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鉛筆削り器 - 特開2008−137206 | j-tokkyo
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【発明の名称】 鉛筆削り器
【発明者】 【氏名】伊藤 幸信

【要約】 【課題】幼児がいたずらで鉛筆削り孔に指を挿入した場合にカッターが作動せず、指がカッターで切断される事故を防止しうる電動鉛筆削り器を提供する。

【解決手段】鉛筆削り孔の内部にモータで回転しうるカッターが装備され、上記鉛筆削り孔に鉛筆が挿入された場合に、上記カッターにより鉛筆の先端部が自動的に削られるように構成された電動式の鉛筆削り器であって、上記カッターの回転を停止させて、上記鉛筆削り孔に挿入された指の負傷を防止しうる安全機構が設けられ、上記安全機構として、上記モータを回転させる回路をOFF状態にしうる幼児保護スイッチが設けられている。また、上記幼児保護スイッチが上記回路をOFF状態にしている状態であっても、上記回路をON状態にして上記カッターを作動させうる使用スイッチが併設されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
鉛筆削り孔の内部にモータで回転しうるカッターが装備され、上記鉛筆削り孔に鉛筆が挿入された場合に、上記カッターにより鉛筆の先端部が自動的に削られるように構成された電動式の鉛筆削り器であって、
上記カッターの回転を停止させて、上記鉛筆削り孔に挿入された指の負傷を防止しうる安全機構が設けられていることを特徴とする鉛筆削り器。
【請求項2】
上記安全機構は、上記モータを回転させる回路をOFF状態にしうる幼児保護スイッチが設けられていることを特徴とする請求項1記載の鉛筆削り器。
【請求項3】
上記幼児保護スイッチが上記回路をOFF状態にしている状態であっても、上記回路をON状態にして上記カッターを作動させうる使用スイッチが併設されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載された鉛筆削り器。
【請求項4】
上記鉛筆削り孔と上記使用スイッチは本体ケースの正面部に配置されると共に、上記幼児保護スイッチは本体ケースの背面部に配置されていることを特徴とする請求項3記載の鉛筆削り器。
【請求項5】
本体ケースの内部には、上記カッターと、上記カッターを回転させうるモータと、上記モータに電源からの電流を供給しうる回路と、上記鉛筆削り孔に鉛筆が挿入された際に上記回路をON状態にすると共に上記鉛筆削り孔から鉛筆が抜出された際に上記回路をOFF状態にしうる作動スイッチが備えられ、
上記幼児保護スイッチ、上記使用スイッチ及び上記作動スイッチは上記回路内に設けられていることを特徴とする請求項3〜4のいずれか1項に記載された鉛筆削り器。
【請求項6】
上記回路において、上記幼児保護スイッチは上記作動スイッチに対し直列に接続され、上記使用スイッチは上記幼児保護スイッチに対し並列に接続されていることを特徴とする請求項5記載の鉛筆削り器。
【請求項7】
上記本体ケースに対し着脱可能な削り屑収納ボックスが設けられると共に、上記削り屑収納ボックスが上記本体ケースから取り外された状態で上記回路をOFFにし、上記削り屑収納ボックスが上記本体ケースに対し装着された状態で上記回路をONにしうる安全スイッチが設けられたことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載された鉛筆削り器。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、鉛筆削り器に係り、特に、幼児が鉛筆削り孔に指を挿入して負傷する事故を防止しうる電動鉛筆削り器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電動鉛筆削り器は、鉛筆削り孔に鉛筆を挿入すると、カッターを回転させるモータのスイッチがONになって、カッターが自動的に回転して鉛筆を削るように構成されている。
【0003】
ところで、近時、幼児がシュレッダーの書類挿入口に、いたずらで指を挿入して、指を切断されるという事故が多発しており、緊急の安全対策が要望されている。
【0004】
電動鉛筆削り器の場合も、シュレッダーと同様に、幼児が鉛筆削り孔にいたずらで指を挿入する可能性がある。
そして、鉛筆削り孔に指を挿入すると、上記のようにカッターが自動的に回転することから、その指がカッターにより切断される危険がある。
【0005】
したがって、電動鉛筆削り器の場合も、上記の危険を防止しうる手段が備えられることが要請されている。
【0006】
従来、鉛筆の削り屑を収納するボックスを引き出した後の空間に指を挿入してカッターに触れることにより負傷することを防止するように構成された電動鉛筆削り器が、特許文献1乃至特許文献4によって公知である。
【0007】
【特許文献1】特許第3758270号公報
【0008】
【特許文献2】実用新案公報昭57―34080号
【0009】
【特許文献3】実用新案公報昭52―15870号
【0010】
【特許文献4】実用新案公報昭49―17067号
【0011】
しかしながら、幼児が鉛筆削り孔にいたずらで指を挿入して負傷することを防止しうる鉛筆削り器は従来存在していない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
そこで本発明の課題は、幼児がいたずらで鉛筆削り孔に指を挿入した場合にカッターが作動せず、指がカッターで切断される事故を防止しうる電動鉛筆削り器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明に係る鉛筆削り器は、鉛筆削り孔の内部にモータで回転しうるカッターが装備され、上記鉛筆削り孔に鉛筆が挿入された場合に、上記カッターにより鉛筆の先端部が自動的に削られるように構成された電動式の鉛筆削り器であって、上記カッターの回転を停止させて、上記鉛筆削り孔に挿入された指の負傷を防止しうる安全機構が設けられていることを特徴とする。
【0014】
すなわち、本発明に係る上記鉛筆削り器にあっては、上記安全機構が上記カッターの回転を停止させて、上記鉛筆削り孔に幼児が指を挿入して負傷するのを防止することができる。
【0015】
また、本発明に係る上記鉛筆削り器にあっては、上記安全機構は、上記モータを回転させる回路をOFF状態にしうる幼児保護スイッチが設けられていることを特徴とする。
【0016】
すなわち、本発明に係る上記鉛筆削り器にあっては、上記安全機構を簡単に作動させるために上記幼児保護スイッチが設けられている。したがって、上記幼児保護スイッチにより上記モータを回転させる回路をOFF状態にすることにより、安全性が容易に確保されることになる。
【0017】
また、本発明に係る上記鉛筆削り器は、上記幼児保護スイッチが上記回路をOFF状態にしている状態であっても、上記回路をON状態にして上記カッターを作動させうる使用スイッチが併設されていることを特徴とする。
【0018】
すなわち、本発明に係る上記鉛筆削り器にあっては、幼児を保護するために、上記幼児保護スイッチを常にOFF状態にしていると、大人が鉛筆を削れないという不都合が生じるので、それを避けるために、上記使用スイッチが設けられている。この使用スイッチをONにすれば、上記幼児保護スイッチがOFF状態であっても、上記カッターを作動させて鉛筆を削ることができる。
【0019】
また、本発明に係る上記鉛筆削り器は、上記鉛筆削り孔と上記使用スイッチは本体ケースの正面部に配置されると共に、上記幼児保護スイッチは本体ケースの背面部に配置されていることを特徴とする。
【0020】
すなわち、本発明に係る上記鉛筆削り器にあっては、幼児が上記幼児保護スイッチをいたずらしにくいように、上記幼児保護スイッチを上記本体ケースの背面部に配置したものである。
【0021】
また、本発明に係る上記鉛筆削り器は、本体ケースの内部には、上記カッターと、上記カッターを回転させうるモータと、上記モータに電源からの電流を供給しうる回路と、上記鉛筆削り孔に鉛筆が挿入された際に上記回路をON状態にすると共に上記鉛筆削り孔から鉛筆が抜出された際に上記回路をOFF状態にしうる作動スイッチが備えられ、上記幼児保護スイッチ、上記使用スイッチ及び上記作動スイッチは上記回路内に設けられていることを特徴とする。
【0022】
すなわち、本発明に係る上記鉛筆削り器にあっては、上記構成要素を備えることにより、簡単な構成で、鉛筆を自動的に削ることができると共に、幼児が鉛筆削り孔に指を挿入してもカッターを回転しないようにすることができる。
【0023】
また、本発明に係る上記鉛筆削り器は、上記回路において、上記幼児保護スイッチは上記作動スイッチに対し直列に接続され、上記使用スイッチは上記幼児保護スイッチに対し並列に接続されていることを特徴とする。
【0024】
すなわち、本発明に係る上記鉛筆削り器にあっては、上記幼児保護スイッチは上記作動スイッチに対し直列に接続されていることから、上記幼児保護スイッチをOFF状態にすれば上記回路もOFFにしてカッターの回転を停止させることができる。
また、上記使用スイッチは上記幼児保護スイッチに対し並列に接続されていることから、上記幼児保護スイッチがOFF状態であっても、上記使用スイッチをONにして上記回路を閉路することにより、上記カッターを回転させて鉛筆を支障なく削ることができる。
【0025】
また、本発明に係る上記鉛筆削り器は、上記本体ケースに対し着脱可能な削り屑収納ボックスが設けられると共に、上記削り屑収納ボックスが上記本体ケースから取り外された状態で上記回路をOFFにし、上記削り屑収納ボックスが上記本体ケースに対し装着された状態で上記回路をONにしうる安全スイッチが設けられたことを特徴とする。
【0026】
すなわち、本発明に係る上記鉛筆削り器にあっては、上記削り屑収納ボックスが上記本体ケースから取り外された場合に、その後の空間に幼児が指を挿入して、露出されたカッターに指を触れて負傷する事故を防止する手段も備えている。
したがって、上記鉛筆削り孔に指を挿入して負傷する危険と、削り屑収納ボックスを取り外した後の空間に指を挿入して負傷する危険の両方を回避することができ、極めて安全性が高い。
【発明の効果】
【0027】
請求項1記載の本発明に係る鉛筆削り器は、鉛筆削り孔の内部にモータで回転しうるカッターが装備され、上記鉛筆削り孔に鉛筆が挿入された場合に、上記カッターにより鉛筆の先端部が自動的に削られるように構成された電動式の鉛筆削り器であって、上記カッターの回転を停止させて、上記鉛筆削り孔に挿入された指の負傷を防止しうる安全機構が設けられていることから、幼児が、いたずらで、もしくは誤って、指を上記鉛筆削り孔に挿入しても、上記安全機構により上記カッターの回転が停止させられているので、カッターで指が切断されるという事故を確実に防止することができる。
【0028】
請求項2記載の本発明に係る鉛筆削り器にあっては、上記安全機構は、上記モータを回転させる回路をOFF状態にしうる幼児保護スイッチが設けられていることから、上記幼児保護スイッチを操作することにより、容易にカッターの回転を停止させた状態にすることができる。
【0029】
請求項3記載の本発明に係る鉛筆削り器は、上記幼児保護スイッチが上記回路をOFF状態にしている状態であっても、上記回路をON状態にして上記カッターを作動させうる使用スイッチが併設されていることから、大人が使用する場合は、上記使用スイッチを操作することにより支障なく鉛筆を削ることができる。
【0030】
請求項4記載の本発明に係る鉛筆削り器は、上記鉛筆削り孔と上記使用スイッチは本体ケースの正面部に配置されると共に、上記幼児保護スイッチは本体ケースの背面部に配置されていることから、上記本体ケースの背面部に配置された上記幼児保護スイッチを幼児が操作して、上記カッターの回転を停止させた状態を安易に解除しにくくなる。
【0031】
請求項5記載の本発明に係る鉛筆削り器は、本体ケースの内部には、上記カッターと、上記カッターを回転させうるモータと、上記モータに電源からの電流を供給しうる回路と、上記鉛筆削り孔に鉛筆が挿入された際に上記回路をON状態にすると共に上記鉛筆削り孔から鉛筆が抜出された際に上記回路をOFF状態にしうる作動スイッチが備えられ、上記幼児保護スイッチ、上記使用スイッチ及び上記作動スイッチは上記回路内に設けられていることから、上記安全機構を作動させるシステムを簡単に構成することができる。
【0032】
請求項6記載の本発明に係る鉛筆削り器は、上記回路において、上記幼児保護スイッチは上記作動スイッチに対し直列に接続され、上記使用スイッチは上記幼児保護スイッチに対し並列に接続されていることから、上記幼児保護スイッチをOFF状態にすることによりカッターの回転を確実に停止させ、上記使用スイッチをON状態にすることによりカッターを確実に回転させることができる。
【0033】
請求項7記載の本発明に係る鉛筆削り器は、上記本体ケースに対し着脱可能な削り屑収納ボックスが設けられると共に、上記削り屑収納ボックスが上記本体ケースから取り外された状態で上記回路をOFFにし、上記削り屑収納ボックスが上記本体ケースに対し装着された状態で上記回路をONにしうる安全スイッチが設けられたことから、上記削り屑収納ボックスが上記本体ケースから取り外された状態では上記モータが回転しないので、上記削り屑収納ボックスが上記本体ケースから取り外された後の空間に幼児が指を挿入してカッターに触れることにより負傷する事故も防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る鉛筆削り器11は、図2に示すように、鉛筆削り孔14の内部にモータ27で回転しうるカッター25が装備され、上記鉛筆削り孔14に鉛筆が挿入された場合に、上記カッター25により鉛筆の先端部が自動的に削られるように構成された電動式の鉛筆削り器11であって、図2及び図4に示すように、上記カッター25の回転を停止させて、上記鉛筆削り孔14に挿入された指の負傷を防止しうる安全機構33が設けられている。
また、上記安全機構33は、図2及び図4に示すように、上記モータ27を回転させる回路31をOFF状態にしうる幼児保護スイッチ22が設けられている。
また、図1及び図4に示すように、上記幼児保護スイッチ22が上記回路31をOFF状態にしている状態であっても、上記回路31をON状態にして上記カッター25を作動させうる使用スイッチ18が併設されている。
また、図1及び図2に示すように、上記鉛筆削り孔14と上記使用スイッチ18は本体ケース12の正面部13に配置されると共に、上記幼児保護スイッチ22は本体ケース12の背面部21に配置されている。
また、図3及び図4に示すように、本体ケース12の内部には、上記カッター25と、上記カッター25を回転させうるモータ27と、上記モータ27に電源からの電流を供給しうる回路31と、上記鉛筆削り孔14に鉛筆が挿入された際に上記回路31をON状態にすると共に上記鉛筆削り孔14から鉛筆が抜出された際に上記回路31をOFF状態にしうる作動スイッチ29が備えられ、上記幼児保護スイッチ22、上記使用スイッチ18及び上記作動スイッチ29は上記回路31内に設けられている。
また、図4に示すように、上記回路31において、上記幼児保護スイッチ22は上記作動スイッチ29に対し直列に接続され、上記使用スイッチ18は上記幼児保護スイッチ22に対し並列に接続されている。
また、図1、図3及び図4に示すように、上記本体ケース12に対し着脱可能な削り屑収納ボックス15が設けられると共に、上記削り屑収納ボックス15が上記本体ケース12から取り外された状態で上記回路31をOFFにし、上記削り屑収納ボックス15が上記本体ケース12に対し装着された状態で上記回路31をONにしうる安全スイッチ33が設けられている。
【実施例1】
【0035】
図は実施例に係る鉛筆削り器11を示したものである。
本実施例に係る鉛筆削り器11は、図1に示すように、略直方体の本体ケース12を有し、上記本体ケース12の正面部13における上半部の右端寄りの箇所に鉛筆削り孔14が設けられている。
上記鉛筆削り器11は、上記鉛筆削り孔14に鉛筆の先端部を挿入することにより、自動的に鉛筆を削ることができるように構成されている。
【0036】
また、上記本体ケース12の正面部13において、上記鉛筆削り孔14の下方には、図1に示すように、鉛筆の削り屑を収納するための削り屑収納ボックス15が配設されている。
上記削り屑収納ボックス15は上記本体ケース12から引き出し可能に構成され、色鉛筆等を削る場合に、手動操作で使用する色鉛筆等削り孔16が併設されている。
上記色鉛筆等削り孔16の内方にはカッターが固定されており、色鉛筆等を挿入して、手動により色鉛筆等を回転操作することにより、色鉛筆等を削ることができる。
【0037】
また、上記本体ケース12の正面部13における下端部において、上記削り屑収納ボックス15の左方箇所には、図1に示すように、凹部17が設けられ、上記凹部17の内部に使用スイッチ18が設けられている。
【0038】
また、上記本体ケース12の上面部19における後端寄り個所には、図1に示すように、鉛筆の芯の太さを調節するための、回転可能な調節ダイヤル20が設けられている。
なお、この調節ダイヤル20の機構及び作用は一般的な鉛筆削り器に採用されているものと同様に構成されているので、詳しくは説明しないが、鉛筆の芯の先端が当接するように上記鉛筆削り孔14の内奥部に配されたスライダ(図示せず)を備え、上記スライダを上記鉛筆削り孔14の深さ方向へ移動させて、鉛筆の芯の位置を規制することにより、芯の太さを調整できるように構成されている。
【0039】
次に、図2に示すように、上記本体ケース12の背面部21において、下端部における幅方向中央部には幼児保護スイッチ22が設けられている。
上記幼児保護スイッチ22は、幼児が上記鉛筆削り孔14に指を挿入しても負傷を防止しうる安全機構33として設けられたものである。
上記幼児保護スイッチ22はスライド式で、右方へ移動させると「入」の状態になり、左方へ移動させると「切」の状態になるように構成されている。
【0040】
また、図2に示すように、上記背面部21において、上記幼児保護スイッチ22の右方箇所には電源コード23が設けられている。上記電源コード23の先端部には、図4に示すようにコンセントに差し込み可能なプラグ24が取り付けられている。
また、上記背面部21には、上記鉛筆削り孔14の奥に詰まった折れ芯を排除するための折れ芯排除ボタン32が設けられている。この折れ芯排除ボタン32には、図は省略するが、上記鉛筆削り孔14の内部に貫通して折れ芯に当接しうるピンが接続されている。
【0041】
上記本体ケース12の内部には、図3に示すように、上記鉛筆削り孔14の内部にカッター25が配置されている。上記カッター25はカッター取付軸26により保持されている。
また、上記本体ケース12の内部にはモータ27が装備され、上記モータ27の回転は歯車機構28を介して上記カッター取付軸26に伝達しうるように構成されている。
【0042】
また、上記鉛筆削り孔14の内部には、図3に示すように、作動スイッチ29が配置されている。
上記作動スイッチ29は、上記鉛筆削り孔14に鉛筆の先端部が挿入された際にON状態となり、上記鉛筆削り孔14から鉛筆が抜出された際にOFF状態となるように作動するよう構成されている。
【0043】
また、上記本体ケース12の内部には、図3に示すように、上記削り屑収納ボックス15が上記本体ケース12から取り外された状態でOFFになると共に、上記削り屑収納ボックス15が上記本体ケース12に装着された状態ではONになる安全スイッチ30が設けられている。
【0044】
また、上記本体ケース12の内部には、図4に示すように、上記電源コード23、上記モータ27、上記作動スイッチ29、上記安全スイッチ30を接続する回路31が構成されている。
また、上記回路31には、上記幼児保護スイッチ22と、上記使用スイッチ18も設けられている。
【0045】
図4に示すように、上記回路31において、上記作動スイッチ29、上記安全スイッチ30及び上記幼児保護スイッチ22は直列に接続され、上記使用スイッチ18と上記幼児保護スイッチ22は並列に接続されている。
【0046】
次に上記実施例の作用を説明する。
まず、上記鉛筆削り孔14に鉛筆の先端部を挿入すると、上記作動スイッチがONになって上記モータ27が回転し、上記カッター25も上記モータ27の回転を伝達されるので、上記カッター25が回転して、鉛筆を削ることができる。
逆に、鉛筆を上記鉛筆削り孔14を引き抜くと、上記作動スイッチがOFFになって上記モータ27が回転及び上記カッター25の回転が停止する。
【0047】
上記のように、上記鉛筆削り孔14に鉛筆の先端部を挿入すると、上記作動スイッチがONになって上記モータ27が回転し、上記カッター25も回転するが、鉛筆の代わりに幼児が指を挿入した場合も同様に作動する。したがって、指が上記カッター25により切断される危険性が存在する。
この危険は、上記幼児保護スイッチ22をOFFにすることにより無くすことができる。すなわち、上記幼児保護スイッチ22と上記作動スイッチ29は直列に接続されているので、上記幼児保護スイッチ22をOFFにすると上記回路31もOFFになって上記モータ27及び上記カッター25が作動しない。したがって、幼児が指を上記鉛筆削り孔14に挿入しても負傷することがなく安全である。
【0048】
幼児を保護するために、上記幼児保護スイッチ22をOFF状態にしたままでは、大人が使用できず不便である。この不便を解消するために上記使用スイッチ18が設けられている。
上記使用スイッチ18と上記幼児保護スイッチ22は並列に接続されているので、上記幼児保護スイッチ22がOFF状態に維持されていても、上記使用スイッチ18をONにすれば上記回路31は閉路して上記モータ27及び上記カッター25を回転させることができ、支障なく鉛筆を削ることができる。
【0049】
また、上記削り屑収納ボックス15を上記本体ケース12から取り外すと、その後の空間において上記カッター25が露出した状態になるので、幼児がその空間に指を挿入した場合も、カッター25に指が触れて負傷する危険がある。
しかしながら、本実施例に係る鉛筆削り器11では、上記安全スイッチ33が上記作動スイッチ29と直列に設けられていて、上記削り屑収納ボックス15を上記本体ケース12から取り外すと、上記安全スイッチ33がOFFになるように構成されているので、上記削り屑収納ボックス15を上記本体ケース12から取り外した場合は上記モータ27及び上記カッター25は回転しない。したがって、上記削り屑収納ボックス15を上記本体ケース12から取り外した後の空間に幼児が指を挿入してカッター25に指を触れても負傷する危険はなく安全である。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明は、鉛筆削り器、特に電動式の鉛筆削り器に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の実施例に係る鉛筆削り器の正面側の斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る鉛筆削り器の背面側の斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係る鉛筆削り器の概略横断面図である。
【図4】本発明の実施例に係る鉛筆削り器の回路図である。
【符号の説明】
【0052】
11 鉛筆削り器
12 本体ケース
13 正面部
14 鉛筆削り孔
15 削り屑収納ボックス
16 色鉛筆等鉛筆削り孔
17 凹部
18 使用スイッチ
19 上面部
20 調節ダイヤル
21 背面部
22 幼児保護スイッチ
23 電源コード
24 プラグ
25 カッター
26 カッター取付軸
27 モータ
28 歯車機構
29 作動スイッチ
30 安全スイッチ
31 回路
32 折れ芯排除ボタン
33 安全機構
【出願人】 【識別番号】593157220
【氏名又は名称】サンスター文具株式会社
【出願日】 平成18年11月30日(2006.11.30)
【代理人】 【識別番号】100089026
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 高明


【公開番号】 特開2008−137206(P2008−137206A)
【公開日】 平成20年6月19日(2008.6.19)
【出願番号】 特願2006−323927(P2006−323927)