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【発明の名称】 切り落とし縁辺を有する情報通信体
【発明者】 【氏名】木村 義和

【氏名】土屋 雅人

【要約】 【課題】複数の葉片を折り畳み剥離可能に一体化した情報通信体において、開封縁辺に沿って誤って開封する等の事故防止のための切り落とし縁辺を有すると共に開封時には容易に開封することが可能な情報通信体とその製造方法を提供する。

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報が表示されると共に折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳んで剥離可能に一体化した情報通信体において、対向する葉片間の疑似接着予定面に設けられた疑似接着媒体が形成されていない部分であって、剥離展開を開始する縁辺側に設けられた糊代部分にトナーによる不剥離部分を形成したことを特徴とする切り落とし縁辺を有する情報通信体。
【請求項2】
請求項1に記載のトナーが粉体トナーであることを特徴とした切り落とし縁辺を有する情報通信体。
【請求項3】
情報が表示されると共に折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳んで剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法であって、予め印刷が施された複数の葉片が横方向に折り線を介して連接されると共に縦方向にも連接された長尺シートの少なくとも一方の面に可変情報をトナーで施すと同時に剥離展開を開始する縁辺側に設けられる不剥離部分をトナーにより形成する工程、可変情報及び不剥離部分が形成された長尺シートを折り畳む工程、折り畳まれた長尺シートの対向する疑似接着予定面に疑似接着シートを挿入する工程、疑似接着シートが挿入された長尺シートを規定サイズの情報通信体に裁断する工程、規定サイズに裁断された情報通信体を加熱・加圧処理により疑似接着予定面同士を剥離可能に一体化すると同時に不剥離部分を剥離不能に接着する工程とからなることを特徴とした切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法。
【請求項4】
情報が表示されると共に折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳んで剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法であって、少なくとも1丁の情報通信体用用紙が印刷されたカットシートの疑似接着予定面に疑似接着媒体を形成する工程、疑似接着媒体が形成されたカットシートに可変情報をトナーで施すと同時に剥離展開を開始する縁辺側に設けられる不剥離部分をトナーにより形成する工程、可変情報及び不剥離部分が形成されたカットシートを規定サイズの情報通信体用シートに裁断する工程、規定サイズに裁断された情報通信体用シートを折り畳む工程、折り畳まれた情報通信体用シートを加熱・加圧処理により疑似接着予定面同士を剥離可能に一体化すると同時に不剥離部分を剥離不能に接着する工程とからなることを特徴とした切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法。
【請求項5】
情報が表示されると共に折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳んで剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法であって、少なくとも1丁の情報通信体用用紙が印刷されたカットシートの疑似接着予定面に疑似接着媒体を形成する工程、疑似接着媒体が形成されたカットシートを規定サイズの情報通信体用シートに裁断する工程、規定サイズの情報通信体に裁断された情報通信体用用紙に可変情報をトナーで施すと同時に剥離展開を開始する縁辺側に設けられる不剥離部分をトナーにより形成する工程、規定サイズに裁断された情報通信体用シートを折り畳む工程、折り畳まれた情報通信体用シートを加熱・加圧処理により疑似接着予定面同士を剥離可能に一体化すると同時に不剥離部分を剥離不能に接着する工程とからなることを特徴とした切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法。
【請求項6】
疑似接着媒体が疑似接着性の液体の塗布により形成されたことを特徴とした請求項5に記載の切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法。
【請求項7】
疑似接着媒体が疑似接着性のフィルムシートのラミネートにより形成されたことを特徴とした請求項5に記載の切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法。
【請求項8】
トナーが粉体トナーであることを特徴とした請求項3乃至5に記載の切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は情報が表示された複数の葉片が剥離可能に折り畳まれ或いは切り重ねられた情報通信体に関する。
【背景技術】
【0002】
最近隠蔽ハガキと称する多層構成のハガキが多用されている。このものは1枚のハガキであるにもかかわらず、情報が表示された複数の葉片が剥離可能に積層されているため、受取人は剥離部分から開封し展開することにより、従来の単葉のハガキよりもより多量の情報を視認することができる。
【0003】
前記の隠蔽ハガキでは、例えばハガキ倍寸サイズの用紙が剥離可能に折り畳まれたものであれば、開封後平面に展開することで、単純計算で通常サイズのハガキの倍の情報を記載することができる。そして更にこのものは剥離後容易に再接着できないため、秘匿性も期待できる。即ち従来のハガキ料金でより多くの情報を、封書同様に秘匿状態で郵送できる優れものなのである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
とはいえ本来開封可能な構造ため、郵送途上で不測の事故により開封してしまったり、他人が故意ではなく誤って気づかずに開封する事故が後を断たない。しかるに最近はプライバシー保護が盛んに言われるようになり、賠償問題にまで発生する可能性があるため、たとえ不可抗力により発生した事故といえども看過できない状況になりつつある。
【0005】
その改善策として、特開平1−16691号に開封口部分を剥離不能に接着してしまい、切り落とし用に予め形成されたミシン目や、或いは鋏やカッター等を使用して切り落とした後に開封するタイプのものが開示されている。
このものは剥離不能に封緘する糊代部分に糊剤等の従来公知の不剥離技術を適宜採用することができるとしている。しかし糊剤が塗布された糊代部分と剥離可能に接着(以下疑似接着という)される部分とがそれぞれの媒体の形成方法や物性等が全く異なるため、製造工程や加工条件が非常に複雑になる。
【特許文献1】特開平1−16691号公報
【0006】
本発明によれば前記先行技術の欠点を解消し、情報通信体の構成を簡素化すると共に加工方法も単純化することができる。即ち素人でも容易に確実な隠蔽性を有する情報通信体を安価に大量生産することができる画期的な情報通信体とその製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明の切り落とし縁辺を有する情報通信体は、情報が表示されると共に折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳んで剥離可能に一体化した情報通信体において、対向する葉片間の疑似接着予定面に設けられた疑似接着媒体が形成されていない部分であって、剥離展開を開始する縁辺側に設けられた糊代部分にトナーによる不剥離部分を形成したことを特徴としている。
【0008】
前記トナーは、オンデマンド印刷等に使用されるもので、液体トナーと粉体トナーに大きく分けることができるが、その内でも粉体トナーが好適に使用することができる。また粉体トナーはオイルトナーとオイルレストナーに分けることができるが、何れのタイプも使用可能である。
【0009】
前記トナーは、通常個人情報(住所氏名や金額等)の印字に使用される黒色のトナーを好適に使用することができるが他の色でも構わない。また不剥離部分に形成されるトナーのパターンにつても格別な制限はなく、単純な帯状、複数の点(網点)や多角形等、場合によってはイラストや図形或いは文字等でも構わない。また疑似接着予定面のデザインの延長を不剥離部分に形成しても構わない。
【0010】
また上記目的を達成するために本発明の切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法は、情報が表示されると共に折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳んで剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法であって、予め印刷が施された複数の葉片が横方向に折り線を介して連接されると共に縦方向にも連接された長尺シートの少なくとも一方の面に可変情報をトナーで施すと同時に剥離展開を開始する縁辺側に設けられる不剥離部分をトナーにより形成する工程、可変情報及び不剥離部分が形成された長尺シートを折り畳む工程、折り畳まれた長尺シートの対向する疑似接着予定面に疑似接着シートを挿入する工程、疑似接着シートが挿入された長尺シートを規定サイズの情報通信体に裁断する工程、規定サイズに裁断された情報通信体を加熱・加圧処理により疑似接着予定面を剥離可能に一体化すると同時に不剥離部分を剥離不能に接着する工程とからなることを特徴としている。
なお上記工程で、疑似接着シートが挿入された長尺シートを規定サイズの情報通信体に裁断する工程と、情報通信体を加熱・加圧処理により疑似接着予定面を剥離可能に一体化すると同時に不剥離部分を剥離不能に接着する工程は入れ替わっても構わない。
【0011】
本発明に係る切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法は、様々な疑似接着媒体を使用した情報通信体に対応することができる。上記製造方法は、例えば印刷・印字を完了した長尺シートに予め疑似接着すると共に両外側に感熱接着剤層を形成した4層構成の疑似接着シートを挟み込み、加圧・加熱処理を施すことにより剥離可能に一体化する情報通信体に適用できる。業界ではこのような疑似接着手段を「挟み込みフィルム方式」と称している。
【0012】
さらにまた上記目的を達成するために本発明の切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法は、情報が表示されると共に折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳んで剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法であって、少なくとも1丁の情報通信体用用紙が印刷されたカットシートの疑似接着予定面に疑似接着媒体を形成する工程、疑似接着媒体が形成されたカットシートに可変情報をトナーで施すと同時に剥離展開を開始する縁辺側に設けられる不剥離部分をトナーにより形成する工程、可変情報及び不剥離部分が形成されたカットシートを規定サイズの情報通信体用シートに裁断する工程、規定サイズに裁断された情報通信体用シートを折り畳む工程、折り畳まれた情報通信体用シートを加熱・加圧処理により疑似接着予定面同士を剥離可能に一体化すると同時に不剥離部分を剥離不能に接着する工程とからなることを特徴としている。
【0013】
上記製造方法において、カットシートを規定サイズの情報通信体用シートに裁断する工程と、カットシートに可変情報をトナーで施すと同時に剥離展開を開始する縁辺側に設けられる不剥離部分をトナーにより形成する工程は適宜順序を入れ替えても構わない。
【0014】
上記製造方法は、印刷後の用紙の疑似接着予定面に、疑似接着性のUVニスやエマルジョンタイプの糊を塗布するもので、疑似接着媒体を塗布後折り畳み対向面同士を加熱・加圧処理を施すことにより剥離可能に一体化する情報通信体に適用できる。業界ではこのような疑似接着手段を「後糊」、「ニス引き」と称している。
【0015】
また上記製造方法は、印刷後の用紙の疑似接着予定面に、疑似接着性のフィルムシートをラミネートするものにも適用可能である。このものはフィルムシートのラミネート後に折り畳み対向面同士を加熱・加圧処理を施すことにより剥離可能に一体化するもので、業界では「全面貼りフィルム式」と称している。
このような製造方法の採用により、素人でも大量の情報通信体を簡単な工程でしかも短時間に製造することが可能になる。」
【発明の効果】
【0016】
本発明の切り落とし縁辺を有する情報通信体は、受取人以外の人間が悪意により意図的に剥離展開しない限り容易に開封することはない。また本発明の切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法によれば、用紙と疑似接着媒体の僅か2種類の材料による製造となるため、切り落とし縁辺に接着剤や粘着剤等の新たに物性が異なる別材料を組み込んで製造する場合に比較して、製品コストが下がると共に製造工程も簡略化できるので必然的に製造コストも下がる。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例1】
【0017】
図1(A)及び(B)は基本的な情報通信体である二つ折りハガキ用紙の表裏面の平面図である。図2は疑似接着シートの断面図である。図3(A)及び(B)は完成した二つ折りハガキの平面図とX−X線断面図である。図4(A)及び(B)は開封時の様子を経時的に示すX−X線断面図である。
図1は本発明の基本的な形態である二つ折りハガキ用用紙の表面図及び裏面図である。同図(A)に示すように、ハガキサイズの第一葉片1と第二葉片2が折り線3(必ずしも表示する必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して横方向(縦方向でも構わない)に連接されており、第一葉片1表面には郵便切手欄4と郵便番号欄5が記載されている。また受取人の住所氏名6が例えば両面プリンタ等により記載されているが、この印字時期については特別な制限はない。なお住所氏名が記載されたラベル等を貼付しても構わない。また第二葉片2表面には、広告宣伝等の一般情報7が表示されている。
【0018】
また第一葉片1及び第二葉片2裏面の裏面同士は折り線3から折り畳まれて隠蔽されることになるが、図1(B)に示す様に受取人の個人的な秘匿情報8がそれぞれ両面プリンタ等により記載されいる。この秘匿情報8は全てが個人的な情報である必要はなく、一般情報が混在していても或いは全てが秘密を要しない一般情報であっても一向に構わない。さらに前記秘匿情報8の外側には封緘用トナーTが秘匿情報8を記載する際に同時に形成される。
【0019】
図2は本実施例で使用される疑似接着シートGの断面図である。この疑似接着シートGは例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、アセテート、ポリカーボネート等の比較的腰の強い支持体10の一方の面に、物性の異なる公知の熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂からなる樹脂11を塗工や溶融押出により剥離可能に積層する。そしてその両外側にEVA、EAA、EEA、アイオノマー、ポリアミド等からなる公知の感熱接着剤層12を形成したものである。
【0020】
但し本発明においては、疑似接着シートの構成に関して格別の制限はない。例えばお互いに疑似接着すると共に他方の面側において紙材と感熱接着するものであれば2層で済む。また図2において、樹脂11と感熱接着剤層12の両者機能を兼ね備えた材質を使用すれば3層になる。さらに図2において支持体10とその外側の感熱接着剤層12の間に樹脂11を新たに介在させて5層構成としても構わない。なお以後の図面では、複雑さを回避するために、樹脂11と感熱接着剤層12及び支持体10と感熱接着剤層12をそれぞれ1層ずつと仮定して、合計2層の構成で疑似接着シートGを表現することとする。
【0021】
前記二つ折りハガキ用用紙S1は、疑似接着シートGを介して折り線3から各葉片の裏面側が対向するように折り畳まれる。その際に、図3に示すように、各葉片裏面の開封縁辺側に形成されている封緘用トナーTがお互いに対向するように配置されている。この封緘用トナーTは図面上では便宜上界面を形成しているが、実際は加熱・加圧処理が施されれるので剥離不能に溶融一体化している。即ち、この二つ折りハガキは、封緘用トナーTにより開封不能に封緘されていることになる。
【0022】
このハガキを剥離展開するには図3(A)に示すように、例えば開封縁辺に沿って表示された、開封用の切りおとし線Mに沿って鋏やカッター等で開封側縁辺を切り落とす。この切り落とし線Mは同図(B)において二点鎖線Pで示すように、疑似接着シートGと離れた位置に配置された封緘用トナーTとの間に生じる空間に沿って表示されている。従って切り落とし線Mに沿って切り落とされた二つ折りハガキは、図4(A)に示す様に、封緘用トナーTが完全に切除されて開封の端緒となる非接着域Hを形成することになる。そして受取人は同図(B)に示す様に、第一葉片1と第二葉片2の開封部分に形成された剥離の端緒となる非接着域の両葉片端部を指で摘んで容易に剥離展開することができるのである。
【実施例2】
【0023】
次に三つ折りハガキについて説明する。
図5(A)及び(B)は三つ折り(Z折り)ハガキ用用紙の表面及び裏面の平面図である。図6(A)及び(B)は完成した三つ折りハガキの平面図とY−Y線断面図である。
図5(A)及び(B)に示すように、本実施例の三つ折りハガキ用用紙はS2は、第一葉片21、第二葉片22、第三葉片23が折り線24、25(必ずしも表示する必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して横方向(縦方向でも構わない)に連接されている。そして同図(A)に示すように、第一葉片21表面には郵便切手欄26と郵便番号欄27が記載されている。また受取人の住所氏名28がプリンタ等により記載されているがこの記載時期についての特別な制限はなく、さらに住所氏名が記載されたラベル等を貼付しても構わない。また第二葉片22と第三葉片23表面は、折り畳まれて隠蔽されることになるが、受取人の個人的な秘匿情報29がそれぞれプリンタ等により記載されている。この秘匿情報29は全てが個人的な情報である必要はなく、一般情報が混在していても或いは全てが秘密を要しない一般情報であっても一向に構わない。さらに前記秘匿情報29の外側には封緘用トナーTが秘匿情報29を記載する際に同時に形成される。
【0024】
また、図5(B)に示すように、第一葉片21、第二葉片22及び第三葉片23裏面は、折り畳んだ後に表出する第三葉片23に一般情報30が記載されており、折り畳んだ後に隠蔽されることになる第二葉片22と第一葉片21裏面は両面接着シートにより剥離不能に接着されるために何も記載されず白紙状態である。なお、この部分には地紋等を印刷しておくことにより、折り畳んで一体化された時に内部の秘匿情報29を透かして見ることができないようにしておいても構わない。
【0025】
そして図6に示すように、前記三つ折りハガキ用用紙S2は疑似接着シートGを介して第二葉片22と第三葉片23の表面同士及び第二葉片22と第一葉片21の裏面同士がそれぞれ対向するように折り畳まれる。その際に、同図(B)に示すように、第二葉片22と第三葉片23の開封縁辺側に形成されている封緘用トナーTがお互いに対向するように折り畳まれる。この封緘用トナーTは図面上では便宜上界面を形成しているが如く表しているが、実際は加熱・加圧処理が施されれるので剥離不能に溶融一体化している。即ち、この二つ折りハガキは、封緘用トナーTにより開封不能に封緘されているのである。
【0026】
このハガキを剥離展開するには図6(A)に示すように、例えば開封縁辺に沿って表示された、開封用の切りおとし線Mに沿って鋏やカッター等で開封側縁辺を切り落とす。この切り落とし線Mは同図(B)に二点鎖線Pで示すように、疑似接着シートGと離れた位置に配置された封緘用トナーTとの間に生じる空間に沿って表示されている。従って切り落とし線M(二点鎖線P)に沿って切り落とされた二つ折りハガキは、前記実施例1と同様に、封緘用トナーTが完全に切除されて開封の端緒となる非接着域を形成することになる。そして受取人は第二葉片22と第三葉片23の開封部分に形成された剥離の端緒となる非接着域を指で摘んで容易に剥離展開することができるのである。なお、このハガキは第一葉片21と第二葉片22の対向面間が両面接着シートEにより剥離不能に完全接着されているため、最終的に二つ折りの形態になる。
【実施例3】
【0027】
図7(A)及び(B)は実施例2の変形の表面図と裏面図である。図8は実施例2の変形の平面図とZ−Z線断面図である。
本実施例は実施例2の変形で、実施例2との違いは図7(B)に示すように、三つ折りハガキ用用紙S3の第一葉片21及び第二葉片22の裏面にも秘匿情報29を記載して、封緘用トナーTを設けた点である。その他は実施例2と同様である。完成後の三つ折りハガキは図8(A)及び(B)に示すように両側の切り落とし線M(二点差線P)に沿って切り落とすことにより開封が開始される。この際開封後の各葉片は個別に分離されることになる。
【実施例4】
【0028】
図9(A)は三つ折りハガキの変形例である。同図(A)は封緘用トナーTを、秘匿情報29が記載されている第二葉片22と第三葉片23の表面側のみに設けておいて、残る一個所は一般情報を記載することで敢えて封緘トナーTを設けない構成である。このように複数の対向葉片がある場合には、全ての対向葉片に封緘トナーTを設ける必要はなく、任意の対向葉片に設ければよい。何れの対向葉片に封緘トナーTを設けるかは状況に合わせて決定すればよい。
【実施例5】
【0029】
図9(B)はZ折りの形態ではなく巻き折り形態の三つ折りハガキである。
この場合第三葉片23が内部に巻き込まれた形態になり、開封部分は第一葉片21裏面と第三葉片23表面の対向葉片間の一個所になる。図中の二点鎖線Pから切り落とされると、第一葉片21と第二葉片22は二つ折りの状態に展開され、第三葉片23は単葉の状態に分離される。なお、折り線24側の二点差線P’を切り落としても構わない。
【0030】
図10(A)及び(B)は封緘用トナーのパターンのバリエーションを示す平面図である。
既述の実施例の各封緘用トナーTは、それぞれの図面において連続的な帯状で表されているが、その形状に格別な制限はない。例えば図10(A)に示すように、不連続なパターンを折り線で対向させて対称的に配置しても構わない。また同図(B)に示すように、必ずしも対向するパターン形状が合同である必要もなく、少なくとも折り合わせて対向させた時に重なる部分が存在すれば、その部分が溶融一体化して完全接着し封緘機能を果たすのである。さらに融着力が強いトナーであれば、封緘用トナーTを対向葉片の片方のみに設けても構わない。
【0031】
図11(A)及び(B)は疑似接着シートの挿入位置を示す断面図である。
既述の実施例の断面図において、疑似接着シートGの配置が各折り線側に密着しているが、図11(A)及び(B)に示すように折り線から若干離れた位置に空間Dを形成して配置されていても構わない。このようにすれば折り線側から切り落として開封する際に剥離の端緒を形成できるので至便である。
【実施例6】
【0032】
次に本発明の切り落とし縁辺を有する情報通信体の製造方法について説明する。
図12(A)及び(B)は二つ折りハガキの製造方法に使用する長尺シートS4の表面図と裏面図である。図13は二つ折りハガキの製造方法を示す要部概念図である。図14は製造の中間工程における長尺シートS4の断面図である。
図12(A)に示すように、本実施例で使用する二つ折りハガキ用用紙t1は、ハガキサイズの第一葉片31と第二葉片32が折り線33(必ずしも表示される必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して横方向(縦方向でも構わない)に連接されており、第一葉片31表面には郵便切手欄34と郵便番号欄35が記載されている。また受取人の住所氏名36がプリンタ等により記載されているがこの記載時期については特別な制限はなく、さらに住所氏名が記載されたラベル等を貼付しても構わない。また第二葉片32表面には、広告宣伝等の一般情報37が表示されている。
【0033】
また図12(B)に示すように、第一葉片31及び第二葉片32裏面は折り線33から折り畳まれて隠蔽される内面側であるが、受取人の個人的な秘匿情報38がそれぞれ記載されている。この秘匿情報38は必ずしも全てが個人的な情報である必要はなく、一般情報が混在していても或いは全てが秘密を要しない一般情報であっても一向に構わない。またそれぞれの秘匿情報38の外側には封緘用トナーTが設けられている
【0034】
そして第一葉片31の左側には複数のマージナル孔39を設けたマージナル部分40が切り落とし線41(必ずしも表示する必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して設けられている。同様に第二葉片32の右側にもマージナル部分40が切り落とし線41(必ずしも表示する必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して設けられている。
【0035】
このように形成された二つ折りハガキ用用紙t1は上下の切り落とし線42(必ずしも表示する必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して長尺シートS4の状態に連接されている。
なお長尺シートS4は二つ折りハガキを製造するに当たり、ロール状に巻き取られた状態であっても、或いは上下の切り落とし線41を利用して蛇腹状に折り畳まれた状態であっても構わない。
【0036】
長尺シートS4は図13に示すように、図中左側の紙折り機を兼ねたアングル等の紙載せ台50により連続的に二つ折りに折り畳まれると共に、サポートローラ51へ引き上げられる。この際に例えば第一葉片31側のマージナル部分40をインタースタッカ等を用いて切除しておく必要があるが、予め切除したものを紙載せ台50に設置しておいても構わない。続いて第一ピントラクタ52のピンにマージナル孔39を整合させて右側下流へ送り出される。そして第二ピントラクタ54迄の間において、下方に待機しているロール状の疑似接着シートGが上方へ連続的に供給され、折り畳まれた第一葉片31及び第二葉片32の対向面間に例えばターンプレート53等による公知の挿入手段により強制的に挿入され、断面において図14の状態になるのである。
【0037】
その後第二ピントラクタ54の下流側に配置されたスリッタ55により、第二葉片32側のマージナル部分40が切り落とし線41から切除される。即ち図14に示す二点差線Q(切りおとし線41に該当)からマージナル部分40を切除することにより、図3(B)の状態に仕上げられるのである。
【0038】
そして両マージナル部分40を切除した長尺シートS4は、例えばダイカットローラ56、57やロータリカッタ等でハガキの規定寸法にカットされ、図3(A)の単品状態で更に下流へと送られる。
【0039】
下流には上下対向する複数のヒータパネル59と複数の搬送ローラ58が交互に配置されており、前記規定寸法にカットされた二つ折りハガキ用用紙t1は対向葉片間に疑似接着シートGを挟み込んだ状態で、上下のヒータパネル59、59間を通過する。この際ヒータパネル59が約100℃以上に加熱されているため、対向葉片間に挟み込まれた疑似接着シートGの両外側の感熱接着剤層12は、加熱により活性化されて接着性を発揮しており、さらに対向して接している封緘用トナーTは熱により溶融しているため、その状態で排出口の加圧ローラ60、60間を通過した二つ折りハガキ用用紙t1は、その対向葉片間に挟み込んだ疑似接着シートGと剥離可能に一体化されると共に封緘用トナーTは剥離不能に融着されるのである。そして完成された二つ折りハガキはベルトコンベア等からなるスタッカ61上に順次集積される。
【実施例7】
【0040】
次に三つ折り圧着ハガキの製造方法について説明する。
図15(A)及び(B)は三つ折りハガキの製造方法に使用する長尺シートS5の表面図と裏面図である。図16は三つ折りハガキの製造方法を示す要部概念図である。図17は製造の中間工程における長尺シートS5の断面図である。
図15(A)及び(B)に示すように、本実施例の三つ折りハガキ用用紙t2は、第一葉片71、第二葉片72、第三葉片73が折り線74、75を介して横方向(縦方向でも構わない)に連接されている。そして同図(A)に示すように、第一葉片71表面には郵便切手欄76と郵便番号欄77が記載されている。また受取人の住所氏名78がプリンタ等により記載されているが この記載時期についての特別な制限はなく、さらに住所氏名が記載されたラベル等を貼付しても構わない。また第二葉片72と第三葉片73表面は折り畳まれて隠蔽される内面側であるが、受取人の個人的な秘匿情報79がそれぞれ記載されている。なお、この秘匿情報79は必ずしも全てが個人的な情報である必要はなく、一般情報が混在していても或いは全てが秘密を要しない一般情報であっても一向に構わない。
そして各秘匿情報79の外側には封緘用トナーTが折り線75を中心に対称な位置にそれぞれ形成されている。
【0041】
また図15(B)に示すように、第一葉片71、第二葉片72及び第三葉片73裏面については、折り畳んだ後に表出する第三葉片73裏面に一般情報80が記載されている。そして、折り畳んだ後に隠蔽される第二葉片72と第一葉片71裏面の対向葉片間には両面接着シートEが挿入される予定で、完成時には剥離不能になり情報を記載することができないため白紙状態である。なお白紙部分に関しては、三つ折りハガキが完成した後に透けて内部の秘匿情報79が透けて見えるのを防ぐために、色々な複雑なパターの地紋を印刷しておいたり或いは全体を塗りつぶしてしまっても構わない。
【0042】
そして第一葉片71の外側には複数のマージナル孔81を設けたマージナル部分82が切り落とし線83(必ずしも表示する必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して設けられている。同様に第三葉片73の右側にもマージナル部分82が切り落とし線83(必ずしも表示される必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して設けられている。
【0043】
このように形成された三つ折りハガキ用用紙t2は、上下の切り落とし線84(必ずしも表示する必要はなくミシン等に代えても構わない)を介して長尺シートS5の状態に連接されている。
なお長尺シートS5は三つ折りハガキを製造するに当たり、ロール状に巻き取られた状態であっても、或いは上下の切り落とし線84を利用して蛇腹状に折り畳まれた状態であっても構わない。
【0044】
長尺シートS5は図16に示すように、図中左側の紙折り機を兼ねたアングル等の紙載せ台90により連続的に三つ折りに折り畳まれると共に、サポートローラ91へ引き上げられる。この際に例えば第一葉片71側のマージナル部分82をインタースタッカ等を用いて切除しておく必要があるが、予め切除したものを紙載せ台90に設置しておいても構わない。続いて第一ピントラクタ92のピンにマージナル孔81を整合させて右側下流へ送り出される。そして第二ピントラクタ95迄の間において、下方に待機しているロール状の両面接着シートE(疑似接着シートGでも構わない)及び疑似接着シートGが上方へ連続的に供給され、折り畳まれた第一葉片71及び第二葉片72の対向葉片間及び第二葉片72及び第三葉片73の対向葉片間に例えばターンプレート93、94等の公知の挿入手段により強制的に挿入されて、その断面において図17に示す状態になる。
【0045】
その後第二ピントラクタ95の下流側に配置されたスリッタ96により残りのマージナル部分82が切除される。マージナル部分82の切除に関しては、図17に示すように図中の二点差線Q(切り落とし線83に該当)から切除すれば図6(B)の状態で仕上がる。
【0046】
両マージナル部分82を切除した長尺シートS5は断面が図6(B)の状態でさらに下流へ送られ、例えばダイカットローラ97、98やロータリカッタ等の公知の切断手段で規定のハガキ寸法にカットされ図6(A)の単品状態で更に下流へと送られる。
【0047】
下流には上下対向するヒータパネル100と搬送ローラ99が交互に配置されており、前記規定の寸法にカットされた三つ折りハガキ用用紙t2は各対向葉片間に両面接着シートEと疑似接着シートGを挟み込んだ状態で、上下のヒータパネル100、100の間を通過する。この際ヒータパネル100が約100℃以上に加熱されているため、対向葉片間に挟み込まれた両面接着シートE及び疑似接着シートGの両外側の感熱接着剤層12は、加熱により活性化されて接着性を発揮しており、さらに対向して接している封緘用トナーTは熱により溶融しているため、その状態で排出口の加圧ローラ101、101間を通過した三つ折りハガキ用用紙t2は、その対向葉片間に挟み込んだ両面接着シートEと剥離不能に、また疑似接着シートGとは剥離可能に一体化され、さらに封緘用トナーTは剥離不能に融着されるのである。そして完成された三つ折りハガキはベルトコンベア等からなるスタッカ102上に順次集積される。
【実施例8】
【0048】
図18(A)及び(B)は二つ折りハガキ用用紙が複数印刷されたカット紙の表面図と裏面図である。図19(A)及び(B)は図18の疑似接着予定面に疑似接着媒体を形成した様子を示す平面図である。図20(A)及び(B)はカット紙から単品に裁断された二つ折りハガキ用用紙t3の表面図と裏面図である。図21は二つ折りハガキの製造工程を示す要部概念図である。図22は二つ折りハガキの断面図である。
図18(A)及び(B)に示すように、菊判4つ切りサイズのカット用紙S6には二つ折りハガキ用用紙t3が4丁印刷されている。この二つ折りハガキ用用紙t3は、第一葉片111と第二葉片112が折り線113を介して横方向(縦方向でも構わない)に連接されている。そして第一葉片111表面には郵便切手欄114と郵便番号欄115及び受取人の住所氏名116が例えば両面プリンタ等により記載されている。なお前記住所氏名116等の記載時期について特別な制限はなく、カット用紙S6の状態の時に記載しても、単品に裁断した状態の時に記載しても或いは二つ折りハガキに仕上げた後に記載しても構わない。また住所氏名が記載されたラベル等を貼付しても構わない。
さらに第二葉片112表面には広告宣伝等の一般情報117が記載されている。
【0049】
図18(B)に示すように二つ折りハガキ用用紙t3の各葉片裏面には受取人の個人的な秘匿情報118がそれぞれ記載されている。この秘匿情報118は必ずしも全てが個人的な情報である必要はなく、一般情報が混在していても或いは全てが秘密を要しない一般情報であっても一向に構わない。そしてその外側に封緘用トナーTが折り線113を中心に対称的な位置にそれぞれ形成されている。この封緘用トナーTは秘匿上方118の記載と同時に形成されるがそれらの時期についても前記住所氏名115の記載時期と同様に格別な制限はない。
【0050】
ところでカット紙で二つ折りや三つ折りハガキを製造する場合に用いる疑似接着媒体として、業界で「ニス引き、後糊」と称される媒体と「全面貼りフィルム方式」と称される2種類がある。
図19(A)は「ニス引き、後糊」と呼ばれる疑似接着性のUVニスやエマルジョンタイプの糊を塗布して乾燥させることにより、斜線部の疑似接着予定面に疑似接着皮膜Fを形成したものの平面図である。
また図19(B)は「フィルム全面貼り」と呼ばれる疑似接着性のフィルムシートをラミネートすることで、斜線部の疑似接着予定面に疑似接着皮膜Fを形成したものの平面図である。
【0051】
何れの場合においても疑似接着皮膜Fが形成された用紙S6は次の裁断工程で図20(A)及び(B)に示すように単品の二つ折りハガキ用用紙t3に裁断される。
なお同図(B)によれば、疑似接着皮膜Fが天地方向において裁ち切りの状態となっているが、例えば既述の「ニス引き、後糊」によればハガキ面の四方全部に非接着域を形成する等のパターン塗りが自由にできる。従って目的に合わせて疑似接着予定面の形状を選択することができるため至便である。
【0052】
単品に仕上げられた二つ折りハガキ用用紙t3は次に図21に示すように、例えば折り機120と加熱・加圧処理機121が連動した製造ラインに掛けられる。
折り機120に積まれた二つ折りハガキ用用紙t3は二つ折りに折り畳まれて加熱・加圧処理機へコンベアベルト122等により搬送される。加熱・加圧処理機121は搬送用紙のパスラインを中心に、上下に対向して配置された複数のヒータパネル123と複数の搬送ローラ124が交互に配置されており、その最後部に配置された加圧ローラ125により排出する機構である。この中を通過する二つ折りハガキ用用紙t3はヒータパネル123により加熱されると共に最終出口の加圧ローラ125により加圧処理が施される。それにより折り畳まれて対向する疑似接着皮膜F同士が剥離可能に疑似接着されて図22に示す断面図の状態で一体化されるのである。そして一体化された二つ折りハガキはベルトコンベア等のスタッカ126上に順次集積される。
【0053】
図23は菊判4つ切りサイズのカット用紙S7にZ折り或いは巻き折の三つ折りハガキ用用紙t4を3丁面付けしたものの表面図である。この場合疑似接着予定面が裏面側にも発生するので用紙裏面側にも疑似接着皮膜Fを形成する必要がある。図24(A)及び(B)は三つ折りハガキ用用紙t4を使用して完成した、Z折り及び巻き折りの三つ折りハガキの断面を示す。
また同図(C)は連続した3葉片の内の2葉片を疑似接着媒体(疑似接着シートGでも構わない)で疑似接着し、残る左側の1葉片をフリーな状態で残したものである。このものは例えば左側の1葉片を返信ハガキ、右側の一体化された2葉片を往信ハガキとした往復ハガキとして使用することができる。
【実施例9】
【0054】
図25(A)は疑似接着媒体Fと封緘用トナーTの間に形成していた空間を無くしたものである。このものはそのまま切り落としてもでは剥離の端緒がないので剥離展開ができなくなってしまう。従って切り落とし部分に、疑似接着媒体Fを形成後、シリコンや印刷インキ等の剥離処理Hを敢えて行い、切り落とし後剥離の端緒となるようにしたものである。
また同図(B)は疑似接着媒体Fを対向葉片内面側全面に形成した後に、封緘用トナーTと剥離処理Hの両者を形成したものである。
上記については既述の疑似接着シートGを対向葉片間に挟み込むタイプにも応用することができる。
【0055】
なお本発明は上記実施例に限られるものではない。
例えば折りのバリエーションについては四つ折り以上の折り形態でも構わない。さらにZ折りのみならず巻き折りの形態に応用しても構わず、複数の折り形態の場合は蛇腹折りの形態、巻き折りの形態、観音折りの形態等が混在しても構わない。
また対向葉片間に挟み込んで使用するシート或いは形成する疑似接着媒体は、疑似接着性のシートや媒体のみならず両面接着性のシートや媒体を任意に使用して、対向葉片同士を開封不能に完全接着しても構わない。
さらにフリーなままで接着しない対向葉片を任意に設けても構わずその葉片を実施例9の如く往復ハガキの返信ハガキとして使用することも可能である。
さらにまた、実施例8及び9において、裁断によりハガキ用紙を単品に仕上げてしまわず、例えば2丁付けのまま折り機に掛けて、その排出口でドブ断ちを行い単品に仕上げても構わない。その際後付の加熱・加圧処理機に単品のハガキ用紙が2丁並んで送り込まれることになり作業効率が2倍になる。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】 (A)及び(B)は基本的な情報通信体である二つ折りハガキ用紙の表裏面の平面図である。
【図2】 疑似接着シートの断面図である。
【図3】 (A)及び(B)は完成した二つ折りハガキの平面図とX−X線断面図である。
【図4】 (A)及び(B)は開封時の様子を経時的に示すX−X線断面図である。
【図5】 (A)及び(B)はZ折り形態の三つ折りハガキ用用紙の表面及び裏面の平面図である。
【図6】 (A)及び(B)は完成したZ折り形態の三つ折りハガキの平面図とY−Y線断面図である。
【図7】 (A)及び(B)は実施例2の変形の表面図と裏面図である。
【図8】 実施例2の変形の平面図とZ−Z線断面図である。
【図9】 (A)及び(B)はZ折り形態の三つ折りハガキの変形例と巻き折り形態の三つ折りハガキの断面図である。
【図10】 (A)及び(B)は封緘用トナーのパターンのバリエーションを示す平面図である。
【図11】 (A)及び(B)は疑似接着シートの挿入位置を示す断面図である。
【図12】 (A)及び(B)は二つ折りハガキの製造方法に使用する長尺シートS4の表面図と裏面図である。
【図13】 二つ折りハガキの製造方法を示す要部概念図である。
【図14】 製造の中間工程における長尺シートS4の断面図である。
【図15】 (A)及び(B)は三つ折りハガキの製造方法に使用する長尺シートS5の表面図と裏面図である。
【図16】 三つ折りハガキの製造方法を示す要部概念図である。
【図17】 製造の中間工程に於ける長尺シートS5の断面図である。
【図18】 (A)及び(B)は二つ折りハガキ用用紙が複数印刷されたカット紙の表面図と裏面図である。
【図19】 (A)及び(B)は図18の疑似接着予定面に疑似接着媒体を形成した様子を示す平面図である。
【図20】 (A)及び(B)はカット紙から単品に裁断された二つ折りハガキ用用紙t3の表面図と裏面図である。
【図21】 図20の二つ折りハガキ用紙t3を二つ折りハガキに製造する工程を示す要部概念図である。
【図22】 (A)、(B)及び(C)は二つ折りハガキ及び三つ折りハガキの断面図である。
【図23】 カット用紙にZ折り(巻き折り)の三つ折りハガキ用用紙を複数面付けしたものの表面図である。
【図24】 (A)及び(B)は図23三つ折りハガキ用用紙で完成した、Z折り及び巻き折りの三つ折りハガキの断面を示す。(C)はフリーな葉片の例を示す断面図である。
【図25】 (A)及び(B)は開封手段の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0057】
G 疑似接着シート
E 両面接着シート
M 切り落とし線
H 非接着域
1、21、31、71、111 第一葉片
2、22、32、72、112 第二葉片
23、73 第三葉片
3、24、25、33、74、75、113 折り線
4、26、34、76,114 郵便切手欄
5、27、35、77、115 郵便番号欄
6、28、36、78、116 住所氏名
7、30、37、80 一般情報
8、29、38、79、118 秘匿情報
10 支持体
11 樹脂
12 感熱接着剤層
39、81 マージナル孔
40、82 マージナル部分
41、42、83、84 切り落とし線
50、90 紙載せ台
51、91 サポートローラ
52、92 ピントラクタ
53、93、94 ターンプレート
55、96 スリッタ
56、57、97、98 ダイカットローラ
58、99、125 搬送ローラ
59、100、124 ヒータプレート
60、101、126 加圧ローラ
61、102、127 スタッカ
120 折り機
121 加熱・加圧処理機
【出願人】 【識別番号】000105280
【氏名又は名称】ケイディケイ株式会社
【出願日】 平成18年12月29日(2006.12.29)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−162228(P2008−162228A)
【公開日】 平成20年7月17日(2008.7.17)
【出願番号】 特願2006−357577(P2006−357577)