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【発明の名称】 液体搾出装置
【発明者】 【氏名】林 明治

【氏名】工藤 修一

【氏名】廣瀬 清隆

【要約】 【課題】特に運転中に揚げカスの種類や状態が変わっても、揚げカスがケース部に詰まるのを防止できて、しかも十分に油を搾取できて、更に、所望の油の含有率となるように揚げカスを圧搾することが可能な液体搾出装置を提供する。

【構成】雄ネジ部材63を回して後退させれば、コイルスプリング67の受け部材43に対する付勢力が小さくなり、受け部材43に圧力が加わった場合の受け部材43が後退して、先端部47と他端部開口59の周面との間の隙間の面積が大きくなる。これにより、当該隙間から揚げカスKがスムーズに排出されるようになり、揚げカスKが筒状体13内に詰まるのを防止することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状体と、前記筒状体に形成された液体排出孔と、筒状体の内部に連通する投入口と、筒状体の一端部開口から筒状体の内部へ入り込み進退動作する押圧部材と、筒状体の他端部開口の少なくとも一部を閉鎖する受け部材とを有し、液体が含浸している固体から液体を搾出して分離する液体搾出装置において、前記受け部材は進退動作自在であり、且つ前記受け部材に前記押圧部材側からの圧力が加えられると、前記圧力に対抗する付勢力を受け部材に付与する付勢手段を備え、前記付勢手段の付勢力を調節する付勢力調節手段が備えられていることを特徴とする液体搾出装置。
【請求項2】
請求項1に記載した液体搾出装置において、付勢手段の付勢力は受け部材に対する圧力が所定以上になると受け部材を後退させるように設定されていることを特徴とする液体搾出装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載した液体搾出装置において、付勢手段は受け部材の後退方向側に備えられ、先端部が受け部材に対向するバネと、前記バネの後端部を支持する支持部材とによって構成されていることを特徴とする液体搾出装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載した液体搾出装置において、受け部材は筒状体の他端部開口側の部分が先細り形状に形成されていることを特徴とする液体搾出装置。
【請求項5】
請求項4に記載した液体搾出装置において、受け部材の先細り形状に形成された部分には、受け部材の先端部側から後端部側へ向かって延びる凸条部が設けられていることを特徴とする液体搾出装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は液体搾出装置に係り、特に天ぷらカス等の揚げカスのように液体が含浸している固定から液体を搾出して固体と液体とを分離する液体搾出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された揚げカス処理装置では、角筒状のケース部のスライド口から圧縮スライド部を挿入し、このスライド口と反対側のカス排出口を半ば塞ぐように調整片が固定されて設けられている。そしてケース部に揚げカスを収容して、この揚げカスを圧縮スライド部によって圧縮し、この圧縮スライド部と調整片とによって揚げカスを縮減して、揚げカスに含浸している油を油搾出孔から流下させている。
ところで、揚げカスにも天ぷらの揚げカス、フライの揚げカス等があり、これら揚げカスの種類によって、ケース部内に揚げカスが適切な圧搾度合いを調整する必要がある。この圧搾度合いの調整が適切でないと、ケース部に揚げカスが詰まってしまい、圧縮スライド部やこれを駆動するモータが破損することもある。
【0003】
【特許文献1】特許3734809号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の揚げカス搾出装置は、次に問題点がある。
(1)従来の揚げカス搾出装置では、調整片の出しろ(突出量)を変えることによって揚げカスの圧搾度合いの調整を行うので、運転中においては揚げカスの圧搾度合いの調整を適切に行うことができない。このため、運転中に天ぷらの揚げカスからフライの揚げカスへ変更すると、揚げカスがケース部に詰まってしまったり、十分に油を絞ることができなかったりすることになる。
(2)同じ天ぷらの揚げカスでも、使用した油の種類や時間の経過したものであるか否か等によって、その状態がかなり異なる。従って、当初適切であるとして設定した調整片の出しろでは対応できず、適切な圧搾度合いが得られず、揚げカスがケース部に詰まってしまったり、十分に油を絞ることができなかったりすることになる。
【0005】
(3)揚げカスは油を分離した後、家畜の餌や肥料として利用されるが、その用途に応じた最適な油の含有率がある。しかしながら、従来の揚げカス搾出装置では、所望の油の含有率を得るために、傾斜角度やサイズ等の異なる調整片を多種類、用意することはコストがアップするだけでなく、その交換作業も含めて極めて煩雑であり、最適な油の含有率の調整という微妙な要請に応えることは殆ど不可能である。
(4)上記したように揚げカスは、その種類等によって状態が異なるが、実際の現場においては、揚げカスの状態をいちいち観察することなくケース部に順次に投入して作業を行うのが普通である。しかしながら、従来の揚げカス搾出装置は揚げカスに対する圧搾度合いを自動調整する機構はなく、作業員が相当な注意をはらわない限り、同じ種類の揚げカスにおいても油の含有率にばらつきがでたり、或いは揚げカスがケースに詰まってしまったりするのを防止することができない。
【0006】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、特に運転中に揚げカスの種類や状態が変わっても、揚げカスがケース部に詰まるのを防止できて、しかも十分に油を搾取できて、更に、揚げカスの圧搾度合いを自動調整することが可能で、作業員がそれ程注意しない場合でも、圧搾した揚げカスの油の含有率にばらつきがでたり、或いは揚げカスがケースに詰まってしまったりするのを自動的に回避できる液体搾出装置を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、筒状体と、前記筒状体に形成された液体排出孔と、筒状体の内部に連通する投入口と、筒状体の一端部開口から筒状体の内部へ入り込み進退動作する押圧部材と、筒状体の他端部開口の少なくとも一部を閉鎖する受け部材とを有し、液体が含浸している固体から液体を搾出して分離する液体搾出装置において、前記受け部材は進退動作自在であり、且つ前記受け部材に前記押圧部材側からの圧力が加えられると、前記圧力に対抗する付勢力を受け部材に付与する付勢手段を備え、前記付勢手段の付勢力を調節する付勢力調節手段が備えられていることを特徴とする液体搾出装置である。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載した液体搾出装置において、付勢手段の付勢力は受け部材に対する圧力が所定以上になると受け部材を後退させるように設定されていることを特徴とする液体搾出装置である。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した液体搾出装置において、付勢手段は受け部材の後退方向側に備えられ、先端部が受け部材に対向するバネと、前記バネの後端部を支持する支持部材とによって構成されていることを特徴とする液体搾出装置である。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載した液体搾出装置において、受け部材は筒状体の他端部開口側の部分が先細り形状に形成されていることを特徴とする液体搾出装置である。
【0011】
請求項5の発明は、請求項4に記載した液体搾出装置において、受け部材の先細り形状に形成された部分には、受け部材の先端部側から後端部側へ向かって延びる凸条部が設けられていることを特徴とする液体搾出装置である。
【発明の効果】
【0012】
本発明の液体搾出装置によれば、特に運転中に揚げカスの種類や状態が変わっても、揚げガスがケース部に詰まるのを防止できて、しかも十分に油を搾取できるようになる。所望の油の含有率となるように揚げカスを圧搾することが可能となる。
また、作業員がそれ程注意しない場合でも、同じ種類の揚げカスにおいて油の含有率にばらつきがでたり、或いは揚げカスがケースに詰まってしまったりするのを自動的に回避することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の実施の形態に係る液体搾出装置1を図面にしたがって説明する。
支持脚3は4本設けられ、4本の支持脚3の上端部には長方形のベース板5が取り付けられており、下端部には支持板7が取り付けられている。ベース板5には2つの長方形の開口9,11と1つの丸孔12が形成されている。
【0014】
ベース板5上には筒状体13が一対の支持部材15に支持されて設けられており、筒状体13の中央部は開口9に対向している。筒状体の中央部の下側の部位には多数の液体排出孔17が形成されており、液体排出孔17はベース板5の長方形の開口9に対向している。
筒状体の中央部の上側には長方形の投入口19が形成されており、投入口19にはホッパ21が接続されている。このホッパ21は正面、背面及び左側面が平坦で、右側面が右側へ緩やかに湾曲し、高さ方向のほぼ中心分から左側へ緩やかに湾曲する形状となっている。従って、ホッパ21の上面開口23が大きな長方形で、下面開口25が小さい長方形となっており、この下面開口25が筒状体13の投入口19に接続されている。
【0015】
ベース板5の下面にはモータ27が取り付けられており、このモータ27の駆動軸29は丸孔12を通ってベース板5の上面から突出している。この駆動軸29の突出部分に回転円盤31が固定されており、この回転円盤31の回転中心から外れた偏心位置にはピン33が固定されており、このピン33にロッド35の一端部が回動自在に連結されている。ロッド35の他端部は押圧部材37に固定されたピン39に回動自在に連結されている。押圧部材37は筒状体13にごく僅かな隙間を空けて入り込むように形成されており、一端部開口41から筒状体13の内部に入り込み、筒状体13内で進退動作できるようになっている。
【0016】
符号43は受け部材を示し、この受け部材43は円柱状の後端部45と、筒状体13の他端部開口側の部分である先端部47とが一体に形成されて成る(図2、図3参照)。先端部47は先細り形状であるほぼ円錐状に形成され、この先端部47には凸状部49が設けられている。凸状部49は先端部47の開き角度に対応するV字状の部材を、先端部47に固定して構成されている。凸状部49は最も先端の部分を境に上下に分かれており、受け部材43の先端部側から後端部側へ向かって延びている。
【0017】
図3に示すように、受け部材43の後端部には凹部51が設けられている。また、受け部材43の中心にはガイドシャフト53が取り付けられ、このガイドシャフト53は後方へ突出している。
ベース板5には固定ブロック55が設けられ、この固定ブロック55の丸穴57が形成されている。丸穴57は筒状体13の他端部開口59に対向する位置に形成されている。また固定ブロック55には丸穴57に連なる雌ネジ孔61が形成され、この雌ネジ孔61は固定ブロック55の背面に開口している。雌ネジ孔61には支持部材としての雄ネジ部材63が螺合されており、この雄ネジ部材63の中心には貫通孔65が形成され、また雄ネジ部材63は六角柱の頭部64を有している。
【0018】
受け部材43のガイドシャフト53にはバネとしてのコイルスプリング67が嵌められ、ガイドシャフト53は雄ネジ部材63の貫通孔65に挿通される。コイルスプリング67は先端部分が受け部材43の凹部51に入り込み、後端部分が固定ブロック55の丸穴57に入り込んで、雄ネジ部材63の先端部に当接する。即ち、コイルスプリング67受け部材43の後退方向側に備えられて、受け部材43を他端部開口59側へ付勢する弾性力を発揮する。
また、受け部材43の先端部47の大部分が筒状体13の他端部開口59から筒状体13の内部に入り込み、先端部47と他端部開口59の周面との間には僅かな隙間が開いている状態となっている。
【0019】
付勢手段は、受け部材43、ガイドシャフト53、固定ブロック55、コイルスプリング67及び雄ネジ部材63によって構成されている。
また、付勢力調整手段は、雄ネジ部材63と固定ブロック55の雌ネジ孔61によって構成されている。
なお、他端部開口59はベース板5の開口11上に突き出している。
また、支持板7には油回収用の容器69と搾りカス回収用の容器71が載置され、この容器69,71の上面開口は、ベース板5の開口9,11にそれぞれ対向している。
【0020】
次に、この液体搾出装置1によって液体が含浸している固体としての揚げカスKから油Tを搾出する作業について説明する。
まず、ホッパ21へ天ぷらの揚げカスKを投入する。ホッパ21は正面、背面及び左側面が平坦で、右側面が右側へ緩やかに湾曲し、高さ方向のほぼ中心分から左側へ緩やかに湾曲する形状となっているので、上面開口23はかなり大きな面積を有している。従って、揚げカスKの投入作業が行い易く、またホッパ21の右側面が上記した形状となっているので、揚げカスKが途中で支えることなく下面開口25に向かってスムーズの滑り落ち、投入口19から筒状体13内へ確実に落下する。
【0021】
また、モータ27の駆動スイッチをオンにして、駆動軸29と共に回転円盤31を回転させる。これによりロッド35が前後方向へ動作させられて、押圧部材37が筒状体13にて進退動作する。そして、押圧部材37が筒状体13内の揚げカスKを押圧して縮減していく。更に揚げカスKを筒状体13内へホッパ21を介して適宜投入する。
【0022】
受け部材43の先端部47の大部分が筒状体13の他端部開口59から筒状体13の内部に入り込み、先端部47と他端部開口59との間には僅かな隙間が開いている状態となっているので、筒状体13内の揚げカスKは押圧部材37が進行すると、揚げカスKに圧力が加えられることなる。よって揚げカスKに含浸している油Tが搾出されて、液体排出孔17から排出され、開口9を通って油回収用の容器69内に落下する。
また、上記のようにして油Tが搾出された揚げカスK、即ち搾りカスとなった揚げカスKは受け部材43の先端部47と他端部開口59の周面との間の隙間から排出されて、搾りカス回収用の容器71内に落下する。
【0023】
固定ブロック55の雌ネジ孔61と螺合する雄ネジ部材63を回して進行後退させれば、コイルスプリング67の受け部材43に対する付勢力を調節することができる。
即ち、雄ネジ部材63を他端部開口59側へ進行させればコイルスプリング67の付勢力が大きくなり、揚げカスKに加わる圧力が大きくなり、揚げカスKが強く圧搾されて、その結果圧搾された後の揚げカスKの油の含有率が低くなる。また、他端部開口59側と反対側へ後退させればコイルスプリング67の付勢力が小さくなり、揚げカスKに加わる圧力が小さくなり、揚げカスKが弱く圧搾されて、その結果圧搾された後の揚げカスKの油の含有率が高くなる。
【0024】
このように、従来の揚げカス処理装置と異なり運転を止める事なく、雄ネジ部材63を回して進行後退させるだけで、筒状体13内の揚げカスKに加わる圧力、即ち揚げカスKの圧搾度合いを、液体搾出装置1の運転中においても自由に調整することができる。しかも、雄ネジ部材63は雌ネジ孔61に螺合しているので、進退の距離をごく僅かずつ変更することができる。従って、揚げカスKに対する圧搾度合いを少しずつ変更することができ、揚げカスKの最適な油の含有率の調整という微妙な要請に応えることが可能である。
【0025】
上記のように雄ネジ部材63を回して後退させれば、コイルスプリング67の受け部材43に対する付勢力が小さくなり、受け部材43に圧力が加わった場合の受け部材43が後退して、先端部47と他端部開口59の周面との間の隙間の面積が大きくなる。これにより、当該隙間から揚げカスKがスムーズに排出されるようになり、揚げカスKが筒状体13内に詰まるのを防止することができる。
【0026】
このように液体搾出装置1によれば、運転中に揚げカスKが例えば天ぷらの揚げカスKからフライの揚げカスに変わったりしても、雄ネジ部材63を回して進行後退させるだけで揚げカスKの圧搾度合いを自由に調整することが可能なので、揚げカスKがケース部に詰まるのを防止できて、しかも十分に油を搾取できるようになる。また、上記のように圧搾度合いを自由に調整して、所望の油の含有率の揚げカスKを得ることが可能とである。
【0027】
また、受け部材43の先端部47が先細り形状に形成され、しかも凸状部49が設けられているので、揚げカスKが凸状部49に当たると、凸状部49を境に左右に分離される。従って、揚げカスKが筒状部13の途中で詰まるのを防止できて、先端部47と他端部開口59の周面との間の隙間からスムーズに排出される。
【0028】
上記のように押圧部材37が進行動作すると、押圧部材37の押圧力は筒状体13内の揚げカスKを介して受け部材43に伝達される。この受け部材43に対する圧力は筒状体13内の揚げカスKが縮減されて詰まってくると大きくなる。当該圧力が所定の値以上になり、コイルスプリング67の付勢力より大きくなると、コイルスプリング67が圧縮される方向へ弾性変形して、受け部材43が他端部開口59から離間する方向へ移動する。これにより受け部材43の先端部47と他端部開口59の周面との間の隙間が大きくなり、揚げカスKの排出量が多くなる。従って、筒状体13内の揚げカスKの量はほぼ一定に保たれて、揚げカスKにはほぼ一定の圧力が常時加えられていることになり、揚げカスの油の含有率にばらつきが生じるのを防止することができる。
このように液体搾出装置1では、揚げカスKの圧搾度合いが一定になるように自動調整が行われ、作業員がそれ程注意しない場合でも、圧搾した揚げカスの油の含有率にばらつきがでたり、或いは揚げカスがケースに詰まってしまったりするのを自動的に回避することが可能となる。
【0029】
なお、受け部材43はガイドシャフト53が雄ネジ部材63の貫通孔65にガイドされて摺動するので、受け部材43の芯と筒状体13の芯とがずれることはなく、筒状体13内の揚げカスK全体に一定の圧力が均一の加えられることになる。
【0030】
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態では液体が含浸している固体として天ぷらフライ等の衣カス、即ち揚げカスを示したが、本発明の液体搾出装置は、豆腐を製造する際の大豆の搾りカスであるおから等の水分を搾出する場合、その他の固形物から水分や油分を搾出するのに用いることが可能である。
【0031】
また、上記実施の形態では、受け部材43を開こうとする圧力が加わっていない状態でも受け部材43と他端部開口59の周面との間には僅かな隙間が開いている構成としたが、受け部材43を開こうとする圧力が加わっていない状態で受け部材によって他端部開口59を完全に閉鎖する構成として、筒状体13内の揚げカスKに一定以上の圧力が加わり、受け部材を開く方向へ一定以上に圧力が加わることにより、受け部材が開いて、受け部材と他端部開口の周面との間に隙間が開く構成としてもよい。
上記実施の形態では付勢手段をコイルスプリング67等によって構成した、油圧装置を用いた構成とすることも可能である。
なお、ホッパ21の上面開口23と同じ高さに天板を備え、この天板に上面開口23に対応する開口を設けて、この天板上に上面開口23からこぼれた揚げカスKが載る構成としてもよい。このような構成とすれば、天板上の揚げカスをヘラ等でかき集めるようにして、上面開口23から落とすことが可能となり、揚げカスKの投入作業が行いやすくなる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明の液体搾出装置は、揚げカスに含浸している油を搾出するほか、その他の食品、工業製品の製造過程において、固体に含浸している油、水等の液体を搾出するのに利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施の形態に係る液体搾出装置の斜視図である。
【図2】図1の液体搾出装置に搭載される受け部材、付勢手段及び付勢力調整手段を構成する部材の斜視図である。
【図3】図1の液体搾出装置に搭載される受け部材、付勢手段及び付勢力調整手段を構成する部材の断面図である。
【図4】図1の液体搾出装置の動作を説明するための断面図である。
【図5】図1の液体搾出装置の動作を説明するための断面図である。
【符号の説明】
【0034】
1 液体搾出装置 3 支持脚 5 ベース板
7 支持板 9,11 ベース板の開口 12 ベース板の丸孔
13 筒状体 15 支持部材 17 液体排出孔
19 投入口 21 ホッパ 23 上面開口
25 下面開口 27 モータ 29 駆動軸
31 回転円盤 33 ピン
35 ロッド 37 押圧部材 39 ピン
41 一端部開口 43 受け部材 45 受け部材の後端部
47 受け部材の先端部 49 凸条部 51 凹部
53 ガイドシャフト 55 固定ブロック 57 丸穴
59 他端部開口 61 雌ネジ孔 63 雄ネジ部材
64 頭部 65 貫通孔 67 コイルスプリング
69 油回収用の容器 71 搾りカス回収用の容器
K 揚げカス T 油
【出願人】 【識別番号】506253034
【氏名又は名称】林 明治
【識別番号】306023635
【氏名又は名称】株式会社三誠電機
【識別番号】306023602
【氏名又は名称】株式会社エスエヌシ−
【出願日】 平成18年7月24日(2006.7.24)
【代理人】 【識別番号】100098936
【弁理士】
【氏名又は名称】吉川 晃司

【識別番号】100098888
【弁理士】
【氏名又は名称】吉川 明子


【公開番号】 特開2008−23568(P2008−23568A)
【公開日】 平成20年2月7日(2008.2.7)
【出願番号】 特願2006−200468(P2006−200468)