【特許請求の範囲】
【請求項1】 流体を流すための複数の流路を内部に持ち外形が偏平の板状で長尺のアルミニウムを主成分とする偏平チューブを長手方向の途中でU字状に折り返し成形した乃至は繰り返しU字状に折り返して蛇行状に成形したU字状偏平チューブの直管部分を、該U字状偏平チューブの断面形状とチューブピッチに合わせて多数のスリット状切り欠きを設けた薄肉のアルミニウムのプレートフィンを多数枚数積み重ねたフィン組み立てのスリット状切り欠き溝にその挿入先端である側端面から挿入し、前記偏平チューブ外表面と前記プレートフィンの前記スリット状切り欠き側の端面とをロー付けすることにより接合して組み立てた熱交換器に於いて、前記偏平チューブとして長手方向にその厚さ寸法が同一でその幅寸法が縮小乃至は拡大した偏平チューブを用いた事を特徴としたフィンチューブ熱交換器。 【請求項2】 流体を流すための複数の流路を内部に持ち外形が偏平の板状で長尺のアルミニウムを主成分とする偏平チューブを長手方向の途中でU字状に折り返し成形した乃至は繰り返しU字状に折り返して蛇行状に成形したU字状偏平チューブの直管部分を、該U字状偏平チューブの断面形状とチューブピッチに合わせて多数のスリット状切り欠きを設けた薄肉のアルミニウムのプレートフィンを多数枚数積み重ねたフィン組み立てのスリット状切り欠き溝にその挿入先端である側端面から挿入し、前記偏平チューブ外表面と前記プレートフィンの前記スリット状切り欠き側の端面とをロー付けすることにより接合して組み立てた熱交換器に於いて、前記プレートフィンにおける前記スリット状切り欠き部分のフィン材料を切り捨てずに2つの前記スリット状切り欠きに挟まれたベロ状のフィン部分へと引き寄せながら多数の切り起こしルーバの形成に活用するなど、前記スリット状切り欠き部分のフィン材料を用いて全体のフィン有効面積を拡大し、熱交換に利用できる構造とした事を特徴としたフィンチューブ熱交換器。 【請求項3】 流体を流すための複数の流路を内部に持ち外形が偏平の板状で長尺のアルミニウムを主成分とする偏平チューブを長手方向の途中でU字状に折り返し成形した乃至は繰り返しU字状に折り返して蛇行状に成形したU字状偏平チューブの直管部分を、該U字状偏平チューブの断面形状とチューブピッチに合わせて多数のスリット状切り欠きを設けた薄肉のアルミニウムのプレートフィンを多数枚数積み重ねたフィン組み立てのスリット状切り欠き溝にその挿入先端である側端面から挿入し、前記偏平チューブ外表面と前記プレートフィンの前記スリット状切り欠き側の端面とをロー付けすることにより接合して組み立てた熱交換器に於いて、前記偏平チューブの横断面形状が前記スリット状切り欠き溝に挿入する挿入先端が大略半円形状で且つ該半円形状部分から厚さが徐々に拡大する部分を有する事を特徴としたフィンチューブ熱交換器。 【請求項4】 流体を流すための複数の流路を内部に持ち外形が偏平の板状で長尺のアルミニウムを主成分とする偏平チューブを長手方向の途中でU字状に折り返し成形した乃至は繰り返しU字状に折り返して蛇行状に成形したU字状偏平チューブの直管部分を、該U字状偏平チューブの断面形状とチューブピッチに合わせて多数のスリット状切り欠きを設けた薄肉のアルミニウムのプレートフィンを多数枚数積み重ねたフィン組み立てのスリット状切り欠き溝にその挿入先端である側端面から挿入し、前記偏平チューブ外表面と前記プレートフィンの前記スリット状切り欠き側の端面とをロー付けすることにより接合して組み立てた熱交換器に於いて、前記スリット状切り欠き側のフィン端面に前記偏平チューブに当接する為の折り曲げ部分を設けると同時に、2つの前記スリット状切り欠きの間のベロ状のフィン部分とその根元側に置けるフィン全体を上下に連続するプレートフィン部分の双方にフィンの折れ曲がり防止用として山状の断面を持つ別々のビードを形成した事を特徴としたフィンチューブ熱交換器。 【請求項5】 流体を流すための複数の流路を内部に持ち外形が偏平の板状で長尺のアルミニウムを主成分とする偏平チューブを長手方向の途中でU字状に折り返し成形した乃至は繰り返しU字状に折り返して蛇行状に成形したU字状偏平チューブの直管部分を、該U字状偏平チューブの断面形状とチューブピッチに合わせて多数のスリット状切り欠きを設けた薄肉のアルミニウムのプレートフィンを多数枚数積み重ねたフィン組み立てのスリット状切り欠き溝にその挿入先端である側端面から挿入し、前記偏平チューブ外表面と前記プレートフィンの前記スリット状切り欠き側の端面とをロー付けすることにより接合して組み立てた熱交換器に於いて、前記2つのスリット状切り欠きの間のベロ状のフィン部分とその根元側に置ける上下に連続するプレートフィン部分の双方の部分にフィンピッチに大略等しい高さの切り起こしブリッジを夫々設けることにより隣接するフィン同志を所定のピッチ寸法に保つようにした事を特徴としたフィンチューブ熱交換器。 【請求項6】 流体を流すための複数の流路を内部に持ち外形が偏平の板状で長尺のアルミニウムを主成分とする偏平チューブを長手方向の途中でU字状に折り返し成形した乃至は繰り返しU字状に折り返して蛇行状に成形したU字状偏平チューブの直管部分を、該U字状偏平チューブの断面形状とチューブピッチに合わせて多数のスリット状切り欠きを設けた薄肉のアルミニウムのプレートフィンを多数枚数積み重ねたフィン組み立てのスリット状切り欠き溝にその挿入先端である側端面から挿入し、前記偏平チューブ外表面と前記プレートフィンの前記スリット状切り欠き側の端面とをロー付けすることにより接合して組み立てた熱交換器に於いて、前記プレートフィンを垂直に設置したときに前記スリット状切り欠きを水平面に対し傾斜させて形成し、これに対応して前記スリット状切り欠きの傾斜角度に合わせて直管部分が幅方向に傾斜したU字状偏平チューブ組み立てを用いることにより、前記熱交換器前面を垂直に設置した時に前記U字状偏平チューブが水平面に対し幅方向に傾斜している事を特徴としたフィンチューブ熱交換器。 【請求項7】 前記U字状扁平チューブ組み立てとしてU字曲げ部以外の前記直管部分を前記U字曲げ部に対して前記傾斜角度だけ捻じり成形加工して傾斜させたU字状偏平チューブ組み立てを用いた事を特徴とした請求項6に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項8】 請求項1に示された前記幅寸法が長手方向に縮小乃至は拡大した前記偏平チューブを用いて請求項7に示された様に捻じり成形加工した前記U字状偏平チューブ組み立を用いた事を特長とした請求項7に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項9】 前記偏平チューブの前記挿入先端の近傍の下面乃至は上面乃至は両面にチューブ長さ方向に渡って窪みを設け、前記プレートフィンの前記スリット状切り欠きにおける前記窪みと相対する位置に前記窪みと嵌め合う形状の凸部を設け、それらが嵌まりあう事により前記偏平チューブが前記スリット状切り欠き溝の最奥部に挿入された状態で係止するようにした事を特徴とした請求項1、2、3、4、5、6、7、8の何れか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項10】 前記プレートフィンに成形した2つの前記スリット状切り欠きの間の前記ベロ状のフィン部分に於いて、該フィン部分上に波板を成形、乃至はルーバ条を隙間なく成形する等により前記スリット状切り欠き側に向けて弾力性を持たせ、且つスリット状切り欠きの高さ寸法が前記U字状偏平チューブの対応する部分の厚さ寸法より僅かに小さな寸法に設定した事を特徴とした請求項2、3、4、5、6、7、8の何れか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項11】 前記熱交換器前面を垂直状態で設置した場合に比べて前記U字状扁平チューブの挿入先端が低く後端が高くなるように熱交換器全体を傾斜させて装置に設置した事を特徴とした請求項1、2、3、4、5の何れか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項12】 請求項6に示された前記U字状偏平チューブの前記直管部分の幅方向の前記傾斜角度よりも該直管部分の水平面に対する傾斜角度がより大きな角度で傾斜した状態となる様に全体を傾斜させた状態で装置に取り付けられた事を特徴とした請求項6、7、8の何れか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項13】 複数の前記U字状偏平チューブが前記積重ねた前記フィン組み立の端部から突き出た先端を、内部に流路を持ちU字状乃至はS字状など前記U字状偏平チューブの先端の断面形状をなぞる様に曲げ成形された連結管の片側の側面に設けられた複数の挿入口に夫々挿入し、該連結管の該挿入口と前記偏平チューブ先端部とをロー付けすることにより複数の前記U字状偏平チューブの回路を連結させて連続する乃至は合流する乃至は分流する回路を構成した事を特徴とした請求項1、3、6、7、8の何れか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項14】 請求項13に記載された前記連結管の少なくとも片方の管路端部を他の冷媒回路と接続させる為に延長し、該他の冷媒回路と2つ乃至は多数の前記U字状偏平チューブの回路とを請求項13に示された方法により連結接合させて2つ乃至は多数の前記U字状偏平チューブの回路を前記他の冷媒回路と連通させた事を特徴とした請求項1、3、6、7、8の何れか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項15】 夫々の幅を足し合わせても該スリット状切り欠き溝を構成するスリット状切り欠きの長さに等しいか又は小さい前記U字状偏平チューブの2本の直管部を一緒に挿入したスリット状切り欠き溝を全部のスリット状切り欠き溝の中で一本乃至は複数本保有する事を特徴とした請求項1、2、3、4、5、6、7、8の何れか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項16】 前記フィンチューブ熱交換器における前記偏平チューブの前記直管部の所定長さに渡り前記プレートフィンの無い区間を設け、前記フィンチューブ熱交換器全体を大略ハの字状乃至はL字状にするために、当該所定長さの区間の当該U字状偏平チューブを捻じり成形させながら曲げ成形を同時に行って、該曲げ成形に置ける前記U字状偏平チューブの外側の端部はなだらかな円弧で最短距離を結ぶように、且つ内側の端部はより小さな円弧で外側に膨らませるように成形する事によって前記フィンチューブ熱交換器全体を前記ハの字状乃至はL字状の形状に成形した事を特徴とした請求項1、2、3、4、5の何れか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項17】 前記フィンチューブ熱交換器における前記偏平チューブの前記直管部の所定長さに渡り前記プレートフィンの無い区間を設け、前記フィンチューブ熱交換器全体を大略ハの字状乃至はL字状にするために、当該所定長さの区間の当該U字状偏平チューブの平坦面の傾斜を更に大きく傾斜する方向に捻じり成形させながらフィンチューブ熱交換器の曲げ成形を同時に行って、前記U字状偏平チューブの該曲げ成形に置ける外側の端部はなだらかな円弧で最短距離を結ぶように、且つ内側の端部はより小さな円弧で外側に膨らませるように成形する事によって熱交換器全体を前記ハの字状乃至はL字状の形状に成形した事を特徴とした請求項6、7、8の何れか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 【請求項18】 請求項16、17の何れか1項のフィンチューブ熱交換器の製造方法として、請求項1〜8の何れか1項に夫々記載の夫々のフィンチューブ熱交換器を用いて、前記大略ハの字状乃至はL字状に曲げ成形するために前記捻じり成形と前記曲げ成形が半分程度進んだ段階で、前記所定位置の対象チューブ全体を成形型によって当該U字状偏平チューブの前記所定長の部分を曲げ成形の内側と外側から締め付けることにより当該偏平チューブを所定の形状に成形し、前記フィンチューブ熱交換器全体を所定の前記ハの字状乃至はL字状に曲げ成形を完成させる事を特徴としたフィンチューブ熱交換器の曲げ成形加工方式。
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