Warning: copy(htaccessbak): failed to open stream: No such file or directory in /home/jtokkyo/public_html/header.php on line 10
ICカードシステム - 特開2008−33737 | j-tokkyo
トップ :: G 物理学 :: G07 チエツク装置

【発明の名称】 ICカードシステム
【発明者】 【氏名】三村 裕紀

【要約】 【課題】乗員の手数を煩わさないで料金の精算をできるようにしたICカードシステムを提供する。

【構成】携帯端末20は、電子マネー情報を通信装置30を経由して外部アンテナ102に送信する。外部アンテナ102は、電子マネー情報を受信し、符号/複号化部205は、電子マネー情報を複合化する。精算部208は、駐車料金を計算して、電子マネーの残高と比較する。電子マネーの残高から駐車料金を徴収することが可能なとき、制御部206は、遮断機駆動部105に遮断機104を上げる様に指示を出す。精算部208で精算された電子マネー情報は、外部アンテナ102から発信され、通信装置30を経由して携帯端末20に送信される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子マネー情報を蓄積して車両に搭載されたICカードと、
前記電子マネー情報を読み取って車外に前記電子マネー情報を送信し、車外から電子マネー情報を受信して前記ICカードの前記電子マネー情報を書き換える車両内通信装置と、を含むことを特徴とするICカードシステム。
【請求項2】
前記車両内通信装置は、前記電子マネー情報を送受信するドアミラー等に設けられた車外アンテナを含むことを特徴とする請求項1に記載のICカードシステム。
【請求項3】
前記車両内通信装置は、前記ICカードと通信する車内アンテナを含むことを特徴とする請求項1に記載のICカードシステム。
【請求項4】
電子マネー情報を蓄積して車両に搭載されたICカードと、
前記電子マネー情報を読み取って車外に前記電子マネー情報を送信し、車外から電子マネー情報を受信して前記ICカードの前記電子マネー情報を書き換える車両内通信装置と、
前記車両内通信装置から前記ICカードの前記電子マネー情報を受信し、受信した前記電子マネー情報を書き換えた電子マネー情報を前記車外からの前記電子マネー情報として前記車両内通信装置へ送信する車外通信装置と、を含むことを特徴とするICカードシステム。
【請求項5】
前記車外通信装置は、前記車両内通信装置と通信する外部アンテナを含むことを特徴とする請求項4に記載のICカードシステム。
【請求項6】
前記車外通信装置は、前記電子マネー情報を符号化及び複号化する符号/複号化部を含むことを特徴とする請求項4に記載のICカードシステム。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、乗員の手数を煩わさないで料金の精算をできるようにしたICカードシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、高速道路の料金所において、乗車した状態で支払いが可能なICカードシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
このICカードシステムによると、車両の車種に応じた高さに設置された複数のリーダ/ライタ装置があり、乗員が車種に応じた高さのリーダ/ライタ装置にICカードをかざす事によって高速料金の支払いが可能になる。
【特許文献1】特開2005−84749
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来のICカードシステムによると、ICカードとリーダ/ライタ装置間の通信距離は数cmから10cm程度であるので、乗員は、窓を上げてリーダ/ライタ装置にICカードをかざさなければならず非常に不便である。
【0005】
一方、リーダ/ライタ装置から出力される電磁波を強くして車両との通信距離を延長することは可能であるが、精算を必要としない車両がリーダ/ライタ装置から離れていても、利用料金の精算が行われてしまう可能性があった。
【0006】
従って、本発明の目的は、乗員が車両に乗車した状態で、有料の駐車場施設等の利用料金を支払うときに、リーダ/ライタ装置にICカードをかざす必要がなく、また、精算を必要としない車両が精算されない様にしたICカードシステムを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施の形態によると、電子マネー情報を蓄積して車両に搭載されたICカードと、前記電子マネー情報を読み取って車外に前記電子マネー情報を送信し、車外から電子マネー情報を受信して前記ICカードの前記電子マネー情報を書き換える車両内通信装置と、を含むことを特徴とするICカードシステムを提供する。
【発明の効果】
【0008】
このような構成によれば、乗員が車両に乗車した状態で、有料の駐車場施設等の利用料金を支払うときに、リーダ/ライタ装置にICカードをかざす必要がなく、また、精算を必要としない車両が精算されない様にしたICカードシステムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下に、本発明のICカードシステムの実施の形態を図面を参考にして詳細に説明していく。
【0010】
[実施の形態]
(実施の形態の構成)
【0011】
図1は、本発明の実施の形態に関するICカードシステムの概略構成図である。
【0012】
有料の駐車場施設から出るときに、ICカードの機能の一つである電子マネーを使って、駐車料金を精算する場合を表わしている。
【0013】
車両10は、ICカードと同等の機能を有するICチップを内蔵した携帯端末20と、車内に設置された携帯端末20と電子マネー情報を送受信する通信装置30と、後述する車外の通信装置と電子マネー情報を送受信するドアミラー15に内蔵された車外アンテナ101とを有する。
【0014】
路側機40は、通信装置30と電子マネー情報を送受信するリーダ/ライタ装置50と、車外アンテナ101との間で電子マネー情報を送受信する外部アンテナ102と、駐車場施設に入るときに発券される駐車券を挿入する挿入口を持つ駐車券挿入機103と、駐車場施設への出入りを規制する遮断機104と、遮断機104の上げ下げを行う遮断機駆動部105とを有する。
【0015】
図2は、図1の通信装置30とリーダ/ライタ装置50のブロック図である。
【0016】
携帯端末20は、ICカードと同等の機能を持ち、車内アンテナ201と電子マネー情報を送受信するICチップ200とを有する。
【0017】
通信装置30は、リーダ/ライタ装置50と電子マネー情報を送受信する車外アンテナ101と、携帯端末20と電子マネー情報を送受信する車内アンテナ201と、車外アンテナ101や車内アンテナ201を管理する通信モジュール202と、通信モジュール202を制御する通信モジュール制御部203とを有する。
【0018】
リーダ/ライタ装置50は、車外アンテナ101との間で電子マネー情報を送受信する外部アンテナ102と、外部アンテナ102を管理する通信部204と、電子マネー情報を符号化及び複合化した電子マネー情報を生成する符号/複号化部205と、符号/複号化部205等を統括的に管理する制御部206と、駐車券挿入機103に挿入された駐車券に記載された駐車開始時間と現在時間を比較して駐車時間情報を算出する駐車時間算出部207と、電子マネー情報と算出された駐車時間情報から駐車料金を精算する精算部208と、徴収した駐車料金等を記憶する記憶部209と、料金が精算されなかったときに乗員に音声で通知する音声出力部210とを有する。
【0019】
(動作)
以下に、本発明の実施の形態におけるICカードシステムの動作を図1から図3を参照しつつ詳細に説明する。
【0020】
図3は、本発明の実施の形態に関する通信装置30とリーダ/ライタ装置50の間の通信に関するフローチャートである。
【0021】
車外アンテナ101と外部アンテナ102の間の通信距離は、駐車券を駐車券挿入機103に挿入しなければならないために、20〜40cmもあれば十分なので、他車のICカードを読み込む可能性は低い。通信距離の延長は、通信モジュール制御部203によって送信される電磁波の出力を変化させる事で調整が可能になる。
【0022】
乗員が、車両10に乗って有料の駐車場施設から出るときに、遮断機104の手前で停止して、図示しない駐車券発券機より発行された駐車券を、路側機40に設置された駐車券挿入機103に挿入する(s31)。同時にドアミラー15に内蔵された車外アンテナ101が、外部アンテナ102から発信された信号を受信する(s32)。受信した信号を通信モジュール202を経由して車内アンテナ201から携帯端末20に送信する(s33)。携帯端末20は、送信された信号を受けて、符号化した電子マネー情報を送信する事で応答する(s34)。ステップ35において、Yesが成立すると(s35;Yes)、外部アンテナ102は、携帯端末20から送信された電子マネー情報を受信し、符号/複号化部205は、受信した電子マネー情報を複合化する(s36)。精算部208は、駐車時間算出部207で算出された駐車時間情報に基づいて駐車料金を計算して、電子マネーの残高と比較する。電子マネーの残高から駐車料金を徴収することが可能なとき(s37;Yes)、制御部206は、遮断機駆動部105に遮断機104を上げる様に指示を出す(s38)。精算部208で精算された電子マネー情報は、符号/複号化部205で符号化されたあと、外部アンテナ102から発信され、通信装置30を経由して携帯端末20に送信されて(s39)動作を終了する。
【0023】
ここでステップ37において、電子マネーの残高が足りない場合(s37;No)は、音声出力部210から音声で乗員に料金の徴収ができない事を通知する(s40)。精算部208で精算されない電子マネー情報は、符号/複号化部205で符号化されたあと、外部アンテナ102から発信され、通信装置30を経由して携帯端末20に送信されて(s41)動作を終了する。
【0024】
(実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、乗員が車両に乗車した状態で、有料の駐車場施設等の利用料金を支払うときに、リーダ/ライタ装置にICカードをかざす必要がなく、また、精算を必要としない車両が精算されない様にしたICカードシステムを提供することができる。
【0025】
尚、上記した実施の形態では、携帯端末20を例にとったが、ICカードを使っても同様の効果が得られる。
【0026】
また、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の精神において、修正、変更できることは当然である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施の形態に関するICカードシステムの概略構成図である。
【図2】図1の通信装置30とリーダ/ライタ装置50のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に関する通信装置30とリーダ/ライタ装置50の間の通信に関するフローチャートである。
【符号の説明】
【0028】
10・・・車両、15・・・ドアミラー、20・・・携帯端末、30・・・通信装置、40・・・路側機、50・・・リーダ/ライタ装置、101・・・車外アンテナ、102・・・外部アンテナ、103・・・駐車券挿入機、104・・・遮断機、105・・・遮断機駆動部、200・・・ICチップ、201・・・車内アンテナ、202・・・通信モジュール、203・・・通信モジュール制御部、204・・・通信部、205・・・符号/複号化部、206・・・制御部、207・・・駐車時間算出部、208・・・精算部、209・・・記憶部、210・・・音声出力部。
【出願人】 【識別番号】000003551
【氏名又は名称】株式会社東海理化電機製作所
【出願日】 平成18年7月31日(2006.7.31)
【代理人】 【識別番号】100071526
【弁理士】
【氏名又は名称】平田 忠雄


【公開番号】 特開2008−33737(P2008−33737A)
【公開日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【出願番号】 特願2006−208036(P2006−208036)