| 【発明の名称】 |
両面印刷サーマルプリンタ |
| 【発明者】 |
【氏名】江岡 健二
【氏名】真田 強
【氏名】鈴木 彰
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| 【要約】 |
【課題】不印刷領域を最小限にするためにサーマルヘッド同士の距離を近づけた場合であっても、サーマルヘッドのハーネスとプラテンローラとの干渉を防止すること。
【構成】第1サーマルヘッド31から感熱紙供給部20側に向けて突設された第1ハーネス33と、第1サーマルヘッド31に対向配置された第1プラテンローラ32と、用紙搬送路22の裏面側に対向配置された第2サーマルヘッド41と、第2サーマルヘッド41から感熱紙供給部20側に向けて突設された第2ハーネス43と、第2サーマルヘッド41に対向配置された第2プラテンローラ42とを備え、第1ハーネス31の突出方向が用紙搬送路22から離間するように配置され、第2ハーネス43の突出方向が用紙搬送路22から離間するように配置されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 感熱紙を用紙搬送路に沿って供給する感熱紙供給機構と、 上記用紙搬送路に沿って設けられ、上記用紙搬送路の第1面側に対向配置された第1サーマルヘッドと、 この第1サーマルヘッドから上記感熱紙供給機構側に向けて突設された第1ハーネスと、 上記第1サーマルヘッドに対して上記用紙搬送路を挟んで配置された第1プラテンローラと、 上記用紙搬送路に沿って、上記第1サーマルヘッドと上記感熱紙供給機構との間に設けられ、上記用紙搬送路の第2面側に対向配置された第2サーマルヘッドと、 この第2サーマルヘッドから上記感熱紙供給機構側に向けて突設された第2ハーネスと、 上記第2サーマルヘッドに対して上記用紙搬送路を挟んで配置された第2プラテンローラとを備え、 上記第1ハーネスの突出方向が上記用紙搬送路から離間するように上記第1サーマルヘッドが上記用紙搬送路に対して配置され、上記第2ハーネスの突出方向が上記用紙搬送路から離間するように上記第2サーマルヘッドが上記用紙搬送路に対して配置されていることを特徴とする両面印刷サーマルプリンタ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、感熱紙の両面に印刷を行う両面印刷サーマルプリンタに関し、特に不印刷領域を最小限にするものに関する。 【背景技術】 【0002】 飲食店や商店等のレジスタ等でレシート等に印刷を行うのにサーマルプリンタが使用されている。通常のレシートは片面印刷がなされており、情報が多い場合等レシート用紙を大量に使用する。そこで、用紙に対してより多くの情報を印刷できるように、感熱紙に対して両面印刷を行うことができる両面印刷サーマルプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 図2はこのような両面印刷サーマルプリンタ100の一例を模式的に示す側面図である。両面印刷サーマルプリンタ100は、筐体101と、この筐体101に収容された感熱紙供給部110と、第1印刷部120と、第1印刷部120と感熱紙供給部110との間に配置された第2印刷部130と、各部を駆動する駆動部140と、印刷済の感熱紙Pを切断するカッタ装置150とを備えている。 【0004】 第1印刷部120及び第2印刷部には、感熱紙Pの両面に印刷するために、各面に対応して2つのサーマルヘッド121,131が設けられている。 【0005】 各サーマルヘッド121,131には、それぞれプラテン122,132が対向配置されており、これらサーマルヘッド121,131とプラテン122,132との間を感熱紙Pが通過し、サーマルヘッド121,131に加えられた熱によって感熱紙上に印刷を行うようにしていた。また、各サーマルヘッド121,131にはハーネス123,133が設けられている。各サーマルヘッド121,131からハーネス123,133が突出する方向は感熱紙Pの走行方向と平行になるように配置されている。 【特許文献1】特開平11−286147号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 上述した両面印刷サーマルプリンタでは、次のような問題があった。すなわち、両面同時印刷サーマルプリンタでは、印刷部であるサーマルヘッド及びプラテンローラが、2組必要となる。このため、一方の印刷部のサーマルヘッド後方に接続されているハーネスが他方のプラテンローラに干渉する虞があることから、印刷部相互にはハーネスが干渉しないための間隔が必要である。このため、サーマルヘッド同士の間隔が広くなり、その間隔が不印刷領域となってしまう。この不印刷領域が大きいとその分用紙の送り量も増え、印刷速度も遅くなるという問題があった。 【0007】 そこで本発明は、不印刷領域を最小限にするためにサーマルヘッド同士の距離を近づけた場合であっても、プラテンローラと隣接するサーマルヘッドに接続されているハーネスとの干渉を防止することができる両面同時印刷サーマルプリンタを提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0008】 前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の両面印刷サーマルプリンタは次のように構成されている。 【0009】 感熱紙を用紙搬送路に沿って供給する感熱紙供給機構と、上記用紙搬送路に沿って設けられ、上記用紙搬送路の第1面側に対向配置された第1サーマルヘッドと、この第1サーマルヘッドから上記感熱紙供給機構側に向けて突設された第1ハーネスと、上記第1サーマルヘッドに対して上記用紙搬送路を挟んで配置された第1プラテンローラと、上記用紙搬送路に沿って、上記第1サーマルヘッドと上記感熱紙供給機構との間に設けられ、上記用紙搬送路の第2面側に対向配置された第2サーマルヘッドと、この第2サーマルヘッドから上記感熱紙供給機構側に向けて突設された第2ハーネスと、上記第2サーマルヘッドに対して上記用紙搬送路を挟んで配置された第2プラテンローラとを備え、上記第1ハーネスの突出方向が上記用紙搬送路から離間するように上記第1サーマルヘッドが上記用紙搬送路に対して配置され、上記第2ハーネスの突出方向が上記用紙搬送路から離間するように上記第2サーマルヘッドが上記用紙搬送路に対して配置されていることを特徴とする。 【発明の効果】 【0010】 本発明によれば、不印刷領域を最小限にするためにサーマルヘッド同士の距離を近づけた場合であっても、プラテンローラと隣接するサーマルヘッドに接続されているハーネスとの干渉を防止することが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 図1は本発明の一実施の形態に係る両面同時印刷サーマルプリンタ10を模式的に示す側面図である。 【0012】 両面同時印刷サーマルプリンタ10は、図1に示すように、両面印刷サーマルプリンタ10は、筐体11と、この筐体11に収容された感熱紙供給部20と、第1印刷部30と、第1印刷部30と感熱紙供給部20との間に配置された第2印刷部40と、各部を駆動する駆動部50と、印刷済の感熱紙Pを切断するカッタ装置60とを備えている。 【0013】 筐体11には、印刷済みの感熱紙Pが排出される排出口12が設けられている。 【0014】 感熱紙供給部20は、感熱紙ロールRを保持する保持部21と、この保持部21から印刷機構30へ感熱紙Pを用紙搬送路22に沿って搬送するフィード機構23とを備えている。フィード機構23にはダンパ24が設けられている。ダンパ24は感熱紙Pに一定の張力を与える機能を有している。 【0015】 第1印刷部30は、用紙搬送路22を搬送される感熱紙Pの表面(第1面)P1側に対向配置された第1サーマルヘッド31と、この第1サーマルヘッド31に用紙搬送路22を挟んで対向配置された第1プラテン32と、第1サーマルヘッド31に取り付けられた第1ハーネス33とを備えている。第1サーマルヘッド31は、第1ハーネス33の突出方向が用紙搬送路22から離間するように配置されている。 【0016】 第2印刷部40は、用紙搬送路22を搬送される感熱紙Pの裏面(第2面)P2に対向配置された第2サーマルヘッド41と、この第2サーマルヘッド41に用紙搬送路22を挟んで対向配置された第2プラテン42と、第2サーマルヘッド41に取り付けられた第2ハーネス43とを備えている。第2サーマルヘッド41は、第2ハーネス43の突出方向が用紙搬送路22から離間するように配置されている。 【0017】 駆動部50は、駆動モータ51と、この駆動モータ51の発生する回転力を各部に伝達するギア機構(不図示)とを備えている。 【0018】 このように構成された両面同時印刷サーマルプリンタ10では、次のようにして両面印刷を行う。すなわち、保持部21からフィード機構23により用紙搬送路22に沿って感熱紙Pが給紙される。フィード機構23によって送られた感熱紙Pは、第2サーマルヘッド41及び第2プラテンローラ42によって挟持される。同時に第2ハーネス43を介して入力された信号に基づき第2サーマルヘッド41を加熱させて感熱紙Pの裏面P2に文字を印字する。 【0019】 次に、感熱紙Pは第2印刷部40から第1印刷部30に送られ、第1サーマルヘッド31及び第1プラテンローラ32によって挟持される。第1印刷部30は、第1ハーネス33を介して入力された信号に基づき第1サーマルヘッド31を加熱させ感熱紙Pの表面P1に文字を印字する。印字が終わった感熱紙Pを排出口12から排出する。 【0020】 第1印刷部30と第2印刷部40との間隔が大きくなると不印刷領域が広がる一方、近づき過ぎると第1ハーネス33と第2プラテンローラ42とが干渉する。本両面印刷サーマルプリンタ10においては、第1サーマルヘッド31及び第2サーマルヘッド41に用紙搬送路22に対して角度を設けて取り付けることで、用紙搬送路22の延設方向を基準として第1ハーネス33が図1中左側にシフトさせ、第2プラテンローラ42が図1中右側にシフトさせることができる。この結果、第1サーマルヘッド31と第2サーマルヘッド41を近づけても第1サーマルヘッド31と第2プラテンローラ42の距離を縮めることができる。 【0021】 このように、第1印刷部30と第2印刷部40との間隔を近づけることで、不印刷領域を最小限とすることができる。また、不印刷領域が狭くなることで、不印刷領域の送り量が減り、印刷速度を向上させることができる。 【0022】 本発明によれば、不印刷領域を最小限にするためにサーマルヘッド同士の距離を近づけた場合であっても、プラテンローラと隣接するサーマルヘッドに接続されているハーネスとの干渉を防止することが可能となる。 【0023】 なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。 【図面の簡単な説明】 【0024】 【図1】本発明の一実施の形態に係る両面同時印刷サーマルプリンタを模式的に示す側面図。 【図2】従来の両面同時印刷サーマルプリンタを模式的に示す側面図。 【符号の説明】 【0025】 10…両面印刷サーマルプリンタ、20…感熱紙供給部、22…用紙搬送路、23…フィード機構(感熱紙供給機構)、31…第1サーマルヘッド、32…第1プラテン、33…第1ハーネス、41…第2サーマルヘッド、42…第2プラテン、43…第2ハーネス。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月29日(2006.6.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦
【識別番号】100091351 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 哲
【識別番号】100088683 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 誠
【識別番号】100108855 【弁理士】 【氏名又は名称】蔵田 昌俊
【識別番号】100075672 【弁理士】 【氏名又は名称】峰 隆司
【識別番号】100109830 【弁理士】 【氏名又は名称】福原 淑弘
【識別番号】100084618 【弁理士】 【氏名又は名称】村松 貞男
【識別番号】100092196 【弁理士】 【氏名又は名称】橋本 良郎
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| 【公開番号】 |
特開2008−6678(P2008−6678A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−178951(P2006−178951) |
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