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【発明の名称】 基板装置および表示素子の製造方法
【発明者】 【氏名】山中 訓

【要約】 【課題】液晶セルの製造性および面付け数を向上できる基板装置を提供する。

【構成】隣接する液晶セル4,4間の境界線とOLB端子22との間の位置に、OLB端子22のそれぞれの端部に対向して、第1大判基板2と第2大判基板3との間に介在してスーパースペーサ25を配置する。隣接する液晶セル4,4間の境界線に沿って各液晶セル4を分割しても、スーパースペーサ25によりOLB端子22の剥がれなどを防止するため、隣接する液晶セル4,4間での余分な切りしろを削減して液晶セル4の製造性および面付け数を向上できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1基板と、この第1基板に対向して配置された第2基板とを具備し、複数の表示素子が少なくとも所定方向に互いに隣接して設けられ、これら表示素子を分割可能な基板装置であって、
前記各表示素子は、
表示領域と、
この表示領域の前記所定方向側に設けられた非表示領域と、
この非表示領域に位置する前記第1基板に設けられ、前記表示領域側と電気的に接続された複数の端子パッドとを備え、
前記所定方向に隣接する表示素子間の境界線と前記端子パッドとの間の位置に、これら端子パッドの少なくとも一部の配置に対応して、前記第1基板と前記第2基板との間に介在して配置されたスペーサを具備した
ことを特徴とした基板装置。
【請求項2】
スペーサは、端子パッドに対向する位置に配置されている
ことを特徴とした請求項1記載の基板装置。
【請求項3】
スペーサは、互いに隣接する端子パッドの間の位置に配置されている
ことを特徴とした請求項1記載の基板装置。
【請求項4】
スペーサは、複数の端子パッド毎に配置されている
ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の基板装置。
【請求項5】
第1基板と、この第1基板に対向して配置された第2基板とを具備し、複数の表示素子が少なくとも所定方向に互いに隣接して設けられ、前記各表示素子が、表示領域と、この表示領域の前記所定方向側に設けられた非表示領域と、この非表示領域に位置する前記第1基板に設けられ、前記表示領域側と電気的に接続された複数の端子パッドとを備えた基板装置から前記各表示素子を分割する表示素子の製造方法であって、
一の前記表示素子の非表示領域と隣接する他の表示素子の表示領域との境界線と前記端子パッドとの間の位置に、これら端子パッドの少なくとも一部の配置に対応して、前記第1基板と前記第2基板との間に介在してスペーサを配置し、
前記境界線に沿って前記各表示素子を分割する
ことを特徴とした表示素子の製造方法。
【請求項6】
スペーサを、端子パッドに対向する位置に配置する
ことを特徴とした請求項5記載の表示素子の製造方法。
【請求項7】
スペーサを、互いに隣接する端子パッドの間の位置に配置する
ことを特徴とした請求項5記載の表示素子の製造方法。
【請求項8】
スペーサを、複数の端子パッド毎に配置する
ことを特徴とした請求項5ないし7いずれか一記載の表示素子の製造方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、互いに隣接する複数の表示素子が分割される基板装置および表示素子の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、液晶表示装置としての液晶パネルに用いられる表示素子としての液晶セルは、一対のガラス基板間に液晶層を介在して形成されている。
【0003】
このような液晶セルでは、四角形状の表示領域に複数の画素がマトリクス状に形成され、この表示領域の外方に、非表示領域が形成され、この非表示領域には、画素を駆動するスイッチング素子としての薄膜トランジスタ(TFT)の駆動用のドライバICが実装される。そして、このドライバICは、各種回路が形成された可撓性を有するフレキシブル基板に、いわゆるアウタリードボンディング(Outer Lead Bonding、OLB)により電気的かつ機械的に接続される。このため、液晶セル側には、表示領域の外方に接続用の端子パッドとしてのOLB端子が複数並設され、これらOLB端子は、非表示領域に、液晶パネルの外方に向けて形成されている。
【0004】
そして、このような液晶セルは、ガラス製の一対の大判基板を対向配置してシール剤により貼り合わせ、これら大判基板間の所定の位置に液晶層を封入した基板装置を、所定の分割線すなわちカットラインに沿って基板カット装置により切り出すことで製造される(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2002−250912号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の基板装置では、液晶セルの周囲にて各大判基板に切りしろを形成するので、基板装置に複数の液晶セルをマトリクス状に形成した場合では、切りしろの分、所定の間隔を開けて各液晶セルを配置しなければならず、液晶パネルの面付け数を向上することが容易でないという問題点を有している。
【0006】
また、各液晶セルを切り出す際に、各大判基板の切りしろの分、大判基板の切り出し回数が多くなり、製造性が良好でないという問題もある。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、表示素子の製造性および面付け数を向上できる基板装置および表示素子の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、第1基板と、この第1基板に対向して配置された第2基板とを具備し、複数の表示素子が少なくとも所定方向に互いに隣接して設けられ、これら表示素子を分割可能な基板装置であって、前記各表示素子は、表示領域と、この表示領域の前記所定方向側に設けられた非表示領域と、この非表示領域に位置する前記第1基板に設けられ、前記表示領域側と電気的に接続された複数の端子パッドとを備え、前記所定方向に隣接する表示素子間の境界線と前記端子パッドとの間の位置に、これら端子パッドの少なくとも一部の配置に対応して、前記第1基板と前記第2基板との間に介在して配置されたスペーサを具備したものである。
【0009】
そして、所定方向に隣接する表示素子間の境界線と端子パッドとの間の位置に、これら端子パッドの少なくとも一部の配置に対応して、第1基板と第2基板との間に介在してスペーサを配置する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、所定方向に隣接する表示素子間の境界線に沿って各表示素子を分割しても、スペーサにより端子パッドの剥がれなどを防止するため、隣接する表示素子間での余分な切りしろを削減して表示素子の製造性および面付け数を向上できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の第1の実施の形態の基板装置の構成を図1ないし図4を参照して説明する。
【0012】
図1ないし図3において、1は基板装置であり、この基板装置は、第1基板としてのガラス基板である第1大判基板2と、第2基板としてのガラス基板である第2大判基板3とを対向配置して構成され、複数の表示素子としての液晶表示素子である液晶セル4がマトリクス状に形成され、これら液晶セル4を分割可能となっている。
【0013】
ここで、各液晶セル4は、アクティブマトリクス型のものであり、第1大判基板2から切り出されるガラス基板としてのアレイ基板11と、第2大判基板3から切り出されるガラス基板としての対向基板12と、これらアレイ基板11と対向基板12との間に介在された液晶層13とを備え、この液晶層13の周囲を囲んで、アレイ基板11(第1大判基板2)と対向基板12(第2大判基板3)とを貼り合わせるUV硬化樹脂などのシール材14が配置され、このシール材14の外側と内側とに、アレイ基板11と対向基板12との間隔を保持する間隔保持部材としてのスーパースペーサ15,16が配置されている。そして、これら液晶セル4には、図示しない画素がマトリクス状に配置されて画像を表示する表示領域17と、この表示領域17の動作を制御する各種回路が形成された非表示領域18とが形成されている。
【0014】
アレイ基板11の一主面上には、図示しないが、表示領域17に対応する位置に、複数の信号線と複数の走査線とが格子状に配置され、これら信号線と走査線との交差位置に、各画素を駆動するスイッチング素子としての薄膜トランジスタ(TFT)が配置され、これら薄膜トランジスタが、信号線および走査線を介して非表示領域18の各種回路と電気的に接続されている。また、アレイ基板11の表示領域17に対応する位置には、図示しない各種絶縁膜、画素を構成する画素電極および配向膜などが積層されている。
【0015】
対向基板12は、アレイ基板11よりも平面視で小さく形成され、アレイ基板11側の一主面に、図示しないカラーフィルタおよび配向膜などが積層されている。このため、対向基板12がアレイ基板11と対向していない位置が非表示領域18となっている。
【0016】
スーパースペーサ15,16は、例えば透光性を有する合成樹脂などにより柱状に形成されている。
【0017】
非表示領域18には、表示領域17側であるTFTに信号線、あるいは走査線により電気的に接続されたTFT駆動用の駆動手段としての複数のドライバIC21が設けられ、これらドライバIC21には、端子パッドとしての複数のOLB(Outer Lead Bonding)端子22が、アレイ基板11上に形成された配線23により電気的に接続されている。
【0018】
OLB端子22は、図4に示すように、例えばITOなどによりドライバIC21側から表示領域17の端部側へと長手状に形成され、かつ、この長手方向と交差する方向に並列に配置されている。そして、これらOLB端子22は、異方性導電膜すなわちACF(Anisotropic Conductive Film)により、ポリイミドテープなどの可撓性を有するフレキシブル基板などと熱圧着されることで、このフレキシブル基板に実装された回路とドライバIC21とを電気的かつ機械的に接続可能に構成されている。
【0019】
非表示領域18のOLB端子22近傍には、スペーサとしてのスーパースペーサ25が複数形成され、非表示領域18の表示領域17近傍には、スーパースペーサ26が複数形成されている。これらスーパースペーサ25,26は、スーパースペーサ15,16と同様に、透光性を有する合成樹脂などにより第1大判基板2上に柱状に形成され、第1大判基板2と第2大判基板3との間に介在されている。
【0020】
また、各スーパースペーサ25は、OLB端子22のそれぞれの位置に対応し、これらOLB端子22とアレイ基板11の端部との間にて、OLB端子22のそれぞれの端部に対向して配置されている。
【0021】
そして、各液晶セル4は、1つの液晶セル4の表示領域17が、所定方向、例えば図2に示す左右方向に隣接する他の液晶セル4の非表示領域18と隣接するように、基板装置1に形成され、カットラインの位置にて図示しない基板カット装置により、基板装置1から分割される。
【0022】
ここで、カットラインは、図2に示す左右方向に隣接する液晶セル4,4の境界線に沿って第1大判基板2および第2大判基板3に形成されるカットラインCL1と、非表示領域18を露出するように、この非表示領域18に対応する第2大判基板3に形成されるカットラインCL2と、図2に示す上下方向に隣接する液晶セル4,4の境界線に沿って第1大判基板2および第2大判基板3に形成されるカットラインCL3とを有している。
【0023】
したがって、カットラインCL1はスーパースペーサ25,15の略中間の位置に形成され、カットラインCL2はスーパースペーサ26,15の略中間の位置に形成され、カットラインCL3はスーパースペーサ15,15の略中間の位置に形成されている。
【0024】
そして、カットラインCL1,CL2の間の第2大判基板3が、液晶セル4を切り出した際の切りしろDとなっている。
【0025】
次に、上記第1の実施の形態の製造方法を説明する。
【0026】
まず、第1大判基板2上の所定位置に薄膜トランジスタ、信号線、走査線、各種絶縁膜、画素電極および配向膜、OLB端子22、スーパースペーサ15,16,25,26などを積層する。
【0027】
このとき、各スーパースペーサ25を、各OLB端子22のそれぞれの端部に対向させて形成する。
【0028】
次いで、シール材14を塗布し、カラーフィルタおよび配向膜などを積層した第2大判基板3を第1大判基板2に対向させて配置し、所定のマスクなどを施してシール材14に紫外線などを照射し、このシール材14を硬化させる。
【0029】
この後、シール材14の所定位置に設けた注入口から液晶材料を注入し、液晶層13を形成するとともに、注入口を閉塞して液晶層13を封入する。
【0030】
さらに、図示しない基板カット装置により、図2の左右方向に隣接する液晶セル4の境界線をカットラインCL1とし、図2の上下方向に隣接する液晶セル4の境界線をカットラインCL3とするとともに、第2大判基板3のスーパースペーサ25,15間をカットラインCL2として、液晶セル4を基板装置1から切り出す。
【0031】
このとき、カットラインCL1,CL2間の第2大判基板3が切りしろDとなり、スーパースペーサ25,26は非表示領域18に残留する。
【0032】
そして、アレイ基板11にドライバIC21を実装するとともに、各OLB端子22にてフレキシブル基板をACF接着し、液晶セル4を完成する。
【0033】
上述したように、上記第1の実施の形態では、液晶セル4の非表示領域のOLB端子22と、図1および図2に示す左右方向に隣接する液晶セル4,4の境界線との間の位置に、OLB端子22の配置に対応して、第1大判基板2と第2大判基板3との間に介在してスーパースペーサ25を配置する構成とした。
【0034】
このため、スーパースペーサ25により、カットラインCL1にて大判基板2,3を安定してカットすることが可能になり、このカットの際にOLB端子22が剥がれたりすることを防止できるため、液晶セル4の周囲に余分な切りしろを削減して、図1および図2に示す左右方向に隣接する液晶セル4,4を、これら液晶セル4,4間の境界線にて切り出すことができるので、左右方向に隣接する短冊状の部分において液晶セル4を左右方向に詰めて配置でき、基板装置1からの液晶セル4の面付け数を向上できるとともに、左右方向に隣接する液晶セル4,4を、カットラインCL1での1カットだけで分割できるので、液晶セル4の周囲に切りしろが発生する従来の場合と比較して切り出し回数すなわちカット数を抑制でき、製造性を向上できる。
【0035】
また、スーパースペーサ25の配置スペースは、カットラインでのカット時のOLB端子の剥がれを防止するために従来設けていたクランク状のパターンなどの配置用のスペースを利用すれば、スーパースペーサ25用の配置スペースを新たに確保する必要がなく、液晶セル4が必要以上に大きくなることもない。
【0036】
さらに、OLB端子22のそれぞれの端部に対向してスーパースペーサ25を配置することで、カットラインCL1から液晶セル4をカットする際のOLB端子22の剥がれなどを、確実に防止できる。
【0037】
そして、スーパースペーサ25は、他のスーパースペーサ15,16,26と同時に形成できるので、スーパースペーサ25のみを新たに製造する工程を必要とせず、製造性が低下しない。
【0038】
また、カットラインCL1に対してスーパースペーサ25,15が略等距離に配置されていることで、カットラインCL1に沿って液晶セル4をカットする場合に、スーパースペーサ25,15にて略均等に力を受け、液晶セル4を安定してカットできる。
【0039】
なお、上記第1の実施の形態において、図5に示す第2の実施の形態のように、スーパースペーサ25を、OLB端子22,22の間に配設する構成としても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
【0040】
さらに、図6に示す第3の実施の形態のように、複数のOLB端子22、例えば2つ毎に、スーパースペーサ25をOLB端子22に対向させて配置する構成、あるいは、図7に示す第4の実施の形態のように、複数のOLB端子22、例えば2つ毎に、スーパースペーサ25をOLB端子22,22間に配置する構成としても、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができ、かつ、スーパースペーサ25の個数を低減でき、製造性をより向上できる。
【0041】
そして、図8に示す第5の実施の形態のように、上記第1の実施の形態の各スーパースペーサ25を、OLB端子22の1つ置きに図中上下方向に交互にずらして配置する構成、あるいは、図9に示す第6の実施の形態のように、上記第2の実施の形態の各スーパースペーサ25を、OLB端子22の1つ置きに図中上下方向に交互にずらして配置する構成としても、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができ、かつ、スーパースペーサ25の配置スペースを、より大きく確保でき、さらに、スーパースペーサ25による第2大判基板3の保持強度を、より向上できる。
【0042】
同様に、図10に示す第7の実施の形態のように、上記第3の実施の形態の各スーパースペーサ25を、図中上下方向に交互にずらして配置する構成、あるいは、上記第4の実施の形態の各スーパースペーサ25を、図中上下方向に交互にずらして配置する構成としても、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0043】
また、上記各実施の形態では、非表示領域18が表示領域17の図1および図2に示す右側のみに形成されているが、表示領域17の一辺とその一辺に隣接する他の一辺とに沿った平面視L字状、あるいは表示領域17の周囲などに非表示領域18を形成する場合などでも、スーパースペーサ25を同様に配置することで、同様の作用効果が得られることは言うまでもない。
【0044】
さらに、スーパースペーサ25は、対向基板12(第2大判基板3)側に設けてもよい。この場合には、切りしろDを廃棄する際に、スーパースペーサ25も同時に廃棄される。
【0045】
そして、液晶セル4以外の様々な表示素子を基板装置1から分割する場合でも、同様の構成を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の第1の実施の形態の基板装置の一部を示す説明断面図である。
【図2】同上基板装置を示す平面図である。
【図3】同上基板装置の表示素子を示す説明断面図である。
【図4】同上基板装置の一部を示す平面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の基板装置の一部を示す平面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の基板装置の一部を示す平面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の基板装置の一部を示す平面図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態の基板装置の一部を示す平面図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態の基板装置の一部を示す平面図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態の基板装置の一部を示す平面図である。
【図11】本発明の第8の実施の形態の基板装置の一部を示す平面図である。
【符号の説明】
【0047】
1 基板装置
2 第1基板としての第1大判基板
3 第2基板としての第2大判基板
4 表示素子としての液晶セル
17 表示領域
18 非表示領域
22 端子パッドとしてのOLB端子
25 スペーサとしてのスーパースペーサ
【出願人】 【識別番号】302020207
【氏名又は名称】東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社
【出願日】 平成18年6月21日(2006.6.21)
【代理人】 【識別番号】100062764
【弁理士】
【氏名又は名称】樺澤 襄

【識別番号】100092565
【弁理士】
【氏名又は名称】樺澤 聡

【識別番号】100112449
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 哲也


【公開番号】 特開2008−3194(P2008−3194A)
【公開日】 平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願番号】 特願2006−171063(P2006−171063)