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【発明の名称】 印刷機のインキツボキー位置調整方法および装置
【発明者】 【氏名】岡田 茂

【氏名】宮城 巌雄

【氏名】原 俊介

【氏名】印出 明浩

【氏名】平野 正大

【要約】 【課題】温度変化による機械の熱膨張に対し、インキツボキーとインキツボローラとの間の隙間量を一定に維持し、印刷中の印刷物に色調の変化が生じないようにする。

【構成】インキツボローラ3又はインキツボキー4の近傍の印刷機のフレーム温度Tを測定する。このフレーム温度Tを周期的に取り込み、フレーム温度Tに応ずるインキツボキーの原点位置補正量KOAをテーブルTB1から読み出し、この読み出したインキツボキーの原点位置補正量KOAを原点位置KOに加算して、補正した原点位置KO’(KO’=KO+KOA)を得る。そして、この補正した原点位置KO’に「絵柄面積率−インキツボキー開き量変換カーブ」より得られるインキツボキーの開き量Kを加算して補正した位置KP’(KP’=KO’+K)を求め、この補正した位置KP’にインキツボキー4の位置を合わせ込む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インキツボローラに対するインキツボキーの位置を調整する印刷機のインキツボキー位置調整方法において、
前記インキツボローラ又は前記インキツボキー又はそれらの近傍の印刷機の部材の温度を測定する温度測定ステップと、
前記測定された印刷機の部材の温度に応じて前記インキツボキーの位置を補正する補正ステップと
を備えることを特徴とする印刷機のインキツボキー位置調整方法。
【請求項2】
請求項1に記載された印刷機のインキツボキー位置調整方法において、
前記補正ステップは、前記測定された印刷機の部材の温度に応じて前記インキツボキーの原点位置を補正する
ことを特徴とする印刷機のインキツボキー位置調整方法。
【請求項3】
請求項1に記載された印刷機のインキツボキー位置調整方法において、
前記補正ステップは、前記測定された印刷機の部材の温度に応じて前記インキツボキーの開き量を補正する
ことを特徴とする印刷機のインキツボキー位置調整方法。
【請求項4】
請求項1に記載された印刷機のインキツボキー位置調整方法において、
前記温度測定ステップは、前記印刷機の部材の温度として前記インキツボローラ又は前記インキツボキーの近傍の印刷機のフレームの温度を測定する
ことを特徴とする印刷機のインキツボキー位置調整方法。
【請求項5】
インキツボローラに対するインキツボキーの位置を調整する印刷機のインキツボキー位置調整装置において、
前記インキツボローラ又は前記インキツボキー又はそれらの近傍の印刷機の部材の温度を測定する温度測定手段と、
前記測定された印刷機の部材の温度に応じて前記インキツボキーの位置を補正する補正手段と
を備えることを特徴とする印刷機のインキツボキー位置調整装置。
【請求項6】
請求項5に記載された印刷機のインキツボキー位置調整装置において、
前記補正手段は、前記測定された印刷機の部材の温度に応じて前記インキツボキーの原点位置を補正する
ことを特徴とする印刷機のインキツボキー位置調整装置。
【請求項7】
請求項5に記載された印刷機のインキツボキー位置調整装置において、
前記補正手段は、前記測定された印刷機の部材の温度に応じて前記インキツボキーの開き量を補正する
ことを特徴とする印刷機のインキツボキー位置調整装置。
【請求項8】
請求項5に記載された印刷機のインキツボキー位置調整装置において、
前記温度測定手段は、前記印刷機の部材の温度として前記インキツボローラ又は前記インキツボキーの近傍の印刷機のフレームの温度を測定する
ことを特徴とする印刷機のインキツボキー位置調整装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、インキツボローラに対するインキツボキーの位置を調整する印刷機のインキツボキー位置調整方法および装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図40に輪転印刷機における各色の印刷ユニット内のインキ装置(インカー)の要部を示す。同図において、1はインキツボ、2はインキツボ1に蓄えられたインキ、3はインキツボローラ、4(4−1〜4−N)はインキツボローラ3の軸方向に複数並設して設けられたインキツボキー、5はインキ移しローラ、6はインキローラ群、7は版胴8に装着された刷版であり、刷版7には絵柄が焼き付けられている。
【0003】
この印刷機では、インキツボキー4−1〜4−Nのインキツボローラ3に対する開き量の調整によってインキツボ1内よりインキツボローラ3に供給されるインキの供給量を調整し、インキツボローラ3よりインキツボローラ群6を介して刷版7へインキを供給し、この刷版7に供給されたインキを印刷用紙に印刷する。
【0004】
インキツボキー4−1〜4−Nの開き量は、インキツボキー4−1〜4−Nに対応する刷版7の各エリアの絵柄面積率に応じ、予め設定されている「絵柄面積率−インキツボキー開き量変換カーブ」に従って設定される。このインキツボキー4−1〜4−Nの開き量の設定は各色の印刷ユニット毎に行われる。
【0005】
すなわち、この印刷機において、「絵柄面積率−インキツボキー開き量変換カーブ」は各色毎に定められており、この「絵柄面積率−インキツボキー開き量変換カーブ」からインキツボキー毎に対応する刷版の各エリアの絵柄面積率に応じたインキツボキーの開き量を求め、このインキツボキーの開き量をそのインキツボキーの原点位置に加算して目標位置を定め、この定めた目標位置へそのインキツボキーの位置を調整するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】特開2002−79650号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述した従来のインキツボキーの位置調整方法では、温度変化による機械の熱膨張によってインキツボキーとインキツボローラとの間の隙間量が変化し、印刷中の印刷物の色調が変化してしまうことがある。このため、オペレータは、時々印刷中の印刷物からサンプル紙を抜き出して確認し、色調の変化が見られた場合、インキツボキーの開き量を調整するなどして、インキ供給量の微調整を行っている。このインキ供給量の微調整には、高度な技術が必要であり、非常に労力がかかる。また、色調の変化が発生してからインキ供給量の調整を行うため、その間の印刷物が損紙になってしまう。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、温度変化による機械の熱膨張に対し、インキツボキーとインキツボローラとの間の隙間量を一定に維持し、印刷中の印刷物に色調の変化が生じないようにすることが可能な印刷機のインキツボキー位置調整方法および装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このような目的を達成するために本発明は、インキツボローラに対するインキツボキーの位置を調整する印刷機のインキツボキー位置調整方法において、インキツボローラ又はインキツボキー又はそれらの近傍の印刷機の部材の温度を測定する温度測定ステップと、この測定された印刷機の部材の温度に応じてインキツボキーの位置を補正する補正ステップとを設けたものである。
この発明によれば、インキツボローラ又はインキツボキー又はそれらの近傍の印刷機の部材の温度が測定され、この測定された印刷機の部材の温度に応じてインキツボキーの位置が補正される。例えば、インキツボローラ又はインキツボキー又はそれらの近傍の印刷機の部材の温度として印刷機のフレームの温度を測定し、この印刷機のフレームの温度に応じてインキツボキーの位置を補正する。なお、インキツボローラ又はインキツボキー又はそれらの近傍の印刷機の部材の温度とは、インキツボローラ自体の温度であってもよいし、インキツボキー自体の温度であってもよいし、インキツボローラに近い位置の部材の温度であってもよいし、インキツボキーに近い位置の部材の温度であってもよい。また、インキツボローラとインキツボキーとの中間に位置する部材の温度であってもよい。
【0010】
本発明において、インキツボキーの位置を補正する場合、位置そのものを補正するようにしてもよいが、インキツボキーの原点位置を補正したり、インキツボキーの開き量を補正するなどしてもよい。この場合、原点位置を補正したり、開き量を補正したりすることにより、結果的にインキツボキーの位置の補正が行われるものとなる。また、本発明は、印刷機のインキツボキー位置調整方法としてではなく、印刷機のインキツボキー位置調整装置として実現することもできる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、インキツボローラ又はインキツボキー又はそれらの近傍の印刷機の部材の温度を測定し、この測定された印刷機の部材の温度に応じてインキツボキーの位置を補正するようにしたので、インキツボキーの位置そのものを補正したり、インキツボキーの原点位置を補正したり、インキツボキーの開き量を補正するなどして、温度変化による機械の熱膨張に対し、インキツボキーとインキツボローラとの間の隙間量を一定に維持し、印刷中の印刷物に色調の変化が生じないようにすることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。先ず、実施の形態の説明に入る前に、本発明に係る印刷機のインキツボキー位置調整方法の基本例について説明する。
【0013】
〔基本例1:原点位置補正方式〕
図1は本発明に係る印刷機のインキツボキー位置調整方法の基本例を説明するための概略図である。同図において、3はインキツボローラ、4はインキツボキー、9は印刷機のフレーム、10は温度検出器、11はインキツボキー位置調整装置である。温度検出器10は、インキツボローラ3又はインキツボキー4の近傍のフレーム9に設けられており、このフレーム9の温度(以下、フレーム温度と呼ぶ)Tを検出し、インキツボキー位置調整装置11へ送る。
【0014】
なお、温度検出器10は、インキツボローラ3やインキツボキー4の近傍のフレーム9の温度を検出できればよく、インキツボローラ3に近い位置に設けられていてもよいし、インキツボキー4に近い位置に設けられていてもよい。また、インキツボローラ3とインキツボキー4との中間位置に設けられていてもよい。
【0015】
〔目標位置への調整〕
インキツボキー位置調整装置11は、予め定められている「絵柄面積率−インキツボキー開き量変換カーブ」からインキツボキー4に対応する刷版のエリアの絵柄面積率に応じたインキツボキーの開き量Kを求め、この開き量Kをインキツボキー4の原点位置KOに加算して目標位置KP(KP=KO+K)を定め、この目標位置KPにインキツボキー4の位置を合わせ込む。
【0016】
〔目標位置の補正〕
発明者らは、温度変化に対する影響を検証した結果、印刷機のフレームの温度とインキツボキーの原点位置との間で相関関係があることを見出すことができた。すなわち、温度変化による機械の熱膨張によってインキツボキーとインキツボローラとの間の隙間量が変化し、これによってインキツボキーの原点位置が変化するが、このインキツボキーの原点位置と印刷機のフレームの温度との間に相関関係があることを見出すことができた。
【0017】
図1では、実験を繰り返すことにより、フレーム温度Tとインキツボキー4の原点位置KOとの間の相関関係を求め、この相関関係からフレーム温度Tとインキツボキーの原点位置補正量KOAとの関係を示すフレーム温度−インキツボキー原点位置補正量変換テーブルTB1を作成し(図2参照)、インキツボキー位置調整装置11に設定している。
【0018】
インキツボキー位置調整装置11は、温度検出器10からのフレーム温度Tを周期的に取り込み、フレーム温度Tに応ずるインキツボキーの原点位置補正量KOAをテーブルTB1から読み出す。そして、この読み出したインキツボキーの原点位置補正量KOAを原点位置KOに加算して補正した原点位置KO’(KO’=KO+KOA)を得る。そして、この補正した原点位置KO’に「絵柄面積率−インキツボキー開き量変換カーブ」より得られるインキツボキーの開き量Kを加算して補正した位置KP’(KP’=KO’+K)を求め、この補正した位置KP’にインキツボキー4の位置を合わせ込む。
【0019】
このようにして、フレーム温度Tに基づいて目標位置KPを補正することによって、温度変化による機械の熱膨張に対し、インキツボキー4とインキツボローラ3との間の隙間量が一定に維持され、印刷中の印刷物に色調の変化が生じないようになる。これにより、オペレータによるインキ供給量の微調整が不要となり、高度な技術を必要とせず、労力も軽減される。また、インキ供給量の微調整が不要となるので、印刷物の損紙も少なくなる。
【0020】
なお、上述した基本例1では、目標位置KPを定める際のインキツボキー4の原点位置KOを補正することによって、結果的にインキツボキー4の目標位置KPを補正するようにしたが(原点位置補正方式)、目標位置KPを定める際のインキツボキー4の原点位置KOに加算する開き量Kを補正することによって、結果的にインキツボキー4の目標位置KPを補正するようにしてもよい(開き量補正方式)。また、インキツボキー4の目標位置KPそのものを補正するようにしてもよい(目標位置補正方式)。
【0021】
〔基本例2:開き量補正方式〕
インキツボキー4の開き量Kを補正する場合には、フレーム温度Tとインキツボキーの開き量補正量KAとの関係を示すフレーム温度−インキツボキー開き量補正量変換テーブルTB2を作成し、インキツボキー位置調整装置11に設定する。この場合、インキツボキー位置調整装置11は、温度検出器10からのフレーム温度Tを周期的に取り込み、フレーム温度Tに応ずるインキツボキーの開き量補正量KAをテーブルTB2から読み出し、この読み出したインキツボキーの開き量補正量KAおよび「絵柄面積率−インキツボキー開き量変換カーブ」より得られるインキツボキーの開き量Kをインキツボキー4の原点位置に加算して補正した位置KP’(KP’=KO+K+KA)を求め、この補正した位置KP’にインキツボキー4の位置を合わせ込む。
【0022】
〔基本例3:目標位置補正方式〕
インキツボキー4の目標位置KPそのものを補正する場合には、フレーム温度Tとインキツボキーの位置補正量KPAとの関係を示すフレーム温度−インキツボキー位置補正量変換テーブルTB3を作成し、インキツボキー位置調整装置11に設定する。この場合、インキツボキー位置調整装置11は、温度検出器10からのフレーム温度Tを周期的に取り込み、フレーム温度Tに応ずるインキツボキーの位置補正量KPAをテーブルTB3から読み出し、この読み出したインキツボキーの位置補正量KPAを目標位置KP(KP=KO+K)に加算して補正した位置KP’(KP’=KP+KPA=KO+K+KPA)を求め、この補正した位置KP’にインキツボキー4の位置を合わせ込む。
【0023】
なお、上述した基本例1〜3において、テーブルTB1,TB2,TB3は計算式として定めてもよい。また、テーブルTB2,TB3もテーブルTB1と同様、実験を繰り返すことにより、フレーム温度Tとの相関関係により作成されるものであることは言うまでもない。
【0024】
〔実施の形態1:原点位置補正方式〕
図3は本発明の実施に用いる印刷機のインキ供給量制御装置の第1の実施の形態(実施の形態1)を示すブロック図である。同図において、20は本発明に係るインキツボキー位置調整装置を含むインキ供給量制御装置であり、CPU20Aと、RAM20Bと、ROM20Cと、インキプリセットスイッチSW1と、入力装置20Dと、表示器20Eと、出力装置(フレキシブルディスクドライブ、プリンタ等)20Fと、記憶部20Gと、フレーム温度測定器FS(FS1〜FSM)と、A/D変換器AD(AD1〜ADM)と、インタフェース(I/O、I/F)20H〜20Jとを備えており、インタフェース20Jを介して印刷機制御装置30,インキツボローラ回転量制御装置40(40−1〜40−M)およびインキツボキー開き量制御装置50(50−1〜50−MN)と接続されている。
【0025】
なお、図3において、インキツボローラ回転量制御装置40(40−1〜40−M)は、各色の印刷ユニット(第1〜第Mの印刷ユニット)に対して設けられている。このインキツボローラ回転量制御装置40によってインキツボローラ3(図40)の送り量が調整される。
また、インキツボキー開き量制御装置50(50−1〜50−MN)は、各色の印刷ユニット(第1〜第Mの印刷ユニット)のインキツボキー4(図40)に対応して各個に設けられている。このインキツボキー開き量制御装置50によってインキツボキー4のインキツボローラ3に対する開き量が調整される。
フレーム温度測定器FS(FS1〜FSM)は、各色の印刷ユニット(第1〜第Mの印刷ユニット) に対して設けられており、その印刷ユニットのインキツボローラ3又はインキツボキー4の近傍の印刷機のフレーム温度T(T1〜TM)を測定する。
【0026】
インキツボキー開き量制御装置50は、図4に示すように、インキツボキー駆動用モータドライバ50Aと、インキツボキー駆動用モータ50Bと、ロータリーエンコーダ50Cと、カウンタ50Dと、CPU50Eと、ROM50Fと、RAM50Gと、メモリ50H〜50Kと、インタフェース(I/O,I/F)50L,50Mとを備えており、インタフェース50Lを介してインキ供給量制御装置20と接続されている。ロータリーエンコーダ50Cは、インキツボキー駆動用モータ50Bの所定回転数(角度)毎に回転パルスを発生してカウンタ50Dに出力する。
【0027】
インキツボローラ回転量制御装置40は、図5に示すように、インキツボローラ駆動用モータドライバ40Aと、インキツボローラ駆動用モータ40Bと、ロータリーエンコーダ40Cと、CPU40Dと、ROM40Eと、RAM40Fと、メモリ40G,40Hと、インタフェース(I/O,I/F)40I,40Jとを備えており、インタフェース40Iを介してインキ供給量制御装置20と接続されている。ロータリーエンコーダ40Cは、インキツボローラ駆動用モータ40Bの所定回転数(角度)毎に回転パルスを発生してインキツボローラ駆動用モータドライバ40Aへ送る。
【0028】
図6にインキ供給量制御装置20における記憶部20Gのメモリの内容を示す。記憶部20Gには、メモリM1〜M18が設けられる。M1は印刷で使用する印刷ユニット数Mmax記憶用メモリ、M2は印刷で使用する印刷ユニット番号UNm記憶用メモリ、M3は各印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキ色ICm記憶用メモリ、M4は各インキツボキーに対応する範囲の絵柄面積率IRmn記憶用メモリ、M5はカウント値M記憶用メモリ、M6はカウント値N記憶用メモリ、M7は各インキ色ICmに対応する絵柄面積率−インキツボキー開き量変換テーブル記憶用メモリ、M8は各印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの開き量Kmn記憶用メモリ、M9は各印刷ユニットのインキツボキーの総数Nmax記憶用メモリ、M10は各インキツボキーの原点位置KOmn記憶用メモリである。
【0029】
また、M11は各印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの目標位置KPmn記憶用メモリ、M12は各インキ色ICmに対応する基準のインキツボローラの回転量Rm記憶用メモリ、M13は各印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度測定器の出力記憶用メモリ、M14は各印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度Tm記憶用メモリ、M15は各印刷ユニットのフレーム温度−インキツボキー原点位置補正量変換テーブル記憶用メモリ、M16は各印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキツボキーの原点位置補正量KOAm記憶用メモリ、M17は各印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの補正した原点位置KOmn’記憶用メモリ、M18は各印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’記憶用メモリである。
【0030】
これらのメモリM1〜M18において、メモリM7には各インキ色ICmに対応する絵柄面積率とインキツボキーの開き量Kとの関係を示す絵柄面積率−インキツボキー開き量変換テーブルが設定され、メモリM9には各印刷ユニットのインキツボキーの総数Nmaxが設定され、メモリM10には各インキツボキーの原点位置KOmnが設定され、メモリM12には各インキ色ICmに対応する基準のインキツボローラの回転量Rmが設定され、メモリM15には各印刷ユニットのフレーム温度Tとインキツボキーの原点位置補正量KOAとの関係を示すフレーム温度−インキツボキー原点位置補正量変換テーブルが設定されている。
【0031】
インキ供給量制御装置20において、CPU20Aは、インタフェース20H〜20Jを介して与えられる各種入力情報を得て、RAM20Bや記憶部20Gにアクセスしながら、ROM20Cに格納されたプログラムに従って動作する。ROM20Cには、本実施の形態特有のプログラムとして、インキツボキーの目標位置を補正するインキツボキー目標位置補正プログラムが格納されている。以下、図7〜図16に分割して示すフローチャートを参照して、インキツボキー目標位置補正プログラムに従ってCPU20Aが実行する処理動作について説明する。
【0032】
CPU20Aは、先ず、メモリM1〜M6、M8、M11、M13、M14、M16〜M17を初期化する(図7:ステップ101)。そして、入力装置20Dを介して入力される印刷で使用する印刷ユニット数Mmax,印刷ユニット番号UNm,印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキ色ICmおよび各インキツボキーに対応する範囲の絵柄面積率IRmnを取り込み(ステップ102のYES)、印刷で使用する印刷ユニット数MmaxをメモリM1に、印刷ユニット番号UNmをメモリM2に、印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキ色ICmをメモリM3に、各インキツボキーに対応する範囲の絵柄面積率IRmnをメモリM4に格納する(ステップ103)。
【0033】
〔インキツボキーの開き量の算出〕
CPU20Aは、オペレータによりインキプリセットスイッチSW1がオンとされると(ステップ104のYES)、メモリM5のカウント値Mを1とし(ステップ105)、ステップ106〜117(図8)の処理動作を繰り返す。このステップ106〜117の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットの各インキツボキーの開き量Kmnが求められる。
【0034】
このステップ106〜117の処理動作について説明すると、ステップ106では、メモリM6のカウント値Nを1とする。そして、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出し(ステップ107)、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキ色ICmをメモリM3から読み出し(ステップ108)、このインキ色ICmに対応する絵柄面積率−インキツボキー開き量変換テーブルをメモリM7から読み出す(ステップ109)。
【0035】
そして、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーに対応する範囲の絵柄面積率IRmnをメモリM4から読み出し(ステップ110)、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーに対応する範囲の絵柄面積率IRmnより、ステップ109で読み出した絵柄面積率−インキツボキー開き量変換テーブルを用いて、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの開き量Kmnを求め、メモリM8に格納する(ステップ111)。
【0036】
そして、メモリM6のカウント値Nに1を加算してN=2とし(ステップ112)、メモリM9から各印刷ユニットのインキツボキーの総数Nmaxを読み出し(ステップ113)、カウント値Nがそのインキツボキーの総数Nmaxを超えるまで、ステップ108〜114の処理を繰り返す。これにより、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの開き量Kmnが求められ、メモリM8に格納される。
【0037】
そして、カウント値NがNmaxを超えると(ステップ114のYES)、CPU20Aは、カウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ115)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ116)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ106〜117の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットの各インキツボキーの開き量Kmnが求められ、メモリM8に格納されるものとなる。
【0038】
〔インキツボキーの目標位置の算出〕
CPU20Aは、ステップ117においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図9:ステップ118)、ステップ119〜129の処理動作を繰り返す。このステップ119〜129の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットの各インキツボキーの目標位置KPmnが求められる。
【0039】
このステップ119〜129の処理動作について説明すると、ステップ119では、メモリM6のカウント値Nを1とする。そして、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出し(ステップ120)、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの原点位置KOmnをメモリM10から読み出す(ステップ121)。また、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの開き量KmnをメモリM8から読み出す(ステップ122)。
【0040】
そして、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの開き量Kmnをステップ121で読み出したM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの原点位置KOmnに加算してM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの目標位置KPmn(KPmn=KOmn+Kmn)とし、メモリM11に格納する(ステップ123)。
【0041】
そして、メモリM6のカウント値Nに1を加算してN=2とし(ステップ124)、メモリM9から各印刷ユニットのインキツボキーの総数Nmaxを読み出し(ステップ125)、カウント値Nがそのインキツボキーの総数Nmaxを超えるまで、ステップ121〜126の処理を繰り返す。これにより、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの目標位置KPmnが求められ、メモリM11に格納される。
【0042】
そして、カウント値NがNmaxを超えると(ステップ126のYES)、CPU20Aは、カウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ127)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ128)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ119〜129の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットの各インキツボキーの目標位置KPmnが求められ、メモリM11に格納されるものとなる。
【0043】
〔インキツボキーの目標位置の送信〕
CPU20Aは、ステップ129においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図10:ステップ130)、ステップ131〜141の処理動作を繰り返す。このステップ131〜141の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットの各インキツボキー開き量制御装置50に対し、各インキツボキーの目標位置KPmnが送信される。
【0044】
このステップ131〜141の処理動作について説明すると、ステップ131では、メモリM6のカウント値Nを1とする。そして、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出し(ステップ132)、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの目標位置KPmnをメモリM11から読み出す(ステップ133)。そして、この読み出したM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの目標位置KPmnを、その印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーに対するインキツボキー開き量制御装置50に送信する(ステップ134)。
【0045】
そして、そのインキツボキー開き量制御装置50から受信確認信号が送信されてくれば(ステップ135のYES)、メモリM6のカウント値Nに1を加算してN=2とし(ステップ136)、メモリM9から各印刷ユニットのインキツボキーの総数Nmaxを読み出し(ステップ137)、カウント値Nがそのインキツボキーの総数Nmaxを超えるまで、ステップ133〜138の処理を繰り返す。これにより、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの目標位置KPmnが、その印刷ユニットの各インキツボキー開き量制御装置50へ送信される。
【0046】
そして、カウント値NがNmaxを超えると(ステップ138のYES)、CPU20Aは、カウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ139)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ140)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ131〜141の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットの各インキツボキー開き量制御装置50に対し、その印刷ユニットの各インキツボキーの目標位置KPmnが送信されるものとなる。
【0047】
〔インキツボローラの基準の回転数の送信〕
CPU20Aは、ステップ141においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図11:ステップ142)、ステップ143〜150の処理動作を繰り返す。このステップ143〜150の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットのインキツボローラ回転量制御装置40に対し、基準のインキツボローラの回転量Rmが送信される。
【0048】
このステップ143〜150の処理動作について説明すると、ステップ143では、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出す。そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキ色ICmをメモリM3から読み出し(ステップ144)、このインキ色ICmに対応する基準のインキツボローラの回転量RmをメモリM12から読み出す(ステップ145)。そして、この読み出したインキ色ICmに対応する基準のインキツボローラの回転量Rmを、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキツボローラ回転量制御装置40に送信する(ステップ146)。
【0049】
そして、そのインキツボローラ回転量制御装置40から受信確認信号が送信されてくれば(ステップ147のYES)、メモリM5のカウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ148)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ149)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ143〜150の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットのインキツボローラ回転量制御装置40に対し、その印刷ユニットの基準のインキツボローラの回転量Rmが送信されるものとなる。
【0050】
〔フレーム温度の演算〕
CPU20Aは、ステップ150においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図12:ステップ151)、ステップ152〜157の処理動作を繰り返す。このステップ152〜157の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットのフレーム温度Tmが演算される。
【0051】
このステップ152〜157の処理動作について説明すると、ステップ152では、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出す。そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度測定器FSの出力を読み取り(ステップ153)、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度測定器FSの出力より、その印刷ユニットのフレーム温度Tmを演算する(ステップ154)。演算したフレーム温度TmはメモリM14に格納する。
【0052】
そして、メモリM5のカウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ155)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ156)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ152〜157の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットのフレーム温度Tmが求められ、メモリM14に格納されるものとなる。
【0053】
〔インキツボキーの原点位置補正量の算出〕
CPU20Aは、ステップ157においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図13:ステップ158)、ステップ159〜165の処理動作を繰り返す。このステップ159〜165の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットのインキツボキーの原点位置補正量KOAmが算出される。
【0054】
このステップ159〜165の処理動作について説明すると、ステップ159では、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出す。そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度−インキツボキー原点位置補正量変換テーブルをメモリM15から読み出す(ステップ160)。また、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度TmをメモリM14から読み出す(ステップ161)。
【0055】
そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度Tmより、ステップ160で読み出したM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度−インキツボキー原点位置補正量変換テーブルを用いて、その印刷ユニットのインキツボキーの原点位置補正量KOAmを求め、メモリM16に格納する(ステップ162)。
【0056】
そして、メモリM5のカウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ163)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ164)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ159〜165の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットのインキツボキーの原点位置補正量KOAmが求められ、メモリM16に格納されるものとなる。
【0057】
〔インキツボキーの原点位置の補正〕
CPU20Aは、ステップ165においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図14:ステップ166)、ステップ167〜177の処理動作を繰り返す。このステップ167〜177の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットの各インキツボキーの補正した原点位置KOmn’が求められる。
【0058】
このステップ167〜177の処理動作について説明すると、ステップ167では、メモリM6のカウント値Nを1とする。そして、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出し(ステップ168)、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの原点位置KOmnをメモリM10から読み出す(ステップ169)。また、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキツボキーの原点位置補正量KOAmをメモリM16から読み出す(ステップ170)。
【0059】
そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキツボキーの原点位置補正量KOAmをステップ169で読み出したM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの原点位置KOmnに加算してM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの補正した原点位置KOmn’(KOmn’=KOmn+KOAm)とし、メモリM17に格納する(ステップ171)。
【0060】
そして、メモリM6のカウント値Nに1を加算してN=2とし(ステップ172)、メモリM9から各印刷ユニットのインキツボキーの総数Nmaxを読み出し(ステップ173)、カウント値Nがそのインキツボキーの総数Nmaxを超えるまで、ステップ167〜174の処理を繰り返す。これにより、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの補正した原点位置KOmn’が求められ、メモリM17に格納される。
【0061】
そして、カウント値NがNmaxを超えると(ステップ174のYES)、CPU20Aは、カウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ175)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ176)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ167〜177の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットの各インキツボキーの補正した原点位置KOmn’が求められ、メモリM17に格納されるものとなる。
【0062】
〔インキツボキーの目標位置の補正〕
CPU20Aは、ステップ177においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図15:ステップ178)、ステップ179〜189の処理動作を繰り返す。このステップ179〜189の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が求められる。
【0063】
このステップ179〜189の処理動作について説明すると、ステップ179では、メモリM6のカウント値Nを1とする。そして、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出し(ステップ180)、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの補正した原点位置KOmn’をメモリM17から読み出す(ステップ181)。また、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの開き量KmnをメモリM8から読み出す(ステップ182)。
【0064】
そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの開き量Kmnをステップ181で読み出したM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの補正した原点位置KOmn’に加算してM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの補正した位置KPmn’(KPmn’=KOmn’+Kmn)とし、メモリM18に格納する(ステップ183)。
【0065】
そして、メモリM6のカウント値Nに1を加算してN=2とし(ステップ184)、メモリM9から各印刷ユニットのインキツボキーの総数Nmaxを読み出し(ステップ185)、カウント値Nがそのインキツボキーの総数Nmaxを超えるまで、ステップ181〜186の処理を繰り返す。これにより、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が求められ、メモリM18に格納される。
【0066】
そして、カウント値NがNmaxを超えると(ステップ186のYES)、CPU20Aは、カウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ187)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ188)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ179〜189の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が求められ、メモリM18に格納されるものとなる。
【0067】
〔インキツボキーの補正した位置の送信〕
CPU20Aは、ステップ189においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図16:ステップ190)、ステップ191〜201の処理動作を繰り返す。このステップ191〜201の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットの各インキツボキー開き量制御装置50に対し、各インキツボキーの補正した位置KPmn’が送信される。
【0068】
このステップ191〜201の処理動作について説明すると、ステップ191では、メモリM6のカウント値Nを1とする。そして、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出し(ステップ192)、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの補正した位置KPmn’をメモリM18から読み出す(ステップ193)。そして、この読み出したM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの補正した位置KPmn’を、その印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーに対するインキツボキー開き量制御装置50に送信する(ステップ194)。
【0069】
そして、そのインキツボキー開き量制御装置50から受信確認信号が送信されてくれば(ステップ195のYES)、メモリM6のカウント値Nに1を加算してN=2とし(ステップ196)、メモリM9から各印刷ユニットのインキツボキーの総数Nmaxを読み出し(ステップ197)、カウント値Nがそのインキツボキーの総数Nmaxを超えるまで、ステップ193〜198の処理を繰り返す。これにより、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が、その印刷ユニットの各インキツボキー開き量制御装置50へ送信される。
【0070】
そして、カウント値NがNmaxを超えると(ステップ198のYES)、CPU20Aは、カウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ199)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ200)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ191〜201の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットの各インキツボキー開き量制御装置50に対し、その印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が送信されるものとなる。
【0071】
CPU20Aは、ステップ201においてカウント値MがMmaxを超えると、図12に示すステップ151に戻ってメモリM5のカウント値Mを1とし、ステップ152〜201の処理動作を繰り返す。これにより、上述したフレーム温度の演算、インキツボキーの原点位置補正量の算出、インキツボキーの原点位置の補正、インキツボキーの目標位置の補正、インキツボキーの補正した位置の送信が繰り返される。
【0072】
〔インキツボキー開き量制御装置〕
インキツボキー開き量制御装置50(図4)のCPU50Eは、インキ供給量制御装置20からインキツボキーの目標位置KPmn又は補正した位置KPmn’を受信すると(図17:ステップ210のYES)、その受信したインキツボキーの目標位置KPmn又は補正した位置KPmn’をメモリ50Hに格納する(ステップ211)。そして、インキ供給量制御装置20に受信確認信号を送信し(ステップ212)、受信した目標位置KPmn又は補正した位置KPmn’を目標とするインキツボキーの位置としてメモリ50Iに書き込む(ステップ213)。
【0073】
そして、カウンタ50Dのカウント値を読み取り(ステップ214)、この読み取ったカウンタ50Dのカウント値より現在のインキツボキーの位置を求め(ステップ215)、現在のインキツボキーの位置が目標とする位置と同じであれば(図18:ステップ216のYES)、直ちにステップ210へ戻り、インキ供給量制御装置20からの次のインキツボキーの目標位置KPmn又は補正した位置KPmn’の受信に備える。
【0074】
現在のインキツボキーの位置が目標とする位置と同じでない場合には(ステップ216のNO)、現在のインキツボキーの位置が目標とする位置と同じになるまでインキツボキー駆動用モータ50Bを駆動した後(ステップ217〜223)、ステップ210へ戻り、インキ供給量制御装置20からの次のインキツボキーの目標位置KPmn又は補正した位置KPmn’の受信に備える。
【0075】
〔インキツボローラ回転量制御装置〕
インキツボローラ回転量制御装置40(図5)のCPU40Dは、インキ供給量制御装置20からインキツボローラの基準の回転量Rmを受信すると(図19:ステップ230のYES)、その受信したインキツボローラの基準の回転量Rmをメモリ40Gに格納する(ステップ231)。そして、インキ供給量制御装置20に受信確認信号を送信したうえ(ステップ232)、受信したインキツボローラの基準回転量Rmを目標とする回転量としてメモリ40Hに書き込む(ステップ233)。そして、メモリ40Hから目標とする回転量を読み出し(ステップ234)、インキツボローラ駆動用モータドライバ40Aへ送り、インキツボローラ駆動用モータ40Bの回転量を目標とする回転量(基準の回転量Rm)に合わせ込む(ステップ235)。
【0076】
〔実施の形態2:開き量補正方式〕
図20は本発明の実施に用いる印刷機のインキ供給量制御装置の第2の実施の形態(実施の形態2)を示すブロック図である。同図において、図3と同一符号は図3を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。また、このインキ供給量制御装置20と接続されるインキツボローラ回転量制御装置40やインキツボキー開き量制御装置50も実施の形態1と同じであり、図4および図5にその構成が示され、図17〜図18および図19にその処理動作のフローチャートが示されているので、ここでの説明は省略する。
【0077】
この実施の形態2では、実施の形態1の記憶部20G内のメモリM15およびM16に代えて、各印刷ユニットのフレーム温度−インキツボキー開き量補正量変換テーブル記憶用メモリM15’および各印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキツボキーの開き量の補正量KAm記憶用メモリM16’を設けている。メモリM15’には、各印刷ユニットのフレーム温度Tとインキツボキーの開き量の補正量KAmとの関係を示すフレーム温度−インキツボキー開き量補正量変換テーブルが設定されている。
【0078】
この実施の形態2におけるインキ供給量制御装置20のCPU20Aが実行する処理動作のフローチャートを図21〜図29に分割して示す。このフローチャートにおいて、ステップ301(図21)〜ステップ357(図26)までの処理動作は実施の形態1で説明したステップ101(図7)〜ステップ157(図12)までの処理動作と同じであるので、その説明は省略する。
【0079】
〔インキツボキーの開き量の補正量の算出〕
CPU20Aは、ステップ357(図26)においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図27:ステップ358)、ステップ359〜365の処理動作を繰り返す。このステップ359〜365の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットのインキツボキーの開き量の補正量KAmが算出される。
【0080】
このステップ359〜365の処理動作について説明すると、ステップ359では、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出す。そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度−インキツボキー開き量補正量変換テーブルをメモリM15’から読み出す(ステップ360)。また、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度TmをメモリM14から読み出す(ステップ361)。
【0081】
そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度Tmより、ステップ360で読み出したフレーム温度−インキツボキー開き量補正量変換テーブルを用いて、その印刷ユニットのインキツボキーの開き量の補正量KAmを求め、メモリM16’に格納する(ステップ362)。
【0082】
そして、メモリM5のカウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ363)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ364)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ359〜365の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットのインキツボキーの開き量の補正量KAmが求められ、メモリM16’に格納される。
【0083】
〔インキツボキーの目標位置の補正〕
CPU20Aは、ステップ365においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図28:ステップ366)、ステップ367〜378の処理動作を繰り返す。このステップ367〜378の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が求められる。
【0084】
このステップ367〜378の処理動作について説明すると、ステップ367では、メモリM6のカウント値Nを1とする。そして、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出し(ステップ368)、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの原点位置KOmnをメモリM10から読み出す(ステップ369)。また、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの開き量KmnをメモリM8から読み出し(ステップ370)、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキツボキーの開き量の補正量KAmをメモリM16’から読み出す(ステップ371)。
【0085】
そして、ステップ369で読み出したM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの原点位置KOmnと、ステップ370で読み出したM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの開き量Kmnと、ステップ371で読み出したM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキツボキーの開き量の補正量KAmとを加算してM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの補正した位置KPmn’(KPmn’=KOmn+Kmn+KAm)とし、メモリM18に格納する(ステップ372)。
【0086】
そして、メモリM6のカウント値Nに1を加算してN=2とし(ステップ373)、メモリM9から各印刷ユニットのインキツボキーの総数Nmaxを読み出し(ステップ374)、カウント値Nがそのインキツボキーの総数Nmaxを超えるまで、ステップ369〜375の処理を繰り返す。これにより、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が求められ、メモリM18に格納される。
【0087】
そして、カウント値NがNmaxを超えると(ステップ375のYES)、CPU20Aは、カウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ376)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ377)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ367〜378の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が求められ、メモリM18に格納されるものとなる。
【0088】
〔インキツボキーの補正した位置の送信〕
CPU20Aは、ステップ378においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図29:ステップ379)、ステップ380〜390の処理動作を繰り返す。このステップ380〜390の処理動作は、実施の形態1におけるステップ191〜201の処理動作に対応し、この処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットの各インキツボキー開き量制御装置50に対し、各インキツボキーの補正した位置KPmn’が送信されるものとなる。
【0089】
〔実施の形態3:目標位置補正方式〕
図30は本発明の実施に用いる印刷機のインキ供給量制御装置の第3の実施の形態(実施の形態2)を示すブロック図である。同図において、図3と同一符号は図3を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。また、このインキ供給量制御装置20と接続されるインキツボローラ回転量制御装置40やインキツボキー開き量制御装置50も実施の形態1と同じであり、図4および図5にその構成が示され、図17〜図18および図19にその処理動作のフローチャートが示されているので、ここでの説明は省略する。
【0090】
この実施の形態3では、実施の形態1の記憶部20G内のメモリM15およびM16に代えて、各印刷ユニットのフレーム温度−インキツボキー位置補正量変換テーブル記憶用メモリM15”および各印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキツボキーの位置補正量KPAm記憶用メモリM16”を設けている。メモリM15”には、各印刷ユニットのフレーム温度Tとインキツボキーの位置補正量KPAmとの関係を示すフレーム温度−インキツボキー位置補正量変換テーブルが設定されている。
【0091】
この実施の形態3におけるインキ供給量制御装置20のCPU20Aが実行する処理動作のフローチャートを図31〜図39に分割して示す。このフローチャートにおいて、ステップ401(図31)〜ステップ457(図36)までの処理動作は実施の形態1で説明したステップ101(図7)〜ステップ157(図12)までの処理動作と同じであるので、その説明は省略する。
【0092】
〔インキツボキーの位置補正量の算出〕
CPU20Aは、ステップ457(図36)においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図37:ステップ458)、ステップ459〜465の処理動作を繰り返す。このステップ459〜465の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットのインキツボキーの位置補正量KPAmが算出される。
【0093】
このステップ459〜465の処理動作について説明すると、ステップ459では、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出す。そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度−インキツボキー位置補正量変換テーブルをメモリM15”から読み出す(ステップ460)。また、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度TmをメモリM14から読み出す(ステップ461)。
【0094】
そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのフレーム温度Tmより、ステップ460で読み出したフレーム温度−インキツボキー位置補正量変換テーブルを用いて、その印刷ユニットのインキツボキーの位置補正量KPAmを求め、メモリM16”に格納する(ステップ462)。
【0095】
そして、メモリM5のカウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ463)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ464)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ459〜465の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットのインキツボキーの位置補正量KPAmが求められ、メモリM16”に格納されるものとなる。
【0096】
〔インキツボキーの目標位置の補正〕
CPU20Aは、ステップ465においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図38:ステップ466)、ステップ467〜477の処理動作を繰り返す。このステップ467〜477の処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が求められる。
【0097】
このステップ467〜477の処理動作について説明すると、ステップ467では、メモリM6のカウント値Nを1とする。そして、印刷で使用するM=1番目の印刷ユニット番号UNmをメモリM2から読み出し(ステップ468)、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの目標位置KPmnをメモリM11から読み出す(ステップ469)。また、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキツボキーの位置補正量KPmnをメモリM16”から読み出す(ステップ470)。
【0098】
そして、このM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのインキツボキーの位置補正量KPAmをステップ469で読み出したM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの目標位置KPmnに加算してM=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットのN=1番目のインキツボキーの補正した位置KPmn’(KPmn’=KPmn+KPAm)とし、メモリM18に格納する(ステップ471)。
【0099】
そして、メモリM6のカウント値Nに1を加算してN=2とし(ステップ472)、メモリM9から各印刷ユニットのインキツボキーの総数Nmaxを読み出し(ステップ473)、カウント値Nがそのインキツボキーの総数Nmaxを超えるまで、ステップ467〜474の処理を繰り返す。これにより、M=1番目の印刷ユニット番号UNmの印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が求められ、メモリM18に格納される。
【0100】
そして、カウント値NがNmaxを超えると(ステップ474のYES)、CPU20Aは、カウント値Mに1を加算してM=2とし(ステップ475)、メモリM1から印刷で使用する印刷ユニット数Mmaxを読み出し(ステップ476)、カウント値Mがその印刷ユニット数Mmaxを超えるまで、ステップ467〜477の処理を繰り返す。これにより、印刷で使用する全ての印刷ユニットの各インキツボキーの補正した位置KPmn’が求められ、メモリM18に格納されるものとなる。
【0101】
〔インキツボキーの補正した位置の送信〕
CPU20Aは、ステップ477においてカウント値MがMmaxを超えると、メモリM5のカウント値Mを1とし(図39:ステップ478)、ステップ479〜489の処理動作を繰り返す。このステップ479〜489の処理動作は、実施の形態1におけるステップ191〜201の処理動作に対応し、この処理動作の繰り返しにより、印刷で使用する印刷ユニット毎に、その印刷ユニットの各インキツボキー開き量制御装置50に対し、各インキツボキーの補正した位置KPmn’が送信されるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0102】
【図1】本発明に係る印刷機のインキツボキー位置調整方法の基本例を説明するための概略図である。
【図2】フレーム温度Tとインキツボキーの原点位置補正量KOAとの関係を示す図である。
【図3】本発明の実施に用いる印刷機のインキ供給量制御装置の第1の実施の形態(実施の形態1)を示すブロック図である。
【図4】このインキ供給量制御装置に接続されるインキツボキー開き量制御装置のブロック図である。
【図5】このインキ供給量制御装置に接続されるインキツボローラ回転量制御装置のブロック図である。
【図6】このインキ供給量制御装置における記憶部のメモリの内容を示す図である。
【図7】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図8】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図9】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図10】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図11】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図12】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図13】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図14】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図15】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図16】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図17】インキツボキー開き量制御装置での処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図18】インキツボキー開き量制御装置での処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図19】インキツボローラ回転量制御装置での処理動作を示すフローチャートである。
【図20】本発明の実施に用いる印刷機のインキ供給量制御装置の第2の実施の形態(実施の形態2)を示すブロック図である。
【図21】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図22】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図23】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図24】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図25】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図26】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図27】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図28】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図29】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図30】本発明の実施に用いる印刷機のインキ供給量制御装置の第3の実施の形態(実施の形態3)を示すブロック図である。
【図31】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図32】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図33】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図34】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図35】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図36】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図37】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図38】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図39】このインキ供給量制御装置におけるインキツボキー目標位置補正プログラムに従う処理動作を分割して示すフローチャートである。
【図40】輪転印刷機における各色の印刷ユニット内のインキ装置(インカー)の要部を示す図である。
【符号の説明】
【0103】
1…インキツボ、2…インキ、3…インキツボローラ、4(4−1〜4−N)…インキツボキー、5…インキ移しローラ、6…インキローラ群、7…刷版、8…版胴、9…フレーム、10…温度測定器、11…インキツボキー位置調整装置、TB1…フレーム温度−インキツボキー原点位置補正量変換テーブル、TB2…フレーム温度−インキツボキー開き量補正量変換テーブル、TB3…フレーム温度−インキツボキー位置補正量変換テーブル、20…インキ供給量制御装置、20A…CPU、20B…RAM、20C…ROM、SW1…インキプリセットスイッチ、20D…入力装置、20E…表示器、20F…出力装置、20G…記憶部、M1〜M18,M15’,M16’,M15”,M16”…メモリ、FS(FS1〜FSM)…フレーム温度測定器、AD(AD1〜ADM)…A/D変換器、20H〜20J…インタフェース、30…印刷機制御装置、40(40−1〜40−M)…インキツボローラ回転量制御装置、40A…インキツボローラ駆動用モータドライバ、40B…インキツボローラ駆動用モータ、40C…ロータリーエンコーダ、40D…CPU、40E…ROM、40F…RAM、40G,40H…メモリ、40I,40J…インタフェース、50(50−1〜50−MN)…インキツボキー開き量制御装置、50A…インキツボキー駆動用モータドライバ、50B…インキツボキー駆動用モータ、50C…ロータリーエンコーダ、50D…カウンタ、50E…CPU、50F…ROM、50G…RAM、50H〜50K…メモリ、50L,50M…インタフェース。
【出願人】 【識別番号】000184735
【氏名又は名称】株式会社小森コーポレーション
【出願日】 平成18年6月28日(2006.6.28)
【代理人】 【識別番号】100064621
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 政樹

【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹


【公開番号】 特開2008−6633(P2008−6633A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−177797(P2006−177797)