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【発明の名称】 道路用光反射体
【発明者】 【氏名】久保 重男
【氏名】薄井 亨一
【氏名】松岡 宣夫
【氏名】塩田 裕
【課題】夜間のT字路において横方向から来る車の姿を視認する際、その視認する運転手の視力を阻害せず視認できる反射体を提供する。

【構成】道路用光反射体は、道路施設などの支柱に取り付けられ、光源側の外側面1Aと支柱側面1A’と上下面1f、1gと左右端面1d、1eからなる密閉された空間部を有し、光透過性で、外側面1Aは光源側の中央外側面1bと左右外側面1a、1cからなり、左右外側面は中央外側面に対し所定範囲の開き角度で支柱側に曲がった面で、支柱側面は外側面に相対して支柱側に位置する面で、中央支柱側面1b’と左右支柱側面1a’、1c’からなる。その左右支柱側面は中央支柱側面に対し所定範囲の開き角度で支柱側に曲がった面で、左右外側面の支柱側の面には支柱方向に向かってプリズムが形成され、中央支柱側面の外側の面には外側方向に向かってプリズムが形成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
道路施設などの支柱に取り付けられる道路用光反射体であって、
道路用光反射体は、光源側の外側面と、支柱側面と、上下面と、左右端面からなる密閉された空間部を有し、かつ光透過性の樹脂或いはガラスからなるものであり、
外側面は、光源側の面であり、中央部の中央外側面とその両端の左右外側面からなり、その左右外側面は中央外側面に対してそれぞれが90乃至160度の開き角度で支柱側に曲がった面であり、
支柱側面は、外側面に相対して支柱側に位置する面であり、中央部の中央支柱側面とその両端の左右支柱側面からなり、その左右支柱側面は中央支柱側面に対してそれぞれが200乃至270度の開き角度で支柱側に曲がった面であり、
左右外側面の支柱側の面には、支柱方向に向かって三角柱或いは三角錐からなるプリズムが形成され、
中央支柱側面の外側の面には、外側方向に向かって三角柱からなるプリズムが形成されたことを特徴とする道路用光反射体。
【請求項2】
外側面の中央部の中央外側面とその両端の左右外側面、支柱側面の中央部の中央支柱側面とその両端の左右支柱側面、上下面と、左右端面とから選ばれる面の複数が一体成形されたことを特徴とする道路用光反射体。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、夜間の見通しの悪いT字道路などの交差点において、横方向から来る車の姿を視認することができる反射体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、図8に示すようなT字路において、車23の運転手が横方向(今回の場合、左方向)から来る車22の姿を視認するために、支柱20に反射鏡21が取り付けられていた。この反射鏡21は、主に昼間において車23の運転手が左方向から来る車22の姿をとらえること、或いは、車22の運転手が横方向(右方向)から来る車23の姿をとらえることを目的としているものであり、反射鏡21としては、凸面鏡が用いられていた。
【0003】
そして、夜間においては、例えば図8に示すように車22からの前照灯の光が反射鏡21を介して車23方向に反射するので、車23の運転者は車22が走行していることを視認することができた。しかしながら、その鏡面全体が光線を反射するため極めて眩しく運転者の視力を阻害し、その上、前照灯の光を目で視認するためには、その鏡面付近まで接近しなければならない問題があった。
【0004】
そこで、凸面鏡からなる反射鏡の問題を解決するために特許文献1に記載されている反射体が提案された。この反射体は、光反射性を有しない基体上面に鏡面を有する突条片の多数列が、直線上に且つ略平行して突成され、之等各列の鏡面は、路面に対して垂直乃至若干後方へ傾斜された状態で、しかもランダムに偏位されている反射体である。
【特許文献1】実公昭50−30029号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この特許文献1の反射体は、全体が鏡面ではないため夜間のT字道路において横方向から来る車の姿を視認する際、極めて眩しく運転者の視力を阻害するような問題は解決された。しかしながら、結局反射鏡を採用しており、それ故に前照灯の光を目で視認するためには、その反射体付近まで接近しなければならない問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑みてなされたもので、夜間のT字路において横方向から来る車の姿を視認する際、その視認する運転手の視力を阻害することなく、さらに、支柱に取り付けた反射体付近まで接近しなくともよい反射体を提供することを目的とする。
【0007】
本発明の請求項1記載の道路用光反射体は、道路施設などの支柱に取り付けられる道路用光反射体であって、道路用光反射体は、光源側の外側面と、支柱側面と、上下面と、左右端面からなる密閉された空間部を有し、かつ光透過性の樹脂或いはガラスからなるものであり、外側面は、光源側の面であり、中央部の中央外側面とその両端の左右外側面からなり、その左右外側面は中央外側面に対してそれぞれが90乃至160度の開き角度で支柱側に曲がった面であり、支柱側面は、外側面に相対して支柱側に位置する面であり、中央部の中央支柱側面とその両端の左右支柱側面からなり、その左右支柱側面は中央支柱側面に対してそれぞれが200乃至270度の開き角度で支柱側に曲がった面であり、左右外側面の支柱側の面には、支柱方向に向かって三角柱或いは三角錐からなるプリズムが形成され、中央支柱側面の外側の面には、外側方向に向かって三角柱からなるプリズムが形成されたことを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明の請求項2記載の道路用光反射体は、外側面の中央部の中央外側面とその両端の左右外側面、支柱側面の中央部の中央支柱側面とその両端の左右支柱側面、上下面と、左右端面とから選ばれる面の複数が一体成形されたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の請求項1記載の道路用光反射体によれば、夜間のT字路において横方向から来る車の姿を視認する際、その視認する運転手の視力を阻害することなく、また、支柱に取り付けた反射体付近まで接近しなくともよい反射体を提供できる。さらに、本発明の反射体は、再帰反射機能も有するので、前方に支柱があることを確認することができる。その上、反射体は、密封された空間部を有するので三角柱或いは三角錐からなるプリズムの表面に水やゴミが侵入しないので、経時であっても所望の反射を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照し、具体的に説明する。まず、図1は、本発明の反射体1の一形態が道路の支柱10に取り付けられている状態を示す図、図2は、本発明の反射体1が支柱10に取り付けられている状態を示す詳細図(イ)と、この(イ)の図においてX−X方向に切断した横断面図が(ロ)であり、さらに、この(ロ)の図における一部拡大図が(ハ)である。また、図3は、本発明の反射体1を説明する斜視図であり、図4は、図3の反射体1を分解した図である。また、図5は、他の実施の一形態を示す反射体1が、支柱10に取り付けられている時の横断面図(イ)と(ロ)である。また、図6は、外側面の1aと1cの支柱側の面であって、支柱方向に向かって三角柱からなるプリズムが形成されている(イ)と、三角錐からなるプリズムが形成されている他の実施の一形態を示した図(ロ)である。また、図7は、他の実施の一形態を示す反射体1の横断面図(イ)と(ロ)である。
【0011】
本発明の道路用反射体1(以下、「反射体」ともいう。)は、図1に示すように例えばT字路に設けられた支柱10に取り付けられるものである。そして、本発明の反射体1には、A領域、B領域、C領域の3つの領域が有る。
【0012】
本発明のA領域(或いはC領域)には、後述するように、左外側面1a(或いは右外側面1c)の支柱側の面で支柱方向に向かってプリズムが形成されており、これら領域に光源である車の前照灯の光が入射すると、再帰反射するものである。すなわち、図1に示すように夜間のT字路において、車11が前照灯の光を点灯させて走行している場合、その前照灯の光が領域Cに入射(Lc)すると、右外側面1cのプリズムを介して再帰反射し、再度車11の前照灯の光方向へ反射(Rc)する。その結果、車11の運転手は、前方に支柱10があることを視認することが出来る。同様に、車12が前照灯の光を点灯させて走行している場合、その前照灯の光が領域Aに入射(La)すると、左外側面1aのプリズムを介して再帰反射し、再度車12の前照灯方向へ反射(Ra)する。
【0013】
また、本発明のB領域には、後述するように、中央支柱面1b′の外側の面で外側方向に向かってプリズムが形成されており、この領域に車の前照灯の光が入射すると、その光を所定角度に反射することができる。すなわち、図1に示すように車11の前照灯の光が領域Bに入射(Lb)すると、そのB領域の中央支柱面1b′を介して、車12方向へ反射(Rb)する。同様に、車12の前照灯の光が支柱10に設けた反射体1の領域Bに入射(Lb′)すると、そのB領域の中央支柱面1b′を介して、車11方向へ反射(Rb′)するものである。その結果、車12の運転手は、T字路における左方向から走行して来る車11を視認することが出来、車11の運転手は、T字路における右方向から走行して来る車12を視認することが出来る。
【0014】
なお、図示しないが、例えば図1のT字路において車12の運転手が右方向から走行して来る車を視認するために、或いはその右方向から走行して来る車の運転手が前方に支柱10があること、及び左方向から車12が走行して来るのを視認するために、反射体1と同機能を有する反射体を支柱10に取り付けてもよい。
【0015】
また、図2の(イ)は、図1に示す支柱10に取り付けた反射体1の詳細図であり、反射体1は、支柱の地面からおよそ0.5乃至2.0mの高さ位置に取り付けられるものである。反射体1は、支柱10からずれたり、落ちたりしないよう支柱10に固定されていればよく、その手段は限定されるものではないが、例えば、反射体1と支柱10とが接触している部分に接着剤を介在させて固定させたり、或いは、左端面1dや右端面1eに紐やゴムを付けて固定させたりしてもよい。なお、反射体1を取り付ける支柱には、高さの異なるものが存在するため、図2の(イ)で示すように支柱上部は省略する。
【0016】
そして、この反射体1は、後述するように光源側の外側面1A(1a及び1b及び1c)と、支柱側面1A′(1a′及び1b′及び1c′)と、上面1fと、下面1g、左端面1dと、右端面1eとからなる密閉された空間部S(S及びS及びS)を有するものであり、かつ光透過性を有する樹脂或いはガラスからなるものである。
【0017】
反射体1の光源側の外側面1Aは、車の前照灯の光がはじめに接触する面であり、その構成は、左外側面1aと、中央外側面1bと、右外側面1cとからなる。そして、この左外側面1aと右外側面1cは、中央外側面1bに対してそれぞれが90乃至160度の開き角度で支柱側に曲がった面であればよく、図2の(ロ)で示すθの角度は135度であるが、例えば他の実施の一形態として、図5の(イ)で示すようにθの角度が160度であってもよいし、図5の(ロ)で示すようにθの角度が90度であってもよい。
【0018】
また、左外側面1aと右外側面1cの支柱側の面には、図4や図6の(イ)で示すように支柱方向に向かって三角柱からなるプリズムが形成されている。なお、他の実施の一形態として、図6の(ロ)で示すようにプリズム形状が三角錐であってもよい。
【0019】
また、反射体1の支柱側面1A′は、外側面1Aに相対して支柱側に位置する面であり、その構成は、左支柱側面1a′と、中央支柱側面1b′と、右支柱側面1c′とからなる。そして、この左支柱側面1a′と右支柱側面1c′は、中央支柱側面1b′に対してそれぞれが200乃至270度の開き角度で支柱側に曲がった面であればよく、図2の(ロ)で示すθの角度は225度であるが、例えば他の実施の一形態として図5の(イ)で示すようにθの角度が200度であってもよく、また、図5の(ロ)で示すようにθの角度が270度であってもよい。
【0020】
また、中央支柱側面1b′の外側の面には、外側方向に向かって三角柱からなるプリズムが形成されている。
【0021】
また、本発明の反射体1は、車11の前照灯の光がB領域とC領域に入射すること、及び車12の前照灯の光がA領域とB領域に入射するように支柱10に取り付けられればよく、例えば、図1のT字路のような位置に支柱が建てられている場合、図2の(ロ)に示すように反射体1の中央支柱側面1b′がθ=45度となる接線上に取り付けられているとよい。ここでθについて説明すると、図2の(ロ)に示すように例えば支柱の中心Yにて交差するように直線を2本引き(なお、円の中心Yで交差することによって形成された角度は90度である。)、それら直線と反射体1の1b′との接線とが交わって出来た角度がθである。
【0022】
また、B領域に車の前照灯の光が入射すると、所定角度に反射するものであるが、例えば、θが45度の時、入射した光を反射角度90度にする場合、図2の(ハ)で示すように中央支柱側面1b′のプリズムのθa及びθb及びθcの角度が、表1で示す角度に設定すれば可能である。さらに、θが45度の時、θa及びθb及びθcの角度を表2に示すような角度に設定することにより、入射した光を所定の反射角度にすることができる。なお、θの角度を変更し、或いは、θa及びθb及びθcの角度を変更することによって、B領域に入射した光を様々な反射角度に設定することができる。その結果、図1に示すT字路以外の道路、つまり90度角度で二つの道路が交わってないT字路においても適用することができる。
【0023】
【表1】


【0024】
【表2】


【0025】
本発明の反射体1は、図2の(ロ)に示すように、左外側面1aと左支柱側面1a′との間に空間部S1が形成され、中央外側面1bと中央支柱側面1b′との間には空間部S2が形成され、右外側面1cと右支柱側面1c′との間には空間部S3が形成されているものである。つまり、外側面1Aと支柱側面1A′との間に形成された空間部Sが形成されているものである。そして、この空間部Sを密封状態とするために、左端面1dと右端面1e、上面1fと下面1gとで空間部Sの周囲を覆い、例えば、図3に示すような箱状からなる反射体1を形成するものである。その結果、三角柱或いは三角錐からなるプリズム表面に水やゴミが侵入するのを防止することが出来るので、所望の反射を経時で行うことができる。また、この箱状の反射体を分解したものを図4に示す。
【0026】
本発明の反射体1は、図4に示すように横断面形状が括弧形状である外側面1A(左外側面1aと中央外側面1bと右外側面1cとを有するもの)、横断面形状が括弧形状である支柱側面1A′(左支柱側面1a′と中央支柱側面1b′と右支柱側面1c′とを有するもの)、左端面1d、右端面1e、上面1f、下面1gとからなるものである。
【0027】
本発明の左外側面1a及び右外側面1cは、図4に示すように支柱側の面に向かって三角柱からなるプリズムが形成されている。したがって、光源である車の前照灯の光が領域A或いは領域Cに入射した場合、領域Aの左外側面1a或いは領域Cの右外側面1cに形成されたプリズムを介して、光源方向へ再度反射されるものである。
【0028】
本発明の中央支柱側面1b′は、図4に示すように外側の面に向かって三角柱からなるプリズムが形成されている。したがって、光源である車の前照灯の光が領域Bに入射した場合、領域Bの中央支柱側面1b′に形成されたプリズムを介して、所定方向へ反射される。
【0029】
また、図4に示すように左右外側面(1a或いは1c)に形成されたプリズムは、支柱10に対して垂直方向に形成されており、同様に、中央支柱側面(1b′)に形成されたプリズムは、支柱10に対して垂直方向に形成されているが、それぞれのプリズムが、例えば支柱10に対して水平方向や左斜め方向或いは右斜め方向に所定数形成されていてもよい。なお、プリズムの数は、適宜選択することが出来る。
【0030】
また、図2の(ハ)に示すように、中央支柱側面1b′に形成されたプリズムの底辺m或いは高さnの長さには制限がなく、B領域に入射した光を所定の角度に反射できるプリズムであればよい。また、左外側面1a及び右外側面1cに形成されたプリズムの底辺或いは高さの長さにも制限がなく、A領域或いはC領域に入射した光が再帰反射できるプリズムであればよい。
【0031】
また、本発明の反射体1を構成する外側面、支柱側面、上下面、左右端面それぞれの厚みは、2〜5mmである。面の厚みが、2mmより薄いと耐衝撃性が弱くなる傾向にある。逆に、5mmより厚いと反射輝度が悪くなる傾向にある。
【0032】
また、本発明の反射体1を構成する外側面1A、支柱側面1A′、上面1f、下面1g、左端面1d、右端面1eは、空間部Sを密封状態とするための面の一つであればよく、表面が平滑な直方体形状のものが箱状にし易く、支柱に固定し易いことから好ましい。また、中央外側面1bは、車の前照灯の光を透過させる面であり、かつ空間部Sを密封状態とするための面の一つであればよく、表面が平滑な直方体形状のものが光を透過させる上でも好ましい。
【0033】
本発明の反射体1の材質は、光を透過させるものであればよく、例えば、アクリル系樹脂、ポリカーカーボネート系樹脂、塩化ビニル系樹脂、エポキシ系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、セルロース系樹脂、ウレタン系樹脂、或いはガラスが挙げられる。これら樹脂或いはガラスは、透明度が高いほど光を透過させ易いので透明度の高いものを選択するのが好ましいが、光を透過させる樹脂(或いはガラス)であれば、透明なものでなくともよい。
【0034】
また、本発明の反射体1は、図7の(イ)に示すように左端面1dと右端面1eとを別体とせず一体成形したものでもよく、また、図7(ロ)に示すように左支柱側面1a′や右外側面1cの端部をL字形状とし、左支柱側面1a′や右支柱側面1c′をT字形状とし、左外側面1aと1a′の端部と右外側面1cと右支柱側面1c′の端部をそれぞれ嵌合してもよい。
【0035】
また、横断面形状が括弧形状である外側面1Aを構成する左外側面1a、中央外側面1b、右外側面1cが、一体成形により形成されてもよいし、それぞれが別体で、接着剤等で固定し形成されてもよい。また、上面1fと、左端面1dと、右端面1eと、下面1gとが一体成形されて形成されてもよい。すなわち、本発明の反射体1を構成する面(外側面と、支柱側面と、上下面と、左右端面)が、一体成形されていてもよいし、それぞれの面が別体であってもよく、別体の場合、それら面を接着剤や熱融着等の固定手段を用いて一体化し形成されてもよい。
【0036】
なお、本発明の反射体1を構成するそれぞれの面は、金型を使用し、光透過性を有する樹脂或いはガラスを用いて、通常行われている射出成形法で製造してもよい。また、光透過性を有する樹脂板に対して、三角柱或いは三角錐の意匠の付いた平板をプレスし、プリズムを形成してもよいし、光透過性を有する樹脂板上に感光性樹脂を塗布し、この上から三角柱或いは三角錐の意匠の付いた平板を被せ、その後、該樹脂板側から光を当て感光性樹脂を硬化させてプリズムを形成してもよい。
【0037】
また、本発明の反射体1を貼り付ける支柱は、反射体1を固定できるものであれば特に限定されるものではなく、例えば電柱等の円柱形状や、三角形状、四角形状、多角形状の支柱に貼り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の反射体1の一形態が道路の支柱10に取り付けられている状態を示す図である。
【図2】本発明の反射体1が支柱10に取り付けられている状態を示す詳細図(イ)と、この(イ)の図においてX−X方向に切断した横断面図が(ロ)であり、さらに、この(ロ)の図における一部拡大図が(ハ)である。
【図3】本発明の反射体1を説明する斜視図である。
【図4】図3の反射体1を分解した図である。
【図5】他の実施の一形態を示す反射体1が、支柱10に取り付けられている時の横断面図(イ)と(ロ)である。
【図6】外側面の1aと1cの支柱側の面であって、支柱方向に向かって三角柱からなるプリズムが形成されている(イ)と、三角錐からなるプリズムが形成されている他の実施の一形態を示した図(ロ)である。
【図7】他の実施の一形態を示す反射体1の横断面図(イ)と(ロ)である。
【図8】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
【0039】
1 道路用反射体(反射体)
1A 外側面
1a 左外側面
1b 中央外側面
1c 右外側面
1A′ 支柱側面
1a′ 左支柱側面
1b′ 中央支柱側面
1c′ 右支柱側面
1d 左端面
1e 右端面
1f 上面
1g 下面
S、S1、S2、S3 空間部
10、20 支柱
11、12、22、23 車
21 反射鏡

特許の図
【出願人】 【識別番号】000000077
【氏名又は名称】アキレス株式会社
【出願日】 平成18年9月8日(2006.9.8)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−63881(P2008−63881A)
【公開日】 平成20年3月21日(2008.3.21)
【出願番号】 特願2006−244534(P2006−244534)