| 【発明の名称】 |
無中断伝送方法、無中断伝送装置および受信側装置ならびにコンピュータプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】小林 正啓
【氏名】山田 義朗
【氏名】久留 賢治
【氏名】石田 修
【氏名】社家 一平
【氏名】山本 秀人
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| 【要約】 |
【課題】複数の通信路を介してデータ伝送を行う無中断伝送技術において、誤りが検出されないフレームの組が存在しない場合でも受信データの揺らぎを抑圧して出力することができるようにする。
【構成】送受信装置間で時刻を同期させておき、送信側装置は、フレームに時刻情報を付与して複数の送信路に送信し、受信側装置は、各フレームに付与された時刻情報に基づいて、各通信路の遅延差を正確に調整し、送信側におけるデータ送信の時間間隔に対応して受信データを出力し、あるいは送信側におけるデータ送信時刻に対応するタイミングで受信データを出力する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 送信側装置では入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信し、受信側装置では同一情報をもつ複数のフレームからひとつを選択してそのデータを抽出する無中断伝送方法において、 前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させ、 前記送信側装置では、入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与しておき、 前記受信側装置では、同一情報をもつ複数のフレームにそれぞれ付与されている時刻情報とそれぞれの受信時刻とにより前記複数の通信路の遅延差を調整する ことを特徴とする無中断伝送方法。 【請求項2】 送信側装置では入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信し、受信側装置では同一情報をもつ複数のフレームからひとつを選択してそのデータを抽出する無中断伝送方法において、 前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させ、 前記送信側装置では、入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与しておき、 前記受信側装置では、受信したフレームに付与されていた時刻情報に基づいて前記送信側装置におけるフレームの送信時間間隔を算出し、算出された送信時間間隔に従って、抽出したデータの出力時間間隔を調整する ことを特徴とする無中断伝送方法。 【請求項3】 送信側装置では入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信し、受信側装置では同一情報をもつ複数のフレームからひとつを選択してそのデータを抽出する無中断伝送方法において、 前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させ、 前記送信側装置では、入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与しておき、 前記受信側装置では、受信したフレームに付与されていた時刻情報に基づいて、抽出したデータの出力時刻を調整する ことを特徴とする無中断伝送方法。 【請求項4】 入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信する送信側装置と、 前記複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その受信した複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出する受信側装置と を備えた無中断伝送装置において、 前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させる手段を備え、 前記送信側装置は入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与する構成であり、 前記受信側装置は、同一情報をもつ複数のフレームにそれぞれ付与されている時刻情報とそれぞれの受信時刻とにより前記複数の通信路の遅延差を調整する手段を含む ことを特徴とする無中断伝送装置。 【請求項5】 入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信する送信側装置と、 前記複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その受信した複数のフレームからひとつを選択しデータを抽出して出力する受信側装置と を備えた無中断伝送装置において、 前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させる手段を備え、 前記送信側装置は入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与する構成であり、 前記受信側装置は、受信したフレームに付与されている時刻情報に基づいて前記送信側装置におけるフレームの送信時間間隔を算出し、その送信時間間隔に従って、抽出したデータの出力時間間隔を調整する手段を含む ことを特徴とする無中断伝送装置。 【請求項6】 入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信する送信側装置と、 前記複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その受信した複数のフレームからひとつを選択しデータを抽出して出力する受信側装置と を備えた無中断伝送装置において、 前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させる手段を備え、 前記送信側装置は入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与する構成であり、 前記受信側装置は、受信したフレームに付与されていた時刻情報に基づいて、抽出したデータの出力時刻を調整する手段を含む ことを特徴とする無中断伝送装置。 【請求項7】 複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出する受信側装置において、 受信するフレームは送信側で受信側と同期した時刻情報が付与されたフレームであり、 同一情報をもつ複数のフレームにそれぞれ付与されている時刻情報とそれぞれの受信時刻とにより前記複数の通信路の遅延差を調整する手段を含む ことを特徴とする受信側装置。 【請求項8】 複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出する受信側装置において、 受信するフレームは送信側で受信側と同期した時刻情報が付与されたフレームであり、 受信したフレームに付与されている時刻情報に基づいて送信側におけるフレームの送信時間間隔を算出し、その送信時間間隔に従って、抽出したデータの出力時間間隔を調整する手段を含む ことを特徴とする受信側装置。 【請求項9】 複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出する受信側装置において、 受信するフレームは送信側で受信側と同期した時刻情報が付与されたフレームであり、 受信したフレームに付与されていた時刻情報に基づいて、抽出したデータの出力時刻を調整する手段を含む ことを特徴とする受信側装置。 【請求項10】 汎用の情報処理装置にインストールすることにより、その汎用の情報処理装置に、請求項7ないし9のいずれか記載の受信側装置に相応する機能を実現させるコンピュータプログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は中断無くデータ伝送を行う技術に関する。特に、単一の通信路では必要とする信頼性(無中断伝送)を確保することが難しい場合に、送信側で複数の伝送路に同一の情報をもつフレームを同報し、受信側で同一情報をもつ複数のフレームからひとつを選択する技術に関する。 【背景技術】 【0002】 図10は従来例の無中断伝送装置を示すブロック構成図である(特許文献1参照)。この従来例では、ネットワーク上の地点(伝送装置)1から地点(伝送装置)2に向かうデータ伝送に対し、地点1の近傍に無中断伝送装置の送信側装置(Tx)3を、地点2の近傍に同じく受信側装置(Rx)4をそれぞれ設置し、二つの通信路p1、p2を用いて無中断伝送を行う。ここでは簡単のために一方向の伝送のみを示すが、逆方向の伝送も同様に行うことで双方向の伝送が可能である。送信側装置3は、地点1から流入するデータd1、d2、d3に対して、シーケンス番号n、n+1、n+2を含むヘッダh1、h2、h3を付与したフレームf11、f12、f13、およびその複製フレームf21、f22、f23をそれぞれ生成し、通信路p1、p2に送信する。受信側装置4は、通信路p1、p2より受信したフレームf11、f12、f13、f21、f22、f23に対して、エラー検出、受信時刻検出、受信時刻記録、遅延差算出、遅延差調整、およびフレーム選択を行い、ヘッダ情報を外した後、地点2に向けてデータd1、d2、d3を送出する。 【0003】 図11は受信側装置4のブロック構成図を示す。通信路p1、p2より受信したフレームf11、f12、f13、f21、f22、f23は、エラー検出部441で受信状態(誤りの有無)が確認され、引き続き、受信時刻検出部442で受信時刻が取得される。取得された各フレームに対する受信状態、及び受信時刻は受信時刻記録部443で保持される。 【0004】 図12および図13は受信時刻記録部443で保持される記録例を示す。ただし、左端の「データ名(フレーム名)」欄は、説明を容易にするために書き加えたものであり、受信時刻記録部443で保持する情報ではない。さらに、受信時刻は、フレームf11を受信した時刻を基準(0)としたカウンタの値であり、1カウンタメモリが表す単位は実装に依存する。 【0005】 ここで、受信時刻記録部443で保持されている情報が図12の場合を考える。フレームf22に誤りが検出されているため、遅延差算出部444では同じ情報を持つフレームの組{f12、f22}の遅延差情報を無視し、その他の2組{f11、f21}、{f13、f23}の遅延差情報を用いて遅延差調整量を算出する。遅延差調整部445は、遅延差算出部444から与えられる調整情報を用いて通信路p1、p2に対する遅延調整を行い、2つの通信路に対する遅延量をほぼ等しくする。フレーム選択部446では、遅延差調整部445を通過したフレームf11、f12、f13、f21、f23について同じ情報を持つものを比較し、それぞれの一方のデータd1、d2、d3だけを地点2に向けて送出し、残りを廃棄する。以上の処理を繰り返すことによって、無中断伝送が実現される。 【特許文献1】特許第3484083号 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 従来例では、受信時刻記録部443で保持される記録が図13のような場合、遅延調整が不正確に実行される可能性が高くなる。通信路p1、p2より同報されたフレームの少なくとも一方が受信されているために、データd1、d2、d3の欠落は避けられている。しかし、誤りが検出されないフレームの組が存在しないために、遅延差算出部444は、新たな調整情報を算出できないか、もしくは情報欠落により正確性を欠いた調整情報を算出することになる。このため、遅延差調整部445で実行される遅延調整も正確性を欠くことになり、フレーム選択部446からのデータの出力間隔が揺らぎ、最悪の場合にはデータの欠落が生じてしまう。 【0007】 本発明は、このような課題を解決し、誤りが検出されないフレームの組が存在しない場合でも受信データの揺らぎを抑圧して出力することのできる無中断伝送方法および装置を提供することを目的とする。本発明はさらに、そのような無中断伝送方法および装置で用いられる受信側装置および汎用の情報処理装置でそのような受信側装置に相応する機能を実現させるコンピュータプログラムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明の第一の観点によると、送信側装置では入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信し、受信側装置では同一情報をもつ複数のフレームからひとつを選択してそのデータを抽出する方法において、前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させ、前記送信側装置では、入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与しておき、前記受信側装置では、同一情報をもつ複数のフレームにそれぞれ付与されている時刻情報とそれぞれの受信時刻とにより前記複数の通信路の遅延差を調整することを特徴とする無中断伝送方法が提供される。 【0009】 送信側装置の入力データは、その送信側装置(例えばネットワークインタフェースカードNIC)を収容する端末(同パーソナルコンピュータPC)の上位層より与えられるデータ、あるいは他の伝送装置より受信したデータ伝送用フレーム(パケット)であり、送信側装置は、その入力データをカプセル化して、受信側装置との間の通信を行う。受信側装置では、受信したフレームからデータを抽出してその受信側装置(NIC)を収容する端末(PC)の上位層に、あるいはデータ伝送用フレームを抽出して他の伝送装置に送出する。 【0010】 遅延差の調整は、フレームに付与された時刻情報に基づいて各通信路の伝播遅延時間を算出し、複数の通信間で伝播遅延時間の差を算出し、その伝播遅延時間差に基づいて各通信路の伝播遅延時間を調整することにより行う。 【0011】 本発明の第二の観点によると、送信側装置では入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信し、受信側装置では同一情報をもつ複数のフレームからひとつを選択してそのデータを抽出する方法において、前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させ、前記送信側装置では、入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与しておき、前記受信側装置では、受信したフレームに付与されていた時刻情報に基づいて前記送信側装置におけるフレームの送信時間間隔を算出し、算出された送信時間間隔に従って、抽出したデータの出力時間間隔を調整することを特徴とする無中断伝送方法が提供される。 【0012】 本発明の第三の観点によると、送信側装置では入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信し、受信側装置では同一情報をもつ複数のフレームからひとつを選択してそのデータを抽出する方法において、前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させ、前記送信側装置では、入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与しておき、前記受信側装置では、受信したフレームに付与されていた時刻情報に基づいて、抽出したデータの出力時刻を調整することを特徴とする無中断伝送方法が提供される。 【0013】 本発明の別の観点によると、入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信する送信側装置と、前記複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その受信した複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出する受信側装置とを備えた構成において、前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させる手段を備え、前記送信側装置は入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与する構成であり、前記受信側装置は、同一情報をもつ複数のフレームにそれぞれ付与されている時刻情報とそれぞれの受信時刻とにより前記複数の通信路の遅延差を調整する手段を含むことを特徴とする無中断伝送装置が提供される。 【0014】 本発明のさらに別の観点によると、入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信する送信側装置と、前記複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その受信した複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出する受信側装置とを備えた構成において、前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させる手段を備え、前記送信側装置は入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与する構成であり、前記受信側装置は、受信したフレームに付与されている時刻情報に基づいて前記送信側装置におけるフレームの送信時間間隔を算出し、その算出された送信時間間隔に従って、抽出したデータの出力時間間隔を調整する手段を含むことを特徴とする無中断伝送装置が提供される。 【0015】 本発明のさらに別の観点によると、入力データをフレーム化して複数の通信路に同報送信する送信側装置と、前記複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その受信した複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出する受信側装置とを備えた構成において、前記送信側装置と前記受信側装置とを互いに時刻同期させる手段を備え、前記送信側装置は入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与する構成であり、前記受信側装置は、受信したフレームに付与されている時刻情報に基づいて、抽出したデータの出力時刻を調整する手段を含むことを特徴とする無中断伝送装置が提供される。 【0016】 本発明のさらに別の観点によると、上述の無中断伝送装置で使用される受信側装置であり、複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出する構成において、受信するフレームは送信側で受信側と同期した時刻情報が付与されたフレームであり、同一情報をもつ複数のフレームにそれぞれ付与されている時刻情報とそれぞれの受信時刻とにより前記複数の通信路の遅延差を調整する手段を含むことを特徴とする受信側装置が提供される。 【0017】 本発明のさらに別の観点によると、上述の無中断伝送装置で使用される受信側装置であり、複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出する構成において、受信するフレームは送信側で受信側と同期した時刻情報が付与されたフレームであり、受信したフレームに付与されている時刻情報に基づいて送信側におけるフレームの送信時間間隔を算出し、その算出された送信時間間隔に従って、抽出したデータの出力時間間隔を調整する手段を含むことを特徴とする受信側装置が提供される。 【0018】 本発明のさらに別の観点によると、上述の無中断伝送装置で使用される受信側装置であり、複数の通信路から同一情報をもつ複数のフレームを受信し、その複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出する構成において、受信するフレームは送信側で受信側と同期した時刻情報が付与されたフレームであり、受信したフレームに付与されている時刻情報に基づいて、抽出したデータの出力時刻を調整する手段を含むことを特徴とする受信側装置が提供される。 【0019】 本発明のさらに別の観点によると、汎用の情報処理装置にインストールすることにより、その汎用の情報処理装置に、上述の受信側装置に相応する機能を実現させるプログラムが提供される。このようなプログラムは、記録媒体に記憶して提供することができ、また、ネットワークを通じて提供することもできる。 【発明の効果】 【0020】 本発明では、送信側装置と受信側装置とを時刻同期させ、フレームに時刻情報を付与して複数通信路で送受信する。これにより、データ欠落防止に加え、受信側装置において各通信路の遅延差を正確に調整すること、送信側におけるデータ送信の時間間隔に対応して受信データを出力すること、あるいは送信側におけるデータ送信時刻に対応するタイミングで受信データを出力することが可能となり、揺らぎを抑えて受信データを出力することが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0021】 以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。なお、以下では説明を簡単にするために一方向の通信を例に説明するが、本発明は一方向通信に限定されるものではない。また、通信路の数についても、以下の説明では2本としているが、本発明は通信路の数に限定されるものではない。さらに、時刻の単位としてマイクロ秒から秒を用いて説明するが、本発明はこれらの値に限定されるものではない。フレームは可変長、固定長のいずれであっても良い。 【0022】 また、本発明の無中断伝送装置はコンピュータおよびそのプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通じて提供することもできる。 【実施例1】 【0023】 図1は本発明第一実施例の無中断伝送装置を示すブロック構成図であり、図2は受信側装置の実施例を示すブロック構成図である。 【0024】 この無中断伝送装置は、ネットワーク上の地点1からの入力データをフレーム化して複数(この例では二つ)の通信路p1、p2に同報送信する送信側装置3と、複数の通信路p1、p2から同一情報をもつ複数(この例では二つ)のフレームを受信し、その受信した複数のフレームからひとつを選択してデータを抽出してネットワーク上の地点2に出力する受信側装置4とを備える。 【0025】 ネットワーク上の地点1、2とは、送信側装置3、4とは別個に設けられる伝送装置でも良く、送信側装置3、4が収容されるパーソナルコンピュータ(PC)などの端末でも良い。前者の場合、地点1からはデータ伝送用フレーム(パケット)が入力され、送信側装置3は、それをカプセル化して送信する。受信側装置4では、受信したフレームからデータ伝送用フレームを抽出して、地点2の伝送装置に送出する。後者の場合、送信側装置3および受信側装置4は例えばネットワークインタフェースカードとして実現され、送信側装置3は、その送信側装置3を収容する端末の上位層(地点1)から与えられたデータをフレーム化して送信する。受信側装置4では、受信したフレームからデータを抽出して、その受信側装置4を収容する端末の上位層(地点2)に出力する。 【0026】 ここで本実施例の特徴とするところは、送信側装置3と受信側装置4とを互いに時刻同期させるための基準時刻発生装置5を備え、送信側装置3は入力データをフレーム化するときにそのフレームに時刻情報を付与する構成であり、受信側装置4は、エラー検出部401およびフレーム選択部406を備え、さらに、同一情報をもつ複数のフレームにそれぞれ付与されている時刻情報とそれぞれの受信時刻とにより複数の通信路の遅延差を調整する手段として、送信受信時刻検出部402、送信受信時刻記録部403、遅延差算出部404および遅延差調整部405を備えたことにある。 【0027】 送信側装置3と受信側装置4は、基準時刻発生装置5の発生する基準時刻に同期している。ここでは本発明の特徴を明確にするため特に基準時刻発生装置5を設けた例を示したが、特別に基準時刻発生装置5を設けるのではなく、送信側装置3または受信側装置4の時刻を基準とし、受信側装置4または送信側装置3がそれぞれ相手に同期する構成としても良い。 【0028】 送信側装置3は、地点1から流入するデータd1、d2、d3に対して、時刻情報を含むヘッダht1、ht2、ht3を付与したフレームft1、ft2、ft3、およびその複製フレームft21、ft22、ft23をそれぞれ生成し、通信路p1、p2に送信する。受信側装置4は、通信路p1、p2より受信したフレームft11、ft12、ft13、ft21、ft22、ft23に対して、エラー検出、送信および受信時刻検出、送信および受信時刻記録、遅延差算出、遅延差調整、およびフレーム選択を行い、ヘッダ情報を外した後に、地点2に向けてデータd1、d2、d3を送出する。 【0029】 受信側装置4の動作の詳細を図2を参照してさらに詳しく説明する。 【0030】 エラー検出部401は、通信路p1、p2より受信したフレームft11、ft12、ft13、ft21、ft22、ft23の受信状態(誤りの有無)を確認し、誤りを検出した場合もしくは誤りを訂正できなかった場合は即、そのフレームを廃棄する。送信受信時刻検出部402は、誤りがないフレームから送信時刻とその受信時刻を取得する。送信受信時刻記録部403は、送信受信時刻検出部402の取得した各フレームに対する送信時刻と受信時刻とを保持する。遅延差算出部404は、送信受信時刻記録部403の遅延差情報を用いて遅延差調整量を算出する。この際、調整量はフレーム毎に算出しても良いし、統計的に算出しても良い。遅延差調整部405は、遅延差算出部404から与えられる調整情報を用いて通信路p1、p2に対する遅延調整を行い、2つの通信路に対する遅延量をほぼ等しくする。フレーム選択部406は、遅延差調整部405を通過したフレームft11、ft22、ft23において同じ情報を持つものを比較し、その一方のデータd1、d2、d3を地点2に向けて送出するとともに、残りを廃棄する。 【0031】 図3は各データに対する送信側装置3の送信時刻、送信受信時刻記録部403の保持内容、および遅延差算出部404の算出する遅延時間差の一例を示す。送信時刻と受信時刻は絶対時刻で表される。ここで、最初に誤り無く受信できたのがフレームft11であり、これ以前にはフレームの伝送は行われていないものとする。 【0032】 送信受信時刻記録部403に図3のような記録が保持されているとき、遅延差算出部404は、フレームft11に付与された時刻情報(送信時刻)0.102381とその受信時刻0.417381とを比較することで、伝播遅延時間を315ミリ秒と算出する。同様に、誤り無く受信できたフレームft22、ft23から、伝播遅延時間を311ミリ秒、309ミリ秒とそれぞれ算出する。さらに、フレームft11から得られた伝播遅延時間と、フレームft22、ft23から得られた伝播遅延時間とを比較することで、通信路p1、p2の遅延時間差を4ミリ秒と6ミリ秒、またはその平均の5ミリ秒と算出する。 【0033】 図3に示した例では、同じ内容を持つフレームがそれぞれ一つしか受信されていないが、そのような場合でも、各フレームからその伝播遅延時間を知ることができ、通信路の遅延時間差を算出して無中断伝送を実現することができる。 【実施例2】 【0034】 図1に示した無中断伝送装置において、通信路p1、p2の遅延時間差を受信側装置4で調整するのではなく、受信側装置4から出力するデータd1、d2、d3の時間間隔を送信側装置3の送信時間間隔に対応させることもできる。このような実施例を以下に説明する。 【0035】 図4は本発明第二実施例における受信側装置を示すブロック構成図である。この受信側装置は、エラー検出部411およびフレーム選択部415を備え、さらに、受信したフレームに付与されている時刻情報に基づいて送信側装置3におけるフレームの送信時間間隔を算出し、算出された送信時間間隔に従って、抽出したデータの出力時間間隔を調整する手段として、送信受信時刻検出部412、送信受信時刻記録部413および送信時間間隔算出部414を備える。 【0036】 エラー検出部411は、通信路p1、p2より受信したフレームft11、ft12、ft13、ft21、ft22、ft23の受信状態(誤りの有無)を確認し、誤りを検出した場合もしくは誤りを訂正できなかった場合には即、そのフレームを廃棄する。送信受信時刻検出部412は、誤りがないフレームから送信時刻とその受信時刻を取得する。取得された各フレームに対する送信時刻と受信時刻は、送信受信時刻記録部413で保持される。送信時間間隔算出部414は、送信受信時刻記録部413を参照して、データの送信間隔(送信時刻)を算出する。フレーム選択部415は、送信受信時刻検出部412を通過したフレームft11、ft12、ft13、ft21、ft22、ft23のうち情報を持つもの{ft11、ft21}、{ft12、ft22}、{ft13、ft23}を比較し、それぞれの一方のデータd1、d2、d3を地点2に向けて送出し、残りを廃棄する。このときフレーム選択部415は、最初に到着したフレームft21の受信時刻から一定時間(例えば2秒間)データの出力を待ち合わせ、その一定時間が経過した後に、送信時間間隔算出部414から与えられる情報にしたがってデータd1、d2、d3の出力タイミングを調整し、送信側装置3の送信時間間隔に対応した時間間隔で出力する。 【0037】 図5は、各データに対する送信側装置3の送信時刻および送信間隔、送信受信時刻記録部413の保持内容、ならびにフレーム選択部415のデータ出力時刻およびその間隔の一例を示す。送信時刻と受信時刻は絶対時刻で表される。送信側装置3の送信時刻はフレームに時刻情報を付与した時点での時刻であり、送信受信時刻記録413の記録する時刻情報(送信時刻)は受信フレームに付与されていた情報であって、これらはフレームが正しく受信されていれば同じ値となる。また、送信受信時刻記録413には二つの通信路を経由した同じフレームから取得された時刻情報が記録されており、その値は双方のフレームが正しく受信されていれば同じになる。 【0038】 この例では、フレーム{ft11、ft21}、{ft12、ft22}、{ft13、ft23}の時刻情報(送信時刻)はそれぞれ0.102381、0.122381、0.142381であり、その送信間隔は20ミリ秒である。また、通信路p1において、フレームft11、ft12、ft13の受信時刻はそれぞれ0.319885、0.341885、0.365885であり、通信路p2において、フレームft21、ft22、ft23の受信時刻はそれぞれ0.315762、0.334762、0.360762である。送信時間間隔算出部414は、この記録内容から送信側装置3におけるデータの送信間隔(送信時刻)を20ミリ秒と算出し、フレーム選択部415は、この時間間隔でデータd1、d2、d3を出力する。 【0039】 本実施例では、受信側装置4から出力するデータd1、d2、d3の時間間隔を送信側装置3の送信時間間隔に対応させることで、データ出力の遅延揺らぎを抑圧することができる。 【実施例3】 【0040】 通信路p1、p2の遅延時間差を受信側装置4で調整し、かつ、受信側装置4から出力するデータd1、d2、d3の時間間隔を送信側装置3の送信時間間隔に対応させることもできる。このような実施例を以下に説明する。 【0041】 図6は本発明第三実施例における受信側装置を示すブロック構成図である。この受信側装置4は、エラー検出部421およびフレーム選択部427を備え、同一情報をもつ複数のフレームにそれぞれ付与されている時刻情報とそれぞれの受信時刻とにより複数の通信路の遅延差を調整する手段として送信受信時刻検出部422、送信受信時刻記録部423、遅延差算出部424および遅延差調整部425を備え、受信したフレームに付与されている時刻情報に基づいて送信側装置3におけるフレームの送信時間間隔を算出し、算出された送信時間間隔に従って、抽出したデータの出力時間間隔を調整する手段として、送信時間間隔算出部426を備える。 【0042】 エラー検出部421は、通信路p1、p2より受信したフレームft11、ft12、ft13、ft21、ft22、ft23の受信状態(誤りの有無)を確認し、誤りを検出した場合もしくは誤りを訂正できなかった場合には即、そのフレームを廃棄する。送信受信時刻検出部422は、誤りがないフレームから送信時刻とその受信時刻を取得する。取得された各フレームに対する送信時刻と受信時刻は、送信受信時刻記録部423で保持される。遅延差算出部425は、送信受信時刻記録部423の遅延差情報を用いて遅延差調整量を算出する。この際、調整量はフレーム毎に算出しても良いし、統計的に算出しても良い。遅延差調整部425は、遅延差算出部424から与えられる調整情報を用いて通信路p1、P2に対する遅延調整を行い、2つの通信路に対する遅延量をほぼ等しくする。送信時間間隔算出部426は、送信受信時刻記録部423を参照して、データの送信間隔(送信時刻)を算出する。フレーム選択部427は、遅延差調整部425を通過したフレームft11、ft12、ft13、ft21、ft22、ft23は、フレーム選択部427において同じ情報を持つもの{ft11、ft21}、{ft12、ft22}、{ft13、ft23}を比較し、それぞれの一方のデータd1、d2、d3を地点2に向けて送出し、残りを廃棄する。このときフレーム選択部427は、送信時間間隔算出部426から与えられる情報に従ってデータd1、d2、dの出力タイミングを調整し、送信側装置3の送信時間間隔に対応した時間間隔で出力する。 【0043】 図7は、各データに対する送信側装置の送信時刻および送信間隔、送信受信時刻記録部423の保持内容、ならびにフレーム選択部427のデータ出力時刻およびその間隔の一例を示す。ここでは、伝播遅延時間と遅延時間差については省略した。送信時刻と受信時刻は絶対時刻で表される。送信側装置3の送信時刻はフレームに時刻情報を付与した時点での時刻であり、送信受信時刻記録423の記録する時刻情報(送信時刻)は受信フレームに付与されていた情報であって、これらはフレームが正しく受信されていれば同じ値となる。また、送信受信時刻記録部423には二つの通信路を経由した同じフレームから取得された時刻情報が記録されており、その値は双方のフレームが正しく受信されていれば同じになる。 【0044】 この例では、フレーム{ft11、ft21}、{ft12、ft22}、{ft13、ft23}の時刻情報(送信時刻)はそれぞれ0.102381、0.122381、0.142381であり、その送信間隔は20ミリ秒である。また、通信路p1において、フレームft11、ft12、ft13の受信時刻はそれぞれ0.319885、0.341885、0.365885であり、伝播遅延時間はそれぞれ217.504ミリ秒、219.504ミリ秒、223.504ミリ秒である。また、フレームft11とft12の受信間隔は22ミリ秒、フレームft12とft13の受信間隔は24ミリ秒である。通信路p2において、フレームft21、ft22、ft23の受信時刻はそれぞれ0.315762、0.334762、0.360762であり、伝播遅延時間はそれぞれ213.381ミリ秒、212.381ミリ秒、218.381ミリ秒である。また、フレームft21とft22の受信間隔は19ミリ秒、フレームft22とft23の受信間隔は26ミリ秒である。 【0045】 本実施例では、同じ内容を持つフレームがそれぞれ一つしか受信されない場合でも各フレームからその伝播遅延時間を知ることができ、通信路の遅延差を調整することができる。また、出力するデータd1、d2、d3の時間間隔を送信側装置3の送信時間間隔に対応させることで、データ出力の遅延揺らぎを抑圧することができる。 【実施例4】 【0046】 図1に示した無中断伝送装置において、受信したフレームに付与されていた時刻情報に基づいて、受信側装置4からのデータd1、d2、d3の出力時刻を調整することもできる。このような実施例を以下に説明する。 【0047】 図8は本発明第四実施例における受信側装置を示すブロック構成図である。この受信側装置4は、エラー検出部431およびフレーム選択部435を備え、受信したフレームに付与されていた時刻情報に基づいて抽出したデータの出力時刻を調整する手段として、送信時刻検出部432、送信時刻記録部433および出力時刻算出部434を備える。 【0048】 エラー検出部431は、通信路p1、p2より受信したフレームft11、ft12、ft13、ft21、ft22、ft23の受信状態(誤りの有無)を確認し、誤りを検出した場合もしくは誤りを訂正できなかった場合は即、そのフレームを廃棄する。送信時刻検出部432は、誤りがないフレームから送信時刻を取得する。取得された各フレームに対する送信時刻は、送信時刻記録部433で保持される。出力時刻算出部434は、受信時刻にかかわらず、送信時刻記録部433に記録された送信時刻に一定時間(例えば1秒)を加えて、データの出力時刻を算出する。フレーム選択部435は、送信時刻検出部432を通過したフレームft11、ft12、ft13、ft21、ft22、ft23において同じ情報を持つもの{ft11、ft21}、{ft12、ft22}、{ft13、ft23}を比較し、その一方のデータd1、d2、d3を地点2に向けて送出するとともに、残りを廃棄する。このときフレーム選択部435は、出力時刻算出部434から与えられる出力時刻に従って、データd1、d2、d3を出力する。送信時刻算出部434で指定された時刻が現時刻を既に過ぎている場合には、そのデータを廃棄する。 【0049】 図9は各データに対する送信側装置3の送信時刻および送信間隔、送信受信時刻記録部433の保持内容、ならびにフレーム選択部435のデータ出力時刻の一例を示す。図9には参考のため受信時刻も併記したが、本実施例では必須情報ではない。送信時刻と受信時刻は絶対時刻で表される。送信側装置3の送信時刻はフレームに時刻情報を付与した時点での時刻であり、送信時刻記録部433の記録する時刻情報(送信時刻)は受信フレームに付与されていた情報であって、これらはフレームが正しく受信されていれば同じ値となる。また、送信時刻記録部433には二つの通信路を経由した同じフレームから取得された時刻情報が記録されており、その値は双方のフレームが正しく受信されていれば同じになる。 【0050】 この例では、フレーム{ft11、ft21}、{ft12、ft22}、{ft13、ft23}の時刻情報(送信時刻)はそれぞれ0.102381、0.122381、0・142381であり、その送信間隔は20ミリ秒である。また、通信路p1において、フレームft11、ft12、ft13の受信時刻はそれぞれ0.319885、0.341885、0・365885であり、通信路p2において、フレームft21、ft22、ft23の受信時刻はそれぞれ0・315762、0・334762、0.360762である。フレーム選択部435は、送信側装置3からの各フレーム送信時刻の1秒後に、対応するデータd1、d2、d3を出力する。 【0051】 本実施例では、送信側装置からのフレームの送信時刻に対応するタイミングでデータd1、d2、dを出力することにより、データ出力の揺らぎを抑圧することができる。 【産業上の利用可能性】 【0052】 本発明によれば、高信頼性かつ高品質な無中断伝送が可能となり、ネットワークを介したリアルタイムアプリケーションの利用や、リアルタイムアプリケーションによるサービスの提供が可能となる。 【図面の簡単な説明】 【0053】 【図1】本発明第一実施例の無中断伝送装置を示すブロック構成図。 【図2】受信側装置の実施例を示すブロック構成図。 【図3】各データに対する送信側装置の送信時刻、送信受信時刻記録部の保持内容、および遅延差算出部の算出する遅延時間差の一例を示す図。 【図4】本発明第二実施例における受信側装置を示すブロック構成図。 【図5】各データに対する送信側装置の送信時刻および送信間隔、送信受信時刻記録部の保持内容、ならびにフレーム選択部のデータ出力時刻およびその間隔の一例を示す図。 【図6】本発明第三実施例における受信側装置を示すブロック構成図。 【図7】各データに対する送信側装置の送信時刻および送信間隔、送信受信時刻記録の保持内容、ならびにフレーム選択部のデータ出力時刻およびその間隔の一例を示す図。 【図8】本発明第四実施例における受信側装置を示すブロック構成図。 【図9】各データに対する送信側装置の送信時刻および送信間隔、送信受信時刻記録の保持内容、ならびにフレーム選択部のデータ出力時刻の一例を示す図。 【図10】従来例の無中断伝送装置を示すブロック構成図。 【図11】従来例の受信側装置のブロック構成図。 【図12】従来例の受信時刻記録部で保持される記録例を示す図。 【図13】従来例の受信時刻記録部で保持される記録例を示す図。 【符号の説明】 【0054】 401、411、421、431、441 エラー検出部 402、412、422 送信受信時刻検出部 403、413、423 送信受信時刻記録部 404、424、444 遅延差算出部 405、425、445 遅延差調整部 406、415、427、435、446 フレーム選択部 414、426 送信時間間隔算出部 432 送信時刻検出部 433 送信時刻記録部 434 出力時刻算出部 442 受信時刻検出部 443 受信時刻記録部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004226 【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月10日(2006.7.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078237 【弁理士】 【氏名又は名称】井出 直孝
【識別番号】100083518 【弁理士】 【氏名又は名称】下平 俊直
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| 【公開番号】 |
特開2008−17423(P2008−17423A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−189378(P2006−189378) |
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