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【発明の名称】 容器の製造方法及び容器
【発明者】 【氏名】遠藤 憲一

【氏名】佐竹 宏樹

【氏名】大井 典子

【要約】 【課題】型押加工部材の間にブランクの貼着部分が進入する際に、ブランク端部に加わる付加が軽減される容器の製造方法を提供する。

【構成】本発明の容器の製造方法は、胴部形成用ブランク4の両端部4a,4bを互いに重ね合わせて貼着し、筒状の胴部2を形成する工程と、互いに相補形状を成す一対の型押加工部材14,18で胴部を内側と外側から挟持し、一対の型押加工部材と胴部とを相対的に回転させることにより胴部の周方向に段差部7を形成する工程と、を備える。そして胴部形成用ブランクの端部の段差部が形成される位置に切れ込み8を設けることにより、両端部の貼着部分の段差部が形成される位置における重ね合わせ幅を、貼着部分の他の位置における重ね合わせ幅よりも狭くする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
胴部形成用ブランクの両端部を互いに重ね合わせて貼着し、筒状の胴部を形成する工程と、
互いに相補形状を成す一対の型押加工部材で前記胴部を内側と外側から挟持した状態で前記一対の型押加工部材と前記胴部とを相対的に回転させることにより前記胴部の周方向に型押線を形成する工程と、を備える容器の製造方法であって、
前記胴部形成用ブランクの端部の前記型押線が形成される位置に切れ込みを設けることにより、前記両端部の貼着部分の前記型押線が形成される位置における重ね合わせ幅を、前記貼着部分の他の位置における重ね合わせ幅よりも狭くすることを特徴とする容器の製造方法。
【請求項2】
前記一対の型押加工部材が前記切れ込みの開口側から前記貼着部分に乗り上げるように、前記胴部に対する前記一対の型押加工部材の回転の向きを設定することを特徴とする請求項1に記載の容器の製造方法。
【請求項3】
前記切れ込みが設けられた前記端部が前記胴部の内側になるように前記胴部を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の容器の製造方法。
【請求項4】
前記切れ込みがV字型であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法で製造されたことを特徴とする容器。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、胴部の周方向に型押線が形成された容器の製造方法及び容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、内部に湯が注入される容器として、胴部の周方向に入れ目線又はピーター線と呼ばれる湯の適量を示す型押線が設けられている容器がある。この容器は、扇形の胴部形成用ブランクの両端部を互いに重ね合わせて貼着することにより筒状に形成された胴部と、胴部の一側に設けられた底部とを有する。型押線は、互いに相補形状を成す一対の型押加工部材で容器の胴部を内側と外側から挟持した状態で型押加工部材と胴部とを相対的に回転させることにより胴部に形成される(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平11−314286号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、ブランクの両端部を互いに重ね合わせた貼着部分では、一対の型押加工部材に挟持されるブランクの枚数が2枚になる。このため、この貼着部分に型押加工部材が乗り上げる際に、型押加工部材及びブランクに大きな付加が加わり、ブランクの端部が切断したり変形したりするという問題がある。
【0004】
そこで本発明は、貼着部分の型押線が形成される個所でのブランクの切断や変形の可能性を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の容器(1)の製造方法は、胴部形成用ブランク(4)の両端部(4a,4b)を互いに重ね合わせて貼着し、筒状の胴部(2)を形成する工程と、互いに相補形状を成す一対の型押加工部材(14,18)で前記胴部を内側と外側から挟持した状態で前記一対の型押加工部材と前記胴部とを相対的に回転させることにより前記胴部の周方向に型押線(7)を形成する工程と、を備える容器の製造方法であって、前記胴部形成用ブランクの端部の型押線が形成される位置に切れ込み(8)を設けることにより、前記両端部の貼着部分の前記型押線が形成される位置における重ね合わせ幅を、前記貼着部分の他の位置における重ね合わせ幅よりも狭くすることにより上記課題を解決する。
【0006】
本発明の容器の製造方法によると、両端部の貼着部分の型押線が形成される位置における重ね合わせ幅が、貼着部分の他の位置における重ね合わせ幅よりも狭い。したがって、型押加工部材が容器の胴部を周方向に沿って相対的に移動する行程において、ブランクが2重に重ね合わされているために型押加工部材及びブランクに大きな付加が加わる距離が短くなる。ゆえに、ブランクの変形や切断の可能性が低減される。
【0007】
本形態の一形態において、前記一対の型押加工部材が前記切れ込みの開口側から前記貼着部分に乗り上げるように、前記胴部に対する前記一対の型押加工部材の回転の向きを設定するようにしてもよい。
【0008】
この形態によれば、一対の型押加工部材は切れ込みの開口側から貼着部分に乗り上げる。そうすると乗り上げの際に、型押加工部材は、ブランクの端部が切れ込まれているため、ブランクの断面と正面から衝突せずに斜めに衝突する。したがってブランクに対する型押加工部材の衝突の衝撃は緩和され、ブランクの変形や切断の可能性が軽減される。また、型押加工部材の間に挟まれるブランクは、型押加工部材が貼着部分に到達したときに、型押加工部材の全体の領域で急激に2枚に増加しない。切れ込まれた部分での挟持枚数は1枚のままで、回転に伴い、切れ込みの角度に従って徐々に2枚挟持する領域が増えていく。したがって型押加工部材に加わる付加の急激な変化が生じない。
【0009】
本発明の一形態において、前記切れ込み(8)が設けられた前記端部(4a)が前記胴部(2)の内側になるように前記胴部が形成されてもよい。この形態によれば、製造された容器の内側の型押線が形成されている位置に切れ込みも存在するため、型押線だけの場合に比べて型押線の位置をより認識しやすくなり、識別効果が高くなる。また容器内部に例えば湯を入れた場合、型押線に湯が到達すると型押線が見えにくくなるが、切れ込みが設けられていることで湯が内部に注入されている状態でも型押線の位置を特定し易くなる。なお、切れ込みはV字型であってもよい。
【0010】
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【発明の効果】
【0011】
以上説明したように本発明の容器の製造方法及び容器によると、ブランクの切断や変形の可能性が軽減される。したがって、容器の製造不良が減少し、製造コストを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の一形態の容器について説明する。図1は容器1の断面図であり、当該容器1は、これに限定されるものではないが、内部に熱湯を入れて即席食品等を調理するために用いられる容器である。
【0013】
図示したように容器1は、胴部2と底部3とを有する円錐台形の容器である。胴部2は、扇形の胴部形成用のブランク4を筒状に丸め、ブランク4の一端部4aを内側、他端部4bを外側にして両端部4a,4bを貼り合わせて形成したものであり、両端部4a,4bの貼着部分5が胴部2の深さ方向に延びている。胴部2の上開口部2aは、容器1の補強等のために外向きにカールされてフランジ部6が設けられている。底部3は、胴部2の下開口端2bより僅かに上に設けられている。胴部2及び底部3、すなわち容器1の材料は、カップ原紙にポリエチレンを押し出しラミネート法によりコーティングしたロール状原反であり、耐熱性及び防水性を有し、容器1の内部には熱湯を注入することが可能である。
【0014】
胴部2の上開口部2aから深さ方向に約1/3下の位置には、湯の適量を示すための入れ目線又はピーター線と呼ばれる型押線である段差部7が周方向に設けられている。なお、この段差部7の位置は内容物等に応じて適宜変更可能である。胴部2の内側に位置するブランク4の端部4aと段差部7との交点には、端部4aから貼着部分5側へ延び、かつ端部4aに対する2つの斜辺の長さが略等しいV字形の切れ込み8が設けられている。このように切れ込み8が設けられているため、両端部4a,4bの貼着部分5の段差部7が形成される位置における重ね合わせ幅は、貼着部分5の他の位置における重ね合わせ幅よりも狭くなっている。なお、この切れ込み8は2つの斜辺の長さが略等しいV字形に限定されず、2つの斜辺の長さが異なる斜めのV字でもよく、またU字形等であってもよい。切れ込み8の寸法及び形状は貼着部分5のシールに影響のない範囲で適宜決定される。
【0015】
次に、本形態の容器1の製造方法について説明する。まず、上述のカップ原紙にポリエチレンを押し出しラミネート法によりコーティングしたロール状原反から、扇形の胴部形成用のブランク4が打ち抜かれる。図2は打ち抜かれたブランク4を示した図である。この打ち抜きの際には、ブランク4の一端部4aの、段差部7が形成される位置にV字形の切れ込み8も同時に設けられる。
【0016】
ブランク4は筒状に丸められ、ブランク4の一端部4aが内側で、他端部4bが外側になるようにして両端部4a,4bが貼着されて貼着部分5を有する胴部2が形成される。胴部2の下開口端2bから、円形ブランクの外周を折り曲げた形の底部3が、折曲部分を下にして嵌め込まれる。そして円形ブランクの折曲部分を挟んで胴部2の下端が胴部2の内側から上に折り込まれて接着される。この工程によって底部3が胴部2の下開口端2bより僅かに上に設けられる。胴部2の上開口部2aが外向きにカールされてフランジ部6が設けられる。図3はこのようにして形成された容器1の斜視図であり、段差部7はまだ設けられていない。
【0017】
次に、容器1は、段差部7を設けるために型押加工される。図4は型押加工装置10の概略図である。型押加工装置10は、支持軸11と、支持軸11に軸受12を介して回転可能に支持される容器保持部13と、容器保持部13の外周に固定される第1の型押加工部材14とを備える。型押加工装置10はさらに、図中矢印Xの方向に水平移動可能な移動軸16と、移動軸16に軸受17を介して回転可能に取り付けられた第2の型押加工部材18とを備える。
【0018】
第1の型押加工部材14は厚みのある円輪形状を有し、円輪の内周14aが容器保持部13の外周と略一致し、第1の型押加工部材14は容器保持部13の外周に嵌め込まれて所定位置で固定されている。その所定位置とは、容器1を容器保持具13に底部3を上にして被せたとき、段差部7が形成される位置である。第1の型押加工部材14の外周14bは、容器1の内周に合わせて上に向って徐々に径が小さくなるテーパ形状を有し、途中、段階的に径が小さくなって段差部14cが設けられ、その段差部14cより上部では、また徐々に径が小さくなるテーパ形状を有する。
【0019】
第2の型押加工部材18は、第1の型押加工部材14と一対であって第2の加工部材18と同じ高さになるように移動軸16に固定されている。第2の型押加工部材18の外周18bは、第1の型押加工部材14の外周14bと相補形状を成す。すなわち、容器1の外周に合わせて徐々に径が大きくなるテーパ形状を有し、途中、段階的に径が大きくなる段差部18cが設けられ、その段差部18cより上部ではまた徐々に径が大きくなるテーパ形状を有する。
【0020】
図3で示した容器1は、図4に示したように容器保持部13に底部3を上にして被せられる。その際、底部3の内面が容器保持部13の上部に当接し、第1の型押加工部材14の外周14bが、胴部2の内周の段差部を形成する位置に当接する。この状態で容器保持具13が図示しない駆動機構により回転されて、第1の型押加工部材14及び容器1が回転される。次に、移動軸16がX方向に移動して、第2の型押加工部材18の外周18bが容器1の外周に押し付けられ、胴部2は回転しながら第1の型押加工部材14と第2の型押加工部材18との間に挟持される。なお、回転方向は、胴部2の貼着部分5が挟持位置Aへ切れ込み8側から進入する矢印Yの方向である。第2の型押加工部材18も移動軸16に対して回転可能であるため、第1の型押加工部材14の回転に合わせて第2の型押加工部材18も回転し、胴部2の挟持された部分を矢印Yの方向に押し出していく。そして胴部2の挟持された部分には段差部7が連続的に形成されていく。
【0021】
ここで、胴部2の内側に位置するブランク4の端部4aと段差部7との交点には、矢印方向Yと逆方向に、端部4aから貼着部分5側へと延びる切れ込み8が設けられている。貼着部分5は、第1の型押加工部材14と第2の型押加工部材18とで挟持される挟持位置Aに対して切れ込み8側から進入する。この際、ブランク4の端部4aに切れ込み8が設けられているので、第1の型押加工部材14はブランク4の端部4aの断面と正面から衝突せずに斜めに衝突する。したがってブランク4の断面に対する第1の型押加工部材14の衝突の衝撃は緩和され、ブランク4の断面の変形や切断の可能性が軽減される。
【0022】
さらにブランク4の端部4aの段差部7が形成される位置に切れ込み8が設けられているため、両端部4a,4bの貼着部分5の段差部7が形成される位置における重ね合わせ幅が、貼着部分5の他の位置における重ね合わせ幅よりも狭い。このため、第1の型押加工部材14と第2の型押加工部材18とが容器1の胴部2を周方向に沿って相対的に移動する行程において、ブランク4が2重に重ね合わされていることにより型押加工部材14,18及びブランク4に大きな付加が加わる距離が短くなる。ゆえに、ブランク4の変形や切断の可能性が低減される。
【0023】
また、第1の型押加工部材14と第2の型押加工部材18との間に挟まれるブランク4は、貼着部分5に到達したときに第1の型押加工部材14と第2の型押加工部材18との間の挟持位置Aの全体領域において急激に2枚になるのではなく、切れ込まれた部分での挟持枚数は1枚のままで、切れ込み8の角度に従って徐々に2枚挟持する領域が増えていく。図5は挟持枚数が1枚から2枚に変わる部分での、段差部7を設けるために必要な型押加工部材間14,18の圧力Pを示したグラフである。実線で示したグラフaは、本形態の切れ込み8を設けた場合の圧力Pの変化を示したグラフであり、点線で示したグラフbは、従来の切れ込みが設けられていない場合の圧Pの変化を示したグラフである。図示したように、切れ込みが設けられていない場合は、貼着部分5に段差部7を設けるために必要な型押加工部材14,18間の圧力は、貼着部分端部に到達したときに挟持枚数が全体的に2枚に増加するためP1からP2に急激に増加する。しかし、本形態のように切れ込み8が設けられている場合、段差部7を設けるために必要な型押加工部材14,18間の圧力は、急激に変化することなくP1からP2に徐々に変化する。したがって第1の型押加工部材14と第2の型押加工部材18とが貼着部分5に乗り上げる貼着部分端部において圧力不足による段差部7の型付け不良等が発生することなく、また、第1及び第2の型押加工部材14,18に急激に付加が加わることもない。
【0024】
容器1が数回転して容器1の外周全体に段差部7が設けられると、移動軸16及び第2の型押加工部材18が、矢印Xに沿って容器1から離れる方向に水平移動し、容器1の回転が終了する。そして容器1が容器保持部13から外されて段差部7が設けられた容器1が完成する。
【0025】
なお、図示しないが、この容器1の外周にはさらに外装材を被せることもできる。外装材を被せることで容器1に断熱効果を持たせることができ、また、手で持つ場合の熱さを緩和することもできる。外装材の代わりに容器1の外周を発泡加工してもよく、この場合も発泡材により断熱効果を得ることができ、また、手で持つ場合の厚さを緩和することもできる。
【0026】
以上、本形態によると、上述したように、第1の型押加工部材14及び第2の型押加工部材18がブランク4の貼着部分5に乗り上げる際にブランク4の端部4aの断面に加わる力が軽減され、ブランク4の端部4aが押されて変形したり、切断されたりするという問題が生じにくくなる。したがって容器1の製造不良が減少し、製造コストを低減することができる。さらに、胴部2の内側の段差部7に切れ込み8が設けられているため、段差部7だけの場合に比べて段差部7の位置をより認識し易く識別効果が高くなる。また容器1内部に湯を入れた場合に段差部7に湯が到達すると段差部7が見えにくくなるが、切れ込み8が設けられていることで湯が内部に注入されている状態でも段差部7の位置を特定し易くなる。
【実施例1】
【0027】
本形形態の一実施例について説明する。カップ原紙255g/m、ポリエチレンを押し出しラミネートにより25μmでコーティングしたロール状原反を公知の打ち抜き方法により扇状の0ブランク4に打ち抜いた。打ち抜きの際に、ブランク4の右端部(カップ成形後に内面側に形成される側の端部)上端から約36.5mmの位置(段差部形成位置)に、一辺が約3.5mmである正三角形状のV字形切れ込み8を設けた。その後、紙カップ成形を行い、外装紙を組み合わせる工程において段差部7を形成した。段差部7加工後の貼着部分に紙切れはなかった。
【実施例2】
【0028】
カップ原紙255g/m、ポリエチレンを押し出しラミネートにより25μmでコーティングしたロール状原反を公知の打ち抜き方法により扇状のブランク4に打ち抜いた。打ち抜きの際に、ブランク4の右端部(カップ成形後に内面側に形成される側の端部)上端から約36.5mmの位置(段差部形成位置)に、開口幅が3mm、切れ込み深さが3.5mmのU字形の切れ込み28を設けた。図6はU字形の切れ込み28が設けられた容器21の断面図である。その後、紙カップ成形を行い、外装紙を組み合わせる工程において段差部7を形成した。段差部7加工後の貼着部分に紙切れはなかった。
【実施例3】
【0029】
カップ原紙255g/m、ポリエチレンを押し出しラミネートにより25μmでコーティングしたロール状原反を公知の打ち抜き方法により扇状のブランク4に打ち抜いた。打ち抜きの際に、ブランク4の右端部(カップ成形後に内面側に形成される側の端部)上端から約36.5mmの位置(段差部形成位置)に、開口幅が3mm、切れ込み深さ3mm、上辺が水平で下辺が斜めであり、全体として斜めに持ち上がった形状を成すV字形の切れ込み38を設けた。図7は斜め形状のV字形の切れ込み38が設けられた容器31の断面図である。その後、紙カップ成形を行い、外装紙を組み合わせる工程において段差部を形成した。段差部加工後の貼着部分に紙切れはなかった。
【0030】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、型押部としての段差部は、容器の開口部を上としたときに、上部に径が広がる段差部でなくともよく、上部に径が狭まる段差部であってよい。また型押部は突条部であってもよく、その場合外側に突出する突条部でも内側に突出する突条部のいずれであってもよい。また、切れ込みは、容器を成形した場合に容器の内側又は外側のどちらか片側、ないしは両側に設けることができるが、貼着部分の貼着不良に影響を及ぼす恐れがあることから片側に形成することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の一形態にかかる容器の断面図。
【図2】容器形成用のブランクを示した図。
【図3】段差部形成前の容器の斜視図。
【図4】型押加工装置の概略図。
【図5】貼着部での型押加工部材間の圧力を示したグラフ。
【図6】U字形の切れ込みが設けられた容器の断面図。
【図7】斜め形状のV字形の切れ込みが設けられた容器の断面図。
【符号の説明】
【0032】
1 容器
2 胴部
3 底部
4 ブランク(胴部形成用ブランク)
4a,4b 端部
5 貼着部分
7 段差部(型押線)
8,28,38 切れ込み
14 第1の型押加工部材(一対の型押加工部材)
18 第2の型押加工部材(一対の型押加工部材)
A 挟持位置
【出願人】 【識別番号】000002897
【氏名又は名称】大日本印刷株式会社
【出願日】 平成18年8月11日(2006.8.11)
【代理人】 【識別番号】100099645
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 晃司

【識別番号】100101203
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 昭彦

【識別番号】100104499
【弁理士】
【氏名又は名称】岸本 達人


【公開番号】 特開2008−44125(P2008−44125A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−219268(P2006−219268)