| 【発明の名称】 |
プレス装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】マルティン ブレーニマン
【氏名】デヴィッド ガーバー
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| 【要約】 |
【課題】互いに同軸に配置され、高い圧力によってのみ相互に移動可能となっている2つの部材を相対的に軸方向に移動させるためのプレス装置を提供する。
【構成】1つの固定加圧プレートと、油圧シリンダーにより案内され該固定加圧プレートとの関連で軸方向に移動自在な1つの加圧プレートとを有すると共に、被加圧部材の周りに配置されるインサートを有する。このインサートは圧締めドアにより閉じた状態に保持され、この圧締めドアはプレス装置の可動部に蝶着されている。油圧シリンダーは圧力中心にできるだけ近くに、すなわち、加圧されるべき前記部材の軸に近づけて配置される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 互いに同軸に配置され、高い圧力によってのみ相互に移動可能となっている2つの部材を相対的に軸方向に移動させるためのプレス装置であって、該プレス装置は、1つの固定加圧プレートと、油圧シリンダーにより案内され前記固定加圧プレートとの関連で軸方向に移動自在な1つの加圧プレートとを有すると共に、被加圧部材の周りに配置されるインサートを有し、更に、該インサートを閉じて保持する圧締めドアを有し、該圧締めドアがプレス装置の可動部に蝶着されていることを特徴とするプレス装置。 【請求項2】 前記インサートが、固定パッドおよび可動パッドを有し、前記圧締めドアに加圧ピンが備えられ、該ドアが閉じられたとき、加圧ピンが前記インサートの可動パッドを押圧することを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、互いに同軸に配置され、高い圧力によってのみ相互に移動可能となっている2つの部材を相対的に軸方向に移動させるためのプレス装置に関する。ここで、このプレス装置は1つの固定加圧プレートと、油圧シリンダーにより案内され該固定加圧プレートとの関連で軸方向に移動自在な1つの加圧プレートとを有すると共に、加圧される前記部材(被加圧部材)の周りに配置されるインサートを有し、更に、該インサートを閉じて保持する圧締めドア(closure door)を有するものである。 【背景技術】 【0002】 このタイプのプレスプロセスは、例えば、管端部又はシャフト接続部をプレスするのに使用される。高い圧力は、締り嵌めの摩擦に打ち勝つために必要であり、多くの場合、材料に付加的な変形を生じさせるものでなければならない。典型的な例は、工作機械において、コレット・チャック又はスリーブを、それに対応する工具又はコレット・チャックホルダーに押込んだり(pressing−in)、又は、それらからコレット・チャック又はスリーブを押出す(pressing−out)場合である。 【0003】 工具差込口の或る実施例において、特に、コレット・チャックおよび保持コーンのテーパが小さい又は全くない、たとえば超高回転速度の機械の場合に好ましい実施例において、挿入された工具軸部を有するコレット・チャック又はスリーブは、コレット・チャックホルダーの差込口に直接挿入され、締め付けナットで固定することができず、あるいは逆に、締め付けナットを弛めた後に引き抜くことができず、再び高い圧力を用いて押込んだり、押出さなければならない。 【0004】 この押込みおよび押出しプロセスについて種々の解決法が知られている。すなわち、一方において、必要な軸方向の力を発生させる装置が締付け装置の一部となっているものであり、他方において、それが別々の押込み装置および押出し装置からなるものである。この内、後者のものは基本的に実証されている。なぜならば、これらは締付け装置の複雑化につながらないからである。このタイプの装置の知られているものとして、プレスされるべき部材の周りに同軸に係合するインサートをプレス装置に設け、互いに向かって移動する部材の適当なフランジを保持させるようにしたものがある。このインサート自体は装置の一側に配置された圧締めドアを介して挿入され、あるいは取り出されるようになっていて、プレスプロセスの間においては加圧ピンにより閉じられた状態に保持される。この圧締めドアは固定加圧プレートに蝶着されている。プレスプロセスの間において、インサートの可動パッドとの関連での加圧ピンの相対的動きは、加圧ピンが摩擦低減ための球状の形状であるにも拘わらず、材料中に圧痕を生じさせたり、材料の摩耗を生じさせることになる。更に、可動パッドに対する加圧作用はプレスプロセスの間において変化し、可動パッドに孔をあけることもある。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 本発明は、上述の公知の装置の欠点を解消させる単純、かつ、万能的に使用可能なプレス装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明によれば、上記目的は、明細書の序文に示したタイプのプレス装置により達成することができ、つまり、このプレス装置は、圧締めドアがプレス装置の可動部に蝶着されていて、加圧シリンダーが別途形成したガイド部材の外側に配置されていることを特徴とする。 【0007】 本発明の好ましい形態として、フラット・コーン(flat−cone:面取り部のない)コレット・チャックのための押込み装置および押出し装置を以下に図面を参照して記載する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 フラット・コーン・コレット・チャックをコレット・チャックホルダー内に押込むため、並びにコレット・チャックホルダーから押出すための図示のプレス装置は、下部の固定加圧プレート1と、上部の軸方向可動加圧プレート2と、インサート3とからなる。 【0009】 図2および図3の平面図から明らかなように、上部加圧プレートは略U字形をなしている。その開口側には、圧締め保持ドア4が、上部加圧プレートの1つのサイドリムの端部にヒンジ5を介して蝶着されている。下部加圧プレート1も上部加圧プレート2と同様のU字形をなし、従って、同じようにして一側が開口している。これら加圧プレートの互いに対向する側には凹み6が形成されていて、インサート3を受入れるようになっている。 【0010】 圧締め保持ドア4は、ヒンジとは反対側に、バーを備えた閉塞機構15が設けられていて、閉じる場合に、それが上部加圧プレートの他方のサイドリムに設けられた対応する閉塞部材16と係合するようになっている。圧締め保持ドア4の内側には、前記閉塞機構の領域に加圧ピン7が備えられている。 【0011】 油圧シリンダーが、これら加圧プレート間の誘導および加圧を公知の様式で実行するようになっている。これら加圧シリンダーは、加圧プレートの屈曲をできるだけ小さくするように、圧力中心に、あるいは軸心にできるだけ近づくよう配置されている。 【0012】 インサート3は下部パッド9と、上部パッド10とからなっている。これらパッドはそれぞれ互いに対向する半円形の凹み11を有し、これら凹み11は加圧されるべき部材、すなわち、コレット・チャックおよびコレット・チャックホルダーを完全に囲むようになっている。この目的のため、下部パッドは、取囲み係合エッジ12を有していて、その形状はコレット・チャックホルダーの対応する溝内に係合するのに適当なものとなっている。同様にして、上部パッドも面取りされたフランクを伴った取囲み係合エッジ14を有していて、これら面取りされたフランクはコレット・チャックの対応する円錐面と合致するものとなっている。これらパッドはピン13を介して互いに回転自在に接続されていて、一方の側に位置しているパッドは一方の半シェル構造を形成し、他方の側に位置しているパッドは反対側の半シェル構造を形成している。それにより、インサートを開き、加圧されるべき部材(被加圧部材)を受入れたり、取り外したりすることができる。異なるサイズの凹みを有するインサートが、異なるサイズのコレット・チャックおよびコレット・チャックホルダーのために用意される。 【0013】 押込み又は押出しのため、ドア4を開けて、コレット・チャックホルダーおよびコレット・チャックを有するインサートが凹み6内に挿入される。このドアを閉じたとき、加圧ピン7が前方の上部パッドに対して加圧される。それにより、前記パッドが、加圧の間に傾斜面に発生する大きい径方向の応力を吸収し、インサートの前方側の半シェル構造が開くのを防止する。 【0014】 この押込み又は押出しプロセスは、このタイプの公知の装置と同様である。押込みに際し、コレット・チャックホルダーおよびコレット・チャックが、インサートの2つの半シェル構造の間に挿入され、前記ドアを閉じることによりインサートが内部に閉じ込められ、固定される。従って、上部加圧プレートおよびインサートの上部パッドが共に下方に向けて加圧され、コレット・チャックが油圧シリンダーにより差込口内に圧入される。このようにして、径方向の圧力がコレット・チャックに作用し、そのチャックの弾性変形の結果として、工具軸部にも作用する。 【0015】 押出しに際し、加圧された部材が同様にしてインサート内に配置されるが、上部加圧プレートが最初に、機能的な予備的選択手段によってさらに下方に移動され、上部パッドの係合エッジがコレット・チャックのフランジの下方に係合することになる。油圧シリンダーを作動させたとき、上部加圧プレートが上方に移動し、コレット・チャックホルダーをコレット・チャックから引っ張ることになる。このようにして、コレット・チャックおよび工具軸部に対する径方向の圧力が解放され、工具を取り外すことができる。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】プレス装置の斜視図。 【図2】ドアを閉じた状態を示す平面図。 【図3】ドアを開いた状態を示す平面図。 【図4】プレス装置内のインサートの斜視図。 【図5】インサートの分解斜視図。 【図6】インサートの平面図。 【図7】図6のA−A線に沿うインサートの断面図。 【符号の説明】 【0017】 1 下部固定加圧プレート 2 上部軸方向稼動加圧プレート 3 インサート 4 圧締め保持ドア 5 ヒンジ 6 凹み 7 加圧ピン 9 下部パッド 10 上部パッド 11 凹み 12 取囲み係合エッジ 13 ピン 14 取囲み係合エッジ 15 閉塞機構 16 閉塞部材
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| 【出願人】 |
【識別番号】507179380 【氏名又は名称】レゴ−フィックス アーゲー
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| 【出願日】 |
平成19年8月23日(2007.8.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100091096 【弁理士】 【氏名又は名称】平木 祐輔
【識別番号】100105463 【弁理士】 【氏名又は名称】関谷 三男
【識別番号】100140246 【弁理士】 【氏名又は名称】橋本 康重
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| 【公開番号】 |
特開2008−49401(P2008−49401A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2007−217484(P2007−217484) |
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