| 【発明の名称】 |
画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】稲葉 道夫
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| 【要約】 |
【課題】外部メモリによって設定の更新を行う場合に、ユーザが外部メモリを外し忘れた場合の不具合の発生を防止する。
【構成】USBメモリにより設定の更新を行う場合に、USBメモリが装着状態であることを検出し、USBメモリが取り外されたことを条件として、設定情報の書き換えから再起動までの動作が行われる。これにより、USBメモリが装着されたままで、設定情報の書き換えや再起動が繰り返される不具合が発生することを防止できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 設定情報を記憶する内蔵記憶手段と、 設定更新用情報を記憶した外部メモリが着脱可能に接続されるメモリ接続部と、 前記メモリ接続部に対する外部メモリの装着状態を検出する検出手段と、 前記外部メモリに記憶された設定更新用情報に基づいて前記内蔵記憶手段に記憶された設定情報を書き換える設定更新手段と、 前記検出手段により前記外部メモリが装着状態であることが検出された場合に、前記外部メモリが前記メモリ接続部から外されたことを条件として、前記設定更新手段により前記設定情報の書き換えを実行した後に当該画像形成装置の再起動を実行する制御手段と、 を備えた画像形成装置。 【請求項2】 設定情報を記憶する内蔵記憶手段と、 設定更新用情報を記憶した外部メモリが着脱可能に接続されるメモリ接続部と、 前記メモリ接続部に対する外部メモリの装着状態を検出する検出手段と、 前記外部メモリに記憶された設定更新用情報に基づいて前記内蔵記憶手段に記憶された設定情報を書き換える設定更新手段と、 表示を行う表示手段と、 当該画像形成装置の再起動を実行させるための操作が可能な再起動操作手段と、 前記検出手段により前記外部メモリが装着状態であることが検出された場合に、前記設定更新手段により前記設定情報の書き換えを実行するとともに、前記表示手段に前記外部メモリを取り外した後に再起動を実行するように指示する指示メッセージを表示させ、その後、前記再起動操作手段の操作に基づいて当該画像形成装置の再起動を実行する制御手段と、 を備えた画像形成装置。 【請求項3】 前記指示メッセージは、 前記外部メモリの取り外しを指示する取り外しメッセージと、 前記検出手段により前記外部メモリが取り外されたことが検出された後に表示される、再起動の実行を指示する再起動メッセージと、からなる請求項2に記載の画像形成装置。 【請求項4】 設定情報を記憶する内蔵記憶手段と、 設定更新用情報を記憶した外部メモリが着脱可能に接続されるメモリ接続部と、 前記メモリ接続部に対する外部メモリの装着状態を検出する検出手段と、 前記外部メモリに記憶された設定更新用情報に基づいて前記内蔵記憶手段に記憶された設定情報を書き換える設定更新手段と、 前記検出手段により前記外部メモリが装着されたことが検出された場合に、前記設定更新手段により前記設定情報の書き換えを実行した後に当該画像形成装置の再起動を実行し、 起動時に前記検出手段により前記外部メモリが装着状態であることが検出された場合には、前記設定更新手段による前記設定情報の書き換え及び当該画像形成装置の再起動を実行しない制御手段と、 を備えた画像形成装置。 【請求項5】 前記制御手段は、起動時に前記検出手段により前記外部メモリが装着状態であることが検出された場合には、前記検出手段により前記外部メモリが一旦取り外された後、再び装着されたことが検出された場合に、前記設定更新手段による前記設定情報の書き換え及び当該画像形成装置の再起動を実行する請求項4に記載の画像形成装置。 【請求項6】 設定更新の可否を入力操作可能な入力手段を備え、 前記制御手段は、前記設定情報の書き換えを行う際に、前記入力手段により設定更新可の入力が行われた場合に前記設定情報の書き換えを実行し、設定更新不可の入力が行われた場合に前記設定情報の書き換えを中止する請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。 【請求項7】 RAMと、 当該画像形成装置の起動時に、前記設定情報に基づいて前記RAMに対する領域割り当て処理を実行する割り当て手段と、 を備えた請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。 【請求項8】 前記外部メモリに記憶された前記設定更新用情報を格納する格納手段を備え、 前記設定更新手段は、前記外部メモリに記憶された前記設定更新用情報の前記格納手段への格納が完了した後に、その格納手段に格納された設定更新用情報に基づいて前記設定情報の書き換えを実行する請求項1から請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、画像形成装置に関し、特に外部メモリを用いて設定の更新が可能な画像形成装置に関する。 【背景技術】 【0002】 ファクシミリ装置などの画像形成装置においては、外部メモリを装置に装着した際や電源投入時に、外部メモリに記録された設定ファイルに従って設定情報を書き換える技術が提案されている。これにより、多数の画像形成装置に対して動作条件等の設定を変更する場合などに作業性の向上を図ることができる。 【0003】 例えば下記特許文献1に記載されたファクシミリ装置では、ユーザにより外部メモリが装着されると、まずその外部メモリに設定更新用ファイルが存在するかをチェックし、設定更新用ファイルが存在した場合には、その内容に沿って設定を書き換え、その後装置を再起動して設定を完了するようになっている。 【特許文献1】特開2001−223830公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 上記のような画像形成装置では、再起動時にユーザが外部メモリを装置から取り外す必要がある。即ち、ユーザが外部メモリを外すのを忘れた場合には、装置が設定情報を書き換えて再起動した後に、再び外部メモリに設定更新用ファイルが記録されているかのチェックを行い、その内容に沿って設定情報を再び書き換えて再起動を行う、というように同じ動作を繰り返す不具合を生じるおそれがあった。 【0005】 本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、外部メモリによって設定の更新を行う場合の不具合の発生を防止することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る画像形成装置は、設定情報を記憶する内蔵記憶手段と、設定更新用情報を記憶した外部メモリが着脱可能に接続されるメモリ接続部と、前記メモリ接続部に対する外部メモリの装着状態を検出する検出手段と、前記外部メモリに記憶された設定更新用情報に基づいて前記内蔵記憶手段に記憶された設定情報を書き換える設定更新手段と、前記検出手段により前記外部メモリが装着状態であることが検出された場合に、前記外部メモリが前記メモリ接続部から外されたことを条件として、前記設定更新手段により前記設定情報の書き換えを実行した後に当該画像形成装置の再起動を実行する制御手段と、を備えたところに特徴を有する。 【0007】 請求項2の発明に係る画像形成装置は、設定情報を記憶する内蔵記憶手段と、設定更新用情報を記憶した外部メモリが着脱可能に接続されるメモリ接続部と、前記メモリ接続部に対する外部メモリの装着状態を検出する検出手段と、前記外部メモリに記憶された設定更新用情報に基づいて前記内蔵記憶手段に記憶された設定情報を書き換える設定更新手段と、表示を行う表示手段と、当該画像形成装置の再起動を実行させるための操作が可能な再起動操作手段と、前記検出手段により前記外部メモリが装着状態であることが検出された場合に、前記設定更新手段により前記設定情報の書き換えを実行するとともに、前記表示手段に前記外部メモリを取り外した後に再起動を実行するように指示する指示メッセージを表示させ、その後、前記再起動操作手段の操作に基づいて当該画像形成装置の再起動を実行する制御手段と、を備えたところに特徴を有する。 【0008】 請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記指示メッセージは、前記外部メモリの取り外しを指示する取り外しメッセージと、前記検出手段により前記外部メモリが取り外されたことが検出された後に表示される、再起動の実行を指示する再起動メッセージと、からなるところに特徴を有する。 【0009】 請求項4の発明に係る画像形成装置は、設定情報を記憶する内蔵記憶手段と、設定更新用情報を記憶した外部メモリが着脱可能に接続されるメモリ接続部と、前記メモリ接続部に対する外部メモリの装着状態を検出する検出手段と、前記外部メモリに記憶された設定更新用情報に基づいて前記内蔵記憶手段に記憶された設定情報を書き換える設定更新手段と、前記検出手段により前記外部メモリが装着されたことが検出された場合に、前記設定更新手段により前記設定情報の書き換えを実行した後に当該画像形成装置の再起動を実行し、起動時に前記検出手段により前記外部メモリが装着状態であることが検出された場合には、前記設定更新手段による前記設定情報の書き換え及び当該画像形成装置の再起動を実行しない制御手段と、を備えたところに特徴を有する。 【0010】 請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記制御手段は、起動時に前記検出手段により前記外部メモリが装着状態であることが検出された場合には、前記検出手段により前記外部メモリが一旦取り外された後、再び装着されたことが検出された場合に、前記設定更新手段による前記設定情報の書き換え及び当該画像形成装置の再起動を実行するところに特徴を有する。 【0011】 請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のものにおいて、設定更新の可否を入力操作可能な入力手段を備え、前記制御手段は、前記設定情報の書き換えを行う際に、前記入力手段により設定更新可の入力が行われた場合に前記設定情報の書き換えを実行し、設定更新不可の入力が行われた場合に前記設定情報の書き換えを中止するところに特徴を有する。 【0012】 請求項7の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載のものにおいて、RAMと、当該画像形成装置の起動時に、前記設定情報に基づいて前記RAMに対する領域割り当て処理を実行する割り当て手段と、を備えたところに特徴を有する。 【0013】 請求項8の発明は、請求項1から請求項7のいずれかに記載のものにおいて、前記外部メモリに記憶された前記設定更新用情報を格納する格納手段を備え、前記設定更新手段は、前記外部メモリに記憶された前記設定更新用情報の前記格納手段への格納が完了した後に、その格納手段に格納された設定更新用情報に基づいて前記設定情報の書き換えを実行するところに特徴を有する。 【発明の効果】 【0014】 <請求項1の発明> 外部メモリにより設定の更新を行う場合に、外部メモリが外されたことを条件として、設定情報の書き換えから再起動までの動作が行われる。これにより、外部メモリが装着されたままで、設定情報の書き換えや再起動が繰り返される不具合が発生することを防止できる。 【0015】 <請求項2の発明> 設定情報の書き換えを行う際に、外部メモリを取り外した後に再起動を実行するように指示する指示メッセージを表示することによって、ユーザによって外部メモリの取り外しが行われた後に、再起動が実行されることが期待できる。これにより、外部メモリが装着されたままで、設定情報の書き換えや再起動が繰り返されるような不具合が発生することを防止できる。 【0016】 <請求項3の発明> 外部メモリの取り外しを指示する取り外しメッセージと再起動の実行を指示する再起動メッセージとが順に表示されるため、ユーザが次にすべき操作を容易に把握することができる。 【0017】 <請求項4の発明> 起動時に既に外部メモリが装着されている場合には、設定情報の書き換えが実行されないため、外部メモリが装着されたままで設定情報の書き換えや再起動が繰り返される不具合が発生することを防止できる。 【0018】 <請求項5の発明> 設定更新後の再起動時に、起動が完了する前に外部メモリを差し込んでしまい、直ちに設定の更新が行われなくなった場合であっても、外部メモリを一旦外して装着し直せば、装置を再起動することなく設定の更新を行うことができるため、使い勝手がよい。 【0019】 <請求項6の発明> 設定の更新を行うか否かをユーザの判断に委ねるため、ユーザが意図しない設定更新が 行われることを防止できる。 【0020】 <請求項7の発明> RAMの割り当て処理を設定情報に基づいて行う場合には、設定の更新を行った際に装置の再起動が必要となるため、本発明を適用する意義が大きい。 【0021】 <請求項8の発明> 外部メモリの設定更新情報を格納手段に格納し終わった後に、設定情報の書き換えが実行されるため、外部メモリからの設定更新情報の読み込みの最中に外部メモリが取り外されて設定情報の書き換えが正常に行われなくなるような事態の発生を防止することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0022】 <実施形態1> 次に本発明の実施形態1について図1から図5を参照して説明する。 【0023】 1.プリンタの全体構成 図1は、本発明のプリンタ1(画像形成装置の一例)の電気的構成を概略的に示すブロック図である。プリンタ1は、印刷部11、読取部12、操作部13(再起動操作手段、入力手段の一例)、表示部14(表示手段の一例)、CPU15(制御手段、設定更新手段、割り当て手段の一例)、ROM16、RAM17(格納手段の一例)、不揮発性メモリ18(内蔵記憶手段の一例)、USBインターフェイス20(メモリ接続部、検出手段の一例)、ネットワークインターフェイス21、ファクシミリ通信部22を備えて構成されている。 【0024】 印刷部11は、画像データに基づいた画像を印刷媒体としての用紙に印刷する。読取部12は、原稿画像の読み取りを行う。操作部13は、電源ボタンや複数のキーからなりユーザによる各種の入力操作を受け付ける。表示部14は、液晶パネル等からなり、各種の表示を行う。 【0025】 ROM16には、プリンタ1を制御するための各種制御プログラムや各種設定、初期値等が記憶されている。RAM17は、各種制御プログラムが読み出される作業領域として用いられる。 【0026】 CPU15は、ROM16から読み出した制御プログラムに従って、その処理結果をRAM17又は不揮発性メモリ18に記憶させながら、印刷部11や表示部14の動作を制御する。不揮発性メモリ18には、例えば、再印刷実行フラグ等の設定値や、アドレス帳の内容など各種の設定情報が記録されている。 【0027】 USBインターフェイス20には、USBメモリ30(外部メモリの一例)が着脱可能に接続され、このUSBインターフェイス20を介してUSBメモリ30内の情報がプリンタ1側に読み込まれる。また、USBインターフェイス20は、USBメモリ30の着脱状態を検出し、その検出信号をCPU15に出力する。 【0028】 ネットワークインターフェイス21には、外部の情報処理装置(パーソナルコンピュータ等)が接続され、相互にデータの送受信を行うことが可能となっている。また、ファクシミリ通信部22には、電話回線が接続され、外部のファクシミリ装置等とファクシミリデータの送受信を行うことが可能となっている。 【0029】 2.CPUの制御による処理 (起動処理) CPU15は、電源が投入されると、図2に示す起動処理を実行する。この起動処理では、まずプリンタ1の各部に異常がないかを調べる自己診断を行い(S11)、続いて初期化を行う(S12)。この初期化では、RAM17上のメモリ領域を初期化し、その割り当て処理などを行う。このときCPU15は、不揮発性メモリ18に記憶された設定情報を参照して、再印刷実行フラグがオンの場合にはRAM17中に再印刷用の画像データを蓄えるための再印刷用メモリ領域を確保し、再印刷実行フラグがオフの場合には再印刷用メモリ領域を確保しない。 【0030】 次に、CPU15は、後述する印刷処理、再印刷処理、自動設定処理等を実行するための各プログラムを起動する(S13)。なお、これらの印刷処理、再印刷処理、自動設定処理を実行する各プログラムは、並行的に実行される。 【0031】 続いて、後述する再起動要求フラグがオンであるか否かを判断し(S14)、再起動要求フラグがオフである場合(S14:No)には、そのまま待機する。そして、再起動要求がオンになった場合(S14:Yes)には、S12に戻って初期化を行う。 【0032】 (印刷処理) CPU15は、図3に示す印刷処理を開始すると、まずRAM17上に印刷すべき画像データが存在するかを判断する(S21)。この画像データとは、読取部12により原稿画像を読み取ったもの、USBメモリ30からUSBインターフェイス20を介して読み込んだもの、あるいはネットワークインターフェイス21やファクシミリ通信部22を介して外部から受信したものである。画像データが存在しない場合(S21:No)には、印刷すべき画像データがRAM17に保存されるまで待機する。 【0033】 印刷すべき画像データがRAM17上に保存された場合(S21:Yes)には、その画像データを解析してその画像データに基づいた印刷データをRAM17上に作成する(S22)。そして、印刷部11によりその印刷データに基づいた画像を用紙上に印刷し出力する(S23)。 【0034】 次にCPU15は、不揮発性メモリ18に記憶された再印刷設定がオンであるか否かを判断し(S24)、再印刷設定がオンである場合(S24:Yes)には、印刷が終了した印刷データをRAM17の再印刷用メモリ領域に保存する(S25)。その後、S21に戻り、再びRAM17上に印刷すべき画像データが保存されるまで待機する。 【0035】 (再印刷処理) CPU15は、図4に示す再印刷処理を開始すると、まず不揮発性メモリ18上に記憶された再印刷設定がオンか否かを判断し(S31)、再印刷設定がオフの場合(S31:No)には、この再印刷処理を終了する。 【0036】 また、再印刷設定がオンの場合(S31:Yes)には、ユーザにより操作部13から再印刷を要求する入力操作があるか否かを判断する(S32)。再印刷を要求する入力操作がない場合(S32:No)には、再印刷要求があるまで待機する。そして、再印刷を要求する入力操作が行われた場合(S32:Yes)には、印刷データが再印刷用メモリ領域に存在するか否かを調べ(S33)、存在しない場合には表示部14に再印刷用の印刷データが存在しない旨を2秒間表示し(S35)、S32に戻って同様の処理を繰り返す。 【0037】 印刷データが再印刷用メモリ領域に存在した場合(S33:Yes)には、印刷部11によりその印刷データに基づく画像を用紙上に印刷し出力する(S34)。これにより直前に印刷されたものと同じ画像が再度印刷される。再印刷を実行した後は、S32に戻り、再印刷要求が入力されるのを待機する。 【0038】 (自動設定処理) CPU15は、図5に示す自動設定処理を開始すると、まずUSBインターフェイス20にUSBメモリ30が装着されているか否かを判断する(S41)。USBメモリ30が装着されていない場合(S41:No)には、USBメモリ30が装着されるのを待機する。USBメモリ30が装着されている場合(S41:Yes)には、そのUSBメモリ30に設定ファイル(設定更新用情報)が記憶されているか否かを調べる(S42)。 【0039】 そして、USBメモリ30に設定ファイルが記憶されていない場合(S42:No)には、USBメモリ30が取り外されたかを判断し(S43)、USBメモリ30が取り外されていない場合(S43:No)には、取り外されるまで待機する。そして、USBメモリ30が取り外されたとき(S43:Yes)には、S41に戻って再びUSBメモリ30が装着されるのを待機する。 【0040】 USBメモリ30に設定ファイルが記憶されている場合(S42:Yes)には、表示部14によりユーザに設定の更新を実行するか否かを確認する表示を行い(S44)、ユーザにより操作部13から設定更新不可の入力があった場合(S44:No)には、設定更新の実行を中止して、S43に進み、装着されているUSBメモリ30が取り外されるのを待機する。 【0041】 また、ユーザにより操作部13から設定更新可の入力があった場合(S44:Yes)には、USBメモリ30からRAM17へ設定ファイルの読み込み(格納)を行う(S45)。ここで、正常に設定ファイルの読み込み(格納)が完了しなかった場合(S45:No)には、表示部14に設定更新が失敗した旨を表示した後(S46)、S43にてUSBメモリ30が取り外されるのを待機する。 【0042】 また、CPU15は、設定ファイルの読み込み(格納)が成功した場合(S45:Yes)には、RAM17上に読み込まれた設定ファイルの内容に基づき、不揮発性メモリ18に記憶された設定情報の書き換えを実行する(S47)。続いて、設定情報の書き換えが成功したか否かを確認し(S48)、設定情報の書き換えが正常に行われなかった場合(S48:No)には、S46に進み、表示部14に設定更新が失敗した旨を表示した後、S43にてUSBメモリ30が取り外されるのを待機する。 【0043】 設定情報の書き換えが成功した場合(S48:Yes)には、表示部14によりユーザにUSBメモリ30を取り外すように催促する旨の取り外しメッセージを表示する(S49)。そして、USBインターフェイス20からUSBメモリ30が取り外されたか否かを判断し(S50)、取り外されていない場合(S50:No)には、USBメモリ30が取り外されるのを待機する。 【0044】 USBメモリ30が取り外された場合(S50:Yes)には、RAM17に記憶される再起動要求フラグをオフからオンにし(S51)、この自動設定プログラムを終了する。再起動要求フラグをオンにすることで、前述の起動処理(S14)により、プリンタ1が再起動される。 【0045】 3.本実施形態の効果 以上のように本実施形態によれば、USBメモリ30により設定の更新を行う場合に、USBメモリ30が取り外されたことを条件として(S50)、設定情報の書き換えから再起動までの動作が行われる。これにより、USBメモリ30が装着されたままで、設定情報の書き換えや再起動が繰り返される不具合が発生することを防止できる。 【0046】 また、設定の更新を行うか否かをユーザの判断に委ねる(S44)ため、ユーザが意図しない設定更新が行われることを防止できる。 【0047】 また、本実施形態のようにRAM17の割り当て処理を設定情報に基づいて行う場合には、設定の更新を行った際に装置の再起動が必要となるため、本発明を適用する意義が大きい。 【0048】 また、USBメモリ30の設定ファイルをRAM17に格納し終わった後に、設定情報の書き換えが実行される(S45,S47)ため、USBメモリ30からの設定ファイルの読み込みの最中に外部メモリが取り外されて設定情報の書き換えが正常に行われなくなるような事態の発生を防止することができる。 【0049】 <実施形態2> 次に本発明の実施形態2について図6を参照して説明する。 本実施形態では、自動設定処理において、実施形態1の再起動要求の処理(S51)に代えて、表示部14によりユーザに電源の再投入(再起動)の操作を催促する旨の再起動メッセージの表示を行う(S60)。ここで、ユーザにより操作部13からプリンタ1の再起動を指示する入力操作がなされると、再起動要求フラグがオフからオンになり、プリンタ1が再起動する。なお、その他の処理は実施形態1と同様であり、図6において実施形態1と同様の処理については同一の符号を付して説明を省略する。 【0050】 本実施形態によれば、設定情報の書き換えを行う際に、USBメモリ30を取り外した後に再起動を実行するように指示する指示メッセージを表示する(S49,S60)ことによって、ユーザによってUSBメモリ30の取り外しが行われた後に、再起動が実行されることが期待できる。これにより、USBメモリ30が装着されたままで、設定情報の書き換えや再起動が繰り返されるような不具合が発生することを防止できる。 【0051】 また、USBメモリ30の取り外しを指示する取り外しメッセージ(S49)と再起動の実行を指示する再起動メッセージ(S60)とが順に表示されるため、ユーザが次にすべき操作を容易に把握することができる。 【0052】 <実施形態3> 次に本発明の実施形態3について図7を参照して説明する。 本実施形態では、自動設定処理において、始めにUSBメモリ30が装着されているか否かを判断する処理を行う(S61)。なお、その他の処理の大部分は実施形態1と同様であるため、図7において実施形態1と同様の処理については同一の符号を付して説明を省略する。 【0053】 S61の処理は、プリンタ1が起動された直後、即ち、図2の起動処理を行った際に自動設定処理が起動された直後(S13)に実行される。ここでUSBメモリ30が装着状態であった場合(S61:Yes)には、設定更新後の再起動の際にUSBメモリ30が取り外されなかった可能性があるため、S43へ進み、USBメモリ30が取り外されるのを待機する。 【0054】 S61にてUSBメモリ30が取り外されていた場合(S61:No)、またはS43にて装着状態であったUSBメモリ30が取り外された場合(S43:No)には、S41に進み、USBメモリ30が装着されるのを待機する。その後の処理は、ほぼ実施形態1と同様であるが、S49にてUSBメモリ30の取り外しを催促する表示を行った後、USBメモリ30の取り外しを確認することなく(S50を実行せずに)、再起動要求フラグをオンにし(S51)、この自動設定プログラムを終了する。 【0055】 本実施形態によれば、起動時に既にUSBメモリ30が装着されている場合には、設定情報の書き換えが実行されないため、USBメモリ30が装着されたままで設定情報の書き換えや再起動が繰り返される不具合が発生することを防止できる。 【0056】 また、設定更新後の再起動時に、起動が完了する前にUSBメモリ30を装着してしまい、直ちに設定の更新が行われなくなった場合であっても、USBメモリ30を一旦外して装着し直せば、プリンタ1を再起動することなく設定の更新を行うことができるため、使い勝手がよい。 【0057】 <他の実施形態> 本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。 (1)上記実施形態では、設定の書き換えを行った後に、外部メモリの取り外しを催促する表示を行い、その後再起動を実行するものを示したが、例えば、設定の書き換えを行う前に、外部メモリの設定ファイルの読み込みと、外部メモリの取り外しを催促する表示とを行い、その後、外部メモリの取り外しを検知した場合に、設定の書き換え及び再起動を実行するようにしても良い。 【0058】 (2)上記実施形態では、設定更新後に必ず再起動を行うものを示したが、再起動が不要な設定のみを変更する場合には再起動を実行しないようにしても良い。 (3)上記実施形態では、外部メモリとしてUSBメモリを例に挙げて説明したが、これに限らず、例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、メモリスティック(商標)などであってもよい。 【図面の簡単な説明】 【0059】 【図1】本発明の実施形態1に係るプリンタ及びUSBメモリの電気的構成を示すブロック図 【図2】起動処理の流れを示すフローチャート 【図3】印刷処理の流れを示すフローチャート 【図4】再印刷処理の流れを示すフローチャート 【図5】自動設定処理の流れを示すフローチャート 【図6】実施形態2に係る自動設定処理の流れを示すフローチャート 【図7】実施形態3に係る自動設定処理の流れを示すフローチャート 【符号の説明】 【0060】 1…プリンタ(画像形成装置) 13…操作部(再起動操作手段、入力手段) 14…表示部(表示手段) 15…CPU(制御手段、設定更新手段、割り当て手段) 17…RAM(格納手段) 18…不揮発性メモリ(内蔵記憶手段) 20…USBインターフェイス(メモリ接続部、検出手段) 30…USBメモリ(外部メモリ)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005267 【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月29日(2006.6.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100096840 【弁理士】 【氏名又は名称】後呂 和男
【識別番号】100124187 【弁理士】 【氏名又は名称】村上 二郎
【識別番号】100124198 【弁理士】 【氏名又は名称】水澤 圭子
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| 【公開番号】 |
特開2008−6717(P2008−6717A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−179800(P2006−179800) |
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