【特許請求の範囲】
【請求項1】 荷重を支持するための、木材からなる荷重支持層と、 前記荷重支持層の外側に設けられる燃え止まり層と、 前記燃え止まり層の外側に設けられ所定の燃えしろ厚さを有する燃えしろ層と、を有し、断面が矩形状をなす複合木質構造材であって、 前記燃え止まり層は、高熱容量材、不燃材にしてかつ断熱性を有する断熱材、難燃処理木材または前記燃えしろ層の木材より熱慣性の高い木材からなり、 前記燃えしろ層は、前記矩形状の隅角部に前記燃え止まり層と点接触または非接触に配置され、高熱容量材、不燃材にしてかつ断熱性を有する断熱材、難燃処理木材または前記燃えしろ層の木材より熱慣性の高い木材からなる補強部材と、木材と、からなることを特徴とする複合木質構造材。 【請求項2】 請求項1に記載の複合木質構造材であって、 前記荷重支持層と、前記燃え止まり層と、前記燃えしろ層とは各々、単材を複数集成し、隣接する単材間を接合してなる集成材を複数積層して構成されていることを特徴とする複合木質構造材。 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の複合木質構造材であって、 前記燃えしろ層の前記補強部材を除く部位は、米松、唐松、杉、あすなろ等の一般木造建築の木材にて構成されていることを特徴とする複合木質構造材。 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の複合木質構造材であって、 前記補強部材の外側に前記燃えしろ層を構成する前記木材が配置され、前記補強部材は外側に露出しないことを特徴とする複合木質構造材。 【請求項5】 荷重を支持するための、木材からなる荷重支持層と、 前記荷重支持層の外側に配置される燃え止まり層と、 前記燃え止まり層の外側に設けられ所定の燃えしろ厚さを有する燃えしろ層と、を有し、前記燃え止まり層は、高熱容量材、不燃材にしてかつ断熱性を有する断熱材、難燃処理木材または前記燃えしろ層の木材より熱慣性の高い木材からなる複合木質構造材の製造方法であって、 断面が矩形状の矩形材を複数所定方向に連ねて集成し、隣接する矩形材間を接合して断面が矩形状となる集成材を複数形成するステップと、 複数の集成材を前記所定方向と交差する交差方向に積層して、断面が矩形状となるように隣接する集成材間を接合するステップと、 を有し、 前記複数の集成材が積層された際に、前記交差方向の両端に配置される集成材には、前記所定方向の両端側に前記高熱容量材、不燃材にしてかつ断熱性を有する断熱材、難燃処理木材または前記燃えしろ層の木材より熱慣性の高い木材からなる補強部材が備えられていることを特徴とする複合木質構造材の製造方法。 【請求項6】 請求項5に記載の複合木質構造材の製造方法であって、 前記交差方向の両端に配置される集成材の、前記所定方向において最端に位置する矩形材は木材であることを特徴とする複合木質構造材の製造方法。 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の複合木質構造材の製造方法であって、 前記補強部材は、木材と接合されて前記矩形材を形成し、 前記隣接する集成材間が接合された際には、前記補強部材は、前記木材より内側に配置されることを特徴とする複合木質構造材の製造方法。 【請求項8】 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の複合木質構造材の製造方法であって、 前記隣接する集成材間が接合された際に配置される4つの前記補強部材より内側の領域に、前記燃え止まり層が配置されることを特徴とする複合木質構造材の製造方法。
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