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【発明の名称】 自動販売機
【発明者】 【氏名】松井 敦

【要約】 【課題】マルチベンド販売の場合に、商品購入者の一人一人の記録媒体に販売商品のポイントを発行すること。

【構成】一度の入金で複数の商品の販売が可能な自動販売機1において、マルチベンド販売の場合に、ポイント制御部8aが商品の1つ1つの販売の都度、販売した商品のポイントの読込依頼を行って、次の商品の販売があった場合であって、この次の商品の読込依頼に対する応答があった場合、次の商品のポイントを読込・書込部15によって記録媒体10aに書き込ませる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一度の入金で複数の商品の販売を可能にする商品販売手段と、
記録媒体に記録されている商品のポイントの読み込みおよび書き込みを行う読込・書込手段と、
前記商品の販売の都度、該販売した商品のポイントの読込依頼を行う読込依頼手段と、
次の商品の販売があった場合であって、該次の商品のポイントの読込依頼に対する前記読込・書込手段からの応答があった場合、該次の商品のポイントを前記読込・書込手段によって前記記録媒体に書き込ませる制御を行うポイント制御手段と、
を備えたことを特徴とする自動販売機。
【請求項2】
前記商品のポイントを累積する累積手段を備え、
前記ポイント制御手段は、前記次の商品の販売があった場合であって、該次の商品のポイントの読込依頼に対する前記読込・書込手段からの応答がない場合、前記累積手段に前記商品のポイントを累積させ、あるいは前記次の商品の販売がない場合、初回の商品のポイントあるいは前記累積手段が累積した商品のポイントを前記読込・書込手段によって前記記録媒体に書き込ませることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
【請求項3】
前記記録媒体は、前記ポイントのデータ読み取りやデータ書き込みが可能となるRFIDからなり、
前記読込・書込手段は、無線通信によって前記RFIDに前記ポイントの読み込みおよび書き込みを行うリーダー・ライターからなることを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、一度の入金で複数の商品の販売(マルチベンド販売)が可能な自動販売機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、たとえば商品を自動販売機から購入すると、その商品の還元対象となるポイントを発行する場合がある。この場合、従来の自動販売機では、商品購入者であるユーザの記録カードに記録されているポイントを、商品の購入時に加算ポイントだけ加算したものに書き換えるものがあった(例えば、特許文献1参照)。一方、従来の自動販売機では、一度の現金または電子マネーの投入で複数の商品をまとめて購入するために、販売商品の選択後に現金または電子マネーを投入し、商品のマルチベンド販売に係る決済処理を行うものがあった(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
ところで、たとえばこの特許文献2に示したマルチベンド販売を行う場合に、特許文献1で示した販売商品のポイントをユーザが所持する記録カードに記録する場合には、すべての商品販売が終了し決済処理を行った後に、販売したすべての商品のポイントを一括して記録していた。
【0004】
【特許文献1】特開2001−283294号公報
【特許文献2】特開2005−165764号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、マルチベンド販売において、たとえば複数のユーザが選択した商品をまとめて購入する場合にあっては、各ユーザの記録カードに別々に商品のポイントを記録したい場合がある。しかしながら、上述したように従来の自動販売機では、すべての商品販売が終了し決済処理を行った後に、ポイントを一括して記録するので、一人のユーザのカードにしか販売商品のポイントを記録することができない。このため、従来の自動販売機では、マルチベンド販売で商品を販売した場合、商品を選択した一人一人のユーザのカードにそれぞれ選択した商品のポイントを記録することができなかった。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、マルチベンド販売の場合に、商品購入者の一人一人の記録媒体に販売商品のポイントを記録することができる自動販売機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明に係る自動販売機は、一度の入金で複数の商品の販売を可能にする商品販売手段と、記録媒体に記録されている商品のポイントの読み込みおよび書き込みを行う読込・書込手段と、前記商品の販売の都度、該販売した商品のポイントの読込依頼を行う読込依頼手段と、次の商品の販売があった場合であって、該次の商品のポイントの読込依頼に対する前記読込・書込手段からの応答があった場合、該次の商品のポイントを前記読込・書込手段によって前記記録媒体に書き込ませる制御を行うポイント制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、前記商品のポイントを累積する累積手段を備え、前記ポイント制御手段は、前記次の商品の販売があった場合であって、該次の商品のポイントの読込依頼に対する前記読込・書込手段からの応答がない場合、前記累積手段に前記商品のポイントを累積させ、あるいは前記次の商品の販売がない場合、初回の商品のポイントあるいは前記累積手段が累積した商品のポイントを前記読込・書込手段によって前記記録媒体に書き込ませることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、前記記録媒体は、前記ポイントのデータ読み取りやデータ書き込みが可能となるRFIDからなり、前記読込・書込手段は、無線通信によって前記RFIDに前記ポイントの読み込みおよび書き込みを行うリーダー・ライターからなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明にかかる自動販売機は、マルチベンド販売の場合に、商品の1つ1つの販売の都度、販売商品のポイントを発行することで、商品購入者の一人一人の記録媒体に販売商品のポイントを記録することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0012】
(実施の形態)
図1は、本発明にかかる自動販売機の実施の形態の機能構成を示すブロック図である。図2は、図1に示した自動販売機の外観構成を示す外観構成図である。図1において、自動販売機1は、商品の選択が可能な商品選択部2と、商品のポイントを発行するポイント発行部3と、商品販売時の決済を行う決済処理部4と、ユーザなどによる各種情報が入力される情報入力部5と、各種メッセージをユーザに告知する接客部6と、商品選択部2で選択された商品の販売を可能にする商品販売部7と、ポイント制御手段としてのポイント制御部8aを有するとともに各部の動作を制御する主制御部8とから構成される。なお、本実施の形態では、ポイント発行部3から発行された商品のポイントを携帯電話機10に内蔵された可搬型の記録カード、たとえば無線通信によってデータの読み取りや書き込みを行うことができるRFID(Radio Frequency ID)からなる記録媒体10aに記録する場合について説明する。
【0013】
この商品選択部2は、後述する商品見本1a〜1jに対応した商品の選択が可能な複数の商品選択ボタン2a〜2jからなる。ユーザは、これら商品選択ボタン2a〜2jの中から所望の商品に該当する商品選択ボタンを押下することで、選択した所望商品の購入が可能となる。
【0014】
次に、ポイント発行部3は、販売商品のポイントを携帯電話機10に内蔵された記録媒体10aに記録するもので、読込・書込手段としての読込・書込部15、加算部20、累積手段としての累積部21から構成される。読込・書込部15は、ユーザによってかざされた携帯電話機10の記録媒体10aに記録されているポイントの読み込みおよび記録媒体10aへのポイントの書込みを行うもので、たとえば無線通信によって記録媒体10aにポイントの読み込み及び書き込みを行うリーダー・ライターからなる。すなわち、マルチベンド販売時に商品販売の都度、ポイント制御部8aから出力される読込依頼に応答してユーザが携帯電話機10を近づけて接触させると、読込・書込部15は、この携帯電話機10の記録媒体10aからポイントの情報を読み込むことができる。加算部20は、この読込・書込部15によって読み込まれたポイント情報であるポイント数に、自動販売機1で販売された商品のポイント数を加算し、新たなポイントとして算出している。この加算されたポイントの情報は、読込・書込部15によって記録媒体10aに書き込まれ、これによって商品販売時のポイントの加算がなされる。
【0015】
また累積部21は、マルチベンド販売時にポイント制御部8aからの読込依頼に対する応答がない場合、自動販売機1で販売した商品のポイントを累積し、累積ポイントとして内部の図示しないメモリに保持している。そして、ポイント制御部8aからの読込依頼に対する応答があると、この累積ポイントは、メモリから読み出され、記録媒体10aから読み込まれたポイント数と加算部20によって加算されて新たなポイントとして算出される。この加算されたポイントの情報は、読込・書込部15によって記録媒体10aに書き込まれ、これによって商品販売時のポイントの加算がなされる。なお、この累積ポイントは、マルチベンド販売時の商品の販売の都度、ポイント制御部8aから出力される読込依頼に対する応答があると、この度にメモリから読み出されるものであり、商品の販売があっても応答がない場合には、その販売した商品のポイントが累積ポイントに加算され、新たな累積ポイントとしてメモリに記録されるものである。
【0016】
次に、決済処理部4は、自動販売機1による商品の販売を可能にし、釣銭などの出金を行うものであり、入金部22、釣銭算出部23、出金部24とから構成される。入金部22は、ユーザによる紙幣や硬貨などの入金を可能にするもので、紙幣や硬貨を選別する機能を有する。釣銭算出部23は、入金部22から入金した金額から商品販売部7で販売した商品の販売価格(金額)を差し引いた金額を釣銭として算出する。なお、この商品の販売価格は、商品選択部2で選択された商品の代金で、主制御部8から釣銭算出部23に入力している。出金部24は、釣銭算出部23で算出された釣銭に相当する紙幣や硬貨を後述する釣銭出金口18に出金してユーザに返却する機能を有する。
【0017】
次に、情報入力部5は、ユーザがたとえば入力キーなどを用いて商品の購入に関する各種情報を入力するものであり、接客部6は、商品の販売時に各種メッセージをユーザに視覚的または聴覚的に認識させることを可能にするものである。
【0018】
次に、商品販売部7は、自動販売機1の物理的機構の大半を占め、商品選択部2で選択された商品を搬送し、後述する取出口19に出力して、ユーザによる商品の取出しを可能にするものである。
【0019】
次に、主制御部8は、ポイント発行部3によるポイント発行の動作制御、決済処理部4による金銭の決済処理の動作制御、情報入力部5から入力する情報に基づく動作制御、接客部6のメッセージ出力の制御動作、商品販売部7の商品の搬送動作の制御などを行う。また、ポイント制御部8aは、この主制御部8の制御のうち、ポイント発行を行うための制御を司り、これら各部の動作を制御するものである。なお、ポイント制御部8aの制御動作は、後述フローチャートを用いて説明する。
【0020】
次に、図2を用いて図1に示した自動販売機の外観構成を説明する。図2において、自動販売機1は、複数の商品見本1a〜1jと、複数の商品選択ボタン2a〜2jとを備える。商品選択ボタン2a〜2jは、商品選択部2(図1参照)を構成し、商品見本1a〜1jに対応した商品の販売価格を表示するとともに当該商品の選択が可能な構成である。また自動販売機1は、紙幣を入金する紙幣入金口11と、硬貨を入金する硬貨入金口12と、投入金額を表示する金額表示部14とを備え、この紙幣入金口11、硬貨入金口12および金額表示部14は入金部22(図1参照)の構成部位で、自動販売機1内への入金および選別された投入金額の表示を可能にしている。また自動販売機1は、返却レバー13と、釣銭出金口18とを備え、この返却レバー13および釣銭出金口18は出金部24(図1参照)の構成部位で、返却レバー13がユーザによって回動操作されると、釣銭算出部23で算出された釣銭が釣銭出金口18に出金し、この釣銭をユーザに返却可能とする。また自動販売機1は、接触する携帯電話機10に対してポイントの読み込みまたは書き込みを行う読込・書込部15を備え、この読込・書込部15は上述したようにポイント発行部3(図1参照)の構成部位である。
【0021】
また、自動販売機1は、各種情報の入力を行う入力キー16を備え、この入力キー16は、情報入力部5の構成部位で、たとえば返却レバー13の操作の代わりに、入力キー16によって釣銭の返却を指示したり、ポイントの書き込み要求や書き込み拒否を指示することも可能となる。また、自動販売機1は、各種情報を表示するディスプレイ17を備え、このディスプレイ17、は接客部6の構成部位で、たとえばユーザに商品説明や現在の合計ポイントなどの各種情報を提供することが可能となる。なお、接客部6の構成部位としては、この他にたとえば、図示しないスピーカやLEDも含まれる。また、自動販売機1は、商品が搬出される取出口19を備え、この取出口19は商品販売部7の構成部位で、商品選択部2で選択された商品を受け取り、ユーザの取出しが可能に保持している。なお、商品販売部7の構成部位としては、この他に商品選択部2で選択された商品を取出口19まで搬送する搬送系も含まれる。さらに、自動販売機1は、たとえば電子マネーをチャージした記録カードを挿入および返却するカード挿入口などを備えることも可能である。
【0022】
次に、マルチベンド販売時のポイント発行の動作について説明する。図3、図4は、マルチベンド販売時のポイント発行の動作を説明するためのフローチャートである。なお、この実施の形態では、現金投入時の動作について説明する。
【0023】
図3、図4において、まずポイント制御部8aは、初期状態として接客部6のディスプレイ17に待機状態を示すメッセージの表示を行わせる(ステップS101)。次に、ポイント制御部8aは、現金が投入されて、商品選択部2による商品の選択、商品販売部7による商品の販売がなされると、ディスプレイ17に携帯電話機10のかざし待ち状態を示すメッセージの表示を行わせ(ステップS102)、次に返却レバー13(または入力キー)の操作による釣銭の返却指示かどうか、または釣銭算出部23で算出された釣銭が0円(ジャストベンド)であるかどうか判断する(ステップS103)。
【0024】
ここで、ポイント制御部8aは、釣銭の返却指示がある状態か、またはジャストベンドの場合には、これ以上の商品の購入はないと判断して加算部20で加算する商品のポイントがあるかどうか判断し(ステップS104)、加算する商品のポイントがない場合には、ステップS101に戻って待機状態を示すメッセージの表示をディスプレイ17に行わせ、上記動作を繰り返す。またポイント制御部8aは、加算する商品のポイントがある場合には、内部のタイマーを起動させ(ステップS105)、30秒経過する前に携帯電話機10の読込・書込部15へのかざしがあったかどうか判断する(ステップS106,S107)。
【0025】
ここで、ポイント制御部8aは、30秒経過する前に携帯電話機10の読込・書込部15へのかざしがあった場合には、ポイントの書き込みと判断して加算部20によるポイントの加算を行わせ、この加算部20によるポイント加算ができたか(成功したか)どうか判断し(ステップS108)、またポイント制御部8aは、携帯電話機10が読込・書込部15へかざされる前に30秒が経過した場合には、ポイントの書き込みを希望しないものと判断してステップS101に戻って、待機状態を示すメッセージの表示をディスプレイ17に行わせて上記動作を繰り返す。なお、ユーザがポイントの書き込みを希望しない場合には、たとえば情報入力部5のキー操作で、書き込みを希望しない旨の選択を行って、ポイント制御部8aに指示するように構成することも可能である。この場合には、ステップS106で30秒待たなくても迅速に次のステップに進むことができる。
【0026】
また、ステップS108において、ポイント制御部8aは、ポイント加算が成功した場合には、ポイント加算が成功した旨のメッセージの表示をディスプレイ17に行わせ(ステップS109)、たとえば3秒経過後に(ステップS110)、ステップS101に戻って、次に商品の販売を待つ待機状態を示すメッセージの表示をディスプレイ17に行わせ、上記動作を繰り返す。またポイント制御部8aは、ポイント加算が失敗した場合には、ポイント加算が失敗した旨のメッセージの表示をディスプレイ17に行わせ(ステップS111)、たとえば3秒経過後に(ステップS112)、ディスプレイ17に携帯電話機10のかざし待ち状態を示すメッセージの表示を行わせ後に(ステップS113)、ステップS106に戻って30秒経過したかどうか判断して上記動作を繰り返す。なお、ステップS113のかざし待ち状態では、ポイント加算が失敗した旨のメッセージは継続して表示されている。この表示例は後述する。
【0027】
また、ステップS103において、ポイント制御部8aは、釣銭の返却指示がないか、またはジャストベンドでない場合には、自動販売機1で次の商品の販売があるかどうか判断する(ステップS114)。ここで、ポイント制御部8aは、次の商品の販売がない場合には、携帯電話機10の読込・書込部15へのかざしがあったかどうか判断する(ステップS115)。
【0028】
ここで、ポイント制御部8aは、携帯電話機10の読込・書込部15へのかざしがあった場合には、ポイントの書き込みと判断して加算部20によるポイントの加算を行わせ、この加算部20によるポイント加算ができたか(成功したか)どうか判断する(ステップS116)。ここで、ポイント制御部8aは、ポイント加算が成功した場合には、ポイント加算が成功した旨のメッセージの表示をディスプレイ17に行わせる(ステップS117)。次に、ポイント制御部8aは、たとえば3秒経過後に(ステップS118)、ディスプレイ17に待機状態を示すメッセージの表示を行わせ(ステップS119)、ステップS103に戻って、釣銭の返却指示かどうか、またはジャストベンドかどうか判断して上記動作を繰り返す。またステップS115において、ポイント制御部8aは、携帯電話機10の読込・書込部15へのかざしがない場合にも、ポイントの書き込みを希望しないものと判断してポイント数の累積を累積部21に行わせ(ステップS120)、ディスプレイ17に待機状態を示すメッセージの表示を行わせる(ステップS119)。さらにポイント制御部8aは、ステップS103に戻って、釣銭の返却指示があるかどうか、またはジャストベンドであるかどうか判断して上記動作を繰り返す。
【0029】
また、ステップS116において、ポイント制御部8aは、ポイント加算が失敗した場合には、ポイント加算が失敗した旨のメッセージの表示をディスプレイ17に行わせ(ステップS121)、たとえば3秒経過後に(ステップS122)、ディスプレイ17に携帯電話機10のかざし待ち状態を示すメッセージの表示を行わせ後に(ステップS123)、ステップS103に戻って、上記動作を繰り返す。
【0030】
また、ステップ114において、ポイント制御部8aは、自動販売機1で次の商品の販売があった場合には、ディスプレイ17に携帯電話機10のかざし待ち状態を示すメッセージの表示を行わせ後に(ステップS124)、携帯電話機10の読込・書込部15へのかざしがあったかどうか判断する(ステップS125)。
【0031】
ここで、ポイント制御部8aは、携帯電話機10の読込・書込部15へのかざしがあった場合には、ポイントの書き込みと判断して加算部20によるポイントの加算を行わせ、ステップS116に戻って、加算部20によるポイント加算ができたか(成功したか)どうか判断して上記動作を繰り返す。またポイント制御部8aは、携帯電話機10の読込・書込部15へのかざしがない場合には、ポイント数の累積を累積部21に行わせ(ステップS126)、ステップS119に戻ってディスプレイ17に待機状態を示すメッセージの表示を行わせて上記動作を繰り返す。
【0032】
すなわち、マルチベンド販売で、商品の販売の都度、販売した商品のポイントを記録媒体10aに記録する場合には、ステップS101〜S103、S114〜S119の動作を行い、またまとめてポイントを記録媒体10aに記録する場合には、ステップS120の動作を行った後、ステップS115でかざされた記録媒体10aに一括してポイントを記録できる。
【0033】
次に、上記各ステップでのメッセージの表示例について図5〜図14の図面を用いて説明する。図5は、ステップS101での待機状態を示すメッセージの表示例であり、ポイント制御部8aは、この待機状態では接客部6のLEDを消灯させ、スピーカからの音声の発生を行わず、ディスプレイ17に「ケイタイポイントカード ゴリヨウニナレマス」のメッセージを点灯表示させる制御を行う。
【0034】
また、図6は、ステップS102でのかざし待ち状態を示すメッセージの表示例であり、ポイント制御部8aは、このかざし待ち状態では接客部6のLEDを緑色で点滅させ、スピーカからは「タッチ待ち」の音声を発生させ、ディスプレイ17に「ケイタイヲタッチシテクダサイ ポイントハッコウシマス ××P」のメッセージを点灯表示させる制御をそれぞれ行う。
【0035】
また、図7は、ステップS109でのポイント加算成功状態を示すメッセージの表示例であり、ポイント制御部8aは、このポイント加算成功状態では接客部6のLEDを緑色で点灯させ、スピーカからは「OK」の音声を発生させ、ディスプレイ17に「××ポイント ハッコウシマシタ」のメッセージを点灯表示させる制御を行う。
【0036】
また、図8は、ステップS111でのポイント加算失敗状態を示すメッセージの表示例であり、ポイント制御部8aは、このポイント加算失敗状態では接客部6のLEDを赤色で点灯させ、スピーカからは「NG」の音声を発生させ、ディスプレイ17に「モウイチドカザシテクダサイ カードイジョウデス」のメッセージを点灯表示させる制御を行う。
【0037】
また、図9は、ステップS113でのかざし待ち状態を示すメッセージの表示例であり、ポイント制御部8aは、このかざし待ち状態では接客部6のLEDを緑色で点灯させ、スピーカからの音声の発生は行わず、ディスプレイ17に「モウイチドカザシテクダサイ カードイジョウデス」のメッセージを点灯表示させる制御をそれぞれ行う。
【0038】
また、図10は、ステップS117でのポイント加算成功状態を示すメッセージの表示例であり、ポイント制御部8aは、このポイント加算成功状態では接客部6のLEDを緑色で点灯させ、スピーカからは「OK」の音声を発生させ、ディスプレイ17に「××ポイント ハッコウシマシタ」のメッセージを点灯表示させる制御を行う。
【0039】
また、図11は、ステップS119での待機状態を示すメッセージの表示例であり、ポイント制御部8aは、この待機状態では接客部6のLEDを消灯させ、スピーカからの音声の発生を行わず、ディスプレイ17に「ケイタイポイントカード ゴリヨウニナレマス」のメッセージを点灯表示させる制御を行う。
【0040】
また、図12は、ステップS121でのポイント加算失敗状態を示すメッセージの表示例であり、ポイント制御部8aは、このポイント加算失敗状態では接客部6のLEDを赤色で点灯させ、スピーカからは「NG」の音声を発生させ、ディスプレイ17に「モウイチドカザシテクダサイ カードイジョウデス」のメッセージを点灯表示させる制御を行う。
【0041】
また、図13は、ステップS123でのかざし待ち状態を示すメッセージの表示例であり、ポイント制御部8aは、このかざし待ち状態では接客部6のLEDを緑色で点灯させ、スピーカからの音声の発生は行わず、ディスプレイ17に「モウイチドカザシテクダサイ カードイジョウデス」のメッセージを点灯表示させる制御をそれぞれ行う。
【0042】
図14は、ステップS124でのかざし待ち状態を示すメッセージの表示例であり、ポイント制御部8aは、このかざし待ち状態では接客部6のLEDを緑色で点滅させ、スピーカからは「タッチ待ち」の音声を発生させ、ディスプレイ17に「ケイタイヲタッチシテクダサイ ポイントハッコウシマス ××P」のメッセージを点灯表示させる制御をそれぞれ行う。
【0043】
このように、この実施の形態では、マルチベンド販売の場合に、ポイント制御部が商品の1つ1つの販売の都度、販売した商品のポイントの読込依頼を行って、次の商品の販売があった場合であって、この次の商品の読込依頼に対する応答があった場合、次の商品のポイントを読込・書込部によって携帯電話機の記録媒体に書き込ませるので、商品購入者の一人一人の記録媒体に販売商品のポイントを発行することができる。
【0044】
また、この実施の形態では、マルチベンド販売の場合であって、商品の販売の都度に携帯電話機のかざしがない場合には、累積部がポイントの累積を行い、携帯電話機がかざされた時にこの累積されたポイント発行するので、所望の複数の商品の累積ポイントを1つの記録媒体に記録することもでき、さらにポイント発行での汎用性の向上を図ることができる。
【0045】
なお、この実施の形態では、携帯電話機に内蔵されたRFIDへのポイントの読み込みおよび書き込みの場合について説明したが、本発明はこれに限らず、たとえば非接触型または接触型ICカードあるいは磁気カードへのポイントの読み込みおよび書き込みを行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明にかかる自動販売機の実施の形態の機能構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した自動販売機の外観構成を示す外観構成図である。
【図3】マルチベンド販売時のポイント発行の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】マルチベンド販売時のポイント発行の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図3に示したステップS101での待機状態を示すメッセージの表示例の図である。
【図6】図3に示したステップS102でのかざし待ち状態を示すメッセージの表示例の図である。
【図7】図3に示したステップS109でのポイント加算成功状態を示すメッセージの表示例の図である。
【図8】図3に示したステップS111でのポイント加算失敗状態を示すメッセージの表示例の図である。
【図9】図3に示したステップS113でのかざし待ち状態を示すメッセージの表示例の図である。
【図10】図4に示したステップS117でのポイント加算成功状態を示すメッセージの表示例の図である。
【図11】図4に示したステップS119での待機状態を示すメッセージの表示例の図である。
【図12】図4に示したステップS121でのポイント加算失敗状態を示すメッセージの表示例の図である。
【図13】図4に示したステップS123でのかざし待ち状態を示すメッセージの表示例の図である。
【図14】図4に示したステップS124でのかざし待ち状態を示すメッセージの表示例の図である。
【符号の説明】
【0047】
1 自動販売機
2 商品選択部
3 ポイント発行部
4 決済処理部
5 情報入力部
6 接客部
7 商品販売部
8 主制御部
8a ポイント制御部
10 携帯電話機
10a 記録媒体
15 読込・書込部
20 加算部
21 累積部
22 入金部
23 釣銭算出部
24 出金部
【出願人】 【識別番号】000237710
【氏名又は名称】富士電機リテイルシステムズ株式会社
【出願日】 平成18年7月18日(2006.7.18)
【代理人】 【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明


【公開番号】 特開2008−26994(P2008−26994A)
【公開日】 平成20年2月7日(2008.2.7)
【出願番号】 特願2006−196092(P2006−196092)