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【発明の名称】 ラミネートラベル製造装置
【発明者】 【氏名】岡 康雄

【要約】 【課題】ラベル台紙に一定間隔で貼着出来る、ラミネートラベル製造装置を得る。

【解決手段】帯状のラベル台紙1にラベル2を一定間隔で貼着した台紙3を送り出し、ラベル2に対してプリンタ5で印刷を施し印刷済みラベル2aを形成し、貼着したラベル貼着台紙3の移動経路上にエッジ6aを有する板状のフィルム剥離体6をエッジ6aが印刷済みラベル2aを横断する向きで配置し、フィルム台紙7にラミネートフィルム8を一定間隔で貼着したラミネートフィルム貼着台紙9をラベル貼着台紙3に交差する方向に送り出し、フィルム台紙7をエッジ6aの先端で折り返して反転させ、フィルム台紙7から剥離し、ラミネートフィルム8を印刷済みラベル2aの表面に貼着してラミネートラベル11を製造するラミネートラベル製造装置。印刷済みラベル2aを貼着したラベル貼着台紙3の移動経路上のラベル貼着台紙3の裏面を支持する路面20aを円弧状面とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状のラベル台紙にラベルを一定間隔で貼着したラベル貼着台紙を送り出し、ラベル貼着台紙の移動の過程で前記ラベルに対してプリンタで印刷を施して印刷済みラベルを形成し、前記印刷済みラベルを貼着した前記ラベル貼着台紙の移動経路上にエッジを有する板状のラミネートフィルム剥離体を前記エッジが前記印刷済みラベルを横断する向きで配置し、帯状のラミネートフィルム台紙にラミネートフィルムを一定間隔で貼着したラミネートフィルム貼着台紙を前記ラベル貼着台紙に交差する方向に送り出し、前記ラミネートフィルム貼着台紙の前記ラミネートフィルム台紙を前記エッジの先端で折り返して反転させる過程で前記ラミネートフィルムを前記ラミネートフィルム台紙から剥離し、剥離した前記ラミネートフィルムを前記印刷済みラベルの表面に貼着してラミネートラベルを製造するラミネートラベル製造装置であって、前記印刷済みラベルを貼着した前記ラベル貼着台紙の移動経路上のラミネートフィルム貼着位置におけるラベル貼着台紙の裏面を支持する支持路の路面を円弧状面とし、この支持路の路面上に前記ラミネートフィルム剥離体を配置したことを特徴とするラミネートラベル製造装置。
【請求項2】
前記ラミネートフィルム剥離体は、前記エッジが前記円弧状面とした支持路の路面の入路端或いは入路端近傍に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のラミネートラベル製造装置。
【請求項3】
前記路面を円弧状面とした支持路は、外周が前記円弧状面をなす断面扇形状の支持路部材からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のラミネートラベル製造装置。
【請求項4】
前記支持路部材には、前記円弧状面からなる前記路面の前記ラミネートラベルの移動方向の末端に前記ラミネートラベルを前記ラベル台紙から分離するエッジが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のラミネートラベル製造装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、表面に印刷を施したラベルの該表面にラミネートフィルムを貼着したラミネートラベルを製造するラミネートラベル製造装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のラミネートラベル製造装置として、図5に示すように、帯状で剥離性をもつラベル台紙1に所要の大きさのラベル2を一定間隔で貼着したラベル貼着台紙3をラベル貼着台紙送り出し機構4により送り出し、ラベル貼着台紙3の移動の過程でラベル2に対してプリンタ5で印刷を施して印刷済みラベル2aを形成し、印刷済みラベル2aを貼着したラベル貼着台紙3の移動経路上に刃状のエッジ6aを有する板状のラミネートフィルム剥離体6をエッジ6aが印刷済みラベル2aを横断する向きで配置し、そして、帯状で剥離性をもつラミネートフィルム台紙7にラミネートフィルム8を一定間隔で貼着したラミネートフィルム貼着台紙9をラミネートフィルム剥離体6が配置されている位置で、ラミネートフィルム貼着台紙送り出し機構10により、ラミネートフィルム剥離体6の上面に沿ってラベル貼着台紙3と交差する方向に送り出し、ラミネートフィルム貼着台紙9のラミネートフィルム台紙7をエッジ6aの先端で、ラミネートフィルム剥離体6の下面側、即ちラベル貼着台紙3の反送り出し方向に折り返し反転させ、その過程でラミネートフィルム8をラミネートフィルム台紙7から剥離し、剥離したラミネートフィルム8を印刷済みラベル2aの表面に貼着してラミネートラベル11を製造する構成のものが知られている。
【0003】
しかし、上記のように構成されるラミネートラベル製造装置には、次のような問題があった。即ち、印刷済みラベル2aを横断する向きで配置され、その上面でラミネートフィルム貼着台紙9をラベル貼着台紙3と交差する方向にガイドし、エッジ6aの先端でラミネートフィルム貼着台紙9のラミネートフィルム台紙7を反転させてラミネートフィルム8をラミネートフィルム台紙7から剥離するラミネートフィルム剥離体6は、剥離したラミネートフィルム8を印刷済みラベル2aに円滑に貼着させるために、ラミネートフィルム剥離体6のエッジ6aから先のラミネートフィルム8が貼着される印刷済みラベル2aとの角度は、180度に近い鈍角とすることが求められるが、従来のラミネートラベル11の製造装置では、プリンタ5によるラベル2の印刷工程と印刷済みラベル2aへのラミネートフィルム8の貼着工程が単一平面上で行われていたため、ラミネートフィルム剥離体6はプリンタ5側に向かって、ラベル貼着台紙3に対する角度が小さな鋭角をなすように傾斜させて配置されていた。
【0004】
このため、ラミネートフィルム剥離体6のエッジ6aでラミネートフィルム8を剥離したラミネートフィルム台紙7を巻き取る前記ラミネートフィルム貼着台紙送り出し機構10のラミネートフィルム台紙巻き取り部12は、ラミネートフィルム剥離体6の後方(ラベル貼着台紙3の反送り出し方向)で低い位置に配置されており、このラミネートフィルム台紙巻き取り部12の存在により、プリンタ5は印刷済みラベル2aにラミネートフィルム8を貼着するラミネートフィルム貼着位置から離して配置されている。
【0005】
このような従来の構造のラミネートラベル製造装置では、プリンタ5とラミネートフィルム貼着位置との間隔が開いているので、このエリアに印刷済みラベル2aが複数枚存在することになる。
【0006】
この結果、例えば、製造するラミネートラベル11が4枚セットである場合、1枚目のラベル2Aにラミネートフィルム8の貼着ミスが発生したとき、2〜4枚目のラベル2B,2C,2Dは印刷済みラベル2aであるため、2〜4枚目のラベル2B,2C,2Dのラミネートフィルム貼着作業を済ましてから、印刷手順を変更して、その後に1枚目のラベル2Aを再印刷するといったことや、2〜4枚目のラベル2B,2C,2Dを廃棄し、改めて1枚目のラベル2Aから作業を開始するといったことが行われている。
【0007】
しかし、前者にあっては、作業手順を変更による制御の複雑化や、それに伴うミスを誘発するおそれがあり、また後者にあっては2〜4枚目のラベル2B,2C,2Dを無駄にしてしまうといった問題点があった。
【0008】
これを解決するために、1枚のラベルに印刷して印刷済みラベルを形成したら、その後のラベルは印刷しないで送り出し、印刷済みラベルにラミネートフィルムを貼着してラミネートラベルを形成し、その後に印刷を施していないラベルをプリンタまで後退させるラミネートラベルの製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特許第2630627号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1に記載のラミネートラベル製造方法では、印刷済みラベルを形成したら、その後のラベルは印刷しないで送り出し、印刷済みラベルにラミネートフィルムを貼着してラミネートラベルを形成し、その後に印刷を施していないラベルをプリンタまで後退させる動作が必要となり、操作が面倒で、装置が複雑となり、時間もかかり、能率的でない問題がある。
【0010】
本発明の目的は、プリンタとラミネートフィルム貼着位置との間隔を狭くでき、効率よくラミネートラベルを製造できるラミネートラベル製造装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を達成する本発明の構成を説明すると、次の通りである。
請求項1に記載の発明は、帯状のラベル台紙にラベルを一定間隔で貼着したラベル貼着台紙を送り出し、ラベル貼着台紙の移動の過程で前記ラベルに対してプリンタで印刷を施して印刷済みラベルを形成し、前記印刷済みラベルを貼着した前記ラベル貼着台紙の移動経路上にエッジを有する板状のラミネートフィルム剥離体を前記エッジが前記印刷済みラベルを横断する向きで配置し、帯状のラミネートフィルム台紙にラミネートフィルムを一定間隔で貼着したラミネートフィルム貼着台紙を前記ラベル貼着台紙に交差する方向に送り出し、前記ラミネートフィルム貼着台紙の前記ラミネートフィルム台紙を前記エッジの先端で折り返して反転させる過程で前記ラミネートフィルムを前記ラミネートフィルム台紙から剥離し、剥離した前記ラミネートフィルムを前記印刷済みラベルの表面に貼着してラミネートラベルを製造するラミネートラベル製造装置であって、前記印刷済みラベルを貼着した前記ラベル貼着台紙の移動経路上のラミネートフィルム貼着位置におけるラベル貼着台紙の裏面を支持する支持路の路面を円弧状面とし、この支持路の路面上に前記ラミネートフィルム剥離体を配置したことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記ラミネートフィルム剥離体は、前記エッジが前記円弧状面とした支持路の路面の入路端或いは入路端近傍に位置するように配置されていることを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の、前記路面を円弧状面とした支持路は、外周が前記円弧状面をなす断面扇形状の支持路部材からなることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の、前記支持路部材には、前記円弧状面からなる前記路面の前記ラミネートラベルの移動方向の末端に前記ラミネートラベルを前記ラベル台紙から分離するエッジが設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1に記載のラミネートラベル製造装置によれば、印刷済みラベルを貼着した前記ラベル貼着台紙の移動経路上のラミネートフィルム貼着位置におけるラベル貼着台紙の裏面を支持する支持路の路面を円弧状面としたので、ラベル貼着台紙に貼着されている印刷済みラベルは円弧状面となっている支持路の路面に沿って方向転換し、そして、この支持路の路面上に前記ラミネートフィルム剥離体を配置したので、円弧状面となる支持路の路面に対しラミネートフィルム剥離体を起立させた状態で配置しても、ラミネートフィルム貼着台紙のラミネートフィルム台紙がエッジの先端で折り返して反転させる過程でラミネートフィルム台紙から剥離して走行してくるラミネートフィルムが支持路の路面の円弧状面に沿って方向転換して送り出される印刷済みラベルに円滑に貼着することができることになる。
【0016】
このように、円弧状面となる支持路の路面に対しラミネートフィルム剥離体を起立させた状態で配置することができることから、ラミネートフィルム剥離体はプリンタ側に向かって、ラベル貼着台紙に対する角度を大きく取ることができ、ラミネートフィルム剥離体のエッジでラミネートフィルムを剥離したラミネートフィルム台紙を巻き取るラミネートフィルム台紙巻き取り部を、ラミネートフィルム剥離体の上方位置に配置することができる。これにより、プリンタをラミネートフィルム貼着位置に接近させて配置することができ、プリンタとラミネートフィルム貼着位置との間に印刷済みラベルの存在を無くし、或いは印刷済みラベルの枚数を減らすことができることから、ラベルの無駄や作業ミスといったことを効果的に回避することができる。
【0017】
請求項2に記載のラミネートラベル製造装置によれば、請求項1に記載の、前記ラミネートフィルム剥離体は、前記エッジが前記円弧状面とした支持路の路面の入路端或いは入路端近傍に位置するように配置されているので、プリンタをラミネートフィルム貼着位置に一層接近させて配置することができ、プリンタとラミネートフィルム貼着位置との間に印刷済みラベルの存在を無くし、或いは一層少なくすることができることから、ラベルの無駄や作業ミスといったことを一層効果的に回避することができる。
【0018】
請求項3に記載のラミネートラベル製造装置によれば、請求項1又は2に記載の、前記路面を円弧状面とした支持路は、外周が前記円弧状面をなす断面扇形状の支持路部材からなるので、路面を円弧状面とした支持路を容易に形成することができる。
【0019】
請求項4に記載のラミネートラベル製造装置によれば、請求項3に記載の、前記支持路部材には、前記円弧状面からなる前記路面の前記ラミネートラベルの移動方向の末端に前記ラミネートラベルを前記ラベル台紙から分離するエッジが設けられているので、このエッジでラミネートラベルをラベル台紙から分離する作業を容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明に係るラミネートラベルの製造装置を実施するための最良の形態を、図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1乃至図4は本発明に係るラミネートラベルの製造装置の一実施例を示したもので、図1は本例のラミネートラベルの製造装置を正面側の側面から見た斜視図、図2は本例のラミネートラベルの製造装置を背面側の側面から見た斜視図、図3は本例のラミネートラベルの製造装置の側面図、図4は本例のラミネートラベルの製造装置の要部拡大側面図である。なお、前述した図5と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0022】
本例のラミネートラベルの製造装置は、帯状で剥離性をもつラベル台紙1に所要の大きさのラベル2を一定間隔で貼着したラベル貼着台紙3をラベルロール13から送り出すラベル貼着台紙送り出し機構4と、ラベル貼着台紙3の移動の過程に配置されてラベル2に印刷を施すプリンタ5と、印刷済みラベル2aを貼着したラベル貼着台紙3の移動経路上に、印刷済みラベル2aを横断する向きで配置された刃状のエッジ6aを有する板状のラミネートフィルム剥離体6と、帯状で剥離性をもつラミネートフィルム台紙7にラミネートフィルム8を一定間隔で貼着したラミネートフィルム貼着台紙9をラミネートフィルム剥離体6が配置されている位置で、ラミネートフィルムロール14からラミネートフィルム剥離体6の上面に沿ってラベル貼着台紙3と交差する方向に送り出し、送り出されたラミネートフィルム貼着台紙9のラミネートフィルム台紙7をラミネートフィルム剥離体6のエッジ6aの先端で、ラミネートフィルム剥離体6の下面側、即ちラベル貼着台紙3の反送り出し方向に折り返し反転させ、その過程でラミネートフィルム8をラミネートフィルム台紙7から剥離し、剥離したラミネートフィルム8を印刷済みラベル2aの表面に貼着するラミネートフィルム貼着台紙送り出し機構10を備えている。
【0023】
前記ラベル貼着台紙送り出し機構4で送り出されるラベル貼着台紙3は、移動の過程で受けロール15で支えられてプリンタ5方向に移動し、プリンタ5の下面側で印刷受けロール16で支えられ、当該位置でプリンタ5によりラベル2に印刷が施されてラミネートフィルム剥離体6方向に移動し、ラミネートフィルム剥離体6を配置した位置で印刷済みラベル2aに、ラミネートフィルム台紙7から剥離したラミネートフィルム8が貼着され、その後、ラベル貼着台紙3からラミネートフィルム8を印刷済みラベル2aの表面に貼着したラミネートラベル11が剥離されたラベル台紙1はラベル台紙巻き取り部17で巻き取られるようになっている。
【0024】
また、ラミネートフィルム貼着台紙送り出し機構10で送り出されるラミネートフィルム貼着台紙9は、向き変更ロール18によってラミネートフィルム剥離体6の上面に沿ってラベル貼着台紙3と交差する方向に送り出され、ラミネートフィルム剥離体6のエッジ6aの先端で折り返されてラミネートフィルム8がラミネートフィルム台紙7から剥離して印刷済みラベル2aの表面に貼着し、ラミネートフィルム8が剥離したラミネートフィルム台紙7はラミネートフィルム台紙巻き取り部12で巻き取られるようになっている。
【0025】
また、プリンタ5は、本例ではサーマルプリンタが使用され、インクリボン19がプリンタ5とラベル貼着台紙3との間に介装されている。
【0026】
更に、ラベル貼着台紙送り出し機構4で送り出されるラベル貼着台紙3の移動経路上のラミネートフィルム剥離体6を配置した位置、即ち、ラミネートフィルム貼着位置におけるラベル貼着台紙3の裏面を支持する支持路20では、その路面2aが円弧状面となっている。
【0027】
この支持路20の路面20a上に配置されるラミネートフィルム剥離体6にあっては、本例では、ラミネートフィルム剥離体6のエッジ6aが円弧状面とした支持路20の路面20aの入路端21或いは入路端21の近傍に位置するように配置されている。
【0028】
また、本例では、路面20aを円弧状面とした支持路20は、外周が円弧状面をなす断面扇形状の支持路部材22により構成されている。更に、この支持路部材22には、円弧状面からなる路面20aのラミネートラベル11の移動方向の末端に、ラミネートラベル11をラベル台紙1から分離するエッジ22aが設けられている。
【0029】
このように構成されたラミネートラベルの製造装置によれば、印刷済みラベル2aを貼着したラベル貼着台紙3の移動経路上のラミネートフィルム貼着位置におけるラベル貼着台紙3の裏面を支持する支持路20の路面20aを円弧状面としたので、ラベル貼着台紙3に貼着されている印刷済みラベル2aは円弧状面となっている支持路20の路面20aに沿って下方に方向転換し、そして、この支持路20の路面20a上にラミネートフィルム剥離体6を配置したので、円弧状面となる支持路20の路面20aに対しラミネートフィルム剥離体6を、円弧状面の仮想接線Lに対して概ね90度に起立させた状態で配置しても、ラミネートフィルム貼着台紙9のラミネートフィルム台紙7がエッジ6aの先端で折り返して反転させる過程でラミネートフィルムがラミネートフィルム台紙7から剥離し、支持路20の路面20aの円弧状面に沿って下方に方向転換して送り出される印刷済みラベル2aに円滑に貼着する。
【0030】
このように、円弧状面となる支持路20の路面20aに対し、ラミネートフィルム剥離体6を起立させた状態で配置することができることから、ラミネートフィルム剥離体6はプリンタ5側に向かって、ラベル貼着台紙3に対する角度を90度以上に大きく取ることができ、ラミネートフィルム8を剥離したラミネートフィルム台紙7を巻き取るラミネートフィルム台紙巻き取り部12を、ラミネートフィルム剥離体6の上方位置に配置することができる。これにより、プリンタ5をラミネートフィルム貼着位置に接近させて配置することができる。
【0031】
この結果、プリンタ5とラミネートフィルム貼着位置との間に印刷済みラベル2aの存在が無くなるようにすることが可能となり、例えば、製造するラミネートラベル11が複数枚セットである場合、1枚目のラベル2にラミネートフィルム8の貼着ミスが発生したとき、他のラベル2は印刷されていないので、改めて1枚目のラベル2から作業を開始しても、ラベル2に無駄が生じない。
【0032】
また、本例では、ラミネートフィルム剥離体6は、エッジ6aが円弧状面とした支持路20の路面20aの入路端21或いは入路端21の近傍に位置するように配置されているので、プリンタ5をラミネートフィルム貼着位置に一層接近させて配置することができものとなる。
【0033】
また、本例では、路面20aを円弧状面とした支持路20は、外周が円弧状面をなす断面扇形状の支持路部材22からなるので、路面20aを円弧状面とした支持路20を容易に形成できる。
【0034】
また、本例では、支持路部材22には、円弧状面からなる路面20aのラミネートラベル11の移動方向の末端にラミネートラベル11をラベル台紙1から分離するエッジ22aが設けられているので、このエッジ22aでラミネートラベル11をラベル台紙1から分離する作業を容易に行えるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明に係るラミネートラベルの製造装置の一実施例で正面側の側面から見た斜視図である。
【図2】本例のラミネートラベルの製造装置を背面側の側面から見た斜視図である。
【図3】本例のラミネートラベルの製造装置の側面図である。
【図4】本例のラミネートラベルの製造装置の要部拡大側面図である。
【図5】従来のラミネートラベルの製造装置の要部構成を示す側面図である。
【符号の説明】
【0036】
1 ラベル台紙
2 ラベル
2a 印刷済みラベル
3 ラベル貼着台紙
4 ラベル貼着台紙送り出し機構
5 プリンタ
6 ラミネートフィルム剥離体
6a エッジ
7 ラミネートフィルム台紙
8 ラミネートフィルム
9 ラミネートフィルム貼着台紙
10 ラミネートフィルム貼着台紙送り出し機構
11 ラミネートラベル
12 ラミネートフィルム台紙巻き取り部
13 ラベルロール
14 ラミネートフィルムロール
15 受けロール
16 印刷受けロール
17 ラベル台紙巻き取り部
18 向き変更ロール
19 インクリボン
20 支持路
20a 路面
21 入路端
22 支持路部材
22a エッジ
【出願人】 【識別番号】393007019
【氏名又は名称】株式会社アイ・イーエス
【出願日】 平成19年5月2日(2007.5.2)
【代理人】 【識別番号】100074181
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 明博


【公開番号】 特開2008−273106(P2008−273106A)
【公開日】 平成20年11月13日(2008.11.13)
【出願番号】 特願2007−121442(P2007−121442)