| 【発明の名称】 |
画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉岡 哲也
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| 【要約】 |
【課題】ジョブキャンセルの操作性を向上させる。
【構成】ストップ/クリアキーの押下、又は、ステイタスメニュー画面33Dが表示されているときにポーズキーとして機能する機能キーの押下に応答して、実行中のジョブを一時停止させ、一時停止中及び待機中のジョブリスト画面40Dを表示パネルに表示させ、機能キーの押下に基づくジョブリスト画面40D中の選択項目キャンセル指示に応答して、ジョブキャンセル確認画面43を表示パネルに表示させ、又は、ジョブリスト画面40D表示中の機能キーの押下に応答して、該一時停止を解除するとともにジョブリスト画面40Dより1つ前の画面を表示させ、キャンセル確認画面44での機能キー35の押下に応答して、ジョブリスト画面40D表示へ戻る。また、ストップ/クリアキー42の押下時に、コピーレディー画面31Dが表示パネルに表示されている場合には、コピー部数を1にクリアさせる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 プロセッサと、 該プロセッサに結合され、コピー、プリント、ファクシミリ又は電子メールの送信、及び、ジョブ制御のプログラムが格納される記憶手段と、 該プロセッサに結合され、表示パネルと、実行中のジョブの一時停止指示を受け付けるストップキーを含む操作キーとを備えた操作パネルと、 を有する画像形成装置において、 該ジョブ制御プログラムは該プロセッサに対し、 (a)該ストップキーの押下に応答して、実行中のジョブのうち印刷出力プロセスを、実行中の頁の印刷出力完了後に一時停止させ、 (b)一時停止中及び待機中のジョブリスト画面を該表示パネルに表示させ、 (c)該操作キーの操作に基づく該ジョブリスト画面中の選択項目キャンセル指示に応答して、ジョブキャンセル確認画面を該表示パネルに表示させ、又は、該操作キーの操作に基づくジョブ続行指令に応答して、該一時停止を解除するとともに該ジョブリスト画面より1つ前の画面を表示させ、 (d)該操作キーの操作に基づく該確認画面での肯定応答に応答して、該ステップ(b)へ戻る、 ステップを有することを特徴とする画像形成装置。 【請求項2】 該プログラムはさらに、コピー開始を受け付けるコピーレディー画面と、送信開始を受け付けるセンドレディー画面と、ジョブ状態、ジョブログ及びハードウエアリソースの状態の項目を含むステータスメニュー画面とを該操作キーの操作に応じて選択的に該表示パネルに表示させるプログラムを含み、 該ステップ(a)は、該ジョブ制御プログラムが該プロセッサに対し、 (a1)該ストップキーの押下に応答して、該コピーレディー画面、該センドレディー画面又は該ステータスメニュー画面が該表示パネルに表示されているか否かを判定させ、 (a2)肯定判定した場合に実行中のジョブのうち印刷出力プロセスを、実行中の頁の印刷出力完了後に一時停止させる、 ステップを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項3】 該操作キーは、該表示パネルに隣り合って配設された機能キーをさらに有し、 該ステータスメニュー画面には、該機能キーと隣り合う位置に、該機能キーがポーズ指示用であることが表示され、 該ジョブ制御プログラムは該プロセッサに対し、 (a1’)該機能キーの押下に応答して、該ステータスメニュー画面が該表示パネルに表示されているか否かを判定させる、 ステップをさらに有し、該ステップ(a1’)で肯定判定した場合に該ステップ(a2)へ進ませることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 【請求項4】 該ストップキーは設定値クリアキーとしても用いられ、 該ジョブ制御プログラムは該プロセッサに対し、該ステップ(a)と該ステップ(b)との間に、 (e)該ストップキーの押下時に該コピーレディー画面が該表示パネルに表示されていると判定した場合には、コピー部数を1にクリアさせる、 ステップをさらに有することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。 【請求項5】 該操作キーはスタートキーを含み、 該ジョブ制御プログラムは該プロセッサに対し、 該スタートキーの押下に応答して、該表示パネルに該コピーレディー画面が表示されていれば、コピージョブのスキャンプロセスを起動させ、 該スキャンプロセスの実行中に該ストップキーが押下された場合には、該コピージョブをキャンセルするとともに実行中の頁の用紙を排出させ、該表示パネルに該コピーレディー画面を表示させる、 ステップをさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像形成装置。 【請求項6】 該操作キーはスタートキーを含み、 該ジョブ制御プログラムは該プロセッサに対し、 該スタートキーの押下に応答して、該表示パネルに該センドレディー画面が表示されていれば、センドジョブのスキャンプロセスを起動させ、 該スキャンプロセスの実行中に該ストップキーが押下された場合には、該センドジョブをキャンセルするとともに実行中の頁の用紙を排出させ、該表示パネルに該センドレディー画面を表示させる、 ステップをさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、コピー、プリント、ファクシミリ又は電子メールの送受信、及び、ジョブ管理のプログラムがインストールされた画像形成装置に係り、特に、ジョブキャンセル機能を備えた画像形成装置に関する。 【背景技術】 【0002】 特に小型の画像形成装置では、多機能であり且つ表示パネルのサイズが小さくてタッチパネルでないため、ハードウェアキーの数が多い。ジョブ種毎にストップキーを配設すると、ユーザがキー選択に戸惑うので、ジョブ停止が遅れ、好ましくない。このため、ジョブを停止させるストップキーは、ジョブ種に依存しない1個のみ配設されている。 【0003】 下記特許文献1には、ストップキーの押下に応答して、LCDに「停止する処理を選択してください。」のメッセージを、「コピー」、「送信」及び「他機能」の選択文字列とともに表示させ、停止させたい機能の選択文字列上にユーザがカーソルを移動させ再度ストップキーを押下したことに応答して、その処理のみ停止させる構成が開示されている。 【特許文献1】実開平6−13259号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、上記特許文献1では、「コピー」、「送信」又は「他機能」の機能選択であるので、現在実行中のジョブしか停止させることができず、待機中ジョブをキャンセルすることができない。このため、待機中ジョブキャンセル用のキー及びその専用メニューを設けなければならず、構成が複雑になるとともに、実行中のジョブを停止させるために誤ってキャンセルキーを押下し、ジョブ停止が遅れることがあるという問題が生ずる。 【0005】 また、キャンセルキーはクリアキーと混同し易いので、これらの各々を操作パネルに配設すると、ユーザがキー選択で戸惑うことになる。ストップキーとキャンセルキーとクリアキーを1つのキーで兼用することにより、キー配設個数を低減することができるとともに、ユーザがキー選択で戸惑うのを防止することができる。 【0006】 しかし、実行中ジョブのストップなのか待機中ジョブのキャンセルなのか印刷部数のクリアなのか不明であるので、兼用キー押下後のユーザに対する選択メニュー項目が増加して、操作性が悪化するという問題が生ずる。 【0007】 さらに、上記特許文献1では、現在実行中のジョブを1つ停止させると、その他のジョブが実行状態となり、複数のジョブを停止させるにはジョブの一時停止とその解除が繰り返されることになるので、不要な処理の停止と実行が繰り返され、不要処理実行時間短縮のために操作を急がなければならず、操作性が悪化するという問題がある。 【0008】 本発明の目的は、上記問題点に鑑み、ジョブキャンセル操作においてユーザがキー選択で戸惑うのを防止できるようにするとともに、操作性が向上した画像形成装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0009】 本発明の第1態様では、プロセッサと、 該プロセッサに結合され、コピー、プリント、ファクシミリ又は電子メールの送信、及び、ジョブ制御のプログラムが格納される記憶手段と、 該プロセッサに結合され、表示パネルと、実行中のジョブの一時停止指示を受け付けるストップキーを含む操作キーとを備えた操作パネルと、 を有する画像形成装置において、 該ジョブ制御プログラムは該プロセッサに対し、 (a)該ストップキーの押下に応答して、実行中のジョブのうち印刷出力プロセスを、実行中の頁の印刷出力完了後に一時停止させ、 (b)一時停止中及び待機中のジョブリスト画面を該表示パネルに表示させ、 (c)該操作キーの操作に基づく該ジョブリスト画面中の選択項目キャンセル指示に応答して、ジョブキャンセル確認画面を該表示パネルに表示させ、又は、該操作キーの操作に基づくジョブ続行指令に応答して、該一時停止を解除するとともに該ジョブリスト画面より1つ前の画面を表示させ、 (d)該操作キーの操作に基づく該確認画面での肯定応答に応答して、該ステップ(b)へ戻る、 ステップを有する。 【0010】 本発明による画像形成装置の第2態様では、第1態様において、該プログラムはさらに、コピー開始を受け付けるコピーレディー画面と、送信開始を受け付けるセンドレディー画面と、ジョブ状態、ジョブログ及びハードウエアリソースの状態の項目を含むステータスメニュー画面とを該操作キーの操作に応じて選択的に該表示パネルに表示させるプログラムを含み、 該ステップ(a)は、該ジョブ制御プログラムが該プロセッサに対し、 (a1)該ストップキーの押下に応答して、該コピーレディー画面、該センドレディー画面又は該ステータスメニュー画面が該表示パネルに表示されているか否かを判定させ、 (a2)肯定判定した場合に実行中のジョブのうち印刷出力プロセスを、実行中の頁の印刷出力完了後に一時停止させる、 ステップを有する。 【0011】 本発明による画像形成装置の第3態様では、第2態様において、該操作キーは、該表示パネルに隣り合って配設された機能キーをさらに有し、 該ステータスメニュー画面には、該機能キーと隣り合う位置に、該機能キーがポーズ指示用であることが表示され、 該ジョブ制御プログラムは該プロセッサに対し、 (a1’)該機能キーの押下に応答して、該ステータスメニュー画面が該表示パネルに表示されているか否かを判定させる、 ステップをさらに有し、該ステップ(a1’)で肯定判定した場合に該ステップ(a2)へ進ませる。 【0012】 本発明による画像形成装置の第4態様では、第2又は3態様において、該ストップキーは設定値クリアキーとしても用いられ、 該ジョブ制御プログラムは該プロセッサに対し、該ステップ(a)と該ステップ(b)との間に、 (e)該ストップキーの押下時に該コピーレディー画面が該表示パネルに表示されていると判定した場合には、コピー部数を1にクリアさせる、 ステップをさらに有する。 【0013】 本発明による画像形成装置の第5態様では、第1乃至4態様のいずれか1つにおいて、該操作キーはスタートキーを含み、 該ジョブ制御プログラムは該プロセッサに対し、 該スタートキーの押下に応答して、該表示パネルに該コピーレディー画面が表示されていれば、コピージョブのスキャンプロセスを起動させ、 該スキャンプロセスの実行中に該ストップキーが押下された場合には、該コピージョブをキャンセルするとともに実行中の頁の用紙を排出させ、該表示パネルに該コピーレディー画面を表示させる、 ステップをさらに有する。 【0014】 本発明による画像形成装置の第6態様では、第1乃至4態様のいずれか1つにおいて、該操作キーはスタートキーを含み、 該ジョブ制御プログラムは該プロセッサに対し、 該スタートキーの押下に応答して、該表示パネルに該センドレディー画面が表示されていれば、センドジョブのスキャンプロセスを起動させ、 該スキャンプロセスの実行中に該ストップキーが押下された場合には、該センドジョブをキャンセルするとともに実行中の頁の用紙を排出させ、該表示パネルに該センドレディー画面を表示させる、 ステップをさらに有する。 【発明の効果】 【0015】 上記第1態様の構成によれば、(a)ストップキーの押下に応答して、実行中のジョブのうち印刷出力プロセスを、実行中の頁の印刷出力完了後に一時停止させ、(b)一時停止中及び待機中のジョブリスト画面を表示パネルに表示させ、(c)操作キーの操作に基づく該ジョブリスト画面中の選択項目キャンセル指示に応答して、ジョブキャンセル確認画面を該表示パネルに表示させ、又は、該操作キーの操作に基づくジョブ続行指令に応答して、該一時停止を解除するとともに該ジョブリスト画面より1つ前の画面を表示させ、(d)該操作キーの操作に基づく該確認画面での肯定応答に応答して、該ステップ(b)へ戻る、ステップを有するので、複数のジョブを選択的にキャンセルする場合、ストップキーを1回押下し、ジョブを選択してキャンセルでき、ジョブキャンセル操作においてユーザがキー選択で戸惑うのを防止できるとともに操作性が向上するという効果を奏する。また、ストップキー押下に応答して印刷出力プロセスのみ一時停止させるので、無駄になる可能性のあるハードコピーを一時停止させるとともに、一時停止解除後にハードコピーを続行させる場合に高速出力が可能となるという効果を奏する。 【0016】 上記第2態様の構成によれば、該ステップ(a)が、ジョブ制御プログラムが該プロセッサに対し、(a1)該ストップキーの押下に応答して、コピーレディー画面、センドレディー画面又はステータスメニュー画面が該表示パネルに表示されているか否かを判定させ、(a2)肯定判定した場合に実行中のジョブのうち印刷出力プロセスを、実行中の頁の印刷出力完了後に一時停止させるステップを有するので、ユーザの誤ったストップキー押下による不必要な応答を防止しつつ、ジョブキャンセル要求に応答することができるという効果を奏する。 【0017】 上記第3態様の構成によれば、(a1’)ポーズ表示と隣り合う位置の機能キーの押下に応答して、該ステータスメニュー画面が該表示パネルに表示されているか否かを判定させるステップをさらに有し、該ステップ(a1’)で肯定判定した場合に該ステップ(a2)へ進ませるので、この一時停止用機能キー押下によってもジョブキャンセル要求に応答することができ、操作性が向上するという効果を奏する。 【0018】 上記第4態様の構成によれば、該ステップ(a)と該ステップ(b)との間に、(e)設定値クリアキーとしても用いられる該ストップキーの押下時に該コピーレディー画面が該表示パネルに表示されていると判定した場合には、コピー部数を1にクリアさせるステップをさらに有するので、ユーザは戸惑うことなく、コピー部数クリアのみ又はこれとジョブ一時停止とを、少ない操作ステップ数で行うことができるという効果を奏する。 【0019】 上記第5態様の構成によれば、コピージョブのスキャンプロセス実行中に該ストップキーが押下された場合に、該コピージョブをキャンセルするとともに実行中の頁の用紙を排出させ、該表示パネルに該コピーレディー画面を表示させるステップをさらに有し、一方、コピージョブの印刷出力前且つスキャン中の表示がされているときに該ストップキーが押下された場合にはコピージョブのキャンセルを望む確率が高いと考えられるので、このような特殊なジョブキャンセル処理を、一般的なジョブキャンセル処理を行う上記第1態様と組み合わせることにより、ユーザの操作性がさらに向上するという効果を奏する。 【0020】 上記第6態様の構成によれば、センドジョブのスキャンプロセス実行中に該ストップキーが押下された場合に、該センドジョブをキャンセルするとともに実行中の頁の用紙を排出させ、該表示パネルに該センドレディー画面を表示させるステップをさらに有し、一方、センドジョブの送信出力前且つスキャン中の表示がされているときに該ストップキーが押下された場合にはセンドジョブのキャンセルを望む確率が高いと考えられるので、このような特殊なジョブキャンセル処理を、一般的なジョブキャンセル処理を行う上記第1態様と組み合わせることにより、ユーザの操作性がさらに向上するという効果を奏する。 【0021】 本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。 【実施例1】 【0022】 図5は、本発明の実施例1に係る画像形成装置10のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 【0023】 この画像形成装置10では、MPU11がインタフェース12を介して、ROM13R、NVRAM13N、DRAM13D、ハードディスク14、スキャナ15、プリンタ16、モデム17、NIC18及び操作パネル19に結合されている。図5では、簡単化のため、複数のインタフェースを1つのブロックで示している。 【0024】 ROM13Rには、ブートストラップ及びBIOSが格納されている。NVRAM13Nは、例えばフラッシュメモリであり、これには、オペレーティングシステム(OS)、OSの上層で動作するアプリケーション及びOSの下層で動作する各種デバイスドライバ及び各種設定値が格納されている。このアプリケーションは、画像形成装置10を複合機として機能させるためのものであり、この機能には、コピー、スキャン、プリント及びファクシミリがある。DRAM13Dはワークエリア用であり、ハードディスク14はデータ格納用である。 【0025】 スキャナ15は、コピー及びファックス送信での画像入力用である。プリンタ16は、プリントエンジン、定着器並びに用紙の給紙部、搬送部及び排紙部を備えており、印刷データとして供給されるビットマップデータに基づいてプリントエンジンの感光ドラムに静電潜像を形成し、これをトナーで現像し、用紙に転写し定着させた後に排紙する。モデム17は、ファックス送受信用である。NIC18は、ネットワーク上のホストコンピュータ20に結合されてプリントジョブに用いられる。操作パネル19は、設定値又は指示を入力し、設定画面や状態などを表示させるためのものである。 【0026】 図4は、操作パネル19の平面図である。 【0027】 この操作パネル19では、小型の表示パネル30を備えており、その文字表示サイズは例えば21文字/行×5行と比較的小さい。表示パネル30がパネルタッチパネルで無いことと、画像形成装置10の機能数が多いことから、操作パネル19には多数の操作キーが配設されている。図4中、小さな円形は、キーのオン/オフ表示用LEDである。 【0028】 コピーキー31、センドキー32又はステータス/ジョブキャンセルキー33を押下すると、それぞれ図2に示すようなコピーレディー画面31D、センドレディー画面32D又はステータスメニュー画面33Dが表示される。 【0029】 コピーレディー画面31Dにおいて、1行目はコピーがレディー状態であることを示しており、この状態で図4のスタートキー34を押下すると、コピーレディー画面31Dの2〜4行目に表示された既定値に基づいて、コピージョブが生成される。2行目は、コピー部数が1であることを示している。3行目は、A4横置き原稿をスキャンして給紙段1のA4縦置き用紙にコピーすることを示している。 【0030】 この操作パネル19では一般に、5行目は、図4に示す機能キー35及び36の機能を示しており、機能キー35又は36の押下に応答して、表示パネル30の画面がその機能のものに遷移する。例えば、コピーレディー画面31Dが表示されているときにスタートキー34を押下すると、拡大倍率設定画面に遷移する。4行目には、この押下後に設定した値又は既定値が表示され、図2のコピーレディー画面31Dには"拡大倍率100%"が表示されている。 【0031】 センドレディー画面32Dもコピーレディー画面31Dと同様であり、1行目はデータ送信がレディー状態であることを示している。送信の種類には、電子メールとファクシミリとがあり、3行目の先頭部のアイコンがこの種類を示している。2行目は、同報送信数を示している。3行目は、宛先の番号又はアドレスを示している。機能キー35を押下すると、原稿台上への原稿置き方の設定画面に遷移し、機能キー36を押下すると、送信内容の件名設定画面に遷移する。センドレディー画面32D中の表示"off"は、件名がユーザにより設定されていないので、所定の規則に従って件名が自動付加されることを示している。 【0032】 ステータスメニュー画面33Dは、第1行の画面名と、最後の行の機能キー名(一時停止)との間に、メニュー項目のスクロール部を有し、表示パネル30にはスクロール部のうち3行分のメニュー項目が表示される。スクロールは、図4のアップキー37又はダウンキー38を押下することにより行われる。レフトキー39又はライトキー40を押下すると、反転表示された選択項目が上下に遷移し、エンターキー41を押下すると、選択された項目についての状態表示画面に遷移する。スクロール対象の第1行及び第2行のメニュー項目はそれぞれ、プリントジョブ及びセンドジョブの状態であり、この項目選択後の状態表示画面には、"実行中"又は"待機中"が表示される。スクロール対象の第3行及び第4行のメニュー項目はそれぞれ、終了したプリントジョブ及びセンドジョブのログである。スクロール対象の第5行及び第6行のメニュー項目はそれぞれ、スキャナ及びプリンタの状態であり、この項目選択後の状態表示画面には、"レディー"、"実行中"又は"エラー"が表示される。 【0033】 ここで、画像形成装置10は、ハードウェアリソースが競合しない限り、ジョブを並列実行可能であり、また、ジョブには実行中のものと待機中のものとがあり、しかも複数のジョブ種がある。このため、ユーザが戸惑うことなくジョブをキャンセルし又はコピー部数を容易にクリアできるようにすることが要求される。 【0034】 図4において、ストップ/クリアキー42はジョブのキャンセルに関係した一時停止キーと設定値クリアキーとを兼用している。この兼用により、ユーザがジョブの一時停止、実行中又は待機中のジョブのキャンセル又はコピー部数のクリアをするとき、どのキーを押せばよいのか戸惑うのを防止することができる。 【0035】 図1は、上記ストップ/クリアキー42の押下又は状態メニュー33Dでの機能キー35の押下に応答して開始される処理を示すフローチャートである。以下、カッコ内は図中のステップ識別符号を示す。 【0036】 ここで、表示パネル30の画面は、図2のコピーレディー画面31D、センドレディー画面32D又はステータスメニュー画面33Dの基本画面と、その他の設定画面とに分けられる。 【0037】 (S0)表示パネル30の画面が基本画面である場合にはステップS1へ進み、そうでなければステップS9へ進む。 【0038】 (S1、S2)コピーレディー画面31Dであれば、コピー部数をクリアして"1"にする。 【0039】 (S3)実行中のジョブについて、印刷出力プロセスを一時停止させる。「一時停止」は、実行中の頁の印刷出力が完了した後に行われる。 【0040】 ここで、ジョブは一般に入力プロセス、データ処理プロセス及び出力プロセスからなり、印刷出力プロセス以外は続行させる。例えば、ファクシミリ受信ジョブにおいてファクシミリ受信プロセスと受信データ処理プロセスと受信データ印刷出力プロセスとが並行して実行中の場合、受信データ印刷出力プロセスのみ一時停止させる。コピージョブにおいても印刷出力プロセスのみ一時停止させる。 【0041】 次に、図2に示す一時停止ジョブリスト画面40Dを表示させる。このリストには、一時停止中、実行中(ファクシミリ受信又は電子メール受信)及び待機中の全てのジョブが含まれている。コピー、プリント及び送信のジョブ種は、アイコンで表示される。コピーの場合、原稿のコピーであるのかハードディスク14内のファイルの内容印刷であるのかが区別されて表示される。プリントの場合、プリント対象のファイル名が表示される。送信の場合、ファクシミリ番号又は電子メールアドレスが表示される。 【0042】 一時停止ジョブリスト画面40Dもステータスメニュー画面33Dと同様のスクロール画面であり、リストのスクロール及び項目の選択が同様にして行われる。この場合の機能キー35及び36はそれぞれ、キャンセルキー及びレジュームキーとして用いられる。 【0043】 (S4)機能キー35が押下されるとステップS5へ進み、機能キー36が押下されるとステップS8へ進む。 【0044】 (S5)一時停止ジョブリスト画面40Dで選択された項目のジョブキャンセルの確認を行うために、図2のジョブキャンセル確認画面43を表示パネル30に表示させる。この場合の機能キー35及び36はそれぞれ、このキャンセルに対する"イエス"及び"ノー"の応答を入力するためのものである。 【0045】 (S6)機能キー35が押下されればステップS7へ進み、機能キー36が押下されればステップS1へ戻る。 【0046】 (S7)選択されたジョブをキャンセルするとともに、図2に示すキャンセル中表示画面44を所定時間表示させて、ステップS3へ戻る。これにより、キャンセルしたジョブ以外の一時停止中のジョブがこの一時停止を継続し、該一時停止中のジョブを直ぐにキャンセルすることが可能となるので、複数ジョブのキャンセルを容易に行うことができる。 【0047】 (S8)元の画面(基本画面のいずれか)を表示させるとともに、一時停止しているジョブを続行させ、図1の処理を終了する。 【0048】 (S9)スキャン中であればステップS10へ進み、そうでなければステップS11へ進む。 【0049】 スキャンは、図3(A)に示すコピーレディ画面31D又は図3(B)に示すセンドレディ画面32Dにおいてスタートキー34を押下することにより開始され、それぞれスキャン中画面31S又は32Sが表示される。スキャン中においては、機能キー35がスキャンキャンセルキーとして用いられ、このキーを押下してもステップS10と同じ処理が行われる。 【0050】 (S10)スキャン中のコピージョブ又はセンドジョブをキャンセルし、スキャン中の用紙を排出させて、スキャン前のコピーレディ画面31D又はセンドレディ画面32Dを表示させ、図1の処理を終了する。 【0051】 したがって、この状態でストップ/クリアキー42を押下すると、図1の処理が再開され、ステップS0〜S3と進んで一時停止ジョブリスト画面40Dが表示される。 【0052】 (S11)設定画面であればステップS12へ進み、そうでなければ図1の処理を終了する。 【0053】 (S12)選択されている項目(カーソル位置の項目)の設定値をクリアし、図1の処理を終了する。 【0054】 本実施例1によれば、ストップ/クリアキー42の押下、又は、ステータスメニュー画面33Dが表示されているときにポーズキーとして機能する機能キー35の押下に応答して、実行中のジョブを一時停止させ、一時停止中及び待機中のジョブリスト画面40Dを表示パネル30に表示させ、機能キー35の操作に基づくジョブリスト画面40D中の選択項目キャンセル指示に応答して、ジョブキャンセル確認画面43を表示パネル30に表示させ、又は、ジョブリスト画面40D表示中に機能キー36の押下に応答して、該一時停止を解除するとともにジョブリスト画面40Dより1つ前の画面を表示させ、キャンセル確認画面44での機能キー35の押下に応答して、ジョブリスト画面40Dの表示へ戻るので、複数のジョブを選択的にキャンセルする場合、ストップ/クリアキー42を1回押下し、ジョブを選択してキャンセルでき、ジョブキャンセル操作においてユーザがキー選択で戸惑うのを防止できるとともに操作性が向上するという効果を奏する。また、ストップキー押下に応答して印刷出力プロセスのみ一時停止させるので、無駄になる可能性のあるハードコピーを一時停止させるとともに、一時停止解除後にハードコピーを続行させる場合に高速出力が可能となるという効果を奏する。 【0055】 また、ストップ/クリアキー42の押下に応答して、コピーレディー画面31D、送信レディー画面32D又はステータスメニュー画面33Dが表示パネル30に表示されていれば、実行中のジョブのうち印刷出力プロセスを、実行中の頁の印刷出力完了後に一時停止させるので、ユーザの誤ったストップ/クリアキー42の押下による不必要な応答を防止しつつ、ジョブキャンセル要求に応答することができるという効果を奏する。 【0056】 また、ジョブキャンセル前のポーズ表示に対応した機能キー35の押下によっても、ジョブキャンセル要求に応答することができるので、操作性が向上するという効果を奏する。 【0057】 さらに、ストップ/クリアキー42の押下時に、コピーレディー画面31Dが表示パネル30に表示されている場合には、コピー部数を1にクリアさせるので、ユーザは戸惑うことなく、コピー部数クリアのみ又はこれとジョブ一時停止とを、少ない操作ステップ数で行うことができるという効果を奏する。 【0058】 さらにまた、コピージョブのスキャンプロセス実行中にストップ/クリアキー42又はキャンセル機能キー35が押下された場合に、このコピージョブをキャンセルするとともに実行中の頁の用紙を排出させ、表示パネルにコピーレディー画面を表示させ、一方、コピージョブの印刷出力前且つスキャン中の表示がされているときにこれらいずれかのキーが押下された場合にはコピージョブのキャンセルを望む確率が高いと考えられるので、このような特殊なジョブキャンセル処理を、一般的なジョブキャンセル処理と組み合わせることにより、ユーザの操作性がさらに向上するという効果を奏する。 【0059】 同様に、センドジョブのスキャンプロセス実行中にストップ/クリアキー42又はキャンセル機能キー35が押下された場合に、このセンドジョブをキャンセルするとともに実行中の頁の用紙を排出させ、表示パネルにセンドレディー画面を表示させ、一方、センドジョブの送信出力前且つスキャン中の表示がされているときにこれらいずれかのキーが押下された場合にはセンドジョブのキャンセルを望む確率が高いと考えられるので、このような特殊なジョブキャンセル処理を、一般的なジョブキャンセル処理と組み合わせることにより、ユーザの操作性がさらに向上するという効果を奏する。 【図面の簡単な説明】 【0060】 【図1】本発明の実施例1に係る画像形成装置の、ストップ/クリアキーの押下又は状態メニューでの機能キーの押下に応答して開始される処理を示すフローチャートである。 【図2】図1の処理の説明に供する表示画面とその遷移を示す図である。 【図3】図1の処理の説明に供する他の表示画面とその遷移を示す図である。 【図4】操作パネルの平面図である。 【図5】本発明の実施例1に係る画像形成装置のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 【符号の説明】 【0061】 10 画像形成装置 11 MPU 12 インタフェース 13R ROM 13N NVRAM 13D DRAM 14 ハードディスク 15 スキャナ 16 プリンタ 17 モデム 18 NIC 19 操作パネル 20 ホストコンピュータ 30 表示パネル 31 コピーキー 32 センドキー 33 ステータス/ジョブキャンセルキー 34 スタートキー 35、36 機能キー 37 アップキー 38 ダウンキー 39 レフトキー 40 ライトキー 41 エンターキー 42 ストップ/クリアキー 31D コピーレディー画面 32D センドレディー画面 33D ステータスメニュー画面 40D 一時停止ジョブリスト画面 43 ジョブキャンセル確認画面 44 キャンセル中表示画面
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006150 【氏名又は名称】京セラミタ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月13日(2006.7.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092587 【弁理士】 【氏名又は名称】松本 眞吉
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| 【公開番号】 |
特開2008−18622(P2008−18622A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月31日(2008.1.31) |
| 【出願番号】 |
特願2006−192573(P2006−192573) |
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