末との無線接続を確立することができる。他の例として、ノード170eは、ゲートウェイを有する。これにより、ネットワーク110b(PSTNネットワーク)は、ネットワーク110d等の他の非PSTNネットワーク(IPネットワーク)からの通信を送受信することができる。ノード170eは、ゲートウェイとして、異なるネットワークにより使用される様々なプロトコル間の通信を変換する働きをする。 【0025】 端末140及び/またはノード170は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/またはユーザにデータまたはネットワークサービスを提供するロジック(encoded logic)を有する。例えば、端末140a−140cは、IP電話、コンピュータ、ビデオモニタ、カメラ、パーソナルデータアシスタント、携帯電話、その他のハードウェア、ソフトウェア、及び/またはネットワーク110を用いてパケット(またはフレーム)の通信をサポートするロジック(encoded logic)である。端末140は、無人または自動化されたシステム、ゲートウェイ、データ及び/または信号を送受信する他の中間構成要素またはその他のデバイスであってもよい。図1は具体的な数と構成の端末、接続、リンク、及びノードを示しているが、通信システム100はデータ通信用の任意の数または構成の構成要素を想定している。また、通信システム100の要素には、構成要素が集中したものや通信システム100にわたって分散したものが含まれ得る。 【0026】 図2は無線ネットワーク200を示す。この無線ネットワーク200は、一実施形態による基地局210と中継局250をより詳細に示したものである。別の実施形態では、ネットワーク200が含む有線または無線ネットワーク、基地局、端末、中継局、その他の構成要素の数は任意である。これらは、有線接続または無線接続に拘わらず、データ及び/またはシグナルの通信を促進にするか、その通信を行うものである。簡単のため、ネットワーク200はネットワーク205、基地局210、端末270、及び中継局250を含む。基地局210は、プロセッサ212、メモリ214、インターフェイス216、無線通信器217、及びアンテナ218を含む。同様に、中継局250は、プロセッサ252、メモリモジュール254、無線通信器257、及びアンテナ258を含む。これらの構成要素は、無線ネットワーク(例えば、WiMAX無線ネットワーク)にける無線接続の提供等である基地局機能及び/または中継局機能を提供するために協働する。また、ネットワーク205は、図1を参照して説明した1つ以上のネットワークを含んでもよい。例えば、ネットワーク205はインターネット、LAN、WAN、MAN、PSTN、またはこれらの組合せを含む。 【0027】 プロセッサ212は、マイクロプロセッサ、コントローラ、その他の好適な演算装置またはリソースであり、ハードウェア、ソフトウェア、及び/または符号化ロジックの組合せである。プロセッサ212は、単独で、またはメモリ214等の基地局210の他の構成要素と共に、基地局210の機能を提供するように動作可能である。かかる機能には、端末270hや中継局250aのような端末または中継局に、ここで説明する様々な無線機能を提供することが含まれる。プロセッサ212は、干渉マトリックスを生成しエントリーを入れる時に使用され得る。この干渉マトリックスは、中継局のどのペアが相互作用し、互いに干渉を起こすかを表すものである。プロセッサ212はその干渉マトリックスを使用して無線リソースを中継局250に割り当てる。より具体的には、実施形態では、プロセッサ212は干渉マトリックスを使用して、各中継局に割り当てる主無線リソースと場合によって副無線リソースとのパラメータ(例えば、帯域幅、周波数、時間スロット、サブチャネル等)を決定する。 【0028】 メモリ214は、揮発性または不揮発性のいかなる形式のメモリであってもよく、限定はされないが、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、リムーバブル媒体、その他のローカルまたはリモートのメモリコンポーネントを含む。メモリ214は、基地局210により使用されるソフトウェア及び符号化ロジックを含むデータまたは情報を格納し得る。いくつかの実施形態において、メモリ214は、干渉マトリックスを生成する際にプロセッサ212により使用される情報と、その干渉マトリックス自体とを格納し得る。メモリ214は、無線接続260a−260dを介して通信されるデータ量に関する情報も格納し得る。その情報には、個々の端末に基づく平均データレート、使用されるサービスのタイプに基づく平均データレート、または他のタイプの所望のデータレートが含まれてもよい。メモリ214は、適当な端末及び/または中継局にいかにデータをルーティングするか決定する際に有用なデータのリスト、データベース、その他のデータ組織を保持していてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、端末から基地局にデータをルーティングする際に(メッシュ構造ではなく)ツリー構造を使用することができる。より具体的に、基地局210から端末270bには既知の経路がある。この経路またはその一部がメモリ214に格納され得る。 【0029】 基地局210はインターフェイス216も有する。このインターフェイス216は、基地局210とネットワーク205との間のシグナル及び/またはデータの有線通信において使用される。例えば、インターフェイス216は、基地局210に有線接続を介してネットワーク205との間でデータを送受信させるのに必要なフォーマット化または変換を実行できる。 【0030】 無線通信器217は、アンテナまたはその一部と結合している。無線通信器217は、デジタルデータを受信して、そのデジタルデータは、無線接続を介して他の基地局、中継局、及び/または端末に送信される。無線通信器217は、そのデジタルデータを適当な中心周波数と帯域幅パラメータを有する無線信号に変換する。これらのパラメータは、プロセッサ212とメモリ214の組合せにより、予め決定されていてもよい。無線シグナルは、アンテナ218を介して、適当な受信者(例えば、中継局250d)に送信される。同様に、無線通信器217は、アンテナ218から受信した無線信号をデジタルデータに変換する。このデジタルデータはプロセッサ212により処理される。 【0031】 アンテナ218は、いかなるタイプのアンテナでもよく、無線でデータ及び/またはシグナルを送受信できるものであればよい。いくつかの実施形態では、アンテナ218は、1つ以上の無指向性アンテナ、セクタアンテナ、またはパネルアンテナであり、2GHz乃至66GHzの無線信号を送受信できるものである。無指向性アンテナは、あらゆる方向で無線信号を送受信するために使用される。セクタアンテナは、あるエリア内の装置との間で無線信号を送受信するために使用される。パネルアンテナは、視線アンテナであり、ほぼ直線上で無線信号を送受信するために使用される。 【0032】 中継局250は、基地局210と同様の構成要素を有する。1つの例外は、中継局250は有線接続のためのインターフェイスを含まないことである。これは、中継局250が無線接続のみを使用し、有線接続は必要としないからである。中継局250を有線接続なしに配置させることにより、各中継局にネットワークワイヤを張らなくてもよいので、初期配置費用が低くなる。中継局250a、250b、250c、及び250dは、同様の構成要素を有し、同様の機能を提供する。それゆえ、簡単化のため、図2に示した中継局の構成要素についての以下の説明は、これらの構成要素を一般的に参照し、各中継局に当てはまる。 【0033】 基地局210と同様に、中継局250もプロセッサを有する。プロセッサ252は、マイクロプロセッサ、コントローラ、またはその他の好適な演算装置、リソース、または単体で若しくはメモリモジュール254等の中継局250の他の個性要素と組み合わせて中継局250の機能を提供するように動作可能であるハードウェア、ソフトウェア及び/または符号化ロジックの組合せである。かかる機能には、端末270a−270bまたは基地局210等の端末または基地局に、ここで説明する様々な無線機能を提供することが含まれる。中継局250に主無線リソースと副無線リソースとが割り当てられた場合、プロセッサ252は、副無線リソースから主無線リソースへいつ移行するか決定する際に使用される。 【0034】 メモリ214と同様に、メモリモジュール254は、いかなる形式の揮発性または不揮発性メモリでもよく、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、リムーバブル媒体、その他の好適ないかなるローカルまたはリモートのメモリコンポーネントでもよく、これらに限定はされない。メモリモジュール254は、中継局250dにより利用されるいかなるデータまたは情報を格納してもよく、ソフトウェア及び符号化ロジックも含む。いくつかの実施形態では、メモリモジュール254は、中継局250に割り当てられた主及び副無線リソースの両方の様々なパラメータ等の情報を格納することができる。メモリモジュール254は、適当な端末、基地局、及び/または中継局にデータをいかにルーティングするか決定するために有用なデータのリスト、データベース、その他のデータ構成を有していてもよい。 【0035】 無線通信器257はアンテナ258またはその一部に結合している。無線通信器257は、無線接続を介して他の基地局、中継局、及び/または端末に送信するデジタルデータを、例えばプロセッサ252から受け取る。無線接続には、中継局250に割り当てられた主または副無線リソースのいずれかが使用される。無線接続の特性(例えば、中心周波数、帯域幅、タイムスロット、及び/またはサブチャネル)は、その中継局がそれに割り当てられた主無線リソースと副無線リソースのいずれを使用しているかに応じて決まる。無線通信器257は、デジタルデータを適当な中心周波数と帯域幅パラメータを有する無線シグナルに変換する。これらのパラメータは、基地局210またはプロセッサ252により予め決定されてもよい。無線通信器257からの無線シグナルはアンテナ258を介して適当な受信者(例えば、基地局210)に送信される。無線通信器257は、アンテナ258から受信した無線シグナルを、プロせっせ252が処理するデジタル信号に変換する。 【0036】 アンテナ258はいかなるタイプのアンテナでも、データ及び/またはシグナルを無線で送受信できるものならよい。いくつかの実施形態では、アンテナ258は、2GHzと66GHzの間の無線通信信号を送受信できる1つ以上の無指向性アンテナ、セクタアンテナ、またはパネルアンテナである。 【0037】 端末270は、いかなるタイプの無線端末であっても、基地局210または中継局250との間でデータ及び/またはシグナルを送受信できるものならよい。端末270のタイプとしては、デスクトップコンピュータ、PDA、携帯電話、ノートブックコンピュータ、及び/またはVoIP電話等がある。 【0038】 基地局210と中継局250の様々な構成要素がいかに動作して実施形態の機能を提供するのかよりよく理解するために、例示する実施形態の構成要素について例として説明する。この例では、基地局210と中継局250の通信範囲は既知であると仮定する。通信セル260は、そのそれぞれの基地局または中継局の通信範囲を表す(例えば、通信セル260eは基地局210の通信範囲を表し、通信セル260bは中継局250bの通信範囲を表す)。基地局210の周りに中継局250が配置される際は、通信セル260が使用される。例えば、中継局250aは基地局210の十分近くに配置され、通信セル260e内にあるが、中継局250bからは十分遠くにあるので、それらそれぞれの通信セルが重なるエリアは比較的小さい。中継局250aと250b間の重なりにより、ユーザは、通信セル間を移動するときにサービスロスを経験することは少ない。しかし、中継局250aと250bが同じ無線リソースを使用すると、端末270fは、中継局250aに接続されているとすると、中継局250bからの干渉を経験するかも知れない。よって、いくつかの実施形態では、中継局250aと250bが異なる無線リソースを使用することが望ましい。しかし、中継局250a、250b、250c、及び250dがすべて異なる無線リソースを使用する必要はない。例えば、端末270fが通信セル260aと260bの中にいても、通信セル260cと260dの中にいるわけではない。それゆえ、中継局250dにより使用される無線リソースは、中継局250a、250b、または250cにより全部またはその一部が再使用されてもよい。何故なら、通信セル260d内の端末は通信セル260a、260b、または260cのいずれにもなく、中継局250a−250cからの干渉下にはないからである。 【0039】 基地局210のプロセッサ212は、無線リソースが再利用できるように中継局250間で無線リソースを割り当てることにより、上記の利点を利用する。どの中継局が同じ無線リソースを使用してもよいかプロセッサが決定する1つの方法は、干渉マトリックスを使用することである。各中継局は干渉マトリックスの行と列に表される。干渉マトリックスの各エントリーは、2つの中継局が互いに干渉するか否かを表す。例えば、中継局250bと250cは互いに隣接しており、通信セル260bは通信セル260cと重なるので、中継局250cに対する中継局250bの干渉を表す干渉マトリックスのエントリーと、中継局250bに対する中継局250cの干渉を表す干渉マトリックスのエントリーは1である。一方、中継局250cと250dは通信セル260eの反対側にあるので、中継局250dに対する中継局250cの干渉を表す干渉マトリックスのエントリーと、中継局250cに対する中継局250dの干渉を表す干渉マトリックスのエントリーは0である。完全な干渉マトリックスはメモリ214に格納され、実施形態では、次のようになる。 【表1】
【0040】 干渉マトリックスにはいろいろな方法でエントリーを入れることができる。例えば、いくつかの実施形態では、基地局210と中継局250が配置されると、基地局210が各中継局250に排他的送信ウィンドウを割り当てる。各中継局がその排他的送信ウィンドウの間に送信している間に、残りの中継局が受信器信号強度表示(RSSI)またはキャリア干渉・雑音比(CINR)を測定する。より具体的に、いくつかの実施形態では、基地局210が、例えばALL_RS_CIDのCIDを使用して、中継局250にレポート要求(REP−REQ)メッセージを送信する。REP−REQメッセージは、チャネルタイプ要求フィールドのタイプ長さ値(TLV)がRSサウンディング(RS Sounding)に設定されていることを示す。中継局250の数、各中継局250のCID、及びレポーティング期間もREP−REQに含まれてもよい。例えば、中継局250dは、REP−REQを受信すると、REP−REQメッセージに示されたレポーティング時間までの後続のフレームにおいて、サウンディングゾーンアロケーションIEメッセージ(Sounding zone allocation IE message)を聞こうとする。次に、基地局210は、中継局250dにサウンディングゾーンアロケーションIE(排他的送信期間)を割り当てる。特に、サウンディングゾーンアロケーションIEの最終ビットはイネーブルとされ、バーストは中継局250dがサウンディング信号を送信するものであることを示す。また、このビットは、残りのすべての中継局250に中継局250dからのサウンディング信号を測定することを通知する。基地局210によるすべてのサウンディングゾーンアロケーションIEのスケジューリングは実施形態に応じて決まる。 【0041】 中継局250による測定結果は、どの中継局がその測定に関連するかを示すために使用される情報とともに、メモリ254に格納される。各中継局が少なくとも1回送信すると、プロセッサ252はメモリ254から各測定結果をロードし、基地局210に送信する測定レポートのベクトルを生成する。いくつかの実施形態では、プロセッサ252は、REP−REQメッセージのレポート期間に値が示されたフレーム数が経過した後に各測定結果をロードしてもよい。 【0042】 各中継局250からベクトルを受信すると、基地局210のプロセッサ212は、そのベクトルを使用して干渉マトリックスにエントリーを入れる。例えば、メモリ214は所定の閾値を含み、プロセッサ212は、各測定結果を見て、その測定結果が閾値の上か下か判断し、その判断に基づいて、干渉マトリックスの対応するエントリーに1または0を入れてもよい。いくつかの実施形態では、(時間次元で)パイロットサブキャリアか、(周波数次元で)プリアンブルを測定することにより、干渉を推定することが望ましい。 【0043】 干渉マトリックスにエントリーを入れる他の方法は、配置前プランニングによるものである。この方法を用いて、ネットワーク設計者は、端末270の位置を考慮することにより、通信範囲と最大干渉範囲を決定することができる。2つの中継局の最大干渉範囲が重なるとき、対応するエントリーに1を入れ、2つの中継局の干渉範囲が重ならないとき、対応するエントリーに0を入れる。例えば、中継局250cが中継局250bと交わる(またはその逆の)ところに対応するマトリックスエントリーは1を含む。通信セル260cが通信セル260bと重なるからである。他の例として、中継局250dと250aが交わるところに対応するマトリックスエントリーは0を含む。通信セル260dと260aは重ならないからである。 【0044】 これらの方法は両方とも干渉を推定する手段であるが、実際の干渉は天気、端末位置、中継局位置、干渉範囲等の要因に応じて変化する。 【0045】 無線リソースの割り当てを決定する時、プロセッサ212は、中継局250に送信する割り当て情報を準備する。例えば、実施形態では、プロセッサ212は、基地局210からそれに接続されているすべての中継局(例えば、中継局250)と端末(例えば、端末270h)にブロードキャストされる次のプリアンブル及びダウンリンク・アップリンクマップに含まれる割り当て情報を準備する。いくつかの実施形態では、プロセッサ212は、一連の割り当てメッセージの一部である割り当て情報を準備する。中継局に送信される各割り当てメッセージは、その中継局の無線リソース割り当ての詳細を示すものである(例えば、中継局250cに送信される割り当てメッセージは、中継局250cのリソース割り当て情報を含む)。 【0046】 情報が様々な中継局にいかに送信されるかにかかわらず、中継局は、どの無線リソースをその中継局が使用するべきか示す情報を受信すると、割り当てられた無線リソースを用いてそれぞれの端末と通信するために自分自身を設定する。例えば、中継局250aは、アンテナ258aを介して基地局210から割り当て情報を受信する。割り当て情報を含む無線信号は、プロセッサ252aが処理するデジタルデータに無線通信器257aにより変換される。プロセッサ252aは、副リソースが中継局250aに割り当てられたと判断し、副無線リソースを使用するように無線通信器257aを初期設定する。中継局250b、250c、及び250dも自分自身を同様に設定し、最初は割り当てられた副無線リソースを使用する。 【0047】 中継局250a、250b、250cは、地理的に隣接するように配置され、互いに干渉するかも知れないので、無線通信器252aと252bの初期設定は変更してもよい。中継局250cは第1の無線リソースが主リソースとして割り当てられ、中継局250aと250bは第1の無線リソースが副リソースとして割り当てられているので、中継局250cと中継局250aまたは250bとの間に干渉が起こると、中継局250aまたは250bはそれぞれの主リソースを使用するように自分自身を再設定する。例えば、中継局250bと中継局250cの間で第1の無線リソースが干渉するときは、中継局250bはその主リソースとして指定された第2の無線リソースに変更する。留意すべきこととして、中継局250bが第2の無線リソースに変更しても、それは中継局250bに接続されている端末の1つ、いくつか、または全部との無線接続のためのものである。 【0048】 中継局250は異なる方法で干渉を検出することができる。例えば、中継局250bは、比較的短い時間内に端末270fからいくつかの自動再送信要求を、アンテナ258bと無線通信器257bを介して受信したとき、干渉の可能性があることが分かる。これに基づき、プロセッサ252bは、端末270fが副チャンネルを使用して干渉を受けていることと、及び中継局250bが主チャネルに切り換えるべきこととを、繰り返される最早要求から推論することができる。他の例として、明示的な測定をすることもできる。プロセッサ252aは、定期的またはイベントが発生したときに、レポート要求(REP−REQ)を生成して、1つ以上の端末270に、例えばRSSIやCINRを用いて信号品質をレポートするレポート応答(REP−RSP)を送信するように要求する。 【0049】 いくつかの実施形態では、端末に関して干渉を検出すると、中継局は副リソースの使用を停止し、主リソースを使用してその端末と通信する。一方、(干渉を受けていない)残りの端末は、副リソースを使用し続ける。実施形態では、別のポリシーを使うことも可能である。例えば、簡単なアプローチとしては、無線リソースを最も多く使用している端末を主リソースに動かし、残りの端末に副リソースを再度割り当てる。無線リソースをあまり使わない端末は、同じリソースを使用していても他の端末と(部分的または全体的に)重なる可能性は小さいとの理論的根拠を利用するものである。 【0050】 中継局250は、干渉の検出に基づき副リソースから主リソースに端末をシフトするのみならず、基地局210によりなされた無線リソース割り当ての調整に基づき、主無線リソースと副無線リソースの間で端末をシフトすることも行う。より具体的には、基地局210は、中継局250間のトラフィック需要の変化に応じて、中継局250間の主リソースと副リソースの割り当て方を調整する。例えば、基地局210は、中継局250cからのトラフィック需要が増加し、中継局250bからのトラフィック需要が減少した場合、中継局250cに割り当てられた主・副無線リソースのサイズを大きくし、中継局250bに割り当てられた主・副無線リソースのサイズを小さくする。他の例として、基地局210は、中継局250aの主リソースがそれに接続された端末の干渉のない通信をサポートするのに不十分であるときは、無線リソースを再度割り当てる。基地局210が無線リソースを再割り当てするさらに別の例は、端末270fが中継局250bの副リソースを使用して、それ自体は干渉を受けないが、中継局250aにより使用される主リソースに干渉を起こす場合である。中継局250aはすでに主リソースを使用し、中継局250bは干渉のことを知らないから、基地局210はリソースが中継局250aと250bにより共有されないようにリソースを調整する。 【0051】 このように、いくつかの異なる実施形態と特徴を示した。動作上の必要性と構成要素の制約に応じて、実施形態をこれらの特徴のうちの1つ以上と組み合わせてもよい。これにより、ネットワーク200は様々な組織やユーザのニーズに非常に適合しやすくなる。例えば、ある実施形態では、いくつかの基地局を使用して都市エリアでの無線アクセスを提供することができるし、単一の基地局をいくつかの中継局とともに使用して必要なカバレッジを提供することもできる。さらに、いくつかの実施形態では、中継局250の無線通信器はもっと多くても、もっと少なくてもよい。 【0052】 図3は、一実施形態による無線リソースの割り当てを表す図である。単純化のため、無線リソース310は同じサブキャリアのセットをカバーする時間スロットであると仮定したので、周波数次元は図示していない。各中継局(RSa−RSd)には1つ以上の無線リソース310が主無線リソースまたは副無線リソースとして割り当てられている。 【0053】 リソース割り当て300は、基地局210が、図2の無線ネットワーク200に無線リソースをどのように割り当てるかということである。基地局210は、無線リソースの割り当ての際に、例えば上記の干渉マトリックスを使用する。より具体的には、無線リソース310bと310cは、中継局RSaに、それぞれ副無線リソース315bと主無線リソース315aとして割り当てられている。無線リソース310aと310bは、中継局RSbに、それぞれ主無線リソース316aと副無線リソース316bとして割り当てられている。無線リソース310bは、中継局RScに、主無線リソース317aとして割り当てられている。そして、無線リソース310a−310cは、中継局RSdに、主無線リソース318aとして割り当てられている。この割り当てスキームの下、3つの無線リソース310はすべて複数の中継局RSに割り当てられているので、各無線リソース310を再使用できる。より具体的には、無線リソース310aは中継局RSbとRSdに割り当てられ、無線リソース310bは中継局RSa−RSdに割り当てられ、無線リソース310cは中継局RSaとRSdに割り当てられている。 【0054】 無線リソース割り当て300を用いて、最初、中継局RSa−RScは無線リソース310bを使用するように設定され、中継局RSdは3つの無線リソース310すべてを使用するように設定される。図から分かるように、これにより、4つの中継局は少なくとも最初は同じ無線リソースを使用することができる。さらに、図から分かるように、3つの隣接する中継局RSa−RScは、互いに干渉するかも知れないので、他の基地局RSa−RScのどれとも共有しない主無線リソースを有する。例えば、中継局RSaは、それに接続された端末について干渉を検出すると、その端末を副無線リソース315bから主無線リソース315aに移動させる。中継局RSa−RScにより使用される3つの主無線リソースは、干渉のおそれ無く中継局RSdと共有することができる。RSdは、干渉が起きないような地理的位置にあるからである。 【0055】 図4は、一実施形態による、無線ネットワークにおける無線リソースの再使用方法を示す。図示した方法により、なかんずく、基地局は同じ無線リソースを複数の中継局に割り当てることができ、同時に、中継局は主無線リソースに切り換えることができる。中継局は、副無線リソースを使用して干渉を受けた場合、主無線リソースでは干渉の無い通信が保証される。 【0056】 本方法は、ステップ400で始まり、2つの中継局が干渉を起こす確率を判断する。上記のように、この判断は、いくつかの実施形態では、基地局と中継局を含む無線ネットワークがセットアップされる前に行われ、別の実施形態では、中継局と基地局の間の一連の通信により行われる。 【0057】 次に、ステップ405において、干渉マトリックスを構成する。実施形態では、干渉マトリックス中のエントリーは、2つの中継局が干渉を起こす確率が干渉閾値より大きいときは1を含み、その確率が干渉閾値より小さいときは0を含む。 【0058】 2つの中継局が干渉を起こす確率が干渉閾値より大きいか否かに応じて、(例えば、マトリックスのエントリーが1か0かに応じて)、基地局は1つ以上の無線リソースを割り当て、及び/または副無線リソースを割り当てる。実施形態とネットワークの動作的要件とに応じて、異なる閾値を使用してもよい。例えば、閾値を比較的高く設定すると(例えば、2つの中継局が干渉を起こす確率が1に近い)、その2つの中継局は無線リソースを再使用しない可能性が高い。他の例では、干渉閾値は比較的小さく、その場合、1つの中継局に主リソースが割り当てられ、それは他の中継局の副無線リソースとして再使用される。 【0059】 干渉を起こす確率が干渉閾値より大きいとき、ステップ415において、中継局は第1の無線リソースを第1と第2の中継局の両方に割り当てる。次に、ステップ420と425において、第1の無線リソースを、第1の中継局の主無線リソース、及び第2の中継局の副無線リソースとして指定する。第1の無線リソースは第1の中継局の主無線リソースとして指定されたので、第1の中継局がその第1の無線リソースの主ユーザである。よって、第1の無線リソースで干渉が起こったとき、第2の中継局は第1の中継局に交代しなければならない。第2の中継局が第1の無線リソースについて第1の中継局に交代することができるために、第2の中継局はそれ自体の主無線リソースを持っている必要がある。従って、ステップ430と435において、基地局は、第2の無線リソースを第2の中継局に割り当て、その第2の無線リソースを第2の中継局の主無線リソースとして指定する。 【0060】 基地局は、無線リソースをどのように割り当てるか決定した後、無線リソース指定メッセージを介して中継局に通知する。指定メッセージは、ステップ440において、例えば第2の中継局が受信する。指定メッセージ内の情報を用いて、第2の中継局はその副無線リソース(第1の無線リソース)を使用して、ステップ445において端末と無線接続を確立する。ステップ450において端末との無線接続で干渉を検出すると、ステップ455において、中継局は、その副無線リソースの使用を停止し、主無線リソース(第2の無線リソース)を用いてその端末との第2の無線接続を確立する。上記のように、干渉は第2の中継局が比較的短い時間にいくつかの再送要求を受信ことにより検出でき、または端末にその信号品質をレポートするように要求することにより検出できる。 【0061】 ここで、ステップ410に戻り、干渉が起こる確立が干渉閾値より大きくないとき、基地局は2つの中継局に副無線リソースを割り当てる必要はない。より具体的には、干渉の可能性がなければ、中継局が端末を異なる無線リソースに移動させる必要はない。従って、ステップ460と465において、基地局は、第1の無線リソースを第1と第2の中継局両方に割り当て、第1の無線リソースを第1と第2の中継局の主無線リソースとして指定する。この情報は、無線リソース指定メッセージを介して中継局に送られる。この無線リソース指定メッセージは例えば第1の中継局がステップ470において受信する。次に、ステップ475において、第1の中継局は、その主無線リソースを用いて端末と無線接続を確立する。 【0062】 図4に示したステップのいくつかは、組み合わせても、修正しても、削除してもよいし、必要に応じて、付加的ステップをフローチャートに追加してもよい。また、ステップは、本発明の範囲から逸脱することなく、好適ないかなる順序で実行することもできる。 【0063】 様々な実施と特徴(feature)を複数の実施形態を参照して説明したが、言うまでもなく、動作的な必要性と希望に応じて、かかる実施と機能は様々な実施形態において組み合わせることもできる。例えば、ある図(例えば、図2)を参照して説明した特徴と機能を、他の図(例えば、図1)を参照して説明した特徴と機能に関連して使用してもよい。 【0064】 具体的に実施形態を詳細に説明したが、言うまでもなく、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、様々な変更、挿入、改変をすることができる。例えば、通信システム100に含まれた端末、基地局、及び中継局等の要素を参照して実施形態を説明したが、具体的なルーティングアーキテクチャやニーズに合わせるために、これらの要素を結合、再配置、または位置決めしてもよい。また、これらの要素は、通信システム100または(場合によっては)互いに外部の構成要素として設けてもよい。本発明は、これらの要素の構成は非常に柔軟であり、その内部構成要素も非常に柔軟である。 【0065】 他の多数の変更、挿入、変形、改変、修正が本技術分野の当業者により解明されるかも知れないが、本発明は、かかる変更、挿入、変形、改変、修正が添付した特許請求の範囲の精神と範囲に入るものとして含むものである。 【0066】 なお、本発明のいくつかの態様を整理すると以下の通りである。 (付記1)無線ネットワークにおける無線リソースの再利用方法であって、 第1の中継局との第1の通信が第2の中継局からの干渉を受ける確率を判断する段階と、 前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいと判断したとき、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当てる段階と、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定する段階と、 前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定する段階と、 第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当てる段階と、 前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する段階とを有する方法。 (付記2)前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいと判断したとき、 第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局に割り当てる段階と、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する段階とをさらに有する、付記1に記載の方法。 (付記3)前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースは異なる帯域幅を有する、付記1に記載の方法。 (付記4)前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースは異なる周波数を含む、付記1に記載の方法。 (付記5)前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースは異なる時間スロットを含む、付記1に記載の方法。 (付記6)前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースは異なるサブチャネルを含む、付記1に記載の方法。 (付記7)前記第1の中継局との前記第1の通信が前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率を判断する段階は、干渉マトリックスを構成する段階を含み、 前記第1の中継局との前記第1の通信が第2の中継局から干渉を受ける前記確率に対応するマトリックスエントリーは、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいとき1を含み、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいとき0を含む、 付記1に記載の方法。 (付記8)前記第1の中継局との前記第1の通信が前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率を決定する段階は、複数の無縁構成要素を配置する前に、前記第1の中継局との前記第1の通信が前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率を決定する段階を含む、付記1に記載の方法。 (付記9)前記第1の中継局との前記第1の通信が前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率を決定する段階は、各中継局から干渉ベクトルレポートを受信する段階を含み、前記第1の中継局の前記干渉ベクトルレポートは、前記第2の中継局が送信した信号のレベルの測定結果を含む、付記1に記載の方法。 (付記10)前記第1の中継局と前記第2の中継局からトラフィック需要データを受信する段階をさらに含み、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当てる段階と、前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定する段階と、前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定する段階と、第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当てる段階と、前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する段階とは、前記第1の中継局と前記第2の中継局からの前記トラフィック需要データに基づく、付記1に記載の方法。 (付記11)無線ネットワークにおけるリソースの再使用方法であって、 第1の無線リソースを主無線リソースとして使用し第2の無線リソースを副無線リソースとして使用するよう指定する無線リソース指定メッセージを基地局から受信する段階であって、前記第2の無線リソースは隣接する中継局によっても使用される段階と、 前記第2の無線リソースを用いて端末と第1の無線接続を確立する段階と、 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記第2の無線リソースを用いた前記隣接する中継局からの干渉を検出したとき、前記主無線リソースを用いて前記端末と第2の無線接続を確立する段階とを有する方法。 (付記12)前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出する段階は、第1の時間内に第1の数の再送要求を前記端末から受信する段階を有する、付記11に記載の方法。 (付記13)前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出する段階は、 信号品質レポートに対する要求を前記端末に送信する段階と、 前記信号品質レポートを端末から受信する段階とを有する、付記11に記載の方法。 (付記14)前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースは異なる帯域幅を有する、付記11に記載の方法。 (付記15)前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースは異なる周波数を有する、付記11に記載の方法。 (付記16)前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースは異なるタイムスロットを有する、付記11に記載の方法。 (付記17)前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースは異なるサブチャネルを有する、付記11に記載の方法。 (付記18)無線ネットワークにおける無線リソースの再利用システムであって、 プロセッサを有し、前記プロセッサは、 第1の中継局との第1の通信が第2の中継局からの干渉を受ける確率を判断し、 前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいと判断したとき、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定し、 前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定し、 第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当て、 前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定するシステム。 (付記19)前記プロセッサは、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいと判断したとき、 第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局に割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する、付記18に記載のシステム。 (付記20)前記第1の中継局との前記第1の通信が前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率を判断する前記プロセッサは、さらに干渉マトリックスを構成し、 前記第1の中継局との前記第1の通信が第2の中継局から干渉を受ける前記確率に対応するマトリックスエントリーは、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいとき1を含み、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいとき0を含む、 付記18に記載のシステム。 (付記21)前記プロセッサと結合した、前記第1の中継局と前記第2の中継局からトラフィック需要データを受信するインターフェイスをさらに有し、 前記プロセッサは、前記第1の中継局と前記第2の中継局からの前記トラフィック需要データに基づき、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定し、 前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定し、 第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当て、 前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する、付記18に記載のシステム。 (付記22)無線ネットワークにおけるリソースの再使用システムであって、 第1の無線リソースを主無線リソースとして使用し第2の無線リソースを副無線リソースとして使用するよう指定する無線リソース指定メッセージを基地局から受信するインターフェイスであって、前記第2の無線リソースは隣接する中継局によっても使用されるインターフェイスと、 前記インターフェイスと結合したプロセッサであって、 前記第2の無線リソースを用いて端末と第1の無線接続を確立し、 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記第2の無線リソースを用いた前記隣接する中継局からの干渉を検出したとき、前記主無線リソースを用いて前記端末と第2の無線接続を確立するプロセッサとを有するシステム。 (付記23)前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出することは、前記インターフェイスが、さらに、第1の時間内に第1の数の再送要求を前記端末から受信する、付記22に記載のシステム。 (付記24)前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出することは、 前記インターフェイスが、さらに、 信号品質レポートに対する要求を前記端末に送信し、 前記信号品質レポートを端末から受信する、付記22に記載のシステム。 (付記25)コンピュータ読み取り可能媒体に化体されたロジックであって、前記コンピュータ読み取り可能媒体は、 第1の中継局との第1の通信が第2の中継局からの干渉を受ける確率を判断し、 前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいと判断したとき、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定し、 前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定し、 第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当て、 前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定するコードを有する媒体。 (付記26)前記コードは、さらに、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいと判断したとき、 第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局に割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局と前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する、付記25に記載の媒体。 (付記27)前記第1の中継局との前記第1の通信が前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率を判断するコードは、さらに干渉マトリックスを構成し、 前記第1の中継局との前記第1の通信が第2の中継局から干渉を受ける前記確率に対応するマトリックスエントリーは、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいとき1を含み、 前記第2の中継局から干渉を受ける前記確率が前記干渉閾値より小さいとき0を含む、 付記25に記載の媒体。 (付記28)前記コードは、さらに、前記第1の中継局と前記第2の中継局からトラフィック需要データを受信し、 前記第1の中継局と前記第2の中継局からの前記トラフィック需要データに基づき、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定し、 前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定し、 第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当て、 前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する、付記25に記載の媒体。 (付記29)コンピュータ読み取り可能媒体に化体されたロジックであって、前記コンピュータ読み取り可能媒体は、 第1の無線リソースを主無線リソースとして使用し第2の無線リソースを副無線リソースとして使用するよう指定する無線リソース指定メッセージを基地局から受信し、前記第2の無線リソースは隣接する中継局によっても使用され、 前記第2の無線リソースを用いて端末と第1の無線接続を確立し、 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記第2の無線リソースを用いた前記隣接する中継局からの干渉を検出したとき、前記主無線リソースを用いて前記端末と第2の無線接続を確立するコードを有する媒体。 (付記30)前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出することは、前記コードが、第1の時間内に第1の数の再送要求を前記端末から受信する、付記29に記載の媒体。 (付記31)前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記隣接する中継局からの干渉を検出することは、 前記コードが、 信号品質レポートに対する要求を前記端末に送信し、 前記信号品質レポートを端末から受信する、付記29に記載の媒体。 (付記32)無線ネットワークにおける無線リソースの再利用システムであって、 第1の中継局との第1の通信が第2の中継局からの干渉を受ける確率を判断する手段と、 前記第2の中継局からの干渉を受ける前記確率が干渉閾値より大きいと判断したとき、 前記第1の中継局と前記第2の中継局に第1の無線リソースを割り当て、 前記第1の無線リソースを前記第1の中継局の主無線リソースとして指定し、 前記第1の無線リソースを前記第2の中継局の副無線リソースとして指定し、 第2の無線リソースを前記第2の中継局に割り当て、 前記第2の無線リソースを前記第2の中継局の主無線リソースとして指定する手段とを有するシステム。 (付記33)無線ネットワークにおけるリソースの再使用システムであって、 第1の無線リソースを主無線リソースとして使用し第2の無線リソースを副無線リソースとして使用するよう指定する無線リソース指定メッセージを基地局から受信する段階であって、前記第2の無線リソースは隣接する中継局によっても使用される手段と、 前記第2の無線リソースを用いて端末と第1の無線接続を確立する手段と、 前記第2の無線リソースを用いた前記端末との前記第1の無線接続で、前記第2の無線リソースを用いた前記隣接する中継局からの干渉を検出したとき、前記主無線リソースを用いて前記端末と第2の無線接続を確立する手段とを有するシステム。 【図面の簡単な説明】 【0067】 【図1】一実施形態による、様々な通信ネットワークを含む通信システムを示す概略図である。 【図2】一実施形態による、基地局と中継局を詳細に示した無線ネットワークを示す概略図である。 【図3】一実施形態による、無線リソースの割り当てを示す図である。 【図4a】一実施形態による、無線ネットワークにおける無線リソースの再使用方法を示すフローチャートである。 【図4b】図4aに続く、一実施形態による、無線ネットワークにおける無線リソースの再使用方法を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0068】 100 通信システム 110 ネットワーク 120 基地局 130 中継局 140 端末 150 無線接続 160 有線リンク 170 ノード 200 無線ネットワーク 210 基地局 212 プロセッサ 214 メモリ 216 インターフェイス 217 無線通信器 218 アンテナ 250 中継局 252 プロセッサ 254 メモリ 257 無線通信器 258 アンテナ 260 通信セル 270 端末
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005223 【氏名又は名称】富士通株式会社
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| 【出願日】 |
平成19年8月17日(2007.8.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070150 【弁理士】 【氏名又は名称】伊東 忠彦
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| 【公開番号】 |
特開2008−48417(P2008−48417A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2007−213165(P2007−213165) |
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