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【発明の名称】 回転翼軌跡光照射装置
【発明者】 【氏名】小國 順

【要約】 【課題】ヘリコプター等の回転翼の回転軌跡の測定と目視確認を、容易にした回転翼軌跡光照射装置を提供する。

【構成】それぞれの回転翼4の先端に、色違いの直線集中発光素子3と広い角度で光が出る発光素子10を取り付ける。これにより回転翼から安全な距離を確保して回転軌跡の測定ができ、また機体の姿勢位置と傾き角度が目視できるため的確な判断での操縦ができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転翼に発光体を取り付けて回転翼から発せられる回転軌跡光で測定と目視確認を容易にすることを特徴とする回転翼軌跡光照射装置。
【請求項2】
[請求項1]に記載の、回転翼の回転軌跡光の目視確認で、光を透過する素材を回転翼に使用することを特徴とする回転翼軌跡光照射装置。
【請求項3】
[請求項2]の光を透過する回転翼に光を照射して回転翼の軌跡を目視し易くすることを特徴とする回転翼軌跡光照射装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【001】
回転翼の回転軌跡を容易に確認と調整が出来る様に、回転翼の先端に発光体を取り付けた、回転翼軌跡光照射装置に関するものである。
【背景技術】
従来の光学式回転翼の軌跡測定装置は回転翼に光を照射しその反射して来た反射光の位置を測定していて、設備と人員とで大掛かりで危険な作業となっていた。又従来の模型のヘリコプターは回転翼の大きさにくらべ小さな機体姿勢を見て操縦していた為、姿勢位置角度が見えにくい為に墜落事故が多く有り、又操縦の習得にかなりの時間を要していた。又、従来の模型飛行機の回転翼への接触事故が絶えなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【002】
回転翼軌跡測定において、従来の方式では照射装置と測定受光装置が必要であり、しかも正確に測定する為の照射する側と受光側との位置合わせが素早く出来なかった。又高速で回転する回転翼の軌跡が目視しずらく大変危険な作業となっていた。近年ラジコン飛行機とヘリコプターは技術の進歩でより小型化しておりその手軽さから産業用又は個人用で年々増えている。それに伴い小型化により飛行体の姿勢と機体の位置角度が見ずらい為の墜落事故とか回転翼での接触事故も増えている。模型飛行機においての怪我のひどい事例では指の切断である。本発明は、以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【003】
図1において、それぞれの回転翼の先端に色違いの集中直線発光と広角度発光する発光素子の二組を取り付ける。集中直線光においては、回転翼と平行に直線光が出る様に発光素子を取り付ける。これらの電源は回転軸近くより供給する。模型エンジンの回転翼について図1、図2では、透明な材料で構成された回転翼もしくは、光りを透過する材料を回転翼に内蔵させ、先端から発光させる為、回転翼の回転軸近くに発光素子を取り付け発光させる。以上を特徴とする装置である。
【発明の効果】
【004】
これにより、ヘリコプターの高速回転翼から安全な距離を確保しての回転軌跡調整が安全で簡単に出来る。なおかつ飛行時には回転翼の先端から発する広角度発光の照射により機体の姿勢位置と傾き角度がはっきりと目視出来る為、的確な判断での操縦が出来る。これにより、墜落事故防止と短期間での操縦技術の習得が可能である。特に、近年ヘリコプターは超小型化している為、自宅内もしくは住宅近郊での飛行が目立って来ていて人の近くでの飛行させているのが現実である。よって本装置を装備すれば大いに事故防止と操縦技術向上に寄与しうる装置である。又、模型飛行機では高速回転するプロペラの翼端は良く見えない状態で大変危険で有るが、飛行前に必ずエンジン調整をしてから飛行する為、高速で回転するプロペラの近くの調整ネジに手を差し伸べての作業で大変危険で有り、慣れた人が油断して大怪我している様である。これにも本装置を取り付ければかなり事故防止に役立ち社会貢献が大である。本発明の発光体に近年、安価で高輝度の発光素子を利用すば、簡単な構造なので容易に施工出来、完成価格も非常に安価に出来る。よって作業軽減と安全で楽しい余暇の提供など、きわめて社会貢献が大なる発明である。
【発明を実施するための最良の形態】
【005】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1はヘリコプター本体(5)の回転軌跡を測定する作業体系である。回転翼(4)と平行に光が照射される様、集中照射発光素子(3)を回転翼(4)の翼端に回転翼の数だけ各翼に一個ずつ取り付ける。それぞれの発光素子は色違いのものを用いる。ここで発光させると同時に回転翼(4)を回転させる。すると照射光(2)は回転翼と平行に全方位に照射するので回転翼から十分離れた安全な所に計測目盛(1)を地面から垂直に立てれば計測目盛に各回転翼から発せられた色の異なる照射光が当たり、色指定した回転翼を個別で簡単に測定可能となる。又、簡易的には目測での回転軌跡を直視確認出来る様、広い角度の発光素子を合わせて取り付ければ特別な測定機器がなくても飛行前の不具合を事前に常時発見出来る。[006]図2は模型飛行機のエンジン(6)に光を透過させる材料で作られた回転翼(11)で、エンジンの回転軸の近くに回転翼(11)に光が当たる様に発光素子(10)を設置して、蓄電池(9)から電線(8)を介して電気を供給する。これにより発光素子から発せられた光は回転翼(11)の全体に行き渡り全方位から光(13)が発せられる為、回転翼の軌跡がはっきり目視出来、高速回転する回転翼の近くにある調整ネジ(7)との距離感が解り易く事故防止に多いに役立つ。この回転翼(11)はエンジンの馬力など強度的に十分で無い場合、従来の高強度の材料で製作する事として、内部に細い透明な素材か、光ケーブルを通して同じ効果を得る方法とする。[007]図3の発光させる方法は図1と同じであるが、どの位置からも高速回転翼の翼端が見え易い様に、広角度の照射発光の発光素子(10)を翼端に取り付ける。これの電源供給は蓄電池(9)から電線(8)を通り電気供給回転ブラシ(12)を介して送る。
【図面の簡単な説明】
【006】
【図1】本発明の回転翼の先端に集中直線発光体を取り付けた、回転翼軌跡光照射装置の作業体系側面図
【図2】本発明の光を透過する回転翼を装着した模型エンジンの側面図
【図3】本発明の回転翼の先端に広角度の発光素子を取り付けた、回転翼を装着した模型エンジンの側面図
【符号の説明】
【007】
1 計測目盛
2 照射光
3 集中照射発光素子
4 回転翼
5 ヘリコプター本体
6 エンジン
7 調整ネジ
8 電線
9 蓄電池
10 発光素子
11 回転翼
12 電気供給回転ブラシ
13 光
【出願人】 【識別番号】300034057
【氏名又は名称】小國 順
【出願日】 平成18年6月26日(2006.6.26)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−7082(P2008−7082A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−201295(P2006−201295)