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【発明の名称】 金融技術を教えるための装置
【発明者】 【氏名】キヨサキ,ロバート・ティー

【氏名】パータ,ロルフ・エイチ

【要約】 【課題】投資の基本的事項を教える装置を提供すること。

【構成】金融技術を教える装置であって、この装置は、(a) お金を作る出来事又はお金を失う出来事を画定する第1の複数のカードと、(b) 矩形のゲームボードであって、プレーヤがそれに沿って移動する第1の連続ループトラックと、前記第1の連続ループトラックより小さい第2連続ループトラックとを有するゲームボードと、(c) お金を作る出来事及びお金を失う出来事に対応するか、又は複数の遊びカードから1枚を選ぶようにプレーヤに指示する前記第1の連続ループトラック上の各スペースと、(d) 各プレーヤが、プレーヤの位置が前記第1の連続ループトラック又は第2の連続ループトラックのどちらであるかを示すために使用する複数の符丁(トークン)と、(e) プレーヤが前記符丁を動かす順番の時に、プレーヤの符丁が動かされたスペースがいくつであるかを判断する手段と、を備えた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1人以上のプレーヤに金融技術を教える装置であって、
該装置は、
(a) 第1の複数のカードであって、プレーヤの金融状態に影響を与えるお金を作る出来事またはお金を失う出来事を定義する第1の複数のカードと、
(b) 矩形のゲームボードであって、4つの辺と、該4つの辺のうちの少なくとも2つに沿って延びる第1の連続ループトラックと、該第1の連続ループトラックより小さい第2の連続ループトラックとを有するゲームボードと、
(c) 該第1の連続ループトラック上の第1の複数のセグメントであって、該第1の複数のセグメントは、お金を作る出来事、お金を失う出来事に対応する、または、該第1の複数のカードのうちの1枚を選択するようにプレーヤに指示する、第1の複数のセグメントと、
(d) 該第2の連続ループトラック上の第2の複数のセグメントであって、該第2の複数のセグメントは、お金を作る出来事、お金を失う出来事に対応する、または、該第1の複数のカードのうちの1枚を選択するようにプレーヤに指示し、該第2の連続ループトラック上の第2の複数のセグメントに対応する該お金を作る出来事およびお金を失う出来事は、該第1の連続ループトラック上の第1の複数のセグメントに対応する該お金を作る出来事およびお金を失う出来事とは異なる、第2の複数のセグメントと、
(e) 複数のトークンであって、各プレーヤは、該第1の連続ループトラックまたは該第2の連続ループトラックのいずれかの上の該プレーヤの位置を示すようにトークンを用い、該プレーヤの金融状態が所定の状況に到達した場合にのみ、該プレーヤのトークンは、該第2の連続ループトラックから該第1の連続ループトラックに移動される、複数のトークンと、
(f) プレーヤが該トークンを動かす順番の時に、何個のセグメントを該プレーヤのトークンが動かされるかを決定するデバイスと
を備えた、装置。
【請求項2】
プレーヤの収入を無作為に決定するために使用される第2の複数のカードをさらに備えている、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
プレーヤの職業を無作為に決定するために使用される第2の複数のカードをさらに備えている、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
プレーヤの職業を無作為に決定するために使用される第3の複数のカードをさらに備えている、請求項2に記載の装置。
【請求項5】
複数の金融明細書(financial statement)をさらに備えている、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記複数の金融明細書のそれぞれは、収入明細書と貸借対照表とを含む、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記複数の金融明細書のそれぞれは、第1の側と第2の側とを含み、金融明細書の各側は、収入明細書と貸借対照表とを含み、各プレーヤは、前記第1の連続ループトラック上に該プレーヤのトークンがある場合には、該プレーヤの金融状態を追跡するために、金融明細書の第1の側を用い、該プレーヤは、前記第2の連続ループトラック上に該プレーヤのトークンがある場合には、該プレーヤの金融状態を追跡するために、該金融明細書の第2の側を用いる、請求項5に記載の装置。
【請求項8】
前記金融明細書の表面は、光沢があり、それにより、マーカーペンによる該金融明細書への書き込みが拭き取られることを可能にする、請求項5に記載の装置。
【請求項9】
前記複数の金融明細書のそれぞれは、前記プレーヤに割り当てられた職業を含む、請求項5に記載の装置。
【請求項10】
前記第1の複数のカードによって定義される出来事、前記第1の連続ループトラック上の前記第1の複数のセグメント、または、前記第2の連続ループトラック上の前記第2の複数のセグメントの1つのカテゴリは、特定の資産を特定の値段で販売する機会である、請求項1に記載の装置。
【請求項11】
前記デバイスは、少なくとも1つのサイコロを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項12】
前記第1の複数のカードは、4つの別個のグループのカードを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項13】
前記4つの別個のグループのカードは、「大量取引」カードと、「少量取引」カードと、「小物買い」カードと、「マーケット」カードとを含み、
(a) 該「大量取引」カードは、該プレーヤの受動的収入に加算される第1の所定の値を有し、該「少量取引」カードは、該プレーヤの受動的収入に加算される第2の所定の値を有し、該第1の所定の値は、該第2の所定の値よりも大きく、
(b) 該「小物買い」カードは、該プレーヤの累積収入から減算される第3の所定の値を有し、
(c) 該「マーケット」カードは、該プレーヤの累積収入に加算される第4の所定の値を有する、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記ゲームボードは、前記第1の複数のカードを配置するための少なくとも1つの指定された領域をさらに含む、請求項1に記載の装置。
【請求項15】
前記ゲームボードは、4つの指定された領域を含み、前記第1の複数のカードの4つのグループのそれぞれは、該4つの指定された領域のうちの1つに配置される、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記第1の連続ループトラックは、前記ゲームボードの前記4つの辺のうちの3つに沿って延びている、請求項1に記載の装置。
【請求項17】
前記第2の連続ループトラックは、円形である、請求項1に記載の装置。
【請求項18】
前記第2の連続ループトラックは、前記第1の連続ループトラックと前記ゲームボードの4つの辺のうちの1つとの間に位置している、請求項1に記載の装置。
【請求項19】
前記第1の連続ループトラック上の前記第1の複数のセグメントは、金融の出来事を表している、請求項1に記載の装置。
【請求項20】
プレーヤが有する金額を追跡するための遊び用の金をさらに備えている、請求項1に記載の装置。
【請求項21】
前記第2の連続ループトラック上の前記第2の複数のセグメントのうちのいくつかは、プレーヤによって選択され得るゴールを表している、請求項1に記載の装置。
【請求項22】
前記第1の連続ループトラック上の前記お金を失う出来事に対応する該お金を失う出来事のうちの1つは、赤ん坊を持つことである、請求項1に記載の装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ボードゲームで金融技術を教えるための装置、より具体的には、個人的金融
、投資の基本的事項及び収支計算の関連事項を全体的に理解するように教え、また、この
教えを相当な富を蓄えるための基礎となる原理を理解することに更に拡張する金融技術を
教えるための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
個人や家族が相当な富を蓄えるために、個人的金融を取り扱うことが難しいことは周知
のことである。実際上、殆どの個人及び家族は、富を蓄えることを実現不可能な目標であ
るとみなし、その可能性を真剣に考えようとしないことさえもある。その収入の全てが現
在の生活の必要性に向けられなければならないと考えており、彼等は、永年、働いて退職
した後は、社会保険等の補助を受けるある種の年金に基づいて生活できるならば、幸せで
あると考えている。かかる引退後に、金が十分でなく、このため、「退職」者が、少なく
ともパートタイムにて仕事を続けなければならず、退職した熟年夫婦は、インフレの影響
、医療費の増大等のような他の因子が作用するに伴ってその生活水準が低下し且つそれが
年々、悪化することを知ることがしばしばである。
【0003】
これにも拘らず、ある期間に亙って、また、特定の原理を適用することにより、富を蓄
え、このため、正式な職業として働くことを不要にし又は極めて少なくし、また、かかる
富を必要とする種類のその個人の「夢」を実現することのできる少しの個人及び家族は存
在する。これに対応して、彼等は、経済的な悩みが無いことによる長期間に亙る保証を実
現することができる。
【0004】
永年に亙って、相当な富を蓄えることのできる個人及び家族(出世コースの人生)と、
そうでない人々(いわゆる地味な死にもの狂いの人生、すなわち出世争いの生活)との相
違点は、前者は、何とかして、個人的金融及び投資のダイナミックスを理解しようとする
点にある。この理解は、多少なりとも、自分で学ぶか、又は直観的なものであり、特定の
個人又は家族が成功するか否かは、通常、個人的金融のダイナミックスが実際にどの程度
に十分、理解されているかによって決まる。
【0005】
個人的金融、投資、収支計算及び富の蓄積のこうした原理は、殆どの正式な教育機関に
て教えられず、大多数の個人及び家族の堅い倫理感と多少、一致しないものの、教えるこ
とが可能である。勿論、富を蓄えることを開始することは常に難しい仕事ではあるが、富
を蓄えることにつながる個人的金融、投資及び収支計算の公知の原理を慎重に実践するな
らば、人は、その一生を通じて一生懸命に働く必要がないことが明らかにされている。
【0006】
こうした原理は、高価で且つ時間のかかるセミナーで教えられることがある。又は、こ
れらの原理は、多少なりとも良く書かれた本によって教えることができる。しかしながら
、一部の個人は、かかるセミナーに参加するのに必要な時間がなく又は費用を支払うこと
ができず、若しくはかかるセミナーに参加したり或いはその原理を本から学ぼうとする気
持ちさえない。
【0007】
このため、個人的金融、投資、収支計算及び富を蓄えるための原理を極めて圧縮された
時間枠内にて教え、また、面白く且つ学び易く、しかも極めて効果的である方法にて教え
るための手段を提供し得るならば、それは極めて望ましいことであることが容易に明らか
であろう。本発明が目指すのは、この目的である。
【0008】
このため、本発明の広い目的は、個人的金融の基本的事項を教える装置を提供すること
である。
同様に、本発明の広い目的は、投資の基本的事項を教える装置を提供することである。
【0009】
本発明の別の目的は、個人的金融に手杞憂適用された収支計算の基本的事項をも教える
装置を提供することである。
本発明の更に別の目的は、相当な富を蓄える過程を更に教える装置を提供することであ
る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上記のことに鑑みて、本発明の1つの目的は、個人的金融、投資、収支計算の上記の基
本的事項、及び相当な富を蓄え且つ築く過程を極めて圧縮された時間にて教える装置を提
供することである。
【0011】
更に別の観点からして、本発明の1つの目的は、受け身的な収入の力及びその受け身的
な収入を達成する方法を教える装置を提供することである。
更に別の観点からして、本発明の1つの目的は、ラットレース及び出生コースという、
2つの人生行路を含み、個人的金融、投資の基本的な収支計算及び相当な富を蓄える科学
を教える規則及び付属品を含む装置を提供することである。
【0012】
本発明の1つの目的は、プレーヤが最初にラットレースのコースの上で動き、次に、適
格者となったとき、完全に別個の出世コースに移動し、これにより、連続的な経験が得ら
れるようにする装置を提供することである。
【0013】
本発明の更に別の目的は、ゲームをすることから生じる教訓により基本的に自分自身で
学習することになり、教える者の介在を必要としないかかる装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
簡単に説明すれば、本発明の上記及びその他の目的は、第一のラットレースコースと、
完全に別個の第二の出世コースとを含む装置を提供することにより達成される。各プレー
ヤには、ゲームを開始するときに、そのプレーヤの生活コスト及びその他の現在の金融情
報を記載した特定の最初の金融情報を含む職業が割り当てられる。更に、各プレーヤは、
最終的に得ようとする出世コースにおける1つの夢を選択する。プレーヤがその選択した
夢を実現することは、点数を挙げ且つ所定のゲームの勝利者を決定する上で重要である。
また、各プレーヤにはゲームカードが提供され、このゲームカードにその者の最初の金融
情報を入力し、また、プレーヤがラットレースコースに限定される間にプレーが進むのに
伴って、更新される。このゲームカードは収入明細書/貸借対照表を組み合わせた形態と
されており、個人的金融の基本的な規則に慎重に従ってそのゲームカードを更新する。プ
レーヤは、サイコロを振ることによりラットレースコースに沿って進む。このラットレー
スは、例えば、小物買いカードに表示された予測しない金融上の障害に出くわす箇所にて
プレーヤが停止すべきスペースを含んでいるが、このラットレースは、プレーヤは好機カ
ード及びマーケットカードに記載された金融上の機会を活用することのできるスペースも
含んでいる。ラットレースコースは、このように、通常の働く個人の人生を表現するもの
である。
【0015】
機会が許容するように、大胆に投資し、日々の収入及び費用ではなくて、投資により実
現され且つ成長する可能性のある受け身的な収入を組み合わせて単一の得点表にてゲーム
カードでその投資を迫跡することにより、プレーヤの受け身的な収入を成長させることが
できる。プレーヤの受け身的な収入がその者の費用を超えたならば、プレーヤは、更にゲ
ームするため出世コースに移動する。
【0016】
出世コースにて、プレーヤは、相当な富を蓄えた者の極めて良い生活を楽しみことがで
き、また、自己(及びその他のプレーヤ)の夢を実現しようとすることもできる。しかし
ながら、現実の人生と同様、出世コースの人生であってもおっても問題が無い訳ではなく
、プレーヤがサイコロを振って移動することのできる種々の出世コースのスペース内には
、かかる問題点に対する対策が講じられている。プレーヤが出世コースの上で人生を進む
ことはゲームカードにて行われ(この場合にも、個人的金融のための基本的な収支計算の
ルールに慎重に従う)。このゲームカードは、かかる人生に対応し得るようにされており
、このため、同一のプレーヤがラットレースで最初に進むときに使用するゲームカードと
多少相違している。正式なルールはプレーの順序及び条件を設定し、また、ゲームの勝利
者を決めるための条件も規定している。ゲームを繰り返して行い、それに伴う良い成績は
プレーヤに対して相当な富を蓄える原理を教えることになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の主題は、本明細書の特許請求の範囲に特定的に指摘され且つ明確に記載されて
いる。しかしながら、本発明は、構成及び作用方法の双方に関して、特許請求の範囲及び
添付図面に関する以下の説明を参照することにより、最も良く理解することができる。
【0018】
最初に、当該ゲームをするためのゲームボード1の全体図である図1に関して説明する
。ゲームボード1の基本的な特徴は、プレーヤがそれに添って移動する2つのコース、す
なわちラットレースコース2と、出世コース3とがあることである。以下に更に説明する
ように、多くの働く個人及び家族の人生を示すラットレースにて全てのプレーヤのゲーム
を開始する。ラットレースコース2における人生及び金融を取り扱う能力を有するプレー
ヤは、遥かに確実で且つ楽しみの多い出世コース3に移動する資格があるが、管理しなけ
ればならない障害の可能性がない訳ではない。ラットレースコース及び出世コースの双方
にて、このゲームにより、プレーヤは、そのプレーヤの金融に実際に生じて、そのゲーム
の勝ち負けを決定する、金融、投資及び収支計算能力の双方が実際に学習することになる
。。このように、不確実及び予期しない事件を含むラットレース及び出世コースは、人生
を摸して、このため、ゲームで学んだ教訓を実行するのに必要な能力、及びゲームのより
熟練者になるための能力が実際の人生の経験に生かされることになる。
【0019】
ラットレースコース2及び出世コース3に加えて、ゲームボード1は、プレーヤが種々
のコースのスペースに到着したときにプレーヤが適宜に引くことのできる4種類のカード
に対するスペースを含んでいる。これら型式のカードの2つ、すなわち、スペース4に配
置された大量取引カード及びスペース5の上の少量取引カードは、全体として好機カード
として公知である。以下により詳細に説明するように、スペース6はマーケットカード用
であり、スペース7は、小物買いカード用である。
【0020】
ラットレースコース2及び出世コース3において図1に示したスペースの各々は、小さ
過ぎて図1に示すことができない標識を有している。しかしながら、ゲームボード1は、
A、B、C、D、Eで表示し、その他の目的を有しない鎖線で区分した部分で表示するよ
うに、説明の目的上、幾つかの部分に仕切られている。このように、標識A、B.C、D
、E及び鎖線は、ゲームボードの一部ではない。
【0021】
図2(図1の標識A)を参照すると、円形のラットレースコースは、好機、小物買い、
慈善、支払いチェック、マーケット、赤ん坊、ダウンサイズドと標識された部分を含んで
いる。好機は、ラットレースの周りの各他のスペースに現れるが、他の種類のスペースは
、現れる頻度が少ない。好機スペースの1つは狭小な「ここから開始」と標識した部分を
有することが理解されよう。ゲームのルールに関して以下により完全に説明するように、
このスペースは全てのプレーヤがゲームするときの開始点である。
【0022】
また、図2には、ラットレースコース2の領域である出世コース3の一部分が図示され
ている。スペース上の条件のため、出世コースのスペースに現れる説明文は、ある場合に
は多少省略されている。しかしながら、出世コースのスペースは、次のものを色々含んで
いることが理解されよう。すなわち、夢、例えば、「$150,000にてアジアン古代都市へ
の旅行」、図2に図示しないこの標識にて、「専用機及び個人的なガイドがこれまで観光
客が行ったことのないアジアの最も遠い場所まで貴方と5人の友人を連れて行く」と更に
記載されている。コース部分マーカ7のようなビジネス好機、慈善8、現金資金の日9が
ある。これら全てについて以下に説明する。
【0023】
図3は、出世コース3の部分B(図1)の拡大図である。特に、「金山を買う」ビジネ
ス好機スペース10が特に注目される。このスペースは、「+25,000/MO CF(すな
わち、現金資金)又は$0/MO CF及び「$150,000DN」と記載されている。スペー
スの制約のため、図3に図示しないが、図7の更なる拡大図に図示した追加的な標識は、
次のように月毎の現金資金の2つの可能性について説明している。「1つのサイコロで3
以上を出したならば、+25,000/MO CF、さもなければ$0/MO CF」。出世コー
ス3の周りのビジネス好機スペースの幾つかは、投資により実現される現金資金の同様の
種々の可能性及び不確実性を有している。
【0024】
図2、図3、図4、図5及び図6を共に参照すると、完全な出世コース3及び実際のゲ
ームボードの種々のスペースに現れる、より完全な説明文が省略した形態で示してある。
図7には、出世コース3のスペースに対する完全な説明文の更なる例が示してある。
【0025】
スペースの色は、ゲームの重要な微妙な心理学的事項である。ラットレースコース2に
おいて、好機スペースは、収入の可能性を示唆する薄緑であることが好ましく、マーケッ
トスペースは、資産の売却により現金を手にする薄青であることが好ましい。他方、小物
買いは薄赤であり、ダウンサイズド及び赤ん坊は、家族の現金資金に対しマイナスの影響
を示唆するため薄紫のぼかしを付けることが好ましい。これと対照的に、支払いチェック
は薄黄色とし、慈善は薄オレンジとする。
【0026】
同様に、出世コース3において、ビジネス好機スペースは、現金資金に対して多分プラ
スの効果を示唆するため薄緑であることが好ましく、夢及び問題領域スペース(例えば、
訴訟及び離婚)は、現金資金に対するマイナスの影響を示唆するために薄赤とする。現金
資金の日及び慈善は、それぞれ明確となるように薄黄色及び薄オレンジとする。
【0027】
図8には、対応するカードを載せる、大量取引4、少量取引5及びマーケット6及び小
物買い7のスペースの標識が示してある。図9には、一例としての大量取引カード11が
示してある。同様に、図10には、一例としての少量取引カード12、図11には、一例
としてのマーケットカード13、図12には、一例としての小物買いカード14が示して
ある。
【0028】
図13には、一例としての職業カード及び各カードに含められた情報が示してある。
当該ゲームをするときに使用される用語の説明
財産−最小の労働で「プレーヤのポケット」に金を入れるもの。
【0029】
自動的なビジネス−主として人間ではなくて技術により営まれるビジネス。
損益計算書−プレーヤの財産及び負債の簡単な説明書。
資本−一般に、現金と称され又は合意した価値を有するもの。
【0030】
資本利益/損失−プレーヤが投資に支払った額とその者がそれを売却したときの価格と
の差。
現金資金(CF)−入ってくる現金(収入として)及び出ていく現金(費用として)。
あるものが収入、費用及び財産又は負債であるかどうかを決定するのは現金資金の方向で
ある。現金資金が現実の状況を語る。
【0031】
現金のオファー対金融オファー−全ての現金を支払う人対分割払いとし、残りを金融に
回す人。
預託金証明(CD)−満期日及び利率が特定された、銀行を通じて発行された政府又は
会社に対する融資。
【0032】
配当−株主に対する会社の利益の支払い。
小物買い−単にプレーヤのポケットから金を出す費用。例えば、ショッピングセンター
で買った殆どの物品は小物である。
【0033】
分割払い−1つの投資に対しプレーヤが支払う額と購入価格との比率。次に、その価格
の残りは他の手段を通じて金融に向ける。
抵当権実行−抵当権の支払い不能により銀行又は個人がプレーヤの財産から取るもの。
【0034】
政府保証証券−その証券に対する利息の支払いと引き換えに、プレーヤが連邦政府に為
す融資。
収入明細書−ある期間に亙るプレーヤの収入及び費用を示す様式。これはまた損益計算
書とも称される。
【0035】
インフレーション−消費者の価格が急激に上昇する経済状況。
IPO−最初の公衆へのオファーリング:ある会社が一般公衆に対し株式の所有を申し
出る最初の機会。
【0036】
負債−「プレーヤのポケットから」金を引き出すもの。
有限共同組合−資産を保持するために設立された法人。大多数は管理されるが、有限責
任を許容する。
【0037】
抵当−プレーヤが不動産購入の金融を受けるならば、その金融を受けた資産は、金融を
受けた金額に対する担保として使用される。
相互ファンド−職業的な投資会社により管理され且つ個人の投資家が株式を通じて購入
する共に、グループ化された種々の株式、債権及び/又は証券。株式は、所定の相互ファ
ンドに含まれる種々の会社の所有権としての価値はない。
【0038】
REIT−不動産投資信託。相互ファンドと同様である。不動産のみを取引の対象とす
る。
ROI−1つの投資に対して資本の年間収入をパーセントで表わしたもの。例えば、ア
パートの建設費用$500,000。プレーヤが分割払いで$100,000支払う。月々$2,000の現
金資金が得られる。ROIには、$2,000×12÷$100,000=24%。
【0039】
持分分割−あるプレーヤが所有する所定の投資における株式数が増大し、1株当たりの
価格が減少する。これは、また、株式分割としても公知である。
株主−株主であることは、ある法人における所有権を示す。株式所有者(ある法人の株
式を所有する者)は、その法人の実際の所有者である。
【0040】
税金先取り特権(財産)−未払い税金に対する資産の法的請求権。
1031税金猶予交換−プレーヤが資本利潤に対する税金の支払いを猶予することを可能に
する、不動産の購入及び売却方法。
【0041】
マーケット−価値ある物品の購入及び売却が行われる場所。
取引レンジ−ある投資の最高価格と最低価格との差。
利益率−プレーヤが株式、証券、相互ファンド、CD等から実際に得られる金額。RO
Iと同様。
【0042】
金融用語に関する上記の定義は、多少簡略化されているが、これらは、当該ゲームを行
い且つ目的とする金融に関する知識を得るのに十分である。次に、当該ゲーム自体の方法
について説明する。
【0043】
当該ゲームのルール
このゲームは、2つの部分、すなわち、ラットレース及び出世コースに分けて行う。
パートI−ラットレース
各プレーヤの目標は、ラットレースから脱して出世コースに移ることである。
ラットレースは、殆どの人及び家族を現在の人生を表わす。ラットレースから脱するため
には、プレーヤは、受け身的な収入がその者の総費用を上廻るようにその者に現金資金(
すなわち、受け身的な収入)をもたらす投資を購入しなければならない。
【0044】
パートII−出世コース
プレーヤがラットレースから出世コースに移ることに成功したならば、プレーヤの目標
は、1)夢を買うこと、2)その他のプレーヤの夢を買うこと、3)毎月の現金資金を増
やすことである。
【0045】
1人のプレーヤが別のプレーヤの夢を買うことに成功したならば、次に、夢を失ったプ
レーヤはそのゲームから退き、ラットレースの人生であると宣告される。
全ての夢が買われたときにゲームは終了する。次のことを条件として、1人の所定のプ
レーヤがそのゲームの勝利者になる。
【0046】
1)全てのプレーヤの夢が買われた後、その所定のプレーヤは自己の選択した夢を実現
した唯一の者であること。その他のプレーヤの各々は、その夢が別のプレーヤにより買わ
れてしまったため、退くことになる。
【0047】
又は
2)全てのプレーヤの夢が変われた後、1人以上のプレーヤが自己の夢を達成したなら
ば、自己の夢を実現し、しかも毎月の現金資金が多い方が勝ちとなる。
【0048】
ゲームの準備方法
1)プレーヤはゲームすることに加えて、銀行としての役割を果たす1人のプレーヤを
選択する。この銀行家は、番号を有する適切な者である必要があり、また、現金取引を迅
速に取り扱う者であることも要する。銀行家は、自己の個人的な金を銀行の資金から別個
に持っていなければならない。銀行家は、プレーヤに対する全ての現金の支払い及び受領
を行い、プレーヤに金を貸す(「銀行融資」を参照)。
【0049】
2)「大量取引」「少量取引」(共に「好機」)カード、「マーケット」「小物買い」
カードを別個に切って、そのカードをそのそれぞれのマーケット場所にて下向きにゲーム
ボードに置く。
【0050】
3)各プレーヤに対し1枚の収入明細書/損益計算書を配る。図14に図示するように
、これは、プレーヤがラットレースにいる間における、そのプレーヤのゲームカードであ
る。そのゲームカードに記入し且つ更新するのに使用するマーカーペンを各プレーヤに配
る。(多分、ゲームカードは再使用できるように光沢面を有し、またプレーヤがラットレ
ースにいる間にその片側を使用し、プレーヤが出世コースに入るときにその反対側を使用
し得るように裏表使用可能であることが好ましい。これと代替的に、ゲームカードは、典
型的に、多数のブランクゲームカードのパッドに印刷された1回使用限りのものでもよい
)。出世コースゲームカードの形態については以下に説明する。
【0051】
4)任意のプレーヤが「職業」カードを切って、各プレーヤに対し下向きにして1枚の
カードを無作為に配る。次に、各プレーヤは、自己の職業カードを裏返し完全に正確な情
報を記入する。図13には、一例としての「職業」カードが示してある。
【0052】
5)貴方の検査員に会う。これは、各プレーヤの権利のための者である。検査員の役割
は、その「クライアント」が正確な収支計算を行うことを助けることである。プレーヤの
ゲームカードが変更される毎に、プレーヤの検査員はその収支計算結果をチェックしなけ
ればならない。数字を計算し直す必要があるならば、次に、プレーヤの検査員は、修正す
るため短時間の退室を要求しなければならない。
【0053】
6)銀行家は、各プレーヤに対し当初現金(すなわち、従来の「プレーマネー」)を配
る。ゲームの開始時に各プレーヤが受け取る現金額は次の通りである。
a)プレーヤの月々の現金資金(そのゲームカードに記載された収入−費用)
プラス
b)プレーヤの預金(そのゲームカードに記載)、注:預金はゲームの開始時にプレー
ヤのみが受け取る。貯金は、プレーヤの支払いチェックの対象ではない。ゲームを開始す
るため、
1)各プレーヤは2つの同様の色のゲームカード及び一組みの同様の色(同一色)の符
丁を受け取る。
【0054】
2)各プレーヤは、出世コースにて夢を選択し、その選択した夢の上にそのゲームカー
ドの1つを置く。このことは、プレーヤの夢の目標を意味する(各プレーヤは出世コース
の夢を買うことを欲する。別のプレーヤが所定のプレーヤの夢を買うならば、その特定の
プレーヤは、ゲームから退く)。各プレーヤは、円形のラットレースコースの上の「ここ
から開始」と表示された好機スペースにそのゲームカードを置く。
【0055】
3)各プレーヤは2つのサイコロを振り、合計得点が最高のプレーヤが一番の順番とす
る。次に、左側のプレーヤに順次、進んでいく(ゲームをする順番は、個々のプレーヤが
ラットレースに行くか又は出世コースに行くかを問わず、同じとする)。
【0056】
4)ラットレース内の各プレーヤは、自分の番がきたとき、1つのサイコロのみを振る
。(さもなければ、そのルールのどこかで説明するように、1人のプレーヤには、ラット
レースにいる間に、慈善が割り当てられる。)最初のプレーヤはサイコロを振り、時計回
り方向にラットレースに添って動く。他のプレーヤがこれに続く(別のプレーヤと同一の
スペースに到着することは、何れのプレーヤにも何ら影響ない)。
【0057】
5)1人のプレーヤが「好機」「マーケット」又は「小物買い」スペースに到着するな
らば、その者は対応するカードを引く。その他のスペースに到着した場合、その個々のス
ペースに表示された命令に従う。
【0058】
ラットレース
ラットレースコース上のスペース
支払いチェック−プレーヤが「支払いチェック」スペースに到着し又はこのスペースを
通過するとき、プレーヤは、銀行から毎月の現金資金を受け取る。この金額が負(マイナ
ス)であるならば、プレーヤは、その額を銀行に支払わなければならない。支払いチェッ
クから支払いチェックまでの期間は1ヶ月である。プレーヤが支払いチェックすることを
要求することを忘れたならば、そのプレーヤはそのチェック機会を失う。
【0059】
好機−プレーヤが「好機」スペースに到着したとき、その者は、「大量取引」
又は「少量取引」の何れを引くかを選択することができる。少量取引の最大のものは、$
5,000であり、また、大量取引は、$6,000から開始する。大量取引及び少量取引は、プレ
ーヤがそれに投資するかどうかを選択することのできる多岐に亙る投資の機会を含む。「
好機」カードを大声で読むこと。一部の取引きは、「好機」カードを引いた以外の者が同
様にその取引きに加わって売買を行うことを許容する。プレーヤが買う全ての投資は、ス
ペース、カード又はルールがそれを特に許容する場合にのみ、売却することができる。
【0060】
「好機カード」の売却。「好機」カードを引くプレーヤが、取引にて売却することを望
まないならば、そのプレーヤは、そのカード及び取引を二人のプレーヤ間の交渉による価
格にて別のプレーヤに売却することができる。1人のプレーヤがカード及び対応する取引
を別のプレーヤに売却することができると表示するカードのみが売却できる。(プレーヤ
は、投資を買うために他のプレーヤと手を組むことはできない)。「好機カード」がプレ
ーされたならば、そのカードは、そのカードを引いた大量取引又は少量取引の下部に置く

【0061】
マーケット−プレーヤが「マーケット」スペースに到着したとき、「マーケット」カー
ドを引き、そのカードを大声で読む。財産をカードに正確に記載した全てのプレーヤは、
特定の価格で売却することができる。プレーヤが財産を売却するならば、その者のカード
は、それに応じて調整することができる。「マーケット」カードをプレーした後、そのカ
ードは、デッキの下部に置く。
【0062】
小物買い−プレーヤが小物買いスペースに到着したとき、小物買いカードを引き、その
カードに記載された命令に従う。プレーヤは、小物買いの請求金額の支払いのため、銀行
から借金することができる(銀行融資を参照)。次に、その小物買いカードは、デッキの
下部に置く。
【0063】
慈善−慈善は選択随意的である。「慈善」に到着したとき、プレーヤは、次の3回の番
の各々にて2つのサイコロを使用することを引き換えに、その毎月の給料から10%を慈善
に使用すること(すなわち、銀行に支払うこと)を選択することができる。(このことは
、サイコロを振る毎に、支払いチェックをより多く、パスする機会とすることができるこ
とに留意すべきである)。
【0064】
赤ん坊−プレーヤが「赤ん坊」に到着するとき、そのプレーヤは、自分の家族の新入り
を有することになる(1人のプレーヤ当たり3人の赤ん坊が限度である)。「赤ん坊」に
到着したならば、プレーヤは、直ちに、次のことを行わなければならない。(その者が、
既に3人の子供を持っていない限り)。
【0065】
a)その者のゲームカードに記載された「子供1人当たりの費用」をその者のの収入明
細書の「子供の費用」に加えること。
b)新たな総費用の数値を明らかにするとき、「子供1人当たりの費用」を考慮するこ
と。
【0066】
c)毎月の現金資金から「子供1人当たりの費用」を差引くこと。
d)その者のゲームカードの検査を受けること。
ダウンサイズドプレーヤが「ダウンサイズド」に達するならば、そのプレーヤは、その
仕事を失っている。プレーヤは、銀行に対し、自分の給与の1/2を支払わなければならず
、また、2回の番も失う。「ダウンサイズド」に達する場合、その該当するプレーヤが先
に慈善の選択をしているならば、慈善の効果は終わることになる。
【0067】
ラットレース内のプレーヤが利用可能なその他の選択
債務の支払い;プレーヤは、その者の総費用を少なくするため債務を支払うことができ
る。プレーヤは、選択した債務の全額を支払わなければならない。銀行融資を除く、一部
の支払いは、許容されない。プレーヤは、任意の番のとき、これを行うことができる。プ
レーヤが債務を支払うならば、その者のゲームカードは、次のように修正が為される。
【0068】
a)収入明細書の費用の金額を調整すること。
b)総費用の金額を調整すること。
c)毎月の現金資金の額を調整すること。
【0069】
d)その者の検査員に修正後のゲームカードをチェックしてもらうこと。
銀行融資は、$1,000.-の単位ごとに支払うことができる。支払われた、$1,000.-単位
の銀行融資は、プレーヤの毎月の総費用を$100.-だけ減額する。プレーヤが上述したス
テップに加えて、銀行融資を支払うならば、その貸借対照表における銀行融資の数字は、
それに対応して修正する。
【0070】
銀行融資;プレーヤは、銀行から借金することを選ぶことができる。融資は、毎月10%
の利率にて(支払いチェック毎に)$1,000.-単位とする。このため、$1,000.-の借金毎
に、毎月の利息は$100.-となる。
【0071】
プレーヤが銀行融資を受けるとき;
a)銀行から借金した金額を受取ること。
b)銀行融資を貸借対照表に「負債」として記入すること。
【0072】
c)銀行融資の支払い額(借金額の10%)を収入明細書に記入すること。
d)総費用を調整すること。
e)毎月の現金資金を調整すること。
【0073】
f)数字の検査を受けること。
破産;プレーヤの費用がその者の収入以上である場合(プレーヤの毎月の現金資金がマ
イナスの場合)、その者は、破産の宣告を選ぶことができる。プレーヤが破産することを
決心したならば、プレーヤは、次のことを行わなければならない。
【0074】
a)自己の財産を分割払い額の1/2で売却すること。
b)プレーヤの収入がその者の費用以上となる(毎月の現金資金がプラスとなる)迄、
負債を支払うようにすること。
【0075】
c)連続して5回、番を失う。
プレーヤの全ての財産を売却した後、その者の毎月の現金資金が未だマイナスであるな
らば、次に、家の抵当及び教育ローンを含まない、対応する支払金の1/2と共に、その者
のローンの1/2を清算する。
【0076】
プレーヤが未だ、毎月の現金資金がマイナスであるならば、次に、その者は、正式にゲ
ームから退く。
注;次の投資は、財産の欄「ビジネス」、すなわち、自動的なビジネス、有限共同組合
、フランチャイズ、及びその他のビジネスに該当する。同様に、次の投資は、財産の欄の
「不動産」、すなわち、住宅用財産、アパート、土地、ホテル、店舗に属する。
【0077】
金融が成功するためには、収支計算が正確であることが重要である。このゲームをする
ことは、各プレーヤに対して、収支計算の基本的事項を教えることになる。また、金融が
成功するために重要なことは、リスク負担を計算することである。このため、ゲームの次
のルール事項に慎重に従わなければならない。
【0078】
売買の投資
不動産投資の買い
1人のプレーヤが不動産投資を買うならば、その者は、3つのステップに従わなければ
ならない。(図15参照)。
【0079】
「財産」の欄にて、不動産の表示の下に次のことを記入する。
1)購入した不動産の種類
2)分割支払い
3)不動産のコスト 「負債」の欄に、次のことを記入する。
【0080】
4)不動産の種類、及び抵当額 「収入」の欄に、次のことを記入する。
5)不動産の種類
6)現金資金の額 ゲームカードの右側に、次のものを加えるか、又は差し引く。
【0081】
7)受け身的収入へ現金資金の額
8)総収入へ現金資金の額
9)毎月の現金資金へ現金資金の額
不動産投資の売却
ある1人のプレーヤが、不動産投資を売却するならば、その者は、次のステップに従わ
なければならない。(図16参照)。
【0082】
1)精算額を計算する。
精算額=売却価格−不動産の抵当
プレーヤは、その精算額を銀行から現金で受け取る。この数字がマイナスであるな
らば、そのプレーヤは、その金額を銀行に支払わなければならない。
【0083】
「財産」の欄の「不動産」の表示の下において、次のものを除去すること。
2)購入不動産の種類
3)貴方が支払った分割支払い額
4)不動産のコスト 「負債」の欄において、次のものを除去すること。
【0084】
5)不動産の種類、抵当額 「収入」の欄の「不動産」の表示の下において、次のもの
を除外すること。
6)不動産の種類
7)現金資金の額 ゲームカードの右側にて、次のものを差引くこと。
【0085】
8)受け身的的収入から現金資金の額
9)総収入から現金資金の額
10)毎月の現金資金から現金資金の額
株式/相互ファンド/CDの購入
1人のプレーヤが株式/相互ファンド/CDを購入するならば、その者は、次のステッ
プに従わなければならない。(図17参照)
「財産」の欄における株式/相互ファンド/CDに、次のものを記入すること。
【0086】
1)株式/相互ファンドの記号
2)購入した株式数
3)1株当たりの価格(今日の価格)
株式/相互ファンドから配当金が支払われるならば、「収入」欄の配当金の下に次のも
のを記入すること。
【0087】
4)株式/相互ファンドの記号及び配当金の額 配当金が支払われる場合、ゲームカー
ドの右側に、次のものを追加すること。
5)受け身的収入へ配当金の額
6)総収入へ配当金の額
7)毎月の現金資金へ配当金の額
株式/相互ファンド
CDの売却
1人のプレーヤが株式/相互ファンドを売却するならば、その者は、次のステップに従
わなければならない。(図18参照)
1)売却額を計算すること
売却額=株式数×売却価格
この金額を銀行から現金で受け取る
「財産」の欄において、株式/相互ファンド/CDから、次のものを除去すること。
【0088】
2)株式/相互ファンドの記号
3)購入した株式数
4)1株当たりの価格
「収入」欄における、株式/相互ファンド/CDが配当金を支払うならば、「配当金」
における、次のものを除去する。
【0089】
5)株式/相互ファンド/CDの記号及び配当額、ゲームカードの右側の次のものを差
引くこと
6)受け身的収入から配当金額
7)総収入から配当金額
8)毎月の現金資金から配当金額 出世コース1人のプレーヤがその者の総費用以上で
あるとき、ラットレースから出世コースに移動する。出世コースにおけるプレーヤの目標
は次の通りである。
【0090】
(1)該当するスペースに到着し、夢を買うことにより、ゲームの開始時にその者が選
択した夢を買うこと。
(2)ゲームから退いた他のプレーヤの夢を買うこと
(3)出世コースにて、ビジネス投資を買うことにより、その者の現金資金の費用の1
日の収入を増やすこと
1人のプレーヤがラットレースから出て、出世コースへ移動するとき、その者は、その
自分のゲームカードを裏側にし、図19に示した側を使用して更なる得点を維持する。そ
の時、この者は、銀行100から、ラットレースコースにてゲームする間に得られたその
者の受身的な収入の100倍の金額を受け取る。これは、そのプレーヤが出世コースへのゲ
ームの開始時に現金資金の日に到着し又は通過する毎に受け取る最初の金額であるが、ゲ
ームが進むに伴ない変動する可能性がある。
【0091】
注、なぜ、そのプレーヤはその者の受身的な収入の100倍の額を受け取るのか?その理
由は、ラットレースから出るとき、そのプレーヤは大きい利益が得られるようにその者の
全ての投資を売却し、その金を再投資しており、その投資の成功が10年間続くからであ
る。このため、そのプレーヤは、その者の受け身的な収入を100倍、増大させている。プ
レーヤはラットレースから出ることによりその者の金融に関する技術を証明したため、か
かる推定は、適当である。
【0092】
ゲームカードの出世コース側には次の情報が記載されている。
(a)プレーヤ及び検査員の氏名
(b)購入(すなわち、最初の現金資金の日の収入)
(c)最初の現金資金の日の収入(最初の値として)
出世コースに入るためには、プレーヤのゲームカードを「ここから開始」と表示された
スペースに載せる。出世コースのプレーヤは、その後に特定した条件が回数が増減するこ
とを許容し又は要求しない限り、2つのサイコロを振る。「好機」、「大量取引」、「少
量取引」、「マーケット」及び「小物買い」カードは、出世コースに入ったプレーヤには
最早適用されない。
【0093】
現金資金の日−1人のプレーヤが現金資金の日に到着し又は通過する毎にその者は、そ
の者の現金資金の日の収入を銀行から受け取る。プレーヤはそれを受け取るために収入を
要求する必要はない。プレーヤが自分の番のときに現金資金の日に到着し又は通過した際
に、それを忘れても、依然としてそれを受け取ることができる。
【0094】
ビジネス投資−プレーヤは、その者のゲームカードの到着した任意のビジネス投資を表
示された分割支払い額を支払うことにより購入することができる。プレーヤがビジネスに
投資するとき、その者は次のことを行なう必要がある。
【0095】
(a)投資されたビジネスを表わすスペースにその者の着色した符丁を置く。
(b)自分のゲームカードにビジネスの名称、毎月の現金資金及び新たな総収入を記入
する
(c)自分の検査員にその数字をチェックしてもらうこと
夢−プレーヤが「夢」スペースに到着する毎に、その者はそのプレーヤの利用可能な現
金を有するならば、その夢の買いを選択することができる。識別着色符丁をプレーヤが購
入する各夢の上に置く。
【0096】
所定のプレーヤは、そのプレーヤが選択した夢を買う。1人のプレーヤがゲームの開始
時に選択した夢を買うならば、その者はゲームから退くことはできない。プレーヤがゲー
ムを勝つためには、自己の夢を買わなければならない。
【0097】
他のプレーヤの夢を買う。1人のプレーヤが他のプレーヤが選択した夢を買うならば、
その他のプレーヤはゲームから退く。1人のプレーヤが到着した「夢」
スペースを選択した他のプレーヤがいないならば、そのプレーヤは、依然として単に楽し
みのためだけにその夢を買うことができる。
【0098】
慈善−慈善は、選択随意的である。1人のプレーヤが「慈善」スペースに到着したなら
ば、その者は、その番のときに1、2又は3つのサイコロを振って$100,000を支払うこ
とができる。そのプレーヤは、その各番のとき異なる数のサイコロを振ることを選択する
ことができる。
【0099】
出世コースの人生は、全てばら色ではない。すなわち、
税金検査−「税金検査」に到着するプレーヤは、自分の現金の1/2を支払わなくてはな
らない。
【0100】
離婚−「離婚」に到着するプレーヤは自分の現金の全てを失う
訴訟−プレーヤが「訴訟」に到着するならば、そのコストは$100,000である
上記に記載した当該ゲームをすることは、個人的金融及び投資の基本、収支計算の関連
事項、相当な受身的収入の実現を含む富の蓄えの背景となる原理を教えることにつながる
ものである。プレーヤは、そのゲームをすることにおいてより技術を蓄え、従って、好ま
しくは、他のプレーヤと同様の意欲の有る個人として、そのゲームを繰り返しすることに
より、富を実現する原理を一層良く理解することができることが分かった。各ゲームは、
開始から終了まで約3時間かかり、1回のゲームの過程にて、数年の金融の活動を一回の
夕方の楽しみに圧縮される。
【0101】
従って、プレーヤのゲームカードが一体とした収入明細書/貸借対照表であり、プレー
ヤの現金資金の一体化した収支計算結果を表示することにより、ゲームする間に模擬され
た金融の将来的状態を視覚的に且つ知覚的に理解することのできるボードゲームをするこ
とにより、個人的金融、投資及び収支計算の基本的事項を効果的に教えることが可能とな
る。
【0102】
その結果、
A)一体化した収入明細書/貸借対照表が仕事の収入及び費用を示すが、財産を形成す
る収入が限られ且つ負債が限られるならば、そのプレーヤが模擬するとき、現在の費用を
賄うため終生、働かなくてはならず、又は、人生の後半で、持つ財産が殆どなく、このた
め、低い生活水準を送ることになる。
【0103】
B)一体化した収入明細書/貸借対照表が仕事の収入、負債及び費用を示すが、財産を
形成する収入が限られているならば、そのプレーヤは、減゛際の現在の費用を賄うため終
生、働き且つ人生の後半で幾らかの財産を手にするためには、負債を支払わなければなら
ず、このため、中程度の生活水準を送ることになる。
【0104】
C)一体化した収入明細書/貸借対照表が、費用を賄うのに十分な収入を発生させる財
産を示すならば、そのプレーヤは、模擬するとき、相当で且つ増大する富を達成すること
になる。
【0105】
本明細書にて、このゲームは、物理的なサイコロ、符丁、カード等を使用して、ゲーム
するものとして説明したが、このゲームは、フロッピィディスク、CDロム又はその他の
適当な媒体にて提供されたコンピュータ環境に容易に適用可能であることが理解される。
更に、かかる実施の形態において、プレーヤは地方のネットワーク、広い地区のネットワ
ーク又はインターネットのような広いネットワークを介して異なる位置にてゲームを行な
うことができる。従って、「ボード」
「符丁」「サイコロ」「カード」「コース」等のような物理的な構成要素を識別するた
めに、上記の説明にて採用した色々な用語は、電子的媒体の同等なものを含むものと解釈
すべきである。
【0106】
このように、本発明の原理は、一例としての実施の形態で明らかとなったが、これらの
原理から逸脱することなく、特定の環境及び作動条件に特に適応させた、本発明を発明を
実施するときに使用される、構造体、配置、比率、要素、材料及び構成要素の多数の改変
例が当業者には直ちに明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【0107】
【図1】図1は、本発明のゲームをするためのゲームボードの全体図である。
【図2】図2は、ゲームスペースに付与された特定の標識を表示すべく拡大した、図1に示したゲームボードの第一の部分の図である。
【図3】図3は、ゲームスペースに付与された特定の標識を表示すべく拡大した、図1に示したゲームボードの第二の部分の図である。
【図4】図4は、ゲームスペースに付与された特定の標識を表示すべく拡大した、図1に示したゲームボードの第三の部分の図である。
【図5】図5は、ゲームスペースに付与された特定の標識を表示すべく拡大した、図1に示したゲームボードの第四の部分の図である。
【図6】図6は、ゲームスペースに付与された特定の標識を表示すべく拡大した、図1に示したゲームボードの第五の部分の図である。
【図7】図7は、ゲームスペース内に付与された追加的な標識を示すべく更に拡大した、図3に示したゲームボードの第二の部分の一部の図である。
【図8】図8は、ゲーム中に引くべき対応するカード種類に残した、4つのスペース、すなわち、大量取引、少量取引、マーケット及び小物買いの各々における特定の標識を示す、図1に示したゲームボードの一部分の拡大図である。
【図9】図9は、一例としての大量取引カードの図である。
【図10】図10は、一例としての少量取引カードの図である。
【図11】図11は、一例としてのマーケットカードの図である。
【図12】図12は、一例としての小物買いカードの図である。
【図13】図13は、一例としての職業カードの図である。
【図14】図14は、ラットレースにてゲームをするときのプレーヤの成績を追跡するため各プレーヤが使用するゲームカードの一例の図である。
【図15】図15は、ラットレースにある間に、不動産投資を購入するために適当な入力を示す、各プレーヤが使用するゲームカードの一例を示す図である。
【図16】図16は、ラットレースにある間に、不動産投資を売却するために適当な入力を示す、各プレーヤが使用するゲームカードの一例を示す図である。
【図17】図17は、ラットレースにある間に、株式、相互ファンド、CD等を購入するための適当な入力を示す、各プレーヤが使用するゲームカードの一例を示す図である。
【図18】図18は、ラットレースにある間に、株式、相互ファンド、CD等を売却するための適当な入力を示す、各プレーヤが使用するゲームカードの一例を示す図である。
【図19】図19は、出世コースにある間にゲームをするプレーヤの成績を追跡するため、各プレーヤが使用するゲームカードの一例を示す図である。
【出願人】 【識別番号】504257759
【氏名又は名称】キャッシュフロー・テクノロジーズ・インコーポレーテッド
【出願日】 平成19年10月10日(2007.10.10)
【代理人】 【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策

【識別番号】100062409
【弁理士】
【氏名又は名称】安村 高明

【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹


【公開番号】 特開2008−20935(P2008−20935A)
【公開日】 平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願番号】 特願2007−264863(P2007−264863)