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【発明の名称】 記録装置及び搬送制御方法
【発明者】 【氏名】柳 治幸

【氏名】大沼 健太郎

【氏名】石川 哲也

【要約】 【課題】複数のエンコーダセンサを同時に動作させより正確な記録媒体の搬送制御を行なうことができる記録装置及び搬送制御方法を提供することである。

【構成】まず、シート状カット紙タイプの記録媒体の搬送路に設けられた第1の搬送ローラによる記録媒体の搬送量を第1の搬送ローラに隣接して設けられた第1のエンコーダセンサにより検出する。さらに、前記記録媒体の搬送路に、その記録媒体の搬送方向に関し、第1の搬送ローラより下流に設けられた第2の搬送ローラによる記録媒体の搬送量を前記第2の搬送ローラに隣接して設けられた第2のエンコーダセンサにより検出する。そして、記録媒体の搬送路上の位置に従って、第1のエンコーダセンサから得られる出力信号、或は、第1及び第2のエンコーダセンサから得られる出力信号、或は、第2のエンコーダセンサから得られる出力信号に基づいて、記録媒体の搬送を制御する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート状カット紙タイプの記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段による搬送方向とは異なる方向に記録ヘッドを搭載したキャリッジを往復移動させる走査手段とを備え、前記記録ヘッドにより前記記録媒体に記録を行なう記録装置であって、
前記搬送手段による搬送路に設けられ、前記記録媒体を搬送する第1の搬送ローラと、
前記搬送手段による搬送路に、前記記録媒体の搬送方向に関し、前記第1の搬送ローラより下流に設けられ、前記記録媒体を搬送する第2の搬送ローラと、
前記第1の搬送ローラに隣接して設けられ、前記第1の搬送ローラによる搬送量を検出する第1のエンコーダセンサと、
前記第2の搬送ローラに隣接して設けられ、前記第2の搬送ローラによる搬送量を検出する第2のエンコーダセンサと、
前記記録媒体の前記搬送路上の位置に従って、前記第1のエンコーダセンサからの出力信号、或は、前記第1及び第2のエンコーダセンサからの出力信号、或は、前記第2のエンコーダセンサからの出力信号に基づいて、前記記録媒体の搬送を制御する搬送制御手段とを有することを特徴とする記録装置。
【請求項2】
前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラとの間で、前記記録ヘッドによる記録がなされることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記第1及び第2の搬送ローラは同一のモータにより駆動されることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記記録媒体の搬送方向に関し、前記記録媒体の先端と後端とを検出する検出手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記録装置。
【請求項5】
前記搬送制御手段は、前記記録媒体の後端が前記第1の搬送ローラの近傍に位置する際には、前記第1及び第2のエンコーダセンサからの出力信号に基づいて、前記記録媒体の搬送を制御することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記搬送制御手段は、
前記第1のエンコーダセンサからの出力信号に基づいて得られる搬送量と前記第2のエンコーダセンサからの出力信号に基づいて得られる搬送量とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、前記第2の搬送ローラの回転を逆転させて前記記録媒体の搬送を補正する補正手段とを有することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記第1の搬送ローラの近傍とは前記第1の搬送ローラから10mm程度の範囲であることを特徴とする請求項5又は6に記載の記録装置。
【請求項8】
前記搬送制御手段は、前記記録媒体の先端が前記第2の搬送ローラの近傍に位置する際には、前記第1及び第2のエンコーダセンサからの出力信号に基づいて、前記記録媒体の搬送を制御することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項9】
前記搬送制御手段は、
前記第1のエンコーダセンサからの出力信号に基づいて得られる搬送量と前記第2のエンコーダセンサからの出力信号に基づいて得られる搬送量とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、前記第1及び第2の搬送ローラの回転を逆転させて前記記録媒体の搬送を補正する補正手段とを有することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記第2の搬送ローラの近傍とは前記第2の搬送ローラから10mm程度の範囲であることを特徴とする請求項8又は9に記載の記録装置。
【請求項11】
シート状カット紙タイプの記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段による搬送方向とは異なる方向に記録ヘッドを搭載したキャリッジを往復移動させる走査手段とを備え、前記記録ヘッドにより前記記録媒体に記録を行なう記録装置の搬送制御方法であって、
前記搬送手段による搬送路に設けられた第1の搬送ローラによる前記記録媒体の搬送量を前記第1の搬送ローラに隣接して設けられた第1のエンコーダセンサにより検出する第1の検出工程と、
前記搬送手段による搬送路に、前記記録媒体の搬送方向に関し、前記第1の搬送ローラより下流に設けられた第2の搬送ローラによる前記記録媒体の搬送量を前記第2の搬送ローラに隣接して設けられた第2のエンコーダセンサにより検出する第2の検出工程と、
前記記録媒体の前記搬送路上の位置に従って、前記第1の検出工程において前記第1のエンコーダセンサから得られる出力信号、或は、前記第1及び第2の検出工程において前記第1及び第2のエンコーダセンサから得られる出力信号、或は、前記第2の検出工程において前記第2のエンコーダセンサから得られる出力信号に基づいて、前記記録媒体の搬送を制御する搬送制御工程とを有することを特徴とする搬送制御方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は記録装置及び搬送制御方法に関し、特に、例えば、記録媒体の先端と後端が搬送ローラに入り込む、或は抜ける際にも正確な搬送制御を行なう記録装置及び搬送制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年になりプリンタ等の記録装置には、普通紙のみならず写真専用紙などの記録媒体を用いて写真画像を印刷するなどの機会も多くなってきている。特に、インクジェットプリンタでは記録に用いられるインク滴がより小さなサイズとなり、銀塩写真と同等以上の画質が得られるようになってきている。
【0003】
これとともに、記録媒体の搬送にもより高精度が求められており、搬送ローラには、金属シャフトに砥石をコーティングしたローラ等の高精度ローラが用いられている。これに加え、搬送ローラを駆動するために用いられるDCモータもその軸上に設けたコードホイールとエンコーダセンサで制御し、高精度、高速搬送を両立するようにしている。
【0004】
また、1対の搬送ローラを用いるだけでは、記録媒体の後端部分まで正しく画像を記録できないので、ふちなし記録などを実現するために記録媒体の搬送方向の下流に更に別の搬送ローラの対を設ける構成も提案されている。しかしながら、このような構成では、搬送方向上流側の搬送ローラ対から、記録媒体の後端が抜ける際に記録媒体の搬送量が変化し、画像にムラが発生する場合があった。そこで、記録媒体の後端に至るまで搬送精度を確保する為に記録媒体の後端部に記録を行なう時に記録ヘッドの使用ノズルに制限を加えたり、記録媒体の搬送を制御して使用ノズルの制限と合わせて記録品位を維持することが提案されている(特許文献1参照)。さらに、搬送方向の下流側の搬送ローラ対についても、機械的精度を上げることで、搬送精度を確保している。
【特許文献1】特開2002−254736号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年になり、記録画像の更なる高画質化と高速記録の要求がますます高まっている。この要求に応えるため、更なる高画質化の為に、記録に用いられるインク滴もいっそう小さなサイズとなってきている。これは記録媒体を更に高精度に搬送することが要求されることも意味している。
【0006】
このため、上流側の高精度搬送ローラのみならず、下流側の搬送ローラにも、その軸上にコードホイールを設け、専用のエンコーダセンサを用い、複数のエンコーダセンサで上流側下流側夫々のローラ位置を制御することが望ましい。
【0007】
しかしながら、このようなダブルエンコーダ構成を採用すると、記録媒体の後端が上流側の搬送ローラを抜けた場合や、下流側の搬送ローラにその記録媒体の先端が入り込んだ時には正確な搬送制御を行なうことが難しいという問題があった。加えて、記録媒体の後端が上流側の搬送ローラからまさに抜ける時などでも正確な搬送制御ができないという問題もあった。例えば、記録媒体の後端が上流側搬送ローラ対のニップぎりぎりに位置すると、その記録媒体が下流の排紙ローラへの駆動ギア列のバックラッシュ分送り出される場合がある。この場合には、その搬送分だけ記録位置がずれ、その結果、記録画像の画質が劣化する恐れがある。
【0008】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、複数のエンコーダセンサを同時に動作させより正確な記録媒体の搬送制御を行なうことができる記録装置及び搬送制御方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため本発明の記録装置は以下の構成からなる。
【0010】
即ち、シート状カット紙タイプの記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段による搬送方向とは異なる方向に記録ヘッドを搭載したキャリッジを往復移動させる走査手段とを備え、前記記録ヘッドにより前記記録媒体に記録を行なう記録装置であって、前記搬送手段による搬送路に設けられ、前記記録媒体を搬送する第1の搬送ローラと、前記搬送手段による搬送路に、前記記録媒体の搬送方向に関し、前記第1の搬送ローラより下流に設けられ、前記記録媒体を搬送する第2の搬送ローラと、前記第1の搬送ローラに隣接して設けられ、前記第1の搬送ローラによる搬送量を検出する第1のエンコーダセンサと、前記第2の搬送ローラに隣接して設けられ、前記第2の搬送ローラによる搬送量を検出する第2のエンコーダセンサと、前記記録媒体の前記搬送路上の位置に従って、前記第1のエンコーダセンサからの出力信号、或は、前記第1及び第2のエンコーダセンサからの出力信号、或は、前記第2のエンコーダセンサからの出力信号に基づいて、前記記録媒体の搬送を制御する搬送制御手段とを有することを特徴とする。
【0011】
また他の発明によれば、シート状カット紙タイプの記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段による搬送方向とは異なる方向に記録ヘッドを搭載したキャリッジを往復移動させる走査手段とを備え、前記記録ヘッドにより前記記録媒体に記録を行なう記録装置の搬送制御方法であって、前記搬送手段による搬送路に設けられた第1の搬送ローラによる前記記録媒体の搬送量を前記第1の搬送ローラに隣接して設けられた第1のエンコーダセンサにより検出する第1の検出工程と、前記搬送手段による搬送路に、前記記録媒体の搬送方向に関し、前記第1の搬送ローラより下流に設けられた第2の搬送ローラによる前記記録媒体の搬送量を前記第2の搬送ローラに隣接して設けられた第2のエンコーダセンサにより検出する第2の検出工程と、前記記録媒体の前記搬送路上の位置に従って、前記第1の検出工程において前記第1のエンコーダセンサから得られる出力信号、或は、前記第1及び第2の検出工程において前記第1及び第2のエンコーダセンサから得られる出力信号、或は、前記第2の検出工程において前記第2のエンコーダセンサから得られる出力信号に基づいて、前記記録媒体の搬送を制御する搬送制御工程とを有することを特徴とする搬送制御方法を備える。
【発明の効果】
【0012】
従って本発明によれば、記録媒体の搬送路上での位置に従って、複数のエンコーダセンサからの出力を選択的に用いて、記録媒体の状況を推定し、最適な搬送制御を行なうことができるという効果がある。これによって、さらに良好な画像記録を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
【0014】
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみを表すものではない。これに加えて、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
【0015】
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
【0016】
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきものである。即ち、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
【0017】
またさらに、「ノズル」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
【0018】
図1は本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録ヘッドを用いて記録を行なう記録装置の概観斜視図である。
【0019】
図2は図1に示した記録装置から外装ケースを取り外した状態で記録装置の内部構造を示した概観斜視図である。記録装置の動作として、例えば、記録媒体の一定量の搬送と記録ヘッドを搭載したキャリッジの走査を繰り返して記録媒体に対して画像を形成する。
【0020】
図3は図2に示した記録装置の内部構造の内、記録媒体の搬送機構を示す側断面図である。
【0021】
図4は記録媒体の搬送機構を構成する搬送ローラと排紙ローラ夫々に2つのエンコーダが設けられた様子を示す側断面図である。
【0022】
以下、図1〜図4を参照して記録装置の構成を説明する。
【0023】
図1〜図4に示す記録装置1は、給紙部、搬送部、キャリッジ部、排紙部から構成されている。以下、これらの概略を項目別に順次説明する。
【0024】
(A)給紙部
図1に示す給紙部2は、図3に示されているように、カット記録紙などのシート状の記録媒体(不図示)を圧板21に積載する構成となっている。給紙部2には、圧板21、記録媒体を給紙する給紙ローラ28、記録媒体を一枚ずつ分離する分離ローラ241等がベース20に取り付けられている。
【0025】
積載された記録媒体を保持する為の給紙トレイ26が、ベース20または外装に取り付けられている。給紙トレイ26は多段式で使用時は引出して用いる。
【0026】
給紙ローラ28は断面が円弧の円柱状をしている。給紙ローラ28の駆動力は、給紙部2に設けられたクリーニング部と共用のモータから駆動伝達ギア(不図示)、遊星ギア(不図示)によって伝達される。
【0027】
圧板21には可動サイドガイド23が移動可能に設けられて、記録媒体の積載位置を規制している。圧板21はベース20に結合された回転軸を中心に回転可能で、圧板バネ212により給紙ローラ28に付勢される。給紙ローラ28と対向する圧板21の部位には、積載された記録媒体の最終枚近くで記録媒体の重送を防止する人工皮等の摩擦係数の大きい材質からなる分離シート(不図示)が設けられている。圧板21は圧板カム241によって、給紙ローラ28に、当接、離間できるように構成されている。
【0028】
さらに、分離ローラ241は、クラッチバネ(不図示)が取り付けられ、所定以上の負荷がかかると分離ローラ241が取り付けられた部分が、回転できる構成になっている。
【0029】
通常の待機状態では、積載された記録媒体が記録装置の内部に入らないように、積載口を塞ぐようになっている。この状態から、給紙が始まると、モータ駆動によって、まず、分離ローラ241が給紙ローラ28に当接する。そして、圧板21が給紙ローラ28に当接する。この状態で、記録媒体の給紙が開始され、所定枚数の記録媒体のみが給紙ローラ28と分離ローラ241から構成されるニップ部に送られる。送られた記録媒体はニップ部で分離され、最上部にある記録媒体のみが記録装置内に給紙される。
【0030】
記録媒体が、搬送ローラ36、ピンチローラ37まで到達すると、圧板21は圧板カム(不図示)によって元の位置に戻る。この時、給紙ローラ28と分離ローラ241から構成されるニップ部に到達していた記録媒体を積載位置まで戻すことができる。
【0031】
(B)搬送部
曲げ起こした板金からなるシャーシ11に搬送部が取り付けられている。搬送部は記録媒体を搬送する搬送ローラ36とPEセンサ32を有している。搬送ローラ36は金属軸の表面にセラミックの微小粒をコーティングした構成となっており、両軸の金属部分を軸受けで受け、シャーシ11に取り付けられている。搬送ローラ36には回転時の負荷を与え安定した搬送が行えるために軸受けと搬送ローラ36の間に搬送ローラテンションバネ(不図示)が設けられて、搬送ローラ36を付勢して所定の負荷を与えている。
搬送ローラ36には従動する複数のピンチローラ37が当接して設けられている。ピンチローラ37はピンチローラホルダ(不図示)に保持され、ピンチロラーバネ(不図示)で付勢することで、ピンチローラ37が搬送ローラ36に圧接し、記録媒体の搬送力を生み出している。この時、ピンチローラホルダの回転軸がシャーシ11の軸受けに取り付けられ、そこを中心に回転する。さらに、記録媒体が搬送されてくる搬送部の入口にはプラテン34が配設されている。プラテン34はシャーシ11に取り付けられ、位置決めされる。
【0032】
上記構成において、搬送部に送られた記録媒体はピンチローラホルダ(不図示)とペーパーガイドフラッパに案内されて、搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対に送られる。この時、PEセンサ32により搬送されてきた記録媒体の先端を検知して、これにより記録媒体の記録位置を求めている。また、記録媒体は搬送モータ(不図示)によりローラ対36、37が回転することでプラテン34上を搬送される。プラテン34上には、搬送基準面になるリブが形成されており、記録ヘッドとのギャップを管理しているのと、後述の排紙部と合わせて、記録媒体のなみうちが大きくならないよう制御している。
【0033】
搬送ローラ36は、図4に示すように、DCモータからなる搬送モータ35の回転力をタイミングベルト39を介して搬送ローラ36の軸上に設けたプーリ361に伝達することで駆動される。また、搬送ローラ36の軸上には、搬送ローラ36による搬送量を検出する為の150〜300lpiのピッチでマーキングを形成したコードホイール362が設けられる。そして、そのマーキングを読み取るエンコーダセンサ363がコードホイール362の隣接する位置のシャーシ11に取り付けられている。
【0034】
また、搬送ローラ36の記録媒体搬送方向における下流側には、画像情報に基づいて画像を形成する記録ヘッド7が設けられている。
【0035】
記録ヘッド7としては各色インクタンク別体の交換可能なインクタンク71が搭載されたインクジェット記録ヘッドが用いられている。記録ヘッド7は、ヒータ等によりインクに熱を与えることでインクを膜沸騰させて生じる気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によってノズルからインクを吐出し、記録媒体上に画像を形成する。この際に、記録媒体は、プラテン34によって保持され、ノズルから記録媒体の記録面までの距離が所定量に保たれるように構成されている。
【0036】
さらに、全面印刷(ふちなし印刷)を行なった場合に、記録媒体の端部からはみ出したインクを吸収するプラテン吸収体344がプラテン34には設けられている。記録媒体の4辺端部からはみ出した全てのインクがここに吸収される。
【0037】
(C)キャリッジ部
キャリッジ部5は、記録ヘッド7を取り付けるキャリッジ50を有している。キャリッジ50は、記録媒体の搬送方向に対して直角方向(異なる方向)に往復走査させるためのガイドシャフト52とキャリッジ50の後端を保持して記録ヘッド7と記録媒体との隙間を維持するガイドレール(不図示)によって支持されている。ガイドシャフト52はシャーシ11に取り付けられている。ガイドレールはシャーシ11に一体に形成されている。
【0038】
また、キャリッジ50はシャーシ11に取り付けられたキャリッジモータ54によりタイミングベルト541を介して駆動される。タイミングベルト541はキャリッジ50とゴム等からなるダンパーを介して結合されており、キャリッジモータ54等の振動を減衰することで、画像ムラ等を低減している。そして、キャリッジ50の位置を検出する為の150〜300lpiのピッチでマーキングを形成したコードストリップ561がタイミングベルト541と平行に設けられている。さらに、それを読み取るエンコーダセンサ(不図示)がキャリッジ50に搭載したキャリッジ基板(不図示)に設けられている。また、キャリッジ50には、制御回路(後述)から記録ヘッド7に種々の制御信号や記録信号を伝えるためのフレキシブル基板57を備えている。
【0039】
記録ヘッド7をキャリッジ50に固定する為に、ヘッドセットレバー51が設けられ、ヘッドセットレバー51を回転支点中心に回して、記録ヘッド7をキャリッジ50に固定する。
【0040】
記録媒体への画像形成時は、記録ヘッド7による記録媒体搬送方向に関するインク吐出位置までローラ対36、37が記録媒体を搬送する。これと共にキャリッジモータ54によりキャリッジ50をキャリッジ移動方向に関するインク吐出位置に移動させる。その後、制御回路からの信号により記録ヘッド7が記録媒体に向けてインクを吐出し、画像が形成される。
【0041】
(D)排紙部
排紙部は、2本の排紙ローラ40、41、排紙ローラ40、41に所定圧で当設、従動して回転可能に構成された拍車(不図示)、搬送ローラの駆動を排紙ローラ40、41伝達する為のギア列などから構成される。排紙ローラ40、41はプラテン34に取り付けられている。また、排紙ローラ40は金属軸に、複数のゴム部を設けている。
【0042】
図4に示されているように、搬送ローラ36からの駆動がアイドラギア45を介し、排紙ローラ40に直結された排紙ローラギア404に作用する事で、排紙ローラ40が駆動される。また、記録媒体の搬送方向に関し、排紙ローラ40の下流側に設けた排紙ローラ41は樹脂で構成されている。排紙ローラ41への駆動は、排紙ローラ40から別のアイドラギアを介して伝達される。また、排紙ローラ40の軸上には、排紙ローラ40による搬送量を検出する為の150〜300lpiのピッチでマーキングを形成したコードホイール402が設けられている。そのマーキングを読み取るエンコーダセンサ403はコードホイール402の隣接する位置のシャーシ11に取り付けられている。
【0043】
拍車は、拍車ホルダ43に取り付けられている。
【0044】
以上の構成によって、記録ヘッド7により記録がなされた記録媒体は、排紙ローラ41と拍車とのニップに挟まれ、搬送されて排紙トレイ46に排出される。排紙トレイ46は、フロントカバー95に収納できる構成になっている。排紙トレイ46は使用時は、引出して使用する。排紙トレイ46は先端に向けて高さが上がり、更にその両端は高さが高く構成され、排出された記録媒体の積載性向上、記録面の擦れ防止を可能としている。
【0045】
図5は図1〜図4に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。
【0046】
図5に示すように、コントローラ600は、MPU601、ROM602、特殊用途集積回路(ASIC)603、RAM604、A/D変換器606を備えている。ROM602は、後述する制御シーケンスに対応したプログラム、所要のテーブル、その他の固定データを格納する。ASIC603は、キャリッジモータ54の制御、搬送モータ35の制御、及び、記録ヘッド7の制御のための制御信号を生成する。RAM604には画像データの展開領域やプログラム実行のための作業用領域等が設けられている。また、MPU601、ASIC603、RAM604はシステムバス605により相互に接続されてデータの授受を行う。A/D変換器606は、以下に説明するセンサ群からのアナログ信号を入力してA/D変換し、デジタル信号をMPU601に供給する。
【0047】
また、図5において、610は画像データの供給源となるコンピュータ(或いは、画像読取り用のリーダやデジタルカメラなど)でありホスト装置と総称される。ホスト装置610と記録装置1との間ではインタフェース(I/F)611を介して画像データ、コマンド、ステータス信号等を送受信する。
【0048】
さらに、スイッチ群620は、電源スイッチ621、プリント開始を指令するためのプリントスイッチ622、及び記録ヘッド7のインク吐出性能を良好な状態に維持するための処理(回復処理)の起動を指示するための回復スイッチ623などを含む。これらのスイッチにより、記録装置は、操作者による指令入力を受け付ける。センサ群630はホームポジションhを検出するためのフォトカプラなどの位置センサ631、環境温度を検出するために記録装置の適宜の箇所に設けられた温度センサ632等から構成される。これに加えて、A/D変換器606には搬送ローラ36の位置を検出するエンコーダセンサ363からの出力と排紙ローラ40の位置を検出するエンコーダセンサ403からの出力とが入力される。
【0049】
さらに、640はキャリッジ50を往復走査させるためのキャリッジモータ54を駆動させるキャリッジモータドライバ、642は記録媒体を搬送するための搬送モータ35を駆動させる搬送モータドライバである。
【0050】
ASIC603は、記録ヘッド7による記録走査の際に、RAM602の記憶領域に直接アクセスしながら記録ヘッドに対して記録素子(吐出ヒータ)の駆動データ(DATA)を転送する。
【0051】
なお、図1〜図4に示す構成は、インクカートリッジ71と記録ヘッド7とが分離可能な構成であるが、これらが一体的に形成されて交換可能なヘッドカートリッジを構成しても良い。
【0052】
次に、記録装置の搬送機構に設けられた複数のエンコーダセンサから出力を同時に読み込み、その結果を比較し、その比較から記録媒体の状況を想定し、記録媒体の搬送制御を行なう例について詳細に説明する。
【0053】
図6は複数エンコーダの制御領域を説明する図である。
【0054】
図7は記録媒体の後端抜け時挙動と搬送量補正を説明する図である。
【0055】
図6に示すように、この実施例では、記録媒体Pの後端位置に従って、エンコーダセンサ363、403の制御を切り替えるか、或は協働して記録媒体Pの搬送制御を行なう。
【0056】
この実施例では、PEセンサ32で記録媒体Pの後端位置を検知する。実際には、ピンチローラ37を保持するピンチローラホルダに設けられたPEセンサレバー321に記録媒体Pの先端が接触するか、その後端が非接触になるかで検知がなされる。
【0057】
さて、図6に示すように、記録媒体の後端位置が搬送ローラ36とピンチローラ37のニップ位置の約10mm前までは、エンコーダセンサ363の制御領域である。この領域では、エンコーダセンサ363からの出力のみに基づいて搬送制御を行ない、記録媒体を所定量搬送し、所定位置で停止させる。
【0058】
そして、記録媒体Pの後端位置が搬送ローラ36とピンチローラ37のニップ位置前後約10mm以内の範囲では、エンコーダセンサ363とエンコーダセンサ403の2つの出力に基づいて搬送制御を行なう協働制御領域としている。
【0059】
この領域では、エンコーダセンサ363、403の2つの出力を入力し、両方のデータにより、記録媒体の停止位置(搬送位置)を算出する。この際に、エンコーダ363、403には取り付けの位置ずれがあるので、時間逓倍を行ない記録に影響が無いところまで最小分解能を高め、両エンコーダの位置補正を行なっている。この協働制御領域において、エンコーダ363、403の2つの出力の差が所定量以内の場合は、問題なく記録が行なわれると想定する。ただし、例えば、記録媒体Pの後端が搬送ローラ36とピンチローラ37のニップぎりぎりに位置する場合は、ニップのくさび効果で記録媒体Pが搬送方向下流の排紙ローラ40へ駆動ギア列のバックラッシュ分以内で搬送される可能性がある。この場合は、エンコーダ363、403の検出結果(即ち、搬送ローラ36の搬送量と排紙ローラ40の搬送量)に差が出ることになる。
【0060】
この状況と対応を、図7を参照して説明する。
【0061】
図7(a)は、記録媒体P後端が協働制御領域に入って来た状態を表している。
【0062】
エンコーダ363、403の出力の差は通常、各ローラの偏心量などによるもので、所定量以内に収まっている。
【0063】
次に、図7(b)に示すように記録媒体Pの後端が搬送ローラ36とピンチローラ37のニップぎりぎりに来た際に、ニップのくさび効果で記録媒体Pが下流の排紙ローラ40へ駆動ギア列のバックラッシュ分搬送される場合がある。この場合を表したのが図7(c)である。記録媒体が送り出され、プーリ361、アイドラギア45、排紙ローラギア404のギア列のバックラッシュ分以内だけ、記録媒体の位置がずれる。
【0064】
この位置ずれはエンコーダセンサ403により検知できる。
【0065】
そして、図7(d)に示すように、排紙ローラ40を逆に回転させ、記録媒体の停止位置を補正する事ができる。
【0066】
その後、記録媒体Pの後端位置が搬送ローラ36とピンチローラ37のニップ位置から約10mm離れた場所からは、図6に示すようにエンコーダセンサ403の制御領域とする。この領域ではエンコーダセンサ403からの出力のみに基づいて搬送制御を行ない、記録媒体を所定量を搬送し、所定位置で停止させる。
【0067】
この実施例では排紙ローラ40に直結されたコードホイール402とエンコーダセンサ403を用いて、記録媒体Pを直接搬送している排紙ローラ40を制御するので、高精度な搬送を実現する事ができる。
【0068】
従って以上説明した実施例によれば、記録媒体搬送上の所定の領域では、2つのエンコーダセンサからの出力を同時に読み込み、その結果を比較し、その比較結果に基づいて、記録媒体の搬送状況を想定し、最適な搬送制御を行なうことができる。これにより、搬送精度が向上し、さらに良好な画像記録を実現できる。
【0069】
また、記録媒体Pの後端が搬送ローラ36とピンチローラ37のニップぎりぎりに来ても適切な搬送制御が可能なので、特許文献1に開示されたような記録媒体Pの後端がニップ位置で停止しないようにする複雑な制御も不要となる。さらには、従来はその際に行なっていたノズルシフトのための記録ヘッドの使用ノズルの制限も無くなるので、全てのノズルが使用可能であり、記録の高速化にも貢献する。また、従来は必要であった記録媒体の後端部分の複雑な搬送制御なく後端の記録を良好に行なうことも可能になる。
【0070】
<他の実施例>
前述した実施例では、記録媒体Pの後端が搬送ローラ36とピンチローラ37のニップ位置から抜け出る際の搬送制御について説明したが、ここでは、記録媒体Pの先端が排紙ローラ40と拍車に噛み込む際の搬送制御について説明する。
【0071】
この実施例では、記録媒体Pの先端が排紙ローラ40と拍車に噛み込む際、エンコーダセンサ363とエンコーダセンサ403の両方の位置情報を読み込み、その差により記録媒体Pの挙動の変化を推測し補正を行なうようにしている。
【0072】
図8はこの実施例に従う複数のエンコーダによる制御領域を説明する図である。
【0073】
図9は記録媒体の先端の噛み込み時挙動と搬送量補正を説明する図である。
【0074】
図8に示すように、この実施例では記録媒体Pの先端位置によって、エンコーダセンサ363、403からの出力に基づいて、記録媒体Pの搬送制御を行なう。この実施例ではPEセンサ32により記録媒体Pの先端位置を検知する。記録媒体Pの先端位置が排紙ローラ40と拍車42のニップ位置の約10mm前までは、エンコーダセンサ363の制御領域である。この領域では、エンコーダセンサ363からの出力のみに基づいて、搬送制御を行ない、記録媒体Pを所定量を搬送し、所定位置で停止させる。
【0075】
次に、記録媒体Pの先端位置が排紙ローラ40と拍車42のニップ位置前後約10mm以内の範囲は、エンコーダセンサ363とエンコーダセンサ403からの2つの出力に基づいて搬送制御を行なう協働制御領域である。この領域では、エンコーダセンサ363、403からの2つの出力を読み込み、両方の位置データにより、停止位置(搬送位置)を算出する。この際に、エンコーダ363、403には取り付けの位置ずれがあるので、時間逓倍を行ない記録品質に影響が無いところまで最小分解能を高め、エンコーダの位置補正を行なう。
【0076】
この協働制御領域内では、エンコーダ363、403の出力の差が所定量以内の場合には、問題なく記録が行なわれていると推定する。
【0077】
しかしながら、例えば、記録媒体Pの先端が排紙ローラ40と拍車42のニップに入り込んだ場合や記録媒体Pにカールなどがある場合、排紙ローラ40と拍車42のニップに噛み込まれた後は、記録媒体Pの浮きがキャンセルされてしまう。その結果、その分だけ記録媒体Pが排紙ローラ40を回転させ、記録媒体Pを搬送させることになる。この場合は、エンコーダ363、403からの出力の結果(即ち、搬送ローラ36の搬送量と排紙ローラ40の搬送量)に差が出ることになる。
【0078】
この状況と対応を、図9を参照して説明する。
【0079】
図9(a)は、記録媒体P先端が協働制御領域に入って来た状態を表している。前述の実施例で説明したように、エンコーダ363、403の出力の差は通常、各ローラの偏心量などによるもので、所定量以内に収まっている。
【0080】
図9(b)は、記録媒体Pの先端が排紙ローラ40と拍車42のニップぎりぎりに来た際の状況を示している。ここで、記録媒体P先端にカールがある場合は、その先端が図9(b)に示すように浮いた状態になる。その後、さらに搬送され、排紙ローラ40と拍車42に噛み込むと、記録媒体Pは拍車42により押さえ付けられ、図9(c)に示されているように、先端のカールが矯正される。
【0081】
図10は記録媒体Pの位置と記録ヘッドの同一ノズルから吐出されたインク液滴の付着位置を示した図である。
【0082】
図10に示すように、記録媒体Pの先端のカールが矯正されると、記録媒体Pがノズル位置に対し、先送りされる事で、記録位置がずれ、その結果、記録画像の品位を低下させる可能性がある。例えば、図10に示すように、記録媒体のカールを補正する前と後では、インク液滴の付着位置A、Bがずれることになる。
【0083】
このずれ量はエンコーダセンサ403により検知できる。
【0084】
従って、この実施例では、図10(d)に示すように、搬送ローラ36、排紙ローラ40を逆回転させ、その記録位置を補正する事ができる。
【0085】
その後、記録媒体Pの先端位置が排紙ローラ40と拍車42のニップ位置から約10mm離れた場所からは、エンコーダセンサ363の出力のみに基づく搬送制御領域とする。この領域では、エンコーダセンサ363の出力のみに基づいた搬送制御を行ない、記録媒体Pを所定量を搬送し、所定位置で停止させる。
【0086】
従って、以上説明した実施例に従えば、記録媒体の先端が排紙ローラと拍車のニップ位置に達する状況でも、複数のエンコーダセンサからの出力を同時利用しその結果を比較し、その比較結果から記録媒体の状況を推定し、最適な搬送制御を行なうことができる。これによって、さらに良好な画像の記録を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0087】
【図1】本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録ヘッドを用いて記録を行なう記録装置の概観斜視図である。
【図2】図1に示した記録装置から外装ケースを取り外した状態で記録装置の内部構造を示した概観斜視図である。
【図3】図2に示した記録装置の内部構造の内、記録媒体の搬送機構を示す側断面図である。
【図4】記録媒体の搬送機構を構成する搬送ローラと排紙ローラ夫々に2つのエンコーダが設けられた様子を示す側断面図である。
【図5】図1〜図4に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。
【図6】複数エンコーダの制御領域を説明する図である。
【図7】記録媒体の後端抜け時挙動と搬送量補正を説明する図である。
【図8】他の実施例に従う複数のエンコーダによる制御領域を説明する図である。
【図9】記録媒体の先端の噛み込み時挙動と搬送量補正を説明する図である。
【図10】記録媒体Pの位置と記録ヘッドの同一ノズルから吐出されたインク液滴の付着位置を示した図である。
【符号の説明】
【0088】
7 記録ヘッド
11 シャーシ
20 ベース
21 圧板
26 給紙トレイ
28 給紙ローラ
32 PEセンサ
35 搬送モータ
36 搬送ローラ
37 ピンチローラ
39 搬送ローラ駆動ベルト
40 排紙ローラ
41 排紙ローラ
43 拍車ホルダ
45 アイドラギア
46 排紙トレイ
50 キャリッジ
51 ヘッドセットレバー
52 ガイドシャフト
54 キャリッジモータ
57 フレキシブル基板
71 インクタンク
361 プーリ
362 コードホイール
363 エンコーダセンサ
402 コードホイール
403 エンコーダセンサ
404 排紙ローラギア
541 タイミングベルト
561 コードストリップ
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成18年8月23日(2006.8.23)
【代理人】 【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳

【識別番号】100112508
【弁理士】
【氏名又は名称】高柳 司郎

【識別番号】100115071
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康弘

【識別番号】100116894
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 秀二


【公開番号】 特開2008−49555(P2008−49555A)
【公開日】 平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願番号】 特願2006−227015(P2006−227015)