| 【発明の名称】 |
サーマルプリンタ |
| 【発明者】 |
【氏名】二橋 清剛
【氏名】真田 強
【氏名】鈴木 彰
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| 【要約】 |
【課題】片面印刷用プリンタを容易に両面印刷用プリンタへアップグレードできるサーマルプリンタを提供すること。
【構成】筐体本体11に開閉自在に設けられた開閉蓋12と、感熱紙Pを用紙搬送路22に沿って供給するフィード機構23と、開閉蓋12に設けられ、開閉蓋12にが筐体本体11側に閉じた状態で、第1サーマルヘッド51に対して用紙搬送路22を挟んで配置された第1プラテン52と、開閉蓋12に設けられ、開閉蓋12が筐体本体11側に閉じた状態で、第2プラテン62に対して用紙搬送路22を挟んで配置されたサーマルヘッド搭載部14と、サーマルヘッド搭載部14に着脱自在に搭載される第2サーマルヘッド61とを備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 筐体と、 この筐体に開閉自在に設けられた蓋体と、 前記筐体に収容され、感熱紙を用紙搬送路に沿って搬送する感熱紙搬送機構と、 前記筐体に収容されるとともに、前記用紙搬送路に沿って設けられ、前記用紙搬送路の表面側に対向配置された第1サーマルヘッドと、 前記蓋体に設けられ、前記蓋体が前記筐体側に閉じた状態で、前記第1サーマルヘッドに対して前記用紙搬送路を挟んで配置された第1プラテンと、 前記筐体に収容されるとともに、前記用紙搬送路に沿って設けられ、前記用紙搬送路の表面側に対向配置された第2プラテンと、 前記蓋体に設けられ、前記蓋体が前記筐体側に閉じた状態で、前記第2プラテンに対して前記用紙搬送路を挟んで配置されたサーマルヘッド搭載部と、 このサーマルヘッド搭載部に着脱自在に搭載される第2サーマルヘッドとを備えていることを特徴とするサーマルプリンタ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、感熱紙に印刷を行うサーマルプリンタに関し、特に片面印刷用と両面印刷用を兼ねることができるものに関する。 【背景技術】 【0002】 感熱紙に対して両面印刷を行うための両面印刷サーマルプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような両面印刷サーマルプリンタでは、感熱紙の両面に印刷するために、各面に対応して2つのサーマルヘッドが設けられている。 【0003】 各サーマルヘッドには、それぞれプラテンが配置されており、これらサーマルヘッドとプラテンとの間を感熱紙が通過し、サーマルヘッドに加えられた熱によって感熱紙上に印刷を行うようにしていた。 【特許文献1】特開平11−286147号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 上述した両面印刷サーマルプリンタでは、次のような問題があった。すなわち、サーマルヘッドはプリンタを構成する部品の中でも高価な部品であるため、両面印刷サーマルプリンタは片面印刷サーマルプリンタよりも高額となる。このため、後に両面印刷を行う可能性はあるが、現時点では片面印刷のみ行うユーザについては、当初から両面印刷サーマルプリンタを購入することは、初期の導入コストが高くなるという問題があった。一方、片面印刷サーマルヘッドを最初に購入し、両面印刷を行う時点で新たに両面印刷サーマルプリンタを購入するのでは、搬送機構等はほとんど共通化できるにも関わらず、不経済である。 【0005】 そこで本発明は、片面印刷用プリンタを容易に両面印刷用プリンタへアップグレードできるサーマルプリンタを提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0006】 前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のサーマルプリンタは次のように構成されている。 【0007】 筐体と、この筐体に開閉自在に設けられた蓋体と、前記筐体に収容され、感熱紙を用紙搬送路に沿って搬送する感熱紙搬送機構と、前記筐体に収容されるとともに、前記用紙搬送路に沿って設けられ、前記用紙搬送路の表面側に対向配置された第1サーマルヘッドと、前記蓋体に設けられ、前記蓋体が前記筐体側に閉じた状態で、前記第1サーマルヘッドに対して前記用紙搬送路を挟んで配置された第1プラテンと、前記筐体に収容されるとともに、前記用紙搬送路に沿って設けられ、前記用紙搬送路の表面側に対向配置された第2プラテンと、前記蓋体に設けられ、前記蓋体が前記筐体側に閉じた状態で、前記第2プラテンに対して前記用紙搬送路を挟んで配置された第2サーマルヘッド搭載部と、この第2サーマルヘッド搭載部に着脱自在に搭載される第2サーマルヘッドとを備えていることを特徴とする。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、裏面用のサーマルヘッドについては着脱自在とすることで、必要に応じて片面印刷から両面印刷へアップグレードすることが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 図1は本発明の一実施の形態に係るサーマルプリンタ10を模式的に示す縦断面図、図2はサーマルプリンタ10の開閉蓋12を開いた状態を模式的に示す縦断面図、図3及び図4はサーマルプリンタ10に組み込まれた印刷機構30の要部を示す側面図である。なお、図中Pは両面に印刷面を有する感熱紙を示しており、P1は表面、P2は裏面を示している。 【0010】 サーマルプリンタ10は、各機構を収容する筐体本体11と、この筐体本体11に対して開閉自在に設けられた開閉蓋12とを備えている。開閉蓋12の内面にはサーマルヘッド搭載部14が設けられている。 【0011】 筐体11内には、感熱紙Pを巻回した感熱紙ロールRを回転自在に支持し、感熱紙Pを供給する感熱紙供給部20と、供給された感熱紙Pに印刷を行う印刷機構30が収容されている。 【0012】 感熱紙供給部20は、感熱紙ロールRを保持する保持部21と、この保持部21から印刷機構30へ感熱紙Pを用紙搬送路22に沿って搬送するフィード機構23とを備えている。なお、図中Fは搬送方向を示している。 【0013】 印刷機構30は、駆動機構40と、用紙搬送路22に沿って設けられた第1印刷部50、第2印刷部60、切断機構70とを備えている。 【0014】 駆動機構40は、駆動モータ41と、この駆動モータ41の発生する回転力を各部に伝達するギア機構42とを備えている。 【0015】 第1印刷部50は、用紙搬送路22の延設方向に直交する一方の側(表面P1側)に対向配置された第1サーマルヘッド51と、この第1サーマルヘッド51に用紙搬送路22を挟んで対向配置された第1プラテン52と、第1サーマルヘッド51を第1プラテン52側に付勢するスプリング53とを備えている。 【0016】 第1プラテン52は、開閉蓋12に取り付けられており、開閉蓋12を閉じた状態でギア機構42が第1プラテン52の駆動系に接続されるように構成されている。 【0017】 第2印刷部60は、用紙搬送路22の延設方向に直交する他方の側(裏面P2側)に対向配置された第2サーマルヘッド61と、この第2サーマルヘッド61に用紙搬送路22を挟んで対向配置された第2プラテン62と、第2サーマルヘッド61を第2プラテン62側に付勢するスプリング63とを備えている。第2プラテン62は、ギア機構42によって駆動される。 【0018】 第2サーマルヘッド61は、開閉蓋12のサーマルヘッド搭載部14に着脱自在に取り付けられており、開閉蓋12を閉じた状態で、筐体本体11に収容された制御部(不図示)と接続されるように構成されている。 【0019】 このように構成されたサーマルプリンタ10は、次のようにして用いられる。最初に片面印刷について説明する。片面印刷のみ行うユーザは、第2サーマルヘッド61は用いないため、サーマルヘッド搭載部14には何も取り付けない。 【0020】 開閉蓋12を閉じると、制御部と第1サーマルヘッド51とが接続される。そして外部からの印刷指令が入力されると、駆動モータ41が一定方向に回転する。この駆動モータ41の回転は、ギア機構42を介してフィード機構23を駆動し、感熱紙Pを搬送方向Fへ駆動する。 【0021】 ギア機構42は、さらに第1プラテン52及び第2プラテン62を感熱紙Pの搬送方向に回転させる。これにより、感熱紙Pには、第1プラテン52及び第2プラテン62による駆動力が作用し、感熱紙Pを搬送方向Fへ駆動する。 【0022】 このようにして感熱紙Pが第1印刷部50に達すると、感熱紙Pの表面P1への印刷を開始する。感熱紙Pへの印刷が終了すると、フィード機構23により、感熱紙Pが切断機構70に送られ、切断される。 【0023】 次に両面印刷について説明する。両面印刷を行うユーザは、第2サーマルヘッド61をサーマルヘッド搭載部14に取り付ける。 【0024】 開閉蓋12を閉じると、ギア機構42が第1プラテン52の駆動系に接続されるとともに、制御部と第2サーマルヘッド61とが接続される。そして外部からの印刷指令が入力されると、駆動モータ41が一定方向に回転する。この駆動モータ41の回転は、ギア機構42を介してフィード機構23を駆動し、感熱紙Pを搬送方向Fへ駆動する。 【0025】 ギア機構42は、さらに第1プラテン52及び第2プラテン62を感熱紙Pの搬送方向に回転させる。これにより、感熱紙Pには、第1プラテン52及び第2プラテン62による駆動力が作用し、感熱紙Pを搬送方向Fへ駆動する。 【0026】 このようにして感熱紙Pを第2印刷部60に達すると、第2印刷部60では、感熱紙Pの裏面P2への印刷を開始する。さらに感熱紙Pが搬送され、第1印刷部50に達すると、感熱紙Pの表面P1への印刷を開始する。 【0027】 このようにして感熱紙Pが第1印刷部50に達すると、感熱紙Pの表面P1への印刷を開始する。感熱紙Pへの印刷が終了すると、フィード機構23により、感熱紙Pが切断機構70に送られ、切断される。 【0028】 上述したように、本実施の形態に係るサーマルプリンタ10によれば、裏面を印刷するための第2サーマルヘッド61については着脱自在とすることで、片面印刷のみを行う際の導入コストを抑えつつ、両面印刷用へのアップグレードを第2サーマルヘッド61のみの導入ですることが可能となる。 【0029】 なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】本発明の一実施の形態に係るサーマルプリンタを模式的に示す縦断面図。 【図2】同サーマルプリンタの開閉蓋を開いた状態を模式的に示す縦断面図。 【図3】同サーマルプリンタの片面印刷時における要部を示す側面図。 【図4】同サーマルプリンタの両面印刷時における要部を示す側面図。 【符号の説明】 【0031】 10…サーマルプリンタ、12…開閉蓋、14…サーマルヘッド搭載部、20…感熱紙供給部、22…用紙搬送路、23…フィード機構(感熱紙供給機構)、30…印刷機構、40…駆動機構、50…第1印刷部、51…第1サーマルヘッド、52…第1プラテン、53…第1アクチュエータ、60…第2印刷部、61…第2サーマルヘッド、62…第2プラテン、70…切断機構。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月29日(2006.6.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦
【識別番号】100091351 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 哲
【識別番号】100088683 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 誠
【識別番号】100108855 【弁理士】 【氏名又は名称】蔵田 昌俊
【識別番号】100075672 【弁理士】 【氏名又は名称】峰 隆司
【識別番号】100109830 【弁理士】 【氏名又は名称】福原 淑弘
【識別番号】100084618 【弁理士】 【氏名又は名称】村松 貞男
【識別番号】100092196 【弁理士】 【氏名又は名称】橋本 良郎
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| 【公開番号】 |
特開2008−6680(P2008−6680A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−178953(P2006−178953) |
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