| 【発明の名称】 |
画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】王 世峰
|
| 【要約】 |
【課題】印刷を行う1枚分の画像データに対する画像処理を一括して行うことが可能な画像形成装置を提供する。
【構成】この昇華型プリンタ10(画像形成装置)は、印字ヘッド12と、画像データ91を保存するRAM31bと、デジタルカメラ90から画像データ91を分割して取得するとともに、分割された画像データ91毎に画像サイズの縮小処理を行った上で、縮小処理後の全ての画像データ91をRAM31bに保存するように制御する制御部31aとを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 印字ヘッドと、画像データを保存する記憶手段とを備えた画像形成装置において、 撮像装置から画像データを分割して取得するとともに、分割された前記画像データ毎に画像サイズの縮小処理を行った上で、縮小処理後の全ての前記画像データを輝度信号として構成されたデータ形式で、前記記憶手段に保存するように制御する制御部をさらに備え、 前記制御部は、前記撮像装置によって圧縮符号化された前記画像データに対して、前記画像データの前記縮小処理を可能とするデータ形式への復号化を行い、 前記記憶手段に保存された前記縮小処理後の前記画像データについて、一括して画像処理を行うとともに、前記輝度信号から濃度信号への色変換処理を行い、かつ、前記色変換処理が行われた前記画像データを各色毎に一括して印刷する、画像形成装置。 【請求項2】 印字ヘッドと、 画像データを保存する記憶手段と、 撮像装置から画像データを分割して取得するとともに、分割された前記画像データ毎に画像サイズの縮小処理を行った上で、縮小処理後の全ての前記画像データを前記記憶手段に保存するように制御する制御部とを備えた、画像形成装置。 【請求項3】 前記制御部は、前記縮小処理が行われた前記画像データを、輝度信号として構成されたデータ形式で、前記記憶手段に保存するように制御する、請求項2に記載の画像形成装置。 【請求項4】 前記制御部は、前記記憶手段に保存された前記縮小処理後の前記画像データについて、一括して画像処理を行う、請求項2または3に記載の画像形成装置。 【請求項5】 前記制御部は、前記記憶手段に保存された前記縮小処理後の前記画像データについて、一括して前記輝度信号から濃度信号への色変換処理を行う、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 【請求項6】 前記制御部は、前記色変換処理が行われた前記画像データを各色毎に一括して印刷する、請求項5に記載の画像形成装置。 【請求項7】 前記制御部は、前記撮像装置によって圧縮符号化された前記画像データに対して、前記画像データの前記縮小処理を可能とする前記データ形式への復号化を行う、請求項2〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、画像形成装置に関し、特に、印字ヘッドと、画像データを保存する記憶手段とを備えた画像形成装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、印字ヘッドと、画像データを保存する記憶手段とを備えた画像形成装置が知られている(たとえば、特許文献1〜3参照)。 【0003】 上記特許文献1には、ケーブル(IEEE1394シリアルバス)を介して撮像装置(デジタルカメラ)が有線接続される画像処理装置(インクジェットプリンタ)が開示されている。この画像処理装置(インクジェットプリンタ)では、印刷される1枚の画像データ(全画像データ)のうち、印字ヘッドの1走査で印刷が可能となるデータサイズ(画素数)に予め分割された状態で撮像装置のメモリに保存された画像データ(JPEG形式データ)に対して、印字ヘッドが1行(1走査)の印刷を行う順に撮像装置のメモリから1つずつ読み込むとともに、データの復号化(JPEG解凍)、画像サイズ拡大・縮小・回転処理、および色変換処理(輝度信号から濃度信号へ)などの画像処理を施した上で1行分の即時印刷を行う処理を行数分繰り返すことによって、1枚の画像データ(全画像データ)の印刷が完了するように構成されている。また、この特許文献1に記載の画像処理装置では、印刷の際、メモリには、読み込まれた1行分の画像データの即時印刷後に、次の1行分の画像データが上書きされることを繰り返しながら全画像データを処理するように構成されている。 【0004】 また、上記特許文献2には、ケーブル(USBケーブル)を介してデジタル機器(デジタルカメラ)が有線接続される画像処理装置(インクジェットプリンタ)が開示されている。この画像処理装置(インクジェットプリンタ)では、印刷される1枚の全画像データ(全画像データ)のうち、印字ヘッドの1走査で印刷が可能となるデータサイズ(画素数)に相当する画像データ(JPEG形式データ)を、印字ヘッドが1行(1走査)の印刷を行う順に撮像装置のメモリから1つずつ読み込むとともに、データの復号化(JPEG解凍)、画像サイズ拡大・縮小・回転処理、および色変換処理(輝度信号から濃度信号へ)などの画像処理を施した上で1行分の即時印刷を行う処理を行数分繰り返すことによって、1枚の画像データ(全画像データ)の印刷が完了するように構成されている。また、この特許文献2に記載の画像処理装置では、印刷の際、メモリには、読み込まれた1行分の画像データの即時印刷後に、次の1行分の画像データが上書きされることを繰り返しながら全画像データを処理するように構成されている。 【0005】 また、上記特許文献3には、ケーブル(USBケーブル)を介して画像供給デバイス(デジタルカメラ)が有線接続される記録装置(プリンタ装置)が開示されている。この記録装置(プリンタ装置)では、印刷される1枚の画像データ(全画像データ)のうち、予め指定されたデータサイズ(画素数)に相当する画像データ(JPEG形式データ)を、印字ヘッドが印刷を行う順に撮像装置のメモリから1つずつ読み込むとともに、データの復号化(JPEG解凍)、画像サイズ拡大・縮小・回転処理、および色変換処理(輝度信号から濃度信号へ)などの画像処理を施した上で即時印刷を行う処理を複数回繰り返すことによって、1枚の画像データ(全画像データ)の印刷が完了するように構成されている。また、この特許文献3に記載の画像処理装置では、印刷の際、メモリには、読み込まれた1つの分割画像データの即時印刷後に、次の分割画像データが上書きされることを繰り返しながら全画像データを処理するように構成されている。 【0006】 【特許文献1】特開平10−229544号公報 【特許文献2】特開2005−39545号公報 【特許文献3】特開2004−254296号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 しかしながら、上記特許文献1および2による画像処理装置では、印刷の際に、制御回路部のメモリに書き込まれた印字ヘッドの1走査分(1行分)の画像データが、1走査分の印刷動作後にメモリから消去されるとともに、次の1走査分の画像データがメモリに上書きされることを繰り返すために、メモリには印刷が完了する1枚分の画像データ(全画像データ)は保持されていないと考えられる。このため、印刷を行う前に、1枚分の画像データ(全画像データ)に対する画像処理を一括して行うことができないという問題点がある。 【0008】 また、上記特許文献3による記録装置においても、印刷の際に、制御回路部のメモリに書き込まれた1つの分割画像データが、印刷動作後にメモリから消去されるとともに、次の分割画像データがメモリに上書きされることを繰り返すために、メモリには印刷が完了する1枚分の画像データ(全画像データ)は保持されていないと考えられる。したがって、印刷を行う前に、1枚分の画像データ(全画像データ)に対する画像処理を一括して行うことができないという問題点がある。 【0009】 この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、印刷を行う1枚分の画像データに対する画像処理を一括して行うことが可能な画像形成装置を提供することである。 【課題を解決するための手段および発明の効果】 【0010】 この発明の第1の局面における画像形成装置は、印字ヘッドと、画像データを保存する記憶手段とを備えた画像形成装置において、撮像装置から画像データを分割して取得するとともに、分割された画像データ毎に画像サイズの縮小処理を行った上で、縮小処理後の全ての画像データを輝度信号として構成されたデータ形式で、記憶手段に保存するように制御する制御部をさらに備え、制御部は、撮像装置によって圧縮符号化された画像データに対して、画像データの縮小処理を可能とするデータ形式への復号化を行い、記憶手段に保存された縮小処理後の画像データについて、一括して画像処理を行うとともに、輝度信号から濃度信号への色変換処理を行い、かつ、色変換処理が行われた画像データを各色毎に一括して印刷する。 【0011】 この発明の第1の局面による画像形成装置では、上記のように、撮像装置から画像データを分割して取得するとともに、分割された画像データ毎に画像サイズの縮小処理を行った上で、縮小処理後の全ての画像データを記憶手段に保存するように制御する制御部を備えるように構成することによって、画像サイズの縮小処理が行われた画像データは、画像サイズの縮小処理が行われていない場合と比較してデータサイズ(データ容量)が減少されるので、縮小処理後の個々の画像データを全て記憶手段に保存することが可能となる。したがって、記憶手段には、全ての画像データが保存されるので、印刷を行う1枚分の画像データ全体に対する画像処理を一括して行うことができる。また、制御部を、縮小処理が行われた画像データが、輝度信号として構成されたデータ形式で、記憶手段に保存されるように制御するように構成することによって、以後のデータ処理において画像データを輝度信号として取り扱うことができるので、画像処理を、容易に、行うことができる。また、制御部を、記憶手段に保存された縮小処理後の画像データについて、一括して画像処理を行うように構成することによって、制御部は、画像処理の際に、1枚分の画像データに対して記憶手段からの画像データの1回の読み込み動作、および、画像処理後の記憶手段への1回の書き込み動作を行うだけでよいので、記憶手段へのアクセス回数を少なくすることが可能となる。したがって、画像データが分割された状態で、個々の画像データに対して画像処理と印刷とを繰り返す場合と比較して、画像処理の処理速度を向上させることができる。 【0012】 また、第1の局面による画像形成装置では、制御部を、記憶手段に保存された縮小処理後の画像データについて、一括して輝度信号から濃度信号への色変換処理を行うように構成することによって、制御部は、色変換処理の際にも、記憶手段からの画像データの1回の読み込み動作、および、画像処理後の1回の書き込み動作を行うだけでよいので、記憶手段へのアクセス回数を少なくすることが可能となる。したがって、画像データが分割された状態で、個々の画像データに対して色変換処理を繰り返す場合と比較して、色変換処理の処理速度を向上させることができる。また、制御部を、色変換処理が行われた画像データを各色毎に一括して印刷するように構成することによって、印字ヘッドの1走査毎に画像データの各種処理と印刷とを繰り返すことによって全画像の印刷を進行させる印刷方法と異なり、制御部は、記憶手段からの画像データの読み込み動作回数を1回で済ませることができる。したがって、印刷速度をより向上させることができる。また、制御部を、撮像装置によって圧縮符号化された画像データに対して、画像データの縮小処理を可能とするデータ形式への復号化を行うように構成することによって、復号化後の画像データは、縮小処理を可能とするデータ形式から構成されているために、圧縮符号化された画像データに対しても、容易に、画像サイズの縮小処理を行うことができる。 【0013】 この発明の第2の局面による画像形成装置は、印字ヘッドと、画像データを保存する記憶手段と、撮像装置から画像データを分割して取得するとともに、分割された画像データ毎に画像サイズの縮小処理を行った上で、縮小処理後の全ての画像データを記憶手段に保存するように制御する制御部とを備えている。 【0014】 この発明の第2の局面による画像形成装置では、上記のように、撮像装置から画像データを分割して取得するとともに、分割された画像データ毎に画像サイズの縮小処理を行った上で、縮小処理後の全ての画像データを記憶手段に保存するように制御する制御部を備えるように構成することによって、画像サイズの縮小処理が行われた画像データは、画像サイズの縮小処理が行われていない場合と比較してデータサイズ(データ容量)が減少されるので、縮小処理後の個々の画像データを全て記憶手段に保存することが可能となる。したがって、記憶手段には、全ての画像データが保存されるので、印刷を行う1枚分の画像データ全体に対する画像処理を一括して行うことができる。 【0015】 上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、制御部は、縮小処理が行われた画像データを、輝度信号として構成されたデータ形式で、記憶手段に保存するように制御する。このように構成すれば、以後のデータ処理において画像データを輝度信号として取り扱うことができるので、画像処理を、容易に、行うことができる。 【0016】 上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、制御部は、記憶手段に保存された縮小処理後の画像データについて、一括して画像処理を行う。このように構成すれば、制御部は、画像処理の際に、1枚分の画像データに対して記憶手段からの画像データの1回の読み込み動作、および、画像処理後の記憶手段への1回の書き込み動作を行うだけでよいので、記憶手段へのアクセス回数を少なくすることが可能となる。したがって、画像データが分割された状態で、個々の画像データに対して画像処理と印刷とを繰り返す場合と比較して、画像処理の処理速度を向上させることができる。 【0017】 上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、制御部は、記憶手段に保存された縮小処理後の画像データについて、一括して輝度信号から濃度信号への色変換処理を行う。このように構成すれば、制御部は、色変換処理の際にも、記憶手段からの画像データの1回の読み込み動作、および、画像処理後の1回の書き込み動作を行うだけでよいので、記憶手段へのアクセス回数を少なくすることが可能となる。したがって、画像データが分割された状態で、個々の画像データに対して色変換処理を繰り返す場合と比較して、色変換処理の処理速度を向上させることができる。 【0018】 この場合、好ましくは、制御部は、色変換処理が行われた画像データを各色毎に一括して印刷する。このように構成すれば、印字ヘッドの1走査毎に画像データの各種処理と印刷とを繰り返すことによって全画像の印刷を進行させる印刷方法と異なり、制御部は、記憶手段からの画像データの読み込み動作回数を1回で済ませることができる。したがって、印刷速度をより向上させることができる。 【0019】 上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、制御部は、撮像装置によって圧縮符号化された画像データに対して、画像データの縮小処理を可能とするデータ形式への復号化を行う。このように構成すれば、復号化後の画像データは、縮小処理を可能とするデータ形式から構成されているために、圧縮符号化された画像データに対しても、容易に、画像サイズの縮小処理を行うことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0020】 以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 【0021】 図1は、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの全体構成を示した斜視図である。図2は、図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタからインクシートカートリッジおよび給紙カセットを省略した状態を示した斜視図である。図3は、図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタにデジタルカメラ(電子スチルカメラ)が接続された状態を示した斜視図である。図4〜図9は、図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタの詳細構成を示した図である。まず、図1〜図9を参照して、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの構成について説明する。なお、本実施形態では、画像形成装置の一例である昇華型プリンタに本発明を適用した場合について説明する。 【0022】 本発明の一実施形態による昇華型プリンタ10は、図1および図2に示すように、金属製のシャーシ11と、印字を行うための印字ヘッド12と、印字ヘッド12に対向するように配置されたプラテンローラ13(図9参照)と、金属製の送りローラ14(図9参照)と、送りローラギア15と、送りローラ14(図9参照)に所定の押圧力で接触する金属製の押さえローラ16(図9参照)と、樹脂製の下部用紙ガイド17aと、樹脂製の上部用紙ガイド17bと、ゴム製の給紙ローラ18と、給紙ローラギア19と、ゴム製の排紙ローラ20と、排紙ローラギア21と、インクシート巻取リール22と、板金製のモータブラケット23と、用紙50(図1参照)を搬送するためのステッピングモータ24と、印字ヘッド12を回動させるためのステッピングモータ25と、揺動可能な揺動ギア26と、複数の中間ギア27〜30(図5参照)と、昇華型プリンタ10の印刷動作を制御する制御回路部31(図4参照)と、シャーシ11を内部に収納する筐体32(図3参照)とを備えている。また、本実施形態による昇華型プリンタ10には、20枚の用紙50を印刷することが可能なインクシート71(図8参照)が収納されたインクシートカートリッジ70(図1参照)と、昇華型プリンタ10に供給する用紙50を収納するための給紙カセット60(図1参照)とが着脱可能に装着されている。 【0023】 ここで、本実施形態では、図4に示すように、昇華型プリンタ10の制御回路部31は、印刷動作を制御するCPUからなる制御部31aを有している。制御部31aは、印刷時に、後述するデジタルカメラ90からケーブル80を介して送信されるJPEG形式などに圧縮符号化された画像データ91を受信するとともに、圧縮符号化された画像データ91に対して、復号化(もとの輝度信号に戻す)の処理や画像サイズの変更処理(画像サイズの拡大/縮小および画像の回転など)を行うとともに、昇華型プリンタ10が印刷可能なデータ形式(インクの濃度信号)に変換する一連のデータ処理を行う上での制御を統括する機能を有する。また、本実施形態では、図4に示すように、制御部31aが上述のデータ処理を行う上で、処理の途中段階にある画像データ91を一時的に格納するための、RAM31b(読取り書込み記憶装置)が制御回路部31に設けられている。なお、デジタルカメラ90およびRAM31bは、それぞれ、本発明の「撮像装置」および「記憶手段」の一例である。 【0024】 また、制御回路部31は、図4に示すように、制御部31aの制御動作に基づいて、印字ヘッド12の発熱体12eの温度を制御するヘッドコントローラ31cと、モータコントローラ31dと、モータドライバ31eと、色テーブル31fが格納されたROM31gとを含んでいる。また、RAM31bは、上述のデータ処理を行う上で、印刷時の印字ヘッド12の発熱体12eに必要とされる温度データ(エネルギ値)が規定されている色テーブル31fを展開するための領域も有している。また、モータコントローラ31dは、モータドライバ31eを介してステッピングモータ24およびステッピングモータ25を回転制御する機能を有している。また、ヘッドコントローラ31cは、印字ヘッド12の発熱体12eに電圧パルスを印加することによって、発熱体12eの温度を制御する機能を有している。 【0025】 また、図3に示すように、昇華型プリンタ10には、USBケーブルなどのケーブル80を介してデジタルカメラ90が接続可能とされている。このデジタルカメラ90には、撮影された画像データ91を保存するためのメモリ部92と、ユーザがデジタルカメラ90の動作モードを切換えることによって、液晶表示部(図示せず)などを介して選択された画像データ91の印刷指示信号を昇華型プリンタ10に送信するための印刷ボタン93などが設けられている。また、デジタルカメラ90は、印刷に伴う昇華型プリンタ10からのデータ転送信号によって、メモリ部92に保存されている画像データ91を分割して転送する機能を有している。また、画像データ91は、メモリ部92に保存される際に、圧縮符号化されたデータ形式(本実施形態ではJPEG形式)によって構成されている。 【0026】 また、図1および図2に示すように、金属製のシャーシ11は、一方側面11aと、他方側面11bと、一方側面11aと他方側面11bとを連結する底面11cとを有している。また、シャーシ11の一方側面11aには、上記した板金製のモータブラケット23が取り付けられている。また、シャーシ11の他方側面11bには、図1および図2に示すように、インクシートカートリッジ70を挿入するための挿入孔11dが設けられている。また、シャーシ11の底面11cには、用紙50の前端部50a(図9参照)および後端部50b(図9参照)を検出するための用紙センサ33aおよび33b(図9参照)が設けられている。 【0027】 また、印字ヘッド12は、図2および図9に示すように、一対の支持軸12aと、一対のアーム部12bと、ヘッド部12cと、ヘッド部12cに取り付けられる樹脂製のヘッドカバー12dとを含む。また、印字ヘッド12は、図2に示すように、シャーシ11の両側面の内側に、支持軸12aを中心として回動可能に取り付けられている。また、印字ヘッド12のヘッド部12cには、図7に示すように、電圧パルスが印加されて発熱する複数の発熱体12eが、ヘッド部12cの用紙50の幅方向(X方向)に沿って所定の間隔を隔てて一列に設けられている。また、発熱体12eは、印刷時に、1つの発熱体12eが1つのドットを形成するように構成されている。 【0028】 また、プラテンローラ13(図6参照)は、シャーシ11の両側面の内側に回転可能に配置されている。また、送りローラ14は、図5に示すように、送りローラギア15に挿入される送りローラギア挿入部14aを有する。また、送りローラ14は、シャーシ11に取り付けられた図示しない送りローラ軸受に回転可能に支持されている。また、図2および図6に示すように、押さえローラ16は、押さえローラ16の両端部が樹脂製の一対の押さえローラ軸受34により回転可能に支持されている。この押さえローラ軸受34は、金属製の軸受支持板35に取り付けられている。また、軸受支持板35は、シャーシ11の両側面の内側に、図示しないバネによる付勢力により押さえローラ16を送りローラ14(図9参照)に対して押圧するように配置されている。 【0029】 また、図5に示すように、モータブラケット23に取り付けられたステッピングモータ24の軸部には、モータギア36が取り付けられている。また、ステッピングモータ24は、インクシート巻取リール22のギア部22aと、給紙ローラギア19と、排紙ローラギア21と、送りローラギア15とを駆動させるための駆動源としての機能を有する。また、ステッピングモータ25は、印字ヘッド12(図9参照)をプラテンローラ13(図9参照)に対して押圧するように、印字ヘッド12の上面を押圧する図示しない押圧部材などの駆動源としての機能を有する。 【0030】 また、インクシート巻取リール22(図5参照)は、図9に示すように、インクシートカートリッジ70の巻取部70aの内部に回転可能に配置された巻取ボビン70bに係合することによって、インクシート71を巻取ボビン70bに巻き取るように構成されている。また、インクシート巻取リール22のギア部22aは、図5に示すように、揺動ギア26が揺動することによって揺動ギア26と係合するように配置されている。 【0031】 また、図2および図9に示すように、下部用紙ガイド17aは、送りローラ14(図9参照)および押さえローラ16の近傍に設置されている。また、上部用紙ガイド17bは、図9に示すように、下部用紙ガイド17aの上部に取り付けられている。この上部用紙ガイド17bは、給紙時には、用紙50が下面側を通過するようにして印刷部(印字ヘッド12のヘッド部12cとプラテンローラ13とが対向する位置)への給紙経路に案内するとともに、排紙時には、用紙50が上面側を通過するようにして排紙経路に案内する機能を有する。 【0032】 また、筐体32は、図3に示すように、蓋部材32aおよび32bとを含んでいる。また、筐体32の蓋部材32aは、給紙カセット60を昇華型プリンタ10に装着するために開閉可能に設けられている。また、筐体32の蓋部材32bは、インクシートカートリッジ70を昇華型プリンタ10に装着するために開閉可能に設けられている。また、図3に示すように、昇華型プリンタ10の給紙カセット60と対向する側面部32cには、USBケーブルなどのケーブル80を接続するケーブル接続端子部32dが設けられている。 【0033】 また、インクシートカートリッジ70には、インクシート71が巻き付けられた供給ボビン70cが回転可能に内部に配置された供給部70dが設けられている。このインクシート71は、図8に示すように、Y色(イエロー)印字シート71a、M色(マゼンダ)印字シート71b、C色(シアン)印字シート71cの3色のシートと、印刷された用紙50の印刷面を保護するための透明のOP(オーバーコート)シート71dとを有している。また、OP(オーバーコート)シート71dとY色(イエロー)印字シート71aとの間、Y色(イエロー)印字シート71aとM色(マゼンダ)印字シート71bとの間、および、M色(マゼンダ)印字シート71bとC色(シアン)印字シート71cとの間には、シート頭出しセンサ(図示せず)によって認識される各色頭出し識別部71eが設けられている。また、C色(シアン)印字シート71cとOP(オーバーコート)シート71dとの間には、印刷開始時にシート頭出しセンサ(図示せず)によって認識されるインクシート頭出し識別部71fが設けられている。 【0034】 図10および図11は、図1に示した本実施形態による昇華型プリンタの印刷動作を説明するための断面図である。図12は、図1に示した本実施形態による昇華型プリンタの印刷動作を説明するためのフローチャートである。次に、図2〜図5および図7〜図12を参照して、本実施形態による昇華型プリンタの印刷動作について説明する。 【0035】 まず、図12のステップS1において、制御部31a(図4参照)により、ケーブル80(図3参照)を介して、デジタルカメラ90(図3参照)からの印刷指示信号が受信されたか否かが判断される。そして、ステップS1において印刷指示信号が受信されていないと判断された場合には、印刷指示信号が受信されるまでこの判断が繰り返される。その一方、印刷指示信号が受信されたと判断された場合には、ステップS2に移行する。 【0036】 ここで、本実施形態では、ステップS2において、制御部31a(図4参照)は、JPEG形式などに圧縮符号化された状態でデジタルカメラ90(図3参照)のメモリ部92に保存されている画像データ91を、デジタルカメラ90(図3参照)に付随している画像データ91の分割転送機能を利用することによって、RAM31b(図4参照)の容量を超えない所定のデータ量に分割されたデータの状態として、分割された最初の区分の画像データ91をRAM31b(図4参照)に取得する。そして、ステップS3において、受信された画像データ91の属性(JPEG形式などの圧縮時の符号化方式や画像サイズなど)を解析した結果に基づいて、画像データ91の復号化(もとの輝度信号として構成されたデータ形式に戻す)が行われる。 【0037】 次に、ステップS4において、制御部31a(図4参照)は、復号化された画像データ91の画素数を減少させるデータ処理を行うことによって、画像データ91の画像サイズ(印刷時の寸法)を、はがき(ポストカード)サイズに縮小する。そして、ステップS5において、制御部31a(図4参照)は、データ容量が縮小されるとともに、上述と同様に輝度信号のデータ形式として構成された画像データ91をRAM31b(図4参照)の所定の格納領域に保存する。 【0038】 また、次のステップS6において、分割されている全ての画像データ91がデジタルカメラ90(図3参照)から取得されるとともに、ステップS3〜ステップS5に示すデータ処理が完了されたか否かが判断される。そして、ステップS6において、分割された全ての画像データ91のデータ処理およびRAM31b(図4参照)への保存が完了していないと判断された場合には、分割された全ての画像データ91のデータ処理およびRAM31b(図4参照)への保存が完了されるまで、ステップS3〜ステップS5に示すデータ処理が繰り返される。その一方、ステップS6において、分割された全ての画像データ91のデータ処理およびRAM31b(図4参照)への保存が完了したと判断された場合には、ステップS7へ移行する。 【0039】 ステップS7において、制御部31a(図4参照)は、縮小処理後のデータ容量の状態でRAM31b(図4参照)に保存されている個々の画像データ91に対して、印刷効果を向上させるためのエッジ処理やガンマ補正などの画像処理を一括して行う。さらに、次のステップS8およびステップS9を通じて、上述の画像処理が施された画像データ91に対して、輝度信号であるYCrCb形式(Y:輝度成分、Cr・Cb:色差成分)から同じ輝度信号であるRGB形式(R:レッド、G:グリーン、B:ブルー)を経て、印刷を行うための濃度信号であるCMY形式(C:シアン、M:マゼンダ、Y:イエロー)へのデータ形式の変換処理を一括して行うとともに、CMY形式に変換された画像データ91は、一括してRAM31b(図4参照)に上書きによる保存が行われる。 【0040】 そして、ステップS10において、ステッピングモータ24により、用紙50の給紙が行われる。具体的には、図5に示すように、ステッピングモータ24が駆動するのに伴って、ステッピングモータ24に取り付けられたモータギア36が矢印C3方向に回転するとともに、中間ギア27および28を介して、送りローラギア15が矢印C1方向に回転する。そして、送りローラギア15が矢印C1方向に回転するのに伴って、中間ギア29および30を介して、給紙ローラギア19が矢印C4方向に回転する。これにより、図9に示すように、給紙ローラギア19の回転に伴って給紙ローラ18が矢印C4方向に回転するので、給紙ローラ18の下面側に接触する用紙50は給紙方向(矢印T1方向)に搬送される。このとき、用紙センサ33aにより用紙50の給紙方向の前端部50aが検出されることにより、用紙50の正常な給紙動作が認識される。また、用紙50の給紙方向(矢印T1方向)への搬送に伴い、用紙センサ33bによって用紙50の前端部50aが検知される。その後、用紙センサ33bの上を通過しながら、さらに給紙ローラ18によって搬送される用紙50は、給紙方向(矢印T1方向)に沿って進行するように下部用紙ガイド17aに案内されて、送りローラ14および押さえローラ16により図10に示したような印刷開始位置まで搬送される。そして、用紙50が印刷開始位置まで搬送されることにより、用紙センサ33aにより用紙50の給紙方向の後端部50bが検出される。 【0041】 その後、ステップS11において、全画像の印刷動作がY色(イエロー)、M色(マゼンタ)、C色(シアン)の各色毎にこの順番で行われる。以下、ステップS11の印刷処理の詳細について説明する。まず、制御部31aにより、モータコントローラ31d(図4参照)およびモータドライバ31e(図4参照)を介して、ステッピングモータ25(図5参照)が駆動される。そして、ステッピングモータ25(図5参照)により図示しない押圧部材が回動されることによって、図10に示すように、印字ヘッド12(図2参照)のヘッド部12cがプラテンローラ13(図9参照)を押圧する方向に回動される。これにより、印字ヘッド12(図2参照)の発熱体12e(図7参照)が、インクシート71および用紙50を介して、プラテンローラ13(図9参照)を押圧する。 【0042】 そして、図5に示すように、ステッピングモータ24が駆動するのに伴って、ステッピングモータ24に取り付けられたモータギア36が矢印D3方向に回転するとともに、中間ギア27および28を介して、送りローラギア15が矢印D1方向に回転する。これにより、送りローラ14は、矢印D1方向に回転する送りローラギア15の回転に伴って、図10の矢印D1方向に回転するので、用紙50は排紙方向(図10の矢印U1方向)に搬送される。また、揺動可能な揺動ギア26は、インクシート巻取リール22のギア部22aに係合する方向(矢印D2方向)に揺動されて、インクシート巻取リール22のギア部22aと係合する。これにより、図10に示すように、インクシート巻取リール22(図5参照)のギア部22aが矢印D4方向に回転するので、用紙50の搬送動作とともに、供給ボビン70cに巻き付けられたインクシート71が巻取ボビン70bに巻き取られる。 【0043】 この際、用紙50を排紙方向(図10の矢印U1方向)に搬送するとともにインクシート71を巻き取りながら、印字ヘッド12の発熱体12eにより、Y色(イエロー)印字シート71a(図8参照)のインクが、RAM31bに保存されている全ての画像データ91のY色(イエロー)に関する濃度信号に対応して、用紙50に一括して印刷(熱転写)が行なわれる。そして、Y色(イエロー)印字シート71aの印刷が終了すると、図11に示すように、用紙50は、上部用紙ガイド17bに案内されながら、排紙ローラ20により搬送可能な位置まで搬送された状態となっている。 【0044】 また、本実施形態では、上述のステップS11を継続する印刷動作として、ステッピングモータ25(図5参照)により図示しない押圧部材が上方向に回動されると、印字ヘッド12(図2参照)のヘッド部12cがプラテンローラ13(図9参照)から離間する方向に回動される。また、シート頭出しセンサ(図示せず)によってM色(マゼンダ)印字シート71b(図8参照)の先頭部分にある各色頭出し識別部71e(図8参照)が認識される。これにより、M色(マゼンダ)印字シート71bの頭出しが行われる。そして、図5に示すように、ステッピングモータ24が駆動するのに伴って、ステッピングモータ24に取り付けられたモータギア36が矢印C3方向に回転するとともに、中間ギア27および28を介して、送りローラギア15が矢印C1方向に回転する。これにより、図11に示すように、送りローラ14が矢印C1方向に回転するのに伴って、用紙50は、送りローラ14および押さえローラ16により印刷開始位置まで再び搬送される。そして、上記印刷時の動作と同様の動作が行われることによって、M色(マゼンダ)印字シート71b(図8参照)のインクが、画像データ91のM色(マゼンタ)に関する濃度信号に対応して、用紙50に一括して印刷(熱転写)が行なわれる。その後、上記と同様の動作により、C色(シアン)印字シート71c(図8参照)のインクが、画像データ91のC色(シアン)に関する濃度信号に対応して、用紙50に一括して印刷(熱転写)されるとともに、ステップS12において、透明のOP(オーバーコート)シート71d(図8参照)のインクが印刷(熱転写)されて、用紙50の印刷処理が終了する。 【0045】 そして、図12のステップS13において、印刷が終了した用紙50は、図11に示すように、上部用紙ガイド17bに案内されながら、排紙ローラ20により排紙される。この際、ステッピングモータ24(図5参照)および各種ギアは、印刷時に用紙50を排紙方向(図10の矢印U1方向)に搬送する場合と同様の動作が行われる。 【0046】 そして、ステップS14において、制御部31a(図4参照)は、用紙50へ印刷された画像データ91の全てを、RAM31b(図4参照)から消去する。このようにして、本実施形態による印刷動作が行われる。 【0047】 本実施形態では、上記のように、デジタルカメラ90から画像データ91を分割して取得するとともに、分割された画像データ91毎に画素数を減少させるデータ処理を行うことによって画像サイズ(印刷時の寸法)をはがき(ポストカード)サイズに縮小した上で、縮小処理後の全ての画像データ91をRAM31bに保存するように制御する制御部31aを備えるように構成することによって、画像サイズ(印刷時の寸法)がはがき(ポストカード)サイズに縮小処理された画像データ91は、画像サイズの縮小処理が行われていない場合と比較してデータサイズ(データ容量)が減少されるので、縮小処理後の個々の画像データ91を全てRAM31bに保存することが可能となる。したがって、RAM31bには、全ての画像データ91が保存されるので、印刷を行う1枚分の画像データ91の全体に対する画像処理を一括して行うことができる。 【0048】 また、本実施形態では、制御部31aを、縮小処理が行われた画像データ91が、輝度信号であるYCrCb形式(Y:輝度成分、Cr・Cb:色差成分)で、RAM31bに保存されるように制御するように構成することによって、以後のデータ処理においてRAM31bを輝度信号として取り扱うことができるので、画像処理(たとえばエッジ処理やガンマ補正など)を、容易に、行うことができる。 【0049】 また、本実施形態では、制御部31aを、RAM31bに保存された縮小処理後の画像データ91について、一括して画像処理を行うように構成することによって、制御部31aは、画像処理の際に、1枚分の画像データ91に対してRAM31bからの画像データ91の1回の読み込み動作、および、画像処理後のRAM31bへの1回の書き込み動作を行うだけでよいので、RAM31bへのアクセス回数を少なくすることが可能となる。したがって、画像データ91が分割された状態で、個々の画像データ91に対して画像処理と印刷とを繰り返す場合と比較して、画像処理(たとえばエッジ処理やガンマ補正など)の処理速度を向上させることができる。 【0050】 また、本実施形態では、制御部31aを、RAM31bに保存された縮小処理後の画像データ91について、一括して輝度信号であるYCrCb形式(Y:輝度成分、Cr・Cb:色差成分)から濃度信号であるCMY形式(C:シアン、M:マゼンダ、Y:イエロー)への色変換処理を行うように構成することによって、制御部31aは、色変換処理の際にも、RAM31bからの画像データ91の1回の読み込み動作、および、画像処理後の1回の書き込み動作を行うだけでよいので、RAM31bへのアクセス回数を少なくすることが可能となる。したがって、画像データ91が分割された状態で、個々の画像データ91に対して色変換処理を繰り返す場合と比較して、色変換処理の処理速度を向上させることができる。 【0051】 また、本実施形態では、制御部31aを、色変換処理が行われた画像データ91をY色(イエロー)、M色(マゼンタ)、C色(シアン)の各色毎に一括して印刷するように構成することによって、印字ヘッド12が回動動作を伴いながら1走査毎に画像データ91の各種処理(サイズ変更や画像処理)と印刷とを繰り返すことによって全画像(1枚分)の印刷を進行させる印刷方法と異なり、制御部31aは、RAM31bからの画像データ91の読み込み動作回数を1回で済ませることができる。したがって、印刷速度をより向上させることができる。 【0052】 また、本実施形態では、制御部31aを、デジタルカメラ90によってJPEG形式などに圧縮符号化された画像データ91に対して、画像データ91の縮小処理を可能とするデータ形式(輝度信号であるYCrCb形式)への復号化を行うように構成することによって、復号化後の画像データ91は、縮小処理を可能とするデータ形式(輝度信号であるYCrCb形式)から構成されているために、JPEG形式などに圧縮符号化された画像データ91に対しても、容易に、画像サイズの縮小処理を行うことができる。 【0053】 なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。 【0054】 たとえば、上記実施形態では、印字ヘッド12と画像データ91を保存するRAM31b(記憶手段)とを備えた画像形成装置の一例として昇華型プリンタ10を示したが、本発明はこれに限らず、印字ヘッドと画像データを保存するRAM(記憶手段)とを備えた画像形成装置であれば、昇華型プリンタ以外の他の画像形成装置にも適用可能である。 【0055】 また、上記実施形態では、撮像装置の一例としてデジタルカメラ90(電子スチルカメラ)から画像データ91を分割取得する例について示したが、本発明はこれに限らず、デジタルカメラ以外の、たとえばカメラ機能付きの携帯電話などの撮像装置から画像データを分割取得するようにしてもよい。 【0056】 また、上記実施形態では、デジタルカメラ90に保存されている画像データ91が、USBケーブルなどのケーブル80を介して昇華型プリンタ10に転送される例について示したが、本発明はこれに限らず、無線による通信機能を有するデジタルカメラ(撮像装置)や、カメラ機能付きの携帯電話と昇華型プリンタ(画像形成装置)との間で画像データが送受信されるように構成してもよい。 【0057】 また、上記実施形態では、印刷動作の際に、ステップS2〜ステップS6によってRAM31bに保存されている縮小処理後の画像データ91に対して、画像処理(ステップS7)を行った後に色変換処理(ステップS8およびステップS9)を行う例について示したが、本発明はこれに限らず、縮小処理後の画像データに対して先に色変換処理を行った後に画像処理を行うようにしてもよい。 【0058】 また、上記実施形態では、印刷が完了した際に、RAM31bに保存されている全ての画像データ91をRAM31bから消去する例を示したが、本発明はこれに限らず、RAMからの消去を行わずに、次回の画像データの取得時に上書き保存するようにしてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0059】 【図1】本発明の一実施形態による昇華型プリンタの全体構成を示した斜視図である。 【図2】図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタからインクシートカートリッジおよび給紙カセットを省略した状態を示した斜視図である。 【図3】図1に示した本実施形態による昇華型プリンタとデジタルカメラ(電子スチルカメラ)とがケーブルによって接続された状態を示した図である。 【図4】図1に示した本実施形態による昇華型プリンタとデジタルカメラ(電子スチルカメラ)とがケーブルによって接続された場合の回路構成を示すブロック図である。 【図5】図1に示した本実施形態による昇華型プリンタのステッピングモータおよび各種ギアの構成を示した側面図である。 【図6】図1に示した本実施形態による昇華型プリンタの平面図である。 【図7】図1に示した本実施形態による昇華型プリンタの印字ヘッドの詳細図である。 【図8】図1に示した本実施形態による昇華型プリンタのインクシートを説明するための図である。 【図9】図1に示した本実施形態による昇華型プリンタの構造を説明するための断面図である。 【図10】図1に示した本実施形態による昇華型プリンタの動作を説明するための断面図である。 【図11】図1に示した本実施形態による昇華型プリンタの動作を説明するための断面図である。 【図12】図1に示した本実施形態による昇華型プリンタの印刷動作を説明するためのフローチャートである。 【符号の説明】 【0060】 12 印字ヘッド 31a 制御部 31b RAM(記憶手段) 90 デジタルカメラ(撮像装置) 91 画像データ
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000201113 【氏名又は名称】船井電機株式会社
|
| 【出願日】 |
平成18年8月28日(2006.8.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100104433 【弁理士】 【氏名又は名称】宮園 博一
|
| 【公開番号】 |
特開2008−49632(P2008−49632A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−230034(P2006−230034) |
|