【課題】大断面を有する型材であっても、強度、靱性及び寸法精度の高い合金鋼を製造することが可能な合金鋼の製造方法を提供すること。
【構成】臨界冷却速度がCである合金鋼を焼入れ温度Taに加熱する加熱工程と、表面温度が温度Ts(Ms+100℃≦Ts(℃)≦Ms+350℃、Ms:マルテンサイト変態開始温度(℃))になるまで、かつ、中心部の平均冷却速度C1がC以上となるように冷却する冷却工程Aと、表面温度が温度Tf(Ms-200℃≦Tf(℃)≦Ms+300℃。Tf<Ts。)になるまで、かつ、その中心部の平均冷却速度C2がC1×0.8以上になるように冷却する冷却工程Bと、中心部が未変態であり、かつ断面内の温度差が100℃以下になるまで、中間保持温度Tb(Ms≦Tb(℃)≦Ms+300℃)で保持する保持工程と、中心温度が温度Te(≦Ms-80℃)となるまで、合金鋼を急冷する冷却工程Cと、焼戻し工程とを備えた合金鋼の製造方法。 |