| 【発明の名称】 |
加工機内の胴張りを有する枚葉紙案内胴 |
| 【発明者】 |
【氏名】イェルゲン・シェルツィヒ
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、加工機内の胴張りを有する枚葉紙案内胴に関する。
【構成】本発明の課題は、胴張りを有する枚葉紙案内胴を提供することである。この枚葉紙案内胴は、特に大型の版幅を有する枚葉紙材料を搬送するために設計されたものである。上記課題は、胴張り9が複数の部分胴張りから構成されており、部分胴張りが枚葉紙案内胴1の版幅にわたって設けられており、部分胴張りが、枚葉紙案内胴1の本体に設けられている張設手段14によって、枚葉紙案内胴の本体に着脱自在に固定可能になっていること、によって解決される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 加工機内の胴張りを有する枚葉紙案内胴であって、 胴溝が設けられている少なくとも1つの枚葉紙保持システムを有する円筒形状の本体と、周方向に設けられている少なくとも1つの胴張りとを備える枚葉紙案内胴において、 前記胴張り(9)は、複数の部分胴張り(A〜n)から構成されており、 前記部分胴張り(A〜n)は、当該枚葉紙案内胴(1)の版幅にわたって設けられており、 前記部分胴張り(A〜n)は、当該枚葉紙案内胴(1)の前記本体に設けられている張設手段(14)によって、前記本体上に着脱自在に固定可能になっていることを特徴とする枚葉紙案内胴。 【請求項2】 請求項1に記載の枚葉紙案内胴において、 前記部分胴張り(A〜n)は、周方向において2つの胴溝(16)間に延在しており、 前記部分胴張り(A〜n)それぞれの端部は、それぞれ1つの胴溝(16)内に設けられている張設手段(14)によって着脱自在に固定されていることを特徴とする、枚葉紙案内胴。 【請求項3】 請求項1に記載の枚葉紙案内胴において、 周方向において2つの胴溝(16)間には、少なくとも1つの保持手段(17)が設けられており、 前記部分胴張り(A〜n)は、周方向において胴溝(16)と少なくとも1つの保持手段(17)との間に延在しており、 前記部分胴張り(A〜n)それぞれの端部は、胴溝(16)内に設けられている張設手段(14)および保持手段(17)によって着脱自在に固定されていることを特徴とする枚葉紙案内胴。 【請求項4】 請求項1に記載の枚葉紙案内胴において、 当該枚葉紙案内胴(1)の版幅にわたって複数の張設手段(14)が設けられており、 部分胴張り(A〜n)の各端部には、張設手段(14)が個別に対応して設けられていることを特徴とする枚葉紙案内胴。 【請求項5】 請求項1に記載の枚葉紙案内胴において、 当該枚葉紙案内胴(1)の版幅にわたって複数の張設手段(14)が設けられており、 部分胴張り(A〜n)それぞれの一方の端部には張設手段(14)が個別に対応して設けられており、他方の端部には保持手段(17)が対応して設けられていることを特徴とする枚葉紙案内胴。 【請求項6】 請求項1に記載の枚葉紙案内胴において、 前記保持手段(17)は、版幅にわたって延在していることを特徴とする枚葉紙案内胴。 【請求項7】 請求項1に記載の枚葉紙案内胴において、 前記部分胴張り(A〜n)の側縁部(10)は、版幅にわたって互いに当接して取り付けられた状態で設けられていることを特徴とする枚葉紙案内胴。 【請求項8】 請求項1に記載の枚葉紙案内胴において、 前記部分胴張り(A〜n)の隣接する前記側縁部(10)は、版幅にわたって形状結合状態で着脱自在に連結されていることを特徴とする枚葉紙案内胴。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、請求項1のプレアンブルに記載の加工機内の胴張りを有する枚葉紙案内胴に関する。加工機としては特に輪転印刷機(ニス引き機を含む)、特に、被印刷材料の加工のための少なくとも2つの印刷装置/ニス引き装置を備えるオフセット印刷機および/またはニス引き装置が適している。 【背景技術】 【0002】 胴張りを有する枚葉紙案内胴は、輪転印刷機、特に両面印刷機等の加工機において使用されている。この種の輪転印刷機は、単一ドラム反転(Eintrommelwendung)(たとえば特許文献1より公知である)または3ドラム反転(Drei-Trommelwendung)(たとえば特許文献2より公知である)の原理に従う反転装置を有している。代替的に、輪転印刷機は、枚葉紙材料の両側に交互に印刷を行う印刷装置を具備するように構成されていてもよい。この種の枚葉紙印刷機は、たとえば特許文献3から公知になっている。 【0003】 両面印刷において、枚葉紙案内胴によって担持されている枚葉紙の第1の面に対して印刷および/またはニス引きが行われた後で、第2の面に対して印刷またはヒス引きが行われる。その際、塗りたてのインキまたはニスが、インキ/ニス逆トラッピング(Farb/Lackrueckspaltung)によって、枚葉紙の下側の面(第1の面)から枚葉紙案内胴の周面上に付着する。周面を汚さないために、または枚葉紙上の印刷図柄/ニス図柄を損なわないために、枚葉紙案内胴にはインキ/ニスを弾く表面を有する胴張りが着脱自在に設けられる。 【0004】 胴張りを有するこの種の枚葉紙案内胴は特許文献4から公知になっている。この枚葉紙案内胴は、インキ逆トラッピング特性および摩耗特性が改善された特殊な表面を有している。この枚葉紙案内胴は円筒形状の本体を有しており、この本体はその上に設けられている少なくとも1つの枚葉紙保持システムと、周方向に設けられている少なくとも1つの胴張りと、を有する。枚葉紙案内胴は、1回転につき1枚の枚葉紙を搬送する大きさの版胴に対して、同じく1回転につき1枚の枚葉紙を搬送する大きさであるかまたは1回転につき複数枚の枚葉紙を搬送する大きさの胴として構成されることができ、よって、周方向で見ると、着脱自在に設けられている1つの胴張りまたは周縁側にて着脱自在に設けられている複数の胴張りを担持している。胴張りは、張設手段によって枚葉紙案内胴上に固定されている。この場合、張設手段は1つのまたは複数の胴溝内に設けられている。これらの胴溝内に枚葉紙保持システムが設けられていることが好ましい。 【0005】 特許文献5からは、枚葉紙案内胴用のさらなる胴張りが公知となっている。この胴張りは、可撓性を有する材料を含み、張設手段によって枚葉紙案内胴回りに緩やかに固定されて設けられている。 【0006】 胴張りおよび張設手段は常に、胴軸方向で見て枚葉紙案内胴の全面にわたって延在している。 【特許文献1】東独特許出願公開第54703号明細書 【特許文献2】独国特許出願公開第1107246号明細書 【特許文献3】独国特許出願公開第3203879号明細書 【特許文献4】国際公開第02/087883号明細書 【特許文献5】米国特許出願公開第6073556号明細書 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 本発明の課題は、冒頭に記載した種類の枚葉紙案内胴を提供することである。この枚葉紙案内胴は、特に大型の版幅の枚葉紙材料を搬送するために設計されたものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 上記課題は、請求項1に記載の構成上の特徴によって解決される。さらなる構成は従属請求項から明らかになる。 【0009】 第1の利点は、版幅にわたって設けられた複数の部分胴張りを有するように枚葉紙案内胴を構成することによって、枚葉紙案内胴に対する取り付けおよび取り外しの際に部分胴張りが扱いやすくなる、ということである。部分胴張りを枚葉紙案内胴の周面上に平らに載置しやすくなり、生じる可能性のあるたわみが大幅に減少される。 【0010】 好適な構成では、枚葉紙案内胴上の部分胴張りそれぞれを別個に調整および張設することができる。 【0011】 第2の利点は、好適には、版幅にわたってかつさらに周方向(版長)において、枚葉紙材料を担持する枚葉紙案内胴上に複数の部分胴張りを設けることができる、ということである。 【0012】 第3の利点としては、部分胴張りが、張設手段または保持手段に合うように、隣接する側縁部の領域に任意の形状寸法を有し得る、ということを挙げることができる。一構成では、部分胴張りは対称に設けられている。別の構成では、任意の形態、たとえばDIN−A4のフォーマット分割に依拠して、1つまたは複数のフォーマットに分割するよう選択することもできるし、加工すべき裁断予定部(Nutzen)を考慮して選択することもできる。 【0013】 第4の利点は、胴張りを構成する部分胴張りは、インキおよび/またはニスを弾く部分胴張り(コーティングありまたはコーティングなし)に限定されない、ということから明らかになる。この種の胴張りは、簡単な金属製の胴張りとして構成することもできる。たとえば、枚葉紙案内胴は、薄銅板またはクロムプレートから成る部分胴張りを担持し得る。この構成は、好適には部分胴張りを有する枚葉紙案内胴であって、少なくとも1つの分離装置(パフォレータを含む)、たとえば長手方向裁断装置が対応して設けられている、枚葉紙案内胴、に適している。代替的に、金属製の胴張りを構成する部分胴張りが、枚葉紙案内胴上に設けられていてもよい。この枚葉紙案内胴は、隣接するつや付け装置、スリット付け装置、エンボス装置、溝付け装置、刻印装置またはパンチング装置と共働する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 本発明を一実施形態に基づいて詳細に説明する。 【0015】 枚葉紙状の被印刷材料(枚葉紙材料)を加工するための輪転印刷機は、少なくとも2つの印刷装置/ニス引き装置IないしIIIを備える。各印刷装置I、IIは、胴溝を有するとともに印刷版を担持する版胴4を備える。版胴4には、少なくとも1つのインキ装置が対応して設けられており、必要に応じて湿し装置(図示せず)が対応して設けられている。ここで、印刷版は、着けローラ、特にインキ着けローラによって、印刷インキの形態の媒体でインキングされ、湿し装置を用いる場合には少なくとも1つの着けローラ、特に少なくとも1つの湿し着けローラによって、湿し剤の形態の媒体で湿し着けされる。代替的に、ニス引き装置IIIは、胴溝を有するとともに印刷版(ゴムブランケットを含む)を担持する版胴5(ニス引き胴5)を備える。この版胴5には、調量システム6が対応して設けられている。ここで、印刷版は、着けローラ、特にこの場合はアニロックス型ニス着けローラおよびチャンバドクターによって、ニスの形態の媒体でニス着けされる。 【0016】 図1によると、印刷装置I、IIは、プレート胴として構成されている版胴4と、版胴4に隣接して設けられているゴムブランケット胴3と、を備える。ここで、ゴムブランケット胴3は、枚葉紙材料を搬送方向7に搬送する枚葉紙案内胴1、特に圧胴と共働する。同様に、ニス引き装置IIIの版胴5には、枚葉紙案内胴1、特に圧胴が対応して設けられている。 【0017】 枚葉紙材料を搬送方向7に搬送するために、枚葉紙案内胴/圧胴1間には、少なくとも1つの枚葉紙案内胴が渡し胴2として設けられている。 【0018】 本例では、圧胴/渡し胴として構成されている枚葉紙案内胴1、2は、1回転につき枚葉紙1枚分を搬送する大きさの(einfachgrossen)版胴4、5に対して、1回転につき枚葉紙2枚分を搬送する大きさになるように構成されている。枚葉紙案内胴1、2は、周縁側で正反対の位置に設けられている、枚葉紙保持システム15を収容するための2つの胴溝16、すなわち枚葉紙材料用の2つの担持面をそれ自体公知の方法で有している。印刷装置I、IIの枚葉紙案内胴1間には、たとえば枚葉紙案内胴8が反転装置として設けられている。 【0019】 図示の反転装置8は後縁部反転(Hinterkantenwendung)の原理に従う単一ドラム反転機として構成されている。代替的に、他の反転装置も使用可能である。 【0020】 本例では、第2の印刷装置IIおよびニス引き装置IIIの枚葉紙案内胴/圧胴1はそれぞれ、周面に胴張り9が設けられている。ここで、各胴張り9は、版幅にわたって設けられている複数の部分胴張りAないしnから成る。 【0021】 ニス引き装置III内で圧胴として構成されている枚葉紙案内胴1(部分胴張りA〜nを有する)には、必要に応じて作動可能な分離装置18が対応して設けられていることが好適である。分離装置18は、たとえばレーザー裁断装置または機械式パフォレーション/裁断装置として構成され得る。 【0022】 図2には、圧胴よりも2倍の大きさに構成されている枚葉紙案内胴1が図示されている。この枚葉紙案内胴では、2つの胴溝16が本体の周縁側に設けられている。 【0023】 図2の正面図では、胴溝16によって形成されている、枚葉紙材料用の担持面(部分周面)は、3つの部分胴張りA、B、Cを担持している。これら部分胴張りは、版幅にわたって、すなわち、枚葉紙案内胴1の胴軸19の方向に設けられている。部分胴張りA〜Cは、周方向に2つの胴溝16間で延在しており、各部分胴張りA〜Cの端部は、それぞれ1つの胴溝16内に設けられている張設手段14によって着脱自在に固定されている。 【0024】 さらに、この種の枚葉紙案内胴1は、保持手段17を有し得る。この保持手段は、版幅にわたって延在していることが好ましい。本構成では、保持手段17は、部分胴張りA〜Cによって覆われている。すなわち、これら部分胴張りは使用されない。たとえば、この種の保持手段17は、少なくとも1つのスリット状の溝内に設けられ得る。このスリット状の溝は、版幅にわたって延在するとともに枚葉紙案内胴1の枚葉紙材料用の担持面と一体化されている。 【0025】 本例では、第1の部分胴張りA、第2の部分胴張りB、および第3の部分胴張りCはそれぞれ、胴張り幅11、12、13を有する。本例では、胴張り幅11ないし13を足すと、枚葉紙案内胴1の版幅になる。部分胴張りAないしnは、側縁部10を有し得る。この側縁部は、版幅にわたって互いに当接して取り付けられた状態(Stoss-an-Stoss-Montage)で設けられている。図示の場合には、部分胴張りA、B、Cは直線状の側縁部10を有しており、これら側縁部は、版幅にわたって互いに当接して取り付けられた状態で並んで設けられている。 【0026】 代替的に、側縁部10は他の構成を有し得る。さらなる一構成では、(直接的に)隣接している側縁部10が、互いに着脱自在に形状結合状態で連結されるような輪郭線を版幅にわたって有していることが好適である。これによって、部分胴張りA〜nによって枚葉紙案内胴1上に固定されている胴張り9内に安定した連結部が達成される。同時に、側縁部10が直線状であることに起因して生じ得る印刷技法上の障害を防止することができるか、または、大幅に低減することができる。 【0027】 図2に係る部分胴張りA〜Cは、一方の端部、好適には印刷開始部DAにおいて、少なくとも1つの張設手段14に着脱自在に固定されている。その際、張設手段14は、それぞれ1つの胴溝16内に設けられている。部分胴張りA〜Cは、他方の端部において、張設手段14、または代替的には他の保持手段17によって胴溝16内に着脱自在に固定可能である。 【0028】 一構成では、部分胴張りA〜nが周方向において胴溝16と少なくとも1つの保持手段17との間で延在するように、少なくとも1つの保持手段17が周方向において2つの胴溝16間に設けられ得る。その際、各部分胴張りA〜nの端部は、胴溝16内に設けられている張設手段14と枚葉紙案内胴1に設けられている保持手段17とによって着脱自在に固定されている。さらなる一構成では、版幅にわたって複数の張設手段14が設けられていてもよく、部分胴張りA〜nの各端部には1つの張設手段14が個別に対応して設けられていてもよい。さらなる一構成では、版幅にわたって複数の張設手段14が設けられていてもよく、各部分胴張りA〜nの一方の端部には1つの張設手段14が個別に対応して設けられていてもよく、他方の端部には1つの保持手段17が対応して設けられていてもよい。 【0029】 図3には、枚葉紙案内胴1の周面上に設けられている部分胴張りA〜nが、胴溝16内に折り曲げられた状態で(abgekantet)突出しており、胴溝内で張設手段14によって着脱自在に溝壁に対して固定されている様子が図示されている。張設手段14が同時に枚葉紙保持システム15用のくわえ当接縁部の機能を有することが好適である。張設手段14を解放すると、または、張設手段14を解放して搬送方向7に移動させることによって、張設手段の位置14’において、部分胴張りA〜nを調整または離脱または交換することができるようになる。部分胴張りA〜nの他方の端部に設けられている張設/保持手段14、17は、これらの部分胴張りA〜nを端部側で折り曲げた状態または正接する状態で着脱自在に固定することができる。 【0030】 図4には、2倍の大きさの枚葉紙案内胴1であって、正反対の位置に180度ずれた状態で設けられている2つの胴溝16を有する枚葉紙案内胴が図示されている。枚葉紙案内胴1を4分円20〜23に分割した場合、搬送方向7において4分円20では張設手段14を有する胴溝16が設けられている。これら張設手段14内には、胴軸19の方向に版幅にわたって設けられている3つの部分胴張りA〜Cの一方の端部が着脱自在に固定されている。部分胴張りA〜Cの他方の端部において、枚葉紙案内胴1は、枚葉紙材料を担持する周面内に設けられている保持手段17を有しており、それにより、これら端部(部分胴張りA〜C)が着脱自在に固定されるようになっている。本例では、保持手段17は、4分円20および21間の領域内に設けられており、版幅の全幅にわたって延在している。 【0031】 さらに、保持手段17は、軸溝19の方向において版幅にわたって設けられている第4〜第6の3つの部分胴張りD、E、Fの一方の端部を着脱自在に固定するために、4分円20および21間の領域内に収容される。部分胴張りD〜Fは、搬送方向7において後置されている胴溝16(4分円21、22の領域)まで延在している。この胴溝には、部分胴張りD〜Fの他方の端部を着脱自在に固定するために張設手段14が設けられている。 【0032】 最後の胴溝16(4分円21、22)内にはさらに、張設手段14が設けられている。この張設手段は、軸溝19の方向において版幅にわたって設けられている第7〜第9の3つの部分胴張りG、H、Iの一方の端部を、着脱自在に固定するために収容する。部分胴張りG〜Iの他方の端部において、枚葉紙案内胴1は、枚葉紙材料を担持する周面に設けられている保持手段17を有しており、それにより、この端部(部分胴張りG〜I)を着脱自在に固定する。本例では、保持手段17は、4分円22および23間の領域内に設けられており、版幅の全幅にわたって延在している。 【0033】 さらに、保持手段17は、胴軸19の方向において版幅にわたって設けられている第10〜第12の3つの部分胴張りJ、K、Lの一方の端部を4分円22および23間の領域内で着脱自在に固定するために収容する。部分胴張りJ〜Lは、搬送方向7において後置されている胴溝16(4分円23、20の領域)まで延在している。この胴溝には、部分胴張りJ〜Lの他方の端部を着脱自在に固定するために張設手段14が設けられている。 【0034】 したがって、この構成では、各胴溝16には、それぞれ溝壁に対応して設けられているそれぞれ2つの張設手段14が、部分胴張りA〜Lの一方の端部を着脱自在に固定するために設けられている。 【0035】 簡単な構成では、保持手段17は、その中に胴張りA〜nの一方の端部が着脱自在に固定される、本体または枚葉紙案内胴1内のノッチまたは継ぎ目であり得る。この種のノッチ/継ぎ目は、たとえば90°、180°、270°、360°の所定の角度量だけずれた状態で枚葉紙案内胴1の周縁側に設けられていてもよい。さらに、保持手段17(ノッチまたは継ぎ目の形態の場合も含めて)は、胴軸19に対して連続的に面一になっていてもよいし(図2)、胴軸19に対して平行に側方にずれた状態で設けられていてもよい(図5)。 【0036】 図5では、周縁側で、部分胴張りAが、張設手段14および保持手段17によって枚葉紙案内胴1上に設けられている。また、部分胴張りDが、この保持手段17およびさらなる張設手段14によって枚葉紙案内胴1上に設けられている。この場合、保持手段17は、胴軸19に対して面一に胴張り幅11にわたって延在するように設けられている。さらに、周縁側で、部分胴張りBが、張設手段14および保持手段17によって枚葉紙案内胴1上に設けられている。また、部分胴張りEが、この保持手段17およびさらなる張設手段14によって枚葉紙案内胴1上に設けられている。この場合、保持手段17’は、第1の分量だけ側方にずれた状態で胴軸19に対して平行に胴張り幅12にわたって延在するように設けられている。同様に、周縁側で、部分胴張りCが、張設手段14および保持手段17によって枚葉紙案内胴1上に設けられている。また、部分胴張りFが、この保持手段17およびさらなる張設手段14によって枚葉紙案内胴1上に設けられている。この場合、保持手段17’’は、第2の分量だけ側方にずれた状態で胴軸19に対して平行に胴張り幅13にわたって延在している。 【0037】 版幅にわたって部分胴張りA〜nを設けることは、枚葉紙案内胴1が1回転につき枚葉紙1枚分を搬送する大きさである場合、または枚葉紙2枚分を搬送する大きさである場合に限定されない。この種の部分胴張りA〜nは、枚葉紙案内胴1が周縁側に3つの胴溝16を有するとともに1回転につき枚葉紙3枚分を搬送する大きさである場合、または枚葉紙案内胴1が周縁側に4つの胴溝16を有するとともに1回転につき枚葉紙4枚分を搬送する大きさである場合にも固定可能である。同様に、適切な数の保持手段17〜17’’を設けることができる。 【0038】 以上まとめると、ほぼ円筒形状の枚葉紙案内胴1の本体上で周方向に設けられている少なくとも1つの胴張り9は、複数の部分胴張りA〜nから構成され得る。この場合、部分胴張りA〜nは、枚葉紙案内胴1の版幅にわたって設けられており、枚葉紙案内胴1の本体に設けられている張設手段14によって枚葉紙案内胴1の本体に着脱自在に固定可能である。 【図面の簡単な説明】 【0039】 【図1】2つの印刷装置および1つのニス引き装置を備える輪転印刷機の概略図である。 【図2】大型の版幅用の枚葉紙案内胴の概略正面図である。 【図3】枚葉紙案内胴の胴溝構成の概略図である。 【図4】1回転につき枚葉紙2枚分を搬送する大きさの枚葉紙案内胴の概略側面図である。 【図5】図4の変形例の概略図である。 【符号の説明】 【0040】 01 枚葉紙案内胴(圧胴) 02 枚葉紙案内胴(渡し胴) 03 ゴムブランケット胴 04 版胴(プレート胴) 05 版胴(ニス引き胴) 06 調量システム 07 搬送方向 08 枚葉紙案内胴(反転装置) 09 胴張り 10 側縁部(胴張り) 11 胴張り幅 12 胴張り幅 13 胴張り幅 14 張設手段 15 枚葉紙保持システム 16 胴溝 17 保持手段 18 分離装置 19 胴軸 20 第1の4分円 21 第2の4分円 22 第3の4分円 23 第4の4分円 A 第1の部分胴張り B 第2の部分胴張り C 第3の部分胴張り D 第4の部分胴張り E 第5の部分胴張り F 第6の部分胴張り I 第1の印刷装置 II 第2の印刷装置 III ニス引き装置 DA 印刷開始部
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| 【出願人】 |
【識別番号】599011584 【氏名又は名称】エム・アー・エヌ・ローラント・ドルックマシーネン・アクチエンゲゼルシャフト
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| 【出願日】 |
平成19年6月28日(2007.6.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064908 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武
【識別番号】100089037 【弁理士】 【氏名又は名称】渡邊 隆
【識別番号】100108453 【弁理士】 【氏名又は名称】村山 靖彦
【識別番号】100110364 【弁理士】 【氏名又は名称】実広 信哉
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| 【公開番号】 |
特開2008−6822(P2008−6822A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2007−171102(P2007−171102) |
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