【特許請求の範囲】
【請求項1】 カチオン性樹脂(A)、及びイソシアネート基を2個以上有するポリイソシアネート化合物(b1)と、 下記式(1)で示されるアミン化合物(b21)とエポキシ樹脂(b22)とを反応させてなる付加物(b2)と、ブロック剤(b3)とを反応してなるブロック化ポリイソシアネート(B)を含有するカチオン電着塗料組成物。 【化1】
式(1) (式(1)におけるR1は式(2)で表される基で表され、R2は下記式(2)で表される基、炭素数1〜8個のアルキル基、炭素数1〜8個のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である。) 【化2】
式(2) (式(2)におけるR3は水酸基を含有していてもよい炭素数4〜36個の炭化水素基を表し、nは1〜5の整数を示す。R1とR2が共に式(2)で表される基の場合は同一又は相異なっていてもよい。) 【請求項2】 ブロック化ポリイソシアネート(B)が、付加物(b2)の活性水素基/前記ポリイソシアネート化合物(b1)のイソシアネート基の当量比が0.02〜0.6であり、ブロック剤(b3)の活性水素基/前記ポリイソシアネート化合物(b1)のイソシアネート基の当量比が0.5〜1.2であり、かつ [付加物(b2)の活性水素基+前記ブロック剤(b3)の活性水素基]/[前記ポリイソシアネート化合物(b1)のイソシアネート基]の当量比が1.0〜1.5である割合にて反応させて得られる、請求項1に記載のカチオン電着塗料組成物。 【請求項3】 ブロック化ポリイソシアネート(B)における付加物(b2)の割合が、前記ポリイソシアネート化合物(b1)と前記付加物(b2)と前記ブロック剤(b3)との合計質量を基準にして、2〜50質量%である、請求項1又は2に記載のカチオン電着塗料組成物。 【請求項4】 ブロックイソシアネートにおける付加物(b2)が、[アミン化合物(b21)におけるアミノ基]/[前記エポキシ樹脂(b22)のエポキシ基]の当量比0.80〜1.05で反応させて得られる、請求項1〜3に記載のカチオン電着塗料組成物。 【請求項5】 前記エポキシ樹脂(b22)が、エポキシ当量700以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載のカチオン電着塗料組成物。 【請求項6】 前記ポリイソシアネート化合物(b1)が、芳香族ポリイソシアネート化合物である請求項1〜5のいずれか1項に記載のカチオン電着塗料組成物。 【請求項7】 前記ブロック剤(b3)が、下記式(3)で表される化合物である請求項1〜6のいずれか1項に記載のカチオン電着塗料組成物。 HO-(R4O)nR5・・・式(3) (式中、n個の繰り返し単位中のR4は、同一又は相異なってもよい炭素数2〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキレン基であり、R5は炭素数1〜15のアルキル基であり、そしてnは1〜4の整数を表す) 【請求項8】 ブロック化ポリイソシアネート(B)が、ポリイソシアネート化合物(b1)に付加物(b2)を反応させ、次いでブロック剤(b3)を反応させることにより得られたものである請求項1〜7のいずれか1項に記載のカチオン電着塗料組成物。 【請求項9】 前記カチオン性樹脂(A)が、エポキシ当量180〜2,500であるエポキシ樹脂に、フェノール性水酸基を有するキシレンホルムアルデヒド樹脂及びアミノ基含有化合物を反応させてなるキシレン樹脂変性アミン付加エポキシ樹脂であり、 かつ上記反応における、上記アミノ基含有化合物の使用割合が、前記エポキシ樹脂、前記キシレンホルムアルデヒド樹脂及びアミノ基含有化合物の合計質量を基準にして、5〜25質量%である、キシレン樹脂変性アミン付加エポキシ樹脂である請求項1〜8のいずれか1項に記載のカチオン電着塗料組成物。 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のカチオン電着塗料組成物を用いて塗装された物品。
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