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【発明の名称】 ディスプレイパネルの点灯検査装置
【発明者】 【氏名】五十嵐 仁

【要約】 【課題】ディスプレイパネルの品種が変わってもそれに容易に対応できる点灯検査装置を提供すること。

【構成】ディスプレイパネルを離脱可能に保持するパネルホルダと、パネルホルダを離脱可能に搭載しパネルホルダに電力と映像信号を供給するホルダベースとを備え、パネルホルダが、ディスプレイパネルを離脱可能に載置する載置台と、ホルダベースからの電力と映像信号を受けてディスプレイパネルの点灯用信号を出力する駆動回路と、ディスプレイパネルの電極端子と駆動回路側の信号端子とを弾性部材の弾性力により離脱可能に加圧接続する加圧接続部材を備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイパネルを離脱可能に保持するパネルホルダと、パネルホルダを離脱可能に搭載しパネルホルダに電力と映像信号を供給するホルダベースとを備え、パネルホルダが、ディスプレイパネルを離脱可能に載置する載置台と、ホルダベースからの電力と映像信号を受けてディスプレイパネルの点灯用信号を出力する駆動回路と、ディスプレイパネルの電極端子と駆動回路側の信号端子とを弾性部材の弾性力により離脱可能に加圧接続する加圧接続部材を備えるディスプレイパネルの点灯検査装置。
【請求項2】
加圧接続部材がディスプレイパネルの電極端子と駆動回路側の信号端子とを接触させる接触部材を備え、弾性部材が接触部材に加圧力を与える付勢部材である請求項1記載のディスプレイパネルの点灯検査装置。
【請求項3】
パネルホルダは被検査ディスプレイパネルの種類ごとに複数種類設けられ、被検査ディスプレイパネルに対応する種類のパネルホルダがホルダベースに載置される請求項1又は2記載のディスプレイパネルの点灯検査装置。
【請求項4】
パネルホルダが運搬用の把持部を有する請求項1記載のディスプレイパネルの点灯検査装置。
【請求項5】
弾性部材が圧縮ばねである請求項1乃至4のいずれかに記載のディスプレイパネルの点灯検査装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、ディスプレイパネルの点灯検査装置に関し、とくに、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのようなフラットパネルディスプレイの製造工程において、ディスプレイパネルに駆動回路を実装する前に、ディスプレイパネルに点灯信号を入力して点灯表示し、点灯検査を行う点灯検査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、フラットパネルディスプレイは、ディスプレイパネルに駆動回路等が実装され製品化される。そして、その製造工程では、不良パネルを排除するため、駆動回路を実装する前にパネルに点灯信号を入力し、点灯検査を行っている。
【0003】
従来、ディスプレイパネルの点灯検査には点灯検査用プローブピンを用いることが知られているが、この点灯検査用プローブピンに代えて、回路基板とパネルとの接続用として用いられるフレキシブルプリント回路(FPC)に形成した電極を点灯検査用の接触子(プローブ)として用いられることも知られている(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−170242号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の方式では、検査対象となるディスプレイパネルの品種切り替えを行う場合、ディスプレイパネルの電極端子のピッチや本数が異なるため、その電極端子の形成状態に合わせて、信号入力手段の種類を変更する必要が生じる。さらにこの場合、点灯信号の供給手段を交換する必要も生じる。従って、品種切り替えの頻度が多くなると、点灯検査装置の稼働率が低下し、生産性が悪化するという問題があった。
この発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、ディスプレイパネルの品種切り替えに必要となる作業時間を短縮し、ディスプレイパネルの点灯検査における生産性を向上させるようにしたディスプレイパネルの点灯検査装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、ディスプレイパネルを離脱可能に保持するパネルホルダと、パネルホルダを離脱可能に搭載しパネルホルダに電力と映像信号を供給するホルダベースとを備え、パネルホルダが、ディスプレイパネルを離脱可能に載置する載置台と、ホルダベースからの電力と映像信号を受けてディスプレイパネルの点灯用信号を出力する駆動回路と、ディスプレイパネルの電極端子と駆動回路側の信号端子とを弾性部材の弾性力により離脱可能に加圧接続する加圧接続部材を備えるディスプレイパネルの点灯検査装置を提供するものである。
【0006】
加圧接続部材がディスプレイパネルの電極端子と駆動回路側の信号端子とを接触させる接触部材を備え、弾性部材が接触部材に加圧力を与える付勢部材であってもよい。
パネルホルダは被検査ディスプレイパネルの種類ごとに複数種類設けられ、被検査ディスプレイパネルに対応する種類のパネルホルダがホルダベースに載置されてもよい。
パネルホルダが運搬用の把持部を有してもよい。
弾性部材が圧縮ばねであってもよい。
【発明の効果】
【0007】
この発明の点灯検査装置によれば、ディスプレイパネルの品種(仕様)に対応するパネルホルダを用いてディスプレイパネルに点灯検査用の電力と映像信号を容易に接続することができ、しかもその接続が空気圧や電力等の動力を用いずに行われると共に維持されるので、ディスプレイパネルの品種の変化がパネルホルダによって完全に吸収され、ディスプレイパネルの点灯検査における生産性を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面に示す実施形態を用いてこの発明を詳述する。これによってこの発明が限定されるものではない。
この発明に係る製造ラインで製造されるプラズマディスプレイパネル(以下、PDPという)は、対向する2枚の基板間に表示用の放電セルをマトリクス配列したものである。具体的にはPDP100は、図1に示すような一対の背面基板アッセンブリ50と前面基板アッセンブリ50aから構成される。なお、図は1画素分(RGBの3セル)を示している。
【0009】
前面基板アッセンブリ50aにおいては、ガラス基板11の内面に、基板面に沿った面放電を生じさせるための横方向に延びる電極X,Yが、表示行を定める表示電極対Sとして配列される。電極X,Yは、それぞれがITO薄膜からなる幅の広い帯状の透明電極41と、金属薄膜からなる幅の狭い帯状のバス電極42から構成される。
バス電極42は、適正な導電性を確保するための補助電極である。電極X,Yを被覆するように誘電体層17が設けられる。誘電体層17の表面には保護膜18が被覆される。誘電体層17及び保護膜18はともに透光性を有している。
【0010】
次に、背面基板アッセンブリ50においては、ガラス基板21の内面に、表示電極Sと直交する方向にアドレス電極43が配列され、アドレス電極43を被覆するように誘電体層25が設けられ、誘電体層25上の各アドレス電極43の間には、直線状のリブ(隔壁)29が1つずつ設けられる。なお、リブ29は格子状に形成することも可能である。
背面基板アッセンブリ50では、これらのリブ29によって放電空間(放電セル)30がサブピクセル(単位発光領域)EU毎に区画され、且つ放電空間30の間隙寸法が規定される。
【0011】
そして、誘電体層25の上部及びリブ29の側面を含めて背面側の壁面を被覆するように、カラー表示のためのR,G,Bの3色の蛍光体層28が設けられる。
リブ29は低融点ガラスを主体とする材料からなり、添加剤の種類によって透明又は不透明に形成される。なお、リブ29の形成方法としては、ベタ膜状の低融点ガラス層の上に切削マスクを設け、サンドブラスト加工でパターニングする工程が用いられる。
【0012】
マトリクス表示における1行には表示電極Sが対応し、1列には1本のアドレス電極43が対応する。そして、3列が1ピクセル(画素)EGに対応する。つまり、1ピクセルEGはライン方向に並ぶR,G,Bの3つのサブピクセルEUから構成される。
アドレス電極43と電極Yとの間の対向放電(アドレス放電)によって、表示すべきセルを選択するための誘電体層17における壁電荷の形成が行われる。電極X,Yに交互にパルスを印加すると、前記アドレス放電による壁電荷の形成されたサブピクセルEUで表示用の面放電(主放電)が生じる。
【0013】
蛍光体層28は、面放電で生じた紫外線によって局部的に励起されて所定色の可視光を放つ。この可視光の内、ガラス基板11を透過する光が表示光となる。リブ29の配置パターンがいわゆるストライプパターンであることから、放電空間30の内の各列に対応した部分は、全てのラインに跨がって列方向に連続している。各列内のサブピクセルEUの発光色は同一である。
【0014】
次に、PDPの製造ラインについて図2を用いて説明する。
まず、前面基板搬入部101に、ガラス基板11を搬入し、透明電極形成部102において蒸着法又はスパッタ法とエッチング法とを組み合わせて基板11の表面にITO膜からなる帯状の透明電極41をパターニングする。
【0015】
次に、バス電極形成部103において印刷法等を用いて各透明電極41の端縁部に金属のバス電極42を形成する。
次に、誘電体層形成部104と保護膜形成部105において、誘電体層17と保護膜18を形成し、前面基板アッセンブリ50aが完成する。
【0016】
一方、背面基板搬入部106にガラス基板21を搬入し、アドレス電極形成部107において印刷法等を用いて基板21上に金属のアドレス電極43を形成する。次に、誘電体層形成部108において、アドレス電極43の上に誘電体層25を形成する。さらに、隔壁形成部109において、隔壁29を形成し、蛍光体層形成部110において、蛍光体層28を形成する。
【0017】
次に、シールフリット形成部111において、基板21の表面の周縁部にシールフリット材を印刷法で塗布する。それによって基板21の周縁部には封止用のシールフリットが形成され、背面基板アッセンブリ50が完成する。
【0018】
次に、パネル組み立て部112において、前面基板アッセンブリ50aと背面基板アッセンブリ50とを、図1に示すように組み合わせる。次に、封止・排気部113において、アッセンブリ50,50aのシールフリットを加熱すると共に内部の排気を行う。それによって両基板アッセンブリの貼り合わせ(封止)が行われ、かつ、貼り合わされた基板アッセンブリ間の空間内の排気が行われる。
次に、ガス封入部114において、前記空間(セル間)に放電ガスを封入し、PDP100が完成する。
【0019】
次に、点灯検査部115において、後述する点灯検査装置を用いた検査ラインによりPDP100の点灯検査を行う。検査に合格したPDP100に、回路組込み部116において、駆動回路を実装してPDPモジュールとして完成させる。
【0020】
図3は、点灯検査部115の検査ラインで用いる点灯検査装置において、点灯信号を供給するときのPDP100の端部を示す概略構成図である。PDP100では、図1に示すように、対向して配置された一対の前面基板アッセンブリ50aと背面基板アッセンブリ50の各対向面にそれぞれ複数のバス電極42とアドレス電極43が互いに直交する方向に配列されるとともに、基板端部に導出されている。
【0021】
アッセンブリ50、50aの周辺端部には、図3に示すように、バス電極43、アドレス電極42を延長することにより形成された複数の電極端子53を有する電極端子ブロック54が複数配置される。この各電極端子ブロック54には、点灯検査用の点灯信号(パネルの駆動信号)を供給するための信号端子部15が後述するように接触した状態で保持される。
【0022】
信号端子部15は、上下2枚の絶縁フィルム55間に銅箔の導電性パターン56を形成したフレキシブルプリント配線板(FPC)により構成される。つまり、導電性パターン56の先端部を絶縁フィルム55から露出させることにより、PDP100の電極端子53のそれぞれに電気的に接触させるための信号端子57が形成されている。
【0023】
図4は点灯検査装置に用いるパネルホルダ58の概略説明図であり、図4(a)はパネルホルダ58をホルダベース63上から分離した状態を示す図であり、図4(b)はパネルホルダ58をホルダベース63上に合体させた状態を示す図である。
【0024】
パネルホルダ58には、検査対象であるPDP100を保持するためのパネル載置台13が設けられている。パネル載置台13の背面側には、PDP100を点灯させるための信号を発生する点灯検査用の駆動回路14が取り付けられており、駆動回路14で発生した信号はFPC91と信号端子部15を介してPDP100に供給される。
なお、駆動回路14は実際の表示に用いる駆動回路と同じものを使用できるし、検査専用の回路であってもよい。
【0025】
信号端子部15は、PDP100の電極端子53とFPC15の信号端子57とを加圧して接触させる加圧接続部材19によってPDP100に接続される。
複数個の加圧接続部材19がPDP100の電極端子ブロック54(図3)に対応する位置に配置されている。
【0026】
また、パネルホルダ58は、ホルダ固定部61、62によってホルダベース63に固定保持され、かつ、ホルダベース63に着脱可能に設置される構成となっている。すなわち、ホルダベース63上にパネルホルダ58を載置した後、ホルダ固定部62が矢印64の方向に移動することにより固定保持される。
さらにパネルホルダ58は運搬用の把持部を有し、検査作業者が持ち運びできるようになっている。
なお、図4中の68、69は電気接続するためのコネクタであり、コネクタ68、69を介してホルダベース63から点灯検査用の駆動回路14に電力と映像信号が供給される。
【0027】
図5は、加圧接続部材19の詳細説明図である。
加圧接続部材19は、一対の上アーム92と下アーム93とを備え、上アーム92と下アーム93は支点94によって互いに枢動可能に支持される。
上アーム92と下アーム93は、それぞれの一端に上アゴ95と下アゴ96とを有し、それぞれの他端の間に圧縮ばね97が装着されている。そして、上アゴ95と下アゴ96は、圧縮ばね97により、PDP100の電極端子53に点灯検査側の信号端子部15の信号端子57(図1)を押圧するように付勢される。
【0028】
図6は、点灯検査部115(図2)における検査ラインの全体構成を示す説明図である。図6において、72は点灯検査前のPDP100をパネルストッカ201から供給するパネル供給コンベアである。73は点灯検査が終了したPDP100を矢印207の方向に搬出するパネル搬出コンベアである。パネル供給コンベア72とパネル搬出コンベア73との間には、PDP100の点灯検査を行う点灯検査ライン74が設けられている。
この検査ライン74上には点灯検査部741が設けられている。なお、点灯検査部741は図7に示すようにライン外に設置することも可能で、この場合、複数の点灯検査部(図7では2台)を設置することにより点灯検査作業の効率化が図れる。
【0029】
このライン構成においてPDP100の点灯検査方法について、次に説明する。
まず、パネルストッカ201に収容されている複数のPDP100の1つがパネル供給コンベア72上を矢印75の方向に搬出される。
【0030】
搬出されたPDP100の品種(仕様)に対応するパネルホルダ58が、ホルダストッカ202に収容されている複数のパネルホルダ58の中から選択され、ホルダ供給コンベア204上を矢印205方向に搬出される。そして、パネル装填位置76aにおいて、PDP100はパネルホルダ58に装填される。つまり、PDP100が図4(a)に示すように、パネルホルダ58のパネル載置台13上に固定される。この後、加圧接続部材接続位置76bにおいて加圧接続部材19によりPDP100の電極端子53に点灯検査側の端子部15が接続される。
【0031】
PDP100が装填され、かつ、電極端子53に信号端子部15が接続された状態のパネルホルダ58は、図6の例では点灯検査部741内の点灯検査位置77に搬送され、点灯検査位置77のホルダベース63上に点灯検査者によって図4(b)のように載置される。なお、図7の例ではパネルホルダ58は搬出コンベアによって搬出口76cに搬出され、点灯検査者により矢印208のように点灯検査部741に運搬され(持ち運び又は台車を使用)てからホルダベース63上に載置される。そして、図4(a)のように、ホルダ固定部62を矢印64の方向(ホルダ固定方向)に移動させることにより、パネルホルダ58をホルダベース63上に固定する。このとき、コネクタ68、69が互いに接続される。
なお、パネルホルダ58のホルダベース63上への載置および固定は機械的に行うことも可能である。
【0032】
その状態でPDP100の点灯検査が行われる。パネルホルダ58に設けられたコネクタ69には、電力と映像信号がホルダベース63からコネクタ68を介して供給される。コネクタ69で受けた電力および映像信号は点灯検査用の駆動回路14に供給されPDP100を点灯させる信号(点灯信号)が生成され、この点灯信号が信号端子部15を介してPDP100に供給されて点灯状態となり、目視あるいは自動認識により検査が行われる。
【0033】
PDP100の点灯検査が終了した後、図7の例ではパネルホルダ58を点灯検査位置77においてホルダベース63から取り外し、加圧接続部材離脱位置80bにてパネルホルダ58内の加圧接続部材19をPDP100から離脱させ、パネル離脱位置80aに移動させる。パネル離脱位置80aにおいて、PDP100をパネルホルダ58から取り外し、パネル搬出コンベア73で矢印207の方向(パネル搬出方向)へ搬出する。パネルホルダ58は、ホルダ回収コンベア203で矢印206の方向へ搬送されホルダストッカ202へ回収される。
なお、図7の例ではパネルホルダ58はホルダベース63から取り外された後、点灯検査者により矢印209のようにラインの搬入口80cに運搬され、搬入コンベアによってライン内に搬入される。そして、加圧接続部材離脱位置80bにてパネルホルダ58内の加圧接続部材19をPDP100から離脱させパネル離脱位置80aに移動させる。パネル離脱作業以降は図6の例と同じである。
【0034】
ところで、検査対象となるPDP100の品種切り替えを行う場合、品種の異なるPDP100では、電極端子ブロック54(図3)のピッチや入力端子数等が異なるため、電極端子ブロック54に合わせて、点灯検査側の信号端子部15における信号端子57のピッチや端子本数を変更する必要が生じる。このため、品種切り替えを行う場合は、検査対象となるPDP100の電極端子ブロック54の形状に合わせて信号端子部15を交換する必要がある。
【0035】
この実施の形態によるディスプレイパネルの点灯検査装置では、それぞれの品種のPDP100に対応するように、電極端子ブロック54の端子の本数とピッチ、PDP100の大きさなどに合わせて、あらかじめ複数種類のパネルホルダ58を用意している。
【0036】
従って、品種の異なるPDP100に適合するパネルホルダ58を選択するだけで簡単に品種切り替えに対応することができる。特に、多品種少量生産等の品種切り替えを頻繁に行う必要がある場合、品種切り替え時間を大幅に短縮できることにより、点灯検査装置の稼働率を向上させることができ、PDPの点灯検査における生産性を向上させることができる。
【0037】
なお、前述の実施形態においては、PDP100の電極端子53に、図3に示すようにFPCの導電パターン56の先端を単に露出させて形成した信号端子57を加圧接触によって接続するようにしているが、その接続形態はこれに限定されず、さらに次のような形態が挙げられる。
【0038】
(1)電極端子53と信号端子57の接触部の少なくとも一方にバンプ(突起)を形成して電気的接触性を向上させる。
(2)バネ性のあるコネクタピンを備えたコネクタをFPC91の先端に接続し、そのコネクタピンを信号端子57とする。
(3)FPC91の先端にバネ性を必要としないコネタクピンを備え、そのコネクタピンをゴム製のような均一加圧可能な部材を備えた加圧接続部材19にて加圧接続させる。
また、加圧接続部材19もこの実施態様のものに限られず、加圧接続部材19自身がバネ性を持つような構成にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】この発明に係るPDPの分解斜視図である。
【図2】この発明に係るPDPの製造ラインの説明図である。
【図3】この発明に係るPDPの電極端子部分の要部拡大図である。
【図4】この発明に係る点灯検査装置の説明図である。
【図5】この発明に係る点灯検査装置の要部拡大説明図である。
【図6】この発明に係る点灯検査ラインの説明図である。
【図7】この発明に係る点灯検査ラインの変形例の説明図である。
【符号の説明】
【0040】
13 パネル載置台
14 点灯検査用の駆動回路
15 信号端子部
19 加圧接続部材
50 背面基板アッセンブリ
50a 前面基板アッセンブリ
53 電極端子
54 電極端子ブロック
55 絶縁フィルム
56 導電性パターン
57 信号端子
58 パネルホルダ
61、62 ホルダ固定部
63 ホルダベース
68、69 コネクタ
72 パネル供給コンベア
73 パネル搬出コンベア
74 点灯検査ライン
76a パネル装填位置
76b 加圧接続部材接続位置
76c パネルホルダ搬出口
77 点灯検査位置
80a パネル離脱位置
80b 加圧接続部材離脱位置
80c パネルホルダ搬入口
91 FPC
92 上アーム
93 下アーム
94 支点
95 上アゴ
96 下アゴ
97 圧縮ばね
100 PDP
201 パネルストッカ
202 ホルダストッカ
203 ホルダ回収コンベア
204 ホルダ供給コンベア
741 点灯検査部
【出願人】 【識別番号】599132708
【氏名又は名称】富士通日立プラズマディスプレイ株式会社
【出願日】 平成18年6月29日(2006.6.29)
【代理人】 【識別番号】100065248
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信太郎


【公開番号】 特開2008−8779(P2008−8779A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−180009(P2006−180009)