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【発明の名称】 インクジェットヘッド
【発明者】 【氏名】鈴木 博幸

【要約】 【課題】金属イリジウム自身の持つ耐キャビテーション性、電気化学的安定性、耐熱性、耐熱衝撃性を確保しながら、コゲが付着しにくい表面性が得られるような耐キャビテーション膜を提案する。

【構成】インクを吐出するために利用される熱エネルギーを通電によって発生する発熱抵抗体と、該発熱抵抗体に接続される電極とを有する電気熱変換体が具備されるインクジェットヘッドにおいて、
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インクを吐出するために利用される熱エネルギーを通電によって発生する発熱抵抗体と、該発熱抵抗体に接続される電極とを有する電気熱変換体が具備されるインクジェットヘッドにおいて、
前記抵抗体上に耐キャビテーション保護膜が具備されており、
該耐キャビテーション保護膜がイリジウムとフッ素からなることを特徴とするインクジェットヘッド。
【請求項2】
前記耐キャビテーション保護膜におけるフッ素の含有量が、全体に占める原子数比で3%以上20%以下であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
【請求項3】
インク吐出エネルギー発生素子が電気エネルギーを与えることによって発熱し、インクに状態変化を生ぜしめて吐出を行わせるための電気熱変換体であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットヘッド。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、耐キャビテーション性、電気化学的安定性、耐熱性、耐熱衝撃性等に優れ、かつインクコゲが付着しにくい保護膜を有するインクジェットヘッドに関する。
【背景技術】
【0002】
米国特許第4723129号公報(特許文献1)あるいは米国特許第4740796号公報(特許文献2)に開示されているインクジェット記録方式は、高速、高密度で高精度、高画質の記録が可能で、かつカラー化、コンパクト化に適している。
【0003】
このインクジェット記録方式を用いる、熱エネルギーを利用してインクを発泡させて記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドは、インクを発泡させるための発熱抵抗体とインクを吐出させるためのノズルを主な構成要素としている。
【0004】
一般的構成としては、この発熱抵抗体とこれに電気的接続を行う配線とを同一基板上に作製してインクジェット記録ヘッド用基板とし、さらにその上にノズルを形成する。
【0005】
そして、このインクジェット記録ヘッド用基板は、一方では投入する電気エネルギーの省力化、他方ではインクの発泡にともなう機械的ダメージおよび熱パルスによる発熱部の破壊による基板の寿命の低下を防ぐために、様々な工夫がなされている。
【0006】
とりわけ一対の配線パターンの間に位置する発熱部を有する発熱抵抗体をインクから保護する耐キャビテーション膜については、多くの工夫がなされている。
【0007】
この耐キャビテーション膜は、熱効率から見ると、熱伝導率の高いもの、あるいは薄い方が有利である。
【0008】
ところが一方で、耐キャビテーション膜は、発熱体に接続する配線をインクから守るという役目があり、信頼性の観点から膜の欠陥の発生を抑えるためには膜厚の厚い方が有利である。このように膜厚に関して相反する熱効率と信頼性の観点との両方を考慮して、最適の膜厚に設定している。
【0009】
ただし、耐キャビテーション膜はインクの発泡によるキャビテーションダメージすなわち機械的ダメージと、発泡後の高温の膜表面とインク成分との化学反応によるダメージとの両方の影響を受ける。
【0010】
このため、実際には配線を守るための絶縁性の膜と、機械的、化学的ダメージに安定な膜の両立が難しい。
【0011】
このことからインクジェット用基板の保護膜の構成は上層にインクの発泡による機械的および化学的ダメージに対して安定性の高い膜を形成し、下層は配線を守るための絶縁性の膜を形成することが一般的である。
【0012】
具体的には上層には機械的、化学的安定性の極めて高い膜であるTa膜、下層には、既存の半導体製造装置で安易に安定な膜が形成できるSiN膜やSiO膜を形成することが一般的である。
【0013】
詳述すると、配線上に保護層としてSiN膜を約0.2μm以上1μm以下の厚さに形成し、そのあとに上層の保護膜、一般的にはそのキャビテーションダメージに対する膜としてTa膜を0.2μm以上0.5μm以下の厚さに形成する。
【0014】
この構成によってインクジェット用基板の発熱抵抗体の寿命および信頼性の両立を図っている。
【0015】
また上記のような機械的、化学的ダメージの他に、発熱部では、インクに含まれる色材および含有物などが高温加熱によって分子レベルで分解され、難溶性の物質になり、上層の保護膜である耐キャビテーション膜上に物理吸着する現象が発生する。
【0016】
この現象はコゲーション(以下、「コゲ」と称す)と呼ばれている。
【0017】
このように、耐キャビテーション膜上に難溶性の有機物や無機物が吸着すると、発熱抵抗体からインクへの熱伝導が不均一となり、発泡が不安定となる。
【0018】
このため、発熱部における耐キャビーション膜上にコゲが発生しない必要があるが、この対策についてはまだ完璧に出来ていない。
【0019】
(以下、耐キャビテーション膜は<耐キャビ膜>とも称す)。
【特許文献1】米国特許第4723129号公報
【特許文献2】米国特許第4740796号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0020】
これまで本発明者らのインクのコゲに関する研究により、耐キャビ膜に求められる物性として表面エネルギーの小さい材料が有効であることがわかってきた。
【0021】
すなわち耐キャビ膜には耐キャビテーション性、電気化学的安定性、耐熱性、耐熱衝撃性、低表面エネルギーのすべてを満足する材料が最も良いのである。
【0022】
耐キャビテーション性、電気化学的安定性、耐熱性、耐熱衝撃性の観点から言えばイリジウム(Ir)が最も優れた材料であることはすでに特開平05−254122号公報でも開示されている。
【0023】
しかし、イリジウム単独の材料では、インクのコゲの問題に対しては満足のできるものではなかった。この原因としては、イリジウムは電気化学的安定性が高いためインクにはほとんど反応しない。そのため、膜の損傷等がないため、発熱によりインク中の染料が膜表面に付着したコゲも、剥離しないで膜上に蓄積される。
【0024】
このコゲは剥離しないため耐キャビ膜上の温度が十分上がらなくなってしまい、その結果インクの吐出が停止する不良が頻発する。
【0025】
ところで、一般的に金属材料の表面エネルギーは高く、イリジウムも同様に表面エネルギーは高い。
【0026】
表面エネルギーの高い材料では、水が主成分であるインクが非常に濡れやすく、そのためインクのコゲ自体も表面に付着しやすく、さらに一回付着したコゲは非常に強く付着することが分かっている。
【0027】
このことを回避するためには、イリジウムの表面エネルギーを低下させる材料を添加することで解決できることが本発明者の研究の結果分かってきた。
【0028】
本発明が解決しようとする課題は、Ir自身の持つ耐キャビテーション性、電気化学的安定性、耐熱性、耐熱衝撃性を確保しながら、コゲが付着しにくい表面性が得られるような耐キャビテーション膜を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0029】
上記目的を達成するために本発明では、インクを吐出するために利用される熱エネルギーを通電によって発生する発熱抵抗体と、該発熱抵抗体に接続される電極とを有する電気熱変換体が具備されるインクジェットヘッドに以下に示す特徴を持たせた。
【0030】
具体的には、前記抵抗体上に耐キャビテーション保護膜が具備されており、
該耐キャビテーション保護膜がイリジウムとフッ素からなることである。
【発明の効果】
【0031】
本発明による耐キャビテーション保護膜を採用することにより、耐キャビテーション性、電気化学的安定性、耐熱性、耐熱衝撃性に優れた材料でありかつインクのコゲが剥離しやすいヘッドの可能性が判明した。
【0032】
このことによりインクジェットヘッドの寿命が大幅に長くなり、またインクジェットヘッドの特性安定性の向上および信頼性の向上が期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
Irは、耐キャビテーション性、電気化学的安定性、耐熱性、耐熱衝撃性から優れた材料であることはわかっていたが、インクのコゲに対しては対策できなかった。本発明ではこの点に注目して、Irの表面エネルギーを減少させる方法としてIrにFを添加することを見出した。
【0034】
ここで、Fを添加して表面エネルギーを減少させようとした時、添加量が少なければ表面エネルギーを減少させることが出来ない。またFの添加量を多くした場合には、Ir自身の耐キャビテーション性、電気化学的安定性、耐熱性、耐熱衝撃性など、金属Irの持つ様々な特性が劣化する。すなわちこれらの問題を解決するためには、最適なF添加量があることが判明した。
【0035】
実際の検討の結果、Fの添加量としては全体に占める原子数比で3%以上20%以下であることが最適であることが分かった。なお、保護膜は、特定の定められた原子比のIrとFとからなるが、通常の成膜方法によって混入する不純物については、原子数比算出にあたって無視できるものとする。(以下、全体に占める原子数比のパーセンテージを単にat%とも表記する。)以下に詳述する。
【0036】
本発明による耐キャビテーション保護膜は、熱エネルギーを用いてインクを吐出する方式のインクジェットヘッドであればいかなる形態のものにも使用しうる。代表的なインクジェットヘッドの構成を図1及び図2に示す。この構成の場合、図2に示された2007が耐キャビテーション保護膜である。
【0037】
本発明では,すでに特開2005−205891号公報及び特開2005−314802号公報において提案している評価方法によりコゲの付着性について評価した。
【0038】
まず耐キャビ膜を成膜したSi基板を準備する。このときSi基板のサイズとしては20mmから30mm角程度が望ましい。この基板上にインクを滴下しておく。
【0039】
このインクが滴下された基板をあらかじめ温度を350℃〜400℃に昇温された大気マッフル炉(ヤマト科学製FP−100)の中に投入する。インクは急激に加熱されるために、投入直後に発泡し周りに飛散してコゲが耐キャビ膜上に付着する。
【0040】
実際のインクジェットヘッドでは、非常に短い電気パルスを抵抗体に印加することで、抵抗体が発熱しその熱が耐キャビ膜に伝わり、インクが発泡する。
【0041】
通常の印加条件では100万パルス程度印加すると耐キャビ膜上にコゲが生成され始める。このように実際のインクジェットヘッドでは微小時間に電力が印加され、その繰り返しで徐々にコゲが生成されていると考えて良い。
【0042】
30μm□程度のヒーターサイズであればこのように電気的なパルス印加で抵抗体が発熱し、さらにその熱が耐キャビ膜に伝わって、インクの発泡現象を起こすことが可能である。
【0043】
しかしながら、今回はコゲの評価をするためにもサンプルサイズは20mm〜30mm角が必要であり、このような場合はヒーターサイズを大きくしても、電気パルスを印加してインクが発泡する程度まで発熱させることは非常に難しい。
【0044】
このことから、実際のインクジェットヘッドでのこのような発熱現象を再現するため、昇温と温度維持の特性の双方に工夫を加えた。
【0045】
まず、実際のインクジェットヘッドの迅速な昇温を再現するために、基板として熱伝導率の比較的高いSiを採用した。このことで耐キャビ膜自体の昇温速度も速いものとなった。
【0046】
また、マッフル炉は熱容量が非常に大きく、サンプルサイズが20mm〜30mm角と大きなものを入れても温度の一定性が保たれる。これをあらかじめインク発泡する温度であると考えられる350℃〜400℃に保つことで実ヘッドの状況が再現できた。
【0047】
具体的には、インクがマッフル炉投入直後に発泡することが確認できており、従って、この方法で生成したコゲが実ヘッドで生成したものと近い状態のものである事は、容易に予想することができる。
【0048】
この評価方法で生成されたコゲは、1回のインク発泡によるものだけでなく、同一プロセスを数回繰り返して作成した場合でも、対応する実際のインクジェットヘッドでのコゲと同等になると考えられる。
【0049】
最終的に生成されたコゲについて構造分析した結果、両方の結果が同等であると判定できたので、この方法で生成されたコゲの評価結果をもって実ヘッドで生成されたコゲについての評価結果とすることが可能である。
【実施例1】
【0050】
コゲの付着性についての評価用サンプルとしてはスパッタ法によりF添加Ir膜を成膜して、膜厚は300nmとした。
【0051】
ここでスパッタ条件としては、Ar:18.5ml/min(Normal) F2:1.5ml/min(Normal) ターゲットパワー:150W で成膜した。
【0052】
この膜について組成分析を行った結果Ir:97at% F:3at%が得られた。
【0053】
このときSi基板のサイズとしては30mm角を使用した。この基板上にインクを滴下しておく。インクはキヤノン株製のBCI−7eBKインクカートリッジに収納されているものを使用した。
【0054】
このインクが滴下された基板をあらかじめ温度を375℃に昇温された大気マッフル炉(ヤマト科学製FP−100)の中に投入する。
【0055】
インクは急激に加熱されるために、投入直後に発泡し周りに飛散してコゲが耐キャビ膜上に付着する。この作業を3回繰り返した後、耐キャビ膜上のコゲをセロハンテープ(ニチバン製・セロテープ(登録商標))で剥離評価を行った。
【0056】
その結果、コゲの面積として約50%程度剥離することが分かった。
【実施例2】
【0057】
コゲの付着性についての評価用サンプルとしてはスパッタ法によりF添加Ir膜を成膜して、膜厚は300nmとした。
【0058】
ここでスパッタ条件としては、Ar:16.5ml/min(Normal) F2:3.5ml/min(Normal) ターゲットパワー:150W で成膜した。
【0059】
この膜について組成分析を行った結果Ir:88at% F:12at%が得られた。
【0060】
このときSi基板のサイズとしては30mm角を使用した。この基板上にインクを滴下しておく。インクはキヤノン株製のBCI−7eBKインクカートリッジに収納されているものを使用した。
【0061】
このインクが滴下された基板をあらかじめ温度を375℃に昇温された大気マッフル炉(ヤマト科学製FP−100)の中に投入する。
【0062】
インクは急激に加熱されるために、投入直後に発泡し周りに飛散してコゲが耐キャビ膜上に付着する。この作業を3回繰り返した後、耐キャビ膜上のコゲをセロハンテープ(ニチバン製・セロテープ(登録商標))で剥離評価を行った。
【0063】
その結果、コゲの面積として約70%程度剥離することが分かった。
【実施例3】
【0064】
コゲの付着性についての評価用サンプルとしてはスパッタ法によりF添加Ir膜を成膜して、膜厚は300nmとした。
【0065】
ここでスパッタ条件としては、Ar:14.5ml/min(Normal) F2:5.5ml/min(Normal) ターゲットパワー:150W で成膜した。
【0066】
この膜について組成分析を行った結果Ir:80at% F:20at%が得られた。
【0067】
このときSi基板のサイズとしては30mm角を使用した。 この基板上にインクを滴下しておく。インクはキヤノン株製のBCI−7eBKインクカートリッジに収納されているものを使用した。
【0068】
このインクが滴下された基板をあらかじめ温度を375℃に昇温された大気マッフル炉(ヤマト科学製FP−100)の中に投入する。
【0069】
インクは急激に加熱されるために、投入直後に発泡し周りに飛散してコゲが耐キャビ膜上に付着する。この作業を3回繰り返した後、耐キャビ膜上のコゲをセロハンテープ(ニチバン製・セロテープ(登録商標))で剥離評価を行った。
【0070】
その結果、コゲの面積として約80%程度剥離することが分かった。
(比較例1)
【0071】
コゲの付着性についての評価用サンプルとしてはスパッタ法によりIr膜を成膜して、膜厚は300nmとした。
【0072】
ここでスパッタ条件としては、Ar:20.0ml/min(Normal)ターゲットパワー:150W で成膜した。
【0073】
このときSi基板のサイズとしては30mm角を使用した。この基板上にインクを滴下しておく。インクはキヤノン株製のBCI−7eBKインクカートリッジに収納されているものを使用した。
【0074】
このインクが滴下された基板をあらかじめ温度を375℃に昇温された大気マッフル炉(ヤマト科学製FP−100)の中に投入する。インクは急激に加熱されるために、投入直後に発泡し周りに飛散してコゲが耐キャビ膜上に付着する。
【0075】
この作業を3回繰り返した後、耐キャビ膜上のコゲをセロハンテープ(ニチバン製・セロテープ(登録商標))で剥離評価を行った。その結果、コゲは剥離しなかった。
(比較例2)
【0076】
コゲの付着性についての評価用サンプルとしてはスパッタ法によりTa膜を成膜して、膜厚は300nmとした。
【0077】
ここでスパッタ条件としては、Ar:20.0ml/min(Normal) ターゲットパワー:200W で成膜した。
【0078】
このときSi基板のサイズとしては30mm角を使用した。この基板上にインクを滴下しておく。インクはキヤノン株製のBCI−7eBKインクカートリッジに収納されているものを使用した。
【0079】
このインクが滴下された基板をあらかじめ温度を375℃に昇温された大気マッフル炉(ヤマト科学製FP−100)の中に投入する。インクは急激に加熱されるために、投入直後に発泡し周りに飛散してコゲが耐キャビ膜上に付着する。
【0080】
この作業を3回繰り返した後、耐キャビ膜上のコゲをセロハンテープ(ニチバン製・セロテープ(登録商標))で剥離評価を行った。その結果、コゲは剥離しなかった。
(比較例3)
【0081】
コゲの付着性についての評価用サンプルとしてはスパッタ法によりF添加Ta膜を成膜して、膜厚は300nmとした。
【0082】
ここでスパッタ条件としては、Ar:18.5ml/min(Normal) F2:2.0ml/min(Normal) ターゲットパワー:200W で成膜した。
【0083】
この膜について組成分析を行った結果Ta:97at% F:3at%が得られた。
【0084】
このときSi基板のサイズとしては30mm角を使用した。この基板上にインクを滴下しておく。インクはキヤノン株製のBCI−7eBKインクカートリッジに収納されているものを使用した。
【0085】
このインクが滴下された基板をあらかじめ温度を375℃に昇温された大気マッフル炉(ヤマト科学製FP−100)の中に投入する。
【0086】
インクは急激に加熱されるために、投入直後に発泡し周りに飛散してコゲが耐キャビ膜上に付着する。この作業を3回繰り返した後、耐キャビ膜上のコゲをセロハンテープ(ニチバン製・セロテープ(登録商標))で剥離評価を行った。その結果、コゲは剥離しなかった。
【0087】
このように、Irと異なり、Taの場合には、F添加の効果は確認されなかった。
【図面の簡単な説明】
【0088】
【図1】インクジェットヘッドの基体を示す概略平面図である。
【図2】図1のX−X′の一点鎖線で基体を垂直に切断したときの基板の断面図である。
【符号の説明】
【0089】
1001 吐出口
1002 電気熱変換素子
1003 インク流路
1004 基板
1005 発熱抵抗体
1006 電極配線
1007 絶縁膜
1008 流路壁
1009 共通液室
2000 基体
2001 シリコン基板
2002 蓄熱層
2003 層間膜
2004 発熱抵抗層
2005 金属配線
2006 保護層
2007 耐キャビテーション膜
2008 熱作用部
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成18年7月14日(2006.7.14)
【代理人】 【識別番号】100123788
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 昭夫

【識別番号】100106138
【弁理士】
【氏名又は名称】石橋 政幸

【識別番号】100127454
【弁理士】
【氏名又は名称】緒方 雅昭


【公開番号】 特開2008−18668(P2008−18668A)
【公開日】 平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願番号】 特願2006−194055(P2006−194055)