トップ :: G 物理学 :: G04 時計

【発明の名称】 腕時計
【発明者】 【氏名】池田 裕信

【要約】 【課題】夜間や暗闇でのバイク運転時や荷物の持ち運び作業時あるいはスキー時などにおいても時刻表示を読み取りやすい腕時計を提供する。

【構成】文字盤2を発光する発光手段3及び該発光手段を作動させるスイッチ部4を持つ時計本体5と、該時計本体を手首又は手の甲に保持し且つ指に挿脱する指挿入部8を持つ時計装着部材6とを備えた腕時計において、スイッチ部4と指挿入部8とを、指の屈伸動作に連動してスイッチ部4をオン・オフ操作可能なスイッチ操作部材9でつないでいる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
文字盤を発光する発光手段及び該発光手段を作動させるスイッチ部を持つ時計本体と、該時計本体を手首又は手の甲に保持し且つ指に挿脱する指挿入部を持つ時計装着部材とを備えた腕時計において、前記スイッチ部と前記指挿入部とを、指の屈伸動作に連動して前記スイッチ部をオン・オフ操作可能なスイッチ操作部材でつないでいることを特徴とする、腕時計。
【請求項2】
前記スイッチ操作部材によるスイッチ部のオン・オフ操作は、指の屈曲に連動してスイッチ部をオンし、指の伸長に連動してスイッチ部をオフ状態に戻すようにしている、請求項1記載の腕時計。
【請求項3】
文字盤を発光する発光手段及び該発光手段を作動させるスイッチ部を持つ時計本体と、該時計本体を手首又は手の甲に保持し且つ指に挿脱する指挿入部又は手の甲を覆う甲被覆部を持つ時計装着部材とを備えた腕時計において、前記指挿入部又は甲被覆部と前記スイッチ部とを、手首の屈伸動作に連動して前記スイッチ部をオン・オフ操作可能なスイッチ操作部材でつないでいることを特徴とする、腕時計。
【請求項4】
前記スイッチ操作部材によるスイッチ部のオン・オフ操作は、手首の屈曲に連動してスイッチ部をオンし、手首の伸長に連動してスイッチ部をオフ状態に戻すようにしている、請求項3記載の腕時計。
【請求項5】
前記発光手段が発光ダイオードである、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の腕時計。
【請求項6】
前記スイッチ操作部材が伸縮部材からなる、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の腕時計。
【請求項7】
前記伸縮部材がコイルばねからなる、請求項6記載の腕時計。
【請求項8】
時計本体と、該時計本体をその文字盤が外側になるよう保持して腕に装着可能にする時計装着部材からなり、前記時計本体の裏面側又は時計装着部材のいずれか一方にねじ穴を設け、もう一方に前記ねじ穴に螺合する雄ねじを設けていることを特徴とする、腕時計。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、時刻表示を夜間や暗闇でも読み取り易い発光手段付きの腕時計に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の腕時計として、文字盤を発光する発光手段及び該発光手段を作動させるスイッチ部を時計本体に備えており、スイッチ部をオン操作することにより発光手段を点灯させて夜間や暗闇で時刻表示を読み取ることができるようにしたものがある(例えば、特許文献1、2、3参照。)。例えば、特許文献1、2にも記載されているように、スイッチ部は、時計本体(時計ケース)の側面に突出する押しボタンスイッチやトリガースイッチにより構成され、腕時計をはめていない側の腕の指先で押しボタンスイッチやトリガースイッチを操作することにより発光手段を点灯させるようにしている。
【0003】
他方、時刻表示を読み取りやすくするために腕時計本体を手の甲に時計装着帯で装着したり、スキー手袋の甲部に時計本体をその文字盤が外側になるように装着したりするものが公知である(例えば、特許文献4、5参照。)。
【0004】
【特許文献1】特開平6−27262号公報
【特許文献2】特開平10−31080号公報
【特許文献3】特開2000−292558号公報
【特許文献4】特開2001−275720号公報
【特許文献5】実開平5−27010号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、腕時計をはめていない側の片方の手の指先で腕時計の押しボタンスイッチ等を操作して時刻表示を読み取るという上記腕時計では、夜間や暗闇でのバイクの運転時や荷物の持ち運び作業時、あるいはスキー中などにおいて、腕時計をはめていない側の片方の手で押しボタンスイッチを操作することが困難ないし不可能であるため、時刻を読み取ることができないという不利不便があった(以下、「第1の課題」という。)。
【0006】
腕時計本体を手の甲部や手袋の甲部に装着する上記腕時計では、時計本体が時計装着帯又は手袋に一体的に取り付けられているため、着用者の好みに応じて時計本体、時計装着帯又は手袋を取り替えることができないという難点がある(以下、「第2の課題」という。)。
【0007】
本発明は、上記第1の課題を解決するためになされたものであり、上記のような、文字盤を発光する発光手段及び該発光手段を作動させるスイッチ部を時計本体に備えた腕時計において、腕時計をはめている腕の指又は手首の屈伸動作によりスイッチ部をオン・オフ操作できるようにすることにより夜間や暗闇でのバイク運転時や荷物の持ち運び作業時あるいはスキー中などにおいても時刻表示を読み取り易い腕時計を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、上記第2の課題を解決するためになされたものであり、上記のような、時計本体を時計装着帯又は手袋など時計装着部材に取り付ける腕時計において、時計装着部材に対する時計本体の着脱手段に工夫を凝らすことにより着用者の好みに合わせて時計本体又は時計装着部材を取り替えることができ、しかも時計装着部材に対し時計本体を簡単に着脱でき、また不測に離脱するおそれなく確実な取り付け状態を得る腕時計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記第1の課題を解決するために、本発明は、請求項1に記載のように、文字盤を発光する発光手段及び該発光手段を作動させるスイッチ部を持つ時計本体と、該時計本体を手首又は手の甲に保持し且つ指に挿脱する指挿入部を持つ時計装着部材とを備えた腕時計において、前記スイッチ部と前記指挿入部とを、指の屈伸動作に連動して前記スイッチ部をオン・オフ操作可能なスイッチ操作部材でつないでいることに特徴を有するものである。
このような構成によれば、指挿入部に挿入している指を曲げたり、元の真直ぐな状態に伸ばしたりするだけの簡単な操作でスイッチ操作部材を介してスイッチ部をオン・オフ操作することができ、そのオン操作により発光手段を点灯することができるため、夜間や暗闇でバイクを運転している時や荷物を持って運んでいる時あるいはスキー中などにおいても時刻表示を読み取り易い。
【0010】
請求項1に記載の腕時計は、請求項2に記載のように、前記スイッチ操作部材によるスイッチ部のオン・オフ操作は、指の屈曲に連動してスイッチ部をオンし、指の伸長に連動してスイッチ部をオフ状態に戻すようにすることができる。
【0011】
上記第1の課題を解決するために、本発明は、請求項3に記載のように、文字盤を発光する発光手段及び該発光手段を作動させるスイッチ部を持つ時計本体と、該時計本体を手首又は手の甲に保持し且つ指に挿脱する指挿入部又は手の甲を覆う甲被覆部を持つ時計装着部材とを備えた腕時計において、前記指挿入部又は甲被覆部と前記スイッチ部とを、手首の屈伸動作に連動して前記スイッチ部をオン・オフ操作可能なスイッチ操作部材でつないでいることに特徴を有するものである。
このような構成によれば、腕時計をはめている腕の手首を曲げたり、元の状態に伸ばしたりするだけの簡単な操作でスイッチ操作部材を介してスイッチ部をオン・オフ操作することができ、そのオン操作により発光手段を点灯することができるため、夜間や暗闇でのバイク運転時や荷物の持ち運び作業時あるいはスキー中などにおいても時刻表示を容易に読み取ることができる。
【0012】
請求項3記載の腕時計は、請求項4に記載のように、前記スイッチ操作部材によるスイッチ部のオン・オフ操作は、手首の屈曲に連動してスイッチ部をオンし、手首の伸長に連動してスイッチ部をオフ状態に戻すようにすることができる。
【0013】
請求項1ないし4のいずれか1項に記載の腕時計は、請求項5に記載のように、前記発光手段は発光ダイオードにより構成することができる。
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の腕時計は、請求項6に記載のように、前記スイッチ操作部材は伸縮部材で構成することができる。この場合、伸縮部材としては、請求項7記載のように、コイルはねを使用することができる。これによれば、指や手首の屈曲に伴いスイッチ操作部材が伸びてスイッチ部をオンすることができ、指や手首の伸長に伴いスイッチ操作部材が縮んでスイッチ部をオフ状態に戻すことができる。
【0014】
上記第2の課題を解決するために、本発明は、請求項8に記載のように、時計本体と、該時計本体をその文字盤が外側になるよう保持して腕に装着可能にする時計装着部材からなり、前記時計本体の裏面側又は時計装着部材のいずれか一方にねじ穴を設け、もう一方に前記ねじ穴に螺合する雄ねじを設けていることに特徴を有するものである。
このような構成によれば、時計本体側のねじ穴又は雄ねじを時計装着部材側の雄ねじ又はねじ穴にねじ込むことにより時計本体を時計装着部材に対し簡単に着脱可能に取り付けることができ、したがって時計装着部材又は時計本体の取り替えを簡単に行うことができ、また時計本体を取り外して時計装着部材のみを洗濯することもできる。
【発明の効果】
【0015】
請求項1〜7に記載の発明によれば、腕時計をはめている腕の指又は手首の屈伸動作によりスイッチ部をオン・オフ操作できるようにしてあるので、夜間や暗闇でのバイク運転時や荷物の持ち運び作業時あるいはスキー中などにおいても時刻表示を容易に読み取ることができる。
【0016】
請求項8に記載の発明によれば、時計本体側のねじ穴又は雄ねじを時計装着部材側の雄ねじ又はねじ穴にねじ込むことにより時計本体を時計装着部材に対し簡単に着脱可能に取り付けることができるため、時計装着部材又は時計本体の取り替えを簡単に行うことができ、また時計本体を取り外して時計装着部材のみを洗濯することもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明に係る腕時計の好適な実施例を図面に基づき説明する。
【0018】
(第1実施例)
図1は本発明の請求項1記載の発明に対応する実施例の腕時計の時計本体と時計装着部材の正面図を示す。この図において、1はデジタル又はアナログ腕時計で、文字盤2を発光する発光ダイオード(LED)、電界発光ランプ、あるいは電球等による発光手段3及び該発光手段3の電源をオン・オフするトリガースイッチによるスイッチ部4を持つ時計本体5と、時計装着部材6を備えている。時計装着部材6は、時計本体5を手の甲に保持する時計保持部7と、或る指、例えば中指に挿脱するリング状の指挿入部8とを備えている。図1に示す時計装着部材6の時計保持部7は時計本体5を手の甲に保持するものとしているが、これに代えて、図2に示すように時計本体5を手首に保持する時計保持部7とすることもできる。なお、スキー時にはスキー手袋の上に上記時計装着部材6をはめることになる。
【0019】
上記スイッチ部4と指挿入部8とは、指挿入部8に挿入される指の屈伸に連動してスイッチ部4をオン・オフするスイッチ操作部材9でつないでいる。すなわち、スイッチ操作部材9の一端部9aをスイッチ部4に結合固定し、スイッチ操作部材9の他端部9bを指挿入部8に結合固定する。スイッチ操作部材9はコイルばね、ゴム紐等からなる伸縮部材で構成することが好ましい。スイッチ操作部材9は男女あるいは手の大きさに合わせて長さを変えることで伸縮調整することができる。
【0020】
図1、図2に示す上記実施例では、時計装着部材6は手首に巻くバンド部6aと或る指に挿脱する指挿入部8とを一体に備える形に形成してあるが、これに代えて、図3に示すように時計装着部材6は厚地の手袋(スキー手袋を含む)10で構成し、その手袋10の甲部に凹部11を設け、この凹部11に時計本体5をその文字盤2が外側になるよう埋め込み状に保持するものとすることもできる。この場合、手袋10の或る指挿入部8、例えば中指に挿脱する袋状の指挿入部8と、時計本体5のスイッチ部4とは、上記実施例の場合と同様に、コイルばね、ゴム紐等からなるスイッチ操作部材9でつなぐ。
【0021】
次に、上記構成の腕時計1の作動について説明する。
まず、指挿入部8の差し込まれた指を掌側に曲げると、スイッチ操作部材9の引き込み操作によりトリガースイッチによるスイッチ部4がオンし、発光手段3が点灯して文字盤2を発光する。この発光により夜間や暗闇でも時刻を読み取ることができる。その曲げられた指を元の真直ぐな状態に伸ばすと、スイッチ操作部材9による引き込み操作が解除されるため、スイッチ部4がオフ状態に戻る。こうした指の屈伸動作は、バイク運転時や荷物の持ち運び作業時あるいはスキー中などにおいても容易に行うことができる。
【0022】
上記実施例ではスイッチ操作部材9による引き込み操作によりトリガースイッチによるスイッチ部4を引いてオンにするが、スイッチ部4を押しボタンスイッチで構成し、スイッチ操作部材9の引き込み動作を押しボタンを押す運動に変換する変換部材(図示省略)をスイッチ操作部材9の一端部とスイッチ部4との間に配置して、スイッチ操作部材9による引き込み操作によりスイッチ部4を押すことによりオンにするようにすることもできる。
【0023】
(第2実施例)
図4は本発明の請求項2記載の発明に対応する実施例の腕時計の時計本体と時計装着部材の正面図を示す。
上記第1実施例では指の屈伸に伴いスイッチ操作部材9を介してスイッチ部4をオン・オフするようにしてあるが、この第2実施例では手首の屈伸に伴いスイッチ部4をオン・オフするようにしてある。
即ち、第2実施例の腕時計1は、文字盤2を発光する発光ダイオード(LED)、電界発光ランプ、電球等による発光手段3及び該発光手段3の電源をオン・オフするトリガースイッチあるいは押しボタンスイッチによるスイッチ部4を持つ時計本体5と、時計装着部材6を備えていることは、第1実施例の場合と同様であるが、時計装着部材6が、時計本体5を手首又は手の甲に保持し且つ手の甲を覆う甲被覆部16及び五本指が個別に挿入される指挿入部19を持つ手袋やベルト等により構成される一方、コイルばね、ゴム紐等からなるスイッチ操作部材9でスイッチ部4と甲被覆部16又は指挿入部21とをつないでいる点が第1実施例の腕時計と異なっている。なお、スイッチ操作部材9の一端部9aはスイッチ部4に結合固定し、スイッチ操作部材9の他端部9bは甲被覆部16又は指挿入部21に結合固定する。
【0024】
このように構成された腕時計1においても、時計装着部材6を着用した手首を掌側に曲げると、スイッチ操作部材9の引き込み操作によりスイッチ部4がオンし、発光手段3が点灯して文字盤2を発光する。この発光により夜間や暗闇でも時刻を読み取ることができる。その曲げられた手首を元の状態に伸ばすとスイッチ操作部材9による引き込み操作が解除されるため、スイッチ部4がオフ状態に戻る。こうした手首の屈伸動作も、バイク運転時や荷物の持ち運び作業時あるいはスキー中などにおいても容易に行うことができる。
【0025】
図5は本発明の請求項8記載の発明に対応する実施例の腕時計の時計本体と時計装着部材の正面図を示し、図6は図5におけるA−A線断面図、図7は時計本体と時計装着部材を分離した状態で示す断面図である。
この実施例の腕時計はデジタル又はアナログ式の文字盤を持つ時計本体5と、該時計本体5をその文字盤2が外側になるよう保持して腕に装着可能にするベルトや手袋等からなる時計装着部材6とを備える。そして、図6、図7に示すように、時計本体5の裏面側にはねじ穴17を設ける一方、時計装着部材6の時計装着面にねじ穴17に螺合する雄ねじ18を突設している。ねじ穴17は時計本体5の裏蓋19の中央から筒状ボス20を突設し、その筒状ボス20の内周に雌ねじを設けることにより構成される。雄ねじ18は時計装着部材6の時計装着面から突設したボルトにより構成される。
しかるときは、時計本体5のねじ穴17を時計装着部材6の雄ねじ18に締め込み方向に回転させて強く締め付けることにより時計本体5を時計装着部材6に簡単かつ確実に取り付けることができ、反対に時計本体5を緩み方向に回転させることで時計装着部材6から簡単に取り外すことができる。
【0026】
上記実施例に代えて、時計装着部材6にねじ穴17を設け、時計本体5の裏面側にねじ穴17に螺合する雄ねじ18を設けることもできる。いずれにおいても雄ねじ18は携帯時の軽量化を図るために樹脂製のボルトで構成することが好ましい。
【0027】
雄ねじ18は、図6のように、そのねじ軸が時計装着部材6の時計装着面又は時計本体5の裏面に対し直角になるように設けたり、図8のように、そのねじ軸が時計装着部材6の時計装着面又は時計本体5の裏面に対し或る角度で傾くように設けたりすることができる。
【0028】
バイク運転時や荷物の持ち運び作業時あるいはスキー中などにおいても時計本体5はその文字盤2が見やすい角度に傾けて時計装着部材6に取り付けておくことが好ましい。そのために、図8のように、時計装着部材6の時計装着面又は時計本体5の裏面に対し雄ねじ18をそのねじ軸が所定角度だけ所定向きに傾斜する姿勢に突設する。かくして、時計本体5又は時計装着部材6のねじ穴17に傾斜姿勢の雄ねじ18をねじ込むことにより、時計本体5が、図5のようにデジタル時計の場合にはその文字盤2の時刻表示の数字が並ぶ方向にのびる直線である横軸線C1(図9のようにアナログ時計の場合にはその文字盤2の中心を通って3時の数字「3」と9時の数字「9」とを結ぶ直線である横軸線C1)に対し直交する縦軸線C2上の時計本体上部5a(デジタル時計の場合その時刻表示部の上部側、アナログ時計の場合12時を表示する位置)の高さHが縦軸線C2上の時計本体下部5b(デジタル時計の場合その時刻表示部の下部側、アナログ時計の場合6時を表示する位置)の高さhよりも高くなるように、時計装着部材6に時計本体5を上向き傾斜角度に取り付けることができる(図8参照)。このように上向き傾斜角度に取り付けられた時計本体5は、時刻の確認時に手首や首をさほど動かすことなく、文字盤2が見やすくなる。したがって、とくに、バイクの運転時などにおいても文字盤2を瞬間的に見やすくなるため、前方不注意による事故発生を防止でき、安全運転に寄与することができる。
【0029】
さらに、時計本体5は、図5のように、上記横軸線C1が、腕長手方向Yに対し、親指P側から小指M側にかけて、小指M側から遠去かるように傾斜する状態に時計装着部材6に取り付ける。これにより、バイクの運転時やスキー中においても、時刻を確認するとき、横軸線C1が腕長手方向方向Yに対し平行又は直交するように手首や手の甲に装着されるタイプの腕時計に比べて手首や首を動かし量をできるだけ少なくし得るため、それだけ瞬時に時刻を読み取り易い。
【0030】
図5〜7に示す実施例による時計装着部材6に対する時計本体5の取り付け構造は、上記のような発光手段3、スイッチ部4及びスイッチ操作部材9を具備する腕時計に適用することができるが、必ずしもそのような腕時計を対象とするものに限られず、発光手段3、スイッチ部4及びスイッチ操作部材9を具備しない腕時計にも同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の請求項1記載の発明に対応する実施例の腕時計の時計本体と時計装着部材の正面図である。
【図2】本発明の請求項1記載の発明に対応する他の実施例の腕時計の時計本体と時計装着部材の正面図である。
【図3】本発明の請求項1記載の発明に対応する更に他の実施例の腕時計の時計本体と時計装着部材の正面図である。
【図4】本発明の請求項2記載の発明に対応する実施例の腕時計の時計本体と時計装着部材の正面図である。
【図5】本発明の請求項8記載の発明に対応する実施例の腕時計の時計本体と時計装着部材の正面図である。
【図6】図5におけるA−A線断面図である。
【図7】時計本体と時計装着部材を分離した状態で示す断面図である。
【図8】他の実施例を図6に相応して示す断面図である。
【図9】他の実施例を図5に相応して示す腕時計の時計本体と時計装着部材の正面図である。
【符号の説明】
【0032】
1 腕時計
2 文字盤
3 発光手段
4 スイッチ部
5 時計本体
6 時計装着部材
7 時計保持部
8,21 指挿入部
9 スイッチ操作部材
16 甲被覆部
17 ねじ穴
18 雄ねじ
【出願人】 【識別番号】504451564
【氏名又は名称】池田 裕信
【出願日】 平成18年8月1日(2006.8.1)
【代理人】 【識別番号】100087653
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 正二

【識別番号】100121474
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 俊之


【公開番号】 特開2008−32663(P2008−32663A)
【公開日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【出願番号】 特願2006−209393(P2006−209393)