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【発明の名称】 個別ガス機器運転検出装置
【発明者】 【氏名】大垣 雅由

【氏名】村瀬 孝治

【氏名】中塚 隆

【氏名】田部 稔

【要約】 【課題】ガス機器を買い換えたり、改造したりすることなく、容易にガス事業者が料金施策を実施できるようにする個別ガス機器運転検出装置を提供することを目的とする。

【解決手段】ガスメータ26と、個別ガス機器運転検出手段と、ガスメータ26とT−NCU29及び/又は個別ガス機器運転検出手段とT−NCU29との間を無線により通信する無線通信手段と、T−NCU29とガス事業者のコンピュータを回線により接続する回線通信手段30とを備え、ガスメータ26と個別ガス機器運転検出手段で取得する使用状況判別情報に基づいて予め定めた特定の処理を実行するようにしている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
単一住戸の総ガス使用量を計測するガスメータと、
ガス器具別あるいは用途別のガス使用状況を検出する個別ガス機器運転検出手段と、
ガスメータとT−NCU及び/又は個別ガス機器運転検出手段とT−NCUとの間を無線により通信する無線通信手段と、
T−NCUとガス事業者のコンピュータを回線により接続する回線通信手段と、を備え、前記個別ガス機器運転検出手段は、家庭内のガス通路途中に取り付けて器具別あるいは用途別のガス使用状況を検出するガス流検出手段と、検出結果をT−NCUに送信する電波送信機を有し、
前記ガスメータは、総ガス使用量のデータをT−NCUに送信する電波送信機を有し、
前記T−NCUはガスメータと個別ガス機器運転検出手段からの送信データを受信する電波受信機を有すると共に受信データを回線通信手段を介してガス事業者のコンピュータに送信し、
ガスメータと個別ガス機器運転検出手段で取得する使用状況判別情報に基づいて予め定めた特定の処理を実行する、個別ガス機器運転検出装置。
【請求項2】
個別ガス機器運転検出手段は、家庭内のガス通路途中に着脱自在に取り付け可能とした請求項1記載の個別ガス機器運転検出装置。
【請求項3】
個別ガス機器運転検出手段は、両端部に竹の子状のゴム管継ぎ手を設け、ゴム管を用いた接続形態とした請求項2記載の個別ガス機器運転検出装置。
【請求項4】
個別ガス機器運転検出手段は、Oリングのシール部を有する迅速継ぎ手を介して家庭内のガス通路途中に接続した請求項2記載の個別ガス機器運転検出装置。
【請求項5】
個別ガス機器運転検出手段に表示器を備え、器具別あるいは用途別のガス使用量を表示可能とした請求項1記載の個別ガス機器運転検出装置。
【請求項6】
表示器を備え、ガスメータで計測する総ガス使用量と、個別ガス機器運転検出手段で計測する予め定めたガス器具あるいは特定用途のガス使用量を表示可能とした請求項1記載の個別ガス機器運転検出装置。
【請求項7】
表示器を備え、ガスメータで計測する総ガス使用量と個別ガス機器運転検出手段で計測する予め定めたガス器具あるいは特定用途のガス使用量を用いて予め定めた特定の処理を実行した結果を表示する請求項1記載の個別ガス機器運転検出装置。
【請求項8】
予め定めた特定の処理は、料金割引処理である請求項1又は7記載の個別ガス機器運転検出装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス機器のガス使用量の検出する個別ガス機器運転検出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ガス使用量の検出はガスメータによる住戸ごとによるものか、ガス機器そのものに検出手段を設けるものが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
これは、図7に示すように、バーナ1へ供給されるガスは比例弁2で制御される。この比例弁2の開度を比例弁開度検知手段3にて検出し、演算手段4に伝達する。演算手段4は伝達された比例弁開度と、自ら計測する比例弁2の開弁時間からガス使用量を演算し、その積算結果を表示手段5に表示させる。
【特許文献1】特許第3528274号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の構成では、ガス事業者がガスの用途別の料金施策をとろうとすると、ガス使用量の検出手段をガス機¥器ごとに持つ必要がある。例えば、ガス事業者が暖房という用途に限定した料金施策をとろうとすると、すでに使用者が保有しているガス暖房機すべてにガス使用量の検出手段を取り付けるか、または、使用者にすべてのガス暖房機を買い替えてもらう必要があるという課題を有していた。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者がいま持っているガス機器を買い換えたり、改造したりすることなく、家庭内のガス配管に取り付けることで容易にガス事業者が料金施策を実施できるようにする個別ガス機器運転検出装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記従来の課題を解決するために、本発明の個別ガス機器運転検出装置は、単一住戸の総ガス使用量を計測するガスメータと、ガス器具別あるいは用途別のガス使用状況を検出する個別ガス機器運転検出手段と、ガスメータとT−NCU及び/又は個別ガス機器運転検出手段とT−NCUとの間を無線により通信する無線通信手段と、T−NCUとガス事業者のコンピュータを回線により接続する回線通信手段とを備え、個別ガス機器運転検出手段は、家庭内のガス通路途中に取り付けて器具別あるいは用途別のガス使用状況を検出するガス流検出手段と、検出結果をT−NCUに送信する電波送信機を有し、ガスメータは、総ガス使用量のデータをT−NCUに送信する電波送信機を有し、T−NCUはガスメータと個別ガス機器運転検出手段からの送信データを受信する電波受信機を有すると共に受信データを回線通信手段を介してガス事業者のコンピュータに送信し、ガスメータと個別ガス機器運転検出手段で取得する使用状況判別情報に基づいて予め定めた特定の処理を実行するようにしたものである。
【0007】
上記発明によれば、家庭内で使用するガス使用量の総量を計測するガスメータ以外に、ガス器具毎にガスを供給する配管に取り付けて器具別あるいは用途別のガス使用状況を検出するガス流検出手段と、その検出結果を無線通信によりT−NCUに送信する電波送信機を一体的に組み込んだ個別ガス機器運転検出手段を設け、器具別あるいは用途別のガス使用情報とガスメータで計測する総ガス使用量のデータを無線でT−NCUに送信し、専用の通信回線を用いてガス事業者のコンピュータに送信するようにしているため、ガス事
業者は提供するサービスに対応したデータに基づいて特定の処理、例えばガス事業者が実施する料金施策等に適用することで、現在使用中の器具を買い換えたり、改造したりすることなく、ガス事業者が提供する料金割引サービス等を容易に実施することが可能となる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の個別ガス機器運転検出装置は、器具別あるいは用途別のガス使用情報とガスメータで計測する総ガス使用量のデータを無線でT−NCUに送信し、専用の通信回線を用いてガス事業者のコンピュータに送信するようにしているため、ガス事業者は提供するサービスに対応したデータに基づいて特定の処理、例えばガス事業者が実施する料金施策等に適用することで、現在使用中の器具を買い換えたり、改造したりすることなく、ガス事業者が提供する料金割引サービス等を容易に実施することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
第1の発明は、単一住戸の総ガス使用量を計測するガスメータと、ガス器具別あるいは用途別のガス使用状況を検出する個別ガス機器運転検出手段と、ガスメータとT−NCU及び/又は個別ガス機器運転検出手段とT−NCUとの間を無線により通信する無線通信手段と、T−NCUとガス事業者のコンピュータを回線により接続する回線通信手段とを備え、前記個別ガス機器運転検出手段は、家庭内のガス通路途中に取り付けて器具別あるいは用途別のガス使用状況を検出するガス流検出手段と、検出結果をT−NCUに送信する電波送信機を有し、前記ガスメータは、総ガス使用量のデータをT−NCUに送信する電波送信機を有し、前記T−NCUはガスメータと個別ガス機器運転検出手段からの送信データを受信する電波受信機を有すると共に受信データを回線通信手段を介してガス事業者のコンピュータに送信し、ガスメータと個別ガス機器運転検出手段で取得する使用状況判別情報に基づいて予め定めた特定の処理を実行するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
そして、家庭内で使用するガス使用量の総量を計測するガスメータ以外に、ガス器具毎にガスを供給する配管に取り付けて器具別あるいは用途別のガス使用状況を検出するガス流検出手段と、その検出結果を無線通信によりT−NCUに送信する電波送信機を一体的に組み込んだ個別ガス機器運転検出手段を設け、器具別あるいは用途別のガス使用情報とガスメータで計測する総ガス使用量のデータを無線でT−NCUに送信し、専用の通信回線を用いてガス事業者のコンピュータに送信するようにしているため、ガス事業者は提供するサービスに対応したデータに基づいて特定の処理、例えばガス事業者が実施する料金施策等に適用することで、現在使用中の器具を買い換えたり、改造したりすることなく、ガス事業者が提供する料金割引サービス等を容易に実施することが可能となる。
【0011】
第2の発明は、上記第1の発明において、特に、個別ガス機器運転検出手段は、家庭内のガス通路途中に着脱自在に取り付け可能としたことを特徴とするものである。
【0012】
そして、既存のガス配管に着脱自在に取り付けられるため、現在使用中の器具を買い換えたり、改造したりすることなく、器具別あるいは用途別のガス使用量を検出信号に連動してガスメータの計測機能を用いて計測することができるため、ガス事業者が提供する料金割引サービス等を容易に実施することが可能となり、また、サービス対象のガス機器が別の部屋に移動した場合、あるいは新しい器具に買い替えられた場合でも、個別ガス機器運転検出手段の取り替えが容易にできるため、引き続きガス事業者が提供する料金割引サービス等を受けることが可能となる。
【0013】
第3の発明は、上記第2の発明において、特に、個別ガス機器運転検出手段は、両端部に竹の子状のゴム管継ぎ手を設け、ゴム管を用いた接続形態としたことを特徴とするもの
である。
【0014】
そして、既存のガス配管に、両端が竹の子状のゴム管継ぎ手とした個別ガス機器運転検出手段をゴム管により接続することで、器具別あるいは用途別のガス使用量を計測することができ、この計測データを用いることでガス事業者が提供する料金割引サービス等を容易に実施することが可能となる。
【0015】
第4の発明は、上記第2の発明において、特に、個別ガス機器運転検出手段は、Oリングのシール部を有する迅速継ぎ手を介して家庭内のガス通路途中に接続したことを特徴とするものである。
【0016】
そして、既存のガス配管に着脱自在な迅速継ぎ手を介して個別ガス機器運転検出手段を取り付けているため、計測しようとするガス器具に後から簡単に取り付けることができ、ガス事業者が提供する料金割引サービス等を容易に実施することが可能となり、また、サービス対象のガス機器が別の部屋に移動した場合、あるいは新しい器具に買い替えられた場合でも、個別ガス機器運転検出手段の取り替えが容易にできるため、引き続きガス事業者が提供する料金割引サービス等を受けることが可能となる。
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0018】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における個別ガス機器運転検出装置を示している。
【0019】
図に示すように、本実施の形態における個別ガス機器運転検出装置は、家庭内のガス通路11途中に取付けてガス機器ごとのガス流検出をするガス流検出手段12と、一定時間を検出するタイマー16aと、ガス流検出手段がガスの流れを検出した時間を積算記憶するメモリー16bと、積算記憶したガス流検出時間を表示する表示器17とを備えたものである。
【0020】
前記ガス流検出手段12は、ガス通路11にガスの流れに応じて矢印方向に可動傾斜するバタフライ素子12aと、バタフライ素子12aの可動部に取付けた磁石13と、ガス通路11の外部のプリント基板14に設けたリードスイッチ15などから構成されている。
【0021】
また、プリント基板14には、タイマー16aおよびメモリー16bを有するマイコン16と、表示器17が半田付けされている。また、ガス通路11のガス流路の上流側および下流側の延長部は、たけのこ状のゴム管継ぎ手18となっており、このゴム管継ぎ手18の上下流にそれぞれゴム管19が接続され、上流側は宅内ガス配管に、下流側はガス機器につながっている。
【0022】
ここで、ガス機器が使用されてガスが流れると、ガス流によりバタフライ素子12aが可動傾斜して磁石13がリードスイッチ15に近づく。これにより、リードスイッチ15がONする。リードスイッチ15がONするのをマイコン16で検出すると同時に、マイコン16はその内部のタイマー16aとメモリー16bにてリードスイッチ15のON時間を積算記憶してカウントし、その積算記憶したガス流検出時間を表示器17に表示させる。
【0023】
このような構成によれば、例えば、本実施の形態における個別ガス機器運転検出装置につながるガス機器がガス暖房機であって、ガス料金の割引対象である場合、ガス事業者は
毎月のガスメータの検針時に表示器17の値を確認し、前月の表示器17の値を引けば今月の当該ガス機器の使用量がわかるので、特定の割引率で料金施策がとれることになる。これは、ガス事業者が石油を熱源とする暖房機器にランニングコスト面で対抗するため、暖房という用途に限ってその料金を下げたい場合などに有効である。
【0024】
なお、本実施の形態において、磁石13を持つバタフライ素子12aがガスの流れに応じてリードスイッチ15をONさせる構成としたが、バタフライ素子12aを羽根車形状とし、ガス通路11を流れるガス流量に比例して前記羽根車が回転し、羽根車の回転部に配した磁石13が羽根車の回転に比例してリードスイッチ15をONさせるようにすれば、リードスイッチ15のON/OFF周波数がガス通路11のガス量の比例データとして扱えるので、さらに精度の良い料金施策がとれることとなる。
【0025】
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における個別ガス機器運転検出装置を示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】
本実施の形態における個別ガス機器運転検出装置は、実施の形態1のゴム管継ぎ手18に代え、オス型の迅速継ぎ手20aとOリング20cを持つメス型の迅速継ぎ手20bを有している。オス型の迅速継ぎ手20aは宅内ガス配管の先端にあるメス型の迅速継ぎ手21aと、メス型の迅速継ぎ手20bは他端がガス機器と接続されているガスコード先端のオス型の迅速継ぎ手21bと接続されるものである。
【0027】
このような構成によれば、例えば、使用者が使用するガス機器を代えたとしても、迅速継ぎ手20a、20b、21a、21bにて容易に接続変更ができるので、ガス機器の部屋間移動や買い替えに対しても、問題なくガス事業者が上述のような料金施策が実施できる。なお、迅速継ぎ手のオス型、メス型はガスの流れ方向に対して、逆であっても構わない。
【0028】
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における個別ガス機器運転検出装置を示している。実施の形態1、2と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
【0029】
本実施の形態における個別ガス機器運転検出装置は、表示器17はプリント基板14上にはなく、ガス通路11とは分離されたところに設置され、リード線22を介してプリント基板14と電気接続されているものである。
【0030】
このような構成によれば、例えば、表示器17をガスメータの近傍に設置すれば、ガス事業者は住居内に入ることなくガスメータの検針時に使用者が留守であっても容易に表示器17の値を確認することができ、さらに確実な料金施策を実施できる。
【0031】
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における個別ガス機器運転検出装置を示している。実施の形態1〜3と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
【0032】
本実施の形態における個別ガス機器運転検出装置は、ガス流検出手段12側のプリント基板14には電波送信機23を、分離された表示器17側には電波受信機24を備え、積算記憶したガス流検出時間データを電波で送受信するようにしたものである。なお、表示器17側には表示制御マイコン25が電気接続されている。
【0033】
この構成により、表示すべきデータは電波送信機23から送信され、電波受信機24で
受信し、そのデータを受けた表示制御マイコン25が表示器17に表示させる。この場合、無線電波で送受信するのはリードスイッチ15のON信号とし、表示制御マイコン25がその内部タイマーでリードスイッチ15のON時間を積算カウントしてもよい。
【0034】
このような構成によれば、ガス流検出手段12と表示器17の間にリード線が不要となるので、煩雑な宅内のガス機器近傍から宅外のガスメータ近傍までのケーブル配線工事が不要となり、既築住宅においても表示器17の設置場所などの自由度が増すという有利な効果を有する。
【0035】
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5における個別ガス機器運転検出装置を示している。実施の形態1〜4と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
【0036】
本実施の形態における個別ガス機器運転検出装置は、積算記憶したガス流検出時間データをガスメータ26に送信するようにしたものである。
【0037】
すなわち、プリント基板14とガスメータ26はリード線22を介してマイコンメータ端子27にて接続されている。また、ガスメータ26は液晶の表示部28を備えている。マイコン16はリードスイッチ15のON信号をリード線22とマイコンメータ端子27を介してガスメータ26に送信し、ガスメータ26はリードスイッチ15のON信号があるときだけのガス使用量を料金割引すべきガス使用量として積算記憶し、表示部28にガスメータ26を通過する累積ガス量、つまり、単一住戸の総ガス使用量を表示すると同時に、上記料金割引すべきガス使用量を並べて表示するようにしている。
【0038】
このような構成によれば、ガス事業者はガスメータ26の検針時にその表示部28のみを確認するだけで、単一住戸の総ガス使用量と料金割引すべきガス使用量を確認することができ、さらに容易に料金施策をすることができる。
【0039】
なお、本実施の形態において、単一住戸の総ガス使用量と料金割引すべきガス使用量を並べて表示したが、時分割表示しても良いし、通常は単一住戸の総ガス使用量のみ表示しておき、ガスメータ26に何らかの操作した時のみ料金割引すべきガス使用量を表示してもよい。また、料金割引すべきガス使用量のデータから割引分のガス使用量を総ガス使用量から差し引いて表示しても良いし、請求すべき金額を表示してもよい。
【0040】
また、プリント基板14とマイコンメータ端子27の間はリード線22にて接続したが、リード線22を使わずに無線電波による通信としてもよい。また、マイコンメータ端子27は一対の端子で、リードスイッチ15のON信号入力は単一としたが、マイコンメータ端子27が複数あっても構わない。
【0041】
(実施の形態6)
図6は、本発明の実施の形態6における個別ガス機器運転検出装置を示している。実施の形態1〜5と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
【0042】
本実施の形態における個別ガス機器運転検出装置は、積算記憶したガス流検出時間データをT−NCU29に送信するようにしている。T−NCU29は、電話回線30と接続されている。また、プリント基板14とT−NCU29はリード線22にて接続されている。そして、T−NCU29はリードスイッチ15のON信号を受けて、その累積ON時間を積算カウントし、ガスメータ26から受けた総ガス量データと一緒に電話回線30を通じてガス事業者の事務所のコンピュータに送信し、割引後の請求ガス料金を計算するものである。
【0043】
なお、T−NCU29とガス事業者の事務所のコンピュータとの通信回線は電話回線30としたが、通信料金が通信回数に比例しないADSLや光ファイバーのインターネット回線とすれば、リードスイッチ15のON信号やOFF信号をT−NCU29が受けるごとに、ガスメータ26の総ガス量データを送信するようにして、ガス事業者の事務所のコンピュータにてさらに複雑なガス料金の計算が可能となる。また、プリント基板14とT−NCU29の間はリード線22にて接続したが、リード線22を使わずに無線電波による通信としてもよい。
【0044】
このような構成によれば、T−NCU29を使ったガスメータの自動検針のインフラを使用して、ガス料金施策ができるというさらに有利な効果を有する。
【産業上の利用可能性】
【0045】
以上のように、本発明に係る個別ガス機器運転検出装置は、使用者が既存のガス機器を買い換えたり、改造したりすることなく、家庭内のガス配管に取付けることで容易にガス事業者が料金施策を実施できるので、工業用などにも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の実施の形態1における個別ガス機器運転検出装置の断面図
【図2】本発明の実施の形態2における個別ガス機器運転検出装置の断面図
【図3】本発明の実施の形態3における個別ガス機器運転検出装置の断面図
【図4】本発明の実施の形態4における個別ガス機器運転検出装置の断面図
【図5】本発明の実施の形態5における個別ガス機器運転検出装置の断面図
【図6】本発明の実施の形態6における個別ガス機器運転検出装置の断面図
【図7】従来のガス暖房機のガス使用量検出手段を示す図
【符号の説明】
【0047】
11 ガス通路
12 ガス流検出手段
12a バタフライ素子
13 磁石
14 プリント基板
15 リードスイッチ
16 マイコン
16a タイマー
16b メモリー
17 表示器
20a、20b、21a、21b 迅速継ぎ手
23 電波送信機
24 電波受信機
26 ガスメータ
28 表示部
29 T−NCU
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成20年4月9日(2008.4.9)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄

【識別番号】100109667
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 浩樹

【識別番号】100109151
【弁理士】
【氏名又は名称】永野 大介


【公開番号】 特開2008−185594(P2008−185594A)
【公開日】 平成20年8月14日(2008.8.14)
【出願番号】 特願2008−101230(P2008−101230)