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【発明の名称】 消臭剤及び液肥製造機の設置と、分解処理水を買取り回収、液肥としてリサイクルする販売システム。
【発明者】 【氏名】後藤 富士男

【要約】 【課題】家畜などの糞尿処理に、分解菌を利用した浄化方法があるが、浄化槽の設置には広いスペースが必要なことなど負担が重く、利用者は限定される難点があった。小規模の畜産農家にも利用しやすい液肥製造機を設置し、自家用に使用した残りの処理水が、逆に収入となる販売システムを提供。

【解決手段】タンク状の液肥製造機2を畜舎の一隅に設置、家畜糞尿を分解菌で液体に分解、この処理水は、自家用として畜舎の消臭、清掃などに使用した後、余った処理水は、製造機販売者3が定期的に買取り回収する。回収した処理水は加工精製し液肥5として活用するほか、各種の処理液、処理物をリサイクルするのを特徴とする販売システムである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
畜糞尿をエサ(基質)とする微生物により、糞尿中の有機物を分解させた水を、自家用の消臭剤として活用した後、余りの処理水を、製造機販売者が買取り回収し、加工精製したものを、液肥として耕作地にリサイクルするのを特徴とする販売システム。
【請求項2】
生ゴミ消滅機を設置する食品・飲料工場などに対し、分解した抗酸化水を買取り回収、防錆、防伝染病剤としてリサイクルする請求項1の販売システム。
【請求項3】
枯草菌、酵母菌を主菌とする発酵菌群を販売した養鶏・養豚場などに対し、発酵させた畜糞を買取り回収、堆肥としてリサイクルする請求項1の販売システム。
【請求項4】
枯草菌、酵母菌を主菌とする発酵菌群を販売した豆腐工場・精米所などに対し、米糠やおからを培養したボカシを買取り回収、土壌改良剤としてリサイクルする請求項1の販売システム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は生ゴミ消滅機及び液肥製造機の処理液を買取り回収、液肥などにリサイクルする販売システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、家畜の糞尿汚水は浄化槽を複数併設して分解菌で処理していたので、畜舎の外に広いスペースが必要であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このため、広い土地と、費用の負担が大きく、比較的規模の大きい畜産農家しか利用しにくく、中小畜産農家には、糞尿の処理は常に頭の痛い問題であった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
畜糞尿をエサ(基質)とする微生物により、糞尿中の有機物を分解させた水を、自家用の消臭剤として活用した後、余りの処理水を、製造機販売者が買取り回収し、加工精製したものを、液肥として耕作地にリサイクルするのを特徴とする販売システムである。
同じく生ゴミ消滅機を設置する食品・飲料工場などに対し、分解処理した抗酸化水を買取り回収、防錆、防伝染病剤としてリサイクルするのを特徴とする販売システムである。
また枯草菌、酵母菌を主菌とする発酵菌群を販売した養鶏・養豚場に対し、発酵させた畜糞を買取り回収、堆肥としてリサイクルするのを特徴とする販売システムである。
さらに枯草菌、酵母菌を主菌とする発酵菌群を販売した豆腐工場・精米所などに対し、米糠やおからを培養したボカシを買取り回収、土壌改良剤としてリサイクルするのを特徴とする販売システムである。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、中小畜産農家が液肥製造機を設置しやすくしたもので、処理液を消臭剤として自家用に活用できるうえ、余りの処理液は製造機販売者によって、買取り回収されるため、販売代によって製造機のレンタル代を賄える画期的なシステムである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
牛・豚生産農場1などに対し
▲1▼畜糞尿等の有機性汚水を原料とする液肥製造機2を設置。
▲2▼発酵菌を製造機に投入、糞尿を分解し処理水は貯水槽に誘導する。
▲3▼処理液は、まず自家用の畜舎などの清掃、消臭剤として利用する。
▲4▼一定量の処理液は、製造機販売者3によって買取り回収4される。
▲5▼回収された処理液は、加工精製し液肥5として活用する。
食品工場・飲料工場6などに対し
▲1▼生ゴミ等の有機性汚水を処理する生ゴミ消滅機7を設置。
▲2▼一定量の処理液は、買取り回収8される。
▲3▼分解した抗酸化水は防錆、防伝染病剤9などに利用する。
枯草菌、酵母菌などの発酵菌群10を養鶏・養豚場11などに販売、発酵させた畜糞をを回収12、堆肥13として使用する。
また枯草菌、酵母菌などの発酵菌群14を豆腐工場・精米所15などに販売、米糠やおからを培養したボカシ16を買取り、土壌改良剤17として活用する。
以上の通り、個々の農場、工場が持て余す廃棄物を、リサイクルするのを特徴とする販売システムである。
本発明のシステムの特長は、畜舎や工場などの環境を、より衛生的に改善できるうえ、処理液が買取りされ、レンタル料に充当できる利点があるため、負担の大きい製造機も設置しやすくなり、利用者にとっては、一石二鳥のシステムである。
特に有機野菜、果物が消費者に望まれる現在、有機肥料を使った安全作物18の需要はますます高まっており、耕種農場・畜産農場19や耕種・果樹農場20などは勿論、消費者21にとっても、期待される製品が提供されるシステムである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の販売システムを表すフローチャート図
【符号の説明】
【0008】
1 牛・豚生産農場
2 液肥製造機
3 製造機販売者
4 買取り回収
5 液肥
6 食品工場・飲料工場
7 生ゴミ消滅機
8 買取り回収
9 防錆、防伝染病剤
10 発酵菌群
11 養鶏・養豚場
12 買取り回収
13 堆肥
14 発酵菌群
15 豆腐工場・精米所
16 ボカシ
17 土壌改良剤
18 有機安全作物
19 耕種農場・畜産農場
20 耕種・果樹農場
21 消費者
【出願人】 【識別番号】504401857
【氏名又は名称】後藤 富士男
【出願日】 平成19年1月17日(2007.1.17)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−174438(P2008−174438A)
【公開日】 平成20年7月31日(2008.7.31)
【出願番号】 特願2007−34102(P2007−34102)