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【発明の名称】 燃焼装置およびその配置構造
【発明者】 【氏名】飯泉 和之

【氏名】駒木 裕史

【氏名】飯塚 靖

【要約】 【課題】排気筒を取り付けるアダプタを奥行き方向にはみ出さずに燃焼装置の上側に固定可能とする。

【解決手段】バーナを内蔵して成る内部ユニット10をケース40に挿入収容する。バーナ燃焼の排気ガスの排気口7,8を、ケース40の上面壁3と内部ユニット10の上面2に設け、該上面2に、排気口8を囲む排気シールパッキン9をパッキン位置規制部材11により位置規制して配設する。ケース40の上面壁3からシール部12を下側に突出させ、排気シールパッキン9をシール部12で上側から押圧して圧縮しながら内部ユニット10を挿入移動させる。内部ユニット10の移動時に排気シールパッキン9の先端側が上側にめくり上がることをパッキン押さえ部材13により防止し、排気口7,8を位置合わせして、排気口7,8の周辺でシール部12により排気シールパッキン9を圧縮して内部ユニット10をケース40内に気密状態で固定する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バーナと該バーナによって加熱される熱交換器とを筐体内に内蔵して成る内部ユニットが、ケースの一端面側に形成されたユニット挿入口側から前記ケースの奥端面側に向けて挿入されて前記ケース内に収容されており、前記内部ユニットの挿入先端寄りの筐体上面には前記バーナの燃焼により発生する排気ガスの排気口が形成され、前記筐体の上面側に排気シールパッキンの配置位置を規制するパッキン位置規制部材が設けられていて、該パッキン位置規制部材により位置が規制されて前記排気口を囲む態様で前記筐体上面の上側に排気シールパッキンが設けられており、前記ケースの上面壁には前記筐体の排気口に対向する排気口が形成されて、該排気口を囲むケース上面壁には下側に突出して前記排気シールパッキンを押圧するシール部が設けられており、前記内部ユニットの挿入時に前記排気シールパッキンが前記ケースのシール部により上側から押されて圧縮されながら前記内部ユニットが挿入方向に移動することによって前記排気シールパッキンの前記内部ユニット挿入先端側が上側にめくり上がることを防止するパッキン押さえ部材が前記筐体側に固定されて設けられており、前記ケースの排気口と前記内部ユニットの排気口とが一致する位置にて前記内部ユニットと前記ケースとが位置合わせされ、前記排気口の周辺領域で前記ケースのシール部により前記排気シールパッキンが圧縮されて前記内部ユニットが前記ケース内に気密状態で着脱自在に固定されていることを特徴とする燃焼装置。
【請求項2】
請求項1記載の燃焼装置が浴室壁に形成された壁穴に挿入され、前記燃焼装置の壁穴挿入の後端面側は浴室内に露出しており、前記燃焼装置のケースの排気口側には該排気口から排気される排気ガスの排気筒がアダプタを介して取り付けられ、該アダプタは前記燃焼装置の壁穴挿入の先端面からはみ出さない態様で前記燃焼装置に気密状態で取り付けられていることを特徴とする燃焼装置の配置構造。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば排気ガスの排気口にアダプタを介して排気筒を接続して用いられる燃焼装置およびその配置構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
集合住宅等において、図7、図8に示すように、浴室30の壁31に形成された壁穴22に給湯器17等の燃焼装置を挿入して配置し、共用廊下35側に面した給気室(チャンバー室)36に給湯器17の給排気部を設けることが行われている。このような給湯器17の配置構造において、給湯器17のケース40の上側には、排気口8から排気される排気ガスの排気筒38がアダプタ39を介して取り付けられている。また、給湯器17の壁穴挿入の後端面37側は浴室30内に露出しており、フロントパネル21も浴室30内に露出している(例えば、特許文献1、参照)。
【0003】
アダプタ39は、図7〜図9の各図に示すように、給湯器17の壁穴挿入の先端面41よりも先方側(図7、図9では左側)に、はみ出して設けられており、アダプタ39は、そのはみ出し部位が排気ジョイント42にねじ止めされている。この排気ジョイント42が給湯器17の先端面41にねじ止めにより固定され、それにより、アダプタ39が給湯器17に固定されている。
【0004】
また、給湯器17は、図9に示すように、ケース40内に内部ユニット10を収容して形成されており、内部ユニット10は、ケース40の一端面側に形成されたユニット挿入口24側からケース40の奥端面27側に向けて、図の矢印Aに示す方向に挿入されて、ケース40内に収容されている。内部ユニット10の挿入先端面28には、内部ユニット10の筐体23内に内蔵されているバーナ(同図には図示せず)の燃焼により発生する排気ガスの排気口8が形成され、この排気口8に対向する排気口7がケース40に形成されている。
【0005】
また、内部ユニット10の挿入先端面28には、排気口8の形成領域を囲む態様で排気シールパッキン9が設けられており、内部ユニット10を矢印Aの方向に挿入することで、排気シールパッキン9がケース40と内部ユニット10とに挟まれて圧縮され、内部ユニット10がケース40内に気密状態で着脱自在に固定されている。この給湯器17は、メンテナンスが必要なときには、内部ユニット10を前記矢印Aと反対の方向に移動させてケース40から引き出し、メンテナンスを行うことができ、メンテナンス終了後には、再び、内部ユニット10を矢印A方向に挿入してケース40内に気密状態で固定することができる。
【0006】
例えば図10に示すように、前記内部ユニット10の筐体23内には、バーナ1と該バーナ1によって加熱される熱交換器(ここでは、メインの熱交換器4と潜熱回収用熱交換器6)とが内蔵されている。メインの熱交換器4は、燃焼ガス中の顕熱を回収する熱交換器であり、このメインの熱交換器4よりも燃焼ガスの流れの下流側に、前記潜熱回収用熱交換器6が設けられている。潜熱回収用熱交換器6は、燃焼ガスの顕熱および潜熱を回収する熱交換器であり、潜熱回収用熱交換器6の下側には、潜熱回収用熱交換器6で発生するドレンの受け皿43と、このドレンを給湯器17の外部に排出するドレン排出手段(図示せず)とが設けられている。また、給湯器17には、バーナ1の燃焼の給排気を行なう燃焼ファン5が設けられており、バーナ1には、バーナ1に燃料を供給するガス管(図示せず)が接続されている。
【0007】
給湯器17は、燃焼ファン5の回転によって外部より吸気する空気を、図の矢印に示すように、送風室25を介してバーナ1に送り、この空気と、前記ガス管を通って供給されるガスとによってバーナ燃焼を行う。このバーナ燃焼により生じた燃焼ガスは、燃焼ファン5の回転によって、燃焼室20から前記排気口8側に送られ、排気口7から排気される。そして、この排気は、図8の矢印に示すように、アダプタ39を介して排気筒を通り、給気室36から共用廊下35側に排気される。
【0008】
また、前記バーナ1の燃焼時に、水供給源からの水が潜熱回収用熱交換器6に導かれると、この水が、潜熱回収用熱交換器6とメインの熱交換器4を順に通って加熱され、メインの熱交換器4の出口側に接続された給湯管(図示せず)を通して浴室30内のシャワーの出湯口や台所等に導かれて給湯される。また、給湯管に浴槽26への注湯通路を接続することにより、浴槽26への自動湯張りが可能となり、追い焚き回路を設けることにより、浴槽湯水の追い焚きも可能となる。
【0009】
【特許文献1】実公平1−41000号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、図7〜図10に示した給湯器17においては、アダプタ39が、給湯器17の壁穴挿入の先端面41よりも先方側にはみ出して取り付けられることになるため、給気室36の奥行き寸法(例えば図7のD)が小さい場合には、図7〜図9に示したような、給湯器17とアダプタ39とを給気室36内に設ける配置構造を設けることができないことになる。そのため、従来の給湯器17を適用するためには、住宅設計において、給気室36の奥行き寸法を小さくして省スペース化を図ることが難しかった。
【0011】
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、給気室の奥行き寸法が小さめであっても、燃焼装置の奥行き寸法程度の奥行きがあれば給気室内に配置することができる燃焼装置およびその配置構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、第1の発明の燃焼装置は、バーナと該バーナによって加熱される熱交換器とを筐体内に内蔵して成る内部ユニットが、ケースの一端面側に形成されたユニット挿入口側から前記ケースの奥端面側に向けて挿入されて前記ケース内に収容されており、前記内部ユニットの挿入先端寄りの筐体上面には前記バーナの燃焼により発生する排気ガスの排気口が形成され、前記筐体の上面側に排気シールパッキンの配置位置を規制するパッキン位置規制部材が設けられていて、該パッキン位置規制部材により位置が規制されて前記排気口を囲む態様で前記筐体上面の上側に排気シールパッキンが設けられており、前記ケースの上面壁には前記筐体の排気口に対向する排気口が形成されて、該排気口を囲むケース上面壁には下側に突出して前記排気シールパッキンを押圧するシール部が設けられており、前記内部ユニットの挿入時に前記排気シールパッキンが前記ケースのシール部により上側から押されて圧縮されながら前記内部ユニットが挿入方向に移動することによって前記排気シールパッキンの前記内部ユニット挿入先端側が上側にめくり上がることを防止するパッキン押さえ部材が前記筐体側に固定されて設けられており、前記ケースの排気口と前記内部ユニットの排気口とが一致する位置にて前記内部ユニットと前記ケースとが位置合わせされ、前記排気口の周辺領域で前記ケースのシール部により前記排気シールパッキンが圧縮されて前記内部ユニットが前記ケース内に気密状態で着脱自在に固定されている構成をもって課題を解決する手段としている。
【0013】
また、第2の発明の燃焼装置の配置構造は、前記第1の発明の燃焼装置が浴室壁に形成された壁穴に挿入され、前記燃焼装置の壁穴挿入の後端面側は浴室内に露出しており、前記燃焼装置のケースの排気口側には該排気口から排気される排気ガスの排気筒がアダプタを介して取り付けられ、該アダプタは前記燃焼装置の壁穴挿入の先端面からはみ出さない態様で前記燃焼装置に気密状態で取り付けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、バーナと該バーナによって加熱される熱交換器とを筐体内に内蔵して成る内部ユニットが、ケースの一端面側に形成されたユニット挿入口側から前記ケースの奥端面側に向けて挿入されて前記ケース内に収容されているが、バーナの排気ガスの排気口は、内部ユニットの挿入先端寄りの筐体上面に形成され、この排気口と対向する排気口が前記ケースの上面壁に設けられている。そのため、燃焼装置を排気筒と接続する場合に、従来例のように燃焼装置の先端面側に排気口を設ける場合と異なり、接続用のアダプタを、ケースの排気口に対応させてケースの上面に配置すればよいので、アダプタを燃焼装置の奥行き方向にはみ出して取り付ける必要はなく、給気室の奥行き寸法が燃焼装置の奥行き寸法程度あれば、燃焼装置を給気室内に配置することができる。
【0015】
また、本発明の燃焼装置は、ケースと内部ユニットの排気口を共に上側に設けているが、その特徴的な排気シール構成により、内部ユニットをケース内に気密状態で着脱自在に固定することができる。つまり、内部ユニットの筐体の上面側には、前記排気口を囲む態様で前記筐体上面の上側に排気シールパッキンが設けられており、前記ケースの排気口を囲むケース上面壁には、下側に突出して前記排気シールパッキンを押圧するシール部が設けられているので、該シール部により前記排気シールパッキンが圧縮されながら、内部ユニットが挿入方向に移動する。
【0016】
このとき、排気シールパッキンには、シール部による押圧力と共に、内部ユニットの挿入移動による挿入方向の力が加えられることになるが、本発明では、排気シールパッキンの配置位置を規制するパッキン位置規制部材が設けられているので、前記排気シールパッキンは、パッキン位置規制部材により位置が規制されることとなり、前記押圧力および前記挿入方向の力によって排気シールパッキンが挿入方向に移動して配置位置がずれるといったことが抑制できる。
【0017】
また、本発明では、内部ユニットの挿入時に排気シールパッキンが前記ケースのシール部により上側から押されて圧縮されながら前記内部ユニットが挿入方向に移動することによって、前記排気シールパッキンの前記内部ユニット挿入先端側が上側にめくり上がる方向にも力が加えられることになるが、このような排気シールパッキンのめくり上がりを防止するパッキン押さえ部材が、前記筐体側に固定されて設けられているので、排気シールパッキンのめくり上がりは防止できる。
【0018】
そして、内部ユニットのケース内への挿入によって、該ケースの排気口と前記内部ユニットの排気口とが一致する位置にて、前記内部ユニットと前記ケースとが位置合わせされると、前記排気口の周辺領域で前記ケースのシール部により前記排気シールパッキンを圧縮した状態で、前記内部ユニットを前記ケース内に気密状態で着脱自在に固定することができる。
【0019】
また、本発明の燃焼装置の配置構造によれば、本発明の燃焼装置を適用して浴室壁の壁穴に挿入し、排気ガスの排気筒を燃焼装置にアダプタを介して取り付けることにより、アダプタを燃焼装置の壁穴挿入の先端面からはみ出さない態様で前記燃焼装置に気密状態で取り付けることができるので、給気室の奥行き寸法が燃焼装置の奥行き寸法程度あれば、燃焼装置を給気室内に配置することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態例の説明において、これまでの説明に示した例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略又は簡略化する。
【0021】
図2には、本実施形態例の燃焼装置の一実施形態例である給湯器17の側面図が、アダプタ39と共に示されている。同図に示すように、本実施形態例は、従来例と同様に、内部ユニット10をケース40のユニット挿入口24側からケース40の奥面27側に向けて矢印A方向に挿入し、ケース40内に収容して形成されている。
【0022】
また、図1には、本実施形態例の給湯器17において特徴的な排気シール構成が模式的な断面図により示されており、図1および図2に示すように、本実施形態例の特徴的な構成は、ケース40と内部ユニット10の排気口7,8を共に上側に設け、かつ、以下に示すような特徴的な排気シール構成を設けて、内部ユニット10をケース40内に気密状態で着脱自在に固定することができることである。
【0023】
つまり、本実施形態例では、内部ユニット10の排気口8は、内部ユニット10の筐体23の上面2における内部ユニット10の挿入先端寄り(図1、図2では、左端寄り)に形成されており、この筐体23の排気口8に対向する排気口7が、ケース40の上面壁3に形成されている。
【0024】
また、筐体23の上面2側には、排気シールパッキン9の配置位置を規制するパッキン位置規制部材11が設けられており、該パッキン位置規制部材11は、筐体23の上面2に沿って設けた金属製の底板部18と、この底板部18から上側に切り起こした金属製の切り起こし板部19とを有して形成されている。また、パッキン位置規制部材11により位置が規制されて、筐体23の上面の上側に排気シールパッキン9が設けられており、排気シールパッキン9は、図3に示すように、排気口8を囲む態様で設けられている。そして、この排気シールパッキン9を押圧するシール部12が、前記ケース40の排気口7を囲むケース上面壁3に、下側に突出して設けられている。
【0025】
また、前記内部ユニット10には、排気シールパッキン9の先端側にパッキン押さえ部材13が設けられ、該パッキン押さえ部材13は、パッキン位置規制部材11の底板部18を介して前記筐体23側に固定されて設けられている。つまり、本実施形態例において、パッキン押さえ部材13は、先端を斜めに曲げた排気シールパッキン9の先端部上側に設けられ、ビス43によりパッキン位置規制部材11の底板部18に固定されている。パッキン押さえ部材13は、内部ユニット10の挿入時に排気シールパッキン9が前記ケース40のシール部12により上側から押されて圧縮されながら、内部ユニット10が挿入方向に移動することによって、排気シールパッキン9の内部ユニット挿入先端側が上側にめくり上がることを防止するものである。
【0026】
そして、給湯器17は、ケース40の排気口7と内部ユニット10の排気口8とが一致する位置にて、内部ユニット10とケース40とが位置合わせされ、排気口7,8の周辺領域で、ケース40のシール部12により排気シールパッキン9が圧縮されて、内部ユニット10がケース40内に気密状態で着脱自在に固定されている。
【0027】
本実施形態例は以上のように構成されており、給湯器17の製造時には、内部ユニット10が、ケース40のユニット挿入口側24からケース40の奥端面27側に向けて挿入され、ケース40内に収容される。また、メンテナンス時に内部ユニット10をケース40から取り出した後にも、同様に、内部ユニット10のケース40内への挿入が行われる。
【0028】
そして、この挿入時に、排気シールパッキン9がケース40のシール部12により上側から押されて圧縮されながら内部ユニット10が挿入方向に移動することによって、排気シールパッキン9にシール部12からの押圧力と内部ユニット10の移動方向の力が加えられ、内部ユニット挿入先端側が上側にめくり上がる方向にも力が加えられることになるが、排気シールパッキン9の位置ずれはパッキン位置規制部材11により位置規制され、かつ、排気シールパッキン9のめくり上がりはパッキン押さえ部材13により防止されるので、内部ユニット10は、排気シールパッキン9の位置ずれやめくり上がりを生じさせずに、ケース40内に適切に挿入される。
【0029】
そして、内部ユニット10の排気口8とケース40の排気口7とが一致する位置にて、内部ユニット10とケース40とが位置合わせされると、排気口7,8の周辺領域でケース40のシール部12により排気シールパッキン9を圧縮した状態で、内部ユニット10をケース40内に気密状態で着脱自在に固定することができる。
【0030】
また、図4に示すように、給湯器17のケース40のシール部12上に、アダプタ39がパッキン15を介して気密状態で取り付けられ、アダプタ39は、ねじ16等により給湯器17のケース40の上面壁3に固定される。そして、給湯器17の配置は、従来例と同様に、例えば図5に示すように、浴室30の壁31に形成された壁穴22に挿入配置されて行われ、図6に示すように、バーナ1の排気ガスが給湯器17の上側から排気される。そして、図5に示したように、給湯器17の壁穴挿入の後端面37側は浴室30内に露出し、給湯器17のケース40の排気口7側には、該排気口7から排気される排気ガスの排気筒38がアダプタ39を介して取り付けられるが、アダプタ39は、給湯器17の壁穴挿入の先端面41からはみ出さない態様となる。
【0031】
したがって、本実施形態例では、図5に示す給気室の奥行き寸法Dが、この図に示す大きさよりも小さくても、給湯器17の奥行き寸法程度あれば、給湯器17を給気室内に配置することができる。そのため、例えば、今後、建設される集合住宅に適用する場合には、給気室36の奥行きを狭くすることができ、共用廊下35等のスペースを広げてスペースの有効利用を行うことができる。
【0032】
なお、本発明は前記実施形態例に限定されることはなく、様々な態様を採り得る。例えば、前記実施形態例では、パッキン位置規制部材11は、底板部18と切り起こし板部19を有する構成としたが、パッキン位置規制部材11の構成は特に限定されるものでなく、適宜設定されるものであり、例えば排気シールパッキン9がシール部12により押圧されて圧縮することを妨げない態様で、排気シールパッキン9の内部に金属板や金属線等を通して位置規制してもよい。
【0033】
また、燃焼装置として給湯器17を例に挙げたが、本発明を適用する燃焼装置は、風呂釜や、給湯器と風呂釜の両方の機能を備えた複合給湯器等、適宜の燃焼装置を適用することができ、また、熱交換器は、潜熱回収用熱交換器を有していても有していなくてもよく、さらに、燃焼方式も石油燃焼式でもよい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明に係る燃焼装置の一実施形態例における排気シール構成を模式的に示す説明図である。
【図2】前記実施形態例の燃焼装置をアダプタと共に示す側面図である。
【図3】前記実施形態例に適用されている内部ユニットのケースへの挿入先端側の構成を示す斜視図である。
【図4】前記実施形態例の燃焼装置へのアダプタの取り付け構造を模式的に示す断面図である。
【図5】本発明に係る燃焼装置の配置構造の一実施形態例を示す模式的な断面図である。
【図6】図5に示す配置構造で配置された燃焼装置の動作を示す模式図である。
【図7】従来の燃焼装置の配置構造の一例を示す模式的な断面図である。
【図8】従来の燃焼装置の配置構造の一例を示す模式的な斜視図である。
【図9】従来例の燃焼装置をアダプタと共に示す側面図である。
【図10】図7に示す配置構造で配置された燃焼装置の動作を示す模式図である。
【符号の説明】
【0035】
1 バーナ
2 上面
3 上面壁
4 メインの熱交換器
5 燃焼ファン
6 潜熱回収用熱交換器
7,8 排気口
9 排気シールパッキン
10 内部ユニット
11 パッキン位置規制部材
12 シール部
13 パッキン押さえ部材
15 パッキン
17 給湯器
18 底板部
19 切り起こし板部
22 壁穴
23 筐体
24 ユニット挿入口
30 浴室
39 アダプタ
40 ケース
【出願人】 【識別番号】000129231
【氏名又は名称】株式会社ガスター
【出願日】 平成19年6月12日(2007.6.12)
【代理人】 【識別番号】100093894
【弁理士】
【氏名又は名称】五十嵐 清


【公開番号】 特開2008−309358(P2008−309358A)
【公開日】 平成20年12月25日(2008.12.25)
【出願番号】 特願2007−155356(P2007−155356)