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スクリューキャップキャッピング方法 - 特開2008−308171 | j-tokkyo
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【発明の名称】 スクリューキャップキャッピング方法
【発明者】 【氏名】齋藤 剛史

【要約】 【課題】キャッピングスピードが速く、締め及び開けトルクが適性であり、タンパーエビデント機能付スクリューキャップにも適用できるスクリューキャップキャッピング方法を提供する。

【解決手段】液体用紙容器の注出位置に突設するスパウトの外周にネジ部をもつ注出筒に、スクリューキャップを装着する方法において、第1操作でスクリューキャップをキャッピングマシンのキャッピングヘッドに取り付け、第2操作で、このスクリューキャップをスパウトの注出筒に打栓し、第3操作で、このスクリューキャップを螺脱回転方向へ所定範囲僅かに回転し、第4操作で、サーボ機構でトルクコントロールしてスクリューキャップを螺着回転方向へ回転させて、スパウトの注出筒に装着する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体用紙容器の注出位置に突設するスパウトの外周にネジ部をもつ注出筒に、スクリューキャップを装着する方法において、第1操作で前記スクリューキャップをキャッピングマシンのキャッピングヘッドに取り付け、第2操作で、該スクリューキャップを前記スパウトの注出筒に打栓し、第3操作で、該スクリューキャップを螺脱回転方向へ所定範囲僅かに回転し、第4操作で、サーボ機構でトルクコントロールして前記スクリューキャップを螺着回転方向へ回転させて、前記スパウトの注出筒に装着することを特徴とするスクリューキャップキャッピング方法。
【請求項2】
容器の外周にネジ部をもつ口頸部に、スクリューキャップを装着する方法において、第1操作で前記スクリューキャップをキャッピングマシンのキャッピングヘッドに取り付け、第2操作で、該スクリューキャップを前記スパウトの注出筒に打栓し、第3操作で、該スクリューキャップを螺脱回転方向へ所定範囲僅かに回転し、第4操作で、サーボ機構でトルクコントロールして前記スクリューキャップを螺着回転方向へ回転させて、前記スパウトの注出筒に装着することを特徴とするスクリューキャップキャッピング方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、液体用紙容器の注出位置に突設するスパウトの注出筒や容器の口頸部に、プラスチック製スクリューキャップをキャッピングマシンで装着するためのスクリューキャップキャッピング方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、内容物を充填した液体用紙容器のスパウトの注出筒や、プラスチックボトルやガラス壜などの容器の口頸部に、プラスチック製スクリューキャップを装着する方法としては、キャップを螺着回転方向へ回転して装着するか、または、キャップを打栓して装着していた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述した前者の図2(a)に示す通常のスクリューキャップ(100)を、液体用紙容器(400)の注出位置に突設するスパウト(300)の注出筒(310)に、螺着回転方向へ回転して装着する方法においては、キャッピングマシンで螺着した場合には、回転慣性により強く螺着され、使用するときに、開けトルクが大きく開封しにくいことがあった。このため、締めトルクを制御して螺着すると、キャッピングスピードが低下し、キャッピング能力を上げるためには、キャッピングヘッドを増やす必要があり、機械コストが高くなった。また、上述した後者の図2(a)に示す通常のスクリューキャップ(100)を、液体用紙容器(400)の注出位置に突設するスパウト(300)の注出筒(310)に、打栓して装着する方法においては、キャップの周壁(110)の内周面に設けられた雌ねじ(111)が、スパウト(300)のの注出筒(310)の外周面に設けられた雄ねじ(311)に乗り上げたまま装着されてしまうことがあり、密封が不完全であったり、開けトルクが非常に高くなることなどがあった。
【0004】
また、図2(b)に示すように、キャップ本体(210)の周壁(211)下端に、タンパーエビデントバンド又はリング(220)が複数の脆弱ブリッジ(221)で接続しているタンパーエビデント機能付スクリューキャップ(200)を、液体用紙容器(400)の注出位置に突設するスパウト(300)の注出筒(310)に、螺着回転方向へ回転して装着する方法においては、タンパーエビデントバンド又はリング(220)の内周面に設けられている係止フラット(222)が、スパウト(300)の注出筒(310)の外周面に設けられた雄ねじ(311)や係止リング(312)を乗り越える際に、キャップ本体(210)の周壁(211)下端とタンパーエビデントバンド又はリング(220)を接続する脆弱ブリッジ(221)が切断されてしまうことがあった。このため、脆弱ブリッジの強度を強くする必要があるが、この脆弱ブリッジ(221)の強度には、キャップ本体(211)を螺脱回転方向に回転したときに切断されるものであり、自ずと強くできる範囲に限界があった。
【0005】
本発明は、上述の従来のスクリューキャップのキャッピングにおける問題点を解決したものであり、キャッピングスピードが速く、締め及び開けトルクが適性であり、タンパーエビデント機能付スクリューキャップにも適用できるスクリューキャップキャッピング方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、液体用紙容器の注出位置に突設するスパウトの外周にネジ部をもつ注出筒に、スクリューキャップを装着する方法において、第1操作で前記
スクリューキャップをキャッピングマシンのキャッピングヘッドに取り付け、第2操作で、このスクリューキャップを前記スパウトの注出筒に打栓し、第3操作で、このスクリューキャップを螺脱回転方向へ所定範囲僅かに回転し、第4操作で、サーボ機構でトルクコントロールして前記スクリューキャップを螺着回転方向へ回転させて、前記スパウトの注出筒に装着することを特徴とするスクリューキャップキャッピング方法である。
【0007】
そして、本発明の第2の発明は、容器の外周にネジ部をもつ口頸部に、スクリューキャップを装着する方法において、第1操作で前記スクリューキャップをキャッピングマシンのキャッピングヘッドに取り付け、第2操作で、このスクリューキャップを前記スパウトの注出筒に打栓し、第4操作で、このスクリューキャップを螺脱回転方向へ所定範囲僅かに回転し、第3操作で、サーボ機構でトルクコントロールして前記スクリューキャップを螺着回転方向へ回転させて、前記スパウトの注出筒に装着することを特徴とするスクリューキャップキャッピング方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明のスクリューキャップキャッピング方法は、第1操作でスクリューキャップをキャッピングヘッドに取り付け、第2操作で、スパウトの注出筒又は容器の口頸部に打栓し、第3操作で、螺脱回転方向へ所定範囲僅かに回転し、第4操作で、螺着回転方向へ回転させて装着するものであり、従来の螺着回転方向の回転だけで装着するものと比較して、キャッピングスピードが速い。
【0009】
また、本発明のスクリューキャップキャッピング方法は、第4操作で、サーボ機構でトルクコントロールして螺着回転方向へ回転させて装着するものであり、スクリューキャップのスパウトの注出筒又は容器の口頸部への装着時の締めトルクが適性である。従って、開封するときの開けトルクも適性であり、使用しやすい。
【0010】
また、従来の螺着回転方向の回転だけで装着するものは、タンパーエビデントバンド又はリングが、スパウトの注出筒又は容器の口頸部の係止リングを乗り越えるときに、タンパーエビデントバンド又はリングとキャップ本体にかかる回転方向のトルクに違いを生じて、キャップ本体とタンパーエビデントバンド又はリングとを接続する脆弱ブリッジが切断されることがあるが、本発明のスクリューキャップキャッピング方法は、タンパーエビデントバンド又はリングが、スパウトの注出筒又は容器の口頸部の係止リングを乗り越えるときは、第2操作の打栓時で縦方向であり、キャップ本体とタンパーエビデントバンド又はリングとを接続する脆弱ブリッジを切断することがないため、タンパーエビデント機能付スクリューキャップにも適用することができる。
【0011】
また、サーボ機構のキャッピングヘッドでトルクコントロールしてキャッピングする場合でも、従来の螺着回転方向の回転だけで装着するものは、タンパーエビデントバンド又はリングのスパウトの注出筒又は容器の口頸部の係止リングを乗り越えのトルクと螺着終了時の二つのピークトルクを認識し制御するキャッピングヘッドが必要であったが、本発明のスクリューキャップキャッピング方法では、螺着終了の一つのピークトルクを認識し制御するキャッピングヘッドでよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、本発明のスクリューキャップキャッピング方法の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
【0013】
図1は、スクリューキャップをスパウトの注出筒に装着するキャッピング工程を示す説明図であり、図2は、通常のスクリューキャップ及びタンパーエビデント機能付スクリューキャップの一例の断面図である。
【0014】
本発明のスクリューキャップキャッピング方法は、液体用紙容器の注出位置に突設するスパウトの外周にネジ部をもつ注出筒又は容器の外周にネジ部をもつ口頸部に、プラスチック製のスクリューキャップを装着するものである。スクリューキャップとしては、図2(a)に示す周壁(110)の内周面に雌ねじ(111)を設けた通常のスクリューキャップ(100)、また、図2(b)に示すキャップ本体(210)の内周面に雌ねじ(212)を設けた周壁(211)下端に、脆弱ブリッジ(221)を介して、タンパーエビデントバンド又はリング(220)を接続するタンパーエビデント機能付スクリューキャップ(200)などに適用することができる。
【0015】
実施形態1のスクリューキャップキャッピング方法は、液体用紙容器の注出位置に突設するスパウトの外周にネジ部をもつ注出筒に、スクリューキャップを装着するものであり、その工程は、第1操作から第4操作からなるものである。第1操作は、図1(a)に示すように、スクリューキャップ(100)をキャッピングマシンのキャッピングヘッド(500)に取り付けものであり、第2操作は、図1(b)に示すように、キャッピングヘッド(500)に取り付けたスクリューキャップ(500)を下降させて、スパウト(300)の注出筒に打栓するものであり、第3操作は、図1(c)に示すように、スパウト(300)の注出筒に打栓したスクリューキャップ(100)を螺脱回転方向へ所定範囲僅かに回転して戻すものであり、そして、第4操作は、図1(c)に示すように、サーボ機構でトルクコントロールしてスクリューキャップを螺着回転方向へ回転させて、スパウトの注出筒に装着するものである。
【0016】
なお、ロータリーキャッピングマシン及びシングルヘッドキャッピングマシンの場合には、サーボ機構のキャッピングヘッドを用いてキャッピングを行うものであり、レシプロケ−ティング2ヘッドキャッピングマシンの場合には、第2操作に、上下運動のヘッドを使用し、第3操作には、サーボ機構のキャッピングヘッドを用いてキャッピングを行うものである。
【0017】
実施形態2のスクリューキャップキャッピング方法は、容器の外周にネジ部をもつ口頸部に、スクリューキャップを装着するものであり、その工程は、実施形態1のスクリューキャップキャッピング方法と同様に、第1操作から第4操作からなるものである。第1操作は、スクリューキャップをキャッピングマシンのキャッピングヘッドに取り付けものであり、第2操作は、キャッピングヘッドに取り付けたスクリューキャップを下降させて、スパウトの注出筒に打栓するものであり、第3操作は、スパウトの注出筒に打栓したスクリューキャップを螺脱回転方向へ所定範囲僅かに回転して戻すものであり、そして、第4操作は、サーボ機構でトルクコントロールしてスクリューキャップを螺着回転方向へ回転させて、スパウトの注出筒に装着するものである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】スクリューキャップをスパウトの注出筒に装着するキャッピング工程を示す説明図であり、(a)は、第1操作、(b)は、第2操作、(c)は、第3操作、そして、(d)は、第4操作である。
【図2】(a)は、液体用紙容器の注出位置に突設するスパウトの注出筒に、通常のスクリューキャップが装着する一例の断面図であり、(b)は、タンパーエビデント機能付スクリューキャップが装着する一例の断面図である。
【符号の説明】
【0019】
100……スクリューキャップ
110,211……周壁
111……雌ねじ
200……タンパーエビデント機能付スクリューキャップ
210……キャップ本体
212……雌ねじ
220……タンパーエビデントバンド又はリング
221……脆弱ブリッジ
222……係止フラップ
300……スパウト
310……注出筒
311……雄ねじ
312……係止リング
400……液体用紙容器
500……キャッピングヘッド
【出願人】 【識別番号】000003193
【氏名又は名称】凸版印刷株式会社
【出願日】 平成19年6月12日(2007.6.12)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−308171(P2008−308171A)
【公開日】 平成20年12月25日(2008.12.25)
【出願番号】 特願2007−154868(P2007−154868)