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フロート式ドレントラップ - 特開2008−121873 | j-tokkyo
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【発明の名称】 フロート式ドレントラップ
【発明者】 【氏名】小池 正

【要約】 【課題】操作部材の気密を保つシール部材に流体中の異物が到達する機会を少なくする。

【解決手段】本体1と蓋2で弁ケーシングを形成する。弁ケーシングに入口5と弁室4と出口7を形成する。弁室4の下部に弁座部材9を取り付ける。弁座部材9に弁室4を出口7側に連通する排出通路8を形成する。弁室4内に弁座部材9に離着座して排出通路8を開閉するフロート11を配置する。外部から進退操作可能な操作部材14を排出通路8内に配置する。操作部材14を前進させたときに排出通路8を閉じる前方弁部材17を設ける。操作部材14の気密を保つシール部材としてのパッキング15の上流側に操作部材14を後退させたときに操作部材14とパッキング15との間へ流体が侵入することを防止する弁部材18を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室の下部に弁座部材を取り付け、弁座部材に弁室を出口側に連通する排出通路を形成し、弁室内に弁座部材に離着座して排出通路を開閉するフロートを配置し、外部から進退操作可能な操作部材を排出通路内に配置したものにおいて、操作部材の気密を保つシール部材の上流側に操作部材を後退させたときに操作部材とシール部材との間へ流体が侵入することを防止する弁部材を設けたことを特徴とするフロート式ドレントラップ。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸気や圧縮空気やガス配管系に発生するドレンをフロートの浮上降下によって自動的に排出するフロート式ドレントラップに関し、特にフロートが離着座する弁座部材に付着した流体中の異物を掃除できるものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のフロート式ドレントラップは、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室の下部に弁座部材を取り付け、弁座部材に弁室を出口側に連通する排出通路を形成し、弁室内に弁座部材に離着座して排出通路を開閉するフロートを配置し、外部から進退操作可能な操作部材を排出通路内に配置したもので、操作部材を進退せしめて弁座部材の排出通路内面に付着した異物を掃除するものである。
【0003】
上記従来のフロート式ドレントラップは、操作部材の気密を保つシール部材に流体中の異物が到達し易いために、シール部材が比較的早期に劣化して弁ケーシング内の流体が外部に噴出してしまう問題点があった。
【特許文献1】実公昭49−36747号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
解決しようとする課題は、操作部材の気密を保つシール部材に流体中の異物が到達する機会を少なくすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室の下部に弁座部材を取り付け、弁座部材に弁室を出口側に連通する排出通路を形成し、弁室内に弁座部材に離着座して排出通路を開閉するフロートを配置し、外部から進退操作可能な操作部材を排出通路内に配置したものにおいて、操作部材の気密を保つシール部材の上流側に操作部材を後退させたときに操作部材とシール部材との間へ流体が侵入することを防止する弁部材を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、操作部材の気密を保つシール部材の上流側に操作部材を後退させたときに操作部材とシール部材との間へ流体が侵入することを防止する弁部材を設けたことにより、シール部材に流体中の異物が到達する機会を少なくすることができ、シール部材の劣化を防止して弁ケーシング内の流体が外部に噴出することを防止できるという優れた効果を生じる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明のフロート式ドレントラップは、外部から進退操作可能な操作部材を排出通路内に配置したものにおいて、操作部材の気密を保つシール部材の上流側に操作部材を後退させたときに操作部材とシール部材との間へ流体が侵入することを防止する弁部材を設けたものである。そのため、従来と同様に操作部材を前進させることにより、弁座部材の排出通路の内面に付着した異物を掃除することができる。そして、操作部材を後退させて操作部材とシール部材との間へ流体が侵入することをシール部材の上流側の弁部材で防止することにより、シール部材に流体中の異物が到達することを防止することができる。そのため、操作部材の気密を保つシール部材に流体中の異物が到達する機会を少なくすることができる。
【実施例1】
【0008】
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1と図2参照)。本体1に蓋2をボルト3で締結して弁ケーシング形成し、内部に弁室4を形成する。本体1は入口5と出口通路6と出口7を有し、入口5は弁室4の上部に連通する。入口5と出口7は同一軸上に形成する。弁室4の下部の蓋2に排出通路8を開けた弁座部材9をねじ結合する。排出通路8は弁室4側端の小径の先端部8aと、先端部8aの下流の下流に向かって径の拡がったテーパー部8bと、テーパー部8bの下流の大径の後端部8cから成る。蓋2は出口通路10を有し、弁室4の下部は排出通路8から出口通路10,6を介して出口7に連通する。弁室4内に弁座部材9の弁室側端面9aに離着座して排出通路8を開閉する中空球形のフロート11を自由状態で配置する。フロート11が排出通路8を閉じた位置で当接するフロート座12をフロート11の下方に、図面の手前側と向う側に2つ設ける。
【0009】
蓋2に弁座部材9と同一軸上にプラグ13をねじ結合する。プラグ13に外部から進退調節可能に操作部材14をねじ結合する。操作部材14はプラグ13を貫通し、排出通路8の先端部8aの下流に位置する先端部14aが前進により弁室4内に突出し、後端部が外部に位置する。プラグ13と操作部材14の間に操作部材14の気密を保つシール部材としてのパッキング15を配置し、プラグ13にパッキング押え16をねじ結合してプラグ13と操作部材14の間の気密を保つ。操作部材14の先端部14aの外径は排出通路8の先端部8aの内径よりも僅かに小径に形成し、操作部材14を前進させたときに操作部材14の先端部14aで排出通路8の先端部8a内面を掃除する。操作部材14の先端部14aの後方にテーパー状の前方弁部材17を操作部材14に一体に形成する。操作部材14の前方弁部材17は排出通路8のテーパー部8bに離着座し、排出通路8を前進したときに閉じ後退したときに開ける。操作部材14の気密を保つパッキング15の上流側で前方弁部材17の後方にフランジ状の弁部材18を操作部材14に一体に形成する。操作部材14の弁部材18は操作部材14を後退させたときにプラグ13の先端面に当接して操作部材14とパッキング15との間へ流体が侵入することを防止する。
【0010】
入口5から流入したドレンは弁室4内に溜り、液面に応じてフロート11が浮上降下して弁座部材9に離着座して排出通路8を開閉する。排出通路8が開けられると弁室4内のドレンが排出通路8、出口通路6,10を通して出口7に排出され、排出通路8が閉じられると弁室4内の気体の漏出が防止される。
【0011】
弁座部材9の排出通路8の先端部8a内面及び弁室側端面9aに付着した異物を掃除場合、操作部材14をねじ込んで操作部材14の前方弁部材17が排出通路8のテーパー部8bに着座して排出通路8を閉じる位置まで前進させる。これにより、操作部材14の先端部14aで弁座部材9の排出通路8の先端部8a内面を掃除する。そして、弁室4内の液面を上昇させた後操作部材14を後退させて排出通路8を開け、操作部材14の先端部14aを排出通路8の先端部8aの下流に位置させることにより、弁室4内のドレンが弁座部材9の弁室側端面9aに付着した異物を掃除しながら一気に出口7に排出される。また、操作部材14を後退させたとき操作部材14の弁部材18がプラグ13の先端面に当接して操作部材14とパッキング15との間へ流体が侵入することを防止する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明のフロート式ドレントラップの操作部材を後退させた状態の断面図。
【図2】本発明のフロート式ドレントラップの操作部材を前進させた状態の断面図。
【符号の説明】
【0013】
1 本体
2 蓋
4 弁室
5 入口
6,10 出口通路
7 出口
8 排出通路
8a 排出通路の先端部
9 弁座部材
9a 弁座部材の弁室側端面
11 フロート
14 操作部材
14a 操作部材の先端部
15 パッキング
17 前方弁部材
18 弁部材

【出願人】 【識別番号】000133733
【氏名又は名称】株式会社テイエルブイ
【出願日】 平成18年11月15日(2006.11.15)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−121873(P2008−121873A)
【公開日】 平成20年5月29日(2008.5.29)
【出願番号】 特願2006−309579(P2006−309579)