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【発明の名称】 液滴吐出装置
【発明者】 【氏名】木林 進

【要約】 【課題】清掃部材による回転体の清掃不良を抑制することを目的とする。

【構成】記録ヘッド32は、予備吐出の際、搬送ベルト28上に予備吐出パターンPを形成する。この予備吐出パターンPでは、ベルト幅方向に並んだ数ドットのインク滴Iで構成される直線Lがベルト幅方向に並び、且つベルト幅方向に隣り合った一対の直線Lがベルト回転方向にオフセットしている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
前記液滴吐出ヘッドと対向する回転体と、
前記回転体に接触して前記回転体を清掃する清掃部材と、を有しており、
前記液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、前記回転体の回転方向と直交する方向に沿って延びる複数本の線が、前記回転体の回転方向と略直交する方向に並び、且つ、前記回転体の回転方向と直交する方向に隣り合う一対の前記線が、前記回転体の回転方向にオフセットした予備吐出パターンを前記回転体上に形成することを特徴とする液滴吐出装置。
【請求項2】
液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
前記液滴吐出ヘッドと対向する回転体と、
前記回転体に接触して前記回転体を清掃する清掃部材と、を有しており、
前記液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、前記回転体の回転方向に対して傾斜した複数本の線が、前記回転体の回転方向と略直交する方向に並んだ予備吐出パターンを前記回転体上に形成することを特徴とする液滴吐出装置。
【請求項3】
前記予備吐出パターンが、前記回転体の回転方向へ複数列、前記回転体の回転方向と直交する方向の位相をずらして配列されたことを特徴とする請求項2に記載の液滴吐出装置。
【請求項4】
液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
前記液滴吐出ヘッドと対向する回転体と、
前記回転体に接触して前記回転体を清掃する清掃部材と、を有しており、
前記液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、前記回転体の回転方向と略直交する方向へジグザグ状に延びる予備吐出パターンを前記回転体上に形成することを特徴とする液滴吐出装置。
【請求項5】
液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
前記液滴吐出ヘッドと対向する回転体と、
前記回転体に接触して前記回転体を清掃する清掃部材と、を有しており、
前記液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、前記回転体の回転方向下流側から見てV字状の複数のパターンが、前記回転体の回転方向と略直交する方向に並び、且つ、前記回転体の回転方向と直交する方向に隣り合う一対の前記パターンが、前記回転体の回転方向にオフセットした予備吐出パターンを前記回転体上に形成することを特徴とする液滴吐出装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、液滴を吐出する液滴吐出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
液滴吐出装置としてのインクジェットプリンタでは、記録媒体を搬送する搬送部材や、インク滴による画像を形成される中間転写体等の回転体に向けて、ノズルの目詰まりを防止すること等を目的とした画像形成とは無関係のインク滴の吐出(所謂、予備吐出)を行い、回転体に付着したインクを清掃部材としてのブレードによって清掃することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところで、回転体に付着したインク滴をブレードによって掻き取る際、複数ドットのインク滴が集まるが、複数ドットのインク滴が集まってできたインク滴が大きい程、ブレードと回転体との接触部に溜り易いことが確認されている。特に凝集剤等を含む処理液を用いたインクジェットプリンタでは、回転体上でインクと処理液とが混ざり合って増粘するので、ブレードと回転体との接触部にインクが溜り易い。そして、ブレードと回転体との接触部にインクが溜った状態で回転体の清掃が続けられると、ブレードと回転体との間をインクがすり抜ける清掃不良が発生することが確認されている。
【特許文献1】特開2001−179953号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、清掃部材による回転体の清掃不良を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドと対向する回転体と、前記回転体に接触して前記回転体を清掃する清掃部材と、を有しており、前記液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、前記回転体の回転方向と直交する方向に沿って延びる複数本の線が、前記回転体の回転方向と略直交する方向に並び、且つ、前記回転体の回転方向と直交する方向に隣り合う一対の前記線が、前記回転体の回転方向にオフセットした予備吐出パターンを前記回転体上に形成することを特徴とする。
【0006】
請求項1に記載の液滴吐出装置では、液滴吐出ヘッドが、互いに対向する回転体上に、予備吐出(ノズルの目詰まりを防止すること等を目的とした画像形成に無関係の液体の吐出)を行う。そして、回転体上に付着した液滴が、回転体に接触した清掃部材によって清掃される。
【0007】
ここで、液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、液滴によるパターンである予備吐出パターンを回転体上に形成する。この予備吐出パターンでは、回転体の回転方向と直交する方向に沿って延びる複数本の線が、回転体の回転方向と略直交する方向に並び、且つ、回転体の回転方向と直交する方向に隣り合う一対の前記線が、回転体の回転方向にオフセットしている。
【0008】
このため、清掃部材が回転体を清掃する際、1本の線を構成する複数の液滴は、一体となるが、隣の線を構成する複数の液滴から離れており、隣の線を構成する複数の液滴とは一体にならないので、清掃部材と回転体との接触部において液滴が一定の大きさ以上にはならない。
【0009】
従って、清掃部材と回転体との接触部において液滴が過剰に拡大しないようにコントロールできるので、従来と比較して、清掃部材と回転体との接触部に液体が溜ることを抑制でき、清掃部材による回転体の清掃不良を抑制できる。
【0010】
請求項2に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドと対向する回転体と、前記回転体に接触して前記回転体を清掃する清掃部材と、を有しており、前記液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、前記回転体の回転方向に対して傾斜した複数本の線が、前記回転体の回転方向と略直交する方向に並んだ予備吐出パターンを前記回転体上に形成することを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の液滴吐出装置では、液滴吐出ヘッドが、互いに対向する回転体上に、予備吐出を行う。そして、回転体上に付着した液滴が、回転体に接触した清掃部材によって清掃される。
【0012】
ここで、液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、液滴によるパターンである予備吐出パターンを回転体上に形成する。この予備吐出パターンでは、回転体の回転方向に対して傾斜した複数本の線が、回転体の回転方向と略直交する方向に並んでいる。
【0013】
このため、清掃部材が回転体を清掃する際、1本の線を構成する複数の液滴は一体となるが、隣の線を構成する複数の液滴から離れており、隣の線を構成する複数の液滴とは一体にならないので、清掃部材と回転体との接触部において液滴が一定の大きさ以上にはならない。
【0014】
これによって、清掃部材と回転体との接触部において液滴が過剰に拡大しないようにコントロールできるので、従来と比較して、清掃部材と回転体との接触部に液体が溜ることを抑制でき、清掃部材による回転体の清掃不良を抑制できる。
【0015】
請求項3に記載の液滴吐出装置は、請求項2に記載の液滴吐出装置であって、前記予備吐出パターンが、前記回転体の回転方向へ複数列、前記回転体の回転方向と直交する方向の位相をずらして配列されたことを特徴とする。
【0016】
請求項3に記載の液滴吐出装置では、請求項2に記載の液滴吐出装置において形成される予備吐出パターンが、回転体の回転方向へ複数列、回転体の回転方向と直交する方向の位相をずらして配列されている。
【0017】
このため、清掃部材が回転体を清掃する際、1本の線を構成する複数の液滴が集まる位置と該線と回転体の回転方向に隣り合った線を構成する複数の液滴が集まる位置とが、回転体の回転方向と直交する方向にずれるので、回転体の回転方向に隣り合った一対の線を構成する複数の液滴が分離する。
【0018】
請求項4に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドと対向する回転体と、前記回転体に接触して前記回転体を清掃する清掃部材と、を有しており、前記液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、前記回転体の回転方向と略直交する方向へジグザグ状に延びる予備吐出パターンを前記回転体上に形成することを特徴とする。
【0019】
請求項4に記載の液滴吐出装置では、液滴吐出ヘッドが、互いに対向する回転体上に、予備吐出を行う。そして、回転体上に付着した液滴が、回転体に接触した清掃部材によって清掃される。
【0020】
ここで、液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、液滴によるパターンである予備吐出パターンを回転体上に形成する。この予備吐出パターンは、回転体の回転方向と略直交する方向へジグザグ状に延びている。
【0021】
このため、清掃部材が回転体を清掃する際、回転体の回転方向上流側で合流する一対の線を構成する複数の液滴は一体となるが、その他の線を構成する複数の液滴とは一体にならないので、清掃部材と回転体との接触部において液滴が一定の大きさ以上にはならない。
【0022】
これによって、清掃部材と回転体との接触部において液滴が過剰に拡大しないようにコントロールできるので、従来と比較して、清掃部材と回転体との接触部に液体が溜ることを抑制でき、清掃部材による回転体の清掃不良を抑制できる。
【0023】
請求項5に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドと対向する回転体と、前記回転体に接触して前記回転体を清掃する清掃部材と、を有しており、前記液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、前記回転体の回転方向下流側から見てV字状の複数のパターンが、前記回転体の回転方向と略直交する方向に並び、且つ、前記回転体の回転方向と直交する方向に隣り合う一対の前記パターンが、前記回転体の回転方向にオフセットした予備吐出パターンを前記回転体上に形成することを特徴とする。
【0024】
請求項5に記載の液滴吐出装置では、液滴吐出ヘッドが、互いに対向する回転体上に、予備吐出を行う。そして、回転体上に付着した液滴が、回転体に接触した清掃部材によって清掃される。
【0025】
ここで、液滴吐出ヘッドは、予備吐出の際、液滴によるパターンである予備吐出パターンを回転体上に形成する。この予備吐出パターンでは、回転体の回転方向下流側から見てV字状の複数のパターンが、回転体の回転方向と略直交する方向に並び、且つ、回転体の回転方向と直交する方向に隣り合う一対のパターンが、回転体の回転方向にオフセットしている。
【0026】
即ち、複数の液滴によって形成されるV字状のパターンが、回転体の回転方向と直交する方向に間隔を空けて形成されるので、回転体の回転方向と直交する方向に隣合った一対の線を構成する複数の液滴が一体にならない。
【発明の効果】
【0027】
本発明は上記構成にしたので、清掃部材による回転体の清掃不良を抑制することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。なお、回転体としての搬送ベルト28の回転方向(以下、ベルト回転方向という)を図中矢印Aで示している。
【0029】
図1には、本実施形態の液滴吐出装置としてのインクジェット記録装置12が示されている。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙Pをピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。
【0030】
給紙トレイ16の上方には、回転体としての無端状の搬送ベルト28が、駆動ロール24及び従動ロール26、27、29に張架されている。駆動ロール24と従動ロール26とが、略水平に配設され、その下方で、従動ロール27、29が略水平に配設されている。
【0031】
また、搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、駆動ロール24と従動ロール26との間の搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙Pは、搬送ベルト28で保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
【0032】
記録ヘッドアレイ30は、本実施形態では、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つの液滴吐出ヘッドとしてのインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)32がベルト回転方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。
【0033】
各記録ヘッド32は、ヘッド駆動回路(図示省略)によって駆動される。ヘッド駆動回路は、たとえば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号を記録ヘッド32に送る構成である。
【0034】
また、記録ヘッドアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録したり、記録ヘッド32の不具合を記録結果に反映させないようにしたりできる。
【0035】
記録ヘッドアレイ30の両側には、それぞれの記録ヘッド32に対応した4つのメンテナンスユニット34が配置されている。図2に示すように、記録ヘッド32に対してメンテナンスを行う場合には、記録ヘッドアレイ30が上方へ移動され、搬送ベルト28との間に構成された間隙にメンテナンスユニット34が移動して入り込む。そして、ノズル面に対向した状態で、所定のメンテナンス動作(吸引、ワイピング、キャッピング等)を行う。
【0036】
また、記録ヘッドアレイ30の上方には、各色のインクを貯留するインクタンク35が配置されている。各インクタンク35には、各記録ヘッド32が接続されている。
【0037】
図3に示すように、記録ヘッドアレイ30のベルト回転方向上流側には、電源38が接続された帯電ロール36が配置されている。帯電ロール36は、従動ロール26との間で搬送ベルト28及び用紙Pを挟みつつ従動し、用紙Pを搬送ベルト28に押圧する。この際、接地された従動ロール26との間に所定の電位差が生じるため、用紙Pに電荷を与えて用紙Pを搬送ベルト28に静電吸着させることができる。
【0038】
記録ヘッドアレイ30のベルト回転方向下流側には、剥離爪40が配置されており、用紙Pを搬送ベルト28から剥離させる。剥離された用紙Pは、剥離爪40の下流側で排出経路44を構成する複数の排出ローラ対42で搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
【0039】
また、剥離爪40のベルト回転方向下方には、ベルトクリーニングユニット48が配置されている。このベルトクリーニングユニット48は、搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に接触し、搬送ベルト28に付着したインク等を掻き取る、清掃部材としてのブレード49と、ブレード49によって搬送ベルト28から掻き取られたインク等を回収する回収ボックス51とを備えている。なお、回収ボックス51の底部には、吸収体53が敷き詰められており、ブレード49から滴下する液体が吸収体53に吸収される。
【0040】
また、ベルトクリーニングユニット48のベルト回転方向下流側には、接地された除電ロール62が配置されている。除電ロール62は、接地された従動ロール27との間で搬送ベルト28を挟みつつ従動し、搬送ベルト28上の電荷を除去する。
【0041】
ところで、各色の記録ヘッド32は、ノズルの目詰まりを防止すること等を目的として画像形成とは無関係のインク滴の吐出(以下、予備吐出という)を、数秒〜数十秒毎に1回、1回毎に数発〜数十発、搬送ベルト28に向けて行う。
【0042】
各色の記録ヘッド32は、複数のノズルがベルト回転方向と直交する方向(以下、ベルト幅方向という)に沿って配列されており、予備吐出の際、全ノズルからインク滴を吐出する。ここで、インク滴の吐出が、全ノズルから同時に行われるわけではなく、所定個数ずつタイミングをずらして行われる。
【0043】
詳細には、まず、ノズルからのインク滴の吐出が、数個(例えば4個)おきに数個ずつ(例えば4個)、同時に行われ、次に、最初に吐出しなかったノズルからのインク滴の吐出が同時に行われるということが、複数回(例えば3回)繰り返して行われる。これによって、予備吐出の際、図4(A)に示すように、搬送ベルト28に付着したインク滴によるパターン(以下、予備吐出パターンという)Pが形成される。
【0044】
この予備吐出パターンPでは、ベルト幅方向に並んだ数ドット(例えば、図示するように4ドット)のインク滴Iからなる所定長さL(数mm)の複数本の直線Lが、ベルト幅方向に配列され、且つ、ベルト幅方向へ配列された複数本の直線Lからなる列が、ベルト回転方向に複数列(例えば、図示するように6列)配列されている。
【0045】
ここで、図4(B)に示すように、各列を構成する複数本の直線Lは、所定間隔Lで配列され、且つ、ベルト幅方向に隣り合う一対の直線Lが、ベルト回転方向へオフセットされている。
【0046】
このため、図4(C)に示すように、ブレード49がインク滴Iを清掃する際、1本の直線Lを構成する数ドットのインク滴Iは、一体となって大きくなるが、ベルト幅方向に隣り合った一対の直線Lがベルト回転方向にオフセットされ、互いに離れており、該一対の直線Lを構成する数ドットのインク滴Iが一体にならないようになっているので、ブレード49と搬送ベルト28との接触部におけるインク滴の大きさが、一定の大きさを超えることは無い。
【0047】
これによって、ブレード49と搬送ベルト28との接触部においてインク滴が過剰に拡大しないようにコントロールでき、ブレード49と搬送ベルト28との接触部に溜ることなくブレード49から流れ落ちるような大きさにすることが可能なので、従来と比較して、ブレード49と搬送ベルト28との接触部にインクが溜ることを抑制でき、ブレード49による搬送ベルト28の清掃不良を抑制できる。
【0048】
なお、インクが水性インクである場合、搬送ベルト28やブレード49の撥水性が高ければ高いほど、ブレード49上でのインクの流動性が高くなる。このため、搬送ベルト28上にシリコーンオイル等の撥水性を有する液体を塗布することで、ブレード49と搬送ベルト28との接触部にインクが溜ることをさらに抑制できる。
【0049】
また、本実施形態では、複数本の直線Lをベルト回転方向と直交する方向へ並べたが、本実施形態と同様の効果が得られる範囲内であれば、複数本の直線Lが並ぶ方向を、ベルト回転方向と直交する方向に対して傾斜させても良い。
【0050】
次に、予備吐出パターンPの第1の変形例について説明する。
【0051】
図5(A)に示すように、この予備吐出パターンPでは、ベルト幅方向に対して所定角度α(例えば45度)で傾斜する方向に並んだ複数ドット(例えば、図示するように12ドット)のインク滴Iからなる所定長さB(ベルト回転方向長さであり、例えば5mm)の複数本の直線Lが、所定周期A(例えば5mm)でベルト幅方向へ配列され、且つ、ベルト幅方向へ並んだ複数本の直線Lからなる列が、ベルト回転方向へ複数列(例えば、図示するように3列)配列されている。
【0052】
この予備吐出パターンPを形成する際、記録ヘッド32は、ノズルからのインク滴の吐出を、数個(例えば図示するように5個)おきに数個(例えば図示するように2個)ずつ同時に行い、順次、吐出するノズルをベルト幅方向の一側へ1個ずつずらしていくことで、最終的に全ノズルからインク滴を数発ずつ吐出する。
【0053】
ここで、図5(B)に示すように、各直線Lでは、ベルト幅方向に並んだ数ドット(例えば、図示するように2ドット)のインク滴Iからなる列がベルト回転方向に数列(例えば、図示するように6列)並んでおり、各列が、1ドットずつベルト幅方向の一側へずれている。また、各列を構成する複数本の直線Lは、ベルト幅方向へオフセットして配列されている。さらに、各列は、ベルト回転方向に間隔を空けて配列されている。
【0054】
このため、図5(C)に示すように、ブレード49がインク滴Iを清掃する際、数ドットのインク滴Iの一体化が、ベルト幅方向に所定周期Aで並んだ基点を基準として開始されるので、一体化した数ドットのインク滴Iが、ベルト幅方向へ周期的に並ぶ。これによって、ベルト幅方向に隣り合った一対の直線Lを構成する数ドットのインク滴が一体になることが無く、ブレード49と搬送ベルト28との接触部においてインク滴の大きさが、一定の大きさを超えることが無い。
【0055】
即ち、ブレード49と搬送ベルト28との接触部においてインク滴が過剰に拡大しないようにコントロールでき、ブレード49と搬送ベルト28との接触部に溜ることなくブレード49から流れ落ちるような大きさにすることが可能なので、従来と比較して、ブレード49と搬送ベルト28との接触部にインクが溜ることを抑制でき、ブレード49による搬送ベルト28の清掃不良を抑制できる。
【0056】
なお、上記の所定角度α、所定周期A、所定長さBは、インクの粘度、搬送ベルト28の撥水性等に応じて適宜最適化すれば良い。この際、所定角度αを大きくすると、一体化した数ドットのインク滴Iの位置が安定し、一体化したインク滴の大きさが安定する。一方、所定角度αを小さくすると、所定長さBが短くなり、予備吐出パターンの面積が狭くなるので、予備吐出の時間を短縮でき、画像形成のインターバルの間に予備吐出を行う際には、生産性を向上できる。
【0057】
また、本実施形態では、複数本の直線Lをベルト回転方向と直交する方向へ並べたが、本実施形態と同様の効果が得られる範囲内であれば、複数本の直線Lが並ぶ方向を、ベルト回転方向と直交する方向に対して傾斜させても良い。
【0058】
次に、予備吐出パターンPの第2の変形例について説明する。
【0059】
図6(A)に示すように、この予備吐出パターンPでは、ベルト幅方向に沿ってジグザグ状に延びる線L´が、ベルト回転方向に複数列(例えば、図示するように3列)略平行に配列されている。この線L´は、ベルト回転方向に対する傾斜方向が異なる2種類の直線Lが繋がった構成となっている。
【0060】
このため、ブレード49がインク滴Iを掻き取る際、図6(B)に示すように、数ドットのインク滴Iの一体化が開始する位置が所定周期でベルト幅方向に並ぶと共に、数ドットのインク滴Iの一体化が終了する位置も所定周期でベルト幅方向に並ぶ。従って、ブレード49の搬送ベルト28との接触部における一体化した数ドットのインク滴Iの位置が、上述の予備吐出パターンPの第1の変形例よりも安定する。
【0061】
また、一対の直線Lを構成する数ドットのインク滴Iを1箇所に集めることができるので、数ドットが一体化したインク滴Iを比較的大きくしたい場合には、有効である。
【0062】
さらに、隣り合った線L´では、一方の線L´の中で最も他方の線L´よりに位置するインク滴Iと、他方の線L´の中で最も一方の列よりに位置するインク滴Iとが、ベルト幅方向にずれるので、ベルト回転方向下流側の線L´の数ドットのインク滴Iの一体化が終了する位置と、ベルト回転方向上流側の線L´の数ドットのインク滴Iの一体化が開始する位置とが、ベルト幅方向にずれる。
【0063】
このため、ベルト回転方向に隣り合った一対の直線Lを構成する数ドットのインク滴Iが一体にならないので、図示するように、一方の線L´の中で最も他方の線L´よりに位置するインク滴Iと、他方の線L´の中で最も一方の線L´よりに位置するインク滴Iとのベルト回転方向の間隔をゼロにする等、ベルト回転方向に隣り合った一対の直線Lの間隔を狭めることが可能となる。従って、予備吐出パターンPの面積を狭くできるので、予備吐出の時間を短縮でき、画像形成のインターバルの間に予備吐出を行う際には、生産性を向上できる。
【0064】
なお、本実施形態では、直線L´をベルト回転方向と直交する方向へ延在させたが、本実施形態と同様の効果が得られる範囲内であれば、直線L´が延在する方向を、ベルト回転方向と直交する方向に対して傾斜させても良い。
【0065】
次に、予備吐出パターンPの第3の変形例について説明する。
【0066】
図7(A)に示すように、この予備吐出パターンPでは、第1の変形例と同様、ベルト幅方向に対して所定角度で傾斜する方向に並んだ数ドットのインク滴Iからなる複数本の直線Lが、所定周期でベルト幅方向に並び、且つ、ベルト幅方向へ配列された複数本の直線Lからなる列が、ベルト回転方向へ複数列(例えば、図示するように3列)配列されている
ここで、図7(B)に示すように、隣り合った列の直線Lは、ベルト幅方向の位相が一側へずれている。このため、隣り合った列では、一方の列の中で最も他方の列よりに位置するインク滴Iと、他方の列の中で最も一方の列よりに位置するインク滴Iとが、ベルト幅方向にずれるので、ベルト回転方向下流側の列の数ドットのインク滴Iの一体化が終了する位置と、ベルト回転方向上流側の列の数ドットのインク滴Iの一体化が開始する位置とが、ベルト幅方向にずれる。
【0067】
このため、ベルト回転方向に隣り合った一対の直線Lを構成する数ドットのインク滴Iが一体にならないので、図示するように、一方の列の中で最も他方の列よりに位置するインク滴Iと、他方の列の中で最も一方の列よりに位置するインク滴Iとのベルト回転方向の間隔をゼロにする等、ベルト回転方向に隣り合った一対の直線Lの間隔を狭めることが可能となる。従って、予備吐出パターンPの面積を狭くできるので、予備吐出の時間を短縮でき、画像形成のインターバルの間に予備吐出を行う際には、生産性を向上できる。
【0068】
なお、本実施形態では、複数本の直線Lをベルト回転方向と直交する方向へ並べたが、本実施形態と同様の効果が得られる範囲内であれば、複数本の直線Lが並ぶ方向を、ベルト回転方向と直交する方向に対して傾斜させても良い。
【0069】
次に、予備吐出パターンの第4の変形例について説明する。
【0070】
図8(A)に示すように、この予備吐出パターンPでは、ベルト回転方向下流側から見てV字状のパターンP´が、ベルト幅方向に配列され、且つ、ベルト幅方向へ配列された複数のパターンP´からなる列が、ベルト回転方向に複数列(例えば、図示するように6列)配列されている。
【0071】
ここで、各列を構成する複数のパターンP´は、所定間隔Lで配列され、且つ、ベルト幅方向に隣り合う一対のパターンP´が、ベルト回転方向へオフセットされている。
【0072】
このため、図8(B)に示すように、上述の第3の変形例と同様、隣り合った列では、一方の列の中で最も他方の列よりに位置するインク滴Iと、他方の列の中で最も一方の列よりに位置するインク滴Iとが、ベルト幅方向にずれる。これによって、ベルト回転方向下流側の列の数ドットのインク滴Iの一体化が終了する位置と、ベルト回転方向上流側の列の数ドットのインク滴Iの一体化が開始する位置とが、ベルト幅方向にずれるので、ベルト回転方向に隣り合った一対の直線Lを構成する数ドットのインク滴Iが一体にならない。
【0073】
また、各列では、V字状のパターンP´が、ベルト幅方向に間隔を空けて形成されており、ベルト幅方向に隣り合った一対のパターンP´を構成する数ドットのインク滴Iの一体化が終了する位置がベルト幅方向に離れるので、ベルト幅方向に隣り合った一対のパターンP´を構成する数ドットのインク滴Iが一体にならない。
【0074】
なお、本実施形態では、複数のパターンP´をベルト回転方向と直交する方向へ並べたが、本実施形態と同様の効果が得られる範囲内であれば、複数のパターンP´が並ぶ方向を、ベルト回転方向と直交する方向に対して傾斜させても良い。
【0075】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。また、回転体としての中間転写ドラム104の回転方向(以下、ドラム回転方向という)を図中矢印Aで示している。
【0076】
図9、図10に示すように、本実施形態の液滴吐出装置としてのインクジェット記録装置100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、黒(K)、シアン(C)の4色のインクで用紙Pにフルカラー画像を形成するフルカラープリンタである。また、インクジェット記録装置100は、所謂オフセット印刷方式を用いたプリンタであり、記録ヘッドアレイ30が、中間転写ドラム104に向けてインクを吐出して一旦中間転写ドラム104上にインク像を形成し、中間転写ドラム104から用紙Pにインク像を転写する。
【0077】
インクジェット記録装置100の最下部には、給紙トレイ16が挿抜可能に設けられている。この給紙トレイ16には、用紙Pが積載されており、最上位の用紙Pにはピックアップロール18が接触している。用紙Pは、ピックアップロール18によって1枚ずつ給紙トレイ16から搬送方向下流側へ給紙され、搬送経路に沿って順に配設された搬送ロール109、120、121、123、125によって印字部122へ給紙される。なお、搬送ロール123、125は、用紙Pのインク像を転写される面に接触するロールがスターホイールとなっている。
【0078】
印字部122では、中間転写ドラム104が搬送経路に面して配設され、記録ヘッドアレイ30が中間転写ドラム104の上方に配設され、また、メンテナンスユニット34が記録ヘッドアレイ30に近接されている。
【0079】
図9に示すように、記録ヘッドアレイ30は、インク滴吐出時に、中間転写ドラム104に接近する。また、図10に示すように、記録ヘッドアレイ30は、メンテナンス時に、中間転写ドラム104から遠ざかって中間転写ドラム104との間にメンテナンスユニット24が入り込むスペースを確保する。
【0080】
また、図9に示すように、メンテナンスユニット34は、画像形成時に、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEの外側に退避する。また、図10に示すように、メンテナンスユニット34は、非画像形成時に、吐出領域SEに侵入する。
【0081】
また、図9、図10に示すように、中間転写ドラム104の搬送経路側には、搬送方向上流側から順に帯電ロール128、除電ロール130、及び剥離爪132が接触している。帯電ロール128は、用紙Pを中間転写ドラム104に押圧しながら搬送すると共に用紙Pに電荷を与えることで、用紙Pを中間転写ドラム104に静電吸着させ、インク像を用紙Pに転写させる。また、除電ロール130は、用紙Pを搬送しながら用紙Pの電荷を除去することで、用紙Pと中間転写ドラム104との静電吸着を解除する。そして、剥離爪132は、用紙Pを中間転写ドラム104から剥離する。
【0082】
そして、剥離爪132の搬送方向下流側には、搬送方向上流側から順に搬送ロール127、129、131、133、135、137、139が配置されている。搬送ロール127、133、135、137、139は、用紙Pのインク像が転写された面に接触するロールがスターホイールとなっており、用紙Pのインク像が転写された面とロールとの接触が少なくなっている。
【0083】
また、インクタンク35の上方には排紙トレイ46が配置され、この排紙トレイ46の側方には搬送ロール139が配置されている。即ち、搬送ロール139によって用紙Pが排紙トレイ46上に排出される。
【0084】
図11に示すように、剥離爪132よりドラム回転方向下流側且つ記録へッドアレイ30よりドラム回転方向上流側には、ドラムクリーニングユニット148が配置されている。このドラムクリーニングユニット148は、中間転写ドラム104の周面に接触し、用紙Pに転写されずに中間転写ドラム104に残留したインク等を掻き取るブレード49と、ブレード49によって中間転写ドラム104から掻き取られたインク等を回収する回収ボックス51とを備えている。なお、回収ボックス51の底部には、吸収体53が敷き詰められており、ブレード49から滴下する液体を吸収する。
【0085】
ここで、図12(A)、図13(A)に示すように、第1実施形態と同様、記録ヘッド32は、予備吐出の際、中間転写ドラム104の周面に予備吐出パターンPを形成する。これによって、図12(B)、図13(B)ブレード49がインク滴Iを清掃する際、1本の直線Lを構成する数ドットのインク滴Iは、一体となって大きくなるが、ベルト幅方向に隣り合った直線Lを構成する数ドットのインク滴Iから離れており、ベルト幅方向に隣り合った直線Lを構成する数ドットのインク滴Iとは一体にならないようになっているので、ブレード49と中間転写ドラム104との接触部におけるインク滴の大きさが、一定の大きさを超えることは無い。
【0086】
即ち、ブレード49と中間転写ドラム104との接触部においてインク滴が過剰に拡大しないようにコントロールでき、ブレード49と中間転写ドラム104との接触部に溜ることなくブレード49から流れ落ちるような大きさにすることが可能なので、従来と比較して、ブレード49と中間転写ドラム104との接触部にインクが溜ることを抑制でき、ブレード49による中間転写ドラム104の清掃不良を抑制できる。
【0087】
なお、第1、第2実施形態では、インクジェット記録装置を例に取って本発明を説明したが、本発明は、インクジェット記録装置に限らず、高分子フィルム上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成など、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出装置一般に対して、適用可能である。
【0088】
また、本発明の液滴吐出装置における「液滴吐出ヘッド」には、記録媒体や回転体等に向けて液滴を吐出する手段であれば広く含まれる。例えば、用紙Pの幅よりも短尺で用紙Pの幅方向に移動しながらインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドなどが含まれる。
【0089】
また、本発明の液滴吐出装置における「回転体」には、液滴吐出ヘッドから吐出された液滴が付着する部材であれば広く含まれる。例えば、記録媒体を周面で保持して回転するドラムや、中間転写ベルトなどが含まれる。
【0090】
また、本発明の液滴吐出装置における「清掃部材」には、回転体に付着した液滴を清掃する手段であれば広く含まれる。
【0091】
また、本発明の液滴吐出装置において形成される予備吐出パターンの「線」には、直線以外に湾曲した線なども含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0092】
【図1】本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す側面図である。
【図4】(A)は、本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置における予備吐出パターンを示す図、(B)、(C)は、ブレードによるインク滴の清掃状態を示す拡大図である。
【図5】(A)は、図5(A)に示す予備吐出パターンの第1の変形例を示す図、(B)、(C)は、ブレードによるインク滴の清掃状態を示す拡大図である。
【図6】(A)は、図5(A)に示す予備吐出パターンの第2の変形例を示す図、(B)は、ブレードによるインク滴の清掃状態を示す拡大図である。
【図7】(A)は、図5(A)に示す予備吐出パターンの第3の変形例を示す図、(B)は、ブレードによるインク滴の清掃状態を示す拡大図である。
【図8】(A)は、図5(A)に示す予備吐出パターンの第4の変形例を示す図、(B)は、ブレードによるインク滴の清掃状態を示す拡大図である。
【図9】本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。
【図10】本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。
【図11】本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す側面図である。
【図12】(A)は、本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置における予備吐出パターンを示す図、(B)は、ブレードによるインク滴の清掃状態を示す拡大図である。
【図13】(A)は、本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置における予備吐出パターンを示す図、(B)は、ブレードによるインク滴の清掃状態を示す拡大図である。
【符号の説明】
【0093】
12 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
28 搬送ベルト(回転体)
32 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
49 ブレード(清掃部材)
100 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
104 中間転写ドラム(回転体)
P 予備吐出パターン
L 直線(線)
【出願人】 【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
【出願日】 平成18年7月11日(2006.7.11)
【代理人】 【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳

【識別番号】100084995
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 和詳

【識別番号】100085279
【弁理士】
【氏名又は名称】西元 勝一

【識別番号】100099025
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 浩志


【公開番号】 特開2008−18565(P2008−18565A)
【公開日】 平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願番号】 特願2006−190517(P2006−190517)