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計数機 - 特開2008−47092 | j-tokkyo
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【発明の名称】 計数機
【発明者】 【氏名】榎 憲夫

【要約】 【課題】既存の定量計数機は、計数センサーの持つ性質上、ワークの重なりが生じ、長い計数時間と、計数ミスが多く発生していた。

【構成】並行する二本ローラーの片側一本を螺旋状凸ローラーとし、一方のローラーは平ローラーとし並行回転させることにより、ワークをスムーズなピッチ分離送りが可能となり、形状を選ばず汎用性と計数時間を短縮、定量計数の数個手前を低速回転送りとし、定量計数の精度を高め、さらに、螺旋状凸のピッチを次第に大きく変えることにより、ワーク間の大きなピッチ分離送り出しが得られ、より安定した高精度な計数機が得られる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワーク供給部と、ワーク送り出し部と、ワークカウンター部とからなり、ワーク送り出し部は駆動する二本の並行回転ローラーにて構成されており、前記並行回転ローラーの一本は、螺旋状の凸部が形成され、上流部から下流部にかけて、ワークを所定のピッチで、送り出すようになされていることを特徴とする計数機。
【請求項2】
前記並行回転ローラーの一本は、螺旋状の凸部が形成され、この凸部のピッチを次第に大きく形成したことを特徴とする請求項1記載の計数機。
【請求項3】
前記並行回転ローラーの他の一本は、凹凸の無い平ローラーで、螺旋状の凸を有するローラーと同方向に回転すること特徴とする請求項1又は2記載の計数機。
【請求項4】
ワーク供給部の内部に、一方に螺旋状凸部が形成されたローラーと、他方に凹凸の無い平ローラーで、その駆動する二本の並行回転ローラーを設置したことを特徴とする計数機。
【請求項5】
ワーク送り出し部に螺旋状の凸部が形成され、他方のローラーには螺旋状の凹部を有し、この凸部と凹部を噛み合わせながら並行回転ローラーを同方向に駆動回転させたことを特徴とする請求項1又は4記載の計数機。
【請求項6】
送り出し部の回転を、変速できるように設定が行えるようになされたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の計数機。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、三次元的物体(以下ワーク称する)の定量計数機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のワークの計数機は、ワーク供給手段として、振動機・コンベアーにて送り出し、計数を行っているが(例えば特許文献1参照)、計数センサーの性能特性上、ワークとワークの重なりは計数ミスとなるので、ワークを確実な計数を行うため、ワーク間のピッチ分離に苦心し、(イ)エアー吹飛ばし分離式、(ロ)遮蔽板空中落下分離式、等で行っていたが、(イ)(ロ)共に汎用性が無く、定量計数時間が長い、確実な計数性が無い、固定ワーク専用の計数機であった。
例えば、(イ)の場合、大きさ、形状により、噴出し口の大きさ、形を変える必要性があり、一個一個噴出すので時間を必要とし、ワークに形状対し、エアーの噴出し位置により、ワーク吹飛ばしスピードが安定せず計数ミスが起きる、又、連続吹飛ばし計数機のため、吹飛ばし途中で計数前に、定量計数終了となり、終了後吹飛ばしされたワークが数量オーバーとなる。
(ロ)遮蔽板空中落下分離式の場合、大きさ、形状により、遮蔽板を変える必要性があり、高速落下計数時は自然落下のため、充分なワーク間分離が行えず、計数ミスを起し、落下途中で、ワークが不安定な位置で、定量計数終了となり、その後、不安定位置から落下したワークが数量オーバーとなる。
又、(イ),(ロ)共に共通する問題は、ワーク移動時のワークの安定性が無く、高速計数時、定量計数終了時の、ワーク間ピッチ分離方法と、ワークの送り方法に問題が有った。
【特許文献1】 特開平6−259624号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、ローラー駆動回転によるワーク間の自然的分離で、高速計数時でも、一個々ワークの確実なピッチ分離送りをし、計数ミスを無くし、定量計数精度を上げることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
課題を解決するために、第一発明は、ガイドローラーと、螺旋状の凸部を持った送り出しローラーの二本並行駆動回転させることで、ワークの一列化と、ピッチ間分離送りを行うことができる。
【0005】
第二発明は、螺旋状凸ローラーの螺旋ピッチを、細・中・粗と次第に大きくすることで、ワーク間ピッチ分離送りが次第に大きく成り、より安定計数精度が高くなった。
【0006】
第三発明は、螺旋状凸ローラーに対し、ガイドローラーの回転を同方向にすることで、ワークが安定して移送される。さらにガイドローラーの回転速度を螺旋状凸ローラーの回転速度より低速にすることによりワークの安定度を増ことも可能となる。
【0007】
第四発明は、ワーク供給部に螺旋状凸ローラーと凹凸の無い平ローラーを設置し、同方向回転駆動により、ワーク同士の付着と重なりを分離して、ワーク送り出し部に供給することが可能としたこと。
【0008】
第五発明は、送り出しローラー対しガイドローラーの形状を螺旋状凹ローラーとし、二本の螺旋状凹凸の組合せ回転により、ローラー間の隙間を少なくし、平面的又は極小物ワークもローラー間の隙間から滑り落ちる事もなく送り出すことが可能にしたこと。
【0009】
第六発明は、ガイドローラー・螺旋状凹凸ローラーの回転を、三段階変速とし、始動時スロー回転送り・中間時高速回転送り計数・定量計数の数個手前でスロー回転送り計数とし、更なる定量計数精度を高めることができる。
【発明の効果】
【0010】
送り出しローラーとガイドローラーとの並行駆動回転式送り機構にて、ワークが安定移動し、ローラー上で一列に並び、ワークのピッチ分離送りがスムーズとなり、計数スピードが速く、低騒音で、多種類のワークに対応できる、高精度な定量計数が実現できた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
この実施形態によれば、ホッパー1シュート2からスベリ落下するワークを、ワーク量検出センサー3の信号にてスベリ落下量を調整し、ガイドブラシ4と駆動するガイドローラー5の回転により、ワークは流れるように、駆動する送り出しローラー6に案内され、ガイドローラー5の回転と、送り出しローラー6の同方向並行回転効果で、上流に在ったワークは無理なく、一列となり、ピッチ分離しながら送られ、ガイドシュート7に落下、計数センサー9・計数センサー10の中央に案内、シュート落下し、マグネットシャッター8を通過して計数センサー9・計数センサー10にて計数を行い、ワーク受け箱(風袋)11に投入される。
【0012】
ワークの確実な分離送り出しが可能となり、計数スピードが得られ、多種類のワークが可能となって、低騒音で計数ミスのない高性能計数機が得られる。
(低速・高速運転)
【0013】
始動時低速回転送り・中間時高速回転送り・定量計数終了近く数個の低速回転送り、三段階の回転送り設定可能制御を持ち、特に、定量計数の数個手前の数設定により、低速回転送りし、計数を行い、定量計数完了間近に時間を掛け、正確に定量計数をし、計数センサー9・計数センサー10の計数完了信号にて、回転送り停止とマグネットシャッター8閉じを、瞬時に行い、計数時間の短縮と定量計数オーバーミスを無くすことができる。
(他の実施形態)
【0014】
図3・4・5の実施形態では、ワーク供給部に螺旋状凸ローラー13と凹凸の無い平ローラー12の同方向に並行回転駆動とし設置し、ワーク同士の付着と重なりを分離し、ワーク送り出し部に供給できる。それによって、全体の計数精度が更に向上する。尚、ローラ間には隙間ができ、O−リングのような薄いワークはその隙間から落下するので、ワークの分離した供給が確実になる。
【0015】
図3・4・5の実施形態では、ワーク送り出し部に螺旋状凸ローラー6と螺旋状凹ローラー5を組合せ、噛み合わせ回転とし、ローラー間の隙間を狭くすることができる。従って、O−リングやシート状の薄い、小さいワークもローラー間の隙間から落下せずにワークカウンター部へ確実に送ることが出来る。
【0016】
図1・図2・の実施形態では、螺旋状凸の構成形に丸形を使用したが、他の実施形態では、四角・長方形・三角・楕円などがある。
【0017】
図1・図2・の実施形態では、ガイドローラーと螺旋状凸ローラーの構成材質としては、金属・ゴム・樹脂があり、螺旋を含め樹脂による一体成形することができる。
【0018】
図1・図2・の実施形態では、螺旋状凸の形構成にベルト状の物を使用したが、角短冊・丸短冊・玉状の物で構成することが出来る。
【0019】
図1・図2・の実施形態では、螺旋状凸ローラーは大きく、ガイドローラーは小さくして、互いのローラー芯高は同芯であるが、ローラー径は同等でも良く、螺旋状凸ローラー芯に対し、ガイドローラーの芯高を変え送り出し効率を良くすることが出来る。
【0020】
ガイドローラーと螺旋状凸ローラーの材質として、金属・樹脂・ゴムがある。
【0021】
ガイドローラーと螺旋状凸ローラーの表面処理として、メッキ・フッ素樹脂がある。
【産業上の利用可能性】
【0022】
自動車部品、電気部品、錠剤、食品、他の計数分野。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】 本発明計数機の一例を示す平面図。
【図2】 本発明計数機の一例を示す側面図。
【図3】 本発明計数機の他の例を示す平面図。
【図4】 本発明計数機の他の例で、供給部の内部構造を示す平面図。
【図5】 本発明計数機の他の例を示す側面図。
【符号の説明】
【0024】
A ワーク供給部
B ワーク送り出し部
C ワークカウンター部
1 ホッパー
2 傾斜シュート
3 ワーク量検出センサー
4 ガイドブラシ
5 ガイドローラー
6 送り出しローラー
7 ガイドシュート
8 マグネットシャッター
9 計数センサー(投光)
10 計数センサー(受光)
11 ワーク受け箱(風袋)
12 平ローラー
13 分離ローラー
【出願人】 【識別番号】506276055
【氏名又は名称】株式会社エノテック
【出願日】 平成19年2月16日(2007.2.16)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−47092(P2008−47092A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2007−65794(P2007−65794)