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跨座型モノレール分岐器 - 特開2008−163571 | j-tokkyo
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【発明の名称】 跨座型モノレール分岐器
【発明者】 【氏名】粟 政尚

【氏名】原田 真吾

【要約】 【課題】モノレール分岐桁の転換装置において、分岐桁を支持する台車の車輪とレールとのすべり抵抗を低減することにある。

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
跨座型モノレール車両が走行するモノレール軌道の進路の端部に設置した分岐軌道桁と、該分岐軌道桁を支持する台車と、前記分岐軌道桁を分岐方向に分岐させる駆動装置と、とからなる跨座型モノレール分岐器において、
前記分岐軌道桁を支持する前記台車は、前記台車を支持する複数の車輪の回転軸は前記台車の移動方向に対して、ハ状に配置されており、前記車輪の円錐状であり、回転外面の径は、分岐回転の中心側が小径であること、
を特徴とする、跨座型モノレール分岐器。
【請求項2】
請求項1の跨座型モノレール分岐器において、
前記車輪の対径部側がスラスト軸受を車輪を支持する台車枠の固定されていること、
を特徴とする跨座型モノレール分岐器。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は跨座型モノレールの軌道桁の分岐器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
跨座型モノレール、分岐装置は、特許文献1、特許文献2に示されている。跨座型とは、車体がレールを跨いで走行することをいう。分岐器は、モノレール軌道桁の接続方向を変更するものである。分岐軌道桁は、軌道桁の走行方向の端部に設置されており、分岐軌道桁を支える台車によって、分岐軌道桁が、接続する軌道桁を変更するようになっている。
台車は、一般にレール上を走行する。レールを走行する台車を支持する車輪は複数ある。車輪は円柱状である。
つまり、分岐軌道桁は、軌道桁の端部において、円弧状に転換する。
【特許文献1】特公昭62−46389号公報
【特許文献2】特公平3−3762号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
平坦な面を車輪が走行する場合、車輪が円柱状であれば、台車が円弧状に走行する場合、車輪と車輪展開面との間にすべり(横滑りと言う。)を生じ、大きな駆動力を必要とする。また、車輪の磨耗が大きい。これらを防止するため、車輪の転換面にグリースを塗っている。このグリースの補給頻度が大きい。
【0004】
グリスが切れた場合には、車輪の横滑り抵抗が大きくなり、異音の発生、レール及び車輪の摩耗促進、駆動装置への負荷上昇等の問題が発生する。
本発明は、グリースの補給頻度を少なくしても抵抗を少なくすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、跨座型モノレール車両が走行するモノレール軌道の進路の端部に設置した分岐軌道桁と、該分岐軌道桁を支持する台車と、前記分岐軌道桁を分岐方向に分岐させる駆動装置と、とからなる跨座型モノレール分岐器において、前記分岐軌道桁を支持する前記台車は、前記台車を支持する複数の車輪の回転軸は前記台車の移動方向に対して、ハ状に配置されており、前記車輪の円錐状であり、回転外面の径は、分岐回転の中心側が小径であること、によって達成できる。
【発明の効果】
【0006】
これによれば、車輪の回転軸は、回転方向に対して直交しており、二つの車輪の回転軸はハ状に配置され、車輪は円錐状であるので、軌道桁の回転移動の際の抵抗を小さくできるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明に係わる跨座型モノレール用分岐器の実施形態を図1から図5に従って説明する。
図1において、1は跨座型モノレール車両が走行する軌道桁である。1a,1b,1cは、非分岐桁であり、非分岐桁とは、固定桁のことである。固定桁1a,1bの間の分岐桁2は複数の分岐桁が直列に接続されており、分岐の場合は、固定桁1a,1bの接続に替えて、固定桁1a,1cを接続する。分岐桁2は、複数の分岐桁2a,2b,2c,2dからなり、それぞれ複数の台車3に載っている。1つの台車3には直列の分岐桁2の端部が載っている。
【0008】
台車3は車輪11を介してレール6に載っている。レール6は分岐桁の長手方向に対して直角方向に円弧状にある。台車3はレール6を介して、基台10に載っている。上方から見ると、レール6は、固定桁1a側を中心とする円弧状である。
【0009】
基台7には分岐桁2a,2b,2c,2dの移動用の駆動装置10が設置されている。駆動装置10b、10c,10d,10eは連結されている。分岐桁は適宜な手段で、駆動され、分岐桁2は円弧状に移動できる。適宜な手段とは、例えば、駆動装置10の出力軸は、レール6に平行に設けたラックに系合しており、出力軸の回転数で、台車3を所定量移動させることができる。全ての駆動装置10を減速器を介して連結すれば、分岐桁の移動量を所定にできる。または、特許文献2のように、駆動装置の10の上方を回転するアームを基台7に設けたガイドに系合させて、分岐桁2を移動させてもよい。アームの半径で移動量を設定できる。
【0010】
台車3b,3c,3d,3eは上述した適宜な手段で、レール6の回転方向に移動する。
【0011】
図2〜図5において、台車3は、台車枠11と2本の車軸12,13と、これ車軸12,13に設置した車輪14,15と、から構成される。
台車3を上方から見たとき、車軸12,13の軸方向は、台車3の回転中心Cに対して、ハ状に設置されている。回転中心Cは図3において下方にある。
【0012】
車輪14を半径方向から見ると、車軸12の中央部に車輪14があり、両端部を台車3に支持している。
車軸12の半径方向から見ると、車輪14は円錐状である。小径側が回転中心C側にある。
車輪14も同様である。
これによって、台車3が円弧状に走行しても滑らかに走行でき、横滑りがなく、抵抗を少なくできる。
【0013】
また、車輪14,15は台車3の長さ方向の両端側にある。これは、台車が支える分岐桁2を走行するモノレール車両の転倒モーメントに抵抗するためである。
【0014】
図5において、車輪14の軸方向両端は、軸受16,17を介して台車枠11に設置している。車軸12の中央部の外周に軸受けボス18があり、ラジアルベアリング21、ラジアル軸受22を介して、車輪14に支持されている。回転中心Cから離れたラジアル軸受22の端面は、半径方向に向けて設置したスラストベアリング23、スイラスト軸受24がある。スラスト軸受24の半径方向端部は、押え28で覆われている。他端側はカバー29で覆われている。
各部回転部には、グリスを充填している。
【0015】
モノレール車両が走行時には上下荷重が作用するが、本発明の車輪14、15は円錐形としてるため、分力として水平方向荷重が左右する。前記水平方向荷重を受けるため、ラジアル軸受22とスラスト軸受24がある。
上記の如く台車構造を構成することにより、車輪の横滑り抵抗を抑制でき、分岐桁2の転換抵抗の低減、グリスの抑制が可能となる。
上記実施例では、車輪は、レールに乗っているが、車輪が転動できれば何でもよい。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】跨座型モノレール分岐器の平面図。
【図2】図1のII−II視図。
【図3】台車の平面図
【図4】台車の側面図。
【図5】図3のV−V断面図。
【符号の説明】
【0017】
1,1a,1b,1c:分岐桁、2,2a,2b,2c,2d:台車、3,3b,3c,3d,3e:駆動装置、6:レール、7:基台、11:台車枠、12,13:車軸、14,15:車輪、16,17:軸受、21:ラジアルベアリング、22:ラジアル軸受、23:スラストベアリング、24:スラスト軸受、25:押え、26:カバー
【出願人】 【識別番号】000005108
【氏名又は名称】株式会社日立製作所
【出願日】 平成18年12月27日(2006.12.27)
【代理人】 【識別番号】110000062
【氏名又は名称】特許業務法人第一国際特許事務所


【公開番号】 特開2008−163571(P2008−163571A)
【公開日】 平成20年7月17日(2008.7.17)
【出願番号】 特願2006−351639(P2006−351639)