| 【発明の名称】 |
画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】坂根 広規
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| 【要約】 |
【課題】印刷ジョブが完了したか否かを、出力された用紙の内容を確認することなく、視覚的に瞬時に認識可能な画像形成装置を提供する。
【構成】入力された画像データに基づいて用紙に画像形成する印刷ジョブを実行する画像形成手段と、画像形成された用紙を出力する排紙トレイと、完了した印刷ジョブを表示する出力履歴表示手段13a20を備える画像形成装置1で、前記出力履歴表示手段13a20は、完了した印刷ジョブにより形成された画像のサムネイル画像を表示する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 入力された画像データに基づいて用紙に画像形成する印刷ジョブを実行する画像形成手段と、画像形成された用紙を出力する排紙トレイと、完了した印刷ジョブを表示する出力履歴表示手段を備える画像形成装置であって、 前記出力履歴表示手段は、完了した印刷ジョブにより形成された画像のサムネイル画像を表示する画像形成装置。 【請求項2】 前記出力履歴表示手段は、印刷ジョブの処理順が判別できるように、前記サムネイル画像を表示する請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項3】 前記印刷ジョブは、複写ジョブ、プリントジョブ、FAXジョブの何れかにより構成され、前記出力履歴表示手段は、対応するジョブ種別を識別可能な態様で前記サムネイル画像を表示する請求項1または2に記載の画像形成装置。 【請求項4】 前記出力履歴表示手段は、所定条件が満たされたときに、対応するサムネイル画像を消去する請求項1から3の何れかに記載の画像形成装置。 【請求項5】 入力手段によりサムネイル画像が特定入力されたときに、対応するサムネイル画像を消去する請求項4に記載の画像形成装置。 【請求項6】 前記排紙トレイに出力された用紙が取り除かれたことを前記排紙トレイに備えられた用紙検出手段が検出したときに、対応するサムネイル画像を消去する請求項4に記載の画像形成装置。 【請求項7】 前記排紙トレイに出力された用紙が取り除かれたことを前記排紙トレイに備えられた用紙検出手段が継続して所定時間検出したときに、対応するサムネイル画像を消去する請求項6に記載の画像形成装置。 【請求項8】 前記画像形成装置の電源がオフされたときに、対応するサムネイル画像を消去する請求項4に記載の画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、入力された画像データに基づいて用紙に画像形成する印刷ジョブを実行する画像形成手段と、画像形成された用紙を出力する排紙トレイと、完了した印刷ジョブを表示する出力履歴表示手段を備える画像形成装置に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、ネットワークや公衆回線と接続し、複写機だけでなくプリンタやFAXとしても使用可能な、所謂複合機と言われる画像形成装置が普及している。 【0003】 上述の画像形成装置では、特にプリンタとして動作する際に、ネットワークを介して多くの使用者から多くの印刷ジョブを受付けて処理するため、前記印刷ジョブにより出力された用紙が前記排紙トレイに集積されて混在し、使用者は、自らの印刷ジョブによる用紙が既に出力されているか否かを判別し難く、また、既に出力が完了しているときにも、出力された多くの用紙の中から自らの印刷ジョブによる用紙を探し出すために、多くの時間を必要とした。 【0004】 特許文献1には、使用者が自らの印刷ジョブにより出力された用紙を容易に見つけ出すことができるように、先に排出した用紙の方向を記憶し、次の画像形成により排出する用紙の方向が先に排出した用紙の方向と同一方向となるときに、前記用紙方向から90度回転させた用紙を給紙し、または排出する用紙の用紙幅方向の位置を変更して排出する画像形成装置が提案されている。 【0005】 特許文献2には、ネットワークプリントであっても出力された用紙のプリント指示をした者を特定できるように、通信ネットワークに接続された情報処理装置からの記録指示があると、例えば前記プリント指示を行ったコンピュータ名やユーザ名や、前記コンピュータのIPアドレス等の前記情報処理装置を特定する情報を用紙に記録し、または表示手段に表示する記録装置が提案されている。 【0006】 【特許文献1】特開2000−221837号公報 【特許文献2】特開2002−323965号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 しかし、特許文献1で提案された技術では、出力された用紙の混在が防止されているため、使用者は自らの印刷ジョブによる用紙を容易に見つけることができるが、自らの印刷ジョブによる用紙が既に出力されているか否かを判別する際や集積された複数の用紙の中から自らの印刷ジョブによる用紙を取り除くには、出力された用紙の内容を確認する必要があるため、確認のために多くの時間を必要とし、使用者が出力された用紙の内容をあいまいにしか覚えていないとき等には更に多くの時間を必要とする。 【0008】 また、特許文献2で提案された技術では、前記情報処理装置を特定する情報を表示手段に表示している場合、前記表示手段を確認することで自らが命令した印刷ジョブによる用紙が既に出力されているか否かは判別可能であるが、前記情報処理装置を特定する情報を使用者は覚えておく必要があり、前記情報処理装置を特定する情報を表示手段に表示しない場合、特許文献1で提案された技術と同様に出力された用紙を確認して自らの印刷ジョブによる用紙を特定する必要があり、確認のために多くの時間を必要とする。更に第三者に提出するプレゼンテーション用の用紙等に前記情報処理装置を特定する情報を記録することは好ましくない。 【0009】 本発明の目的は、上述の問題に鑑み、印刷ジョブが完了したか否かを、出力された用紙の内容を確認することなく、視覚的に瞬時に認識可能な画像形成装置を提供する点にある。 【課題を解決するための手段】 【0010】 上述の目的を達成するため、本発明による画像形成装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、入力された画像データに基づいて用紙に画像形成する印刷ジョブを実行する画像形成手段と、画像形成された用紙を出力する排紙トレイと、完了した印刷ジョブを表示する出力履歴表示手段を備える画像形成装置であって、前記出力履歴表示手段は、完了した印刷ジョブにより形成された画像のサムネイル画像を表示する点にある。 【0011】 上述の構成によれば、使用者は、自らの印刷ジョブによる用紙が出力されたか否かを、表示されたサムネイル画像を確認することで、視覚的に瞬時に認識することができる。 【0012】 同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記出力履歴表示手段は、印刷ジョブの処理順が判別できるように、前記サムネイル画像を表示する点にある。 【0013】 上述の構成によれば、前記排紙トレイに出力されて集積された用紙と同じ順序で前記サムネイル画像が表示されるため、前記排紙トレイに出力されて集積された用紙の内容を確認しなくても、前記サムネイル画像の表示順序に基づき、自らの印刷ジョブにより出力された用紙を容易に取り除くことができる。 【0014】 同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特徴構成に加えて、前記印刷ジョブは、複写ジョブ、プリントジョブ、FAXジョブの何れかにより構成され、前記出力履歴表示手段は、対応するジョブ種別を識別可能な態様で前記サムネイル画像を表示する点にある。 【0015】 上述の構成によれば、表示されたサムネイル画像の内、自らの印刷ジョブのジョブ種別に対応する態様のサムネイル画像のみを確認すれば、自らの印刷ジョブにより出力される用紙の出力が完了しているか否かを確認できため、確認に要する時間を短縮することができる。 【0016】 同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記出力履歴表示手段は、所定条件が満たされたときに、対応するサムネイル画像を消去する点にある。 【0017】 上述の構成によれば、例えば、出力された用紙が既に取り除かれたサムネイル画像など、表示を必要としないサムネイル画像を消去するように前記所定条件を設定することで、表示するサムネイル画像を削減し、使用者が前記サムネイル画像の確認に対して割く時間や労力を軽減することができる。また、前記サムネイル画像の記憶や表示に用いられるメモリ等の資源の容量を削減することができる。 【0018】 同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第四の特徴構成に加えて、入力手段によりサムネイル画像が特定入力されたときに、対応するサムネイル画像を消去する点にある。 【0019】 上述の構成によれば、例えば、出力された用紙が取り除かれた印刷ジョブの前記サムネイル画像を特定して当該サムネイル画像を消去することができる等、表示が不要となった前記サムネイル画像を使用者が特定して消去することができる。 【0020】 同第六の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第四の特徴構成に加えて、前記排紙トレイに出力された用紙が取り除かれたことを前記排紙トレイに備えられた用紙検出手段が検出したときに、対応するサムネイル画像を消去する点にある。 【0021】 上述の構成によれば、例えば、前記排紙トレイに出力された用紙が全て取り除かれたときには、表示された前記サムネイル画像全てを消去する等、表示が不要となった前記サムネイル画像を使用者の操作を要することなく消去することができる。 【0022】 同第七の特徴構成は、同請求項7に記載した通り、上述の第六の特徴構成に加えて、前記排紙トレイに出力された用紙が取り除かれたことを前記排紙トレイに備えられた用紙検出手段が継続して所定時間検出したときに、対応するサムネイル画像を消去する点にある。 【0023】 上述の構成によれば、例えば、使用者が自らの印刷ジョブにより出力された用紙を確認するため、前記排紙トレイに集積された複数の用紙を手に取り、または目的の用紙以外の用紙を誤って手に取ったとき等に、前記排紙トレイに再び目的以外の用紙が戻される等、前記排紙トレイから用紙が取り除かれておらず、表示を必要とするサムネイル画像が誤って消去されることを防止することができる。 【0024】 同第八の特徴構成は、同請求項8に記載した通り、上述の第四の特徴構成に加えて、前記画像形成装置の電源がオフされたときに、対応するサムネイル画像を消去する点にある。 【0025】 前記画像形成装置の電源が落とされると電力供給が途絶えるため、一般的にサムネイル画像を表示することはできず、更に、前記画像形成装置に再度電源を投入するまでには前記排紙トレイに出力された用紙は取り除かれている可能性が高いため、電源を落とすときに表示していたサムネイル画像を次の電源投入時に再度表示する必要性は極めて低いと考えられ、逆に次の電源投入時に前記サムネイル画像を表示すると、電源投入後に出力された用紙が出力されたか否かを確認するために要する時間や労力を大きくする虞がある。 【0026】 上述の構成によれば、電源を落す際に、次の電源投入後に表示する必要性が極めて小さい前記サムネイル画像を消去することで、次に電源を投入した後における印刷ジョブの用紙が出力されたか否かの確認に要する時間や労力が大きくなることを防止することができる。 【発明の効果】 【0027】 以上、説明した通り、本発明によれば、印刷ジョブが完了したか否かを、出力された用紙の内容を確認することなく、視覚的に瞬時に認識可能な画像形成装置を提供することができるようになった。 【発明を実施するための最良の形態】 【0028】 以下に本発明を適用した画像形成装置としての電子写真方式のデジタル複合機における実施の形態について説明する。 【0029】 本発明によるデジタル複合機1は、複写動作を実行する複写モードとプリント動作を実行するプリンタモードとFAX送受信を実行するFAXモードを備え、図2に示すように、カラー表示部やハードウェアキー等が配置された後述する操作部10と、原稿載置トレイ11aにセットされた一連の原稿を順次読込んで電子データに変換し、所定の処理を施して出力用の画像データを生成する画像読取部12と、本発明の画像形成手段であり、前記画像読取部12が生成し、または後述の、FAXモデム部15や外部インターフェース部16が受信して生成した出力用の画像データに基づいて用紙上にトナー像を形成して排紙トレイ11bに出力する電子写真方式の画像出力部13と、形成されたトナー画像が転写される被記録材である用紙が収容された給紙カセット14と、図示しない外部のFAXとFAX原稿データの送受信を行うためのFAXモデム15と、ネットワークLANを介して外部の端末とプリントデータ等の送受信を行うための外部インターフェース16と、該デジタル複合機1を統括制御するシステム制御部17を備えて構成されている。 【0030】 前記操作部10は、例えば前記複写モードを例に説明すると、図3に示すように、複写条件を指定する複数のメニュー選択キーがソフトウェアキーの形態で配置された操作画面が表示されるタッチパネル式のカラー表示部10aと、画像形成動作を起動させるためのスタートキー10b10や、数値入力するための数値入力キー10b11等のハードウェアキー10bと、前記デジタル複合機1の現在の動作モードをユーザに知らせるLED10cとを備えて構成されている。 【0031】 前記排紙トレイ11bは、図4に示すように、本発明の用紙検出手段であり、出力された用紙の有無を検出する光学式の用紙検出センサ11cを備え、更に、ソレノイド等により構成されるトレイ移動手段11dが出力される用紙の幅方向に前記排紙トレイ11bを移動させることで、出力される用紙毎に用紙の幅方向の位置を変えることができる所謂シフトトレイ機能を有している。尚、前記用紙検出センサ11cは光学式に限定するものではなく、例えば、機械式のセンサを用いる構成であっても良い。 【0032】 前記画像出力部13は、図4に示すように、本発明の画像形成手段であり、前記出力用の画像データに基づいて感光体13a1にトナー画像を形成する画像形成部13aと、前記給紙カセット14から収容された用紙を搬送する搬送部13bと、前記用紙を加圧ローラと所定温度に加熱された定着ローラとで圧接搬送することにより転写された前記用紙上のトナー像を加熱溶融して前記用紙に定着させる定着部13cなどを備えて構成されている。 【0033】 前記搬送部13bは、夫々サイズの異なる用紙が収容された前記給紙カセット14から前記用紙を1枚ずつ搬送する給紙搬送部13b1と、トナー像が転写された前記用紙を定着部13cに向けて搬送する転写搬送部13b2と、前記定着部13cを通過した前記用紙をフェイスアップ方式で前記排紙トレイ11bに排出する排紙搬送部13b3とを備えて構成され、夫々には搬送用のローラが設けられている。 【0034】 上述したデジタル複写機1の制御部は、図5に示すように、前記操作部10を制御する操作制御部10Aと、前記トレイ移動手段11dを制御するトレイ制御部11Aと、前記画像読取部12を制御する画像読取制御部12Aと、前記画像出力部13を制御する画像出力制御部13Aと、前記FAXモデム15を制御するFAXモデム制御部15Aと、前記外部インターフェース16を制御する外部インターフェース制御部16Aと、上述の各制御部10A、11A、12A、13A、15A、16Aのタイミングを制御して複写動作などの実行を管理する前記システム制御部17とから構成され、各制御部10A、11A、12A、13A、15A、16Aには夫々CPU及びCPUによる動作プログラムが格納されたROMなどが設けられている。 【0035】 前記操作制御部10Aは、前記デジタル複合機1の操作画面等を図示しない揮発性RAMに展開した後、前記カラー表示部10aに表示する表示制御手段10A1と、前記LED10cの点消灯を制御するLED制御手段10A2と、前記カラー表示部10aやハードウェアキー10bに行われた操作を検出する操作入力検出手段10A3とを備える。 【0036】 前記画像読取制御部12Aは、前記操作部10の操作を検出した前記操作制御部10Aから原稿読み取りのコマンドを受けて、前記画像読取部12で原稿を読み取り、出力用の画像データを生成して、前記画像生成制御部13Aに出力する。 【0037】 前記FAXモデム制御手段15Aは、外部のFAXとのFAX原稿データの送受信を制御するFAX送受信手段15A1と、前記FAX原稿データに所定の画像処理を施すFAX原稿画像処理手段15A2とを備える。即ち、受信したFAX原稿データに対し、前記FAX原稿画像処理手段15A2が画像処理を施すことにより、出力用の画像データを生成する。前記FAXモデム制御手段15Aは、生成した出力用の画像データを前記画像生成制御部13Aに出力する。 【0038】 前記外部インターフェース制御手段16Aは、外部の端末からのプリントデータの受信を制御するプリントデータ受信手段16A1と、プリント記述言語からなる前記プリントデータを解析する解析手段16A2とを備える。即ち、受信したプリントデータを前記解析手段16A2が解析し、出力用の画像データを生成する。前記外部インターフェース制御手段16Aは、生成した出力用の画像データを前記画像生成制御部13Aに出力する。 【0039】 前記トレイ制御部11Aは、前記トレイ移動手段11dを制御するトレイ移動制御手段11A1を備え、後述する画像形成制御手段13A1により印刷ジョブが実行されて、後述する搬送制御手段13A2からの出力を受けた前記トレイ移動制御部11A1は、前記排紙搬送部13b3から出力される、完了した印刷ジョブの用紙束毎に、前記排紙トレイ11bを前記用紙の幅方向に移動させ、前記用紙の幅方向の位置を変えることで、前記完了した印刷ジョブの用紙束を区分するように構成されている。 【0040】 前記画像出力制御部13Aは、前記画像読取制御部12A、または前記FAXモデム制御部15A、または前記外部インターフェース制御部16Aから出力された出力用の画像データに基づき、搬送される用紙に前記画像データを画像形成する印刷ジョブを実行するように前記画像形成部13aを制御する画像形成制御手段13A1と、前記搬送部13bを制御する搬送制御手段13A2と、前記定着部13cを制御する定着制御部13A3とを備える。上述のように、前記印刷ジョブは、複写ジョブ、FAXジョブ、プリントジョブから構成される。 【0041】 前記画像形成制御部13A1は、図1に示すように、完了した印刷ジョブの出力画像のサムネイル画像を生成し、前記完了した印刷ジョブを、前記印刷ジョブの出力画像のサムネイル画像として、対応するジョブ種別と共に前記印刷ジョブの処理順で揮発性RAMに記憶する出力履歴記憶手段13a10と、前記出力履歴記憶手段13a10が前記揮発性RAMに記憶した前記サムネイル画像を、前記印刷ジョブの処理順に、対応するジョブ種別が識別可能な態様で前記カラー表示部10aに表示し、後述する所定条件が満たされたときに、前記カラー表示部10aに表示した前記サムネイル画像と、前記出力履歴記憶手段13a10が記憶した前記サムネイル画像を消去する出力履歴表示手段13a20とを備える。尚、前記サムネイル画像は、完了した印刷ジョブにより出力される用紙が複数であるときには、一枚目の用紙の出力画像を前記サムネイル画像とする。 【0042】 前記出力履歴表示手段13a20は、前記出力履歴記憶手段13a10が前記印刷ジョブの処理順に前記揮発性RAMに記憶したサムネイル画像を、対応するジョブ種別と関連付けて前記表示制御手段10A1に出力し、前記表示制御手段10A1は、図6(a)に示すように、「出力履歴表示画面10a1」のサムネイル画像表示領域10a2に、前記サムネイル画像を、その外枠をジョブ種別により色分けして、前記印刷ジョブの処理順で配置するように前記カラー表示部10aに表示する。表示するサムネイル画像が多く、前記カラー表示部10aに一度に表示しきれないときには、図6(b)に示すように、前記表示制御手段10A1は、前記サムネイル画像表示領域10a2の下部に、表示する全てのサムネイル画像の中で前記カラー表示部10aに表示されているサムネイル画像の占める位置情報と連動するスクロールバー10a3を表示し、前記スクロールバー10a2をスクロールすることで全てのサムネイル画像を表示することができるように構成されている。 【0043】 ここで、使用者は、前記デジタル複合機1を操作するための操作画面を呼び出したいときに、前記出力履歴表示画面10a1の前記サムネイル画像表示領域10a2のサムネイル画像以外の部分を押圧することで、前記表示制御手段10A1に対して、前記前記デジタル複合機1のそのときの動作モードの操作画面を前記カラー表示部10aに表示させることができる。また、使用者が前記操作部10に備えられた動作モードを切替えるハードキーを押圧すると、前記表示制御手段10A1は前記動作モードの操作画面を前記カラー表示部10aに表示するように構成されている。 【0044】 以下に、前記出力履歴表示手段13a20が前記カラー表示部10aに表示した前記サムネイル画像を消去する際の前記所定条件について詳述する。 【0045】 前記所定条件の1つ目は、前記カラー表示部10aに表示されたサムネイル画像から、使用者が前記数値キー10b11やタッチパネルである前記カラー表示部10a等の入力手段により、消去したいサムネイル画像を特定することである。例えば、出力された用紙を取りにきた使用者が、前記カラー表示部10aに表示されたサムネイル画像から、対応するサムネイル画像を押圧して選択し、前記スタートキー10b10を押圧して前記対応するサムネイル画像を特定すると、前記操作入力検出手段10A4がこれを検知し、特定されたサムネイル画像の表示順序等の特定情報を前記出力履歴表示手段13a20に出力する。前記出力履歴表示手段13a20は、前記特定されたサムネイル画像を消去するように前記表示制御手段10A1に前記特定情報を出力し、前記表示制御手段10A1は、前記揮発性RAMから前記特定されたサムネイル画像を消去し、前記カラー表示部10aから前記特定されたサムネイル画像を消去する。また、前記出力履歴表示手段13a20は、前記特定されたサムネイル画像を消去するように前記出力履歴記憶手段13a10に前記特定情報を出力し、前記出力履歴記憶手段13a10は、前記揮発性RAMに記憶しているサムネイル画像から前記特定されたサムネイル画像をジョブ種別と共に消去する。 【0046】 前記所定条件の2つ目は、前記排紙トレイ11bに出力された用紙が取り除かれたことを、前記用紙検出センサ11cが所定時間継続して検出することである。例えば、前記排紙トレイ11bに出力された用紙の全てが取り除かれ、所定時間内に再び戻されることがなければ、前記用紙検出センサ11cは、前記排紙トレイ11bに出力された用紙がないことを前記所定時間継続して検知した後、前記出力履歴表示手段13a20に出力する。前記出力履歴表示手段13a20は、前記カラー表示部10aから全てのサムネイル画像を消去するように前記表示制御手段10A1に出力し、前記表示制御手段10A1は、前記揮発性RAMから全てのサムネイル画像を消去し、前記カラー表示部10aから全てのサムネイル画像を消去する。また、前記出力履歴表示手段13a20は、記憶する全てのサムネイル画像を消去するように前記出力履歴記憶手段13a10に出力し、前記出力履歴記憶手段13a10は、記憶する全てのサムネイル画像をジョブ種別と共に消去する。 【0047】 前記所定条件の3つ目は、前記デジタル複合機1の電源がオフされることである。使用者が前記デジタル複写機1の電源を落すため、電源スイッチを押圧すると、前記表示制御手段10A1や前記出力履歴記憶手段13a10に供給される電源は断たれるため、夫々が備える揮発性のRAMに展開され、または記憶されたサムネイル画像は消去され、使用者が次に電源スイッチを押圧して、前記デジタル複合機1に電源投入した時点で、前記カラー表示部10aにサムネイル画像が表示されることはない。 【0048】 以下、前記カラー表示部10aに表示されるサムネイル画像の表示、消去について、図7のフローチャートを用いて説明する。 【0049】 電源が投入されて前記デジタル複合機1がオン状態にあるときに(S1)、前記画像出力部13が受付けた印刷ジョブを完了するまでは(S3)、前記カラー表示部10aにサムネイル画像の表示はなく(S2)、前記画像出力部13が受付けた印刷ジョブを完了すると(S3)、前記印刷ジョブによる用紙が前記排紙トレイ11bに出力され(S4)、前記印刷ジョブのサムネイル画像を、前記出力履歴記憶手段13a10が記憶し(S5)、前記出力履歴表示手段13a20により記憶された前記サムネイル画像が、対応するジョブ種別毎に色分けされて、印刷ジョブの処理順に、前記カラー表示部10aに表示される(S6)。 【0050】 前記カラー表示部10aに前記サムネイル画像が表示された状態で(S6)、前記デジタル複合機1の電源がオフされると(S7)、前記出力履歴記憶手段13a10が記憶する全サムネイル画像と、前記カラー表示部10aに表示された全サムネイル画像が消去され、(S10)、前記画像出力部13が新たに受付けた印刷ジョブを完了するまでは(S3)、前記カラー表示部10aにサムネイル画像の表示はない(S2)。 【0051】 前記カラー表示部10aに前記サムネイル画像が表示された状態で(S6)、前記デジタル複合機1の電源がオフされることなく(S7)、前記用紙検出センサ11cが前記排紙トレイ11bに用紙がないと検出し(S8)、検出継続した状態で所定時間が経過すると(S8)、前記出力履歴記憶手段13a10が記憶する全サムネイル画像と、前記カラー表示部10aに表示された全サムネイル画像が消去され(S10)、前記画像出力部13が新たに受付けた印刷ジョブを完了するまでは(S3)、前記カラー表示部10aにサムネイル画像の表示はない(S2)。 【0052】 前記カラー表示部10aに前記サムネイル画像が表示された状態で(S6)、前記デジタル複合機1の電源がオフされることなく(S7)、前記用紙検出センサ11cが前記排紙トレイ11bに用紙があると検出しているときにおいて(S8)、または前記用紙検出センサ11cが前記排紙トレイ11bに用紙がないと検出し(S8)、検出継続した状態で所定時間が経過していないときにおいて(S9)、前記カラー表示部10aに表示されたサムネイル画像のなかに、特定されたサムネイル画像がなければ(S11)、前記出力履歴記憶手段13a10に記憶されたサムネイル画像と、前記カラー表示部10aに表示されたサムネイル画像とに変更はない(S6)。 【0053】 前記カラー表示部10aに前記サムネイル画像が表示された状態で(S6)、前記デジタル複合機1の電源がオフされることなく(S7)、前記用紙検出センサ11cが前記排紙トレイ11bに用紙があると検出しているときにおいて(S8)、または前記用紙検出センサ11cが前記排紙トレイ11bに用紙がないと検出し(S8)、検出継続した状態で所定時間が経過していないときにおいて(S9)、前記カラー表示部10aに表示されたサムネイル画像のなかに、特定されたサムネイル画像があると(S11)、前記特定されたサムネイル画像が、前記出力履歴記憶手段13a10と、前記カラー表示部10aとから消去される(S12)。 【0054】 前記特定されたサムネイル画像が、前記出力履歴記憶手段13a10と、前記カラー表示部10aとから消去された後(S12)、前記出力履歴記憶手段13a10に記憶されたサムネイル画像がなければ(S13)、前記画像出力部13が新たに受付けた印刷ジョブを完了するまでは(S3)、前記カラー表示部10aにサムネイル画像の表示はなく(S2)、前記出力履歴記憶手段13a10に記憶されたサムネイル画像があれば(S13)、前記出力履歴記憶手段13a10に記憶されたサムネイル画像が前記カラー表示部10aに表示される(S6)。 【0055】 以下、別実施形態を説明する。上述の実施例では、前記表示制御手段10A1は、前記カラー表示部10aに表示するサムネイル画像の外枠をジョブ種別毎に色分けして表示する構成としたが、図8(a)に示すように、前記出力履歴表示画面10a1に配置された全履歴またはジョブ種別毎のタブを押圧することでジョブ種別毎に用意された表示画面に切り替え、前記表示画面毎に、ジョブ種別毎の前記サムネイル画像を表示する構成としても良い。この場合、使用者は、自らの印刷ジョブのジョブ種別に用意された表示画面のみを確認すればよいため、前記印刷ジョブによる用紙が出力されているか否かを容易に確認することができる。 【0056】 上述の実施例では、前記表示制御手段10A1は、前記カラー表示部10aに表示するサムネイル画像の外枠をジョブ種別毎に色分けして表示する構成としたが、図8(b)に示すように、前記カラー表示部10aに表示した前記サムネイル画像の下部または上部または左右等に、対応するジョブ種別を文字や記号などで表示する構成としても良い。また、前記対応するジョブ種別を表示する文字や記号を半透明にして、サムネイル画像に重ね合わせて表示する構成としても良い。 【0057】 上述の実施例では、排紙トレイ11bは、シフトトレイ機能を有する構成としたが、前記シフトトレイ機能を有さない構成としても良い。この場合、前記シフトトレイ機能を有するために必要なコストを削減することができる。また、前記排紙トレイ11bは、単一である必要はなく、複数から構成されるものであっても良い。 【0058】 上述の実施例では、出力履歴表示手段13a20は、印刷ジョブの処理順に、カラー表示部10aにサムネイル画像を表示する構成としたが、これに限定するものではなく、例えば、ジョブ種別に優先順位を設け、前記優先順位に従って前記サムネイル画像を表示する構成としても良い。 【0059】 上述の実施例では、出力履歴表示手段13a20は、外枠を色分けする等、対応するジョブ種別を識別可能な態様で、カラー表示部10aにサムネイル画像を表示する表示する構成としたが、ジョブ種別を識別することなく、カラー表示部10aにサムネイル画像を表示する表示する構成としても良い。この場合、前記サムネイル画像を表示するプログラムを作成する際の労力を軽減し、またプログラムサイズを小さくすることができる。 【0060】 上述の実施例では、排紙トレイ11bに出力された用紙が取り除かれたことを、前記排紙トレイ11bに備えられた用紙検出センサ11cが継続して所定時間検出したときに、サムネイル画像を消去する構成としたが、排紙トレイ11bに出力された用紙が取り除かれたことを、前記排紙トレイ11bに備えられた用紙検出センサ11cが検出して直ぐに、前記サムネイル画像を消去する構成としても良い。この場合、前記所定時間をカウントするタイマを削減することができ、また、当該機能を実行するプログラムの作成にかかる労力を軽減させることができる。 【0061】 上述した複数の実施例は共に単独で構成されるものばかりではなく、本発明による作用効果を奏する範囲において適宜組み合わせるも可能である。 【0062】 上述の実施例は何れも本発明の一実施例に過ぎず、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更することができることは言うまでもない。 【図面の簡単な説明】 【0063】 【図1】画像形成制御部の説明図 【図2】デジタル複写機の外観図 【図3】操作部の説明図 【図4】排紙トレイと画像出力部の説明図 【図5】デジタル複合機の制御部のブロック構成図 【図6】(a)出力履歴表示画面の説明図、(b)出力履歴表示画面の説明図 【図7】サムネイル画像の表示と消去の説明に用いるフローチャート 【図8】(a)別実施例における出力履歴表示画面の説明図、(b)別実施例における出力履歴表示画面の説明図 【符号の説明】 【0064】 10a:カラー表示部 10A1:表示制御手段 10A4:操作入力検出手段 11c:用紙検出センサ 13a10:出力履歴記憶手段 13a20:出力履歴表示手段 13A:画像出力制御部 13A1:画像形成制御部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006150 【氏名又は名称】京セラミタ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月29日(2006.6.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107478 【弁理士】 【氏名又は名称】橋本 薫
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| 【公開番号】 |
特開2008−6691(P2008−6691A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−179185(P2006−179185) |
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