【特許請求の範囲】
【請求項1】 ダンボール製の壁部、屋根部、及び床部を有する建築物を構成し、多角筒状の前記壁部及び多面ドーム状の前記屋根部の少なくともいずれか一方の一部として利用可能なダンボール建築材であって、 一枚のダンボール製のパネル体として構成され、 前記壁部の壁面または前記屋根部の屋根面に相当するパネル面を有し、少なくとも二つ以上の領域に区画されたパネルと、 前記パネルのパネル辺縁同士を連結する広幅のダンボール製のパネル連結部と を有し、 前記パネル連結部は、 前記パネル連結部及び前記パネルが連結されたパネル辺縁、及び広幅の前記パネル連結部の中央部に沿って設定された折線に従って、それぞれ交互に折畳み、前記パネル連結部の連結面同士を互いに当接させることにより、前記壁部の前記壁面または前記屋根面に相当する前記パネル面から略直交方向に突設して形成される折畳突部と、 前記折畳突部の折畳状態を保持するための折畳保持手段と を具備することを特徴とするダンボール建築材。 【請求項2】 前記折畳保持手段は、 前記パネル連結部の前記連結面に塗布され、互いの前記連結面同士を当接させることにより、折畳状態を保持可能な接着剤が利用されることを特徴とする請求項1に記載のダンボール建築材。 【請求項3】 前記パネルは、 少なくとも四つ以上の前記領域に区画され、 前記パネルのパネル縦辺縁同士を連結する縦連結部と、 前記縦連結部に直交し、前記パネルのパネル横辺縁同士を連結する横連結部と を具備し、 前記縦連結部及び前記横連結部の交差する交点に多角形状の空孔部が穿設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のダンボール建築材。 【請求項4】 同一線上に沿って配された一方の前記折畳突部の一端近傍、及び他方の前記折畳突部の他端近傍を架渡し、互いの前記折畳突部を双方向から挟込むようにして取付けられるダンボール製の補強連結具をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のダンボール建築材。 【請求項5】 ダンボール製の壁部、屋根部、及び床部を有する建築物を構成し、多角柱形状に配される前記床部の一部として利用可能なダンボール建築材であって、 多角筒状に形成されたダンボール製の筒枠体と、 前記筒枠体の枠高さに略一致する幅長を有する広幅のダンボール製の補強体と、 前記筒枠体の上端縁を被覆するように取付けられるダンボール製のパネル状の床面パネルと を具備して構成され、 前記補強体は、 前記筒枠体の枠内に断面網目形状をなすように組合わされて充填されることを 特徴とするダンボール建築材。 【請求項6】 請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の一枚のダンボール製のパネル体として構成されるダンボール建築材の組立方法であって、 少なくとも二つ以上の領域に区画されたダンボール製のパネル及び互いに隣接する前記パネルのパネル辺縁同士を連結する広幅のダンボール製のパネル連結部を有するダンボール建築材を、一対の前記パネル辺縁及び中央部に沿って設定された折線に従って交互に折畳み、パネル面から直交方向に突設された折畳突部を形成する折畳突部形成工程と、 折畳保持手段を利用し、形成された前記折畳突部の折畳状態を保持する折畳保持工程と を具備することを特徴とするダンボール建築材の組立方法。 【請求項7】 前記折畳保持手段は、 ダンボールを接着可能な接着剤であって、 前記折畳保持工程は、 前記パネル連結部の連結面に前記接着剤を塗布する塗布工程と、 塗布された前記パネル連結部の前記連結面を互いに当接させ、前記連結面同士を押当てる力を所定の時間、双方向から加えることにより接着させる接着工程と をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載のダンボール建築材の組立方法。 【請求項8】 同一線上に沿って配された一方の前記折畳突部の一端近傍、及び他方の前記折畳突部の他端近傍を架渡し、互いの前記折畳突部を双方向から挟込むようにしてそれぞれの前記折畳突部にダンボール製の補強連結具を取付ける補強連結工程をさらに具備することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のダンボール建築材の組立方法。
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