【特許請求の範囲】
【請求項1】 同じ合成繊維糸をタテ糸およびヨコ糸としてなり、以下の要件を満たすことを特徴とするエアバッグ用織物。 (1)合成繊維糸の総繊度が100〜700dtex (2)Nf/Nw≧1.10 ここで、 Nw:タテ糸の織密度(本/2.54cm)、 Nf:ヨコ糸の織密度(本/2.54cm)。 (3)EC1≧400N、EC2≧400N ここで、 EC1:ASTM D6479−02によるタテ方向の滑脱抵抗力(N)、 EC2:ASTM D6479−02によるヨコ方向の滑脱抵抗力(N)。 (4)0.85≦EC2/EC1≦1.15 (5)JIS L 1096で規定するフラジール形法に基づいて試験差圧19.6kPaで測定したときの通気量が1.0L/cm2・min以下。 【請求項2】 タテ糸とヨコ糸を構成する合成繊維フィラメントの単繊維繊度が1〜7dtexである、請求項1記載のエアバッグ用織物。 【請求項3】 タテ糸のカバーファクターCF1およびヨコ糸のカバーファクターCF2がいずれも950〜1250である、請求項1または2記載のエアバッグ用織物。 ここで、 CF1=(Dw×0.9)1/2×Nw、 CF2=(Df×0.9)1/2×Nf、 Dw:タテ糸の総繊度、 Df:ヨコ糸の総繊度。 【請求項4】 タテ糸のカバーファクターCF1およびヨコ糸のカバーファクターCF2の和が2000以上2300未満である、請求項1〜3のいずれか記載のエアバッグ用織物。 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか記載のエアバッグ用織物を縫製してなることを特徴とするエアバッグ。 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか記載のエアバッグ用織物を製造する方法であって、製織においてタテ糸張力を75〜230cN/本に調整して製織することを特徴とするエアバッグ用織物の製造方法。 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか記載のエアバッグ用織物を製造する方法であって、タテ糸開口における上糸の張力と下糸の張力とに10〜90%の差をつけて製織することを特徴とするエアバッグ用織物の製造方法。 【請求項8】 製織時のテンプルとしてバーテンプルを使用する請求項6または7記載のエアバッグ用織物の製造方法。
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