| 【発明の名称】 |
洗浄機構および液滴吐出装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】水谷 誠吾
【氏名】横澤 敏浩
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| 【要約】 |
【課題】短時間で効率良く洗浄を行える洗浄機構および液滴吐出装置を提供する。
【構成】液滴吐出装置1は、材料液40を貯留する材料液タンク41と、材料液40を液滴として吐出するヘッド部20と、材料液タンク41とヘッド部20との間に設けられヘッド部20との水頭差を維持するためのサブタンク42と、サブタンク42からヘッド部20へ材料液40を供給するための供給管46とを備え、さらに、洗浄液10を貯留する洗浄液タンク11と、供給管46と連通するヘッド回収管16と、洗浄液10をヘッド回収管16を通して回収するためにサブタンク42へ圧力を付与する圧力付与部60と、圧力付与部60とサブタンク42とを接続するサブタンク圧力管65と、回収した洗浄液10を貯留する洗浄液回収タンク15とを有する洗浄機構と、を備えたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 液体を貯留する液体タンクと、前記液体を吐出する吐出部と、前記液体タンクと前記吐出部との間に設けられたサブタンクと、をそれぞれ連通させて前記液体を前記液体タンクから前記吐出部へ供給するための供給部と、を備えた吐出装置に設けられ、 前記供給部に接続し洗浄液を供給するための洗浄液タンクと、 前記供給部と連通する洗浄液回収部と、 前記供給部および前記サブタンクから前記洗浄液回収部を介して前記洗浄液を回収するための回収駆動部と、 回収した前記洗浄液を貯留する洗浄液回収タンクと、を有することを特徴とする洗浄機構。 【請求項2】 請求項1に記載の洗浄機構において、 前記回収駆動部は、前記サブタンクへ圧力を付与して、前記供給部および前記サブタンクの前記洗浄液を前記洗浄液回収タンクへ回収することを特徴とする洗浄機構。 【請求項3】 材料液を貯留する材料液タンクと、 前記材料液を液滴状態で吐出する吐出ヘッドと、 前記材料液タンクと前記吐出ヘッドとの間に設けられたサブタンクと、 前記サブタンクと前記吐出ヘッドとを連通させて前記材料液を前記サブタンクから前記吐出ヘッドへ供給するためのヘッド供給管と、を備え、 さらに、前記サブタンクおよび前記ヘッド供給管へ洗浄液を供給するための洗浄液タンクと、 前記ヘッド供給管と連通するヘッド回収管と、 前記ヘッド供給管および前記サブタンクから前記ヘッド回収管を介して前記洗浄液を回収するための回収駆動部と、 回収した前記洗浄液を貯留する洗浄液回収タンクと、を有することを特徴とする液滴吐出装置。 【請求項4】 請求項3に記載の液滴吐出装置において、 前記回収駆動部は、前記サブタンクへ圧力を付与して、前記サブタンクおよび前記ヘッド供給管の前記洗浄液を前記洗浄液回収タンクへ回収することを特徴とする液滴吐出装置。 【請求項5】 材料液を貯留する材料液タンクと、 前記材料液を液滴状態で吐出する吐出ヘッドと、 前記材料液タンクと前記吐出ヘッドとの間に設けられたサブタンクと、 前記材料液タンクと前記サブタンクとを連通させて前記材料液を前記材料液タンクから前記サブタンクへ供給するためのタンク供給管と、を備え、 さらに、前記タンク供給管および前記サブタンクへ洗浄液を供給するための洗浄液タンクと、 前記タンク供給管と連通するタンク回収管と、 前記タンク供給管および前記サブタンクから前記タンク回収管を介して前記洗浄液を回収するための回収駆動部と、 回収した前記洗浄液を貯留する洗浄液回収タンクと、を有することを特徴とする液滴吐出装置。 【請求項6】 請求項5に記載の液滴吐出装置において、 前記回収駆動部は、前記サブタンクへ圧力を付与して、前記サブタンクおよび前記タンク供給管の前記洗浄液を前記洗浄液回収タンクへ回収することを特徴とする液滴吐出装置。 【請求項7】 材料液を貯留する材料液タンクと、 前記材料液を液滴状態で吐出する吐出ヘッドと、 前記材料液タンクと前記吐出ヘッドとの間に設けられたサブタンクと、 前記材料液タンクと前記サブタンクとを連通させて前記材料液を前記材料液タンクから前記サブタンクへ供給するためのタンク供給管と、 前記サブタンクと前記吐出ヘッドとを連通させて前記材料液を前記サブタンクから前記吐出ヘッドへ供給するためのヘッド供給管と、を備え、 さらに、前記タンク供給管および前記サブタンクおよび前記ヘッド供給管へ洗浄液を供給するための洗浄液タンクと、 前記タンク供給管と連通するタンク回収管と、 前記ヘッド供給管と連通するヘッド回収管と、 前記サブタンクおよび前記タンク供給管および前記ヘッド供給管から前記タンク回収管および前記ヘッド回収管を介して前記洗浄液を回収するための回収駆動部と、 回収した前記洗浄液を貯留する回収タンクと、を有することを特徴とする液滴吐出装置。 【請求項8】 請求項3に記載の液滴吐出装置において、 前記回収駆動部は、前記サブタンクへ圧力を付与して、前記サブタンクおよび前記タンク供給管および前記ヘッド供給管の前記洗浄液を前記洗浄液回収タンクへ回収することを特徴とする液滴吐出装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、吐出装置の液体流路などを洗浄するための洗浄機構および洗浄機構を備えた液滴吐出装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、液滴吐出装置などにおいて、吐出する液体の種類を変更する場合などには、液体タンクの交換の他に、液体を液体タンクから吐出ヘッドへ導く供給パイプ、および、液体タンクと吐出ヘッドとの間にあって吐出ヘッドとの水頭差管理のためのサブタンクなどを洗浄する必要がある。これらを洗浄するには、液体タンクを洗浄液の入った洗浄液タンクに替え、液体の流路に洗浄液を導入して洗浄していた。洗浄液の導入は、吐出ヘッドをキャッピングして液体を少量吸引するクリーニング機構を利用し、洗浄タンクから吐出ヘッドへ洗浄液を吸引して行っていた(たとえば特許文献1)。 【0003】 【特許文献1】特開2002−248794号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかし、従来の技術では、吐出ヘッドのクリーニング機構により吐出ヘッドから洗浄液を吸引しているため、洗浄液が洗浄のために流路を通過する速度が遅く、洗浄に多大な時間を要していた。また、微小な液滴を吐出する吐出ヘッドを有する液滴吐出装置ほど、吐出ヘッドから吸引可能な洗浄液の量が少なく、より洗浄時間がかかるという問題があった。 【0005】 本発明は、上記課題を解決するために、短時間で効率良く洗浄を行える洗浄機構および液滴吐出装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明の洗浄機構は、液体を貯留する液体タンクと、液体を吐出する吐出部と、液体タンクと吐出部との間に設けられたサブタンクと、をそれぞれ連通させて液体を液体タンクから吐出部へ供給するための供給部と、を備えた吐出装置に設けられ、供給部に接続し洗浄液を供給するための洗浄液タンクと、供給部と連通する洗浄液回収部と、供給部およびサブタンクから洗浄液回収部を介して洗浄液を回収するための回収駆動部と、回収した洗浄液を貯留する洗浄液回収タンクと、を有することを特徴とする。 【0007】 この洗浄機構によれば、吐出装置に設けられ、液体交換等の際に、新しい液体と今まで使用していた液体の残留液とが混合しないように、サブタンクおよび供給部の洗浄を行える。サブタンクおよび供給部の洗浄は、まず、洗浄液タンクから洗浄液をサブタンクおよび供給部へ導入する。この洗浄液の導入は、液体を吐出部から吐出するためにサブタンクおよび供給部へ導入する場合と、同様にして行うことが可能である。そして、回収駆動部は、サブタンクおよび供給部に導入されている洗浄液を、供給部と連通する洗浄液回収部へ導いて洗浄液回収タンクへ回収するように、洗浄液に作用する。これにより、洗浄液は、液体の流路であるサブタンクおよび供給部を洗浄しつつ通過して、残留している液体との混合液になり、流路の液体を除去することが可能である。従って、供給部に設けられた洗浄液回収専用の洗浄液回収部から洗浄液を回収することにより、吐出部から洗浄液を吐出等して回収する従来の場合に比べ、洗浄に要する時間が大幅に短縮可能である。 【0008】 この場合、回収駆動部は、サブタンクへ圧力を付与して、供給部およびサブタンクの洗浄液を洗浄液回収タンクへ回収することが好ましい。 【0009】 この構成によれば、洗浄液を洗浄液回収部へ導く回収駆動部の洗浄液への作用は、サブタンクへ圧力を付与して、洗浄液をサブタンクから供給部へ押し出し、さらに、供給部から洗浄液回収部を通って洗浄液回収タンクまで押し出すことである。サブタンク、供給部および洗浄液回収部は連通しており、サブタンクに圧力を加えて洗浄液を押し出す簡単な構成で、サブタンクおよび供給部に残留している液体を洗浄して回収することが可能である。 【0010】 本発明の液滴吐出装置は、材料液を貯留する材料液タンクと、材料液を液滴状態で吐出する吐出ヘッドと、材料液タンクと吐出ヘッドとの間に設けられたサブタンクと、サブタンクと吐出ヘッドとを連通させて材料液をサブタンクから吐出ヘッドへ供給するためのヘッド供給管と、を備え、さらに、サブタンクおよびヘッド供給管へ洗浄液を供給するための洗浄液タンクと、ヘッド供給管と連通するヘッド回収管と、ヘッド供給管およびサブタンクからヘッド回収管を介して洗浄液を回収するための回収駆動部と、回収した洗浄液を貯留する洗浄液回収タンクと、を有することを特徴とする。 【0011】 この液滴吐出装置によれば、材料液交換等の際に、新しい材料液と今まで使用していた材料液とが混合しないように、サブタンクおよびヘッド供給管に残留している材料液を洗浄して回収することが可能である。そのために、液滴吐出装置には、洗浄液タンクと、ヘッド供給管と連通するヘッド回収管および洗浄液回収タンクと、回収駆動部とが設けられている。洗浄液は、液体を吐出部から吐出するためにサブタンクおよびヘッド供給管へ供給する場合と、同様に行うことが可能である。この構成において、回収駆動部は、サブタンクおよびヘッド供給管に導入されている洗浄液を、ヘッド供給管と連通するヘッド回収管へ導いて洗浄液回収タンクへ回収するように、洗浄液に作用する。従って、洗浄液は、液体の流路であるサブタンクおよびヘッド供給管を洗浄しつつ通過して、残留している液体との混合液になり、流路の液体を洗浄して除去することが可能である。このように、洗浄液の回収は、サブタンクと吐出ヘッドとの間にあるヘッド供給管に設けられた洗浄液回収専用のヘッド回収管から行われるため、吐出ヘッドから洗浄液を吐出して回収する従来の場合などに比して、洗浄液の回収が迅速に行え、洗浄に要する時間を大幅に短縮可能である。 【0012】 この場合、回収駆動部は、サブタンクへ圧力を付与して、サブタンクおよびヘッド供給管の洗浄液を洗浄液回収タンクへ回収することが好ましい。 【0013】 この構成によれば、洗浄液をヘッド回収管へ導く回収駆動部の洗浄液への作用は、サブタンクへ圧力を付与して、洗浄液をサブタンクからヘッド供給管へ押し出し、さらに、ヘッド供給管からヘッド回収管を通って洗浄液回収タンクまで押し出すことである。サブタンク、ヘッド供給管およびヘッド回収管は連通しており、サブタンクに圧力を加えて洗浄液を押し出す簡単な構成で、サブタンクおよびヘッド供給管に残留している材料液を、洗浄液によって洗浄して回収することが可能である。 【0014】 本発明の液滴吐出装置は、材料液を貯留する材料液タンクと、材料液を液滴状態で吐出する吐出ヘッドと、材料液タンクと吐出ヘッドとの間に設けられたサブタンクと、材料液タンクとサブタンクとを連通させて材料液を材料液タンクからサブタンクへ供給するためのタンク供給管と、を備え、さらに、タンク供給管およびサブタンクへ洗浄液を供給するための洗浄液タンクと、タンク供給管と連通するタンク回収管と、タンク供給管およびサブタンクからタンク回収管を介して洗浄液を回収するための回収駆動部と、回収した洗浄液を貯留する洗浄液回収タンクと、を有することを特徴とする。 【0015】 この液滴吐出装置によれば、材料液交換等の際に、新しい材料液と今まで使用していた材料液とが混合しないように、タンク供給管およびサブタンクに残留している材料液を洗浄して回収することが可能である。そのために、液滴吐出装置には、洗浄液タンクと、タンク供給管と連通するタンク回収管および洗浄液回収タンクと、回収駆動部とが設けられている。洗浄液は、液体を吐出部から吐出するためにタンク供給管およびサブタンクへ供給する場合と、同様に行うことが可能である。この構成において、回収駆動部は、タンク供給管およびサブタンクに導入されている洗浄液を、タンク供給管と連通するタンク回収管へ導いて洗浄液回収タンクへ回収収容するように、洗浄液に作用する。従って、洗浄液は、液体の流路であるタンク供給管およびサブタンクを洗浄しつつ通過して、残留している液体との混合液になり、流路の液体を洗浄して除去することが可能である。このように、洗浄液の回収は、サブタンクと吐出ヘッドとの間にあるヘッド供給管に設けられた洗浄液回収専用のヘッド回収管から行われるため、吐出ヘッドから洗浄液を吐出して回収する従来の場合などに比して、洗浄液の回収が迅速に行え、洗浄に要する時間を大幅に短縮可能である。 【0016】 この場合、回収駆動部は、サブタンクへ圧力を付与して、サブタンクおよびタンク供給管の洗浄液を洗浄液回収タンクへ回収することが好ましい。 【0017】 この構成によれば、洗浄液をタンク回収管へ導く回収駆動部の洗浄液への作用は、サブタンクへ圧力を付与して、洗浄液をサブタンクからタンク供給管へ押し出し、さらに、タンク供給管からタンク回収管を通って洗浄液回収タンクまで押し出すことである。サブタンク、タンク供給管およびタンク回収管は連通しており、サブタンクに圧力を加えて洗浄液を押し出す簡単な構成で、サブタンクおよびタンク供給管に残留している材料液を、洗浄液によって洗浄して回収することが可能である。 【0018】 本発明の液滴吐出装置は、材料液を貯留する材料液タンクと、材料液を液滴状態で吐出する吐出ヘッドと、材料液タンクと吐出ヘッドとの間に設けられたサブタンクと、材料液タンクとサブタンクとを連通させて材料液を材料液タンクからサブタンクへ供給するためのタンク供給管と、サブタンクと吐出ヘッドとを連通させて材料液をサブタンクから吐出ヘッドへ供給するためのヘッド供給管と、を備え、さらに、タンク供給管およびサブタンクおよびヘッド供給管へ洗浄液を供給するための洗浄液タンクと、タンク供給管と連通するタンク回収管と、ヘッド供給管と連通するヘッド回収管と、サブタンクおよびタンク供給管およびヘッド供給管からタンク回収管およびヘッド回収管を介して洗浄液を回収するための回収駆動部と、回収した洗浄液を貯留する回収タンクと、を有することを特徴とする液滴吐出装置。 【0019】 この液滴吐出装置によれば、材料液交換等の際に、新しい材料液と今まで使用していた材料液とが混合しないように、タンク供給管およびサブタンクおよびヘッド供給管に残留している材料液を洗浄して回収することが可能である。そのために、液滴吐出装置には、洗浄液タンクと、タンク供給管と連通するタンク回収管および洗浄液回収タンクと、ヘッド供給管と連通するヘッド回収管および洗浄液回収タンクと、回収駆動部とが設けられている。洗浄液は、液体を吐出部から吐出するためにタンク供給管およびサブタンクおよびヘッド供給管へ供給する場合と、同様に行うことが可能である。この構成において、回収駆動部は、タンク供給管およびサブタンクおよびヘッド供給管に導入されている洗浄液を、タンク回収管およびヘッド供給管へ導いて洗浄液回収タンクへ回収収容するように、洗浄液に作用する。従って、洗浄液は、液体の流路であるタンク供給管およびサブタンクおよびヘッド供給管を洗浄しつつ通過して、残留している液体との混合液になり、流路の液体を洗浄して除去することが可能である。このように、洗浄液の回収は、洗浄液回収専用のタンク回収管およびヘッド回収管から行われるため、吐出ヘッドから洗浄液を吐出して回収する従来の場合などに比して、洗浄液の回収が迅速に行え、洗浄に要する時間を大幅に短縮可能である。 【0020】 この場合、回収駆動部は、サブタンクへ圧力を付与して、サブタンクおよびタンク供給管およびヘッド供給管の洗浄液を洗浄液回収タンクへ回収することが好ましい。 【0021】 この構成によれば、洗浄液をタンク回収管およびヘッド回収管へ導く回収駆動部の洗浄液への作用は、サブタンクへ圧力を付与して、洗浄液をサブタンクからタンク供給管へ押し出し、さらに、タンク供給管からタンク回収管を通って洗浄液回収タンクまで押し出すことである。同様に、サブタンクへ圧力を付与して、洗浄液をサブタンクからヘッド供給管へ押し出し、さらに、ヘッド供給管からヘッド回収管を通って洗浄液回収タンクまで押し出す。サブタンク、タンク供給管およびタンク回収管、ヘッド供給管およびヘッド回収管は、それぞれ連通しており、サブタンクに圧力を加えて洗浄液を押し出す簡単な構成で、サブタンクおよびタンク供給管およびヘッド供給管に残留している材料液を、洗浄液によって洗浄して回収することが可能である。 【発明を実施するための最良の形態】 【0022】 以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。実施形態で例示する液滴吐出装置は、吐出する材料液を異なる種類のものに交換する際などに、液滴吐出装置内の材料液の流路を洗浄するための洗浄機構を備えたものである。 (実施形態1) 【0023】 最初に、液滴吐出装置の構成について説明する。図1は、液滴吐出装置の外観を示す斜視図である。液滴吐出装置1は、図1に示すように、材料液40を液滴として吐出するヘッド部20を有するヘッド機構部2と、ヘッド部20から吐出された液滴の吐出対象であるワーク30を載置するワーク機構部3と、ヘッド部20への材料液40の供給および材料液40の流路を洗浄液で洗浄する供給/洗浄部4と、ヘッド部20の保守を行うメンテナンス機構部5と、これら各機構部等を総括的に制御する制御部6とを備えている。 【0024】 さらに、詳細には、液滴吐出装置1は、床上に設置された複数の支持脚8と、支持脚8の上側に設置された定盤9とを備えている。定盤9の上側には、ワーク機構部3が定盤9の長手方向(X軸方向)に延在するように配置されている。ワーク機構部3の上方には、定盤9に固定された2本の支持柱21で支持されているヘッド機構部2が、ワーク機構部3と直交する方向(Y軸方向)に延在して配置されている。また、定盤9の側部には、ヘッド機構部2のヘッド部20から連通して材料液40の供給および洗浄液による洗浄をする供給/洗浄部4が配置されている。そして、ヘッド機構部2の一方の支持柱21近傍には、メンテナンス機構部5がワーク機構部3と並んでX軸方向に配置されている。さらに、定盤9の下側には、制御部6が収容されている。 【0025】 ヘッド機構部2は、材料液40を吐出するヘッド部20と、ヘッド部20を懸架したヘッドキャリッジ22と、ヘッドキャリッジ22のY軸方向への移動をガイドするY軸ガイド23と、Y軸ガイド23の側方にY軸ガイド23と平行に設置されたY軸リニアモータ24と、を備えている。 【0026】 ワーク機構部3は、ヘッド機構部2の下方に位置し、ヘッド機構部2とほぼ同様の構成でX軸方向に配置されており、ワーク30と、ワーク30を載置しているワーク載置台31と、ワーク載置台31の移動をガイドするX軸ガイド33と、X軸ガイド33の側方にX軸ガイド33と平行に設置されたX軸リニアモータ34とを備えている。 【0027】 これらの構成により、ヘッド部20とワーク30とは、それぞれY軸方向およびX軸方向に往復自在に移動することが可能である。まず、ヘッド部20の移動について説明する。ヘッド部20を懸架したヘッドキャリッジ22は、Y軸ガイド23に移動可能に取り付けられている。図示されていないが、ヘッドキャリッジ22からY軸リニアモータ24側へ張り出している突起部が、Y軸リニアモータ24と係合して駆動力を得ることにより、ヘッドキャリッジ22がY軸ガイド23に沿って任意の位置に移動する。同様に、ワーク載置台31に載置されたワーク30もX軸方向に自在に移動する。 【0028】 このように、ヘッド部20は、Y軸方向の吐出位置まで移動して停止し、下方にあるワーク30のX軸方向の移動に同調して、材料液40を液滴として吐出する構成となっている。X軸方向に移動するワーク30と、Y軸方向に移動するヘッド部20とを相対的に制御することにより、ワーク30上に液滴を吐出して所望する描画などを行うことが可能である。 【0029】 メンテナンス機構部5は、キャッピングユニット56、ワイピングユニット57、およびフラッシングユニット58のメンテナンスユニットを備えている。さらに、メンテナンスユニットを載置するメンテキャリッジ51と、メンテキャリッジ51の移動をガイドするメンテキャリッジガイド52と、メンテキャリッジ51と一体の螺合部55と、螺合部55が螺合するボールねじ54と、ボールねじ54を回転させるメンテモータ53とを備えている。これにより、メンテモータ53が正逆回転すると、ボールねじ54が回転し、螺合部55を介してメンテキャリッジ51が、X軸方向に移動する。メンテキャリッジ51がヘッド部20のメンテナンスのために移動するときには、Y軸ガイド23に沿ってヘッド部20が移動して、メンテナンスユニットの直上部に臨んでいる。 【0030】 メンテナンスユニットのキャッピングユニット56は、液滴吐出装置1が稼動していない時に、図2を参照して後述するヘッド部20の12個の吐出ヘッド(吐出部)のそれぞれと密着してキャッピングし、材料液40が乾燥してヘッド部20が詰まるなどの不具合が生じないようにする。また、材料液40の交換時などに、図示していない吸引ポンプにより、新しい材料液40をヘッド部20へ強制吸引する役目を果たす。ワイピングユニット57は、材料液40の連続吐出後やキャッピングの前にヘッド部20に付着した材料液40などを、洗浄液を含むワイピング布で拭い、ヘッド部20を清浄な状態にする。フラッシングユニット58は、液滴吐出装置1の稼動開始時やワーク30への加工前、加工途中および加工後に、フラッシングとして吐出ヘッドから吐出される材料液40を受け、ヘッド部20の吐出状態を良好に維持する。 【0031】 これらのメンテナンスユニットにより、液滴吐出装置1の非稼動時やワーク30を交換載置している加工待ち時などに、ヘッド部20の状態を保全して良好な吐出状態を保つことが可能である。 【0032】 次に、ヘッド部20への材料液40の供給および材料液40の流路の洗浄をする供給/洗浄部4は、材料液タンク41と、ヘッド部20との水頭差を維持するために一定の液面位置を維持する機能を果たすサブタンク42と、材料液タンク41とサブタンク42とヘッド部20とを連通して材料液40を材料液タンク41からヘッド部20へ供給する供給管(供給部)46と、材料液タンク41およびサブタンク42の内部圧力を材料液タンク圧力管64またはサブタンク圧力管65を介して調整し、材料液40をヘッド部20へ供給するための圧力付与部60とを備えている。材料液40の供給については、図3を参照して詳細に後述する。そして、供給/洗浄部4は、キャッピングユニット56が吸引した材料液40を廃液として回収する廃液回収管48および廃液タンク44と、フラッシングユニット58が受けた材料液40の液滴を廃液として回収する廃液回収管49および廃液タンク45とを有する。 【0033】 また、供給/洗浄部4は、材料液タンク41を交換して材料液40を変更する場合に、サブタンク42および材料液40の流路である供給管46を洗浄する機能を有する。この場合、材料液タンク41は、洗浄液を貯留する洗浄液タンクに交換され、洗浄液がサブタンク42および供給管46へ導入される。洗浄機構は、洗浄液回収タンク15と、サブタンク42とヘッド部20の間の供給管46に連通して洗浄液回収タンク15へ洗浄液を導くためのヘッド回収管16と、サブタンク42内の洗浄液をヘッド回収管16へ押し出すためにエアーによる圧力をサブタンク42へ付与する圧力付与部60と、圧力付与部60からエアーをサブタンク42へ導くためのサブタンク圧力管65とを有する構成である。この場合、圧力付与部60およびサブタンク圧力管65は、洗浄機構としての機能を果たす。洗浄液による洗浄についての詳細は、図5を参照して後で詳細に説明する。 【0034】 次に、ヘッド部20について簡単に説明する。図2(a)は、ヘッド部の詳細を示す平面図であり、図2(b)は、吐出ヘッドを示す平面図である。ヘッド部20は、図2(a)に示すように互いに同じ構造を有する12個の吐出ヘッド26を保持している。この図2(a)は、ヘッド部20をワーク載置台31の側から観察した図である。また、材料液40を吐出するための吐出ヘッド26は、図2(b)に示すように、それぞれが吐出ヘッド26の長手方向に延びる2つのノズル列28を有している。1つのノズル列28は、それぞれ180個のノズル27が一列に並んだ列である。ノズル27からの材料液40の吐出方法は、圧電素子の振動を利用して材料液40の液滴を吐出する方式や材料液40を加熱膨張させて吐出する方式などが知られている。液滴吐出装置1では、加熱をしないため材料液40の変質などが少ない圧電素子方式を採用している。 【0035】 次に、材料液40を材料液タンク41からヘッド部20へ供給する機構について説明する。図3は、材料液タンク、サブタンクおよび圧力付与部の構成を示す模式図である。図3に示すように、材料液40は、材料液タンク41から供給管(タンク供給管)46を介してサブタンク42へ至り、さらに、サブタンク42から供給管(ヘッド供給管)46を経てヘッド部20へ供給される。 【0036】 材料液タンク41とサブタンク42との間の供給管46には、材料液タンク41の近傍に材料液タンクバルブ61と、サブタンク42の近傍に流入バルブ62とが設けられている。また、サブタンク42とヘッド部20との間には、サブタンクの近傍に流出バルブ63が設けられている。流入バルブ62および流出バルブ63は、電磁弁等で構成されており、制御部6により開閉制御される。サブタンク42は、圧力付与部60により、ヘッド部20の吐出ヘッド26のノズル27における圧力が適切な水頭圧となるように負圧制御管理されており、吐出ヘッド26の駆動に応じて材料液40を一定の圧力で供給する。この場合、流出バルブ63は開放状態であり、流入バルブ62は閉止状態である。これにより、吐出ヘッド26のノズル27からの液だれが防止されると共に、材料液40の吐出が設計上意図したものとなる。 【0037】 圧力付与部60は、レギュレータや各種エアーバルブを内蔵し、材料液タンク41へ材料液タンク圧力管64を介して正圧を付与し、材料液タンク41からサブタンク42へ材料液40を供給する。材料液40の供給時には、材料液タンクバルブ61は開放されている。一方、圧力付与部60は、サブタンク42へサブタンク圧力管65を介して負圧を付与し、サブタンク42の液位と吐出ヘッド26のノズル27との水頭差が、所定圧である例えば−25mmHgとなるように、サブタンク42内の圧力を減圧制御する。サブタンク42内の圧力は、制御部6に接続された圧力センサ66により測定され、圧力センサ66の測定値に基づいて、制御部6が圧力付与部60を制御することにより所定値に保たれる。 【0038】 また、サブタンク42は、図示していない液面検出部を有していて、サブタンク42の液面の位置を検出する。液面検出部の検出結果により、サブタンク42内の液面が下がり液量が所定量より減少していると、流出バルブ63を閉じて流入バルブ62を開け、材料液タンク圧力管64からエアーを注入して、材料液タンク41の材料液40を供給管46からサブタンク42へ供給する。サブタンク42の液面が上がり液量が所定量まで増加すると、流入バルブ62を閉じ、圧力付与部60によるサブタンク42内の圧力調整後、流出バルブ63を開けて材料液40をヘッド部20へ供給する。これら一連の制御は、制御部6が行う。この場合、流出バルブ63を閉じずに、サブタンク42の圧力調整をしつつ、流入バルブ62側から材料液40を受け入れても良い。 【0039】 なお、サブタンク42は、貯留する材料液40の液面上にステンレスなどの金属板、フッ素系樹脂などのいわゆる落し蓋を設置し、液面とエアーとが直接接触する面積を減らすように構成することが好ましい。また、材料液タンク41においても、サブタンク42と同様のタンク構成として、サブタンク42に材料液40を供給する前に、材料液タンク41での材料液40とエアーとの接触を防止することが好ましい。これにより、さらに材料液40への気泡の混入、材料液40の変質をほぼ防止することが可能である。 【0040】 以上説明した実施形態1における液滴吐出装置1の供給/洗浄部4について、さらに詳細に説明する。図4は、実施形態1における供給/洗浄部による材料液の供給に関わる詳細構成を示す模式図である。 【0041】 図4の模式図に示すように、液滴吐出装置1は、材料液タンク41を複数個有することが可能であり、この場合3個有している。これら材料液タンク41は、ワーク30がカラーフィルタであれば、カラーフィルタを形成するための赤のフィルタ液を材料液40aとして貯留する材料液タンク41aと、緑のフィルタ液を材料液40bとして貯留する材料液タンク41bと、青のフィルタ液を材料液40cとして貯留する材料液タンク41cとである。材料液40としては、フィルタ液のほかに、有機EL(Electro Luminescence)表示装置を形成するための赤、緑、青の各EL発光液や、プラズマ表示装置を形成するための赤、緑、青の各プラズマ蛍光液、印刷用紙へ印刷するための赤、青、黄の各印刷インクなどが挙げられる。 【0042】 材料液40aを貯留する材料液タンク41aは、タンク供給管である供給管46aを介してサブタンク42aと接続している。供給管46aは、材料液タンク41a内の材料液40aに先端部が浸漬し、供給管46aの材料液タンク41aの直近には材料液タンクバルブ61aが設けられ、供給管46aのサブタンク42aの直近には流入バルブ62aが設けられている。サブタンク42aは、サブタンク42aとヘッド部20aとを接続するヘッド供給管である供給管46dを介して、ヘッド部20aと接続しており、供給管46dのサブタンク42a直近には流出バルブ63aが設けられている。また、流出バルブ63aとヘッド部20aとの間には、洗浄バルブ91aと、洗浄バルブ91aに一端が接続しているヘッド回収管16aと、ヘッド回収管16aの他端が接続している洗浄液回収タンク15aとが設けられている。そして、材料液タンク41aは、材料液タンク圧力管64aによって圧力付与部60と接続しており、サブタンク42aは、サブタンク圧力管65aによって圧力付与部60と接続している。このような構成において、材料液40aのヘッド部20aへの供給は、図2を参照して既述した材料液40のヘッド部20への供給に準じて行われる。 【0043】 同様に、材料液タンク41bの材料液40bは、材料液タンクバルブ61b、供給管(タンク供給管)46b、流入バルブ62b、サブタンク42b、流出バルブ63b、洗浄バルブ91b、供給管(ヘッド供給管)46eを経てヘッド部20bへ供給される。洗浄バルブ91bは、供給管46bの流入バルブ62bとヘッド部20bとの間に設けられ、ヘッド回収管16bを介して洗浄液回収タンク15bと接続している。同じく、材料液40cは、材料液タンクバルブ61c、供給管(タンク供給管)46c、流入バルブ62c、サブタンク42c、流出バルブ63c、洗浄バルブ91c、供給管(ヘッド供給管)46fを経てヘッド部20cへ供給され、洗浄バルブ91cにはヘッド回収管16cと、洗浄液回収タンク15cとが接続している。 【0044】 また、材料液タンク41bは、材料液タンク圧力管64bによって圧力付与部60と接続しており、サブタンク42bは、サブタンク圧力管65bによって圧力付与部60と接続している。同じく、材料液タンク41cは、材料液タンク圧力管64cによって圧力付与部60と接続しており、サブタンク42cは、サブタンク圧力管65cによって圧力付与部60と接続している。 【0045】 なお、材料液40aをヘッド部20aへ供給する場合、制御部6からの指示により、洗浄バルブ91aは、サブタンク42aからヘッド部20aへのみ連通するようにヘッド回収管16aの側が閉止されている。同様に、材料液40b,40cをそれぞれヘッド部20b,20cへ供給する場合、洗浄バルブ91b,91cは、それぞれヘッド回収管16b,16cの側が閉止されている。 【0046】 ヘッド部20aは、図4に示すように、材料液40aを吐出しない時は、キャッピングユニット56によってキャッピングされ、キャッピング時には、必要に応じて、キャッピングユニット56が材料液40aを強制吸引して、ヘッド部20aの清掃および吐出機能維持を図っている。キャッピングユニット56が吸引した材料液40aは、廃液として廃液回収管48aを通って廃液タンク44aへ一旦回収される。廃液が廃液タンク44aに所定量以上溜まると、廃液は、廃液回収管48dを通って廃液タンク44dへ図示していない吸引ポンプによって回収される。同様に、キャッピングユニット56により吸引された材料液40b,40cは、それぞれ廃液回収管48b,48cおよび廃液タンク44b,44cおよび廃液回収管48e,48fを介して廃液タンク44e,44fに回収される。 【0047】 フラッシングユニット58は、ヘッド部20からフラッシングとして一斉に吐出された材料液40a,40b,40cを受け、各材料液40が混合した廃液として、廃液回収管49aおよび廃液タンク45aおよび廃液回収管49bを介して廃液タンク45bへ回収される。 【0048】 以上説明したような構成により、ヘッド部20a,20b,20cは、材料液40a,40b,40cの供給を受けて吐出を行うことができ、ヘッド部20のメンテナンスのためにキャッピングユニット56およびフラッシングユニット58によって吸引または吐出された材料液40は、廃液タンク44,45へ回収される。こうして材料液40のヘッド部20への供給およびメンテナンスによる廃液の処理が機能して、ワーク30への液滴吐出加工が行われる。 【0049】 次に、材料液タンク41を交換して、既使用の材料液40と異なる新しい材料液40を使用するために、供給管46およびサブタンク42を洗浄する洗浄機構について説明する。図5は、供給/洗浄部による洗浄液の供給に関わる詳細構成を示す模式図である。ここでは、材料液タンク41aの材料液40aの流路を洗浄する場合を例にして説明する。この場合、洗浄機構は、材料液タンクバルブ61a、流入バルブ62a、流出バルブ63a、洗浄バルブ91a、ヘッド回収管16a、洗浄液回収タンク15a、圧力付与部60、サブタンク圧力管65aにより構成され、二回の洗浄が実行される。 【0050】 まず、サブタンク42aおよび供給管46a,46dの材料液40aを排除する。材料液40aの排除は、例えば一例として、材料液タンクバルブ61aを閉じて、材料液40aの入っていない材料液タンク41aに交換し、交換した材料液タンク41aへ材料液タンク圧力管64aから圧縮したエアーを導入して、材料液タンク41a内の圧力を高める。そして、材料液タンクバルブ61aおよび流入バルブ62aを開けて、エアー圧により、供給管46aの材料液40aをサブタンク42aへ押し出し、流入バルブ62aを閉じる。次に、流出バルブ63aを開け、ヘッド部20aをキャッピングユニット56によりキャッピングの状態とする。この状態において、サブタンク42aへ、圧力付与部60からサブタンク圧力管65aを通じて圧縮したエアーを付与する。サブタンク42aおよび供給管46d内の材料液40aは、エアーの圧力によって、流出バルブ63aを通り、供給管46dから洗浄バルブ91aを経てヘッド部20aへ至り、キャッピングユニット56へほとんどが排出される。 【0051】 次に、サブタンク42a、供給管46a,46dおよびヘッド部20の壁面などに付着して残留する材料液40aを洗浄する手順を説明する。最初に、材料液タンクバルブ61aを閉じ、材料液タンク41aに替えて、洗浄液10を貯留した洗浄液タンク11を設置する。洗浄液タンク11は、二回の洗浄に必要な洗浄液10を有している。次に、材料液タンクバルブ61aおよび流入バルブ62aを開けて、流出バルブ63aを閉じ、圧力付与部60から材料液タンク圧力管64aを通じて洗浄液タンク11へ圧縮したエアーを導入する。エアーは、洗浄液10を供給管46aおよびサブタンク42aへ押し出して、サブタンク42aの液面検出部が所定量の洗浄液10を検出するまで導入される。サブタンク42aに洗浄液10が所定量貯留されると、エアーの導入を止め、流入バルブ62aを閉じる。 【0052】 そして、流出バルブ63aを開け、さらに、供給管46dとヘッド回収管16aとが連通するように洗浄バルブ91aを開放する。この状態において、サブタンク42aへ、圧力付与部60からサブタンク圧力管65aを通じて、圧縮したエアーを付与する。サブタンク42a内の洗浄液10は、エアーの圧力によって、流出バルブ63aを通り、供給管46dから洗浄バルブ91aを経てヘッド回収管16aへ至り、供給管46d内の材料液40aと共に洗浄液回収タンク15aに回収される。この場合、ヘッド部20aは、キャッピングの状態としておき、キャッピングユニット56がヘッド部20aから排出される洗浄液10を受けて回収する。また、ヘッド部20aからの洗浄液10の排出は少量であるため、供給管46dの洗浄液10を回収するには時間がかかる。そのため、より短時間に洗浄液10の回収を行うために、洗浄バルブ91aは、図5の示す位置よりも、ヘッド部20aの直近へ設けておき、ヘッド回収管16aによってほとんどの洗浄液10の回収を行うことが望ましい。この場合にも、ヘッド部20から洗浄液10が押し出され、ヘッド部20の洗浄が行われる。 【0053】 サブタンク42a内の洗浄液10が回収されて一回目の洗浄が終了した後、二回目の洗浄を行うために、流出バルブ63aを閉じ流入バルブ62aを開ける。そして、圧力付与部60から材料液タンク圧力管64aを通じて洗浄液タンク11へ圧縮したエアーを導入し、再び、洗浄液10をサブタンク42aへ貯留する。この時、洗浄液タンク11の洗浄液10がすべて押し出されると、材料液タンク圧力管64aからのエアーが供給管46aへ入り、供給管46aの洗浄液10をすべてサブタンク42aへ押し出す。この状態において、流入バルブ62aを閉じ流出バルブ63aを開けて、圧力付与部60からサブタンク圧力管65aを通じて、圧縮したエアーをサブタンク42aに付与する。サブタンク42a内の洗浄液10は、エアーの圧力によって、流出バルブ63aを通り、供給管46dから洗浄バルブ91aを経てヘッド回収管16aへ至り、供給管46d内の材料液40aと共に洗浄液回収タンク15aに回収される。こうして、二度目の洗浄によって、供給管46a,サブタンク42a、供給管46dおよびヘッド部20の洗浄が行われ、新しい材料液40の供給が可能になる。 【0054】 また、圧力付与部60から付与するエアーの圧力を、サブタンク42aおよび供給管46a,46dが耐えうる範囲の高圧にして付与すれば、サブタンク42aおよび供給管46a,46dの洗浄液10の回収がより迅速に行える。このように、洗浄機構は、材料液40aの供給時に材料液タンク41a内の加圧およびサブタンク42内の減圧を制御するための圧力付与部60を、洗浄液10の供給および回収時にも利用しており、洗浄液10の供給および回収のための新たな駆動装置の付加が不要である。 【0055】 以上説明した手順と同様に、サブタンク42b、供給管46b,46eの洗浄、および、サブタンク42c、供給管46c,46fの洗浄を行うことが可能である。 【0056】 なお、洗浄液10は、使用している材料液40によって、それぞれ適したものを選択することが望ましい。例えば、カラーフィルタを形成するためのフィルタ液を使用したサブタンク42および供給管46の洗浄の場合には、ブチルカルビトールなどのブチル系溶液を用い、有機EL(Electro Luminescence)表示装置を形成するためのEL発光液の場合、および、プラズマ表示装置を形成するためのプラズマ蛍光液の場合には、エタノールを用いることが望ましい。また、洗浄前のサブタンク42および供給管46の材料液40を排除する場合に、洗浄バルブ91をヘッド回収管16にも開放して洗浄液回収タンク15に材料液40を回収しても良い。こうすれば、洗浄前の材料液40の回収が短時間に行える。 【0057】 次に、液滴吐出装置1を制御する制御部6について説明する。図6は、液滴吐出装置の制御部の構成を示すブロック図である。制御部6は、入出力インターフェイス71、CPU(Central Processing Unit)72、ROM(Read Only Memory)73、RAM(Random Access Memory)74を有し、CPU72が入出力インターフェイス71を介して入力される各種信号をRAM74に記憶させるなど、ROM73の記憶するプログラムに基づいて処理し、入出力インターフェイス71を介して制御信号を出力する。 【0058】 出力された制御信号は、ヘッドドライバ81、モータドライバ82、圧力ドライバ83、バルブドライバ84、およびメンテドライバ85のいずれかに入力される。ヘッドドライバ81は、ヘッド部20における材料液40の吐出を制御し、ワーク30上に所定の描画などが行えるようにする。モータドライバ82は、ヘッドドライバ81の制御と同調して、X軸リニアモータ34、Y軸リニアモータ24を制御し、ワーク30、ヘッド部20の移動を制御する。さらに、メンテモータ53を制御してメンテナンス機構部5の必要なユニットをメンテナンス位置へ移動させる。圧力ドライバ83は、圧力付与部60を制御し、材料液40の吐出状態に対応してサブタンク42の減圧制御および材料液タンク41への加圧制御を行う。また、材料液40の回収時には、サブタンク42へ圧縮したエアーを付与して加圧する。バルブドライバ84は、材料液タンクバルブ61、流入バルブ62、流出バルブ63、洗浄バルブ90を制御する。そして、メンテドライバ85は、メンテナンス機構部5のキャッピングユニット56、ワイピングユニット57およびフラッシングユニット58を制御して、ヘッド部20のノズル27を、常に、良好な状態に保つ役割を果たす。 【0059】 以上、実施形態1として、洗浄機構を備えた液滴吐出装置1について説明した。以下に、その効果を記載する。 【0060】 (1)洗浄機構は、洗浄液タンク11とサブタンク42とを接続する供給管46に連通する洗浄液回収専用の洗浄バルブ91と、ヘッド回収管16と、洗浄液回収タンク15とを有し、サブタンク42へ圧力を付与して洗浄液10を押し出す簡便な構成である。簡便ながら、ヘッド部20から洗浄液10を少量ずつ吐出または吸引して回収する従来の場合に比して、洗浄液10の回収が迅速に行え、洗浄に要する時間を大幅に短縮可能である。 (2)洗浄液10に圧力を付与して、洗浄液10を流路へ供給するための圧力付与部60は、材料液40をヘッド部20へ供給するための圧力付与部60を利用しており、洗浄のための新たな駆動部が不要である。 (実施形態2) 【0061】 次に、本発明の実施形態2について説明する。実施形態2の液滴吐出装置1は、実施形態1とほぼ同様な構成であるが、実施形態1における洗浄機構の洗浄バルブ91およびヘッド回収管16の設置位置を変更して備えている。以下では、実施形態1と異なる洗浄機構の部分について主に説明する。 【0062】 図7は、実施形態2における供給/洗浄部の構成を示す模式図である。液滴吐出装置1の供給/洗浄部4は、実施形態1の洗浄バルブ91およびヘッド回収管16に替えて、図7に示すように、材料液タンク41とサブタンク42とを連通する供給管46に設けられた洗浄バルブ90と、洗浄バルブ90に連通するタンク回収管19と、タンク回収管19に接続する洗浄液回収タンク18とを有する。ここでは、材料液タンク41aの材料液40aの流路を洗浄する場合を例にして説明する。この場合、洗浄機構は、材料液タンクバルブ61a、洗浄バルブ90a、タンク回収管19a、洗浄液回収タンク18a、流入バルブ62a、流出バルブ63a、圧力付与部60、サブタンク圧力管65aにより構成されている。 【0063】 まず、サブタンク42aおよび供給管46a,46dの材料液40aを、実施形態1で説明したようにして排除する。そして、材料液タンクバルブ61aを閉じ、材料液タンク41aに替えて、洗浄液10を貯留した洗浄液タンク11を設置する。次に、材料液タンクバルブ61aおよび流入バルブ62aを開けて、流出バルブ63aを閉じ、洗浄バルブ90aのタンク回収管19a側を閉じる。次に、圧力付与部60から材料液タンク圧力管64aを通じて洗浄液タンク11へ圧縮したエアーを導入する。エアーは、洗浄液10を供給管46aおよびサブタンク42aへ押し出し、サブタンク42aの液面検出部が所定量の洗浄液10を検出するまで導入される。サブタンク42aに洗浄液10が所定量貯留されると、エアーの導入を止め、材料液タンクバルブ61aを閉じる。 【0064】 次に、サブタンク42aの流出バルブ63aを開け、さらに、供給管46aとタンク回収管19aとが連通するように洗浄バルブ90aを開放する。ヘッド部20aは、キャッピングの状態とする。この状態において、サブタンク42aに、圧力付与部60からサブタンク圧力管65aを通じて圧縮したエアーを付与する。サブタンク42a内の洗浄液10は、エアーの圧力によって、流入バルブ62aを通り、供給管46aから洗浄バルブ90aを経てタンク回収管19aへ至り、供給管46a内の洗浄液10と共に洗浄液回収タンク18aに回収される。この場合、供給管46a内の洗浄液10を残留させること無く回収するために、洗浄バルブ90aは、図7の示す位置よりも、供給管46aの材料液タンクバルブ61aの直近へ設けておくことが望ましい。 【0065】 また、サブタンク42aのほとんどの洗浄液10と供給管46aの洗浄液10とは、タンク回収管19aを介して洗浄液回収タンク18aへ回収されるが、供給管46dの洗浄液10とサブタンク42aの一部の洗浄液10は、ヘッド部20aを経由してキャッピングユニット56から回収される。この場合のキャッピングユニット56による回収は、圧力付与部60からの圧縮エアーによって、供給管46dの洗浄液10をヘッド部20aへ押し出すことにより、ヘッド部20aの吐出機構によって供給管46aの洗浄液10を吐出して回収する場合に比べ、より迅速に回収することが可能である。以上のようにして一回目の洗浄が終了する。続いて、材料液タンクバルブ61aを開け、洗浄液10をサブタンク42aへ供給して二回目の洗浄を行う。 【0066】 同様な操作により、材料液タンクバルブ61b、洗浄バルブ90b、タンク回収管19b、洗浄液回収タンク18b、流入バルブ62b、流出バルブ63b、圧力付与部60、サブタンク圧力管65bを有する洗浄機構により、材料液タンク41bの材料液40bの流路を洗浄することが可能である。また、材料液タンクバルブ61c、洗浄バルブ90c、タンク回収管19c、洗浄液回収タンク18c、流入バルブ62c、流出バルブ63c、圧力付与部60、サブタンク圧力管65cを有する洗浄機構により、材料液タンク41cの材料液40cの流路を洗浄することが可能である。 【0067】 以上、実施形態2として、洗浄機構を備えた液滴吐出装置1について説明した。以下に、その効果を記載する。 【0068】 (1)供給管46a,46b,46cにおいて、洗浄液10が供給時と回収時とで反対方向に流れて、異なる洗浄流により洗浄するため、一方向だけの流れによる洗浄に比べて、より均一で緻密な洗浄が可能である。 (実施形態3) 【0069】 次に、本発明の実施形態3について説明する。実施形態3の液滴吐出装置は、実施形態1および2とほぼ同様な構成であるが、実施形態1のヘッド回収管16a,16b,16cおよび洗浄バルブ91a,91b,91cと、実施形態2のタンク回収管19a,19b,19cおよび洗浄バルブ90a,90b,90cとを共に有する洗浄機構を備えている。以下では、実施形態1および2と異なる洗浄機構の部分について主に説明する。 【0070】 図8は、実施形態3における供給/洗浄部の構成を示す模式図である。ここでは、材料液タンク41aの材料液40aの流路を洗浄する場合を例にして説明する。この場合、実施形態3における洗浄機構は、材料液タンクバルブ61a、洗浄バルブ90a、タンク回収管19a、洗浄液回収タンク18a、流入バルブ62a、流出バルブ63a、洗浄バルブ91a、ヘッド回収管16a、洗浄液回収タンク15a、圧力付与部60、サブタンク圧力管65aにより構成されている。 【0071】 まず、サブタンク42aおよび供給管46a,46dの材料液40aを、実施形態1で説明したようにして排除する。そして、材料液タンクバルブ61aを閉じ、材料液タンク41aに替えて、洗浄液10を貯留した洗浄液タンク11を設置する。次に、材料液タンクバルブ61aおよび流入バルブ62aを開けて、流出バルブ63aを閉じ、洗浄バルブ90aのタンク回収管19a側を閉じる。次に、圧力付与部60から材料液タンク圧力管64aを通じて洗浄液タンク11へ圧縮したエアーを導入する。エアーは、洗浄液10を供給管46aおよびサブタンク42aへ押し出し、サブタンク42aの液面検出部が所定量の洗浄液10を検出するまで導入される。サブタンク42aに洗浄液10が所定量貯留されると、エアーの導入を止め、材料液タンクバルブ61aを閉じる。 【0072】 次に、サブタンク42aの流出バルブ63aを開け、さらに、供給管46aとタンク回収管19aとが連通するように洗浄バルブ90aの開放と、供給管46dとヘッド回収管16aとが連通するように洗浄バルブ91aの開放とを行う。ヘッド部20aは、キャッピングの状態とする。この状態において、サブタンク42aに、圧力付与部60からサブタンク圧力管65aを通じて圧縮したエアーを付与する。サブタンク42a内の洗浄液10は、エアーの圧力によって、流入バルブ62aおよび流出バルブ63aを通って、サブタンク42aから流出する。流入バルブ62aを通った洗浄液10は、供給管46aから洗浄バルブ90aを経てタンク回収管19aへ至り、供給管46a内の洗浄液10と共に洗浄液回収タンク18aに回収される。また、流出バルブ63aから流出した洗浄液10は、供給管46dから洗浄バルブ91aを経てヘッド回収管16aへ至り、供給管46d内の洗浄液10と共に洗浄液回収タンク15aに回収される。以上のようにして一回目の洗浄が終了する。続いて、材料液タンクバルブ61aを開け、洗浄液10をサブタンク42aへ供給して二回目の洗浄を行う。 【0073】 なお、供給管46a内の洗浄液10を残留させること無く回収するために、洗浄バルブ90aは、図8の示す位置よりも、材料液タンクバルブ61aの直近へ設けておくことが望ましい。また、供給管46d内の洗浄液10を、ヘッド部20aを介して回収するより迅速に回収するために、洗浄バルブ91aは、図8の示す位置よりも、ヘッド部20aの直近へ設けておくことが望ましい。この場合にも、ヘッド部20から洗浄液10が押し出され、ヘッド部20が洗浄される。 【0074】 同様な操作により、材料液タンクバルブ61b、洗浄バルブ90b、タンク回収管19b、洗浄液回収タンク18b、流入バルブ62b、流出バルブ63b、洗浄バルブ91b、ヘッド回収管16b、洗浄液回収タンク15b、圧力付与部60、サブタンク圧力管65bを有する洗浄機構により、材料液タンク41bの材料液40bの流路を洗浄することが可能である。また、材料液タンクバルブ61c、洗浄バルブ90c、タンク回収管19c、洗浄液回収タンク18c、流入バルブ62c、流出バルブ63c、洗浄バルブ91c、ヘッド回収管16c、洗浄液回収タンク15c、圧力付与部60、サブタンク圧力管65cを有する洗浄機構により、材料液タンク41cの材料液40cの流路を洗浄することが可能である。 【0075】 以上、実施形態3として、洗浄機構を備えた液滴吐出装置1について説明した。以下に、その効果を記載する。 【0076】 (1)洗浄機構は、洗浄液タンク11とサブタンク42との間、および、サブタンク42とヘッド部20との間の両部から洗浄液10を回収する構成であるため、液滴吐出装置1内の洗浄液10、特にサブタンク42内の洗浄液10を、より迅速に回収することが可能である。 【0077】 また、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、次に挙げる変形例のような形態であっても、実施形態と同様な効果が得られる。 【0078】 (変形例1)サブタンク42および供給管46は、エタノールやブチルカルビトールなどの洗浄液10による洗浄後、さらに、洗浄液10としての純水による洗浄を追加することにより、より完全に近い洗浄が可能である。 【0079】 (変形例2)洗浄回数は、二回に限定されず、一回または二回以上であっても良い。材料液40および洗浄液10に対応して、適切に選択することが好ましい。 【0080】 (変形例3)洗浄前に、サブタンク42および供給管46に残留する材料液40を排除せずに、洗浄液10と共に材料液40を洗浄液回収タンク15,18へ回収しても良い。コスト負担の少ない材料液40などであれば、洗浄時間の短縮を図る方が有利な場合もある。 【0081】 (変形例4)サブタンク42へ加圧して、洗浄液10を洗浄液回収タンク15,18へ回収することに限定せず、吸引ポンプなどにより、洗浄液回収タンク15,18へ洗浄液10を吸引して回収しても良い。 【0082】 (変形例5)実施形態3における洗浄液10を回収する洗浄液回収タンク15aと洗浄液回収タンク18aとは、別個のタンクでなく、一つのタンクであっても良い。同様に、洗浄液回収タンク15bと洗浄液回収タンク18bおよび洗浄液回収タンク15cと洗浄液回収タンク18cも、それぞれ一つのタンクで良い。 【産業上の利用可能性】 【0083】 近年、吐出装置は、ワーク30としての印刷用紙への印刷だけでなく、カラーフィルタ、有機EL表示装置、プラズマ表示装置などをワーク30として対応でき、各種の材料液40を選択して吐出加工することが可能になってきた。従って、吐出装置に本発明の洗浄機構を設けることや、本発明の液滴吐出装置1を用いれば、ワーク30の変更に対応して、材料液40の交換を行う際に、前に使用した材料液40の流路を迅速に洗浄でき、段取り変えをすばやく行うことが可能である。 【図面の簡単な説明】 【0084】 【図1】液滴吐出装置の外観を示す斜視図。 【図2】(a)ヘッド部の詳細を示す平面図、(b)吐出ヘッドを示す平面図。 【図3】材料液タンク、サブタンクおよび圧力付与部の構成を示す模式図。 【図4】実施形態1における供給/洗浄部による材料液の供給に関わる詳細構成を示す模式図。 【図5】供給/洗浄部による洗浄液の供給に関わる詳細構成を示す模式図。 【図6】液滴吐出装置の制御部の構成を示すブロック図。 【図7】実施形態2における供給/洗浄部の構成を示す模式図。 【図8】実施形態3における供給/洗浄部の構成を示す模式図。 【符号の説明】 【0085】 1…液滴吐出装置、2…ヘッド機構部、3…ワーク機構部、4…供給/洗浄部、5…メンテナンス機構部、6…制御部、10…洗浄液、11…洗浄液タンク、15,18…洗浄液回収タンク、16…洗浄液回収部としてのヘッド回収管、19…洗浄液回収部としてのタンク回収管、20…ヘッド部、26…吐出部としての吐出ヘッド、30…ワーク、40…液体としての材料液、41…液体タンクとしての材料液タンク、42…サブタンク、46a,46b,46c…供給部およびタンク供給管としての供給管、46d,46e,46f…供給部およびヘッド供給管としての供給管、60…回収駆動部としての圧力付与部、61…材料液タンクバルブ、62…流入バルブ、63…流出バルブ、64…材料液タンク圧力管、65…サブタンク圧力管、83…圧力ドライバ、84…バルブドライバ、90,91…洗浄バルブ。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002369 【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月28日(2006.8.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100095728 【弁理士】 【氏名又は名称】上柳 雅誉
【識別番号】100127661 【弁理士】 【氏名又は名称】宮坂 一彦
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| 【公開番号】 |
特開2008−49636(P2008−49636A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−230181(P2006−230181) |
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