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ゲームシステム及びゲーム機用コイン情報送信装置 - 特開2008−27075 | j-tokkyo
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【発明の名称】 ゲームシステム及びゲーム機用コイン情報送信装置
【発明者】 【氏名】鶴丸 秀彦

【要約】 【課題】ゲーム機を誤動作させることがなく、工数を削減することができるゲームシステム及びゲーム機用コイン情報送信装置を提供する。

【構成】ゲーム機10に、圧電素子21B、振動子21A等から構成される発電ユニット21を設けることにより、コイン投入口12に投入されたコイン2によって電力を発電し、この電力を用いて送信装置制御部24、送信回路25を駆動して、コインセンサ23で検出したコイン検出情報を、無線によって、インカム集計端末50に送信する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲーム機に設けられ、コインを投入するコイン投入口と、
投入された前記コインによって、電力を発電する発電ユニットと、
投入された前記コインを検出する検出部と、
発電された前記電力により駆動され、前記検出部による検出情報が入力され、前記検出情報を、無線により送信可能な送信部と、
送信された前記検出情報を受信する受信部と、
を備えたゲームシステム。
【請求項2】
請求項1に記載のゲームシステムにおいて、
前記受信部は、前記ゲーム機の内部に設けられていること、
を特徴とするゲームシステム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のゲームシステムにおいて、
前記受信部は、前記ゲーム機に設けられ、前記ゲーム機を制御する制御部を備えること、
を特徴とするゲームシステム。
【請求項4】
請求項1に記載のゲームシステムにおいて、
前記受信部は、前記ゲーム機の外部に設けられていること、
を特徴とするゲームシステム。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のゲームシステムにおいて、
前記受信部は、前記検出情報を集計する集計端末であること、
を特徴とするゲームシステム。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のゲームシステムにおいて、
前記発電ユニットは、
前記コイン投入口に投入された前記コインの落下により振動を発生する振動発生部と、
前記振動発生部により加振され、圧電効果により発電する圧電素子とを備えること、
を特徴とするゲームシステム。
【請求項7】
請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のゲームシステムに用いられ、
前記発電ユニットと、前記検出部と、前記送信部とを備えること、
を特徴とするゲーム機用コイン情報送信装置。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲーム機の課金情報、稼動情報を集計するゲームシステム及びゲーム機用コイン情報送信装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、ゲーム機には、課金情報を集計するための課金情報集計装置が設けられている。
しかし、従来の課金情報集計装置には、以下の問題があった。
(1)従来の課金情報集計装置は、ゲーム機から電力が供給されており、ゲーム機の電源容量が小さい場合には、電源の容量不足によるゲーム機の誤動作を防止するため、別途、別電源(例えば、ACアダプタ等)を用意する必要があった。
(2)従来の課金情報集計装置は、ゲーム機の電気基板等から離れたところに配置される場合、配線に手間がかかり、配線のための工数がかかっていた。
【特許文献1】特開平7−282091号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の課題は、ゲーム機を誤動作させることがなく、工数を削減することができるゲームシステム及びゲーム機用コイン情報送信装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、ゲーム機(10,110)に設けられ、コイン(2)を投入するコイン投入口(12)と、投入された前記コイン(2)によって、電力を発電する発電ユニット(21)と、投入された前記コイン(2)を検出する検出部(23)と、発電された前記電力により駆動され、前記検出部(23)による検出情報が入力され、前記検出情報を、無線により送信可能な送信部(24〜26,124〜126)と、送信された前記検出情報を受信する受信部(50,130)と、を備えたゲームシステムである。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載のゲームシステムにおいて、前記受信部(130)は、前記ゲーム機(110)の内部に設けられていること、を特徴とするゲームシステムである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のゲームシステムにおいて、前記受信部(130)は、前記ゲーム機(110)に設けられ、前記ゲーム機(110)を制御する制御部(132)を備えること、を特徴とするゲームシステムである。
請求項4の発明は、請求項1に記載のゲームシステムにおいて、前記受信部(50)は、前記ゲーム機(10)の外部に設けられていること、を特徴とするゲームシステムである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のゲームシステムにおいて、前記受信部(50)は、前記検出情報を集計する集計端末(50)であること、を特徴とするゲームシステムである。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のゲームシステムにおいて、前記発電ユニット(21)は、前記コイン(2)投入口に投入された前記コイン(2)の落下により振動を発生する振動発生部(21A)と、前記振動発生部(21A)により加振され、圧電効果により発電する圧電素子(21B)とを備えること、を特徴とするゲームシステムである。
【0006】
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のゲームシステムに用いられ、前記発電ユニット(21)と、前記検出部(23)と、前記送信部(24〜26,124〜126)とを備えること、を特徴とするゲーム機用コイン情報送信装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、投入されたコインによって発電した電力を利用して送信部を駆動して、コインの検出情報を、無線により受信部に送信するので、電源を設けなくても、受信部にコインの検出情報を、無線で送信することができる。
【0008】
(2)本発明は、受信部がゲーム機の内部に設けられ、受信部とコイン検出部とを、電気ケーブル等で接続する必要がないため、配線の手間がかからず、工数の削減をすることができる。
【0009】
(3)本発明は、ゲーム機を制御し受信部である制御部とコイン検出部とを、無線で接続するので、これらを電気ケーブル等で接続する必要がないため、工数を削減することができる。
【0010】
(4)本発明は、受信部がゲーム機の外部に設けられているので、受信部にゲーム機から電力を供給する必要がないため、電源容量不足によるゲーム機の誤動作を防止することができる。
【0011】
(5)本発明は、受信部である集計装置をコイン投入口から離れた場所に配置できるので、集計装置の配置場所の自由度を向上することができる。
【0012】
(6)本発明は、圧電素子を用いて発電するので、発電するための構成をシンプルにすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明は、ゲーム機を誤動作させることがなく、工数を削減することができるゲームシステム及びゲーム機用コイン情報送信装置を提供するという目的を、ゲーム機に、圧電素子等から構成される発電ユニットを設けることにより、コイン投入口に投入されたコインによって電力を発電し、この電力を用いて送信装置制御部、送信回路を駆動して、コイン検出情報を、無線によって、インカム集計端末に送信することによって実現した。
【実施例1】
【0014】
以下、図面等を参照して、本発明のゲームシステムの実施例1をあげて、さらに詳しく説明する。
図1(a)は、本実施例のゲームシステム1に用いられるゲーム機10の斜視図であり、図1(b)は、ゲーム機用コイン情報送信装置(以下、「コイン情報送信装置」という。)20の構造を示す断面図である。
図1(a)に示すように、ゲーム機10は、ゲームセンタ等に設置されるビデオゲーム機であり、ケース11と、コイン投入口12と、コイン返却口13と、モニタ14と、スピーカ15と、操作部16とを備えている。
【0015】
ケース11は、ゲーム機10の筐体である。
コイン投入口12は、プレイヤがプレイをするためにコイン2を挿入するための投入口である。コイン投入口12に投入されたコイン2は、後述するコイン情報送信装置20に導かれる。
コイン返却口13は、コイン投入口12に規定外のコインが投入された場合に、このコインを返却するための返却口である。
【0016】
モニタ14は、ゲームの進行等を表示するための表示装置であり、例えば、LCD(液晶表示装置)等である。モニタ14は、プレイヤが視認しやすいように、その画面が正面を向くように設置されている。
スピーカ15は、ゲームの進行に応じて、効果音、BGM等を発音するための部材である。
操作部16は、プレイヤがゲームをするための操作ボタン16A,16Bを配置するためのパネルであり、プレイヤが操作しやすいように、ケース11の正面に設けられている。
【0017】
次に、コイン情報送信装置20について、詳しく説明する。
コイン情報送信装置20は、図1(a)に示すように、ケース11に収容され、投入されたコイン2の検出情報を無線で送信するための装置である。コイン情報送信装置20は、図1(b)に示すように、発電ユニット21と、コイン判別器22と、コインセンサ23(検出部)と、送信装置制御部24、送信回路25、送信アンテナ26から構成される送信部と、コイン回収箱27とを備えている。
【0018】
発電ユニット21は、コイン投入口12に投入されたコインによって電力を発電するための装置である。発電ユニット21は、振動子21A(振動発生部)と、圧電素子21Bと、スポンジ21Cとを備えている。
振動子21Aは、コイン投入口12に投入したコイン2の落下により振動を発生するための部材である。振動子21Aは、断面形状がT字型をしており、その足21aがケース11に固定されており、その腕21bの両端に球状のハンマ部21cが、それぞれ設けられている。
腕21bは、コイン投入口12に投入し落下してきたコイン2が当たるように配置されており、コイン2が当たることにより振動を発生し、ハンマ部21cが振動する(矢印θ1参照)。
圧電素子21Bは、振動しているハンマ部21cにより連打されることにより加振され、圧電効果により発電するための電気部品である。
スポンジ21Cは、圧電素子21Bを弾性的に保持するための弾性部材である。圧電素子21Bを弾性的に保持する理由は、圧電素子21Bがハンマ部21cにより連打された際のエネルギを分散することにより、圧電素子21Bが機械的に破壊されることを防止するためである。
このように、ゲーム機10は、圧電素子21Bを用いることにより、コイン2が落下する際のエネルギを利用して、シンプルな構成で発電することができる。
【0019】
コイン判別器22は、コイン投入口12に投入されたコイン2が、規定内のコインか否か、つまり、ゲーム機10用のコイン2か否か、を判定するための装置である。コイン判別器22は、コインの大きさ、重さ等に基づいて、投入されたコイン2を判別する。コイン2が規定内の場合、コイン2を、コイン回収箱27へと送り出し、コイン2が規定外であると判定した場合、このコイン2(図中「コイン2a」と記す。)をコイン返却口13へと送り出す。つまり、例えば、ゲーム機10が100円硬貨を投入することでプレイ可能な場合、コイン判別器22は、100硬貨が投入されるとコイン回収箱27へと送り出し、10円硬貨がされるとコイン返却口13へと送り出す。
コインセンサ23は、コイン判別器22からコイン回収箱27へと送り出されたコイン2を検出するためのセンサであり、例えば、マイクロスイッチ等である。コインセンサ23は、コイン2を検出すると、電気接点がONとなり、コイン検出情報を送信装置制御部24に出力する。
【0020】
送信装置制御部24は、コイン情報送信装置20を統括的に制御するための制御部であり、例えば、CPU等から構成される。送信装置制御部24は、発電ユニット21によって発電された電力により駆動される。送信装置制御部24には、コインセンサ23からコイン検出情報が入力される。
送信回路25は、コインセンサ23のコイン検出情報が、送信装置制御部24を介し入力され、このコイン検出情報を、電波(無線)に乗せて送信するためのRF回路である。送信回路25は、送信装置制御部24により制御され、また、送信装置制御部24と同様に、発電ユニット21によって発電された電力により駆動される。
送信アンテナ26は、送信回路25に電気的に接続され、実際に電波(矢印A参照)を送信するための部材である。
コイン回収箱27は、コイン判別器22が規定内であると判定し送り出したコイン2を、貯留するための容器である。
【0021】
以上の構成により、コイン情報送信装置20は、投入されたコイン2により発電して、送信装置制御部24、送信回路25を駆動するための電力を発電することができる。これにより、コイン情報送信装置20は、電力の供給を受けなくても、コイン検出情報を、後述するインカム集計端末50(受信部)に、無線で送信することができる。また、コインセンサ23とインカム集計端末50とを、電気ケーブル等で配線する必要がないので、工数の削減をすることができる。
【0022】
次に、このゲームシステムのブロック図について説明する。
図2は、本実施例のゲームシステム1のブロック図である。
図2に示すように、ゲームシステム1は、前述したゲーム機10と、インカム集計端末50と、インカムデータ集計装置60とを備えている。
【0023】
ゲーム機10は、ゲームコントロール基板30と、電源ユニット40と、前述したコイン情報送信装置20、モニタ14、スピーカ15とを備えている。
ゲームコントロール基板30は、ゲーム機10に必要な電気部品が実装された電気基板であり、コイン情報送信装置20に電気ケーブル29等で電気的に接続されている。ゲームコントロール基板30は、記憶部31と、ゲーム制御部32と、駆動回路33とを備えている。
記憶部31は、ゲームのプログラム等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。記憶部31は、例えば、ゲームの映像データ、効果音等の音データ等を記憶している。
【0024】
ゲーム制御部32は、ゲーム機10を統括的に制御するための制御部であり、例えば、CPU(中央処理装置)等から構成される。ゲーム制御部32は、コイン情報送信装置20からコイン検出情報が入力されると、ゲーム開始のための処理を行う。
駆動回路33は、ゲーム制御部32によって制御される電気回路であり、モニタ14を駆動するための駆動回路、スピーカ15を駆動するための駆動回路等から構成される。駆動回路33は、ゲーム制御部32の命令に応じて、記憶部31に記憶された映像、BGM等の音声を、モニタ14、スピーカ15に出力する。
【0025】
電源ユニット40は、ゲームコントロール基板30に電力を供給するための装置であり、ゲームコントロール基板30に、電気ケーブル39等で電気的に接続されている。電源ユニット40は、例えば、トランス等を備え、ゲームセンタ等の電源コンセントに接続され、電力をAC100VからDC5Vに変換して、ゲームコントロール基板30に供給する。
なお、電源ユニット40は、コイン情報送信装置20に、電力を供給する必要はない。これは、前述したように、コイン情報送信装置20が自己発電することができるためである。
【0026】
インカム集計端末50は、ゲーム機10の外部に配置され、コイン情報送信装置20によって送信されたコイン検出情報を受信し、コイン検出情報を集計することにより、ゲーム機10のコイン2の投入状況、すなわち、課金情報、稼動情報を集計するための端末である。インカム集計端末50は、LANケーブル55によってインカムデータ集計装置60に電気的に接続されている。インカム集計端末50は、受信アンテナ51と、受信回路52と、端末制御部53とを備えている。
【0027】
受信アンテナ51は、コイン情報送信装置20の送信アンテナ26が送信したコイン検出情報を受信するためのアンテナである。
受信回路52は、受信アンテナ51に電気的に接続され、受信アンテナ51が受信したコイン検出情報を処理して、端末制御部53に出力するためのRF回路である。受信回路52は、端末制御部53により制御される。
端末制御部53は、インカム集計端末50を統括的に制御するための制御部であり、例えば、CPU等から構成される。端末制御部53は、受信回路52から入力されたコイン検出情報を、LANケーブル55を介して、インカムデータ集計装置60に出力する。
【0028】
ゲームシステム1は、以上の構成により、コイン検出情報を、インカム集計端末50とゲーム機10との間で、無線により送受信する。このため、ゲームシステム1は、インカム集計端末50とゲーム機10とを切り離し、別電源とすることができるので、ゲーム機10からインカム集計端末50に、電力を供給する必要がない。これにより、ゲームシステム1は、電源容量不足によるゲーム機10の誤動作を防止することができる。
【0029】
インカムデータ集計装置60は、ゲームセンタ等に配置されたゲーム機の課金情報を集計するためのコンピュータである。インカムデータ集計装置60は、インカム集計端末50の他、他の複数のゲーム機のインカム集計装置との間を、LANケーブルで接続されており、情報の伝達を行う。
【0030】
次に、ゲームシステム1の動作について説明する。
図3は、本実施例のゲームシステム1の動作を示すフローチャートである。
最初に、コイン情報送信装置20の動作について説明する。
図3(a)に示すように、ステップS1において、ゲーム機10の電源スイッチ(図示せず)がONとされることにより、送信装置制御部24が、処理可能な状態となる。
プレイヤがコイン投入口12にコイン2を投入すると(図1(a)参照)、このコイン2は、コイン情報送信装置20へと導かれ、発電ユニット21の振動子21Aの腕21bに落下し、振動子21Aに振動を発生させる(図1(b)参照)。そして、振動子21Aのハンマ部21cに連打されることにより、圧電素子21Bは、加振され発電する。この電力が供給され、送信装置制御部24、送信回路25が駆動する。
落下したコイン2は、コイン判別器22により判別され、規定内である場合、コイン回収箱27へと送り出され、コインセンサ23により検出される。コインセンサ23は、コイン検出情報を送信装置制御部24に出力する。
【0031】
ステップS2において、送信装置制御部24は、コイン検出情報が入力されると(ステップS2:YES)、ステップS3に進んで、コイン検出情報を送信回路25に出力し、さらに、送信回路25を制御して、コイン検出情報を無線で送信する。
ステップS4において、送信装置制御部24は、電気ケーブル29を介して、ゲームコントロール基板30に、コイン検出情報を出力する。
以上により、コイン情報送信装置20の動作は、終了する。
【0032】
次に、インカム集計端末50の動作について説明する。
図3(b)に示すように、ステップS11において、インカム集計端末50の電源スイッチ(図示せず)がONとされることにより、端末制御部53は、一連の処理をスタートする。
ステップS12において、受信アンテナ51がコイン情報送信装置20からのコイン検出情報を受信すると、受信回路52は、コイン検出情報を端末制御部53に出力する。受信回路52の出力に基づいて、端末制御部53は、コイン検出情報を受信したと判断し(ステップS12:YES)、ステップS13に進んで、コイン検出情報を、LANケーブル55を介して、インカムデータ集計装置60に出力する。
以上により、インカム集計端末50の処理が終了する。なお、インカムデータ集計装置60は、インカム集計端末50からコイン検出情報の出力があった日時等を記録し、ゲーム機10の課金情報、稼働情報の集計を行う。
【0033】
次に、ゲームコントロール基板30の動作について説明する。
図3(c)に示すように、ステップS21において、ゲーム機10の電源スイッチがONとされることにより、ゲーム制御部32は、一連の処理をスタートする。
ステップS22において、ゲーム制御部32は、コイン情報送信装置20からコイン検出情報が入力されると(ステップS22:YES)、ステップS23に進んで、ゲームを開始する。
以上により、ゲーム機10で実際にゲームが可能となり、プレイヤがプレイをすることができる。
【0034】
以上説明したように、本実施例のゲームシステム1は、コイン情報送信装置20が、ゲーム機10に投入されたコイン2によって発電し、コイン検出情報を、ゲーム機10の外部に配置されたインカム集計端末50に送信することができる。
これにより、ゲームシステム1は、インカム集計端末50(受信部)とコインセンサ23(検出部)とを、電気ケーブル等で接続する必要がないので、配線の手間がかからず、工数の削減をすることができる。また、インカム集計端末50(受信部)に、ゲーム機10から電力を供給する必要がないので、電源容量不足によるゲーム機10の誤動作を防止することができる。
【実施例2】
【0035】
次に、本発明を適用したゲームシステムの実施例2について説明する。
なお、以下の説明において、前述した実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図4は、本実施例のゲームシステム101のブロック図である。
図4に示すようにゲームシステム101は、ゲーム機110の内部に設けられたコイン情報送信装置120とゲームコントロール基板130(受信部)とを、無線(矢印B参照)により接続したものである。
【0036】
次に、ゲームシステム101の動作について説明する。
図5は、本実施例のゲームシステム101の動作を示すフローチャートである。
最初に、コイン情報送信装置120の動作について説明する。
図5(a)に示すように、ステップS102において、送信装置制御部124は、コインセンサ23からコイン検出情報が入力されると(ステップS2:YES)、ステップS103において、送信回路125を制御して、コイン検出情報を無線(矢印A,B参照)で送信する。
【0037】
次に、ゲームコントロール基板130の動作について説明する。
図5(c)に示すように、ステップS121において、ゲーム機10の電源スイッチがONとされることにより、ゲーム制御部130は、一連の処理をスタートする。
ステップS122において、受信アンテナ134がコイン検出情報を受信すると、受信回路135は、コイン検出情報をゲーム制御部132に出力する。受信回路135の出力に基づいて、ゲーム制御部132は、コイン検出情報を受信したと判断し(ステップS122:YES)、ステップS123に進んで、ゲーム開始の処理を開始する。以上により、ゲーム機110で実際にゲームが可能となる。
なお、図5(b)に示すインカム集計端末50の動作は、実施例1と同様なので、説明を省略する。
【0038】
以上説明したように、本実施例のゲームシステム101は、コイン情報送信装置120が、コイン検出情報を、ゲーム機110の内部に設けられ、ゲーム機110を制御するゲーム制御部132を備えたゲームコントロール基板130(受信部)に無線で送信する。これにより、コインセンサ23(コイン検出部)とゲームコントロール基板130とを、電気ケーブル等で接続する必要がないので、工数を削減することができる。
【0039】
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、ゲームシステムは、インカム集計装置(受信部)を、ゲーム機の外部に設ける例を示したが、これに限定されず、ゲーム機の内部に設けてもよい。この場合、ゲームシステムは、インカム集計装置とコインセンサ(コイン検出部)とを、ゲーム機の内部で、電気ケーブル等を用いて接続する必要がないので、配線の手間がかからず、工数の削減をすることができる。
【0040】
(2)各実施例において、ゲーム機は、コイン投入口に、硬貨が投入される例を示したが、これに限定されない。本発明のコインは、例えば、ゲームセンタ等で利用されるメダルを含む概念である。これにより、ゲームシステムは、メダルの検出情報に基づいて、ゲーム機の稼動情報等を集計することができる。
【0041】
(3)各実施例において、ゲームシステムは、コイン検出情報を、電波で送受信する例を示したが、これに限定されない。例えば、ゲームシステムは、コイン検出情報を、赤外線等で送受信してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明を適用したゲームシステムの実施例1に用いられるゲーム機の斜視図、コイン情報送信装置の構造を示す断面図である。
【図2】実施例1のゲームシステムのブロック図である。
【図3】実施例1のゲームシステムの動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明を適用したゲームシステムの実施例2のブロック図である。
【図5】実施例2のゲームシステムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0043】
1,101 ゲームシステム
2 コイン
10,110 ゲーム機
12 コイン投入口
20,120 コイン情報送信装置
21 発電ユニット
21B 圧電素子
23 コインセンサ
24,124 送信装置制御部
25,125 送信回路
26,126 送信アンテナ
29 電気ケーブル
30,130 ゲームコントロール基板
32,132 ゲーム制御部
40 電源ユニット
50 インカム集計端末
51 受信アンテナ
52 受信回路
53 端末制御部
60 インカムデータ集計装置
134 受信アンテナ
135 受信回路

【出願人】 【識別番号】306019111
【氏名又は名称】株式会社タイトー
【出願日】 平成18年7月19日(2006.7.19)
【代理人】 【識別番号】100092576
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 久男


【公開番号】 特開2008−27075(P2008−27075A)
【公開日】 平成20年2月7日(2008.2.7)
【出願番号】 特願2006−197315(P2006−197315)