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【発明の名称】 トラクタの後部作業操作装置
【発明者】 【氏名】篠田 正憲

【氏名】藤岡 伸悟

【氏名】桜原 清文

【氏名】坂田 親紀

【要約】 【課題】車体後部の作業操作を後シートに着座した状態で行う作業形態では、前後進操作の切替を要し、この操作が煩雑かつ面倒である。しかも、操作上の危険性を伴う。

【構成】前向、後向着座姿勢で前後進操作しながら作業するトラクタにおいて、前シート1で前後進操作する前シャトルレバー3又は後シート2で前後進操作する後シャトルスイッチ6によって前後進切替装置39をいずれか一方に切替えるよう構成すると共に、上記後シート2が後向作業操作の状態にあり、前シート1で前後進操作する前記前シャトルレバー3が中立位置にあり、かつ、車速が最低位置に設定操作されてあることを後シャトルスイッチ6による前後進実行の条件として操作可能に設ける。この後シャトルスイッチ6によるONされると、前後進切替弁を出力して、前進、後進することができ、シャトル条件が整わないときは、前進、後進することができない。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前向、後向着座姿勢で前後進操作しながら作業するトラクタにおいて、前シート(1)で前後進操作する前シャトルレバー(3)又は後シート(2)で前後進操作する後シャトルスイッチ(6)によって前後進切替装置(39)をいずれか一方に切替えるよう構成すると共に、上記後シート(2)が後向作業操作の状態にあり、前シート(1)で前後進操作する前記前シャトルレバー(3)が中立位置にあり、かつ、車速が最低位置に設定操作されてあることを後シャトルスイッチ(6)による前後進実行の条件として操作可能に設けたことを特徴とする後部作業操作装置。
【請求項2】
前記後シャトルスイッチ(6)を、同時操作で出力可能の二個のメインスイッチ(6M)とサブスイッチ(6S)で構成することを特徴とする請求項1に記載のトラクタの後部作業操作装置。
【請求項3】
前記後シャトルスイッチ(6)の操作により所定時間の確認音を発することを特徴とする請求項1、又は2に記載のトラクタの後部作業操作装置。
【請求項4】
前記後シャトルスイッチ(6)のうちいずれかのスイッチ(6M)、又は(6S)を、押し操作の間ONして一定時間点灯する照光スイッチ形態とすることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のトラクタの後部作業操作装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、トラクタ車体の後シートに後向姿勢で着座して前後進作業操作する後部作業操作装置に関し、安全操作を図るものである。
【背景技術】
【0002】
トラクタ車体の前側にフロントローダを設けると共に、後側に後シートやバックホーを配置して前後進しながら作業する技術は、例えば(特許文献1参照)や、車体を前後進操作するための前後進レバーや、前後進スイッチ等を設ける技術(例えば、特許文献2参照)が知られている。
【特許文献1】特開2005−256408号公報(第12頁、図5)。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
車体後部の作業操作を後シートに着座した状態で行う作業形態では、前後進操作の切替を要し、この切替操作が煩雑であり、面倒である。しかも、前シートと後シートにおいて操作可能な形態であるため、操作上の危険性を伴い易い。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1に記載の発明は、前向、後向着座姿勢で前後進操作しながら作業するトラクタにおいて、前シート1で前後進操作する前シャトルレバー3又は後シート2で前後進操作する後シャトルスイッチ6によって前後進切替装置39をいずれか一方に切替えるよう構成すると共に、上記後シート2が後向作業操作の状態にあり、前シート1で前後進操作する前記前シャトルレバー3が中立位置にあり、かつ、車速が最低位置に設定操作されてあることを後シャトルスイッチ6による前後進実行の条件として操作可能に設けたことを特徴とする後部作業操作装置の構成とする。
【0005】
トラクタ作業は、通常前シート1に着座して、前シャトルレバー3の操作で前後進操作できるが、バックホー等の作業は、後シート2に着座して後シャトルレバー等を操作して前後進する。この後向作業操作では、後シャトルスイッチ6をON操作することによって、前後進切替装置の前後切替弁を切替えることによって行われる。このとき、この後シャトルスイッチ6によるONは、これら後シート2の姿勢や、前シャトルレバー3の中立位置にあること、及び主変速装置や副変速装置等による変速位置が最低位置にあること等が、シャトル条件、即ち、後シャトルスイッチ6による前後進実行の条件として行われる。この後シャトルスイッチ6がONされると、前後進切替弁を出力して、前進、後進することができ、シャトル条件が整わないときは、前進、後進することができない。
【0006】
請求項2に記載の発明は、前後シャトルスイッチ6を、同時操作で出力可能の二個のメインスイッチ6Mとサブスイッチ6Sで構成することを特徴とする。前記後シャトルスイッチ6を押してONするには、メインスイッチ6Mとサブスイッチ6Sを同時に押すことによって、前記シャトル条件が整っているときにON出力することができ、前進、後進することができる。このため、これらメインスイッチ6Mとサブスイッチ6Sの両者を同時に押操作するための特別の操作注意を行うことが必要となる。
【0007】
請求項3に記載の発明は、前記後シャトルスイッチ6の操作により所定時間の確認音を発することを特徴とする。前記のように後シャトルスイッチ6を押し操作してONすると、前記シャトル条件が整っていると所定時間の確認音が発信されて、前進、又は後進操作が行われたことを確認することができる。この確認音が発信されないときは、何らかの誤操作や、前記シャトル条件が整っていないか等の点検を行うことができる。
【0008】
請求項4に記載の発明は、前記後シャトルスイッチ6のうちいずれかのスイッチ6M、又は6Sを、押し操作の間ONして一定時間点灯する照光スイッチ形態とすることを特徴とする。前記のように後シャトルスイッチ6を押し操作してONすると、前記シャトル条件が整っていると、この操作したスイッチ6が一定時間照光点灯するため、前進、又は後進操作が行われたことを確認することができる。このスイッチ6が点灯しないときは、誤操作や、前記シャトル条件が整っていないか等の点検を行うことができる。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の発明は、トラクタの後向きでの前後進操作は、後シート2が後向作業操作の状態にあること、前シート1で行われる前シャトルレバー3が中立位置にあること、しかも、主変速、乃至副変速による車速が最低位置にあること等の後シャトル条件を満すことによって、後シャトルスイッチ6をONするものであるから、安全な前後進操作を行うことができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は前記のような後シャトルスイッチ6は、メイン、サブスイッチ6M、6Sの二個のスイッチを同時に押し操作することによって、前、後進操作可能であるから前、後進するためには特別の注意を払うことを要するため、誤操作をなくすることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、前記のような後シャトル条件が全て整っていること等の確認音の発進の有無によって適正な操作が行われているか、否かを判別することができ、より安全な操作を行うことができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、前記のような後シャトル条件が全て整っていること等の確認を、この押し操作の後シャトルスイッチ6自体の一定時間の点灯によって行うことができ、より簡単で確認容易、正確で、安全な操作を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図例に基づいて、トラクタ車体10は、ステアリングハンドル11で操向する前輪12と、後輪13を有して、前部のボンネット14下に搭載のエンジン15によって駆動走行する乗用四輪駆動走行形態の構成としている。
【0014】
前シート1を後部の左右フェンダ16間に搭載して、この前シート1から前側のハンドル11等にわたる操縦部の上部に、キャビン、又はサンルーフ17を設ける。この車体10の前側にフロントローダ18を装着可能にし、後側にバックホー19等を装着可能にしている。フロントローダ18は、車体10前部に設けるフロントブラケット9に支持する。このフロントブラケット9上にローダアーム20を支持して、油圧伸縮のリフトシリンダ21によって昇降し、この前端部のバケット22をバケットシリンダ23の伸縮によって掬い角やダンプ角を回動する構成にしている。
【0015】
又、バックホー19は、車体10後端にリヤブラケット24を取付けて、アウトリガ25で支持する。このブラケット24の後部に旋回ブラケット26を、上下方向の旋回軸27周りに旋回可能に設け、この旋回ブラケット26に対して、リフトアーム28を昇降回動自在に設けて、リフトシリンダ29の油圧伸縮によって昇降可能に設ける。又、このリフトアーム28の後端にバケット30を上下回動自在に設けて、アームシリンダ31の油圧伸縮によって回動可能に設ける。
【0016】
このバケットアーム30の先端にバケット32をバケットリンク33を介して回動自在に設け、バケットシリンダ34の油圧伸縮によって回動可能に設ける。このバックホー19の操作を行うための後シート2と、操作台35を、リヤブラケット24上に設け、運転者が後シート2に後向姿勢で着座して、この操作台35上の後シャトルレバー5や、後シャトルスイッチ6等を操作してバックホー19の作業操作を行う。
【0017】
前記車体10の主体を構成するクラッチハウジング40や、ミッションケース41、及びアクスルハウジング42等には、エンジン15から入力される入力軸43上にメインクラッチ44を設け、この入力軸43から連動される前後進軸45上に伝動停止の中立位置Nから前進位置Fと後進位置Rのギヤ伝動に切替えるシャトルクラッチ46、47を設けて前後進切替装置39を構成する。上記前後進軸45から連動される主変速軸48には主変速ギヤ49を設け、副変速軸50には副変速ギヤ51を設けて、ピニオンギヤ軸52を伝動する。このピニオンギヤ軸52からはリヤデフギヤ53を介して後輪13を伝動すると共に、前輪12へ連動する前輪取出軸54を伝動する。なお、前後進切替装置39は、後記コントローラに制御され、シャトルクラッチ46、47等を操作する油圧回路の電磁切替制御弁の前・後進ソレノイド66、67を備えるものである。
【0018】
この前輪取出軸54には、二駆、四駆切替用の前輪クラッチ55を設けている。又、前記入力軸43からPTO伝動軸56をギヤ伝動して、後側のPTO軸57を伝動する。ミッションケース41の後端上部には、油圧シリンダ58によって昇降されるリフトアーム59を設け、トラクタ後部に三点リンク機構等を介して装着するロータリ耕耘装置等の作業機を装着して昇降することができる。
【0019】
ここにおいて、この発明に係る後部作業操作装置は、前向、後向着座姿勢で前後進操作しながら作業するトラクタにおいて、後シート2で前後進操作する後シャトルスイッチ6を、この後シート2が後向作業操作の状態にあり、前シート1で前後進操作する前シャトルレバー3が中立位置にあり、かつ、車速が最低位置にあることを後シャトル条件として操作可能に設けたことを特徴とする。トラクタ作業は、通常前シート1に着座して、前シャトルレバー3の操作で前後進操作できるが、バックホー等の作業は、後シート2に着座して後シャトルレバー等を操作して前後進する。この後向作業操作では、後シャトルスイッチ6をON操作することによって、前後進切替装置39の前後切替弁を切替えることによって行われる。
【0020】
このとき、後シャトルスイッチ6による前後進実行の条件、即ち、後シャトル条件は、後シャトルスイッチ6によってONされ、これら後シート2の姿勢や、前シャトルレバー3の中立位置にあること、及び主変速装置や副変速装置等による変速位置が最低位置にあること等の条件をもって行われる。即ち、後シャトル条件は、後シャトルスイッチ6による前後進実行の条件の意味である。この後シャトルスイッチ6をONすると、前後進切替弁を出力して、前進、後進することができ、シャトル条件が整わないときは、前進、後進することができない。
【0021】
又、前後シャトルスイッチ6を、同時操作で出力可能の二個のメインスイッチ6Mとサブスイッチ6Sで構成することを特徴とする。前記後シャトルスイッチ6を押してONするには、メインスイッチ6Mとサブスイッチ6Sの両者を押操作するための特別の操作注意を行うことが必要となる。
【0022】
又、前記後シャトルスイッチ6の操作により所定時間の確認音を発することを特徴とする。前記のように後シャトルスイッチ6を押し操作してONすると、前記シャトル条件が整っていると所定時間の確認音が発信されて、前進、又は後進操作が行われたことを確認することができる。この確認音が発進されないときは、何らかの誤操作や、シャトル条件が整っていないか等の点検を行うことができる。
【0023】
又、前記後シャトルスイッチ6のうちいずれかのスイッチ6M、又は6Sを、押し操作の間ONして一定時間点灯する照光スイッチ形態とすることを特徴とする。前記のように後シャトルスイッチ6を押し操作してONすると、前記シャトル条件が整っていると、この操作したスイッチ6が一定時間照光点灯するため、前進、又は後進操作が行われたことを確認することができる。このスイッチ6が点灯しないときは、誤操作や、シャトル条件が整っていないか等の点検を行うことができる。
【0024】
前記フロントローダ18を装着して作業する場合は、前シート1に着座した状態で、ダッシュボード部、乃至この前シート1横側のフェンダ16部近くに配置の操作レバー等の操作することによって、作業操作する又、車体10の後部に前記のようにバックホー19を装着して作業を行うときは、この後シート2に着座して、後向き姿勢で操作台35部の操作機構を操作することによって作業する。
【0025】
この後向きシャトル操作を行うためには、後シャトルスイッチ6による前後進実行の条件、即ち後シャトル条件として、後シャトルスイッチ6を操作すること、後シート2が後向作業操作の状態にあること、前記前シート1で前後進操作する前シャトルレバー3が中立位置Nにあること、かつ、車速が最低位置にあること等が必要である。このためこのコントローラ60の入力側に、前シート1に着座して、前向姿勢で操作する前シャトルレバー3等によって前進、後進切替によって操作される前シャトルスイッチ4F、4Rや、後シート2に着座して、後向き姿勢で操作する後シャトルレバー5や、操作台35のリニアスイッチボタン36、37によって前進、後進切替操作される後シャトルスイッチ5F、5Rを設ける。
【0026】
又、前記主変速ギヤ49の主変速レバー等による変速位置を検出する主変速位置センサスイッチ61、副変速ギヤ51の副変速レバー等による副変速位置を検出する副変速位置センサスイッチ62等を設ける。
【0027】
これら変速位置センサスイッチ61、62によって、トラクタの走行車速が低速から高速域にわたるいずれの位置にあるか、特に最低速域にあるか否かを判別することができる。前記後シート2は、折畳形態や、起倒形態等に構成して、使用時には後向きに着座可能の状態にすると共に、不要時は折畳、乃至収納姿勢にして、前向操作時の作業昇降等の邪魔にならないように構成している。この後シート2が後向き作業操作状態にあることを検出する後シート2のシート向きセンサスイッチ63を設ける。なお、前後反転式のシート形態でもよい。
【0028】
又、前記後シャトルスイッチ6は、前記後シャトルスイッチ6F、6Rをリニアスイッチボタン37を前、後に押すことによって、スイッチOFF位置から前進側の後シャトルスイッチ6FをONし、又、後進側の後シャトルスイッチ6RをONするように切替えることができ、これをメインスイッチ6Mとする。又、このリニアスイッチボタン37の横側には、リニアスイッチボタン36の押しによってONするサブスイッチ6Sを設ける形態とすることができる。これらメインスイッチ6Mを前進側スイッチ6F、又は後進側スイッチ6Rに切替えるときは、このスイッチボタン37と同時に、スイッチボタン36を押してサブスイッチ6SをONすることによって有効となり、コントローラ60から切替制御弁への出力が可能となる。
【0029】
前記コントローラ60の出力側には、前記シャトルクラッチ46、47等を操作する油圧回路の電磁切替制御弁の前・後進ソレノイド66、67を設けると共に、この昇圧ソレノイド65を設ける。これら前進ソレノイド66は前記前シャトルレバー3による前シャトルスイッチ4のONによって出力されて、切替制御弁を切替えて前進側のシャトルクラッチ46パックを中立位置Nから前進位置Fへ作動させて、前進走行させる。又、この前進ソレノイド66は、後シャトルレバー5による後シャトルスイッチ6のONによって同様に前進ソレノイド66が出力されて、前進走行される。又、後進ソレノイド67においても同様に操作されて、切替制御弁を後進位置Rへ切替える。
【0030】
又、図3のように前記後シャトルスイッチ6を操作する場合に、前記後シャトル条件を満足するときは、後シャトル操作が有効であるとして点灯するモニタランプ68を設ける。このモニタランプ68は、押し操作するスイッチボタン36、37自体をモーメンタリ照光スイッチ形態として構成して、操作と同時に確認し易くしている。又、後シャトルスイッチ6のメインスイッチ6MがONして、サブスイッチ6SがONすると、一定時間t(例えば、3秒間)ブザー69を発信して、昇圧ソレノイド65、及び前進、又は後進ソレノイド66、67を出力するように構成している。このシャトル操作は、後シャトルスイッチ6がONしているとき前シャトルスイッチ4がONになるときは無効となって、後シート2での後向きシャトル操作を牽制する。
【0031】
次に、図7に基づいて足場の参考例について説明する。前記ミッションケース41後端の三点リンクヒッチ65にヒッチピン66によって取付けられるリヤブラケット24、又は別途独立として取付けるブラケットに、ステッププレート67を設けて後向作業操作の足場として、作業性を高めるものである(図7)。このステッププレート67の左右両側には補助プレート68を取付ボルト69で着脱して、操作工具等を載置することが可能の構成としている。又、このステッププレート67を上方に回動させて収納可能に設けることも可能である(図8)。このステッププレート67のブラケット24は、ヒッチ65に対してヒッチピン66によって上下回動可能に取付け、このブラケット24の起立収納位置をこの前端部に設ける係止ピン70によって係止し、後方水平状の倒伏位置をヒッチ65に設けるストッパピン71によって係止する。72は後部作業機を連結するロワリンクである。
【0032】
次に、図9に基づいて油圧ホース配管の参考例について説明する。前記前シート1の右手側のフェンダ16にポジションコントロールレバー76、コントロールバルブ77、これに連結の油圧ホース78等を設けて、後側連結作業機との油圧ホースの着脱を容易にする。このコントロールバルブ77や、油圧ホース78等はフェンダ16の下側の沿って取付けている。このフェンダ16の後端面には、油圧ホース78の連結口79を配置して、この連結口79に作業機側の油圧ホース80の連結口81を差込連結できる構成としている。
【0033】
次に、図10に基づいて、前記フロントローダ18やバックホー19等の参考としての操作油圧回路のブロック図を示すが、前記前シート1を前後に旋回させて、後向きの後シート2に切替える形態をも含めて、前シート1による運転と、後シート2による運転とに切替ことによって、油圧回路の切替弁85を切替連動する。前シート1側での操作では、この切替弁85を、リフトアーム59の油圧シリンダ58や、フロントローダ18の各油圧シリンダ21、23、ステアリングハンドル11の油圧パワステ回路等の油圧回路86側へ切替え、後シート2側での操作では、前記バックホー19の各油圧シリンダ29、31、34、及びアウトリガー25の油圧シリンダ等の油圧回路87側へ切替えるように連動構成する。Pは油圧ポンプ、Tはタンクポートである。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】後部作業操作制御部のブロック図。
【図2】そのフローチャート。
【図3】一部別実施例を示すフローチャート。
【図4】トラクタ伝動機構部の側面図。
【図5】トラクタの側面図。
【図6】その操作パネル部の平面図。
【図7】リヤブラケット部の別例を示す分解斜視図。
【図8】その別例示す側面図。
【図9】フェンダー部の斜視図。
【図10】油圧回路のブロック図。
【符号の説明】
【0035】
1 前シート
2 後シート
3 前シャトルレバー
4 前シャトルスイッチ
5 後シャトルレバー
6 後シャトルスイッチ
19 バックホー
36 リニアスイッボタン
37 リニアスイッボタン
46 前進側シャトルクラッチ
47 後進側シャトルクラッチ
50 副変速軸
51 副変速ギヤ
61 主変速位置センサスイッチ
62 副変速位置センサスイッチ
63 シート向きセンサスイッチ
【出願人】 【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
【出願日】 平成18年6月29日(2006.6.29)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−6979(P2008−6979A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−179829(P2006−179829)