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【発明の名称】 写真画像記録用紙、透明枠体および切り取り用テンプレート
【発明者】 【氏名】渡邊 圭

【要約】 【課題】容易にハート形などの形状に綺麗に抜くことができる写真画像記録用紙、切り取り用テンプレートを提供するを提供する。

【解決手段】本発明にかかる写真画像記録用紙は、カメラ、デジタルカメラなどで撮影した写真画像を記録する矩形の写真画像記録用紙、切り取り用テンプレートであって、上記写真画像記録用紙の一部にミシン線を形成し、所定の形状に切り取るための切り取り部を有し、または、写真画像記録用紙に切り取り部を形成するためのテンプレートを提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラ、デジタルカメラなどで撮影した写真画像を記録する矩形の写真画像記録用紙であって、上記写真画像記録用紙の一部にミシン線を形成し、所定の形状に切り取るための切り取り部を有することを特徴とする写真画像記録用紙。
【請求項2】
上記切り取り部が、上記ミシン線に代えて、上記写真画像記録用紙の非記録面に、ハサミ、カッターなどの切り取り具で、上記所定の形状に切り取り可能なように、切り取り枠線が形成されているものであることを特徴とする請求項1記載の写真画像記録用紙。
【請求項3】
上記写真画像記録用紙の非記録面に、複数の異なる形状の切り取り枠線が形成されており、各形状の切り取り枠線を識別できる識別表示が施されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の写真画像記録用紙。
【請求項4】
上記識別表示が、線種、線色、記号、番号の少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の写真画像記録用紙。
【請求項5】
透明シートに上記切り取り枠線と同一形状の選択枠線が形成され、この透明シートを上記写真画像記録用紙の記録面に重ねると、透明シートを介して上記記録面上に上記切り取り枠線と同一の位置に上記選択枠線が表示されるように、写真画像記録用紙の位置合わせ部が設けられていることを特徴とする透明シート付枠体。
【請求項6】
上記所定の形状と同一形状にくり抜いたテンプレートであって、こテンプレートを上記写真画像記録用紙の所定の位置で固定するために、テンプレート枠に1以上のピン通し孔を穿設したことを特徴とする写真画像記録用紙切り取り用テンプレート。
【請求項7】
上記テンプレート枠に、写真画像記録用紙の記録面に載置する面と非記録面に載置する面とを表示したことを特徴とする請求項6記載の切り取り用テンプレート。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラ、デジタルカメラなどで撮影した写真画像を記録する矩形の写真画像記録用紙、特に、焼き付け、インクジェットプリンターなどで印刷するL判(89×127mm)(1/2判、L判、2L判など)の印画紙や葉書などの写真画像記録用紙等に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、カメラ、デジタルカメラなどで撮影した映像を焼き付けないしインクジェットプリンターなどで印刷するL判(1/2判、L判、2L判など)や葉書などの定形印画紙等は、単なる四角形の形状(矩形)であった(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平5−201187号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記定形印画紙等写真画像記録用紙から画像を表現力・アピール性を高めるなどのためにハート形など多彩な形状に切り抜くためには、所定の形状の中に構成よく画像がおさまるように、予測をたてながら、ハサミやカッターなどで切り取らなければならず、容易には切り抜きできないという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来技術の欠点に鑑み、容易にハート形などの形状に綺麗に抜くことができる写真画像記録用紙、透明枠体および切り取り用テンプレートを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を達成するために、本発明にかかるカメラ、デジタルカメラなどで撮影した写真画像を記録する矩形の写真画像記録用紙であって、上記写真画像記録用紙の一部にミシン線を形成し、所定の形状に切り取るための切り取り部を有することを特徴とする。
【0006】
上記切り取り部は、上記ミシン線に代えて、上記写真画像記録用紙の非記録面に、ハサミ、カッターなどの切り取り具で、上記所定の形状に切り取り可能なように、切り取り枠線が形成されているものでってもよい。
【0007】
上記写真画像記録用紙の非記録面に、複数の異なる形状の切り取り枠線が形成されており、各形状の切り取り枠線を識別できる識別表示を施してもよい。
【0008】
この識別表示は、例えば、線種、線色、記号、番号のいずれか一つ、または、これらを組み合わせるものであればよい。
【0009】
透明シートに上記切り取り枠線と同一形状の選択枠線が形成され、この透明シートを上記写真画像記録用紙の記録面に重ねると、透明シートを介して上記記録面上に上記切り取り枠線と同一の位置に上記選択枠線が表示されるように、写真画像記録用紙の位置合わせ部が設けられている透明シート付枠体を使用すれば、切り取る前に、上記形状の切り取り枠線内の写真の構成を確認することができる。
【0010】
上記課題を解決するために、写真画像記録用紙切り取りテンプレートは、上記所定の形状と同一形状にくり抜いたテンプレートであって、こテンプレートを上記写真画像記録用紙の所定の位置で固定するために、テンプレート枠に1以上のピン通し孔を穿設したことを特徴とする。
【0011】
上記テンプレート枠に、写真画像記録用紙の記録面に載置する面と非記録面に載置する面とを表示してもよい。
【発明の効果】
【0012】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0013】
上記写真画像記録用紙の発明は、画像の一部を所定の形状に綺麗に簡単に抜き取ることができるという効果を奏する。
【0014】
また、複数の切抜き枠線の中から画像に合ったものや好みの切り取り枠線を選び、この切り取り枠線に沿ってハサミ等の切り取り具で所定の形状に綺麗に切り抜くことが容易にできると共に、非記録面に切り取り枠線が引かれているので、記録面に枠線が現れず、写真の美観を損ねることがないという効果を奏する。
【0015】
上記切り取り枠線に沿って切り取る前に、上記透明シート付枠体を使用すれば、上記所定形状内におさまる写真を見ながら、切り取り線を選択することができるので、所望の形状を失敗なく選ぶことができるという効果を奏する。
【0016】
切抜用枠線引きプレートの発明は、画像が表示された記録面に上記テンプレートを載せ、切抜用枠線引きプレートを動かして画像に合った好適な位置で止めて抑え、複数のピン通し孔にピンを入れ、下の写真画像記録用紙にピンを突き刺して複数の印穴を形成し、この用紙を裏返し、上記テンプレートを載せ前記印穴にピン通し孔を合わせ複数のピンを印穴に突き刺して上記用紙の裏面上にテンプレートを動かないように係止し、線引き部にペンを当て案内させながら線引きを行い、上記用紙の裏面に正確で綺麗な切抜き線を形成できるので、その切抜き線に沿ってハサミで綺麗に、且つ容易に画像に合った所定の形状に切り抜くことができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面に示す発明を実施するための最良の形態を説明する。ただし、本発明の技術的範囲をそれらに限定する主旨のものではない。また、発明を実施するための最良の実施の形態の説明にあたっては、同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
<第1の実施の形態>
【0018】
図1、図2に示す本発明を実施するための第1の実施の形態において1は本発明にかかる矩形の写真画像記録用紙(以下、本実施の形態において「定形印画紙」という。)である。
【0019】
この定形印画紙1はカメラ、デジタルカメラなどで撮影した画像を記録面11に焼き付けないしインクジェットプリンターなどで印刷する。定型印画紙1には、定型印画紙1の一部を所定の形状に切り取るためにミシン線によって形成された切り取り部12が設けられている。本実施の形態では、上記所定の形状は、「ハート形」である。
【0020】
記録面11に画像13を焼き付けまたは印刷し(図1の(b))、抜取り部12を抜取って抜き型印画紙1aを形成する。(図1の(c))。
【0021】
図2において、ハート形の切り取り部12を有する定型印画紙1、雲形の切り取り部22を有する定型印画紙2、楕円形の切り取り部32を有する定型印画紙3、丸形の切り取り部42を有する定型印画紙4、スペード形の切り取り部52を有する定型印画紙5がそれぞれ5枚ずつ包装容器60に収納されてなる定型印画紙セット70を形成している。
<第2の実施の形態>
【0022】
図3〜図6に示す本発明を実施するための第2の実施の形態において71は定形印画紙セットであって、この定形印画紙等セット70は多数枚の定形印画紙100と、一枚の透明シート枠体110とからなっている。
【0023】
定形印画紙100は記録面11と非記録面14とからなり、この非記録面14には、印刷により表示された定型印画紙100の一部を所定の形状にハサミ等の切り取り具で切り取るための複数の切り取り枠線15a〜15fとからなっている。
【0024】
透明シート枠体110は透明シート本体111と、この透明シート本体111に設けられた上記切り取り枠線15a〜15fと同一枠線からなる選択枠線112a〜112fと、透明シート本体111に設けられ、記録面11上に透明シート本体111を重ねたときに、切り取り枠線15a〜15fと選択枠線112a〜112fとを一致させるために、定形印画紙100の縁辺にあわせる位置合わせ部113とからなっている。
【0025】
なお、切り取り枠線15a〜15fは線種が全て異なり、また、線色も全て異なり、更には、線上に数字、記号などの符号が付されているなど、切取り枠線15a〜15fが容易に識別できるようになっている。さらに、選択枠線112a〜112fも切り取り枠線15a〜15fと同一の識別形態としてもよい。
【0026】
図5、図6において、切り取り枠線15a〜15fで切り抜いて形成した抜き型印画紙100a〜100fを示している。
【0027】
なお、本実施の形態では、上記所定の形状が、いずれも左右対称の図形であるが、左右非対称の図形であってもよい。この場合、1の図形に対して、左右上下向きが異なる図形を上記切り取り枠線で表示しても、透明シート枠体110によって、向きを確認することができるので、焼き付け向き、印刷向きなどをいちいち考慮する必要はない。
<第3の実施の形態>
【0028】
図7〜図8に示す本発明を実施するための第3の実施の形態であるテンプレートセット200である。テンプレートセットは大型ハート形状のテンプレート201aと、小型ハート形状のテンプレート201bと、大型楕円形状のテンプレート210aと、小型楕円形状のテンプレート210bからなっている。
【0029】
テンプレート201aは、内側に形成されたハート形の線引きを行うための内縁からなる線引き部202aと、テンプレート201aの枠に設けられた画鋲などのピンを差し込むための左右に2箇所ずつ設けられたピン通し孔203a、204a、205a、206aと、表面に表示された「画像」表示207aと、裏面に表示された「線引き」表示208aとからなっている。
【0030】
テンプレート201bは、内側に形成されたハート形の線引きを行うための内縁からなる線引き部202bと、テンプレート201bの枠に設けられた画鋲などのピンを差し込むための左右に2箇所ずつ設けられたピン通し孔203b、204b、204c、204dと、表面に表示された「画像」表示207aと、裏面に表示された「線引き」表示(裏面図省略で図示せず)とからなっている。
【0031】
テンプレート210aは、内側に形成された楕円形の線引きを行うための内縁からなる線引き部211aと、ピンを差し込むための左右に中心線上に設けられたピン通し孔212a、213aとからなっている。
【0032】
テンプレート210bは、内側に形成された楕円形の線引きを行うための内縁からなる線引き部211bと、ピンを差し込むための左右に中心線上に設けられたピン通し孔212b、213bとからなっている。
【0033】
図8を参照して作業手順をテンプレート201aによって説明する。
【0034】
画像13を記録面301に焼き付け等した定形印画紙300を不要な雑誌などの上に置き、「画像」表示207aを上にしてテンプレート201aを定形印画紙300の上に載せ、動かして画像にあった好みの位置で停止させ手で抑えたまま、画鋲などのピンPをピン通し孔203aに入れ強く押して定形印画紙300を突き通して印穴302を形成し、続けてピン通し孔204aにピンPを入れ強く押して定形印画紙300を突き通して印穴303を形成する(図8の(a))。
【0035】
定形印画紙300を裏返して裏面304を表にして雑誌等(図示せず)に置く(図9の(b))。
【0036】
テンプレート201aを「線引き」表示208aを表にして置き、印穴302、303にピン通し孔203a、204aを合わせ、ピン通し孔203aおよび印穴302にピンP1を突き刺して止め、ピン通し孔204aおよび印穴303にピンP2を突き刺して止めて定形印画紙300およびテンプレート201aを動かないように係止し(図9の(c))、ペンEを線引き部202aに当て沿わせてハート形の切抜き線305を描く(図9の(d))。
【0037】
描いた切抜き線305に沿ってハサミ等切り取り具で切り抜き型印画紙306を形成する。(図9の(e))。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は印画紙等を製造する産業で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の実施の形態の表面図、画像が焼き付けされた表面図および切り抜いた状態の表面図。
【図2】本発明を実施するための最良の第1の実施の形態の包装容器に包装されている中身を示す図。
【図3】本発明を実施するための最良の第2の実施の形態の表面図、裏面図および切抜き枠線の種類を示す縮小表面図。
【図4】本発明を実施するための最良の第2の実施の形態の定形印画紙等に画像が焼付けされた表面図、切抜き線表示透明シートの表面図、画像が焼き付けされた定形印画紙等に切抜き線表示透明シートを重ね合わせた状態を示す表面図。
【図5】本発明を実施するための最良の第2の実施の形態の切り抜いた状態を示す表面図群(ハート形、楕円形、雲形)。
【図6】本発明を実施するための最良の第2の実施の形態の切り抜いた状態を示す表面図群(菱形、ハート形、スペード形)。
【図7】本発明を実施するための最良の第3の実施の形態の1つの切抜用枠線引きプレートの表面図、裏面図およびテンプレート群の表面図。
【図8】本発明を実施するための最良の第3の実施の形態の作業手順図。
【符号の説明】
【0040】
1 定形印画紙
11 記録面
12 切り取り部
13 抜取り部
14 非記録面
15a〜15f 切り取り枠線
110 透明シート枠体
111 透明シート本体
201a テンプレート

【出願人】 【識別番号】507003258
【氏名又は名称】渡邊 圭
【出願日】 平成18年12月28日(2006.12.28)
【代理人】 【識別番号】110000305
【氏名又は名称】特許業務法人エクシオ


【公開番号】 特開2008−162128(P2008−162128A)
【公開日】 平成20年7月17日(2008.7.17)
【出願番号】 特願2006−354251(P2006−354251)