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ラベル製造装置およびラベル製造方法 - 特開2008−12809 | j-tokkyo
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【発明の名称】 ラベル製造装置およびラベル製造方法
【発明者】 【氏名】東條 芳枝

【要約】 【課題】本発明は、数mm〜十数mm角程度の極めて小さいラベルの製造を行う場合にも、カス部の剥離に際し、ラベルがカス部に追従して剥離されること防止することができるラベル製造装置およびラベル製造方法を提供することを課題とする。

【構成】型抜き部3によって、ラベル原反10のラベル基材にラベルを切り離すラベル用切り込みを所定間隔で形成してラベルを連続的に型抜きすると共に、カス部11を左右に切り離すカス部切断用切り込みをラベル間に形成してカス部11を第1カス部と第2カス部とに切り離し、剥離ローラ4によって、型抜き部3から送られてくるラベル原反10から第1カス部および第2カス部を剥離し、剥離した第1カス部と第2カス部とを第1カス巻き取り部51と第2カス巻き取り部52とにそれぞれ巻き取る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラベル原反のラベル基材にラベルの型抜きを施し、前記ラベルと切り離された前記ラベル基材であるカス部を剥離基材から剥離してラベルを製造するラベル製造装置であって、
前記ラベル基材に前記ラベルを切り離すラベル用切り込みを所定間隔で形成して前記ラベルを連続的に型抜きすると共に、前記カス部を左右に切り離すカス部切断用切り込みを前記ラベル間に形成して前記カス部を第1カス部と第2カス部とに切り離す型抜き手段と、
前記型抜き手段から送られてくる前記ラベル原反から前記第1カス部および前記第2カス部を前記剥離基材から遠ざかる方向に転向させることで、前記第1カス部および前記第2カス部を前記ラベル原反から剥離する剥離手段と、
該剥離手段によって剥離された前記第1カス部を巻き取る第1カス部巻き取り手段と、
前記剥離手段によって剥離された前記第2カス部を巻き取る第2カス部巻き取り手段とを具備することを特徴とするラベル製造装置。
【請求項2】
前記剥離手段は、前記ラベル原反から前記第1カス部を剥離する第1剥離手段と、
該第1剥離手段とは異なる位置で前記ラベル原反から前記第2カス部を剥離する第2剥離手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のラベル製造装置。
【請求項3】
ラベル原反のラベル基材にラベルの型抜きを施し、前記ラベルと切り離された前記ラベル基材であるカス部を剥離基材から剥離してラベルを製造するラベル製造方法であって、
前記ラベル基材に前記ラベルを切り離すラベル用切り込みを所定間隔で形成して前記ラベルを連続的に型抜きすると共に、前記カス部を左右に切り離すカス部切断用切り込みを前記ラベル間に形成して前記カス部を第1カス部と第2カス部とに切り離し、
送られてくる前記ラベル原反から前記第1カス部および第2カス部を前記剥離基材から遠ざかる方向に転向させることで、前記第1カス部および第2カス部を前記ラベル原反から剥離し、
剥離した前記第1カス部を第1カス部巻き取り手段に巻き取ると共に、剥離した前記第2カス部を前記第1カス部巻き取り手段とは異なる第2カス部巻き取り手段に巻き取ることを特徴とするラベル製造方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、剥離基材と、当該剥離基材に粘着剤によって仮着されているラベル基材とからなるラベル原反のラベル基材にラベルの型抜きを施し、ラベルと切り離されたラベル基材であるカス部を剥離基材から剥離してラベルを製造するラベル製造装置およびラベル製造方法に関し、特に数mm〜十数mm角程度の極めて小さいラベルが間隔をおいて仮着されたラベル連続体の製造に適したラベル製造装置およびラベル製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ラベル製造装置においては、剥離基材と、当該剥離基材に粘着剤によって仮着されているラベル基材とからなるラベル原反のラベル基材にラベルの型抜きを施し、ラベルと切り離されたラベル基材であるカス部を剥離することでラベルの製造を行っているが、粘着剤の種類や、ラベルの形状によっては、カス部を剥離する際に、ラベルがカス部に追従して剥離基材から剥離してしまうことがある。
【0003】
そこで、カス部を剥離する剥離部におけるカス部の転向角度を鋭角にすると共に、剥離部よりも上流側でラベル原反に張力を付与することで、カス部が剥離基材から容易に剥離されるように構成し、さらに、剥離部を通過するラベルに対しラベル全体が剥離部を通過する前にラベルを剥離基材に押し付ける押し付け部材を設けることにより、ラベルの最後端がカス部から離れにくい場合であっても、ラベルの剥離を防止するラベル製造装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、数mm〜十数mm角程度の極めて小さいラベルの製造を行う場合には、ラベル外周の長さに対するラベルの面積が小さく、カス部の剥離に抵抗するラベルの粘着力が相対的に弱くなるため、ラベルがカス部に追従しやすく、従来技術のように、ラベル原反の張力を付与したり、カス部の転向角度を調整したりするだけでは、剥離されるカス部へのラベルの追従を防止することができないと共に、ラベルが極めて小さいため、従来技術のように、剥離部を通過したラベルを押し付ける押し付け部材を配設することができず、剥離されるカス部へのラベルの追従を防止することができないという問題点があった。
【0005】
【特許文献1】特開2002−1844号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、数mm〜十数mm角程度の極めて小さいラベルの製造を行う場合にも、カス部の剥離に際し、剥離されるカス部に追従してラベルが剥離されること防止することができるラベル製造装置およびラベル製造方法を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、ラベル原反のラベル基材にラベルの型抜きを施し、前記ラベルと切り離された前記ラベル基材であるカス部を剥離基材から剥離してラベルを製造するラベル製造装置であって、前記ラベル基材に前記ラベルを切り離すラベル用切り込みを所定間隔で形成して前記ラベルを連続的に型抜きすると共に、前記カス部を左右に切り離すカス部切断用切り込みを前記ラベル間に形成して前記カス部を第1カス部と第2カス部とに切り離す型抜き手段と、前記型抜き手段から送られてくる前記ラベル原反から前記第1カス部および前記第2カス部を前記剥離基材から遠ざかる方向に転向させることで、前記第1カス部および前記第2カス部を前記ラベル原反から剥離する剥離手段と、該剥離手段によって剥離された前記第1カス部を巻き取る第1カス部巻き取り手段と、
前記剥離手段によって剥離された前記第2カス部を巻き取る第2カス部巻き取り手段とを具備することを特徴とするラベル製造装置に存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記剥離手段は、前記ラベル原反から前記第1カス部を剥離する第1剥離手段と、該第1剥離手段とは異なる位置で前記ラベル原反から前記第2カス部を剥離する第2剥離手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のラベル製造装置に存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、ラベル原反のラベル基材にラベルの型抜きを施し、前記ラベルと切り離された前記ラベル基材であるカス部を剥離基材から剥離してラベルを製造するラベル製造方法であって、前記ラベル基材に前記ラベルを切り離すラベル用切り込みを所定間隔で形成して前記ラベルを連続的に型抜きすると共に、前記カス部を左右に切り離すカス部切断用切り込みを前記ラベル間に形成して前記カス部を第1カス部と第2カス部とに切り離し、送られてくる前記ラベル原反から前記第1カス部および第2カス部を前記剥離基材から遠ざかる方向に転向させることで、前記第1カス部および第2カス部を前記ラベル原反から剥離し、剥離した前記第1カス部を第1カス部巻き取り手段に巻き取ると共に、剥離した前記第2カス部を前記第1カス部巻き取り手段とは異なる第2カス部巻き取り手段に巻き取ることを特徴とするラベル製造方法に存する。
【発明の効果】
【0008】
本発明のラベル製造装置およびラベル製造方法は、型抜き手段によって、ラベル基材にラベルを切り離すラベル用切り込みを所定間隔で形成してラベルを連続的に型抜きすると共に、カス部を左右に切り離すカス部切断用切り込みをラベル間に形成してカス部を第1カス部と第2カス部とに切り離し、剥離手段によって、型抜き手段から送られてくるラベル原反から第1カス部および第2カス部を剥離基材から遠ざかる方向に転向させることで、第1カス部および第2カス部をラベル原反から剥離し、剥離した第1カス部と第2カス部とを第1カス部巻き取り手段と第2カス部巻き取り手段とにそれぞれ巻き取るように構成することより、剥離手段によって剥離されるカス部は、第1カス部と第2カス部とに切り離されているため、カス部の剥離に際して、ラベルを剥離する方向に加わる力が分散されると共に、剥離した第1カス部と第2カス部とが巻き取り軸上で重なることなく、テンション調整の調整を容易に行うことが可能になるため、数mm〜十数mm角程度の極めて小さいラベルの製造を行う場合にも、剥離されるカス部に追従してラベルが剥離されること防止することができるという効果を奏する。
【0009】
さらに、本発明のラベル製造装置およびラベル製造方法は、第1剥離手段によってラベル原反から第1カス部を剥離し、第2剥離手段によって第1剥離手段とは異なる位置でラベル原反から第2カス部を剥離するように構成することにより、カス部の剥離に際してラベルを剥離する方向に加わる力が分散され、剥離される第1カス部および第2カス部にラベルが追従して剥離されることより効率的に防止することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係るラベル製造装置の第1の実施の形態の構成を示す概略側面図であり、図2は、図1に示す型抜き部によってラベル原反に形成されるラベル用切り込み例およびカス部切断用切り込み例を示す平面図であり、図3は、図1に示す型抜き部の構成例を示す斜視図であり、図4は、多列でラベルを製造した場合の図1に示す第1カス巻き取り部および第2カス巻き取り部への巻き取り例を説明するための斜視図である。
【0012】
第1の実施の形態のラベル製造装置は、数mm〜十数mm角程度の極めて小さいラベルの製造に適した装置であり、図1を参照すると、ラベル基材が裏面に塗布された粘着剤によって剥離基材に仮着された帯状のラベル原反10が装着されるラベル原反供給部1と、ラベル原反供給部1から供給されるラベル原反10のラベル基材表面に印刷を施す印刷部2と、印刷部2によって印刷が施されたラベル原反10のラベル基材にラベルの型抜きを施す型抜き部3と、型抜き部3による型抜きによってラベルから切り離されたカス部11を剥離する剥離ローラ4と、剥離ローラ4によって剥離されたカス部11を巻き取る第1カス巻き取り部51および第2カス巻き取り部52と、型抜き部3によって型抜きされたラベルが間隔をおいて剥離基材に仮着されているラベル連続体12を巻き取るラベル連続体巻き取り部6とを備えている。なお、図1に示す符号7は、剥離されたカス部を第1カス巻き取り部51および第2カス巻き取り部52に案内する案内ローラである。
【0013】
ラベル原反10の剥離基材の少なくとも一方面には、シリコーン加工等の剥離加工が施されており、剥離加工が施された面に、表面基材の裏面に塗布された粘着剤が仮着されている。また、ラベル原反10の表面基材としては、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のフィルムや、ネーマ、合成紙等の二次加工フィルム、上質紙、コート紙、厚紙、含浸紙等の紙素材のもの、あるいは金属箔等、一般にラベルとして用いられる任意基材を用いることができる。なお、第1の実施の形態のラベル製造装置で製造する極めて小さいラベルとしては、例えば、携帯電話機等に貼付され、水没を判別する水没判別ラベルがあり、水没判別ラベルを製造する場合には、水分で発色する溶剤が塗布されたフィルムや、水性インクが表面に印刷された上質紙や、裏面に水性インクを印刷した多孔質紙を表面基材として採用したラベル原反10が用いられる。
【0014】
印刷部2は、ラベル原反供給部1から供給されるラベル原反10のラベル基材表面に印刷を施す印刷手段であり、例えば印刷ユニットと乾燥ユニットとからなり、前記印刷ユニットにおいてインキを印刷版に転移させ、この印刷版によってラベル面、すなわち表面基材の表面へ文字や図柄などを印刷した後、前記乾燥ユニットにおいて前記ラベル面へ印刷したインキを乾燥させる。なお、前記印刷版は、凸版、凹版、平版、孔版、いずれの方式でも良く、前記印刷ユニットおよび前記乾燥ユニットの数は、印刷に必要となる色の数だけ設けることができる。なお、印刷部2としては、例えばサーマルヘッドとプラテンローラとを備え、サーマルヘッドとプラテンローラとの間にラベルを挟持搬送して印字を施す感熱方式の印字機構や、インクをノズルから吐出して印字を施すインクジェット式の印字機構を用いることができる。
【0015】
型抜き部3は、図2(a)に示すように、印刷部2から送られてくるラベル原反10のラベル基材に対し、ラベル13を切り離すラベル用切り込み31を所定間隔で形成してラベル13を連続的に型抜きすると共に、ラベル用切り込み31によってラベル13から切り離されたラベル基材(カス部11)を左右に切り離すカス部切断用切り込み32をラベル13間に形成する。カス部切断用切り込み32は、型抜きされたラベル13を通る直線上(好ましくは、ラベル13の重心を通る直線上)に形成され、カス部切断用切り込み32によって、ラベル13から切り離されたラベル基材(カス部11)が第1カス部14と第2カス部15とに切り離される。従って、型抜き部3によって、ラベル基材は、ラベル13と、第1カス部14と、第2カス部15とに切り離されることになる。
【0016】
なお、型抜き部3としては、図3(a)に示すように、ラベル用切り込み31を形成するダイカット刃311およびカス部切断用切り込み32を形成するダイカット刃321が周面に設けられたダイカットローラ33と、図示しない受けローラとからなるロータリー式ダイカット装置34や、ラベル用切り込み31を形成するダイカット刃311およびカス部切断用切り込み32を形成するダイカット刃321が設けられた抜き型部35と、図示しない受け部とからなる打ち抜き式ダイカット装置36を用いることができる。
【0017】
剥離ローラ4は、型抜き部3から送られてくるラベル原反10から型抜き部3によってラベル13から切り離されたカス部11(第1カス部14および第2カス部15)を剥離基材から遠ざかる方向に転向させることで、カス部11(第1カス部14および第2カス部15)をラベル原反10から剥離する剥離手段である。剥離ローラ4によって剥離されるカス部11は、第1カス部14と第2カス部15とに切り離されているため、ラベル13を剥離する方向に加わる力が分散され、剥離される第1カス部14および第2カス部15にラベル13が追従して剥離されること防止することができる。なお、剥離手段として剥離ローラ4の代わりにカス部11(第1カス部14および第2カス部15)を転向させる剥離板を用いても良い。
【0018】
剥離ローラ4によって剥離された第1カス部14は、案内ローラ7経由で第1カス巻き取り部51に、第2カス部15は、案内ローラ7経由で第2カス巻き取り部52にそれぞれ巻き取られる。切り離されたカス部11(第1カス部14および第2カス部15)を同一軸に巻き取る場合には、巻き取った第1カス部14と第2カス部15とが重なったり、第1カス部14と第2カス部15との巻き径に差が生じたりすることに起因してテンション調整が困難、すなわち、第1カス部14のテンションと、第2カス部15のテンションとを安定的に同一にすることが困難となる。第1カス部14および第2カス部15のテンションは、剥離部における剥離性能にまで影響を及ぼしてしまう恐れがあるが、第1の実施の形態では、切り離された第1カス部14と第2カス部15とを第1カス巻き取り部51と第2カス巻き取り部52とにそれぞれ巻き取るように構成しているため、第1カス部14と第2カス部15とが巻き取り軸上で重なることなく、テンション調整の調整を容易に行うことが可能になる。
【0019】
剥離ローラ4によってカス部11が剥離されたラベル原反10は、図2(b)に示すように、型抜き部3によって型抜きされたラベル13が間隔をおいて剥離基材に仮着されているラベル連続体12となり、ラベル連続体巻き取り部6に巻き取られる。
【0020】
なお、第1の実施の形態では、ラベル13を1列で製造する例について説明したが、ラベル13を複数列で製造しても良い。ラベル13を複数列で製造する場合には、型抜き部3によって型抜きした多列のラベル13を通るそれぞれ直線上にカス部切断用切り込み32を形成することにより、ラベル13の列数をNとすると、カス部11をN+1列に切り離し、図4に示すように、N+1列に切り離したカス部11を第1カス巻き取り部51と第2カス巻き取り部52とに互い違いに巻き取る。第1カス巻き取り部51および第2カス巻き取り部52には、切り離された複数列のカス部11が巻き取られることになるが、切り離された複数列のカス部11は、間隔をおいて巻き取られるため、巻き取った複数列のカス部11が重なることがない。なお、図4には、ラベル13を3列で製造する際に、カス部11を4列に切り離し、左から1列目と3列目の切り離されたカス部11を第1カス巻き取り部51に、左から2列目と4列目の切り離されたカス部11を第2カス巻き取り部52にそれぞれ巻き取る例が示されている。
【0021】
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、型抜き部3によって、ラベル基材にラベル13を切り離すラベル用切り込み31を所定間隔で形成してラベル13を連続的に型抜きすると共に、カス部11を左右に切り離すカス部切断用切り込み32をラベル13間に形成してカス部11を第1カス部14と第2カス部15とに切り離し、剥離ローラ4によって、型抜き部3から送られてくるラベル原反10から第1カス部14および第2カス部15を剥離基材から遠ざかる方向に転向させることで、第1カス部14および第2カス部15をラベル原反10から剥離し、剥離した第1カス部14と第2カス部15とを第1カス巻き取り部51と第2カス巻き取り部52とにそれぞれ巻き取るように構成することより、剥離ローラ4によって剥離されるカス部11は、第1カス部14と第2カス部15とに切り離されているため、カス部11の剥離に際して、ラベル13を剥離する方向に加わる力が分散されると共に、剥離した第1カス部14と第2カス部15とが巻き取り軸上で重なることなく、テンション調整の調整を容易に行うことが可能になるため、数mm〜十数mm角程度の極めて小さいラベル13の製造を行う場合にも、剥離されるカス部11に追従してラベル13が剥離されること防止することができるという効果を奏する。
【0022】
(第2の実施の形態)
図5は、本発明に係るラベル製造装置の第2の実施の形態の構成を示す概略側面図である。
【0023】
第2の実施の形態のラベル製造装置は、図5を参照すると、第1カス部14を剥離する第1剥離ローラ41と、第1剥離ローラ41とは異なる位置で第2カス部15を剥離する第2剥離ローラ42とを設けた点が、第1の実施の形態と異なっている。なお、図5に示す符号71は、第1剥離ローラ41によって剥離された第1カス部14を第1カス巻き取り部51に案内する案内ローラであり、符号72は、第2剥離ローラ42によって剥離された第2カス部15を第2カス巻き取り部52に案内する案内ローラである。
【0024】
第2の実施の形態では、第1カス部14と第2カス部15とをそれぞれ異なる位置で剥離することにより、カス部11の剥離に際してラベル13を剥離する方向に加わる力が分散され、剥離される第1カス部14および第2カス部15にラベル13が追従して剥離されることより効率的に防止することができる。
【0025】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明に係るラベル製造装置の第1の実施の形態の構成を示す概略側面図である。
【図2】図1に示す型抜き部によってラベル原反に形成されるラベル用切り込み例およびカス部切断用切り込み例を示す平面図である。
【図3】図1に示す型抜き部の構成例を示す斜視図である。
【図4】多列でラベルを製造した場合の図1に示す第1カス巻き取り部および第2カス巻き取り部への巻き取り例を説明するための斜視図である。
【図5】本発明に係るラベル製造装置の第2の実施の形態の構成を示す概略側面図である。
【符号の説明】
【0027】
1 ラベル原反供給部
2 印刷部
3 型抜き部
4 剥離ローラ
6 ラベル連続体巻き取り部
7 案内ローラ
10 ラベル原反
11 カス部
12 ラベル連続体
13 ラベル
14 第1カス部
15 第2カス部
31 ラベル用切り込み
32 カス部切断用切り込み
33 ダイカットローラ
34 ロータリー式ダイカット装置
35 抜き型部
36 打ち抜き式ダイカット装置
41 第1剥離ローラ
42 第2剥離ローラ
51 第1カス巻き取り部
52 第2カス巻き取り部
71、72 案内ローラ
311、321 ダイカット刃
【出願人】 【識別番号】000130581
【氏名又は名称】株式会社サトー
【出願日】 平成18年7月6日(2006.7.6)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−12809(P2008−12809A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2006−186780(P2006−186780)