| 【発明の名称】 |
付箋紙プリンタ |
| 【発明者】 |
【氏名】山下 洋子
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| 【要約】 |
【課題】持ち運んだ先において、筆記具を立てかけることができる付箋紙プリンタを提供する。
【構成】一方の端部を剥離可能に粘着した多数枚の付箋紙H1から成る付箋紙束Hに臨み、付箋紙束Hから付箋紙H1を1枚ずつ引き剥がし排出口26に向かって送ると共に、送られてゆく付箋紙H1に印刷を行う印刷部アッセンブリ3と、印刷部アッセンブリ3を収容すると共に排出口26を形成した装置ケース2と、鉛直位置30と水平位置31との間で、装置ケース2に起倒自在に設けられたハンドル4と、を備え、水平位置31に倒したハンドル4と装置ケース2の周側面との間に、筆記具35を立掛け可能な筆記具収容部40を構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一方の端部を剥離可能に粘着した多数枚の付箋紙から成る付箋紙束に臨み、前記付箋紙束から前記付箋紙を1枚ずつ引き剥がし排出口に向かって送ると共に、送られてゆく前記付箋紙に印刷を行う印刷部アッセンブリと、 前記印刷部アッセンブリを収容すると共に前記排出口を形成した装置ケースと、 当該装置ケースに設けられたハンドルと、を備え、 前記ハンドルと前記装置ケースの側面との間に、筆記具を立掛け可能な筆記具収容部を形成したことを特徴とする付箋紙プリンタ。 【請求項2】 前記ハンドルは、前記装置ケースに対して鉛直位置と水平位置との間で可動するように構成され、前記ハンドルが前記装置ケースに対して前記水平位置のときに前記装置ケースの側面との間に、前記筆記具収容部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の付箋紙プリンタ。 【請求項3】 前記ハンドルの内側には、前記筆記具収容部を分割する仕切り片が突設されていることを特徴とする請求項2に記載の付箋紙プリンタ。 【請求項4】 一方の端部を剥離可能に粘着した多数枚の付箋紙から成る付箋紙束に臨み、前記付箋紙束から前記付箋紙を1枚ずつ引き剥がし排出口に向かって送ると共に、送られてゆく前記付箋紙に印刷を行う印刷部アッセンブリと、 前記印刷部アッセンブリを収容すると共に前記排出口を形成した装置ケースと、 前記装置ケースの側面に設けられ、前記装置ケースを把持したときの滑り止めとなる波状部と、を備え、 前記波状部と、対応する前記装置ケースの側面との間に、筆記具を立掛け可能な筆記具収容部を構成したことを特徴とする付箋紙プリンタ。 【請求項5】 前記装置ケースと前記波状部とは、一体に成形されていることを特徴とする請求項4に記載の付箋紙プリンタ。 【請求項6】 前記波状部の表面は、滑止め加工されていることを特徴とする請求項4または5に記載の付箋紙プリンタ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、付箋紙束から一枚ずつ付箋紙を引き剥がして印刷する付箋紙プリンタに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、付箋紙プリンタではないが、この種のプリンタとして、プリンタを持ち運ぶための手提げ用ハンドルを備えたものが知られている(特許文献1参照)。 【特許文献1】特開2004−82455号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 ところで、付箋紙プリンタを持ち運ぶ際、付箋紙プリンタから排出された付箋紙に書き込みを行うことがあるため、同時に筆記具を持って行く場合がある。このとき、付箋紙プリンタを持ち運んだ先に、筆記具を立てかけるところがあるとは限らないため、この場合、筆記具が机の上などに放り出されてしまうか、あるいは、別に筆記具立てを持っていかなければならない。このため、前者の場合、放り出された筆記具がどこかに行ってしまい、付箋紙にメモしたいときに筆記具を探さなければならず手間となり、また、後者の場合、筆記具立てと付箋紙プリンタを別々に持ち運ぶこととなり、ユーザにとって煩わしい問題がある。 【0004】 本発明は、持ち運んだ先において、筆記具を立てかけることができる付箋紙プリンタを提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明の付箋紙プリンタは、一方の端部を剥離可能に粘着した多数枚の付箋紙から成る付箋紙束に臨み、付箋紙束から付箋紙を1枚ずつ引き剥がし排出口に向かって送ると共に、送られてゆく付箋紙に印刷を行う印刷部アッセンブリと、印刷部アッセンブリを収容すると共に排出口を形成した装置ケースと、装置ケースに設けられたハンドルと、を備え、ハンドルと装置ケースの側面との間に、筆記具を立掛け可能な筆記具収容部を形成したことを特徴とする。 【0006】 この構成によれば、付箋紙プリンタを持ち運ぶためのハンドルと装置ケースとの間に形成されたスペースを筆記具収容部として利用することで、付箋紙プリンタを持ち運んだ先において、筆記具を立てかけることができる。 【0007】 この場合、ハンドルは、装置ケースに対して鉛直位置と水平位置との間で可動するように構成され、ハンドルが装置ケースに対して水平位置のときに装置ケースの側面との間に、筆記具収容部が形成されることが、好ましい。 【0008】 この構成によれば、ハンドルが水平位置にあるため、ハンドルに対し筆記具を立て掛け易く構成することができる。 【0009】 この場合、ハンドルの内側には、筆記具収容部を分割する仕切り片が突設されていることが、好ましい。 【0010】 この構成によれば、筆記具収容部が幅広に形成されている場合、仕切り片により筆記部収容部を分割することで、筆記具が倒れることなく立てかけることができる。 【0011】 本発明の他の付箋紙プリンタは、一方の端部を剥離可能に粘着した多数枚の付箋紙から成る付箋紙束に臨み、付箋紙束から付箋紙を1枚ずつ引き剥がし排出口に向かって送ると共に、送られてゆく付箋紙に印刷を行う印刷部アッセンブリと、印刷部アッセンブリを収容すると共に排出口を形成した装置ケースと、装置ケースの側面に設けられ、装置ケースを把持したときの滑り止めとなる波状部と、を備え、波状部と、対応する装置ケースの側面との間に、筆記具を立掛け可能な筆記具収容部を構成したことを特徴とする。 【0012】 この構成によれば、付箋紙プリンタを持ち運ぶための波状部と装置ケースとの間に形成されたスペースを筆記具収容部として利用することで、付箋紙プリンタを持ち運んだ先において、筆記具を立てかけることができる。 【0013】 この場合、装置ケースと波状部とは、一体に成形されていることが、好ましい。 【0014】 この構成によれば、装置ケースと波状部とを一体に成形することにより、部品点数を減らすことができ、組立工数を削減することができる。 【0015】 この場合、波状部の表面は、滑止め加工されていることが、好ましい。 【0016】 この構成によれば、付箋紙プリンタをしっかりと把持することができるため、把持した付箋紙プリンタを、手を滑らせて落としてしまうことが無い。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 以下、添付の図面を参照して、本実施形態に係る付箋紙プリンタについて説明する。この付箋紙プリンタは、パソコンと接続されており、パソコンからの制御により、装置ケース内部にセットされた付箋紙束から、1枚ずつ付箋紙を引き剥がしながら印刷を行って、装置外部に印刷済みの付箋紙を排出するものである。 【0018】 図1に示すように、付箋紙プリンタ1は、外殻を成す装置ケース2と、装置ケース2内部に格納され、装置ケース2内部にセットした付箋紙束Hから付箋紙H1を引き剥がしながら印刷を行う印刷部アッセンブリ3と、装置ケース2外部に設けられ、付箋紙プリンタ1を持ち運ぶためのハンドル4と、を備えている。 【0019】 図2に示すように、付箋紙束Hは、裏面の基端部を部分糊付けした長方形状の複数枚の付箋紙H1を積層したものである。付箋紙H1は、付箋紙束Hから1枚ずつ剥離されて、剥離後に、この基端部の糊付け部(接着剤)を介して、手帳等に貼着可能に構成されている。 【0020】 印刷部アッセンブリ3は、付箋紙束Hをセットする付箋紙ホルダ10と、セットした付箋紙束Hの最上位の付箋紙H1を捲上げ位置20において捲り上げた後、付箋紙H1を引き剥がして排出するピックアップローラ11と、ピックアップローラ11により送られてゆく付箋紙H1に印刷を行うサーマルヘッド12と、ピックアップローラ11を捲上げ位置20とサーマルヘッド12に接触する印刷位置21との間で移動させるローラアーム13と、インクリボンRを収容したリボンカートリッジCと、を有している。つまり、ピックアップローラ11は、サーマルヘッド12に対峙するプラテンローラとしての役割も兼ねている。 【0021】 印刷部アッセンブリ3は、付箋紙ホルダ10にセットされた付箋紙束Hに対し、ピックアップローラ11を捲上げ位置20に臨ませて、最上位の付箋紙H1を捲り上げ、この状態でローラアーム13によりピックアップローラ11を印刷位置21に移動させる。すると、印刷位置21に移動したピックアップローラ11は、捲り上げた付箋紙H1と装着したリボンカートリッジCから繰り出されるインクリボンRとを、サーマルヘッド12と共に挟み込み、ピックアップローラ11によりこれを排出口26に向かって送ると共に、送られてゆく付箋紙H1にサーマルヘッド12によりインクリボンRのインクを熱転写している。 【0022】 装置ケース2は、全体として小型に形成されており、装置ケース2の下部前面には、付箋紙ホルダ10を装置ケース2内部に前方から引出し式で導入するための付箋紙導入開口25が形成されている。装置ケース2の上部前面中央には、印刷済み付箋紙H1を装置ケース2外部に送り出すための水平スリット状の排出口26と、排出口26を境に装置ケース2内部から装置ケース2外部へ延在し、引き剥がされた印刷済み付箋紙H1を受け留める受け部27と、が形成されている。また、装置ケース2の上面には、リボンカートリッジCを装着すると共に、メンテナンスのための開閉蓋28が取り付けられている。 【0023】 ハンドル4は、U字状に形成され、ハンドル4の両端部は、装置ケース2の両側面に回動自在に設けられている。ハンドル4は、水平に配置した付箋紙プリンタ1に対し、鉛直方向に起立した鉛直位置30と、付箋紙プリンタ1の背面側に水平方向に倒れた水平位置31との間で移動自在となっており、付箋紙プリンタ1を持ち運ぶ際は、ハンドル4を鉛直位置30に移動させてこれを持ち運び、付箋紙プリンタ1を使用する際は、ハンドル4を水平位置31に移動させる。このとき、水平位置31に臨んだハンドル4は、装置ケース2の背面との間に筆記具(例えば、鉛筆や定規等)35を立掛け可能な筆記具収容部40を形成している。 【0024】 また、ハンドル4の内側には、筆記具収容部40を分割する仕切り片41が突設されている。仕切り片41は、装置ケース2から僅かに間隙を存するよう設けられており、この間隙によりハンドル4の回動動作に伴う仕切り片41と装置ケース2との接触を避けている。このため、筆記具収容部40が幅広に形成されていたとしても、筆記具収容部40を仕切り片41により仕切ることで筆記具35が倒れることなく立て掛けることができる。 【0025】 以上の構成によれば、ハンドル4と装置ケース2との間に形成されたスペースを、筆記具35を立て掛けるための筆記具収容部40とすることで、スペースを有効利用することができ、また、付箋紙プリンタ1を持ち運んだ先において、筆記具35を立て掛けることができる。なお、筆記具35と付箋紙プリンタ1とが一体となって持ち運びができるよう、ハンドル4に対し筆記具35を保持可能な構成としても良い。 【0026】 次に、図3を参照して、第2実施形態に係る付箋紙プリンタ1について説明する。以下、重複した記載を避けるため、異なる部分についてのみ説明する。この付箋紙プリンタ1は、第1実施形態のハンドル4に代えて、装置ケース2の両側面に添設された一対の波状部50を備えている。 【0027】 各波状部50は、例えば4つの凸状の山部51が水平方向に連なって構成されると共に、装置ケース2の側面下端部に一体となって成形されており、各波状部50の表面は、滑止め加工がなされている。すなわち、一対の波状部50は、付箋紙プリンタ1を把持する把持部となっており、装置ケース2を把持したときに、手を滑らせて落としてしまわないよう構成されている。また、一対の波状部50の少なくとも一方の波状部50は、装置ケース2の側面との間に筆記具35を差込み可能(立掛け可能)な筆記具収容部40を、山部51に対応するよう4つ形成している。つまり、装置ケース2と波状部50(山部51)とにより、装置ケース2の側面に半筒状の筆記具立てが形成されている。この構成においても、付箋紙プリンタ1を持ち運んだ先において、筆記具35を立て掛けることができる。なお、この波状部50を有底とし、筆記具35を付箋紙プリンタと一緒に持ち運びできるようにしてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0028】 【図1】本実施形態に係る付箋紙プリンタの外観斜視図である。 【図2】本実施形態に係る付箋紙プリンタの内部模式図である。 【図3】第2実施形態に係る付箋紙プリンタの外観斜視図である。 【符号の説明】 【0029】 1…付箋紙プリンタ 2…装置ケース 3…印刷部アッセンブリ 4…ハンドル 26…排出口 30…鉛直位置 31…水平位置 35…筆記具 40…筆記具収容部 41…仕切り片 50…波状部 H…付箋紙束 H1…付箋紙
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002369 【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月25日(2006.8.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093964 【弁理士】 【氏名又は名称】落合 稔
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| 【公開番号】 |
特開2008−49624(P2008−49624A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−229801(P2006−229801) |
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