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【発明の名称】 スイッチアセンブリ及びスイッチアセンブリの組み付け方法
【発明者】 【氏名】河合 康博
【課題】スイッチアセンブリの組み付け作業時間を短縮する。

【構成】硬質樹脂製のスイッチケース1の内側に軟質樹脂製のスイッチボタン部2が収容されたスイッチハウジング3に予め一体成形された状態で用意し、スイッチボタン部2の内側にスイッチ本体部7を収容する状態に組み付けてスイッチ本体部7を防水保護する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
硬質樹脂製のスイッチケースの内側に軟質樹脂製のスイッチボタン部を収容し、該スイッチボタン部の内側にスイッチ本体部を収容する状態に組み付けて該スイッチ本体部を防水保護する、スイッチアセンブリの組み付け方法において、
前記スイッチケースと前記スイッチボタン部とを該スイッチケースに該スイッチボタン部が収容された状態に予め一体成形された状態で用意し、
前記スイッチボタン部の内側に前記スイッチ本体部を収容して組み付ける、
ことを特徴とする方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、前記スイッチケースを硬質樹脂によって一次成形し、該スイッチケースをインサートとしてスイッチボタン部成形用金型に配置し、溶融した前記軟質樹脂を注入して前記スイッチボタン部を前記スイッチケースの内側に一体成形するように二次成形することによって、前記スイッチケースとスイッチボタン部とを予め一体成形された状態で用意する、ことを特徴とする方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法において、前記スイッチケースの内側には、該ケース内壁面との間に空間をもって形成された連結片が一体成形されており、前記二次成形において、注入された前記軟質樹脂を前記空間に入り込ませて前記連結片を包囲することによって前記スイッチボタン部を前記スイッチケースに機械的に連結させる、ことを特徴とする方法。
【請求項4】
請求項3に記載の方法において、前記連結片は、前記スイッチボタン部が前記スイッチケースから突出しないように規制する、前記スイッチケース内壁面を一周するフレームで成り、該フレームとスイッチケース内壁面との間には、複数の前記空間が周方向に間隔をおいて形成されている、ことを特徴とする方法。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法において、前記スイッチボタン部の内側に前記スイッチ本体部が組付けられた後、該スイッチ本体部のリード線が延び出る前記スイッチケース本体の内側に熱硬化樹脂を注入する、ことを特徴とする方法。
【請求項6】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法において、前記スイッチ本体部には、リード線が延び出る側に防水ブロックが組み付けられ、前記スイッチボタン部の内側には、前記防水ブロックが組み付けられたスイッチ本体部が組付けられる、ことを特徴とする方法。
【請求項7】
硬質樹脂製のスイッチケースの内側に軟質樹脂製のスイッチボタン部が収容され、該スイッチボタン部にスイッチ本体部が収容されて該スイッチ本体部が防水保護される構成にされた、スイッチアセンブリであって、
前記スイッチケースと前記スイッチボタン部とは予め一体成形されている、ことを特徴とするスイッチアセンブリ。
【請求項8】
請求項7に記載のスイッチアセンブリにおいて、前記スイッチケースが硬質樹脂によって一次成形され、該スイッチケースがインサートとしてスイッチボタン部成形用金型に配置された状態で前記軟質樹脂を注入されて前記スイッチボタン部が前記スイッチケースの内側に一体成形されるように二次成形された、ことを特徴とするスイッチアセンブリ。
【請求項9】
請求項8に記載のスイッチアセンブリにおいて、前記スイッチケースの内側には、該ケース内壁面との間に空間をもって形成された連結片が一体成形されて、前記二次成形において、前記注入された前記軟質樹脂が前記空間に入り込んで前記連結片が包囲されることによって前記スイッチボタン部が前記スイッチケースに機械的に連結されている、ことを特徴とするスイッチアセンブリ。
【請求項10】
請求項9に記載のスイッチアセンブリにおいて、前記連結片は、前記スイッチボタン部が前記スイッチケースから突出しないように規制する、前記スイッチケース内壁面を一周するフレームで成り、該フレームとスイッチケース内壁面との間には、複数の前記空間が周方向に間隔をおいて形成されている、ことを特徴とするスイッチアセンブリ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、自動車のドアノブのエントリスイッチアセンブリ等の防水機能を必要とするスイッチアセンブリの組み付け方法及びスイッチアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
自動車のドアノブに電気接点を有するスイッチを設け、そのスイッチの押し操作によって電気信号を生成してドアを開閉するための、エントリスイッチアセンブリは知られている。このエントリスイッチアセンブリは、ドアノブの外面等の露出する部分に設けられるので、スイッチ本体部の防水機能を必要とする。
【0003】
本願出願前に行われているエントリスイッチアセンブリの組み付け方法では、硬質樹脂製のスイッチケースが用意され、そのスイッチケースの内側にスイッチボタン部が収容されるように組み付けられ、更に、スイッチボタン部の内側に、スイッチ本体部が収容された状態に組み付けられる。スイッチ本体部の組み付けの後、スイッチケースとスイッチボタン部には、外側に露出する表面の側に軟質熱硬化樹脂が注入され、スイッチケースとスイッチボタン部を一体的に連結するとともに、スイッチケースとスイッチボタン部との間に防水シールを形成する。更に、上記の軟質熱硬化樹脂ではスイッチケースとスイッチボタン部を一体的に連結する連結力が弱くスイッチ本体部がスイッチケース及びスイッチボタン部から外れるおそれがある場合には、スイッチ本体部のリード線が延び出ているスイッチケース本体の内側に熱硬化樹脂を注入することが行われている。これらの組み付けにおいて、その作業時間が短縮されるのが望まれている。
【0004】
【特許文献1】特開2002−175736号公報
【特許文献2】特開2005−090087号公報
【特許文献3】特開平7−314580号公報
【特許文献4】特開2004−169427号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、テールゲートやバックドアの開閉機構に利用できる防水スイッチアセンブリが記載されている。特許文献1の防水スイッチアセンブリは、スイッチケースとスイッチボタン部とが別体であるため、上記の現在行われている、スイッチアセンブリの組み付け作業時間を短縮することは望めない。
【0006】
特許文献2には、自動車のドアノブに設けられた電気接点を有するスイッチの押し操作によって電気信号を生成してドアを開閉する、エントリスイッチアセンブリが記載されている。特許文献2には、スイッチアセンブリの組み付け作業時間の短縮に関する示唆はない。
【0007】
特許文献3には、各種リモートコントローラ等の、防水性や防塵性等が必要とされる、スイッチの押し操作によって電気信号を生成するスイッチアセンブリが記載されている。特許文献3のスイッチアセンブリでは、上部ハウジングとスイッチカバーとが一体的に形成されている。しかし、上部ハウジングとスイッチカバーとは一体的に形成されてはいるものの、上部ハウジングとスイッチカバーの連結の強度は低く、例えば、自動車のドアノブ等の高い防水性及び連結強度を必要とするスイッチアセンブリには適していない。
【0008】
特許文献4には、自動車のドアノブの施錠又は開錠意思をユーザの手動操作で確認するための、ドアノブに設けられるスイッチアセンブリが記載されている。特許文献4のスイッチアセンブリは、スイッチケースとスイッチ本体部とが一体になっている。特許文献4のスイッチアセンブリにおいて、スイッチボタン部となる軟質樹脂ブロックがスイッチケースを形成していて、硬質の樹脂材料で成るスイッチケースはなく、スイッチ本体部が硬質樹脂材料で成るスイッチホルダーに保持された状態で、軟質樹脂材料のスイッチケースで包囲され、更に、スイッチ本体部のリード線側の部分がポッティング材で充填されて一体に形成される。このように、特許文献4においても、スイッチアセンブリの組み付け作業時間の短縮に関する示唆はない。
【0009】
従って、本発明の目的は、組み付け作業時間を短縮することができる、スイッチアセンブリの組み付け方法及びスイッチアセンブリを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
かかる目的を達成するため、本発明によれば、硬質樹脂製のスイッチケースの内側に軟質樹脂製のスイッチボタン部を収容し、スイッチボタン部の内側にスイッチ本体部を収容する状態に組み付けてスイッチ本体部を防水保護する、スイッチアセンブリの組み付け方法であって、スイッチケースとスイッチボタン部とをスイッチケースにスイッチボタン部が収容された状態に予め一体成形された状態で用意し、スイッチボタン部の内側にスイッチ本体部を収容して組み付ける、ことを特徴とする方法が提供される。
【0011】
上記のように、スイッチケースとスイッチボタン部とが予め一体成形されているので、スイッチケースにスイッチボタン部を組み付ける作業が不要になり、組み付け作業時間を短縮することができる。また、スイッチケースとスイッチボタン部の外側に露出する表面の側に軟質熱硬化樹脂を注入することが不要になり、熱硬化樹脂が節約され、熱硬化のための時間の分を短縮できる。従って、作業時間の短縮によるコストダウンが図られ、防水性能が安定して得られる。
【0012】
上記方法において、スイッチケースを硬質樹脂によって一次成形し、スイッチケースをインサートとしてスイッチボタン部成形用金型に配置し、溶融した軟質樹脂を注入してスイッチボタン部をスイッチケースの内側に一体成形するように二次成形する、ことによって、スイッチケースとスイッチボタン部とを予め一体成形された状態で用意する。スイッチケースの内側には、ケース内壁面との間に空間をもって形成された連結片が一体成形されており、二次成形において、注入された軟質樹脂を空間に入り込ませて連結片を包囲することによってスイッチボタン部をスイッチケースに機械的に連結させる。連結片は、スイッチボタン部がスイッチケースから突出しないように規制する、スイッチケース内壁面を一周するフレームで成り、フレームとスイッチケース内壁面との間には、複数の空間が周方向に間隔をおいて形成されている。
【0013】
上記方法において、スイッチボタン部の内側にスイッチ本体部が組付けられた後、スイッチ本体部のリード線が延び出るスイッチケース本体の内側に熱硬化樹脂を注入するようにできる。また、スイッチ本体部には、リード線が延び出る側に防水ブロックが組み付けられ、スイッチボタン部の内側には、防水ブロックが組み付けられたスイッチ本体部が組付けられるようにもできる。
【0014】
本発明によれば、硬質樹脂製のスイッチケースの内側に軟質樹脂製のスイッチボタン部が収容され、スイッチボタン部にスイッチ本体部が収容されてスイッチ本体部が防水保護される構成にされた、スイッチアセンブリであって、スイッチケースとスイッチボタン部とは予め一体成形されている、ことを特徴とするスイッチアセンブリが提供される。これによって、スイッチケースにスイッチボタン部を組み付ける作業が不要になり、組み付け作業時間を短縮することができ、スイッチケースとスイッチボタン部の外側に露出する表面の側に軟質熱硬化樹脂を注入することが不要になり、熱硬化樹脂が節約され、熱硬化のための時間の分を短縮できる。
【0015】
上記スイッチアセンブリにおいて、スイッチケースが硬質樹脂によって一次成形され、スイッチケースがインサートとしてスイッチボタン部成形用金型に配置された状態で軟質樹脂を注入されてスイッチボタン部がスイッチケースの内側に一体成形されるように二次成形される。スイッチケースの内側には、ケース内壁面との間に空間をもって形成された連結片が一体成形されて、二次成形において、注入された軟質樹脂が空間に入り込んで連結片が包囲されることによってスイッチボタン部がスイッチケースに機械的に連結されている。連結片は、スイッチボタン部がスイッチケースから突出しないように規制する、スイッチケース内壁面を一周するフレームで成り、フレームとスイッチケース内壁面との間には、複数の空間が周方向に間隔をおいて形成されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下図面を参照して本発明の実施形態に係る、スイッチアセンブリの組み付け方法及びスイッチアセンブリについて説明する。図1〜図4は、本発明の第1実施形態に係る、スイッチアセンブリの組み付け作業を示している。図1〜図4のステップのうち、図4は、オプションとして、図3の組み付け後に行われる作業を示している。図5〜図8は、硬質樹脂によって成形された、一次成形品としてのスイッチケース1を示している。図9〜図14は、スイッチケース1に軟質樹脂でスイッチボタン部2が二次成形されて、全体として一体成形されたスイッチハウジング3を示している。図15は、図1〜図3に示される組み付け作業によって形成された、スイッチアセンブリ5を示している。図16〜図18は、本発明の第2実施形態に係るスイッチアセンブリの組み付け作業を示している。
【0017】
図1〜図3を参照して本発明の第1実施形態に係る、スイッチアセンブリ5の組み付け作業を説明する。図1において、硬質樹脂で成るスイッチケース1と軟質樹脂で成るスイッチボタン部2とが、スイッチケース1にスイッチボタン部2が収容された状態に予め一体成形されたスイッチハウジング3の状態で用意される。この一体成形については、図5〜図14を参照して後述する。スイッチケース1は、硬質樹脂で形成されて、スイッチアセンブリ5全体の形状を形成して、内部に収容されるスイッチ本体部を保護する。スイッチボタン部2は、軟質樹脂材で形成されて、スイッチ本体部の防水保護するとともに、スイッチ本体部の押しボタンを押圧するように柔軟で弾性のある押込部6を有する。
【0018】
図2において、予めスイッチケース1にスイッチボタン部2が収容された状態に一体成形されたスイッチハウジング3に、スイッチ本体部7が組み付けられる。この組み付けによって、スイッチ本体部7がスイッチケース1の内側であってスイッチボタン部2の内側に収容される。このとき、スイッチ本体部7の押しボタン9がスイッチボタン部2の押込部6に収容されて、押込部6の押圧によって、押しボタン9を押込むことができるように配置される。
【0019】
図3は、図2の組み付け作業によって、スイッチケース1とスイッチボタン部2から成るスイッチハウジング3にスイッチ本体部7が組み付けられたスイッチアセンブリ5を示している。図3の組み付け状態において、スイッチアセンブリ5はそのまま用いることができる。スイッチアセンブリ5の全体の剛性は、硬質樹脂で成るスイッチケース1から得られ、スイッチ本体部7を防水保護する機能は主に軟質樹脂で成るスイッチボタン部2から得られ、スイッチボタン部2の押込部6の押込みによって、スイッチ本体部7の押しボタン9を押込むことができる。
【0020】
図4は、オプションとして、図3に示す、スイッチアセンブリ5に行われる作業を示している。図4において、スイッチ本体部7のリード線10が延び出る側であってスイッチケース1の内側に、矢印11で示すように、熱硬化樹脂を注入する。この熱硬化樹脂の注入によって、スイッチ本体部7がスイッチハウジング3に強固に連結されるだけでなく、スイッチ本体部7の防水保護が一層強化され、更に、スイッチアセンブリ5としての一体性及び剛性が強固にできる。熱硬化性樹脂は、軟質樹脂材料であるのが好ましい。
【0021】
図5〜図14を参照して、硬質樹脂で成るスイッチケース1に軟質樹脂で成るスイッチボタン部2が収容された状態に予め一体成形されたスイッチハウジング3に形成されることを説明する。図5〜図8に示される、硬質樹脂で成る、一次成形品としてのスイッチケース1に、図9〜図14に示される、軟質樹脂でスイッチボタン部2が二次成形されて、全体として一体成形されたスイッチハウジング3が形成される。
【0022】
図5〜図8において、硬質樹脂で成るスイッチケース1は、内側にスイッチボタン部2を収容し、更にその内側にスイッチ本体部7を収容するように、内側が空間に形成された直方体のボックスとして形成される。この形状は直方体に限らず、他の任意の形状に形成できる。スイッチケース1の下側の側面には、ドアノブ等の被取付部材に取付けるための取付部13が一対設けられている。また、スイッチケース1の内壁面の上部には、内壁面を一周するフレーム14が形成され、フレーム14は、スイッチボタン部2がスイッチケース1の上面から突出し過ぎないように規制する。また、フレーム14は、中央にスイッチボタン部2が露出するように大きな空間が形成されている。更に、フレーム14とスイッチケース1の内壁面との間には、複数の空間15が周方向に間隔をおいて形成されている。空間15は、図示のように、スイッチケース1が直方体の場合には、その4隅に対応する部分に形成されるのが好ましい。かかるフレーム14と空間15は、二次成形において、注入された軟質樹脂を空間15に入り込ませてフレーム14を包囲するためのものであり、スイッチボタン部2をスイッチケース1に機械的に連結させるためのものである。空間15の部分のフレーム14は、スイッチボタン部2の連結片となり、スイッチボタン部2をスイッチケース1に機械的に連結させる。
【0023】
図9〜図14において、一次成形品であるスイッチケース1が、軟質樹脂成形金型(図示せず)にインサートとして配置され、その金型に溶融した軟質樹脂が注入されて、スイッチケース1にスイッチボタン部2が二次成形された、スイッチハウジング3が示されている。この二次成形において、軟質樹脂を、一次成形品のスイッチケース1の硬質樹脂に対して融着性のある又は融着性の高い材料にすれば、スイッチハウジング3の防水機能は一層向上する。スイッチボタン部2は、スイッチケース1の上部側を密封するように形成され、上部中央には、スイッチ本体部7の押しボタン9を受入れて押しボタン9を押込みできる押込部6が突出するように形成される。下面側には、スイッチ本体部7を安定して受入れる凹部17が形成されている。そして、スイッチケース1の内壁面にフレーム14と複数の空間15とが形成されているので、二次成形において注入された軟質樹脂が、連結片としてのフレーム14を包囲するように流れ、スイッチボタン部2の一部が、フレーム14の空間15のある部分で巻き付けられて、スイッチボタン部2がスイッチケース1に機械的に連結される。また、フレーム14は、スイッチボタン部2がスイッチケース1から突出しないように規制しているので、スイッチボタン部2は、スイッチケース1に設定した位置に確実に連結される。従って、硬質樹脂で成るスイッチケース1に軟質樹脂で成るスイッチボタン部2が、高い連結力で一体成形されて成り、そのスイッチハウジング3は、また、防水性能も安定したものとなる。
【0024】
図15は、図3に示すスイッチアセンブリ5の断面図を示している。上記のように、硬質樹脂製のスイッチケース1と軟質樹脂製のスイッチボタン部2とが予め一体成形されているので、スイッチケース1にスイッチボタン部2を組み付ける作業が不要になり、組み付け作業時間を短縮することができる。また、スイッチケース1とスイッチボタン部2の外側に露出する表面の側に軟質熱硬化樹脂を注入することが不要になり、熱硬化樹脂が節約され、熱硬化のための時間の分を短縮できる。従って、作業時間の短縮によるコストダウンが図られ、また、防水性能も安定して得られる。
【0025】
図16〜図18は、第2実施形態に係るスイッチアセンブリ5Aの組み付け作業を示している。図16において、硬質樹脂で成るスイッチケース1に軟質樹脂で成るスイッチボタン部2が収容された状態に予め一体成形された、スイッチハウジング3の状態で用意される。また、スイッチ本体部7には、リード線10が延び出る側に防水ブロック18が用意される。この防水ブロック18は、軟質樹脂で成り、スイッチケース1の内側に嵌合される。また、スイッチ本体部7のリード線10を貫通させる穴19が形成されている。図17において、ブロック18には、スイッチ本体部7が組み付けられ、スイッチ本体部7が組み付けられたブロック18が矢印21に示されるように、スイッチハウジング3に組み付けられる。図18において、スイッチケース1及びスイッチボタン部2の内側には、防水ブロック18が組み付けられたスイッチ本体部7が組付けられ、スイッチアセンブリ5Aとなる。このように、防水ブロック18を用意することによって、図4の熱硬化樹脂の注入作業が不要になり、熱硬化樹脂の硬化時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の第1実施形態に係るスイッチアセンブリの組み付け作業に用いられる、スイッチケースとスイッチボタン部とが一体成形されて成るスイッチハウジングを示す斜視図である。
【図2】図1のスイッチハウジングにスイッチ本体部が組み付けられる作業を示す斜視図である。
【図3】図1のスイッチハウジングにスイッチ本体部が組み付けられて成るスイッチアセンブリの斜視図である。
【図4】図3のスイッチアセンブリの裏面側に熱硬化樹脂を注入する状態の斜視図である。
【図5】図1のスイッチハウジングの、一次成形品であるスイッチケースの斜視図である。
【図6】図5のスイッチケースの平面図である。
【図7】図6のスイッチケースのA−A線断面図である。
【図8】図6のスイッチケースのB−B線断面図である。
【図9】図5のスイッチケースにスイッチボタン部を二次成形した、図1と同じスイッチハウジングの斜視図である。
【図10】図9のスイッチハウジングの平面図である。
【図11】図9のスイッチハウジングの正面図である。
【図12】図10のスイッチハウジングのC−C線断面図である。
【図13】図11のスイッチハウジングのD−D線断面図である。
【図14】図10のスイッチハウジングのE−E線断面図である。
【図15】図3に示すスイッチアセンブリの断面図である
【図16】第2の実施形態に係るスイッチアセンブリの組み付け作業の最初の作業を示す斜視図である。
【図17】図16の後の組み付け作業を示す斜視図である。
【図18】組み付け完了後のスイッチアセンブリの斜視図である。
【符号の説明】
【0027】
1 スイッチケース
2 スイッチボタン部
3 スイッチハウジング
5 スイッチアセンブリ
6 押込部
7 スイッチ本体部
9 押しボタン
10 リード線
13 取付部
14 フレーム(連結片)
15 空間
17 凹部
18 防水ブロック
19 穴

特許の図
【出願人】 【識別番号】390025243
【氏名又は名称】ポップリベット・ファスナー株式会社
【出願日】 平成18年6月30日(2006.6.30)
【代理人】 【識別番号】100082005
【弁理士】
【氏名又は名称】熊倉 禎男

【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭

【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜

【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
【公開番号】 特開2008−10360(P2008−10360A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−181626(P2006−181626)