| 【発明の名称】 |
型締め方法とこの方法を実施するための合成樹脂成形機における型締装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】今井 隆
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| 【要約】 |
【課題】オス側のロッドの駆動装置を簡略化を図り、構造を簡素化する。
【構成】型板13を前記ロック型締め機構30により前記型締開始位置において型開き方向へ移動しないようにロックする際に、前記ロック型締め機構30に配備された少なくとも1対4組のメス、オスの着脱可能な掛け合い部31、32を先端に有するロッド33、34を軸線方向で相互に接近させ、各組の一対のロッド33、34先端に設けたメス、オスの掛け合い部31、32を嵌め合わせ、この後、前記メス側のロッド34をその軸線周りに回転させ、そのメスの掛け合い部32を前記オス側の掛け合い部31に相互に係合し一体に連結し、型締めする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 型閉じ方向に左右一対の架台を移動し、前記架台の垂直板に支持された一対の型板に取り付けられた分割金型を移動させて型閉じを行ない、ロック型締め機構によって分割金型が型開き方向へ移動しないようにロックし、次いで前記ロック型締め機構によって分割金型に型締力を作用させ型締めを行う方法において、 前記型板にその上下前後に備えられた前記ロック型締め機構における少なくとも1対4組のメス、オスの着脱可能な掛け合い部を先端に有するロッドを軸線方向で相互に接近させ、各組の一対のロッド先端に設けたメス、オスの掛け合い部を嵌め合わせ、この後、前記メス側のロッドをその軸線周りに回転させ、そのメスの掛け合い部を前記オス側の掛け合い部に係合し一体に連結し、更にオス側のロッドをメス側のロッドから離反する方向に移動させ、その反力として前記型締力を発生させ、型開時には前記掛け合い部を外し、前記各ロッドを離反し後退させ、前記ロッド先端位置を型開により形成された分割金型間の開き空間近傍に位置させることを特徴とする型締め方法。 【請求項2】 前記分割金型の型厚が変更された場合には、この変更した寸法に応じて、前記オス側のロッドと前記メス側のロッドをともにその軸線方向に位置調整し、前記各組の一対のロッド先端に設けたメス、オスの掛け合い部を嵌め合わせる位置を、常に型合わせ面に位置させるとともに、型開き時に前記型合わせ面から対称な位置で前記分割金型の開き空間近傍に前記オス側のロッドと前記メス側のロッドの先端を位置させることを特徴とする請求項1記載の型締め方法。 【請求項3】 ベース上に敷設されたレールに互いに接近および離間できるように案内された左右一対の架台と、前記架台の垂直板にそれぞれ型開閉方向へ移動自在に支持された一対の型板と、前記型板にそれぞれ取り付けられた分割金型と、前記架台とともに型板を互いに接近させて前記分割金型を型閉じしたときに前記架台同志が型開き方向へ移動しないようにロックし型締めするためのロック型締め機構を備える合成樹脂成形機における型締装置において、 前記ロック型締め機構は、少なくとも水平1対メス、オスの着脱可能な掛け合い部を先端に有するロッドを前記型板に上下前後で少なくとも4組備え、各組の水平一対のロッドのうち、オス側のロッドは一方の型板に対してその軸線方向に所定ストローク進退移動可能に直線型駆動装置に連結され配備され、他方の型板には前記メス側のロッドがその軸線方向に所定寸法進退移動可能で、前記メス側の掛け合い部が前記オス側の掛け合い部に嵌め込まれた時にはメス、オスの掛け合い部が相互に係合し一体に連結すべくこの軸線周りに正逆回転可能に直線型駆動装置にリンク機構を介して連結され配備され、前記オス側ロッドはオス側の型板に対して軸方向に進退可能であり、このオス側ロッドには前記オス側型板をベースとして、引張力を発生する機構が設けてあることを特徴とする合成樹脂成形機における型締装置。 【請求項4】 前記少なくとも1対4組のメス側の着脱可能な掛け合い部を先端に有するロッドが、同期装置により同期して一斉に同一寸法その軸線方向に所定寸法移動可能としてあることを特徴とする請求項3記載の合成樹脂成形機における型締装置。 【請求項5】 前記合成樹脂成形機はブロー成形機としてあることを特徴とする請求項3又は4記載の合成樹脂成形機における型締装置。 【請求項6】 前記メス側のロッドの外周面には雄ねじが形成され、この雄ねじに螺合するナットは前記軸線方向への前記メス側のロッドの移動調整時には型板に対してその厚み方向に移動不能であり、軸線周りに回転可能とするとともに、前記メス側のロッドのこの軸線周りでの回転でメス、オスの掛け合い部が相互に係合し一体に連結するときには、このナットは前記型板に対して回転不能に配備されていることを特徴とする請求項3、4又は5記載の合成樹脂成形機における型締装置。 【請求項7】 これらメス側のロッドに設けられた前記ナットと一体のスプロケットと、前記型板に回転可能に設けた駆動スプロケットには、無端伝動チェーンが巻回され、この駆動スプロケットを手動乃至機械的に回転させ、この無端伝動チェーンを移動させ、一斉にナットを回転させる装置が前記同期装置を構成していることを特徴とする請求項4、5又は6記載の合成樹脂成形機における型締装置。 【請求項8】 前記各対のメス側のロッドを90°正逆回転させる前記直線型駆動装置はエアシリンダ装置として、前記型板に固定され、このエアシリンダ装置のピストンロッドは、水平で前記メス側のロッドの長手軸線に対して直角に延在し、所定ストロークだけ往復動可能としてあり、各ピストンロッドの先端には、ベルクランクと、このベルクランクと一体で前記メス側のロッドと同心的に配置されたリング体とからなる前記リンク機構が連結されて、そのリング体は、前記メス側のロッドに形成したキー溝に沿い摺動可能に係合するキーにより、このメス側のロッドに係合し、このメス側のロッドの長手軸線周りに90°回転可能に配備されていることを特徴とする請求項4、5、6又は7記載の合成樹脂成形機における型締装置。 【請求項9】 前記リング体は、前記メス側のロッドの長手軸線に対して直角で水平に張り出して前記型板に設けた支持腕により、各メス側のロッドの長手軸線方向に変位不能に保持されていることを特徴とする請求項8記載の合成樹脂成形機における型締装置。 【請求項10】 前記支持腕は一対の係合顎を有し、一対の係合顎は前記メス側のロッドの長手軸線方向において、離間して位置し、各係合顎の内縁に前記リング体の外側縁の一部が接触し、このリング体は前記長手軸線方向に変位不能としてあることを特徴とする請求項9記載の合成樹脂成形機における型締装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、型締め方法とこの方法を実施するための型合成樹脂成形機における締装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来のブロー 成形機における型締装置の一例を説明する。 この従来のブロー 成形機における型締装置は、ベース上に敷設されたレールに互いに接近および離間できるように案内された左右一対の架台と、前記架台の垂直板にそれぞれ型開閉方向へわずかに移動自在に支持された一対の型板と、前記型板にそれぞれ取り付けられた分割金型と、前記架台とともに型板を互いに接近させて前記分割金型を型閉じしたときに前記架台同志が型開き方向へ移動しないようにロック するためのロック機構を備えている。そして、前記架台にはベース側へ突出したスピンドルナット部が設けられており、前記スピンドルナット部にはモータにより正逆回転されるスピンドルの互いに逆向きのねじ部がそれぞれ螺合されている。また、前記型板には前記架台に一体的に設けられた中間板に支持された複数の流体圧シリンダのそれぞれのピストンロッドが固着されている。 上記従来のブロー 成形機における型締装置において、型開きされた分割金型間に押出ダイよりパリソンを押し出して配置したのち、モータによりスピンドルを型閉じ方向へ回転させることにより架台とともに分割金型を移動させて型閉じを行ない、ロック型締め機構によって型開き方向へ移動しないようにロック するとともにパリソンを挟持し、次いで、前記ロック型締め機構により分割金型に型締力を作用させ型締めを行う。 前記従来の技術におけるロック型締め機構(図7参照)は、少なくとも1対4組のメス、オスの着脱可能な掛け合い部を先端に有するロッドを備え、各組の一対のロッドのうち、メス側のロッドの長さは固定され、オス側のロッドは型締板送り装置(例えば油圧シリンダまたは、電動ボールネジ)により、メス側のロッドに対して接近する方向に送られ、オス側のロッドにおける掛け合い部がメス側のロッドにおける掛け合い部に入り込み、前記分割金型の閉じ限界の10〜50mm手前でこのオス側のロッドは一時停止され、その後、その軸線周りに90°回転させられて、オス側のロッドにおける掛け合い部がメス側のロッドにおける掛け合い部に係合し引っ掛かり、この後、更にこのオス側のロッドをメス側のロッドから離反する方向に移動させ、型締力を発生させている(特許文献1)。 【特許文献1】特開昭61−192534号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 従って、前記従来の技術におけるロック型締め機構においては、前記オス側のロッドの移動ストロークは前記架台の送り寸法で決められているため、その結果として、型厚さ、即ち前記分割金型が型開きした時の分割金型間の空間が一定の分割金型の型締めには適しているが、この型厚さが一定でない場合には適用できず汎用性に欠ける嫌いがある。 前記オス側のロッドはその軸線方向での移動とその軸線周りでの回転とを行う複合油圧シリンダを使用している為、駆動装置として複雑な油圧シリンダ構造となっている。 【0004】 本件出願に係わる発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであって、オス側のロッドの駆動装置の簡略化を図り、構造を簡素化することを目的とする。 更に、この発明は、メス側のロッドに、軸線方向移動用駆動装置と、このロッドの軸線周りにこのロッドを回転させるロック用回転機構とを配備し、オス側のロッドの構造を簡略化するとともに、分割金型の型厚変化に対応可能とすることを別の目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 前記課題を達成するために、特定発明は、型閉じ方向に左右一対の架台を移動し、前記架台の垂直板に支持された一対の型板に取り付けられた分割金型を移動させて型閉じを行ない、ロック型締め機構によって分割金型が型開き方向へ移動しないようにロックし、次いで前記ロック型締め機構によって分割金型に型締力を作用させ型締めを行う方法において、 前記型板にその上下前後に備えられた前記ロック型締め機構における少なくとも1対4組のメス、オスの着脱可能な掛け合い部を先端に有するロッドを軸線方向で相互に接近させ、各組の一対のロッド先端に設けたメス、オスの掛け合い部を嵌め合わせ、この後、前記メス側のロッドをその軸線周りに回転させ、そのメスの掛け合い部を前記オス側の掛け合い部に係合し一体に連結し、更にオス側のロッドをメス側のロッドから離反する方向に移動させ、その反力として前記型締力を発生させ、型開時には前記掛け合い部を外し、前記ロッドを離反し後退させ、前記ロッド先端位置を型開により形成された分割金型間の開き空間間隙の近傍に位置させることを特徴とする型締め方法とする。 【0006】 前記課題を達成するために、関連発明は、ベース上に敷設されたレールに互いに接近および離間できるように案内された左右一対の架台と、前記架台の垂直板にそれぞれ型開閉方向へ移動自在に支持された一対の型板と、前記型板にそれぞれ取り付けられた分割金型と、前記架台とともに型板を互いに接近させて前記分割金型を型閉じしたときに前記架台同志が型開き方向へ移動しないようにロックし型締めするためのロック型締め機構を備える合成樹脂成形機における型締装置において、 前記ロック型締め機構は、ベース上に敷設されたレールに互いに接近および離間できるように案内された左右一対の架台と、前記架台の垂直板にそれぞれ型開閉方向へ移動自在に支持された一対の型板と、前記型板にそれぞれ取り付けられた分割金型と、前記架台とともに型板を互いに接近させて前記分割金型を型閉じしたときに前記架台同志が型開き方向へ移動しないようにロックし型締めするためのロック型締め機構を備える合成樹脂成形機における型締装置において、 前記ロック型締め機構は、少なくとも水平1対メス、オスの着脱可能な掛け合い部を先端に有するロッドを前記型板に上下前後で少なくとも4組備え、各組の水平一対のロッドのうち、オス側のロッドは一方の型板に対してその軸線方向に所定ストローク進退移動可能に直線型駆動装置に連結され配備され、他方の型板には前記メス側のロッドがその軸線方向に所定寸法進退移動可能で、前記メス側の掛け合い部が前記オス側の掛け合い部に嵌め込まれた時にはメス、オスの掛け合い部が相互に係合し一体に連結すべくこの軸線周りに正逆回転可能に直線型駆動装置にリンク機構を介して連結され配備され、前記オス側ロッドはオス側の型板に対して軸方向に進退可能であり、このオス側ロッドには前記オス側型板をベースとして、引張力を発生する機構が設けてあることを特徴とする合成樹脂成形機における型締装置としてある。 【発明の効果】 【0007】 本発明は、前記構成により次の効果を奏する。 即ち、前記ロック型締め機構に配備された少なくとも1対4組のメス、オスの着脱可能な掛け合い部を先端に有するロッドを軸線方向で相互に接近させ、各組の一対のロッド先端に設けたメス、オスの掛け合い部を嵌め合わせ、この後、前記メス側のロッドをその軸線周りに回転させ、そのメスの掛け合い部を前記オス側の掛け合い部に係合し一体に連結し、更にオス側のロッドをメス側のロッドから離反する方向に移動させ、その反力として前記型締力を発生させることにより、オス側のロッドを固定した状態でメス側のロッドの移動、回転のみで容易に前記ロックおよび型締めを行うことができる。 殊に、請求項2記載の発明においては、前記効果に加えて、前記分割金型の型厚が変更された場合には、この変更した寸法に応じて、前記オス側のロッドと前記メス側のロッドをともにその軸線方向に位置調整し、前記各組の一対のロッド先端に設けたメス、オスの掛け合い部を嵌め合わせる位置を、常に型合わせ面に位置させるとともに、型開き時に前記型合わせ面から対称な位置で前記分割金型の開き空間近傍に前記オス側のロッドと前記メス側のロッドの先端を位置させることができ、ロック型締め機構の汎用性が高まり、前記分割金型の開放後に成形品を取り出す際にこのロック型締め機構が邪魔にならず、更にインサート部品の金型への装填、成形品の取り出しを支障なく、円滑に行える。 請求項3乃至6記載の装置発明は、請求項1記載の方法を実施でき、その効果を発揮できる。 殊に、請求項4、6、7、8、9記載の装置発明は、請求項2記載の方法発明を適切に実施でき、その効果を発揮できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 請求項3乃至9記載の装置発明の代表的な実施の形態を次に説明する。 図1において、10はブロー成形機における型締装置全体を示す。 この型締め装置10は、ベース上に敷設されたレール11に互いに接近および離間できるように案内された左右一対の架台12と、前記架台12の垂直板にそれぞれ型開閉方向へ移動自在に支持された一対の型板13と、前記型板にそれぞれ取り付けられた分割金型40と、前記架台12とともに型板13を互いに接近させて前記分割金型40を型閉じしたときに前記架台12同志が型開き方向へ移動しないようにロックし型締めするためのロック型締め機構30を備える。 前記ロック型締め機構30は、水平1対のメス側のスワンベース型の掛け合い部32と、これと係合する直径方向に突起を有するオスの着脱可能な掛け合い部31を先端に有するロッド33、34を上下前後に少なくとも4組(図5、図6及び図7参照)、前記型板13に備え、各組の水平一対のロッド33、34のうち、オス側のロッド33は一方の型板13に対してその軸線方向に油圧シリンダ装置41により所定ストローク進退移動可能に配備されている(図1、図2、図3参照)。すなわち、オス側ロッド33はオス側の型板13に対して軸方向に進退可能に設けてあり、この型板13に固定された油圧シリンダ装置41の油圧シリンダーと摺動するピストンロッドが前記オス側ロッド33としてある。よってオス側ロッド33を牽引すれば前記油圧シリンダ装置41の油圧シリンダーと一体のオス側型板13をメス側型板13方向に移動させ、両分割金型40を圧接させることになる。 【0009】 他方の型板13には前記メス側のロッド34がその軸線方向に所定寸法進退移動可能で、前記メス側の掛け合い部32が前記オス側の掛け合い部31に嵌め込まれた時にはメス、オスの掛け合い部31、32が相互に係合し一体に連結すべくこの軸線周りに90度正逆回転可能に配備されている。 【0010】 前記少なくとも1対4組のメス、オスの着脱可能な掛け合い部31、32を先端に有するロッド33、34が、同期装置により同期して一斉に同一寸法その軸線方向に所定寸法移動可能としてある。 【0011】 更に詳述すれば前記メス側のロッド34の外周面には雄ねじ35が形成され、この雄ねじ35に螺合するナット36は前記軸線方向への前記メス側のロッド34の移動調整時には型板13に対してその厚み方向で移動不能で回転可能とするとともに、前記メス側のロッド34のこの軸線周りでの回転でメス、オスの掛け合い部31、32が相互に係合し一体に連結するときには、このナット36は前記型板13に対して回転不能に配備されている。 これらメス側のロッド34に設けられた前記ナット36と一体の被駆動スプロケットと、前記型板13に回転可能に設けた駆動スプロケットには、無端伝動チェーン37が巻回され、この駆動スプロケットを手動乃至機械的に回転させ、この無端伝動チェーン37を移動させ、一斉にナット36を回転させる装置が前記同期装置を構成している(図2、図4参照)。 前記メス側のロッド34にはそれぞれエアシリンダ装置38がリンク機構39を介して連結してあり、このエアシリンダ装置38が前記メス側のロッド34をその軸線周りに90度正逆回転させる駆動装置を構成している(図2、図4、図5、図6、図7参照)。 【0012】 更に詳述すれば、前記各対のメス側のロッド34を90°正逆回転させる前記エアシリンダ装置38が、前記型板13に固定されている。このエアシリンダ装置38のピストンロッド50は、水平で前記メス側のロッド34の長手軸線に対して直角に延在し、所定ストロークだけ往復動可能としてある。 各ピストンロッド50の先端には、ベルクランク51と、このベルクランク51と一体で前記メス側のロッド34と同心的に配置されたリング体52とからなる前記リンク機構39が連結されている。そのリング体52は、前記メス側のロッド34に形成したキー溝(図示せず)に沿い摺動可能に係合するキー54により、このメス側のロッド34に係合し、このメス側のロッド34の長手軸線周りに90°回転可能に配備されている(図7参照)。 このリング体52は、前記メス側のロッドの長手軸線に対して直角で水平に張り出して前記型板13に設けた支持腕により、各メス側のロッドの長手軸線方向に変位不能に保持されている(図4、図7参照)。更に詳述すれば前記支持腕は一対の係合顎を有し、一対の係合顎は前記メス側のロッドの長手軸線方向において、離間して位置し、各係合顎の内縁に前記リング体52の外側縁の一部が接触し、このリング体52は前記長手軸線方向に変位不能としている(図7参照)。 【0013】 前記構成の実施の形態の作用を請求項1乃至2記載の方法発明の代表的な実施の形態とともに次に説明する。 前記型板13を前記ロック型締め機構30により前記型締開始位置において型開き方向へ移動しないようにロックするとともに掛合部分31、32を相離反する方向に力を加えその反力として分割金型40を相圧接し前記型板13に取り付けられた分割金型40を型締めする。 【0014】 即ち、型板13を前記ロック型締め機構30により前記型締開始位置において型開き方向へ移動しないようにロックし型締めする際に、前記ロック型締め機構30に配備された少なくとも1対4組のメス、オスの着脱可能な掛け合い部31、32を先端に有するロッド33、34を軸線方向で相互に接近させ、各組の一対のロッド33、34先端に設けたメス、オスの掛け合い部31、32を嵌め合わせ、この後、前記メス側のロッド34をその軸線周りに回転させ、そのメスの掛け合い部32を前記オス側の掛け合い部31に相互に係合し一体に連結し、型締めする。 【0015】 前記分割金型40の型厚が変更された場合(図2、図3参照)には、この変更した寸法に応じて、前記オス側のロッド33と前記メス側のロッド34をその軸線方向に位置調整し、前記各組の一対のロッド先端に設けたメス、オスの掛け合い部31、32を嵌め合わせる位置を、常に型合わせ面に位置させるとともに、型開き時に前記型合わせ面から対称な位置で前記分割金型40の開き空間近傍に前記オス側のロッド33と前記メス側のロッド34の先端を位置させる。図2では、型厚が500mmの場合を示し、図3では型厚が400mmの場合を示す。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】この型締め装置の概略を示す正面図である。 【図2】図1のロック型締め機構を示す概略拡大正面図である。 【図3】型厚が変更した場合の前記ロッドの調整を示す図2同様の概略拡大正面図である。 【図4】図2の概略側面図である。 【図5】掛け合い部が嵌め合わされた状態を示す概略図である。 【図6】掛け合い部が係合し連結した状態を示す概略図である。 【図7】図1の一部拡大図である。 【図8】従来のロック型締め機構の概略図である。 【符号の説明】 【0017】 30 ロック型締め機構 31、32 掛け合い部 33、34 ロッド
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| 【出願人】 |
【識別番号】000136723 【氏名又は名称】株式会社プラコー
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| 【出願日】 |
平成18年9月8日(2006.9.8) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−62554(P2008−62554A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月21日(2008.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−244123(P2006−244123) |
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