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【発明の名称】 基板の位置決め方法
【発明者】 【氏名】北澤 裕之

【要約】 【課題】正確な位置決めを実行することが可能な基板の位置決め方法を提供する。

【構成】印刷版のアライメントマークの位置を測定する第1測定工程と、基板のアライメントマークの位置を測定する第2測定工程と、基板の表面にアライメントマークのパターンを転写する転写工程と、転写されたアライメントマークのパターンの位置を測定する第3測定工程と、第2測定工程で測定したアライメントマークの位置と、第3測定工程で測定したパターンの位置とが一致するように、テーブルを移動させる第1位置決め工程と、次にパターンの転写に使用すべき印刷版のアライメントマークの位置を測定する版交換後測定工程と、第1測定工程で測定されたアライメントマークの位置と版交換後測定工程で測定されたアライメントマークの位置とに基づいてテーブルを移動させる版交換後位置決め工程とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷版表面に形成されるた塗布液のパターンを基板の表面に転写する印刷装置における基板の位置決め方法であって、
基準位置にある版胴の外周面に装着された印刷版に形成されたアライメントマークの位置を測定する第1測定工程と、
基準位置にあるテーブル上に載置された基板に形成されたアライメントマークの位置を測定する第2測定工程と、
前記印刷版から前記基板の表面にアライメントマークのパターンを転写する転写工程と、
前記転写工程において基板の表面に転写されたアライメントマークのパターンの位置を測定する第3測定工程と、
前記第2測定工程で測定したアライメントマークの位置と、前記第3測定工程で測定したパターンの位置とが一致するように、前記テーブルを移動させる第1位置決め工程と、
次にパターンの転写に使用すべき印刷版を基準位置にある版胴の表面に装着して、この印刷版に形成されたアライメントマークの位置を測定する版交換後測定工程と、
前記第1測定工程で測定されたアライメントマークの位置と、前記版交換後測定工程で測定されたアライメントマークの位置とに基づいて、前記テーブルを移動させる版交換後位置決め工程と、
を備えたことを特徴とする基板の位置決め方法。
【請求項2】
印刷版表面に形成されるた塗布液のパターンを基板の表面に転写する印刷装置における基板の位置決め方法であって、
基準位置にある版胴の外周面に装着された印刷版に形成されたアライメントマークの位置を測定する第1測定工程と、
基準位置にあるテーブル上に載置された基板に形成されたアライメントマークの位置を測定する第2測定工程と、
前記印刷版から前記基板の表面にアライメントマークのパターンを転写する転写工程と、
前記転写工程において基板の表面に転写されたアライメントマークのパターンの位置を測定する第3測定工程と、
前記第2測定工程で測定したアライメントマークの位置と、前記第3測定工程で測定したパターンの位置とが一致するように、前記テーブルを移動させる第1位置決め工程と、
次にパターンの転写を行うべき基板を基準位置にあるテーブル上に載置して、この基板に形成されたアライメントマークの位置を測定する基板交換後測定工程と、
前記第2測定工程で測定されたアライメントマークの位置と、前記基板交換後測定工程で測定されたアライメントマークの位置とに基づいて、前記テーブルを移動させる基板交換後位置決め工程と、
を備えたことを特徴とする基板の位置決め方法。
【請求項3】
印刷版表面に形成されるた塗布液のパターンを基板の表面に転写する印刷装置における基板の位置決め方法であって、
基準位置にある版胴の外周面に装着された印刷版に形成されたアライメントマークの位置を測定する第1測定工程と、
基準位置にあるテーブル上に載置された基板に形成されたアライメントマークの位置を測定する第2測定工程と、
前記印刷版から前記基板の表面にアライメントマークのパターンを転写する転写工程と、
前記転写工程において基板の表面に転写されたアライメントマークのパターンの位置を測定する第3測定工程と、
前記第2測定工程で測定したアライメントマークの位置と、前記第3測定工程で測定したパターンの位置とが一致するように、前記テーブルを移動させる第1位置決め工程と、
次にパターンの転写を行うべき基板を基準位置にあるテーブル上に載置して、この基板に形成されたアライメントマークの位置を測定する基板交換後測定工程と、
前記第2測定工程で測定されたアライメントマークの位置と、前記基板交換後測定工程で測定されたアライメントマークの位置とに基づいて、前記テーブルを移動させる基板交換後位置決め工程と、
次にパターンの転写に使用すべき印刷版を基準位置にある版胴の表面に装着して、この印刷版に形成されたアライメントマークの位置を測定する版交換後測定工程と、
前記第1測定工程で測定されたアライメントマークの位置と、前記版交換後測定工程で測定されたアライメントマークの位置とに基づいて、前記テーブルを移動させる版交換後位置決め工程と、
を備えたことを特徴とする基板の位置決め方法。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、印刷版表面に形成されるた塗布液のパターンを基板の表面に転写する印刷装置における基板の位置決め方法に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、カラーフィルター、液晶用ガラス基板、フレキシブル液晶基板あるいは電子ペーパー等の基板の製造工程においては、これらの基板に対して、パターン形成用の材料やフォトレジスト、あるいはインキ等の塗布液のパターンを転写する印刷装置が使用される。このような印刷装置においては、塗布液によるパターンが形成された印刷版等と基板とを、互いに位置決めした状態で当接させることにより、塗布液のパターンを基板上に転写する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−71932号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このような印刷装置に使用される印刷版は、所定の耐刷枚数だけ印刷を行った後には、新しい印刷版と交換される。このときには、印刷版と基板との相対的な位置決めを迅速に実行可能とすることが好ましい。また、基板を交換した場合にも、この基板を迅速に位置決めすることが好ましい。
【0004】
なお、一般的な印刷用紙を使用した印刷装置においては、試し刷りを行うことにより印刷用紙等と印刷版との位置決めを実行している。しかしながら、一般的に基板は高価であることから、この種の印刷機においては、試し刷り等を可能な限り省略し、印刷の当初から正確に位置決めされた印刷を実行することが好ましい。
【0005】
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、印刷版を交換した場合等においても、印刷の当初から正確な位置決めを実行することが可能な基板の位置決め方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、印刷版表面に形成されるた塗布液のパターンを基板の表面に転写する印刷装置における基板の位置決め方法であって、基準位置にある版胴の外周面に装着された印刷版に形成されたアライメントマークの位置を測定する第1測定工程と、基準位置にあるテーブル上に載置された基板に形成されたアライメントマークの位置を測定する第2測定工程と、前記印刷版から前記基板の表面にアライメントマークのパターンを転写する転写工程と、前記転写工程において基板の表面に転写されたアライメントマークのパターンの位置を測定する第3測定工程と、前記第2測定工程で測定したアライメントマークの位置と、前記第3測定工程で測定したパターンの位置とが一致するように、前記テーブルを移動させる第1位置決め工程と、次にパターンの転写に使用すべき印刷版を基準位置にある版胴の表面に装着して、この印刷版に形成されたアライメントマークの位置を測定する版交換後測定工程と、前記第1測定工程で測定されたアライメントマークの位置と、前記版交換後測定工程で測定されたアライメントマークの位置とに基づいて、前記テーブルを移動させる版交換後位置決め工程とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、印刷版表面に形成されるた塗布液のパターンを基板の表面に転写する印刷装置における基板の位置決め方法であって、基準位置にある版胴の外周面に装着された印刷版に形成されたアライメントマークの位置を測定する第1測定工程と、基準位置にあるテーブル上に載置された基板に形成されたアライメントマークの位置を測定する第2測定工程と、前記印刷版から前記基板の表面にアライメントマークのパターンを転写する転写工程と、前記転写工程において基板の表面に転写されたアライメントマークのパターンの位置を測定する第3測定工程と、前記第2測定工程で測定したアライメントマークの位置と、前記第3測定工程で測定したパターンの位置とが一致するように、前記テーブルを移動させる第1位置決め工程と、次にパターンの転写を行うべき基板を基準位置にあるテーブル上に載置して、この基板に形成されたアライメントマークの位置を測定する基板交換後測定工程と、前記第2測定工程で測定されたアライメントマークの位置と、前記基板交換後測定工程で測定されたアライメントマークの位置とに基づいて、前記テーブルを移動させる基板交換後位置決め工程とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、印刷版表面に形成されるた塗布液のパターンを基板の表面に転写する印刷装置における基板の位置決め方法であって、基準位置にある版胴の外周面に装着された印刷版に形成されたアライメントマークの位置を測定する第1測定工程と、基準位置にあるテーブル上に載置された基板に形成されたアライメントマークの位置を測定する第2測定工程と、前記印刷版から前記基板の表面にアライメントマークのパターンを転写する転写工程と、前記転写工程において基板の表面に転写されたアライメントマークのパターンの位置を測定する第3測定工程と、前記第2測定工程で測定したアライメントマークの位置と、前記第3測定工程で測定したパターンの位置とが一致するように、前記テーブルを移動させる第1位置決め工程と、次にパターンの転写を行うべき基板を基準位置にあるテーブル上に載置して、この基板に形成されたアライメントマークの位置を測定する基板交換後測定工程と、前記第2測定工程で測定されたアライメントマークの位置と、前記基板交換後測定工程で測定されたアライメントマークの位置とに基づいて、前記テーブルを移動させる基板交換後位置決め工程と、次にパターンの転写に使用すべき印刷版を基準位置にある版胴の表面に装着して、この印刷版に形成されたアライメントマークの位置を測定する版交換後測定工程と、前記第1測定工程で測定されたアライメントマークの位置と、前記版交換後測定工程で測定されたアライメントマークの位置とに基づいて、前記テーブルを移動させる版交換後位置決め工程とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、印刷版を交換した場合においても、印刷の当初から正確な位置決めを実行することが可能となる。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、連続して複数枚の基板に印刷を行う場合においても、印刷の当初から正確な位置決めを実行することが可能となる。
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、印刷版を交換し、さらに、連続して複数枚の基板に印刷を行う場合においても、印刷の当初から正確な位置決めを実行することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
最初に、この発明を適用する印刷装置の基本的な構成について説明する。図1はこの発明を適用する印刷装置の要部を示す概要図である。
【0014】
この印刷装置は、印刷版17の表面に形成された塗布液のパターンを基板16上に転写するものであり、その外周面に印刷版17を装着する版胴14と、その軸芯が版胴14の軸芯と平行に配置され印刷版17の表面に塗布液を供給する塗布液供給ローラ12と、この塗布液供給ローラ12の軸線方向に延びるスリットを有し塗布液供給ローラ12の表面に塗布液を供給するスリットノズル11と、塗布液供給ローラ12の洗浄機構13と、版胴14の洗浄機構15とを備える。上記スリットノズル11、塗布液供給ローラ12および洗浄機構13は、塗布液供給機構10を構成する。
【0015】
スリットノズル11と塗布液供給ローラ12の表面とは、わずかな距離d1だけ離隔している。また、塗布液供給ローラ12の表面と印刷版17の表面とは、塗布液の膜厚より小さい距離d2だけ離隔している。さらに、印刷版17の表面と基板16の表面とは、塗布液の膜厚より小さい距離d3だけ離隔している。これらの距離d1、d2、d3は、調整機構により調整可能となっている。
【0016】
この印刷装置においては、スリットノズル11から塗布液供給ローラ12の表面に塗布液が供給され、塗布液供給ローラ12の表面に塗布液の薄膜が形成される。そして、この塗布液は、印刷版17におけるパターンPに転写され、塗布液のパターンが形成される。この塗布液のパターンが、基板16上に転写される。
【0017】
なお、塗布液を印刷版17におけるパターンPに転写した後の塗布液供給ローラ12の表面は、洗浄機構13により洗浄される。これは、塗布液供給ローラ12の表面に塗布液が残存した場合、その上にさらにスリットノズル11から塗布液供給ローラ12の表面に塗布液が供給されたときに、塗布液の膜厚が増加して不均一となり、必要な膜厚を持ったパターンの転写が不可能となるためである。
【0018】
また、塗布液を基板16に転写した後の印刷版17の表面は、洗浄機構15により洗浄される。これも、印刷版17上の塗布液の膜厚が不均一となり、必要な膜厚を持ったパターンの転写が不可能となるためである。なお、洗浄機構15は、装置の端部と版胴14に近接した位置との間を移動可能となっている。
【0019】
次に、上述した印刷装置の具体的な構成について説明する。図2および図3は、この発明を適用する印刷装置を異なる方向から見た斜視図である。また、図4および図5は、この発明を適用する印刷装置の一部を拡大して示す斜視図である。なお、これらの図においては、上述した洗浄機構13、15の図示を省略している。
【0020】
この印刷装置は、基台20と、上述したスリットノズル11、塗布液供給ローラ12および版胴14を搭載した昇降テーブル21と、基板16を支持した状態で基台20上を往復移動するアライメントテーブル51と、このアライメントテーブル51上に配設された搬送テーブル22とを備える。
【0021】
図2乃至図4に示すように、基台20上には、一対の直動ガイド32と、これらの直動ガイド32の間に配設されたリニアモータ31とが配設されている。これらの直動ガイド32およびリニアモータ31は、その長手方向が版胴14の軸芯と垂直な方向を向くように配設されている。また、アライメントテーブル51は、これらの直動ガイド32およびリニアモータ31と連結されている。このため、アライメントテーブル51は、リニアモータ31の駆動を受け、搬送テーブル22とともに版胴14の軸芯と垂直な方向に往復移動する。
【0022】
図3および図4に示すように、版胴14と対向する位置には、印刷版17に形成されたアライメントマークの位置を測定するための一対のCCDカメラ52が配設されている。また、図5に示すように、搬送テーブル22と対向する位置には、基板16に形成されたアライメントマークの位置と、基板16の表面に転写されたアライメントマークのパターンの位置とを測定するための一対のCCDカメラ51が配設されている。
【0023】
以上のような構成を有する印刷装置においては、印刷を実行するに先立って、最初に基板16の位置決め工程を実行する。この位置決め工程については、後程詳細に説明する。
【0024】
また、これに引き続き、各調整機構により、スリットノズル11と塗布液供給ローラ12の表面との距離d1、塗布液供給ローラ12の表面と印刷版17の表面との距離d2、および、上述した印刷版17の表面と基板16の表面との距離d3を、基板16に塗布すべき塗布液の膜厚等に基づいて所定の値に設定する。
【0025】
しかる後、図示しないモータの駆動により塗布液供給ローラ12および版胴14を互いに同期して回転させると共に、リニアモータ31の駆動により搬送テーブル22を、版胴14の周速度と同一の速度で版胴14の軸芯と垂直な方向に移動させる。これにより、版胴14の外周部に装着した印刷版17上の塗布液のパターンが基板16の表面に転写される。
【0026】
そして、塗布液を基板16上に転写した印刷版17の表面は、図1に示す版胴14の洗浄機構15により洗浄される。また、印刷版17に塗布液を供給した塗布液供給ローラ12は、図1および図8に示す塗布液供給ローラ12の洗浄機構13により洗浄される。
【0027】
次に、上述した位置決め工程について説明する。図6および図7は、この発明に係る基板位置決め方法を示すフローチャートである。
【0028】
作業を開始する場合には、最初に、版胴14の外周面に印刷版17を装着する(ステップS1)。そして、版胴14を回転させて基準位置に配置する。このときには、印刷版17に形成された一対のアライメントマークが、図3および図4に示すCCDカメラ52の視野内に入っているものとする。
【0029】
この状態において、このときの版胴14の回転角度位置を図示しないロータリエンコーダにより認識するとともに、CCDカメラ52により撮像した一対のアライメントマークの画像を二値化してその中心位置を測定する(ステップS3)。このときのアライメントマークの位置は、原点位置として記憶される。
【0030】
次に、基板16を搬送テーブル22に装着する(ステップS4)。そして、リニアモータ31の駆動により搬送テーブル22を移動させ、搬送テーブル22を基準位置に配置する(ステップS5)。このときには、基板16に形成された一対のアライメントマークが、図5に示すCCDカメラ53の視野内に入っているものとする。
【0031】
この状態において、このときの搬送テーブル22の位置を図示しないリニアエンコーダにより認識するとともに、CCDカメラ53により撮像した一対のアライメントマークの画像を二値化してその中心位置を測定する(ステップS6)。このときのアライメントマークの位置も、原点位置として記憶される。
【0032】
次に、印刷動作を実行して、印刷版17上のアライメントマークのパターンを基板16の表面に転写する(ステップS7)。そして、CCDカメラ53により、この転写工程において基板16の表面に転写されたアライメントマークのパターンを撮像する。この状態において、このときの搬送テーブル22の位置を図示しないリニアエンコーダにより認識するとともに、CCDカメラ53により撮像した一対のアライメントマークの画像を二値化してその中心位置を測定する(ステップS8)。
【0033】
このときのアライメントマークの中心位置と、先に測定した基板における一対のアライメントマークの中心位置との差は、基板セット時補正量として記憶される。そして、アライメントテーブル51により搬送テーブル22をX、Y、θ方向に移動させ、基板セット時補正量がゼロとなるように、この基板セット時補正量に基づいて基板16を位置決めする(ステップS9)。これにより、ステップS6で測定したアライメントマークの位置と、ステップS8で測定したパターンの位置とを相対的に一致させることが可能となる。
【0034】
なお、このステップS4〜ステップS9を、必要に応じ複数回くり返すことにより、位置決め精度をより高精度なものとしてもよい。
【0035】
以上の工程が終了すれば、基板16の交換を行い、実際に印刷を行うべき基板16を搬送テーブル22上にセットする(ステップS10)。そして、そして、リニアモータ31の駆動により搬送テーブル22を移動させ、搬送テーブル22を基準位置に配置する(ステップS11)。
【0036】
この状態において、CCDカメラ53により交換後の基板16における一対のアライメントマークを撮像し、その画像を二値化してその中心位置を測定する(ステップS12)。そして、測定後のアライメントマークの中心位置と、ステップS9で得た基板セット時補正量とに基づいて、アライメントテーブル51により搬送テーブル22をX、Y、θ方向に移動させ、基板16を位置決めする(ステップS13)。これにより、ステップS12で測定したアライメントマークの位置と、印刷版17におけるアライメントマークの位置とが、相対的に一致することになる。
【0037】
この状態において、搬送テーブル22をY方向に移動させるとともに、版胴14を回転させて印刷を実行する(ステップS14)。複数枚の基板16に対して印刷を継続する場合には、ステップS10〜ステップS14をくり返し実行する。
【0038】
この種の印刷においては、基板16に対する印刷を継続し、印刷版17における耐刷枚数に到達した場合には、それまでに印刷に利用した印刷版17を、同一のパターンを有する新たな印刷版17に交換する必要がある。このため、耐刷枚数に達した場合には(S15)、印刷版17を交換する。
【0039】
このときには、版胴14の外周面に新たな印刷版17を装着する印刷版の交換動作を終了した上で、版胴14を回転させて基準位置に配置する(ステップS16)。そして、CCDカメラ52により新たな印刷版17における一対のアライメントマークを撮像し、このアライメントマークの画像を二値化してその中心位置を測定する(ステップS17)。
【0040】
そして、ステップS3で測定した先の印刷版17における一対のアライメントマークのその中心位置と、新たな印刷版17における一対のアライメントマークの中心位置との差を演算する。このときのステップS3で測定した先の印刷版17における一対のアライメントマークのその中心位置と、新たな印刷版17における一対のアライメントマークの中心位置との差は、印刷版セット時補正量として記憶される。
【0041】
そして、アライメントテーブル51により搬送テーブル22をX、Y、θ方向に移動させ、印刷版セット時補正量がゼロとなるように、この印刷版セット時補正量に基づいて基板16を位置決めする(ステップS18)。これにより、新たな印刷版17におけるアライメントマークの位置が、それ以前の印刷版17におけるアライメントマークの位置とを相対的に一致させることが可能となる。このため、ステップS7およびステップS8の用はパターン転写動作を省略しながら、高精度の印刷を実行することが可能となる。
【0042】
印刷版の交換が終了すれば、再度、ステップS10に戻って、必要な印刷が終了するまで印刷が継続される。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】この発明を適用する印刷装置の要部を示す概要図である。
【図2】この発明を適用する印刷装置の斜視図である。
【図3】この発明を適用する印刷装置の斜視図である。
【図4】この発明を適用する印刷装置の一部を拡大して示す斜視図である。
【図5】この発明を適用する印刷装置の一部を拡大して示す斜視図である。
【図6】この発明に係る基板位置決め方法を示すフローチャートである。
【図7】この発明に係る基板位置決め方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0044】
10 塗布液供給機構
11 スリットノズル
12 塗布液供給ローラ
13 洗浄機構
14 版胴
15 洗浄機構
16 基板
17 印刷版
20 基台
21 昇降テーブル
22 搬送テーブル
31 リニアモータ
32 直動ガイド
51 アライメントテーブル
52 CCDカメラ
53 CCDカメラ
P パターン

【出願人】 【識別番号】000207551
【氏名又は名称】大日本スクリーン製造株式会社
【出願日】 平成18年9月6日(2006.9.6)
【代理人】 【識別番号】100101753
【弁理士】
【氏名又は名称】大坪 隆司


【公開番号】 特開2008−62461(P2008−62461A)
【公開日】 平成20年3月21日(2008.3.21)
【出願番号】 特願2006−241310(P2006−241310)