| 【発明の名称】 |
画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小澤 長
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| 【要約】 |
【課題】画像形成装置が不正に移動された場合に、その移動先を特定し、悪用の拡大を効果的に防止する。
【構成】画像形成装置100は、当該画像形成装置100が不正に移動したことを検出した場合に、エラーが発生した場合に出力するエラーレポートを作成するために通常使用する第1の報告データ119aとは異なる第2の報告データ119bに基づいてエラーレポートを作成し、印刷部104によって印刷する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 入力された印刷データに基づいて画像を形成する画像形成装置において、 当該画像形成装置が不正に移動したことを検出する不正移動検出部と、 前記不正移動検出部によって当該画像形成装置が不正に移動したことを検出した場合に、エラーが発生した場合に出力するエラーレポートを作成するために通常使用する第1の報告データとは異なる第2の報告データに基づいて、エラーレポートを作成して出力させる制御部とを備えること を特徴とする画像形成装置。 【請求項2】 前記第2の報告データに基づいて、前記エラーレポートを印刷する印刷部を備えること を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項3】 前記第2の報告データに基づいて、前記エラーレポートを表示する表示部を備えること を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項4】 親展印刷の印刷ジョブデータを解析するデータ解析部と、 前記データ解析部による解析の結果、前記親展印刷の印刷ジョブデータが個人情報を含むデータであると認識した場合に、当該印刷ジョブデータの内容を修正し、新たな印刷ジョブデータを作成するデータ作成部とを備え、 前記制御部は、前記不正移動検出部によって当該画像形成装置が不正に移動したことを検出した場合であって、当該画像形成装置内に残存する個人情報に関する親展印刷が実行された場合に、前記データ作成部によって作成された新たな印刷ジョブデータに基づいて、架空の個人情報を追加して印刷させること を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項5】 前記印刷データを送信したホストを特定するホスト特定情報を取得するホスト特定情報取得部と、 前記ホスト特定情報取得部によって取得したホスト特定情報を格納するホスト特定情報格納部と、 前記ホスト特定情報の送信先を格納する送信先格納部と、 前記印刷データを送信したホストのホスト特定情報を記載した電子メールを作成するメール作成部とを備え、 前記制御部は、前記不正移動検出部によって当該画像形成装置が不正に移動したことを検出した場合に、前記ホスト特定情報格納部から取得したホスト特定情報を前記送信先格納部から取得した送信先に対して報告するための前記電子メールを前記メール作成部に作成させて送信させること を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項6】 前記印刷データを送信したホストを特定するホスト特定情報を取得するホスト特定情報取得部と、 前記ホスト特定情報取得部によって取得したホスト特定情報を消耗品に対して書き込む消耗品書き込み部とを備え、 前記制御部は、前記不正移動検出部によって当該画像形成装置が不正に移動したことを検出した場合に、前記消耗品書き込み部によって前記ホスト特定情報を前記消耗品に対して書き込ませること を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、入力された印刷データに基づいて画像を形成する画像形成装置に関する。 【背景技術】 【0002】 記録媒体に対して画像を形成する画像形成装置として、盗難等により不当に移動された場合に対応する技術が提案されている(例えば、特許文献1等参照。)。 【0003】 具体的には、この特許文献1には、複写機が設置位置から移動したことを検出した場合に、当該複写機の複写動作を禁止する複写機管理装置が開示されている。特に、この複写機管理装置においては、ホストコンピュータからアクセス許可されない場合に、移動があったものと検知して印刷動作を停止することにより、不正使用の防止を図るものである。 【0004】 【特許文献1】特開平8−194413号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術においては、移動したことを検出した場合に印刷動作を停止するのみで、盗難先を含む移動先を特定することができないため、不正使用者を追跡することができないという問題があった。 【0006】 本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、移動先を特定し、悪用の拡大を効果的に防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上述した目的を達成する本発明にかかる画像形成装置は、入力された印刷データに基づいて画像を形成する画像形成装置において、当該画像形成装置が不正に移動したことを検出する不正移動検出部と、前記不正移動検出部によって当該画像形成装置が不正に移動したことを検出した場合に、エラーが発生した場合に出力するエラーレポートを作成するために通常使用する第1の報告データとは異なる第2の報告データに基づいて、エラーレポートを作成して出力させる制御部とを備えることを特徴としている。 【0008】 このような本発明にかかる画像形成装置においては、当該画像形成装置が不正に移動したことを検出した場合には、通常使用する第1の報告データとは異なる第2の報告データに基づいて、エラーレポートを作成して出力することから、そのエラーレポートに特別の連絡先等を記載しておくことができる。したがって、本発明にかかる画像形成装置においては、当該画像形成装置を不正に移動した盗難者等が第2の報告データに基づいて作成されたエラーレポートを視認し、それに記載された連絡先に連絡してきたことに基づいて、その盗難者や移動先を特定するのを支援することができる。 【発明の効果】 【0009】 本発明においては、画像形成装置の不正な移動先を特定することができ、悪用の拡大を効果的に防止することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。 【0011】 この実施の形態は、入力された印刷データに基づいて画像を形成する画像形成装置である。特に、この画像形成装置は、正当な設置場所から不正に移動したことを検出することができるものであり、且つ、その移動先を特定するのを支援することができるものである。 【0012】 まず、本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置について説明する。 【0013】 図1に示すように、画像形成装置100は、所定の通信回線501を介して、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置500と接続されている。情報処理装置500は、通信回線501を介して、画像形成装置100の状態を確認するための状態確認データや印刷データを当該画像形成装置100に対して送信する。これに対して、画像形成装置100は、受信した状態確認データに基づいて、状態情報を情報処理装置500に対して送信したり、受信した印刷データに基づいて、記録媒体としての記録用紙に対して画像を形成したりする。なお、通信回線501としては、例えば、いわゆるイーサネット(登録商標)等から構成される有線LAN(Local Area Network)やIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11に準拠した無線LAN等の各種ネットワーク、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1284に準拠したプリンタ回線等、任意の回線を適用することができる。 【0014】 具体的には、画像形成装置100は、各部を統括的に制御するメイン処理部101と、当該画像形成装置100のブート処理を行うブート処理部102と、揮発性メモリとしてのRAM(Random Access Memory)103と、印刷処理を行う印刷部104と、大容量の不揮発性メモリとしてのハードディスク(HDD)105とを備える。 【0015】 メイン処理部101は、例えばCPU(Central Processing Unit)やフラッシュROM(Read Only Memory)等から構成され、各種プログラムを実行することにより、各部を統括的に制御しながら印刷処理を行うための各種処理を行う。このメイン処理部101の詳細構成については、後述するものとする。 【0016】 ブート処理部102は、メイン処理部101における後述するシステム管理部113と接続されており、当該画像形成装置100のブート処理を行う。画像形成装置100においては、ブート処理部102によるブート処理が完了すると、以降の制御をシステム管理部113に引き継ぐ。また、ブート処理部102は、RAM103と接続されており、メイン処理部101内の各プログラムをRAM103に展開する。 【0017】 RAM103は、メイン処理部101における各部からアクセス可能に当該メイン処理部101と接続されているとともに、ブート処理部102と接続されている。RAM103は、メイン処理部101やブート処理部102が各種処理を実行する際のワークエリアとして機能し、情報処理装置500から入力された印刷データや、メイン処理部101が処理可能な形式に印刷データを変換した中間データ等の各種データを揮発的に記憶する。このRAM103に記憶されている各種データは、メイン処理部101やブート処理部102によって読み出される。 【0018】 印刷部104は、メイン処理部101におけるシステム管理部113と接続されており、システム管理部113からの初期化指示や印刷指示に応じて、初期化処理や印刷処理を行う。また、印刷部104は、初期化中や印刷中に、当該画像形成装置100の外観を形成するカバーの開放や記録用紙のジャム等のエラーが発生した場合には、その旨をシステム管理部113に通知する。さらに、印刷部104は、メイン処理部101における画像形成部112及び設定値管理部116と接続されており、システム管理部113からの印刷指示を受けるのに応じて、設定値管理部116から記録用紙のサイズ情報や給紙情報等を取得するとともに、画像形成部112からラスタデータを取得し、これら情報に基づいて印刷処理を行う。なお、印刷部104は、電子写真方式の印刷処理を行うものである場合には、帯電させたトナーを用いた記録用紙に対する画像形成を行い、当該記録用紙上に形成されたトナー像を熱定着することによって印刷物を作製する一連の部材として構成される。また、印刷部104は、インクジェット方式の印刷処理を行うものである場合には、記録用紙に対してインク液滴を吐出することによって印刷物を作製する一連の部材として構成される。 【0019】 ハードディスク105は、メイン処理部101におけるハードディスク制御部118と接続されており、例えば印刷に使用する印刷データやフォントデータ等の大容量データを記憶する。そして、ハードディスク105は、ハードディスク制御部118からの初期化指示、読み出し指示や書き込み指示に応じて、初期化処理、読み出し処理及び書き込み処理を行う。 【0020】 つぎに、メイン処理部101の構成について説明する。 【0021】 メイン処理部101は、情報処理装置500との間で行う通信を制御するインターフェース部111と、印刷部104による印刷処理が可能なラスタデータを作成する画像形成部112と、当該画像形成装置100の状態に応じて各部を制御するシステム管理部113と、印刷ジョブを管理するジョブ管理部114と、ユーザインターフェースとしての操作パネル部115と、当該画像形成装置100の環境を設定する情報の設定値を管理する設定値管理部116と、当該画像形成装置100が不正に移動したことを検出する不正移動検出部117と、ハードディスク105の制御を行うハードディスク制御部118と、第1の報告データ119a及び第2の報告データ119bを記憶するデータ記憶部119とを有する。なお、これら各部のうち、操作パネル部115及びデータ記憶部119以外の部は、フラッシュROMに格納されたプログラムとして構成される。 【0022】 インターフェース部111は、通信回線501の通信方式に基づいて、情報処理装置500に接続するためのインターフェースであり、情報処理装置500から送信された印刷データを含むデータを受信する。ここで、印刷データは、例えば図2に示すように、印刷方式等の情報を含む印刷情報コマンドと、印刷ジョブ情報、記録用紙のサイズ、印刷部数等の情報を含む印刷ジョブデータとに大別されて構成される。インターフェース部111は、情報処理装置500から印刷データを受信すると、印刷情報コマンドを解析し、印刷方式が通常印刷であれば、印刷ジョブデータを画像形成部112に供給する。また、インターフェース部111は、印刷方式が親展印刷やスプール印刷等、通常印刷と異なる場合には、印刷ジョブデータをジョブ管理部114に供給する。さらに、インターフェース部111は、設定値管理部116と接続されており、印刷情報コマンドが環境設定コマンドである場合には、これを解析し、得られた環境情報を設定値管理部116に供給する。 【0023】 画像形成部112は、インターフェース部111から供給された印刷ジョブデータを編集及び展開してラスタデータを作成し、印刷部104に供給する。また、画像形成部112は、後述する第1の報告データ119a及び第2の報告データ119bが格納されたデータ記憶部119と接続されており、これら第1の報告データ119a又は第2の報告データ119bに基づいてラスタデータを作成し、印刷部104に供給する。 【0024】 システム管理部113は、ブート処理部102、印刷部104、インターフェース部111、画像形成部112、ジョブ管理部114、操作パネル部115、設定値管理部116、不正移動検出部117、及びハードディスク制御部118と接続されており、ブート処理部102によるブート処理が完了すると、以降の制御を担い、各部に対して初期化指示や処理実行指示を出すことにより、各部を制御する。ここで、画像形成装置100の状態とは、初期化中、待機中、印刷中、又はエラー状態等のことである。また、システム管理部113は、各部で発生したエラーやジョブの状態変化等、当該画像形成装置100の状態を管理し、状態変化時の対応を各部に指示する。例えば、システム管理部113は、印刷部104に初期化指示や印刷指示を出すことにより、当該印刷部104の初期化処理や印刷処理を制御するとともに、初期化中や印刷中に、印刷部104からエラーが発生した旨の通知を受けると、その内容に応じて各部を制御する。また、システム管理部113は、状態情報の表示指示を操作パネル部115に通知し、操作パネル部115に状態情報を表示させることにより、当該画像形成装置100の状態を使用者に報知する。 【0025】 ジョブ管理部114は、当該画像形成装置100が情報処理装置500から印刷データを受信してから、印刷部104による印刷処理が完了するまでの印刷ジョブを管理する。具体的には、ジョブ管理部114は、ハードディスク制御部118と接続されており、印刷方式が親展印刷やスプール印刷等、通常印刷と異なる印刷ジョブデータを受信した場合に、その印刷ジョブデータをハードディスク制御部118に供給し、ハードディスク105に格納させる。また、ジョブ管理部114は、親展印刷やスプール印刷の起動時に、該当する印刷ジョブデータを、ハードディスク制御部118を介してハードディスク105から読み出す。 【0026】 操作パネル部115は、当該画像形成装置100の状態を示す情報を表示可能な(Liquid Crystal Display;LCD)や、各種メニュー操作や現在のステータスを解除するためのスイッチやボタン等、ユーザインターフェースとしての図示しない所定の表示・操作デバイスからなる。使用者は、操作パネル部115のLCDに表示される情報を確認しながらスイッチ等を操作することにより、当該画像形成装置100に対する命令を入力する。操作パネル部115は、このようにして入力された使用者からの命令を受け付け、その命令内容を示す制御信号をシステム管理部113に供給する。また、操作パネル部115は、使用者のメニュー操作時に、設定値管理部116から取得したメニューの設定値情報を表示する。さらに、操作パネル部115は、システム管理部113の指示に応じて、例えば図3に示すような当該画像形成装置100の状態情報を表示する。 【0027】 設定値管理部116は、印刷部104、インターフェース部111、画像形成部112、ジョブ管理部114、操作パネル部115、設定値管理部116、不正移動検出部117、及びハードディスク制御部118と接続されており、記録用紙サイズや使用する給紙トレイや、操作パネル部115に表示するためのメニュー設定値等、当該画像形成装置100の環境を設定する情報の設定値をEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリに格納し、これを管理する。例えば、設定値管理部116は、インターフェース部111から供給された環境情報の値を不揮発性メモリに格納する。また、設定値管理部116は、各部から設定値の変更依頼を受けるのに応じて、不揮発性メモリに格納されている設定値を、渡された設定値に変更する。例えば、設定値管理部116は、不正移動検出部117から変更依頼を受けた場合には、不揮発性メモリに格納されている不正移動情報の値を変更する。なお、不正移動情報は、特に不揮発性メモリに格納する必要はないため、ここでは、RAM103に保存するものとする。さらに、設定値管理部116は、接続されている各部からの記録用紙サイズや給紙トレイ等の当該画像形成装置100の環境の設定値に対する問いあわせに対して、現在設定されている設定値情報を不揮発性メモリから読み出し、その値を返す。さらにまた、設定値管理部116は、接続されている各部からの不正移動情報に対する問い合わせに対して、RAM103(又は不揮発性メモリ)に保存されている値を読み出し、その値を返す。また、設定値管理部116は、操作パネル部115からの各種メニューの設定値情報の問い合わせに対して、現在設定されている設定値を不揮発性メモリから読み出し、その値を返す。さらに、設定値管理部116は、印刷方式が親展印刷やスプール印刷等、通常印刷と異なる場合に、ジョブ管理部114がその印刷ジョブデータを受信した場合には、ジョブ管理部114からの印刷ジョブデータの格納依頼を受けて、その印刷ジョブデータを、ハードディスク制御部118を介してハードディスク105に格納させる。なお、この印刷ジョブデータの格納先は、不揮発性メモリであれば、ハードディスク105に限らず、当該設定値管理部116の不揮発性メモリであってもよい。ただし、親展印刷の印刷ジョブデータは、親展印刷を行う分だけ必要となり、大容量である可能性が大きいことから、大容量の不揮発性メモリに格納するのが望ましい。 【0028】 不正移動検出部117は、当該画像形成装置100の電源投入時に、当該画像形成装置100が正当な設置場所から不正に移動されているか否かを検出する。そして、不正移動検出部117は、不正な移動があったか否かを示す不正移動情報の値を設定値管理部116に供給してRAM103や不揮発性メモリに格納させる。 【0029】 ハードディスク制御部118は、ハードディスク105の制御を行い、例えば印刷に使用する印刷ジョブデータやフォントデータ等の大容量データをハードディスク105に格納させたり、当該ハードディスク105に記憶されているデータを読み出したりする。具体的には、ハードディスク制御部118は、設定値管理部116と接続されており、設定値管理部116の制御のもとに、ジョブ管理部114から供給された印刷ジョブデータをハードディスク105に格納させる。また、ハードディスク制御部118は、設定値管理部116の制御のもとに、親展印刷やスプール印刷の起動時に、該当する印刷ジョブデータをハードディスク105から読み出し、これをジョブ管理部114に供給する。さらに、ハードディスク制御部118は、当該画像形成装置100の電源投入時に、設定値管理部116から初期化情報等を取得し、これに基づいて、ハードディスク105の初期化を行う。 【0030】 データ記憶部119は、第1の報告データ119a及び第2の報告データ119bを記憶する。ここで、第1の報告データ119a及び第2の報告データ119bは、トナーカートリッジやイメージドラム等の消耗品の寿命がきた場合等、エラーが発生した場合に、当該画像形成装置100のメンテナンスを行うサービスセンタに連絡(サービスコール)するように使用者に促すためのエラーレポート印刷を行うための元データである。このデータ記憶部119に記憶されている第1の報告データ119a及び第2の報告データ119bは、画像形成部112によって読み出される。 【0031】 このような各部から構成される画像形成装置100は、以下のような処理を行う。 【0032】 まず、電源投入時の処理について説明する。 【0033】 画像形成装置100においては、図4に示すように、ステップS101において、ブート処理部102が起動し、その初期化を行う。そして、画像形成装置100においては、ステップS102において、メイン処理部101が起動し、その初期化を行い、一連の処理を終了する。 【0034】 画像形成装置100においては、電源投入時に、このような処理を行い、ブート処理部102及びメイン処理部101の初期化を行う。 【0035】 つぎに、図4中ステップS101におけるブート処理部102によるブート処理(初期化処理)について説明する。 【0036】 まず、ブート処理部102は、図5に示すように、ステップS103において、各デバイスドライバ、具体的には、ROM103、メイン処理部101のフラッシュROM、設定値管理部116のEEPROM、インターフェース部111、及び操作パネル部115のドライバの初期化を行う。 【0037】 続いて、ブート処理部102は、ステップS104において、例えば図6に示すように構成されたフラッシュROMの正当性を確認する。ここで、正当性の確認方法は、いかなる方法でも構わないが、ここでは、メイン処理プログラム領域のチェックサム値を正当性チェックデータとして格納しておき、ブート処理部102がメイン処理プログラム領域のチェックサムを算出して正当性チェックデータと比較することにより、フラッシュROMの正当性を確認するものとする。 【0038】 ブート処理部102は、フラッシュROMが正当であるものと判定した場合には、ステップS105において、例えば図7に示すように、フラッシュROMのメイン処理プログラムをRAM103に展開する。そして、ブート処理部102は、ステップS106において、処理の実行権をメイン処理部101に移行し、一連のブート処理を終了する。一方、ブート処理部102は、フラッシュROMが正当でないものと判定した場合には、ステップS107へと処理を移行し、例えば"プログラムエラー"といった状態情報を操作パネル部115に表示させ、システムダウンさせる。 【0039】 画像形成装置100においては、電源投入時に、このようなブート処理部102によるブート処理を行う。 【0040】 つぎに、図4中ステップS102におけるメイン処理部101による初期化処理について説明する。 【0041】 まず、メイン処理部101は、図8に示すように、ステップS108において、システム管理部113の初期化を行い、ステップS109において、設定値管理部116の初期化を行い、ステップS110において、インターフェース部111の初期化を行う。また、メイン処理部101は、ステップS111において、不正移動検出部117の初期化を行い、ステップS112において、画像形成部112の初期化を行い、ステップS113において、印刷部104の初期化を行う。さらに、メイン処理部101は、ステップS114において、ジョブ管理部114の初期化を行い、ステップS115において、操作パネル部115の初期化を行い、ステップS116において、ハードディスク制御部118及びハードディスク105の初期化を行う。 【0042】 画像形成装置100においては、ブート処理部102によるブート処理を行うと、このようなメイン処理部101による初期化処理を行い、動作可能となる。 【0043】 つぎに、図8中ステップS108におけるシステム管理部113の初期化処理について説明する。 【0044】 まず、システム管理部113は、図9に示すように、ステップS117において、当該システム管理部113として使用する変数やメモリ確保等、当該システム管理部113自身の初期化を行う。 【0045】 続いて、システム管理部113は、ステップS118において、例えば"初期化中です"といった状態情報を操作パネル部115に表示させ、ステップS119において、各部に対して初期化指示を行う。そして、システム管理部113は、ステップS120において、各部の初期化が完了するまで待機状態に移行する。なお、各部の初期化完了を待つ方法としては、各部の初期化フラグを定期的に監視することにより、各部の初期化完了を確認する方法でもよく、また、オペレーティングシステムのメッセージポスト機能等を使用してシステム管理部113がタスクスイッチによって起動するような方法でもよい。ここでは、各部の初期化完了を待つ方法については特に限定しないものとする。 【0046】 そして、システム管理部113は、各部の初期化が完了すると、ステップS121において、各部に対して待機状態への移行を指示した上で、ステップS122において、例えば"印刷できます"といった状態情報を操作パネル部115に表示させ、一連の初期化処理を終了する。 【0047】 画像形成装置100においては、このような一連の手順にしたがって、システム管理部113の初期化処理を行うことができる。 【0048】 つぎに、図8中ステップS109における設定値管理部116の初期化処理について説明する。 【0049】 まず、設定値管理部116は、図10に示すように、ステップS123において、当該設定値管理部116として使用する変数やメモリ確保等、当該設定値管理部116自身の初期化を行う。 【0050】 続いて、設定値管理部116は、ステップS124において、不揮発性メモリに格納する不正移動情報として、初期値("不正移動なし")を設定する。 【0051】 そして、設定値管理部116は、ステップS125において、初期化が完了した旨をシステム管理部113に通知し、一連の初期化処理を終了する。 【0052】 画像形成装置100においては、このような一連の手順にしたがって、設定値管理部116の初期化処理を行うことができる。 【0053】 つぎに、図8中ステップS111における不正移動検出部117の初期化処理について説明する。 【0054】 まず、不正移動検出部117は、図11に示すように、ステップS126において、当該不正移動検出部117として使用する変数やメモリ確保等、当該不正移動検出部117自身の初期化を行う。 【0055】 続いて、不正移動検出部117は、ステップS127において、設定値管理部116から、当該画像形成装置100を管理している管理ホスト(情報処理装置500)を特定する管理ホスト特定情報を取得し、ステップS128において、取得した管理ホストに対して、運用の許可を要求するための運用許可要求信号を送信する。 【0056】 続いて、不正移動検出部117は、ステップS129において、運用を許可する旨の運用許可信号を管理ホストから受信したか否かを確認する。ここで、不正移動検出部117は、運用許可信号を受信した場合には、ステップS131へと処理を移行する一方で、運用許可信号を受信できなかった場合には、当該画像形成装置100が不正に移動されたものと判定し、ステップS130において、設定値管理部116の不揮発性メモリに格納されている不正移動情報を"不正移動あり"に設定するように当該設定値管理部116に依頼し、ステップS131へと処理を移行する。これに応じて、設定管理部116は、不正移動情報を"不正移動あり"に設定する。 【0057】 そして、不正移動検出部117は、ステップS131において、初期化が完了した旨をシステム管理部113に通知し、一連の初期化処理を終了する。 【0058】 画像形成装置100においては、このような一連の手順にしたがって、不正移動検出部117の初期化処理を行うことができる。なお、ここでは、当該画像形成装置100を管理している管理ホストと通信し、運用許可信号の受信の是非に基づいて、当該画像形成装置100の不正移動を検出するものとしたが、所定の携帯端末機と無線通信を行ったり、光学センサやGPS(Global Positioning System)等を用いて移動を検出したりするようにしてもよい。 【0059】 つぎに、図8中ステップS116におけるハードディスク制御部118及びハードディスク105の初期化処理について説明する。 【0060】 まず、ハードディスク制御部118は、図12に示すように、ステップS132において、当該ハードディスク制御部118として使用する変数やメモリ確保等、当該ハードディスク制御部118自身の初期化を行う。 【0061】 続いて、ハードディスク制御部118は、ステップS133において、設定値管理部116からハードディスク105のパーティションの数、各パーティションのサイズ、各パーティションのファイルシステム情報等の情報を取得し、ハードディスク105の初期化を行う。 【0062】 そして、ハードディスク制御部118は、ステップS134において、初期化が完了した旨をシステム管理部113に通知し、一連の初期化処理を終了する。 【0063】 画像形成装置100においては、このような一連の手順にしたがって、ハードディスク制御部118及びハードディスク105の初期化処理を行うことができる。 【0064】 画像形成装置100は、以上のような初期化処理を完了すると、印刷可能な状態となる。画像形成装置100は、印刷処理を行う場合には、図13に示すような一連の手順にしたがった処理を行う。 【0065】 すなわち、画像形成装置100においては、同図に示すように、ステップS135において、インターフェース部111により、通信回線501を介して情報処理装置500から印刷データを受信すると、印刷データを受信した旨をシステム管理部113に通知する。 【0066】 続いて、システム管理部113は、画像形成部112に対して、受信した印刷データを編集するように指示する。これに応じて、画像形成部112は、ステップS136において、インターフェース部111が受信した印刷データを読み出して当該印刷データの編集を行い、作成したラスタデータを印刷部104に供給する。また、画像形成部112は、編集が完了した旨をシステム管理部113に通知する。 【0067】 そして、印刷部104は、ステップS137において、システム管理部113からの印刷指示に応じて、画像形成部112から供給されたラスタデータを記録用紙に印刷して排出し、一連の処理を終了する。 【0068】 画像形成装置100においては、このような一連の手順にしたがって、情報処理装置500から受信した印刷データに基づいて、印刷処理を行うことができる。 【0069】 最後に、当該画像形成装置100にエラーが発生した場合に、エラーレポート印刷を行う際の一連の処理について説明する。なお、ここでは、説明の便宜上、消耗品の1つである黒色トナーがなくなり、トナーロー状態が発生した場合について説明するが、サービスコールを行うように使用者に促すためのエラーレポート印刷を行うものであれば、いかなるエラーであってもよいことはいうまでもない。 【0070】 まず、画像形成装置100においては、図14に示すように、ステップS138において、印刷部104によって黒色トナーのトナーロー状態を検出すると、その旨をシステム管理部113に通知する。 【0071】 続いて、システム管理部113は、ステップS139において、各部に対して黒色トナーのトナーロー状態が発生した旨を通知する。これに応じて、各部は、必要な処理を実行する。 【0072】 また、操作パネル部115は、ステップS140において、システム管理部113からの通知に応じて、例えば"黒色トナーのトナーローが発生しました"といった状態情報を表示する。そして、画像形成装置100においては、ステップS141において、画像形成部112及び印刷部104によってエラーレポートを印刷し、一連の処理を終了する。具体的には、画像形成装置100においては、図15に示すような一連の手順にしたがって、エラーレポート印刷を行う。 【0073】 すなわち、画像形成部112は、同図に示すように、ステップS142において、システム管理部113から黒色トナーのトナーロー状態の発生を示す通知を受けると、設定値管理部116に対して不正移動情報を問い合わせ、その不正移動情報を取得する。そして、画像形成部112は、ステップS143において、取得した不正移動情報に基づいて、不正移動があったか否かを判定する。 【0074】 ここで、画像形成部112は、不正移動はないものと判定した場合には、ステップS144において、データ記憶部119に格納されている第1の報告データ119aから、エラーレポート印刷の元となるデータを読み出し、ステップS146へと処理を移行する。一方、画像形成部112は、不正移動があったものと判定した場合には、ステップS145へと処理を移行し、データ記憶部119に格納されている第2の報告データ119bから、エラーレポート印刷の元となるデータを読み出し、ステップS146へと処理を移行する。 【0075】 そして、画像形成部112は、ステップS146において、ステップS144又はステップS145にて読み出したデータに対して、エラー番号、CU(メイン処理部101)のファームウェアバージョン、PU(印刷部104)のファームウェアバージョン等の情報を付加し、例えば図16又は図17に示すような内容からなるエラーレポートを印刷するためのラスタデータを作成する。なお、図16に示すエラーレポートは、第1の報告データ119aに基づいて作成される例であり、図17に示すエラーレポートは、第2の報告データ119bに基づいて作成される例である。なお、エラーレポートとしては、サービスコールの連絡先以外の情報については図16に示すものと図17に示すものとで同じであってもよいし、また、これら図16及び図17に示されていない情報等を記載したものであってもよい。 【0076】 そして、画像形成部112は、ステップS147において、作成したラスタデータを印刷部104に供給する。これに応じて、印刷部104は、供給されたラスタデータを記録用紙に印刷して排出し、一連の処理を終了する。なお、ここでは、記録用紙のジャム等が発生した場合については説明していないが、画像形成装置100においては、ジャム等の復旧可能エラーが発生し、そのエラーが解除された場合には、先に図13に示したような通常の印刷処理と同様に、再印刷処理を行うことになる。 【0077】 ここで、図16に示すエラーレポートには、サービスコールの連絡先として、通常の連絡先を電話番号やファクシミリ番号等で記載する。一方、図17に示すエラーレポートには、画像形成装置100が不正に移動した場合にのみ記載する特別の連絡先、例えば盗難前に当該画像形成装置100が設置されていた場所にて当該画像形成装置100を管理していた管理者等を記載する。すなわち、第1の報告データ119aは、消耗品の寿命等の通常のエラーが生じた場合にエラーレポートを作成するために通常使用するデータであり、第2の報告データ119bは、画像形成装置100の不正移動を検出した場合にのみ使用するデータである。換言すれば、第2の報告データ119bに基づいて印刷されたエラーレポートを視認することができるのは、当該画像形成装置100を不正に移動した盗難者等のみとなる。したがって、画像形成装置100においては、当該画像形成装置100を不正に移動した盗難者等が第2の報告データ119bに基づいて印刷されたエラーレポートを視認し、それに記載された連絡先に連絡してきた場合に、その盗難者や移動先を特定することが可能となる。 【0078】 以上説明したように、本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置100においては、不正な移動を検出した場合に、エラーレポートに印刷する連絡先を特別な連絡先に変更することにより、当該画像形成装置100を不正に移動した盗難者や移動先を特定するのを支援することができ、悪用の拡大を効果的に防止することができる。 【0079】 つぎに、第2の実施の形態として示す画像形成装置について説明する。 【0080】 この第2の実施の形態として示す画像形成装置は、第1の実施の形態として示した画像形成装置による不正移動先の特定方法とは異なる特定方法を実現するものである。したがって、この第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。 【0081】 図18に示すように、画像形成装置200は、所定の通信回線501を介して情報処理装置500と接続されており、上述したブート処理部102、RAM103、印刷部104、及びハードディスク105の他に、各部を統括的に制御するメイン処理部201を備えている。 【0082】 メイン処理部201は、上述したインターフェース部111、画像形成部112、システム管理部113、操作パネル部115、設定値管理部116、不正移動検出部117、ハードディスク制御部118、及びデータ記憶部119の他に、印刷ジョブを管理するジョブ管理部211と、親展印刷の印刷ジョブデータを解析するデータ解析部212と、新たな親展印刷の印刷ジョブデータを作成するデータ作成部213とを有する。なお、ジョブ管理部211、データ解析部212、及びデータ作成部213は、他の部とともにフラッシュROMに格納されたプログラムとして構成される。 【0083】 ジョブ管理部211は、上述したジョブ管理部114と同様に、当該画像形成装置200が情報処理装置500から印刷データを受信してから、印刷部104による印刷処理が完了するまでの印刷ジョブを管理する。特に、ジョブ管理部211は、親展印刷の印刷ジョブデータを処理する場合には、データ解析部212に対してデータ解析指示を出す。そして、ジョブ管理部211は、データ解析部212による解析の結果、印刷ジョブデータが住所録等のデータであると認識した場合には、データ作成部213に対して印刷ジョブデータの内容を修正するように指示する。 【0084】 データ解析部212は、ジョブ管理部211と接続されており、当該ジョブ管理部211の指示に応じて、親展印刷の印刷ジョブデータの事前解析を行う。そして、データ解析部212は、その解析結果をジョブ管理部211に通知する。 【0085】 データ作成部213は、ジョブ管理部211と接続されており、当該ジョブ管理部211の指示に応じて、親展印刷の印刷ジョブデータを修正する。そして、データ作成部213は、作成した修正後の印刷ジョブデータをジョブ管理部211に供給する。 【0086】 このような各部から構成される画像形成装置200は、親展印刷処理を行う場合には、図19に示すような一連の手順にしたがった処理を行う。 【0087】 まず、画像形成装置200においては、使用者の認証を行う。すなわち、画像形成装置200においては、同図に示すように、ステップS201において、使用者が操作パネル部115を操作して親展印刷メニューを選択し、印刷を所望する親展印刷の印刷ジョブを選択し、さらに、ステップS202において、操作パネル部115を用いて所定のパスワードを入力する。 【0088】 これに応じて、操作パネル部115は、ステップS203において、入力されたパスワードと、選択された親展印刷の印刷ジョブのパスワードとを比較し、これらが一致しているか否かを判定する。 【0089】 ここで、画像形成装置200においては、パスワードが一致していないと判定した場合には、何ら印刷処理を行わずに一連の処理を終了し、操作パネル部115に所定の待機画面を表示させる。なお、画像形成装置200においては、パスワードが一致していないと判定した場合に、ステップS202へと処理を戻し、パスワードを再度入力させるような処理を数回行うようにしてもよい。また、画像形成装置200においては、認証方法として、指紋認証やICカード等を用いた認証を採用してもよい。 【0090】 一方、画像形成装置200においては、パスワードが一致した場合には、操作パネル部115からシステム管理部113に、認証が成功した親展印刷情報を通知する、これに応じて、システム管理部113は、ステップS204において、親展印刷情報をジョブ管理部211に供給し、この親展印刷情報が示す親展印刷処理を実行するように指示する。 【0091】 続いて、ジョブ管理部211は、システム管理部113から供給された親展印刷情報に該当する印刷ジョブデータを、ハードディスク制御部118を介してハードディスク105から読み出す。そして、データ解析部212は、ステップS205において、ジョブ管理部211によってハードディスク105から読み出された印刷ジョブデータが、例えば図20に示すように、"佐藤xx"、"鈴木xx"といった個人情報が含まれるものであるか否かを解析する。このとき、データ解析部212は、例えば、個人情報を予めテーブルとしてメモリ等に格納しておき、テーブル内のデータに一致するものがあるか否かを基準として当該個人情報が含まれるものであるか否かを解析する。なお、同図に示す印刷ジョブデータは、例えば図21に示すように、住所録のような個人情報を羅列した印刷を行うためのものである。 【0092】 ここで、ジョブ管理部211は、印刷ジョブデータが個人情報を含むものでないと解析された場合には、ステップS208において、当該印刷ジョブデータを画像形成部112に供給し、ステップS209へと処理を移行する。一方、ジョブ管理部211は、印刷ジョブデータが個人情報を含むものであると解析された場合には、データ作成部213に対して、例えば図22に示すような印刷ジョブデータを作成するよう指示する。なお、同図に示す印刷ジョブデータは、例えば図23に示すように、先に図21に示した個人情報に、"山田xx"といった架空人物の個人情報を追加した印刷を行うためのものである。これに応じて、データ作成部213は、ステップS206において、元の印刷ジョブデータを修正したテンポラリデータを作成し、ジョブ管理部211に供給する。そして、ジョブ管理部211は、ステップS207において、データ作成部213から供給されたテンポラリデータを画像形成部112に供給する。 【0093】 これに応じて、画像形成部112は、ステップS209において、ジョブ管理部211から供給された印刷ジョブデータを編集してラスタデータを作成し、作成したラスタデータを印刷部104に供給する。そして、印刷部104は、ステップS210において、供給されたラスタデータを記録用紙に印刷して排出し、一連の処理を終了する。 【0094】 ここで、図23に示す印刷結果には、架空人物の個人情報が記載されている。すなわち、画像形成装置200においては、親展印刷を行う際に、敢えて架空人物の個人情報を追加した印刷処理を行う。換言すれば、画像形成装置200においては、架空人物の個人情報が追加されたことを正当な使用者のみが知り得る状態を作り出す。したがって、画像形成装置200においては、当該画像形成装置200を不正に移動した盗難者等が印刷結果を視認し、それに記載された架空人物に連絡してきた場合に、その盗難者や移動先を特定することが可能となる。なお、架空人物としては、例えば、予め盗難者を特定する管理者を決めておき、その管理者とすればよい。 【0095】 以上説明したように、本発明の第2の実施の形態として示す画像形成装置200においては、不正な移動を検出した場合であって、当該画像形成装置200のハードディスク105に記憶されたまま残存する個人情報に関する親展印刷が実行された場合には、データ作成部213によって作成された印刷ジョブデータに基づいて、架空の個人情報を追加した印刷を行うことにより、当該画像形成装置200を不正に移動した盗難者や移動先を特定するのを支援することができ、悪用の拡大を効果的に防止することができる。 【0096】 つぎに、第3の実施の形態として示す画像形成装置について説明する。 【0097】 この第3の実施の形態として示す画像形成装置は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態として示した画像形成装置による不正移動先の特定方法とは異なる特定方法を実現するものである。したがって、この第3の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。 【0098】 図24に示すように、画像形成装置300は、所定の通信回線501を介して情報処理装置500と接続されているとともに、インターネット網503を介して、パーソナルコンピュータ等の他の情報処理装置502とも接続されている。ここで、情報処理装置502は、当該画像形成装置300の正当な管理ホストを想定したものであり、情報処理装置500は、当該画像形成装置300が不正に移動された場所で印刷データを送信しようとする不当な管理ホストを想定したものである。 【0099】 画像形成装置300は、上述したブート処理部102、RAM103、印刷部104、及びハードディスク105の他に、各部を統括的に制御するメイン処理部301を備えている。 【0100】 メイン処理部301は、上述した画像形成部112、システム管理部113、ジョブ管理部114、操作パネル部115、設定値管理部116、不正移動検出部117、ハードディスク制御部118、及びデータ記憶部119の他に、情報処理装置500,502との間で行う通信を制御するインターフェース部311と、当該画像形成装置300の環境を設定する情報の設定値を管理する設定値管理部313とを有する。なお、これらインターフェース部311及び設定値管理部313は、他の部とともにフラッシュROMに格納されたプログラムとして構成される。 【0101】 インターフェース部311は、上述したインターフェース部111と同様に、情報処理装置500から送信された印刷データを含むデータを受信する。特に、インターフェース部311は、所定の電子メールを作成して送信するメール作成部312を有する。メール作成部312は、当該画像形成装置300の不正移動を検出した場合に、印刷データを送信した管理ホストのMAC(Media Access Control)アドレス等のホスト特定情報を記載した電子メールを作成する。このようなインターフェース部311は、当該画像形成装置300の不正移動を検出した場合に、印刷データを送信した管理ホストのホスト特定情報を取得し、設定値管理部313に供給する。また、インターフェース部311は、このメール作成部312によって作成された電子メールを、インターネット網503を介して、予め登録されている送信先(正当な情報処理装置502等)に対して送信する。 【0102】 設定値管理部313は、上述した設定値管理部116と同様に、当該画像形成装置300の環境を設定する情報の設定値をEEPROM等の不揮発性メモリに格納し、これを管理する。特に、設定値管理部313は、インターフェース部311によって解析された印刷データに含まれている管理ホストを特定するMACアドレス等のホスト特定情報を格納するホスト特定情報格納部314と、当該画像形成装置300の不正移動を検出した場合に電子メールの送信先としての電子メールアドレス等の連絡先データを格納する連絡先格納部315とを有する。このような設定値管理部313は、インターフェース部311から供給された管理ホストのホスト特定情報をホスト特定情報格納部314に格納するとともに、電子メールの送信先を示す連絡先データを連絡先格納部315に格納する。 【0103】 このような各部から構成される画像形成装置300は、印刷処理を行う場合には、先に図13に示した一連の手順に代えて、図25に示すような一連の手順にしたがった処理を行う。 【0104】 すなわち、画像形成装置300においては、同図に示すように、ステップS301において、インターフェース部311により、通信回線501を介して情報処理装置500から印刷データを受信すると、印刷データを受信した旨をシステム管理部113に通知する。 【0105】 続いて、インターフェース部311は、ステップS302において、設定値管理部313に対して不正移動情報を問い合わせて取得し、取得した不正移動情報に基づいて、当該画像形成装置300の不正移動があったか否かを判定する。 【0106】 ここで、インターフェース部311は、不正移動はないものと判定した場合には、ステップS304へと処理を移行する。一方、インターフェース部311は、不正移動があったものと判定した場合には、ステップS303における電子メールの作成及び送信処理に移行する。 【0107】 すなわち、インターフェース部311は、図26に示すように、ステップS306において、印刷データを解析することによって当該印刷データを送信した管理ホストを特定するホスト特定情報を取得し、設定値管理部313におけるホスト特定情報格納部314に格納させる。また、インターフェース部311は、ステップS307において、設定値管理部313における連絡先格納部315から、予め登録されている連絡先データを取得する。 【0108】 続いて、インターフェース部311は、ステップS308において、メール作成部312に対して、ステップS306にて取得したホスト特定情報をステップS307にて取得した連絡先に対して報告するための電子メールを作成するように指示する。これに応じて、メール作成部312は、ホスト特定情報を記載した電子メールを作成する。 【0109】 そして、インターフェース部311は、ステップS309において、ステップS308にて作成した電子メールを、ステップS307にて取得した連絡先に対して送信する。 【0110】 画像形成装置300においては、このようなインターフェース部311による電子メールの作成及び送信処理を行うと、システム管理部113から画像形成部112に対して、受信した印刷データを編集するように指示する。これに応じて、画像形成部112は、図25中ステップS304において、インターフェース部311が受信した印刷データを読み出して当該印刷データの編集を行い、作成したラスタデータを印刷部104に供給する。また、画像形成部112は、編集が完了した旨をシステム管理部113に通知する。 【0111】 そして、印刷部104は、ステップS305において、システム管理部113からの印刷指示に応じて、画像形成部112から供給されたラスタデータを記録用紙に印刷して排出し、一連の処理を終了する。 【0112】 画像形成装置300においては、このような一連の手順にしたがって、情報処理装置500から受信した印刷データに基づいて印刷処理を行う。 【0113】 以上説明したように、本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置300においては、不正な移動を検出した場合に印刷データを受信した場合には、その印刷データを送信した管理ホストのホスト特定情報を予め登録されている連絡先へと送信することにより、このホスト特定情報に基づいて、当該画像形成装置300を不正に移動した盗難者や移動先を特定するのを支援することができ、悪用の拡大を効果的に防止することができる。 【0114】 最後に、第4の実施の形態として示す画像形成装置について説明する。 【0115】 この第4の実施の形態として示す画像形成装置は、第3の実施の形態として示した画像形成装置による不正移動先の特定方法とは異なる特定方法を実現するものである。したがって、この第4の実施の形態の説明においては、第3の実施の形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。 【0116】 図27に示すように、画像形成装置400は、所定の通信回線501を介して情報処理装置500と接続されているとともに、インターネット網503を介して情報処理装置502とも接続されている。そして、画像形成装置400は、上述したブート処理部102、RAM103、及びハードディスク105の他に、各部を統括的に制御するメイン処理部401と、印刷処理を行う印刷部402とを備えている。 【0117】 メイン処理部401は、上述した画像形成部112、ジョブ管理部114、操作パネル部115、設定値管理部116、不正移動検出部117、ハードディスク制御部118、データ記憶部119、インターフェース部311、及び設定値管理部313の他に、当該画像形成装置400の状態に応じて各部を制御するシステム管理部411を有する。なお、システム管理部411は、他の部とともにフラッシュROMに格納されたプログラムとして構成される。 【0118】 システム管理部411は、上述したシステム管理部113と同様に、ブート処理部102によるブート処理が完了すると、以降の制御を担い、各部に対して初期化指示や処理実行指示を出すことにより、各部を制御する。特に、システム管理部411は、トナーカートリッジやイメージドラム等の消耗品に対してホスト特定情報を書き込むように指示する書き込み指示部412を有する。このようなシステム管理部411は、当該画像形成装置400の不正移動を検出した場合には、書き込み指示部412を介して、印刷部402に対して消耗品へのホスト特定情報の書き込み指示を行う。 【0119】 印刷部402は、上述した印刷部104と同様に、システム管理部411からの初期化指示や印刷指示に応じて、初期化処理や印刷処理を行う。特に、印刷部402は、消耗品に対してホスト特定情報を書き込む消耗品書き込み部403を有する。このような印刷部402は、システム管理部411における書き込み指示に応じて、消耗品対してホスト特定情報を書き込む。 【0120】 このような各部から構成される画像形成装置400は、印刷処理を行う場合には、先に図25に示した一連の手順に代えて、図28に示すような一連の手順にしたがった処理を行う。 【0121】 すなわち、画像形成装置400においては、同図に示すように、ステップS401において、インターフェース部311により、通信回線501を介して情報処理装置500から印刷データを受信すると、印刷データを受信した旨をシステム管理部411に通知する。 【0122】 続いて、インターフェース部311は、ステップS402において、設定値管理部313に対して不正移動情報を問い合わせて取得し、取得した不正移動情報に基づいて、当該画像形成装置400の不正移動があったか否かを判定する。 【0123】 ここで、インターフェース部311は、不正移動はないものと判定した場合には、ステップS404へと処理を移行する。一方、インターフェース部311は、不正移動があったものと判定した場合には、ステップS403における消耗品へのホスト特定情報の書き込み処理に移行する。 【0124】 すなわち、インターフェース部311は、図29に示すように、ステップS406において、印刷データを解析することによって当該印刷データを送信した管理ホストを特定するホスト特定情報を取得し、設定値管理部313におけるホスト特定情報格納部314に格納させ、その旨をシステム管理部411に通知する。システム管理部411は、書き込み指示部412を介して、印刷部402に対して消耗品にホスト特定情報を書き込むように指示を出す。 【0125】 これに応じて、印刷部402は、設定値管理部313におけるホスト特定情報格納部314からホスト特定情報を読み出し、そのホスト特定情報を消耗品に書き込むように消耗品書き込み部403に対して指示を出す。そして、消耗品書き込み部403は、ステップS407において、例えばトナーカートリッジやイメージドラムに搭載されているEEPROM等の不揮発性メモリに対してホスト特定情報を書き込む。 【0126】 画像形成装置400においては、このようなインターフェース部311及びシステム管理部411、並びに印刷部402による消耗品へのホスト特定情報の書き込み処理を行うと、システム管理部411から画像形成部112に対して、受信した印刷データを編集するように指示する。これに応じて、画像形成部112は、図28中ステップS404において、インターフェース部311が受信した印刷データを読み出して当該印刷データの編集を行い、作成したラスタデータを印刷部402に供給する。また、画像形成部112は、編集が完了した旨をシステム管理部411に通知する。 【0127】 そして、印刷部402は、ステップS405において、システム管理部411からの印刷指示に応じて、画像形成部112から供給されたラスタデータを記録用紙に印刷して排出し、一連の処理を終了する。 【0128】 画像形成装置400においては、このような一連の手順にしたがって、情報処理装置500から受信した印刷データに基づいて印刷処理を行う。 【0129】 以上説明したように、本発明の第4の実施の形態として示す画像形成装置400においては、不正な移動を検出した場合に印刷データを受信した場合には、その印刷データを送信した管理ホストのホスト特定情報を消耗品に書き込むことにより、この消耗品がリサイクル経路等によって回収された場合に、書き込まれているホスト特定情報に基づいて、当該画像形成装置400を不正に移動した盗難者や移動先を特定するのを支援することができ、悪用の拡大を効果的に防止することができる。 【0130】 なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した第1の実施の形態では、第1の報告データ119aと第2の報告データ119bとに基づいて、エラーレポートの内容を変更するものとして説明したが、本発明においては、操作パネル部にエラーレポートと同様の内容を切り替え表示させるようにしてもよい。すなわち、本発明は、不正移動を検出した場合に、通常のエラーが発生した場合に出力するエラーレポートとは異なる情報を出力するものであれば、適用することができる。 【0131】 また、上述した実施の形態では、入力された印刷データに基づいて、所定の記録用紙への印刷出力等の処理を行う画像形成装置を用いて説明したが、本発明は、画像形成を行う機器であればいかなるものであっても適用することができ、例えば、プリンタ、ファクシミリ装置、複写機、又は他の機能を複合的に備える装置に適用して好適である。 【0132】 このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。 【図面の簡単な説明】 【0133】 【図1】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 【図2】印刷データの構成を説明する図である。 【図3】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置における操作パネル部に表示される当該画像形成装置の状態情報の具体例を説明する図である。 【図4】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置において、電源投入時に行う一連の処理を説明するフローチャートである。 【図5】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置において、ブート処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図6】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置におけるフラッシュROMの構成を説明する図である。 【図7】フラッシュROMのメイン処理プログラムをRAMに展開した様子を説明する図である。 【図8】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置において、メイン処理部による初期化処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図9】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置において、システム管理部の初期化処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図10】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置において、設定値管理部の初期化処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図11】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置において、不正移動検出部の初期化処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図12】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置において、ハードディスク制御部及びハードディスクの初期化処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図13】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置において、印刷処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図14】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置において、エラーが発生した場合における一連の処理を説明するフローチャートである。 【図15】本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置において、エラーレポート印刷を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図16】第1の報告データに基づいて作成されるエラーレポートの具体例を説明する図である。 【図17】第2の報告データに基づいて作成されるエラーレポートの具体例を説明する図である。 【図18】本発明の第2の実施の形態として示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 【図19】本発明の第2の実施の形態として示す画像形成装置において、親展印刷処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図20】個人情報が含まれる印刷ジョブデータの具体例を説明する図である。 【図21】図20に示す印刷ジョブデータに基づいて印刷される印刷結果の具体例を説明する図である。 【図22】本発明の第2の実施の形態として示す画像形成装置におけるデータ作成部によって作成された印刷ジョブデータの具体例を説明する図である。 【図23】図22に示す印刷ジョブデータに基づいて印刷される印刷結果の具体例を説明する図である。 【図24】本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 【図25】本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置において、印刷処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図26】本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置において、電子メールの作成及び送信処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図27】本発明の第4の実施の形態として示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 【図28】本発明の第4の実施の形態として示す画像形成装置において、印刷処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【図29】本発明の第4の実施の形態として示す画像形成装置において、消耗品へのホスト特定情報の書き込み処理を行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。 【符号の説明】 【0134】 100,200,300,400 画像形成装置 101,201,301,401 メイン処理部 102 ブート処理部 103 RAM 104,402 印刷部 105 ハードディスク 111,311 インターフェース部 112 画像形成部 113,411 システム管理部 114,211 ジョブ管理部 115 操作パネル部 116,313 設定値管理部 117 不正移動検出部 118 ハードディスク制御部 119 データ記憶部 119a 第1の報告データ 119b 第2の報告データ 212 データ解析部 213 データ作成部 312 メール作成部 314 ホスト特定情報格納部 315 連絡先格納部 403 消耗品書き込み部 412 書き込み指示部 500,502 情報処理装置 501 通信回線 503 インターネット網
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| 【出願人】 |
【識別番号】591044164 【氏名又は名称】株式会社沖データ
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| 【出願日】 |
平成18年8月25日(2006.8.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100110434 【弁理士】 【氏名又は名称】佐藤 勝
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| 【公開番号】 |
特開2008−49629(P2008−49629A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−229913(P2006−229913) |
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